JPS591271B2 - N− ( 1− アダマンタンカルボニル ) − ピペラジンノ セイゾウホウ - Google Patents
N− ( 1− アダマンタンカルボニル ) − ピペラジンノ セイゾウホウInfo
- Publication number
- JPS591271B2 JPS591271B2 JP50006468A JP646875A JPS591271B2 JP S591271 B2 JPS591271 B2 JP S591271B2 JP 50006468 A JP50006468 A JP 50006468A JP 646875 A JP646875 A JP 646875A JP S591271 B2 JPS591271 B2 JP S591271B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piperazine
- chloroform
- adamantylmethyl
- chloride
- adamantane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はピペラジンとアダマンタン化合物とから新規の
化合物を製造する方法に関するものである。
化合物を製造する方法に関するものである。
従来からアダマンタンおよびその誘導体は天然には石油
中に含まれていることが知られており、その特異的な構
造から脂溶性が大きく、しかも生体に対する毒性が低い
という性質を有するため、有用な医薬品あるいはその中
間体等としてその将来性が期侍されていた。
中に含まれていることが知られており、その特異的な構
造から脂溶性が大きく、しかも生体に対する毒性が低い
という性質を有するため、有用な医薬品あるいはその中
間体等としてその将来性が期侍されていた。
本発明者らは、上記観点より鋭意研究を重ねた結果、後
述の如く副作用が少なく安全性の高い脳血管拡張剤とし
て著効のある新規物質の開発に成功し、この研究過程に
おいて、当該新規物質の前駆体として有用な数種のアダ
マンタン誘導体の製法を検討し、本発明を完成するに至
つたのである。
述の如く副作用が少なく安全性の高い脳血管拡張剤とし
て著効のある新規物質の開発に成功し、この研究過程に
おいて、当該新規物質の前駆体として有用な数種のアダ
マンタン誘導体の製法を検討し、本発明を完成するに至
つたのである。
本発明はピペラジンと1−アダマンタン酸クロリドとを
反応させることを特徴とするN−(1ーアダマンタンカ
ルボニル)−ピペラジンの製造法である。本発明の方法
を反応式で示すと次のとおりである。
反応させることを特徴とするN−(1ーアダマンタンカ
ルボニル)−ピペラジンの製造法である。本発明の方法
を反応式で示すと次のとおりである。
ここで1はピペラジン、2は1−アダマンタン酸クロリ
ド、3はN−(1−アダマンタンカルボニル)−ピペラ
ジンである。
ド、3はN−(1−アダマンタンカルボニル)−ピペラ
ジンである。
本発明の方法で使用する1−アダマンタン酸クロリドは
アダマンタンを原料として公知の方法で誘導されるが一
例を挙げるとアダマンタンをギ酸と硫酸によつて1−ア
ダマンタン酸とし、次いで塩化チオニルを用いてクロル
化して得ることができる。
アダマンタンを原料として公知の方法で誘導されるが一
例を挙げるとアダマンタンをギ酸と硫酸によつて1−ア
ダマンタン酸とし、次いで塩化チオニルを用いてクロル
化して得ることができる。
本発明の方法においてピペラジンと1−アダマンタン酸
クロリドとは溶媒中あるいは無溶媒のもとで反応させる
ことができるが、溶媒中で行なう場合、その溶媒の種類
は制限的ではないが、たとえばクロロホルム等を使用す
る。
クロリドとは溶媒中あるいは無溶媒のもとで反応させる
ことができるが、溶媒中で行なう場合、その溶媒の種類
