JPS5913699B2 - 亜鉛溶解液に溶存する鉄イオン濃度の測定装置 - Google Patents
亜鉛溶解液に溶存する鉄イオン濃度の測定装置Info
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- JPS5913699B2 JPS5913699B2 JP52002251A JP225177A JPS5913699B2 JP S5913699 B2 JPS5913699 B2 JP S5913699B2 JP 52002251 A JP52002251 A JP 52002251A JP 225177 A JP225177 A JP 225177A JP S5913699 B2 JPS5913699 B2 JP S5913699B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
10本発明は亜鉛溶解液に溶存する鉄イオン濃度を鉄イ
オンの酸化還元電位の変化に基づいて自動的に電位差滴
定して測定する自動測定装置に関する。
オンの酸化還元電位の変化に基づいて自動的に電位差滴
定して測定する自動測定装置に関する。
亜鉛溶解液は亜鉛鉱を濃硫酸で溶解した硫酸亜鉛溶液で
あるが、溶解工程の段階では鉱石中の不15純物を多量
に含むため残渣の沈積が著しく、ゲルが発生し易い。従
つて、このような亜鉛溶解液中に溶存する鉄イオンの濃
度を長期間に亘つて信頼性のある精度で測定するには、
いずれの測定方法に依る場合でも誤差の原因となるゲル
の沈積を除ク0 去する手段や、多量に存在する亜鉛イ
オンの影響を回避する操作などが不可欠となる。このよ
うな条件を満足する観点から各種の濃度測定方法を検討
すると、比色分析法や原子吸光分析法などの光学的方法
によるものはいずれも測定液の透過光をク5 用いるた
め、透過光が通過する測定セルに付着するゲルを除去し
なけれはなならないのに加えて亜鉛溶解液が不純物を極
めて多量に含み不透明なスラリー状をなすため透過光を
得るように予め溶解液をろ過するなどの前処理を必要と
し、測定条件30を整える前処理操作が著しく煩雑とな
る。装置の自動化には各操作工程がいずれも正確な追従
動作を必要とするためトラブルを誘発し易い煩雑な前処
理を必要とする測定方法は亜鉛溶解液の自動濃度測定と
して不適当であると云える。35そこで多量の不純物を
含みスラリー状をなす溶解液を前処理を必要とせずに鉄
イオン濃度を測定する方法としてはイオンの電位を利用
する電気的゜n−原理の測定方法が適するが、この方法
でも長期間安定に作動するためには測定電極に沈積する
ゲルを除去する手段が必要となるので、装置を自動化す
るに際しては、機械的構成が簡単であつてしかも洗浄効
果のよい洗浄装置が求められ、同時に測定動作と洗浄動
作の切換えに追従して各操作機器を制御する回路が必要
となる。
あるが、溶解工程の段階では鉱石中の不15純物を多量
に含むため残渣の沈積が著しく、ゲルが発生し易い。従
つて、このような亜鉛溶解液中に溶存する鉄イオンの濃
度を長期間に亘つて信頼性のある精度で測定するには、
いずれの測定方法に依る場合でも誤差の原因となるゲル
の沈積を除ク0 去する手段や、多量に存在する亜鉛イ
オンの影響を回避する操作などが不可欠となる。このよ
うな条件を満足する観点から各種の濃度測定方法を検討
すると、比色分析法や原子吸光分析法などの光学的方法
によるものはいずれも測定液の透過光をク5 用いるた
め、透過光が通過する測定セルに付着するゲルを除去し
なけれはなならないのに加えて亜鉛溶解液が不純物を極
めて多量に含み不透明なスラリー状をなすため透過光を
得るように予め溶解液をろ過するなどの前処理を必要と
し、測定条件30を整える前処理操作が著しく煩雑とな
る。装置の自動化には各操作工程がいずれも正確な追従
動作を必要とするためトラブルを誘発し易い煩雑な前処
理を必要とする測定方法は亜鉛溶解液の自動濃度測定と
して不適当であると云える。35そこで多量の不純物を
含みスラリー状をなす溶解液を前処理を必要とせずに鉄
イオン濃度を測定する方法としてはイオンの電位を利用
する電気的゜n−原理の測定方法が適するが、この方法
でも長期間安定に作動するためには測定電極に沈積する
ゲルを除去する手段が必要となるので、装置を自動化す
るに際しては、機械的構成が簡単であつてしかも洗浄効
果のよい洗浄装置が求められ、同時に測定動作と洗浄動
作の切換えに追従して各操作機器を制御する回路が必要
となる。
このような条件下で構成される本発明一は、(イ)亜鉛
溶解液を測定槽・\一定量送液するサンプリング装置と
、(ロ)滴定液を測定槽・\少量ずつ順次送液する滴定
液供給装置と、(ハ)滴定液の送液量を検知する検知装
置と、(ニ)滴定液を添加した亜鉛溶解液の鉄イオンの
酸化還元電位変化を測定する電極と、(ホ)洗浄槽の中
で電極のゲル状付着物を除去するブラツシング手段を具
えた洗浄装置と、(へ)電極を測定槽と洗浄槽とに交互
に移し換える電極の支持装置と、(卜)電極の測定回路
を信号保持回路に切換える一方滴定液供給装置を停止す
ると共にサンプリング装置と支持装置とを昨動させ、ま
た電極の信号保持回路を測定回路に切換える一方サンプ
リング装置と支持装置とを停止すると共に滴定液供給装
置を作動させる自動制御回路を具えることを特徴とする
。本発明の測定装置は電位差滴定法に基づき、2価の鉄
イオンと3価の鉄イオンとの酸化還元電位(0RP電位
)を利用する。
溶解液を測定槽・\一定量送液するサンプリング装置と
、(ロ)滴定液を測定槽・\少量ずつ順次送液する滴定
液供給装置と、(ハ)滴定液の送液量を検知する検知装
置と、(ニ)滴定液を添加した亜鉛溶解液の鉄イオンの
酸化還元電位変化を測定する電極と、(ホ)洗浄槽の中
で電極のゲル状付着物を除去するブラツシング手段を具
えた洗浄装置と、(へ)電極を測定槽と洗浄槽とに交互
に移し換える電極の支持装置と、(卜)電極の測定回路
を信号保持回路に切換える一方滴定液供給装置を停止す
