JPS5919177B2 - ラインパイプ用高靭性高張力鋼板 - Google Patents

ラインパイプ用高靭性高張力鋼板

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JPS5919177B2
JPS5919177B2 JP52133771A JP13377177A JPS5919177B2 JP S5919177 B2 JPS5919177 B2 JP S5919177B2 JP 52133771 A JP52133771 A JP 52133771A JP 13377177 A JP13377177 A JP 13377177A JP S5919177 B2 JPS5919177 B2 JP S5919177B2
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pipe
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清二 小林
英義 気田
憲昭 秋山
清 岩井
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、溶接割れ感受性が小さく、拡管しない場合に
も造管による降伏強度の低下を有効に防止することを可
能にした主として外径650〜800朋の鋼管を対象と
するラインパイプ用高靭性高張力鋼板に関する。
近時、製鋼技術、圧延技術(コンドロールド・ローリン
グ技術)の進歩によってラインパイプ用鋼板の発展はめ
ざましいものがあるが、アラスカ、北海、シベリア等の
寒冷地帯における天然ガス、油田の開発に伴ない、安全
性、経済性の見地から、高強度、高靭性と共にすぐれた
耐溶接割れ性を兼備するラインパイプ用鋼板の開発が強
く要請されている。
これと同時に、造管する立場からみれば、所定の形状・
寸法の鋼管を容易に製造し得る特性を備えた鋼板が要求
される。
一般に、フェライト・パーライト鋼は、造管によって降
伏強度が大きく低下することが知られている。
その低下の度合は、強度レベル、管径、肉厚、造管方法
等によって異なるが、例えばコンドロールド・ローリン
グによって得られるX65クラスの鋼板を素材としたU
OE大径管の場合には、約3kg/mm”の低下を招き
、また拡管しない管の場合には約6kg/nm”にも及
ぶ大きな低下をともなう。
そのため、所要の降伏強度を確保するには、強度レベル
、管径、肉厚、造管方法等によって変化する降伏強度の
低下を予測し、その低下量に見合った値以上の強度を上
積みしなければならないという極めて困難かつ煩雑な操
作を必要とする。
その手段として、たとえば、より苛酷なコンドロールド
・ローリングを採用することによって降伏強度を更に上
昇させる、という方法も考えられる。
しかし、コンドロールド・ローリングを行なわない通常
の圧延条件のもとでの強度レベルから強度上昇を図るの
とは異なり、相当のコンドロールド・ローリングを行っ
た状態での強度レベルから更に約3−m2以上もの強度
上昇を図るということは、限られた圧延機能力のもとで
は容易なことではなく、しかも生産性の低下あるいは最
終製品の形状・寸法の不良等が惹起することを考慮する
と、到底得策とは言い難い。
従って、このような方法に代え、鋼材の材質改善という
面に解決策を強いられ、必然的に余分な多量の合金元素
の添加を余儀なくされているというのが実状であるが、
その結果、溶接割れ感受性が著しく増すという問題が随
伴する。
一方、上記の如き余分の合金元素の添加は、溶接割れ感
受性の増大という問題のほかに、鋼管が必要とする以上
の降伏強度を素材たる鋼板に具備させることになる結果
、造管工程上でも非常に大きな不利益を生せしめるとい
う問題を伴なう。
すなわち、必要以上に高い降伏強度の鋼板を造管すると
とは、造管設備に苛酷な負荷を与えることになり、故障
の多発、保全管理の煩雑さ、ひいては寿命の短縮をもた
らすだけでなく、素材の降伏強度が高いため設備能力上
、造管不能となる事態も生じる。
また設備上の問題だけでなく、良好な形状・寸法の鋼管
を得ることが、降伏強度の低い素材を用いる場合よりも
困難になるという品質上の問題もある。
従って、造管においては、鋼管が必要とする降伏強度と