は制限的ではないが、たとえばクロロホルム等を使用す
る。
さらに、本発明の方法においては必ずしも脱ハロゲン化
水素剤は必要としないが、トリエチルアミン等の第三級
アミンを脱ハロゲン化水素剤として用いることによつて
、反応の進行を促すことができる。
水素剤は必要としないが、トリエチルアミン等の第三級
アミンを脱ハロゲン化水素剤として用いることによつて
、反応の進行を促すことができる。
なお、ピペラジンと1−アダマンタン酸クロリドの割合
は等モルであつても反応は進行するが、N,N′−ジ一
(1−アダマンタンカルボニル)ーピベラジンなどの副
生成物を抑制するためにピペラジンを大過剰(例えば1
0倍モル程度)に用いることが効果的である。
は等モルであつても反応は進行するが、N,N′−ジ一
(1−アダマンタンカルボニル)ーピベラジンなどの副
生成物を抑制するためにピペラジンを大過剰(例えば1
0倍モル程度)に用いることが効果的である。
反応後、目的物であるN−(1−アダマンタンカルボニ
ル)−ピペラジンの分離は、例えば溶媒中で反応を行な
つた場合には、反応混合物溶液をアルカリ洗浄し、次い
で水洗し乾燥後、溶媒を留去し、残渣をクロロホルム抽
出してシリカ・カラムクロマトグラフイ一により行なう
ことができる。
ル)−ピペラジンの分離は、例えば溶媒中で反応を行な
つた場合には、反応混合物溶液をアルカリ洗浄し、次い
で水洗し乾燥後、溶媒を留去し、残渣をクロロホルム抽
出してシリカ・カラムクロマトグラフイ一により行なう
ことができる。
本発明によつて得られる新規なアダマンタン誘導体N−
(1−アダマンタンカルボニル)−ピペラジンを還元す
ることにより、N−(1−アダマンチルメチル)−ピペ
ラジンを得、これを(1)シンナミルクロリドと反応さ
せる方法 (2) シンナモイルクロリドと反応させて
N−(1−アダマンチルメチル)−N′−シンナモイル
ピペラジンを得て、さらにこれを還元する方法等により
、新規物質であるN−(1−アダマンチルメチル)−N
Lシンナミルピペラジンを合成することが可能である。
この新規物質は過度の血圧降下作用などの副作用が少な
く、また毒性も少さく、しかも脳血管拡張剤として、す
ぐれた性能を有していることが実験により明らかになつ
た。したがつて、本発明の方法は上記の薬理効果のdい
新規物質を製造する中間体を提供するものとして極めて
有用である。
(1−アダマンタンカルボニル)−ピペラジンを還元す
ることにより、N−(1−アダマンチルメチル)−ピペ
ラジンを得、これを(1)シンナミルクロリドと反応さ
せる方法 (2) シンナモイルクロリドと反応させて
N−(1−アダマンチルメチル)−N′−シンナモイル
ピペラジンを得て、さらにこれを還元する方法等により
、新規物質であるN−(1−アダマンチルメチル)−N
Lシンナミルピペラジンを合成することが可能である。
この新規物質は過度の血圧降下作用などの副作用が少な
く、また毒性も少さく、しかも脳血管拡張剤として、す
ぐれた性能を有していることが実験により明らかになつ
た。したがつて、本発明の方法は上記の薬理効果のdい
新規物質を製造する中間体を提供するものとして極めて
有用である。
次に、本発明の実施例によつて詳しく説明する。
まず、実施例を挙げる前に本発明で使用する1アダマン
タン酸クロリドの製法を参考例として不す。?考例 1) 1−アダマンタン酸の合成 10tの30フラスコに23509(24モル)の98
%濃硫酸と500m1の四塩化炭素および689(0.
5モル)のアダマンタンを入れてよく撹拌し、氷で17
〜19℃に冷やしながら、この中に98%ギ酸を5m1
加えた。
タン酸クロリドの製法を参考例として不す。?考例 1) 1−アダマンタン酸の合成 10tの30フラスコに23509(24モル)の98
%濃硫酸と500m1の四塩化炭素および689(0.