ると共にサンプリング装置と支持装置とを昨動させ、ま
た電極の信号保持回路を測定回路に切換える一方サンプ
リング装置と支持装置とを停止すると共に滴定液供給装
置を作動させる自動制御回路を具えることを特徴とする
。本発明の測定装置は電位差滴定法に基づき、2価の鉄
イオンと3価の鉄イオンとの酸化還元電位(0RP電位
)を利用する。
2価の鉄イオンFe2+と3価の鉄イオンFe3+との
電位差eは、e−EO+0.5910gCFe3+〕/
〔Fe2+〕で与えられ2価の鉄イオンFe2+が3価
の鉄イオンFe3+に変わると急激な電位の上昇がみら
れる。
電位差eは、e−EO+0.5910gCFe3+〕/
〔Fe2+〕で与えられ2価の鉄イオンFe2+が3価
の鉄イオンFe3+に変わると急激な電位の上昇がみら
れる。
そこで2価の鉄イオンFe2+が溶存する液に酸化剤で
ある過マンガン酸カリウムKMnO4溶液を滴下し、2
価の鉄イオンFe2+を3価の鉄イオンFe3+に酸化
すると、始めは速やかに電位が上昇するがその後は緩か
な上昇を続け、滴定の終点において電位が気激に上昇す
る。従つてこの急激な電位上昇を指標として過マンガン
酸カリウムKMnO4の添加量を知ることができ、この
過マンガン酸カリウムKMnO4の添加量は2価の鉄イ
オン濃度に比例するので過マンガン酸カリウムKMnO
4の量から2価の鉄イオン濃度を知ることができる。亜
鉛溶解液中の鉄イオンはほとんど2価の塩である硫酸第
一鉄FesO4として溶存するから、これを先づ硫酸第
一鉄溶液について検証すると、硫酸第一鉄は過マンガン
酸カリウムによつて次式のように酸化される。
ある過マンガン酸カリウムKMnO4溶液を滴下し、2
価の鉄イオンFe2+を3価の鉄イオンFe3+に酸化
すると、始めは速やかに電位が上昇するがその後は緩か
な上昇を続け、滴定の終点において電位が気激に上昇す
る。従つてこの急激な電位上昇を指標として過マンガン
酸カリウムKMnO4の添加量を知ることができ、この
過マンガン酸カリウムKMnO4の添加量は2価の鉄イ
オン濃度に比例するので過マンガン酸カリウムKMnO
4の量から2価の鉄イオン濃度を知ることができる。亜
鉛溶解液中の鉄イオンはほとんど2価の塩である硫酸第
一鉄FesO4として溶存するから、これを先づ硫酸第
一鉄溶液について検証すると、硫酸第一鉄は過マンガン
酸カリウムによつて次式のように酸化される。
10FeS04+2KMn04+8H2S04→5Fe
2(SO4)3+2MnS04+K2SO4+8H20 そこで硫酸第一鉄FesO4の濃度が夫々10巧/T,
lOOTIIl/T,5OOm9/tの各溶液100m
eに過マンガン酸カリウムKMnO4の溶液を滴丁する
と第1図の電位差変化のグラフに示すように、各溶液は
過マンガン酸カリウムKMnO4の添加量が夫々0.0
3me,0.3me,1.4me付近で電位が急激に上
昇する現象がみられる。
2(SO4)3+2MnS04+K2SO4+8H20 そこで硫酸第一鉄FesO4の濃度が夫々10巧/T,
lOOTIIl/T,5OOm9/tの各溶液100m
eに過マンガン酸カリウムKMnO4の溶液を滴丁する
と第1図の電位差変化のグラフに示すように、各溶液は
過マンガン酸カリウムKMnO4の添加量が夫々0.0
3me,0.3me,1.4me付近で電位が急激に上
昇する現象がみられる。
このとき過マンガン酸カリウムKMnO4のモル濃度は
0.127モルであるから各溶液における電位の急激な
上昇点は硫酸第一鉄FeSO4,!,過マンガン酸カリ
ウム溶液KMnO4との等量点に一致し、この電位の急
激な上昇は過マンガン酸カリウムKMnO4の滴定量を
知る指標となり第2図に示す検量線からFe+十濃度を
求めることができる。
0.127モルであるから各溶液における電位の急激な
上昇点は硫酸第一鉄FeSO4,!,過マンガン酸カリ
ウム溶液KMnO4との等量点に一致し、この電位の急
激な上昇は過マンガン酸カリウムKMnO4の滴定量を
知る指標となり第2図に示す検量線からFe+十濃度を
求めることができる。
次に、亜鉛溶解液中の鉄イオンは大部分硫酸第一鉄Fe
sO4の2価イオンFe2+として溶存し、これを酸化
すれば容易に3価の鉄イオンFe3+に変わり、また他
方溶解液中に多量に溶存する亜鉛イオンZn++ はこ
れ以上酸化されないから過マンガン酸カリウムKMnO
4はほとんど2価の鉄イオンFe2+を3価の鉄イオン
Fe3+に酸化することに消費され、過マンガン酸カリ
ウムKMnO4の消費量は2価の鉄イオンFe2+の濃
度に比例することになる。そこで鉄イオン濃度が夫々異
なつた3種の亜鉛溶解液に過マンガン酸カリウムKMn
O4を滴下すると第3図に示すように過マンガン酸カリ
ウムKMnO4の滴下量が夫々約0.1me,約0.4
me,約1.5me付近で鉄イオンの酸化還元電位が急
激に上昇する。このときの2価の鉄イオンFe2+の濃
度を第4図に示す過マンガン酸カリウム量と2価の鉄イ
オン濃度との検量線から求めるとそれぞれ約40〜/T
,約130巧/T,約540〜/tとなり、硫酸第一鉄
FesO4の溶液の場合と極めて良く一致する結果が得
られる。前述のごとく、亜鉛溶解液に溶存する鉄イオン
の濃度測定に酸化還元電位に基づく電位差滴定法が応用
できるという実証のもとに、更にその装置構成ないしそ
の自動化の条件を探ると、亜鉛溶解液中に溶存する極め
て多量の不純物に起因するゲルの付着は装置内部の溶解
液が通過する至る所にみられ、とりわけ鉄イオンの酸化
還元電位を測定する電極の表面金属に沈積するゲルは、
直接電位測定の誤差となり、長期間充分に信頼できる精
度で電位測定を継続するにはこのゲルの沈積を除去する
手段が不可欠となる。
sO4の2価イオンFe2+として溶存し、これを酸化
すれば容易に3価の鉄イオンFe3+に変わり、また他
方溶解液中に多量に溶存する亜鉛イオンZn++ はこ
れ以上酸化されないから過マンガン酸カリウムKMnO
4はほとんど2価の鉄イオンFe2+を3価の鉄イオン