同等もしくはそれ以下の降伏強度を有する鋼板、すなわ
ち造管によって降伏強度が低下しないか、逆に上昇する
ような鋼板を素材とすることが必要で、それによって大
きなメリットが得られるわけであり、そのような鋼板の
出現が強く望まれている。
このような要請に応えようとするいくつかの試みもなさ
れている。
たとえば、特願昭49−60334号(=特開昭50−
20918号)に開示された鋼板はその1つであるが、
これはAr3変態点以下という低い圧延温度での圧下を
必要とするため生産性を阻害するばかりでなく、良好な
寸法・形状を有する鋼板を得難いという欠点がある。
また、フライマックス・モリプデナム社、イタルシデル
社あるいはステルコ社の製造に係るアシキュラーフェラ
イトタイプなる鋼板もこの種の鋼に該尚するものである
が、これは多量のMnyMo tNbその他の合金元素
の添加を必要とするため、耐溶接割れ性及び溶接継手靭
性の劣化が大きいうえに、製造コストの上昇を伴ない、
しかも低C高Mnであるが故に溶製時の成分調整が困難
で、偏析度が大きくなるという製鋼技術上の問題など、
解決すべき数多くの問題をはらんでいる。
本発明者等は、上述のような事情に鑑み、Ar3変態点
以上の熱間圧延でも造管による降伏強度の低下が起らず
、溶接割れ感受性の小さいラインパイプ用高靭性高張力
鋼板を開発すべく鋭意研究を進めてきた結果、造管によ
る降伏強度の低下ないし増加が、その顕微鏡組織と密接
な関係があること、造管による降伏強度の低下を抑制す
るには、組織中に占めるベイナイトもしくはアシキュラ
ーフェライトの面積分率を一定値以上に規定すべきであ
ること等の新事実を発見し、かかる知見に基づいて本発
明を完成した。
すなわち、本発明は、C0,02〜0.10係、S i
O,05〜0.50%、Mn 1.0〜1.8%、C
uO,15〜0.45%、Mo 0.08〜0.25%
、Nb0001〜0.10チ、AAo、005〜0.0
60%を含有し、残部鉄および不可避的不純物からなる
鋼、または上記各成分のほかに(i)N io、 s
o%以下、Cr0.50%以下、Vo、20%以下、T
i0.10φ以下、Zr0.10%以下のうちの1種も
しくは2種以上、(!りCa O,005%以下、また
は(Iii)NiO,50%以下、Cr0.50%以下
、Vo、20%以下、’l’io、10%以下、Zr0
.10%以下のうちの1種もしくは2種以上およびCa
0.005%以下を含有し、ベイナイトもしくはアシキ
ュラーフェライトを面積分率して3〜15%を含有する
フェライト・パーライト組織からなる溶接割れ感受性が
小さく、しかも造管による降伏強度の低下を生じないラ
インパイプ用高靭性高張力鋼板を提供することを目的と
する。
ベイナイトおよびアシキュラーフェライトの両組織は、
電子顕微鏡により区別しうるものであり、性能上からも
差はなく、鋼中の添加元素、圧延仕上温度など、各種の
微妙な製造条件の差異に起因して、いずれにもなりうる
以下本発明について詳しく説明する。
造管によって鋼の降伏強度が低下したり増加したりする
現象は、本発明者等の研究によれば、鋼の顕微鏡組織と
密接な関係のあることが判明した。
すなわち、造管による降伏強度の変化(「鋼管の降伏強
度」−「鋼板の降伏強度」、以下「△YS」、と略称す
る。
)は、組織中に占めるベイナイトもしくはアシキュラー
フェライトの面積分率(以下、rfBAJと称す。
)によって定まる。第1図は鋼管用鋼板(基本成分:C
0,05〜0.08係、S i O,23〜0.31
%、Mn 1.45〜1.58 %、Nb0.035〜
0.052%、Al)、022〜0.040チ)を用い
た造管(肉厚/管径−0,012〜0.018、拡管な
し)における、造管による降伏強度の変化△YSと組織
中のベイナイトもしくはアシキュラーフェライトの占め
る面積分率fBAとの関係を示したグラフであり、同図
から、造管による降伏強度の低下を防ぐには、fBAが
3チ以上であることが必要なことが認められる上記fB
Aを左右する第1の要因は合金元素量であり、合金元素
量を増すことによってfBAを増加させ得ると考えられ
るが、ここで重要なことは、溶接割れ感受性の増加を極
力抑えつつfBAを増加させ得る合金元素を選択しなけ