5モル)のアダマンタンを入れてよく撹拌し、氷で17
〜19℃に冷やしながら、この中に98%ギ酸を5m1
加えた。
次に98〜100%ギ酸2759(6モル)にt−ブチ
ルアルコール1489(190TIII2モル)を溶か
した溶液を滴下した。滴下時間は2時間であり、温度は
17〜25℃に保つた。さらに30分間撹拌した後、砕
いた氷を35009加えて、有機層を分離し得られた水
層を500m1の四塩化炭素で3回抽出した。四塩化炭
素層を集めて15Nのアンモニア水550m1で洗い1
−アダマンタン酸アンモニウム塩をブフナーロートでろ
過した。得られた固体を冷やしたアセトン100m1で
洗い、1250m1の水に懸濁し、これに12N塩酸1
25m1を加えて、500m1のクロロホルムで抽出し
た。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、淵
過後、溶媒を減圧下で留去すると粗1−アダマンタン酸
が約809得られた。これをメタノール一水(3:1)
溶液より再結し、1−アダマンタン酸689を得た。得
られた1−アダマンタン酸の融点を測定したところ、1
75〜177℃であり、収率は75%であつた。2)
1−アダマンタン酸クロリドの合成前記(1)の方法に
よつて得られた1−アダマンタン酸189に塩化チオニ
ル50m1を冷却しながら加え、該混合物を30分間還
流加熱した後、過剰の塩化チオニルを減圧下で除去した
。
ルアルコール1489(190TIII2モル)を溶か
した溶液を滴下した。滴下時間は2時間であり、温度は
17〜25℃に保つた。さらに30分間撹拌した後、砕
いた氷を35009加えて、有機層を分離し得られた水
層を500m1の四塩化炭素で3回抽出した。四塩化炭
素層を集めて15Nのアンモニア水550m1で洗い1
−アダマンタン酸アンモニウム塩をブフナーロートでろ
過した。得られた固体を冷やしたアセトン100m1で
洗い、1250m1の水に懸濁し、これに12N塩酸1
25m1を加えて、500m1のクロロホルムで抽出し
た。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、淵
過後、溶媒を減圧下で留去すると粗1−アダマンタン酸
が約809得られた。これをメタノール一水(3:1)
溶液より再結し、1−アダマンタン酸689を得た。得
られた1−アダマンタン酸の融点を測定したところ、1
75〜177℃であり、収率は75%であつた。2)
1−アダマンタン酸クロリドの合成前記(1)の方法に
よつて得られた1−アダマンタン酸189に塩化チオニ
ル50m1を冷却しながら加え、該混合物を30分間還
流加熱した後、過剰の塩化チオニルを減圧下で除去した
。
次に乾燥ベンゼンを30m1ずつ、2回加えて塩化チオ
ニルを痕跡まで除いた後、無水エーテル30m1を加え
て留去した。
ニルを痕跡まで除いた後、無水エーテル30m1を加え
て留去した。
これにより1−アダマンタン酸クロリド1929が帯褐
白色固体として得られた。生成物の融点は46〜47℃
、収率は約92%であつた。実施例 無水ピペラジン21.679を30m1のクロロホルム
に溶かして常温で撹拌しながら、参考例で得られた1−
アダマンタン酸クロリド5.59のクロロホルム溶液2
0m1を滴下した。
白色固体として得られた。生成物の融点は46〜47℃
、収率は約92%であつた。実施例 無水ピペラジン21.679を30m1のクロロホルム
に溶かして常温で撹拌しながら、参考例で得られた1−
アダマンタン酸クロリド5.59のクロロホルム溶液2
0m1を滴下した。
さらに2時間撹拌した後、沈澱を戸別し、淵液を5%水
酸化ナトリウム水溶液50m11次いで水200Tn1
で洗浄した後、クロロホルム層を乾燥し、減圧下でクロ
ロホルムを留去した。残渣をシリカ・カラムクロマトグ
ラフイ一(展開液クロロホルム−メタノール)を行なつ
た。得られたN−(1−アダマンタンカルボニル)−ピ
ペラジンの融点は134〜136℃、収率は60%であ
つた。新規物質、N−(1−アダマンタンカルボニル)
ーピペラジンの分析結果は次のとおりである。
酸化ナトリウム水溶液50m11次いで水200Tn1
で洗浄した後、クロロホルム層を乾燥し、減圧下でクロ
ロホルムを留去した。残渣をシリカ・カラムクロマトグ
ラフイ一(展開液クロロホルム−メタノール)を行なつ
た。得られたN−(1−アダマンタンカルボニル)−ピ
ペラジンの融点は134〜136℃、収率は60%であ
つた。新規物質、N−(1−アダマンタンカルボニル)
ーピペラジンの分析結果は次のとおりである。
なお、図1には当該化合物のマススペクトルを、図2に
は赤外線吸収スペクトルを、また図3には核磁気共鳴ス
ペクトルを示す。N−(1−アダマンタンカルボニル)