Fe3+に酸化することに消費され、過マンガン酸カリ
ウムKMnO4の消費量は2価の鉄イオンFe2+の濃
度に比例することになる。そこで鉄イオン濃度が夫々異
なつた3種の亜鉛溶解液に過マンガン酸カリウムKMn
O4を滴下すると第3図に示すように過マンガン酸カリ
ウムKMnO4の滴下量が夫々約0.1me,約0.4
me,約1.5me付近で鉄イオンの酸化還元電位が急
激に上昇する。このときの2価の鉄イオンFe2+の濃
度を第4図に示す過マンガン酸カリウム量と2価の鉄イ
オン濃度との検量線から求めるとそれぞれ約40〜/T
,約130巧/T,約540〜/tとなり、硫酸第一鉄
FesO4の溶液の場合と極めて良く一致する結果が得
られる。前述のごとく、亜鉛溶解液に溶存する鉄イオン
の濃度測定に酸化還元電位に基づく電位差滴定法が応用
できるという実証のもとに、更にその装置構成ないしそ
の自動化の条件を探ると、亜鉛溶解液中に溶存する極め
て多量の不純物に起因するゲルの付着は装置内部の溶解
液が通過する至る所にみられ、とりわけ鉄イオンの酸化
還元電位を測定する電極の表面金属に沈積するゲルは、
直接電位測定の誤差となり、長期間充分に信頼できる精
度で電位測定を継続するにはこのゲルの沈積を除去する
手段が不可欠となる。
そしてこの除去手段は自動化を達成するうえで機構の簡
単なしかも洗浄効果のよいものが求められることから、
本発明の測定装置はその手段として電極を測定槽から洗
浄槽に移し換え洗浄液で電極をブラツシングする電極の
洗浄装置を具える。以下本発明の測定装置の構成につい
て説明すると、先づ測定槽に亜鉛溶解液を供給するサン
プリング装置は各種のものを用いることができ、その好
適な例として圧縮空気ないし水等を用いて亜鉛溶解液を
吸収する型式のものを示す。
単なしかも洗浄効果のよいものが求められることから、
本発明の測定装置はその手段として電極を測定槽から洗
浄槽に移し換え洗浄液で電極をブラツシングする電極の
洗浄装置を具える。以下本発明の測定装置の構成につい
て説明すると、先づ測定槽に亜鉛溶解液を供給するサン
プリング装置は各種のものを用いることができ、その好
適な例として圧縮空気ないし水等を用いて亜鉛溶解液を
吸収する型式のものを示す。
該サンプリング供給装置は一定量の亜鉛溶解液を一時貯
溜するサンプリングタンク1を具え、該サンプリングタ
ンク1には亜鉛溶解液即ち測定液を供給するパイプ2が
設けられる。一方、該サンプリングタンク1を減圧して
測定液を内部に吸込むための圧縮空気を通じるパイプ3
とが設けられる。該パイプ3には流路を開閉する電磁弁
4、工セクタ5、圧力計6及び減圧弁7が設けられ、更
に、工セクタ5とサンプリングタンク1との間に排出時
にエアを吸込むための電磁弁8が介設される。また前記
サンプリングタンク1の内部には貯溜する測定液量を測
定するための電極9a,9bを具えたレベル計9が設け
られる。該サンプリングタンク1は測定槽13の上方に
配置され該サンプリングタンクの上部から前記測定槽1
3へ垂上するパイプ10が設けられ、該パイプ10に流
路を開閉する電極弁11が介設される。ここで前記工セ
クタ5に送られる圧縮空気は予め減圧弁7で所定の圧力
に調節される。電磁弁4を開くとエアは工セクタ5によ
り外部一\排出されるがこのとき、該工セクタ5に接続
するパイプ3は負圧になる。このパイプ3はサンプリン
グタンク1に連通するのでサンプリングタンク1の内部
空気は工セクタ5を通じて外部に排出される。そこで電
磁弁11を閉じておけはサンプリングタンク1は負圧と
なりパイプ2を通じて測定液を槽内に吸込む。測定液が
貯溜され、槽内のレベル計でレベルが上限位置即ち電極
9aに達するとこの信号を受けて前記電磁弁4が閉じる
。この場合、槽内は負圧であるが工セクタ側から逆に空
気が入つて常圧に戻る。槽内が常圧になるまで数秒間待
機した後に予めセツトしたタイマなどで電磁弁11を開
き測定液を測定槽・\送る。測定液の送給に伴いサンプ
リングタンク1のレベルが下限値即−ち電極9bに達す
るとこの信号を受けて一定時間後に電磁弁11が閉じる
。更に該電磁弁11には緊急用に該電磁弁11を閉じる
回路が併設される。また前述のようにタイマにより一定
周期毎にサンプリング動作を行う自動繰返し方式に代え
て外部指令により個別にサンプリングを行うようにして
もよく、更に自動繰返し方式と外部指令による方式とを
組み合わせることもできる。このように本発明の自動洗
浄測定装置に用いるサンプリング機構はバキユームによ
る吸上方式であるためポンプが不要となり、小形化でき
ると共に接液部にはモータのインペラ又はシヤフトなど
のように機械的強度を要しかつ可動する部分がないので
PVCやガラスなどで製作することができ、耐薬品上極
めて有利である。次に本発明の測定装置では亜鉛溶解液
に溶存する鉄イオンの酸化還元電位を測定するために金
属電極および比較電極から構成される測定電極22を用
いている。
溜するサンプリングタンク1を具え、該サンプリングタ
ンク1には亜鉛溶解液即ち測定液を供給するパイプ2が
設けられる。一方、該サンプリングタンク1を減圧して
測定液を内部に吸込むための圧縮空気を通じるパイプ3
とが設けられる。該パイプ3には流路を開閉する電磁弁
4、工セクタ5、圧力計6及び減圧弁7が設けられ、更
に、工セクタ5とサンプリングタンク1との間に排出時
にエアを吸込むための電磁弁8が介設される。また前記
サンプリングタンク1の内部には貯溜する測定液量を測
定するための電極9a,9bを具えたレベル計9が設け
られる。該サンプリングタンク1は測定槽13の上方に
配置され該サンプリングタンクの上部から前記測定槽1
3へ垂上するパイプ10が設けられ、該パイプ10に流
路を開閉する電極弁11が介設される。ここで前記工セ
クタ5に送られる圧縮空気は予め減圧弁7で所定の圧力
に調節される。電磁弁4を開くとエアは工セクタ5によ
り外部一\排出されるがこのとき、該工セクタ5に接続
するパイプ3は負圧になる。このパイプ3はサンプリン
グタンク1に連通するのでサンプリングタンク1の内部