ればならないことである。
この点につき、種々検討した結果、Moが有効な元素で
あるが、これにCuを複合添加することにより極めて効
果的にfBAを増加させ得ることが判明した。
第2図は、fBAに及ぼすMo添加量の影響を示すグラ
フで、第1図における鋼管用鋼板の基本成分に加えてM
oO〜0.5チ牟独またはさらにCuO,15〜0.2
5%を添加した鋼板を用いた場合の実験結果であって、
図中、曲線1はMoとCuの複合添加の場合、2はM。
単独添加の場合を示す。
同図から認められるように、造管による降伏強度の低下
を起こさないfBA(3チ以上)とするには、Mo単独
添加の場合には、MOo、25%以上を必要とし、Cu
との複合添加では、M o 0.08%の添加で十分な
ことを示している。
どのようにCuの添加はfBAを増加させるに極めて有
効である。
第3図は、fBAに対するCu添加量の影響を示したグ
ラフで、第1図における鋼管用鋼板の基本成分に加えて
M。
0.15%およびCuO〜0.6チを添加した鋼板を用
いた場合の実験結果であって、同図から明らかなように
、Cu0.15%以上の添加により、fBAは急激に増
加することが認められる。
なお、M。は鋼板自体の降伏強度を低下させるというマ
イナスの効果を伴うが、Cuを複合添加することにより
、MO添加による鋼板自体の降伏強度の低下を補うこと
ができる点でも一層有効であり、しかもMo添加量を削
減できる結果、Mo添加による鋼板自体の降伏強度の低
下を緩和し、かつ製造コストが低減される等、非常に有
利である。
このようなMoとCuとの複合添加の効果を十分に発揮
させるにはその添加量に一定の制限が付せられる。
以下、これについて説明する。鋼材の溶接割れ感受性を
判定する尺度として一般に次式で示されるPCM値が用
いられ、PCM値が小さい程溶接割れ感受性が小さいこ
とを示す。
従って、Mo単独添加よりも、MOとCuとの複合添加
の方が溶接割れ感受性が小さくなるのは、これら元素の
添加によって増加するP。
M値(以下、[△PCMjと称す。
)が、鋼管の同一降伏強度に対し、前者よりも後者の場
合に小さくなるような範囲であることになる。
第4図は、鋼板として基本成分:C0,05〜0.08
係、Si0.23〜0.31%、Mn 1.45〜1.
58%、NbO,026〜0.042%、Vo、035
〜0.052%、AAO,022〜0.040 %、に
Moを単独添加した場合(Mo約0.3%)および、M
oとCuとを複合添加した場合(MO約0.1 %、C
u0.2〜0.4%)の鋼板を用いて造管(肉厚/管径
−0,012〜0.018、拡管なし)したときの、鋼
管の降伏強度とPCMとの関係を示したグラフである。
なお同グラフ、横軸にMo単独添加の場合のfBA((
ホ)(4)およびMoとCuを複合添加した場合のfB
A(%XB)とを併記した。
図中、曲線1はMoとCuの複合添加、2ばMo単独添
加の場合を示す。
同図から明らかなように、MoとCuとを複合添加した
場合の鋼管の降伏強度が、Mo単独添加の場合のそれよ
りも高くなるのは、PCMが約0.01〜0.027と
なる範囲内に限られることが認められる。
なお、同図によれば、MoとCuとの複合添加で得られ
るfBAが3楚未満の場合にも、同一△PCMにおける
鋼管の降伏強度は、Mo単独添加の場合のそれより高い
値を示しているが、本発明の目的である「造管による降
伏強度の低下の抑制」を可能とするには、fBA約3楚
以上、すなわちMo約0.08%以上を必要とすること
は前述したとおりである。
更に、fBAが3俸を越えて増加すると鋼管の降伏強度
も上昇するが、fBAが約15%に達すると、同第4図
に示されるようにその強度は同一△PCMにおいて、M
oとCuを複合添加したものとMo単独添加のものとの
差は無くなる。
従って、MoとCuの複合添加による効果を発揮させる
にはfBAが15%以下であること、すなわち第2図か
ら認められるようにMo0.25%以下に規定すること
が必要である。
一方、CUについては前記第3図から明らかなように、
0.15%以上添加することによってfBAを効果的に
増大させることができるが、それ以上添加してもfBA
はそれほど増加しない。
従って、製造コスト、耐割れ性の観点から、下限を0.