ー ピペラジンの分析結果 C(1)元素分析値 計算値(Cl5H24N2O)炭素73.80%水素9
.29% 窒素10.76%実測値:炭素72.54%
水素9.74% 窒素11.28%(2)質量分析結
累 計算値 248 MassN0.M+ 248 (3)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)による吸
収域33000ffL″′l(−NH)、1610cT
rL−1(アミ ド )、 1415、 135
011150(7L−1(アダマンタン)(4)核磁気
共鳴(溶媒:重クロロホルム Cン.)による吸収域(
5)構造式 以上の実験結果より当該化合物の構造式は次のとおりで
あることがわかる。
は赤外線吸収スペクトルを、また図3には核磁気共鳴ス
ペクトルを示す。N−(1−アダマンタンカルボニル)
ー ピペラジンの分析結果 C(1)元素分析値 計算値(Cl5H24N2O)炭素73.80%水素9
.29% 窒素10.76%実測値:炭素72.54%
水素9.74% 窒素11.28%(2)質量分析結
累 計算値 248 MassN0.M+ 248 (3)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)による吸
収域33000ffL″′l(−NH)、1610cT
rL−1(アミ ド )、 1415、 135
011150(7L−1(アダマンタン)(4)核磁気
共鳴(溶媒:重クロロホルム Cン.)による吸収域(
5)構造式 以上の実験結果より当該化合物の構造式は次のとおりで
あることがわかる。
(6)融点
134〜136こC
応用例
(1) N−(1−アダマンチルメチル)−ピペラジン
の合成実施例で得られたN−(1−アダマンタンカルル
ボニル)−ピペラジン1.39を40m1のテトラヒド
ロフランに溶解し、0℃で水素化アルミニウムリチウム
粉末0.249を徐々に加えて還流下で3時間反応を行
なつた。
の合成実施例で得られたN−(1−アダマンタンカルル
ボニル)−ピペラジン1.39を40m1のテトラヒド
ロフランに溶解し、0℃で水素化アルミニウムリチウム
粉末0.249を徐々に加えて還流下で3時間反応を行
なつた。
次に水を注意しながら加えてテトラヒドロフラン層を分
離し、乾燥後、減圧で留去した。残渣をクロロホルムで
抽出した後、5%.水酸化ナトリウム水溶液、次いで水
で洗浄して乾燥した。これを淵過し、減圧下でクロロホ
ルムを留去した残渣についてシリカ・カラムクロマトグ
ラフイ一(展開液クロロホルム−メタノール)を行なつ
た。得られたN−(1−アダマンチルメチル)−ピペラ
ジンをアセトンにより再結したところ融点は109℃、
収率は7%であつた。得られたN−(1−アダマンチル
メチル)ピペラジンの分析結果は下記の通りである。
離し、乾燥後、減圧で留去した。残渣をクロロホルムで
抽出した後、5%.水酸化ナトリウム水溶液、次いで水
で洗浄して乾燥した。これを淵過し、減圧下でクロロホ
ルムを留去した残渣についてシリカ・カラムクロマトグ
ラフイ一(展開液クロロホルム−メタノール)を行なつ
た。得られたN−(1−アダマンチルメチル)−ピペラ
ジンをアセトンにより再結したところ融点は109℃、
収率は7%であつた。得られたN−(1−アダマンチル
メチル)ピペラジンの分析結果は下記の通りである。
なお、図4には当該化合物のマススペクトルを、図5に
赤外線吸収スペクトルを、また図6には核磁気共鳴スペ
クトルを示す。N−(1−アダマンチルメチル) ピペラジンの分析結果 (1)元素分析値 (2)質量分析結果 (3)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)にによる
吸収域145011360、1130、1010CTr
L−1(アダマンタン)(4)核磁気共鳴(溶媒 による吸収域 重クロロホルムCDCl3) (5)構造式 以上の実験結果より当該化合物の構造式は次のとおりで
あることがわかる。
赤外線吸収スペクトルを、また図6には核磁気共鳴スペ
クトルを示す。N−(1−アダマンチルメチル) ピペラジンの分析結果 (1)元素分析値 (2)質量分析結果 (3)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)にによる
吸収域145011360、1130、1010CTr
L−1(アダマンタン)(4)核磁気共鳴(溶媒 による吸収域 重クロロホルムCDCl3) (5)構造式 以上の実験結果より当該化合物の構造式は次のとおりで
あることがわかる。
(6)融点
(2) N−(1−アダマンチルメチノ(ハ)−N/−
シンナミルピペラジンの合成前記(1)の方法で得られ
たN−(1−アダマンチルメチル)−ピペラジン0.1
39(0,00055)モル)とトリエチルアミン0.