空気は工セクタ5を通じて外部に排出される。そこで電
磁弁11を閉じておけはサンプリングタンク1は負圧と
なりパイプ2を通じて測定液を槽内に吸込む。測定液が
貯溜され、槽内のレベル計でレベルが上限位置即ち電極
9aに達するとこの信号を受けて前記電磁弁4が閉じる
。この場合、槽内は負圧であるが工セクタ側から逆に空
気が入つて常圧に戻る。槽内が常圧になるまで数秒間待
機した後に予めセツトしたタイマなどで電磁弁11を開
き測定液を測定槽・\送る。測定液の送給に伴いサンプ
リングタンク1のレベルが下限値即−ち電極9bに達す
るとこの信号を受けて一定時間後に電磁弁11が閉じる
。更に該電磁弁11には緊急用に該電磁弁11を閉じる
回路が併設される。また前述のようにタイマにより一定
周期毎にサンプリング動作を行う自動繰返し方式に代え
て外部指令により個別にサンプリングを行うようにして
もよく、更に自動繰返し方式と外部指令による方式とを
組み合わせることもできる。このように本発明の自動洗
浄測定装置に用いるサンプリング機構はバキユームによ
る吸上方式であるためポンプが不要となり、小形化でき
ると共に接液部にはモータのインペラ又はシヤフトなど
のように機械的強度を要しかつ可動する部分がないので
PVCやガラスなどで製作することができ、耐薬品上極
めて有利である。次に本発明の測定装置では亜鉛溶解液
に溶存する鉄イオンの酸化還元電位を測定するために金
属電極および比較電極から構成される測定電極22を用
いている。
該電極22は良く知られているように測定溶液中に浸漬
した金属電極と比較電極との平衡電位を電位計で計測す
るが、この電位は溶液中のFe2+とFe3+との酸化
還元系の濃度比で定まるから、Fe2+→Fe3++e
−の進行による電位の変化を測定することができる。該
電極22で検出した電位変化はこの電極22に接続する
測定回路に送られ、更に自動制御回路に伝達される。該
電極22は亜鉛溶解液に浸漬するように支持装置によつ
て測定槽13の上方に上下動自在に支持される。該測定
槽13は一定量の亜鉛溶解液を貯溜するように槽の上端
部に溢流を排液する溝を設けたオーバーフロー型のもの
を用いるが、勿論これに代えて溶液のレベル計を用いて
もよい。
した金属電極と比較電極との平衡電位を電位計で計測す
るが、この電位は溶液中のFe2+とFe3+との酸化
還元系の濃度比で定まるから、Fe2+→Fe3++e
−の進行による電位の変化を測定することができる。該
電極22で検出した電位変化はこの電極22に接続する
測定回路に送られ、更に自動制御回路に伝達される。該
電極22は亜鉛溶解液に浸漬するように支持装置によつ
て測定槽13の上方に上下動自在に支持される。該測定
槽13は一定量の亜鉛溶解液を貯溜するように槽の上端
部に溢流を排液する溝を設けたオーバーフロー型のもの
を用いるが、勿論これに代えて溶液のレベル計を用いて
もよい。
次に前記測定槽13に並んで洗浄槽12が設けられる。
該洗浄槽12の内部には例えばスポンジ又はブラシが内
装され、更に洗浄薬液が満たされている。また該洗浄槽
12はモータ14の回転軸に支持されて水平回転自在と
なつている。該モータ14は同期電動用モータであり時
計回り又は反時計回りの2方向に回転して洗浄効果を高
める。また必要に応じて円回転に止まらず楕円回転又は
往復動を組み合せる構成としてもよい。一方該モータ1
4は支持棹15の先端に軸支されると共に該支持棹15
は略水平に位置され、その略中央部は回転中心となる支
柱16に支えられ、この軸支点を中心に揺動する。更に
該支柱16と前記モータ14とを連結する連結棹17が
設けられこれらモータ14、支持棹15、支柱16、連
結棹17とにより平行リンク(揺動リンク)が構成され
る。一方、前記支持棹15の後部には該支持棹15の揺
動を案内する支柱18が設けられる。また該支持棹15
の後端部には該支持棹15の平衡を保つためのバランス
ウエイト19が載置され、更に土台20との間にバネ2
1が介設されてバランス機構が形成される。このように
本発明に係る洗浄機構は洗浄槽12の全体を回転するよ
うにしたので回転手段が洗浄薬液に接することがないか
ら腐食を有効に防止しうる。ここでスポンジを内装せず
に薬液だけを充填し、モータの回転は薬液の撹拌に利用
することもできる。またスポンジに限らず布、ガラス綿
等をブラツシングの材料としてもよい。更にスポンジに
ハケ等を植設してブラツシングの材料とすることもでき
る。アルミナ等の粉末を水等と共に洗浄槽に入れると電
極の研摩もできる。また前記洗浄槽12はモータ14と
共に前記平行リンク及びバランス機構よりなる衝動吸収
手段の支持棹15に支持され上下動自在となつているた
め洗浄槽12の受ける衝動は支持棹15の平行リンクに
より上下方向に案内されてバランス機構によりその衝動
が緩和される。このため濃度測定に用いる電極22が洗
浄ブラシと接する場合にも電極22に過度な圧力が加わ
らない。また支柱16を間にして洗浄槽12の反対側に
バランスウエイト19を設けたので洗浄槽12の荷重が
相殺され、比較的弱い一定の接触圧で電極22をブラシ
に押当てることができる。またこの接触圧はバランスウ
エイト19、又はバネ21により容易に調整できる為電
極22へ過度な圧力が加わるのを避けることができる。
更に平行リンク機構を形成するので洗浄槽12は常に略
垂直に上上動するため電極22と相対的な傾斜を生ずる
ことがなく、局部的な過大圧力が加わる虞れもない。な
お、洗浄槽12・\の薬液の自動補給は、例えば、定周
期毎に薬液を追加するなど、一般に行う方法で行う事が
出来る。次に前記測定槽13及び洗浄槽12の上方には
電極22を把持してこれら各槽上を回動する移動支持装
置が設けられる。
装され、更に洗浄薬液が満たされている。また該洗浄槽
12はモータ14の回転軸に支持されて水平回転自在と
なつている。該モータ14は同期電動用モータであり時
計回り又は反時計回りの2方向に回転して洗浄効果を高