0579(0.00055モル)を15TI11のイソ
プロパノール中に溶かし0℃でシンナミルクロリド0.
089(0.00055モノ(ハ)のイソプロパノール
溶液3m1を滴下した。
シンナミルピペラジンの合成前記(1)の方法で得られ
たN−(1−アダマンチルメチル)−ピペラジン0.1
39(0,00055)モル)とトリエチルアミン0.
0579(0.00055モル)を15TI11のイソ
プロパノール中に溶かし0℃でシンナミルクロリド0.
089(0.00055モノ(ハ)のイソプロパノール
溶液3m1を滴下した。
滴下後、還流下で5時間反応させた。次いで減圧下でイ
ソプロパノールを留去し、残渣をクロロホルム20m1
に溶かした。次に水洗、乾燥後、減圧下でクロロホルム
を留去し、残渣をシリカ・カラムクロマトグラフイ一(
展開液クロロホルム−メタノール)を行なつた。得られ
たN−(1−アダマンチルメチル)−N/−シンナミル
ピペラジンをエタノール再結したところ、融点は85〜
87℃、収率は58%であつた。応用例で得られた新規
物質N−(1−アダマンチルメチル)−N′−シンナミ
ルピペラジンの分析結果および薬効を下記に示す。
ソプロパノールを留去し、残渣をクロロホルム20m1
に溶かした。次に水洗、乾燥後、減圧下でクロロホルム
を留去し、残渣をシリカ・カラムクロマトグラフイ一(
展開液クロロホルム−メタノール)を行なつた。得られ
たN−(1−アダマンチルメチル)−N/−シンナミル
ピペラジンをエタノール再結したところ、融点は85〜
87℃、収率は58%であつた。応用例で得られた新規
物質N−(1−アダマンチルメチル)−N′−シンナミ
ルピペラジンの分析結果および薬効を下記に示す。
なお、図7には該化合物のマススペクトルを、図8に赤
外線吸収スペクトルを、また図9には核磁気共鳴スペク
トルを示す。
外線吸収スペクトルを、また図9には核磁気共鳴スペク
トルを示す。
N−(1−アダマンチルメチノ(ハ)−N′シンナミル
ピペラジンの分析結果(1)元素分析値 計算値(C24H34N2)炭素 82.23%水素9
.78% 窒素7.99%炭素82.36% 水素10
.45% 窒素7.98%(2)質量分析結累 計算値 350 MassN0.M+ 350 (3)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)による吸
収域160011580、1500、1450、108
0、1010ごlフエニル)970cTn−1(トラン
ス1(モノ置換フニニル)145011350、115
0cTn′1(アタ々ンタン)(4)核磁気共鳴(溶媒
:重クロロホルムCDCl3)による吸収域(5)構造
式 以上の実1験結果より当該化合物の構造式は次のとおり
であることがわかる。
ピペラジンの分析結果(1)元素分析値 計算値(C24H34N2)炭素 82.23%水素9
.78% 窒素7.99%炭素82.36% 水素10
.45% 窒素7.98%(2)質量分析結累 計算値 350 MassN0.M+ 350 (3)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)による吸
収域160011580、1500、1450、108
0、1010ごlフエニル)970cTn−1(トラン
ス1(モノ置換フニニル)145011350、115
0cTn′1(アタ々ンタン)(4)核磁気共鳴(溶媒
:重クロロホルムCDCl3)による吸収域(5)構造
式 以上の実1験結果より当該化合物の構造式は次のとおり
であることがわかる。
(6)融点
85〜87
N−(1−アダマンチルメチル)−N′−シンナミルピ
ペラジンの薬効について、脳血管拡張剤と7て市販され
ているシンナリジン(Cinnariz一Ine)と対
比して調べた。
ペラジンの薬効について、脳血管拡張剤と7て市販され
ているシンナリジン(Cinnariz一Ine)と対
比して調べた。
比較薬理結果は下記の通りである。
1)急性毒性
マウスのUp&DOwn法′こよるLD5O値は次の通
りである。
りである。
(2)摘出平滑筋の収縮に対する作用
摘出平滑筋に対するアドレナリン等の収縮物質による収
縮作用が、N−(1−アダマンチルメチル)−N−シン
ナミルピペラジンおよびシンナリジンの投与により、ど
の程度抑制されるかを調べた。
縮作用が、N−(1−アダマンチルメチル)−N−シン
ナミルピペラジンおよびシンナリジンの投与により、ど
の程度抑制されるかを調べた。
結果は次の通りである。実験の結果、N−(1−アダマ