める。また必要に応じて円回転に止まらず楕円回転又は
往復動を組み合せる構成としてもよい。一方該モータ1
4は支持棹15の先端に軸支されると共に該支持棹15
は略水平に位置され、その略中央部は回転中心となる支
柱16に支えられ、この軸支点を中心に揺動する。更に
該支柱16と前記モータ14とを連結する連結棹17が
設けられこれらモータ14、支持棹15、支柱16、連
結棹17とにより平行リンク(揺動リンク)が構成され
る。一方、前記支持棹15の後部には該支持棹15の揺
動を案内する支柱18が設けられる。また該支持棹15
の後端部には該支持棹15の平衡を保つためのバランス
ウエイト19が載置され、更に土台20との間にバネ2
1が介設されてバランス機構が形成される。このように
本発明に係る洗浄機構は洗浄槽12の全体を回転するよ
うにしたので回転手段が洗浄薬液に接することがないか
ら腐食を有効に防止しうる。ここでスポンジを内装せず
に薬液だけを充填し、モータの回転は薬液の撹拌に利用
することもできる。またスポンジに限らず布、ガラス綿
等をブラツシングの材料としてもよい。更にスポンジに
ハケ等を植設してブラツシングの材料とすることもでき
る。アルミナ等の粉末を水等と共に洗浄槽に入れると電
極の研摩もできる。また前記洗浄槽12はモータ14と
共に前記平行リンク及びバランス機構よりなる衝動吸収
手段の支持棹15に支持され上下動自在となつているた
め洗浄槽12の受ける衝動は支持棹15の平行リンクに
より上下方向に案内されてバランス機構によりその衝動
が緩和される。このため濃度測定に用いる電極22が洗
浄ブラシと接する場合にも電極22に過度な圧力が加わ
らない。また支柱16を間にして洗浄槽12の反対側に
バランスウエイト19を設けたので洗浄槽12の荷重が
相殺され、比較的弱い一定の接触圧で電極22をブラシ
に押当てることができる。またこの接触圧はバランスウ
エイト19、又はバネ21により容易に調整できる為電
極22へ過度な圧力が加わるのを避けることができる。
更に平行リンク機構を形成するので洗浄槽12は常に略
垂直に上上動するため電極22と相対的な傾斜を生ずる
ことがなく、局部的な過大圧力が加わる虞れもない。な
お、洗浄槽12・\の薬液の自動補給は、例えば、定周
期毎に薬液を追加するなど、一般に行う方法で行う事が
出来る。次に前記測定槽13及び洗浄槽12の上方には
電極22を把持してこれら各槽上を回動する移動支持装
置が設けられる。
該移動支持装置は電極22を把持する水平アーム23と
該水平アーム23を回動する平行リンク24及びその駆
動源であるモータ25とを具える。前記水平アーム23
は前記平行リンク24から各槽の上方へ略水平に突出し
、その前端には電極22が垂下して保持されると共に必
要に応じて該電極22を射水洗浄するための射水ノズル
が設けられる。該射水ノズルには電磁弁の介設されたパ
イプが接続する。前記平行リンク24は前記水平アーム
23を水平に保持しながら前記各槽12,13の上方を
順次回動するように該各槽12,13と略平行に並設さ
れる。更に、該平行リンク23の両下端部にある固定点
24a,24bの一方にモータ25の回転軸26が連結
される。該回転軸26により平行リンク23は常に水平
を保持して固定点24a,24bを中心に円弧状に回動
し、この回動に伴つて前記水平アーム23は前記測定槽
13及び前記洗浄槽12の上方を円弧を描いて上下に移
動し、該水平アーム23から垂下して把持される電極2
2は各槽12,13に順次交互に浸漬される。また、前
記モータ25の後端には前記回転軸26の回転接触によ
り作動し、スイツチの接続信号をモータ25・\伝達し
て平行リンク24の回動方向を切換える洗浄用スイッチ
27、測定用スイツチ28、および射水ノズルを作動す
る射水用スイツチ29を設け、回転軸26の後部外端に
は該回転軸26の回転に応じて前記各スイツチ27,2
8,29を順次押圧して回路を切換える接触端子30を
突設する。なお、このような平行リンクを用いる移動支
持機構に代えて、次のように電極の上下゛動と水平移動
とを別々の駆動源で行うようにしてもよい。
該水平アーム23を回動する平行リンク24及びその駆
動源であるモータ25とを具える。前記水平アーム23
は前記平行リンク24から各槽の上方へ略水平に突出し
、その前端には電極22が垂下して保持されると共に必
要に応じて該電極22を射水洗浄するための射水ノズル
が設けられる。該射水ノズルには電磁弁の介設されたパ
イプが接続する。前記平行リンク24は前記水平アーム
23を水平に保持しながら前記各槽12,13の上方を
順次回動するように該各槽12,13と略平行に並設さ
れる。更に、該平行リンク23の両下端部にある固定点
24a,24bの一方にモータ25の回転軸26が連結
される。該回転軸26により平行リンク23は常に水平
を保持して固定点24a,24bを中心に円弧状に回動
し、この回動に伴つて前記水平アーム23は前記測定槽
13及び前記洗浄槽12の上方を円弧を描いて上下に移
動し、該水平アーム23から垂下して把持される電極2
2は各槽12,13に順次交互に浸漬される。また、前
記モータ25の後端には前記回転軸26の回転接触によ
り作動し、スイツチの接続信号をモータ25・\伝達し
て平行リンク24の回動方向を切換える洗浄用スイッチ
27、測定用スイツチ28、および射水ノズルを作動す
る射水用スイツチ29を設け、回転軸26の後部外端に
は該回転軸26の回転に応じて前記各スイツチ27,2
8,29を順次押圧して回路を切換える接触端子30を
突設する。なお、このような平行リンクを用いる移動支
持機構に代えて、次のように電極の上下゛動と水平移動
とを別々の駆動源で行うようにしてもよい。
電極22をシリンダ31のロツド下端に取付けて上下動
自在に支持する一方このシリンダ31をアーム32によ
つて支柱33に軸着し、このアーム32を動かすシリン
ダ34を支柱33に設ける。電極22はシリンダ31に
よつて上下動し、そのト方に位置する測定槽13および
洗浄槽12に浸漬される。また電極22はシリンダ31
と共にシリンダ34によつて水平移動され、一方の槽か
ら他方の槽へ移し変えられる。またこのような電極22
の移動を制御するためアーム32の下側には電極22の
上下動を案内するガイド35を設け、このガイド35に
電極22の位置を検知するリミツトスイツチ36,37
を設ける。なお、このような支持機構のト方に洗浄槽1
2と共に並置される測定槽13には槽中の亜鉛溶解液を
撹拌して濃度の偏りによる測定誤差を防ぐため撹拌機4
6を設けるのがよい。
自在に支持する一方このシリンダ31をアーム32によ
つて支柱33に軸着し、このアーム32を動かすシリン
ダ34を支柱33に設ける。電極22はシリンダ31に
よつて上下動し、そのト方に位置する測定槽13および
洗浄槽12に浸漬される。また電極22はシリンダ31
と共にシリンダ34によつて水平移動され、一方の槽か
ら他方の槽へ移し変えられる。またこのような電極22
の移動を制御するためアーム32の下側には電極22の
上下動を案内するガイド35を設け、このガイド35に
電極22の位置を検知するリミツトスイツチ36,37
を設ける。なお、このような支持機構のト方に洗浄槽1
2と共に並置される測定槽13には槽中の亜鉛溶解液を
撹拌して濃度の偏りによる測定誤差を防ぐため撹拌機4
6を設けるのがよい。
次に、測定槽中の亜鉛溶解液に滴定液つまり過マンガン
酸カリウム液KMnO4を供給する滴定液供給装置は電
位差滴定のために該過マンガン酸カリウム溶液を少量ず
つ順次供給しなければならず、また、その供給量を検出
する必要があるため、定量供給ポンプ38を用い、その
供給回数を計測することによつて供給量を検出する構成
となつている。
酸カリウム液KMnO4を供給する滴定液供給装置は電
位差滴定のために該過マンガン酸カリウム溶液を少量ず
つ順次供給しなければならず、また、その供給量を検出
する必要があるため、定量供給ポンプ38を用い、その
供給回数を計測することによつて供給量を検出する構成
となつている。
該定量供給ポンプ38は一定量の過マンガン酸カリウム
溶液を順次送液するために過マンガン酸カリウム溶液を
貯溜するタンク43と、測定槽13とを結ぶ流路44に
介設され、その内部には、弾性隔膜39の出入口に球状
弁を具え、この隔膜39をモータ45に連結したロツド
40で押圧し、隔膜39の膨縮によつて過マンガン酸カ
リウム溶液を送給する。ここで送液量はロツド40の移
動距離によつて定まるから一定量の過マンガン酸カリウ
ム溶液を順次送ることができる。またこの送液量の総量
は該ロツド40の往復回数に比例するからこの回数を測
定することによつて計測できる。このためにロツド40
の後端にスイツチ41を設け、ロッド40の往復動によ
つて開閉するスイツチ41の接点信号をカウンタ42に
伝え、ロツド40の往復回数を計測する。前述したよう
に測定機構は測定動作と洗浄動作とを交互に繰返すため
にこの切換えに追従してサンプリング装置および過マン
ガン酸カリウム溶液の供給ポンプ38の作動を制御する
必要があり、本装置はこれらの自動制御回路47を具え
る。
溶液を順次送液するために過マンガン酸カリウム溶液を
貯溜するタンク43と、測定槽13とを結ぶ流路44に
介設され、その内部には、弾性隔膜39の出入口に球状
弁を具え、この隔膜39をモータ45に連結したロツド
40で押圧し、隔膜39の膨縮によつて過マンガン酸カ
リウム溶液を送給する。ここで送液量はロツド40の移
動距離によつて定まるから一定量の過マンガン酸カリウ
ム溶液を順次送ることができる。またこの送液量の総量
は該ロツド40の往復回数に比例するからこの回数を測
定することによつて計測できる。このためにロツド40
の後端にスイツチ41を設け、ロッド40の往復動によ
つて開閉するスイツチ41の接点信号をカウンタ42に
伝え、ロツド40の往復回数を計測する。前述したよう
に測定機構は測定動作と洗浄動作とを交互に繰返すため
にこの切換えに追従してサンプリング装置および過マン
ガン酸カリウム溶液の供給ポンプ38の作動を制御する
必要があり、本装置はこれらの自動制御回路47を具え
る。
ここで第9図に示す支持装置を用いる場合について自動
制御回路47の一例を説明すると、先づ電磁弁4に弁を
開放する信号を送り、サンプリング装置を作動させる。
サンプリング装置は亜鉛溶解液の吸引と供給とを繰返し
一定量の亜鉛溶解液が測定槽13に送られると、このサ
ンプリング回数を検知して閉弁信号を電磁弁4に送る。
この場合タイマーで電磁弁4を閉じるようにしてもよい
。電磁弁4に閉弁信号を送ると同時にシリンダ31に作
動信号を与えてシリンダ31を上昇させ電極22を洗浄
槽12から引き上げる。シリンダ31の上昇位置はスイ
ツチ37で検出され、この信号を受けてシリンダ31に
停止信号を送る。次にシリンダ34に作動信号を与えて
シリンダ34を回転させる。シリンダ34の回転位置は
スイツチ48で検出され、この信号を受けてシリンダ3
4に停止信号を送り、再びシリンダ31に作動信号を与
てシリンダ31を下降させ電極22を測定槽13に浸漬
する。シリンダ31の下降位置はスイツチ36で検出さ
れ、この信号を受けてシリンダ31に停止信号を送ると
共に定量ポンプ38のモータ・45に作動信号を送つて
過マンガン酸カリウム溶液を送液させ、更に電極22の
測定回路を接続して鉄イオンの酸化還元電位を測定させ
る。滴定測定が進行し鉄イオンの急激な電位上昇が検知
されるとこの信号を受けて測定回路を測定値の保持回路
に切換える一方、シリンダ31に作動信号を与えて電極
22を測定槽13から引き上げ、モータ45に停止信号
を送つて送液を止める。引き続き前述したようにスイツ
チ36,37および48の信号を受けてシリンダ31,
34に作動信号又は停止信号を送つて電極22を洗浄槽
12に移し換え、モータ14に作動信号を与えて電極2
2を洗浄する。その後タイマによつてモータ14が停止
すると一定時間経過後再びタイマによつて電磁弁4に開
弁信号を与え測定を繰返す。上記装置による鉄イオン濃