ンチルメチル一NLシンナミルピペラジンの平滑筋弛緩
作用が認められた。
ンチルメチル一NLシンナミルピペラジンの平滑筋弛緩
作用が認められた。
(3)血流量に対する作用
体重約3k9のネコを用いて、脳血流量および筋血流量
に対する作用を検討した。
に対する作用を検討した。
その結果、N−(1−アダマンチルメチル)−N!−シ
ンナミルピペラジン1η/K9で大脳皮質血流量を明ら
かに増加せしめ、シンナリジン1ワ/K9による作用よ
りも優れていた。一方、筋血流量(腓腹筋血流量および
深部頭筋血流量)に対してもN−(1−アダマンチルメ
チル)−NLシンナミルピペラジンは明らかな増加作用
を示し、シンナリジンの作用よりも著明であつた。(4
)血圧降下作用 血圧に対してシンナリジンは、0.5〜/Kgですでに
明らかな降下を示したが、N−(1−アダマンチルメチ
ル)−N/−シンナミルピペラジンは5η/Kg以上で
初めて降下作用を示した。
ンナミルピペラジン1η/K9で大脳皮質血流量を明ら
かに増加せしめ、シンナリジン1ワ/K9による作用よ
りも優れていた。一方、筋血流量(腓腹筋血流量および
深部頭筋血流量)に対してもN−(1−アダマンチルメ
チル)−NLシンナミルピペラジンは明らかな増加作用
を示し、シンナリジンの作用よりも著明であつた。(4
)血圧降下作用 血圧に対してシンナリジンは、0.5〜/Kgですでに
明らかな降下を示したが、N−(1−アダマンチルメチ
ル)−N/−シンナミルピペラジンは5η/Kg以上で
初めて降下作用を示した。
したがつて、本物質はシンナリジンに比べて血圧降下作
用が明らかに弱いので安全性も高いことが推測される。
用が明らかに弱いので安全性も高いことが推測される。
図1はN−(1−アダマンタンカルボニル)−ピペラジ
ンのマス・スペクトルを、図2は当該化合物の赤外線吸
収スペクトルを、図3は当該化合物の核磁気共鳴スペタ
トルをそれぞれ示す。
ンのマス・スペクトルを、図2は当該化合物の赤外線吸
収スペクトルを、図3は当該化合物の核磁気共鳴スペタ
トルをそれぞれ示す。
Claims (1)
- 1 ピペラジンと1−アダマンタン酸クロリドとを反応
させることを特徴とするN−(1−アダマンタンカルボ
ニル)−ピペラジンの製造法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50006468A JPS591271B2 (ja) | 1975-01-16 | 1975-01-16 | N− ( 1− アダマンタンカルボニル ) − ピペラジンノ セイゾウホウ |
| US05/641,232 US4001223A (en) | 1975-01-13 | 1975-12-16 | Adamantane-piperazine derivatives |
| FR7600055A FR2297046A1 (fr) | 1975-01-13 | 1976-01-05 | Derives d'adamantane et leur application |
| DE2600668A DE2600668C2 (de) | 1975-01-13 | 1976-01-09 | N-(1-Adamantylmethyl)-N'-cinnamylpiperazin, Verfahren zu dessen Herstellung und dieses enthaltende Arzneimittel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50006468A JPS591271B2 (ja) | 1975-01-16 | 1975-01-16 | N− ( 1− アダマンタンカルボニル ) − ピペラジンノ セイゾウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5182282A JPS5182282A (en) | 1976-07-19 |
| JPS591271B2 true JPS591271B2 (ja) | 1984-01-11 |
Family
ID=11639274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50006468A Expired JPS591271B2 (ja) | 1975-01-13 | 1975-01-16 | N− ( 1− アダマンタンカルボニル ) − ピペラジンノ セイゾウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591271B2 (ja) |
-
1975
- 1975-01-16 JP JP50006468A patent/JPS591271B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5182282A (en) | 1976-07-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2498248A1 (en) | Acetyl 2-hydroxy-1,3 diaminoalkanes | |
| KR20100132073A (ko) | Pai―1 저해제 | |
| CH649537A5 (de) | Imidazolderivate. | |
| WO2003084943A2 (fr) | Derives de terphenyle, leur preparation, les compositions pharmaceutiques en contenant | |
| JP2009541382A (ja) | 新規なcxcr2阻害剤 | |
| KR20040058290A (ko) | 제약 조성물로서의 n-아다만틸메틸 유도체 및 중간체 및그의 제조 방법 | |
| EP1641758B1 (fr) | Derives de diphenylpyridine, leur preparation et leur application therapeutique | |
| JPH01503786A (ja) | プロスタグランジン誘導体,それらの製法及びそれらを含有する医薬組成物 | |
| US4001223A (en) | Adamantane-piperazine derivatives | |
| US3801636A (en) | 3,4,5-tri-substituted cinnamides | |
| JPS59514B2 (ja) | N− ( 1− アダマンチルメチル ) − ピペラジンノセイゾウホウホウ | |
| JPS591271B2 (ja) | N− ( 1− アダマンタンカルボニル ) − ピペラジンノ セイゾウホウ | |
| CN101898970A (zh) | 一类n-单取代的反式1,2-环己二胺衍生物及其制备方法 | |
| CN101274901B (zh) | (e)-3-芳基-2-丙烯酰胺类化合物的合成方法 | |
| JPS63502903A (ja) | 治療学的抗潰瘍活性を有する化合物の合成方法 | |
| Choi et al. | A nine‐step synthesis of [14C] flupirtine maleate labeled in the pyridine ring | |
| CA1210392A (fr) | Procede pour la preparation d'amides n-substitues, et les amides ainsi obtenus | |
| EP0713865A1 (fr) | Dérivés d'acide 2-aminobenzènesulfonique et de chlorure de 2-aminobenzènesulfonyle, leur préparation et leur utilisation comme intermédiaires de synthèse | |
| JP2579532B2 (ja) | アミノアセトニトリル誘導体及びその製造方法 | |
| US3686262A (en) | Preparation of (2-cyanoethyl) ketones | |
| JPS6044296B2 (ja) | オクテンニトリル誘導体の製法 | |
| Hell et al. | Reaction of cyclopropane carboxylic acid derivatives with sulphur tetrafluoride—an example of a diastereoselective ring opening | |
| JPS591272B2 (ja) | アダマンタンユウドウタイノセイホウ | |
| JPS59515B2 (ja) | N− ( 1− アダマンチルメチル ) − ピペラジンノ セイゾウホウ | |
| JP3866323B2 (ja) | 新規n−ベンジルベンズアミド誘導体 |