度の測定結果を第11図に示す。この電位曲線のグラフ
は溶解工程のうち第6番目の酸性溶解槽の溶解液を測定
したものであつて、溶解液の液温60℃、過マンガン酸
カリウム濃度207/t1測定周期20分毎、過マンガ
ン酸カリウム添加量0.35cc/パルス、30パルス
/Minである。測定を開始すると、鉄イオンは未だ大
部分2価の状態にあり電位は低いから電位曲線はa点か
らb点に移り、過マンガン酸カリウムKMnO4の添加
量が増加するについて僅かにc点へ向つて上昇する。続
いて過マンガン酸カリウムKMnO4の添加量が滴定の
終丁点に達すると鉄イオンの電位は急激に上昇するから
電位曲線もb点からc点・\急激に移動する。その後、
測定動作から洗浄動作に切換えられるのに伴い電位曲線
は洗浄動作が続く間次の測定までc点の測定電位を保つ
。この電位曲線のグラフに表わされるように亜鉛溶解液
は24時間の間に緩やかではあるがかなり大幅な変化を
示し、鉄イオン濃度が常時変動していることがわかる。
この本装置による測定結果を従来から行なわれていた濃
度分析値と比較すると、第12図のように極めてよく一
致する結果が得られ、従来.の濃度分析値と比較しても
本装置の優れた測定効果が確かめられる。
制御回路47の一例を説明すると、先づ電磁弁4に弁を
開放する信号を送り、サンプリング装置を作動させる。
サンプリング装置は亜鉛溶解液の吸引と供給とを繰返し
一定量の亜鉛溶解液が測定槽13に送られると、このサ
ンプリング回数を検知して閉弁信号を電磁弁4に送る。
この場合タイマーで電磁弁4を閉じるようにしてもよい
。電磁弁4に閉弁信号を送ると同時にシリンダ31に作
動信号を与えてシリンダ31を上昇させ電極22を洗浄
槽12から引き上げる。シリンダ31の上昇位置はスイ
ツチ37で検出され、この信号を受けてシリンダ31に
停止信号を送る。次にシリンダ34に作動信号を与えて
シリンダ34を回転させる。シリンダ34の回転位置は
スイツチ48で検出され、この信号を受けてシリンダ3
4に停止信号を送り、再びシリンダ31に作動信号を与
てシリンダ31を下降させ電極22を測定槽13に浸漬
する。シリンダ31の下降位置はスイツチ36で検出さ
れ、この信号を受けてシリンダ31に停止信号を送ると
共に定量ポンプ38のモータ・45に作動信号を送つて
過マンガン酸カリウム溶液を送液させ、更に電極22の
測定回路を接続して鉄イオンの酸化還元電位を測定させ
る。滴定測定が進行し鉄イオンの急激な電位上昇が検知
されるとこの信号を受けて測定回路を測定値の保持回路
に切換える一方、シリンダ31に作動信号を与えて電極
22を測定槽13から引き上げ、モータ45に停止信号
を送つて送液を止める。引き続き前述したようにスイツ
チ36,37および48の信号を受けてシリンダ31,
34に作動信号又は停止信号を送つて電極22を洗浄槽
12に移し換え、モータ14に作動信号を与えて電極2
2を洗浄する。その後タイマによつてモータ14が停止
すると一定時間経過後再びタイマによつて電磁弁4に開
弁信号を与え測定を繰返す。上記装置による鉄イオン濃
度の測定結果を第11図に示す。この電位曲線のグラフ
は溶解工程のうち第6番目の酸性溶解槽の溶解液を測定
したものであつて、溶解液の液温60℃、過マンガン酸
カリウム濃度207/t1測定周期20分毎、過マンガ
ン酸カリウム添加量0.35cc/パルス、30パルス
/Minである。測定を開始すると、鉄イオンは未だ大
部分2価の状態にあり電位は低いから電位曲線はa点か
らb点に移り、過マンガン酸カリウムKMnO4の添加
量が増加するについて僅かにc点へ向つて上昇する。続
いて過マンガン酸カリウムKMnO4の添加量が滴定の
終丁点に達すると鉄イオンの電位は急激に上昇するから
電位曲線もb点からc点・\急激に移動する。その後、
測定動作から洗浄動作に切換えられるのに伴い電位曲線
は洗浄動作が続く間次の測定までc点の測定電位を保つ
。この電位曲線のグラフに表わされるように亜鉛溶解液
は24時間の間に緩やかではあるがかなり大幅な変化を
示し、鉄イオン濃度が常時変動していることがわかる。
この本装置による測定結果を従来から行なわれていた濃
度分析値と比較すると、第12図のように極めてよく一
致する結果が得られ、従来.の濃度分析値と比較しても
本装置の優れた測定効果が確かめられる。
第1図は硫酸第1鉄溶液の滴定曲線を示すグラフ、第2
図は硫酸第1鉄溶液の検量線を示すグラフ、第3図は亜
鉛溶解液の滴定曲線を示すグラフ、第4図は亜鉛溶解液
の検量線を示すグラフであり、第1図および第3図中(
1)はFe++10巧/T,(2)はFe++100T
!V/T,(3)はFe++500η/T,(4)はF
e++40jη/T,(5)はFe++1302η/T
,(6)はFe++540η/tの場合を示す。 第5図は本発明に係る測定装置を示す概略図、第6図は
本発明の平行リンクを用いた電極の支持装置および洗浄
装置を示す正面図、第7図は第6図に示す支持装置およ
び洗浄装置の側面図、第8図は第6図に示す支持装置の
モータ部分の背面図、第9図は本発明に係る電極の他の
支持装置、第10図は第9図に示す支持装置の平面図、
第11図は本発明に係る装置の測定結果を示すグラフ、
第12図は本発明に係る装置の測定値と工程分析値の比
較を示すグラフである。図面中、1はサンプリングタン
ク、4は電磁弁、5はエゼタタ、9はレベル計、11は
電磁弁、12は洗浄槽、13は測定槽、14はモータ、
15は支持棹、19はバランスウエイト、22は電極、
23は水平アーム、24は平行リンク、25はモータ、
31,34はシリンダ、36,37はリミツトスイツチ
、38は定量ポンプ、39は弾性隔膜、40はロツド、
41はスイツチ、42はカウンタ、45はモータ、46
は撹拌機、47は自動制御回路、48はスイツチである
。
図は硫酸第1鉄溶液の検量線を示すグラフ、第3図は亜
鉛溶解液の滴定曲線を示すグラフ、第4図は亜鉛溶解液
の検量線を示すグラフであり、第1図および第3図中(
1)はFe++10巧/T,(2)はFe++100T
!V/T,(3)はFe++500η/T,(4)はF
e++40jη/T,(5)はFe++1302η/T
,(6)はFe++540η/tの場合を示す。 第5図は本発明に係る測定装置を示す概略図、第6図は
本発明の平行リンクを用いた電極の支持装置および洗浄
装置を示す正面図、第7図は第6図に示す支持装置およ
び洗浄装置の側面図、第8図は第6図に示す支持装置の
モータ部分の背面図、第9図は本発明に係る電極の他の
支持装置、第10図は第9図に示す支持装置の平面図、
第11図は本発明に係る装置の測定結果を示すグラフ、
第12図は本発明に係る装置の測定値と工程分析値の比
較を示すグラフである。図面中、1はサンプリングタン
ク、4は電磁弁、5はエゼタタ、9はレベル計、11は
電磁弁、12は洗浄槽、13は測定槽、14はモータ、
15は支持棹、19はバランスウエイト、22は電極、
23は水平アーム、24は平行リンク、25はモータ、
31,34はシリンダ、36,37はリミツトスイツチ
、38は定量ポンプ、39は弾性隔膜、40はロツド、
41はスイツチ、42はカウンタ、45はモータ、46
は撹拌機、47は自動制御回路、48はスイツチである
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (イ)亜鉛溶解液を測定槽へ一定量送液するサンプ
リング装置と、(ロ)滴定液を測定槽へ少量ずつ順次送
液する滴定液供給装置と、(ハ)滴定液の送液量を検知
する検知装置と、(ニ)滴定液を添加した亜鉛溶解液の
鉄イオンの酸化還元電位変化を測定する電極と、(ホ)
洗浄槽の中で電極のゲル状付着物を除去するブラッシン
グ手段を具えた洗浄装置と、(ヘ)電極を測定槽と洗浄
槽とに交互に移し換える電極の支持装置と、(ト)電極
の測定回路を信号保持回路に切換える一方滴定液供給装
置を停止すると共にサンプリング装置と支持装置とを作
動させ、また電極の信号保持回路を測定回路に切換える
一方サンプリング装置と支持装置とを停止すると共に滴
定液供給装置を作動させる自動制御回路を具えることを
特徴とする亜鉛溶解液に溶存する鉄イオン濃度の測定装
置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記洗浄装置は前
記測定槽に並置される洗浄槽と、該洗浄槽の水平回転手
段と、該洗浄槽および水平回転手段を支える揺動リンク
にこれら洗浄槽および水平回転手段の重量と均衡するバ
ランスウェイトが設けられてなる衝動吸収手段とを有す
る洗浄装置であることを特徴とする亜鉛溶解液に溶存す
る鉄イオン濃度の測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52002251A JPS5913699B2 (ja) | 1977-01-12 | 1977-01-12 | 亜鉛溶解液に溶存する鉄イオン濃度の測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52002251A JPS5913699B2 (ja) | 1977-01-12 | 1977-01-12 | 亜鉛溶解液に溶存する鉄イオン濃度の測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5387792A JPS5387792A (en) | 1978-08-02 |
| JPS5913699B2 true JPS5913699B2 (ja) | 1984-03-31 |
Family
ID=11524133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52002251A Expired JPS5913699B2 (ja) | 1977-01-12 | 1977-01-12 | 亜鉛溶解液に溶存する鉄イオン濃度の測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913699B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1990015996A1 (fr) * | 1989-06-16 | 1990-12-27 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Methode et appareil d'analyse automatique |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4875095A (ja) * | 1971-12-31 | 1973-10-09 | ||
| CH534877A (de) * | 1972-02-01 | 1973-03-15 | Mettler Instrumente Ag | Verfahren zur automatischen Titration sowie Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
-
1977
- 1977-01-12 JP JP52002251A patent/JPS5913699B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1990015996A1 (fr) * | 1989-06-16 | 1990-12-27 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Methode et appareil d'analyse automatique |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5387792A (en) | 1978-08-02 |
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