15係とする範囲内でできるだけ低い方がよく、0.1
5〜0.45%の範囲とする。
以上のように、fBAの調節により、造管による降伏強
度の低下を有効に防止し、鋼管に高い降伏強度を付与す
るには、MoとCuとを複合添加し、MOは0.08〜
0.25%、Cuは0.15〜0.45%の範囲に規定
される。
また、鋼板のfBAは熱間圧延条件によって変動をきた
すので、次の条件で行なうのがよい。
fBAおよび切欠靭性に対し、熱間圧延における約90
0℃以下の温度での全圧下率および仕上圧延終了温度が
大きな影響を与える。
第5図は、fBAおよび切欠靭性を示す指標としての2
rItmVシャルピー50%破面遷移温度(以下、rv
Tr sJと称す)と900℃以下における全圧下率と
の関係を示したグラフであって、基本成分: CO,0
5〜0.08%、SiO,23〜0.31%、Mn1.
45〜l、58%、Cu O,2%、 Mo 0.15
%、Nb O,026〜0.042係、A10.022
・・・0.040楚を有する本発明の鋼板を用いた場合
の実験結果である。
図中1(熱印)はfBAを、2はvTrsを表わす。
同図から明らかなように、900℃以下における全圧下
率が約50チに満たない場合には、fBAが約15%(
この値は、溶接割れ感受性に関し、MoとCuの複合添
加材の方が、Mo単独添加材よりも優位にある上限値で
ある。
)を越えて急激に増加する(同図1)とともに、組織の
粗大化により、切欠靭性も著しく劣化する(同図2)こ
とを示している。
従って、900℃以下の温度における全圧下率は約50
係以上とすべきで、これによりfBAは3〜15%の好
ましい範囲に調節されるとともに、良好なりTrs値が
与えられることが認められる。
また、900℃以下の全圧下率を約50係以上に設定し
ても、圧延終了温度が過度に低くなると加工ひずみの増
加によって切欠靭性の劣化を招く。
第6図は、vTrs値に及ぼす圧延終了温度の影響を示
すグラフであり、第5図における場合と同じ基本成分の
鋼板を用いた場合の実験結果であって、同図から、圧延
終了温度がAr3点より低くなるとvTrsは急激に悪
化することを示しており、Ar3点以上の温度で圧延を
終了することにより、良好な切欠靭性を保持し得ること
が認められる。
なお、本発明に用いられる鋼板のMoおよびCu以外の
成分組成については次の如く規定される。
Cは、強度を高めるのに有効である。
実用上の強度を付与するには0.02%以上の添加が必
要である。
但し、多く加えると溶接割れ感受性を著しく高めること
になるので、0.10 %を上限とする。
Siは、製鋼時の脱酸剤として、また強度付与のために
添加される。
そのためには0.05%以上加える必要があるが、過度
に加えると溶接割れ感受性を高めるので、0.50%以
下とする。
Mnは、強度と靭性とを同時に高めるのに有効な成分で
あり、1.0係以上加えられる。
但し、多量に加えると溶接割れ感受性を高めるので、1
.8条を上限とする。
Nbは、高強度、高靭性を与えるうえで重要な元素であ
る。
0.01%に満たないとその効果は十分でなく、また0
、 10 %を越えると効果ははジ飽和に達するうえ、
溶接割れ感受性が高まり好ましくない。
よって、0.O1〜O,10%の範囲で加える。
Alは、脱酸および結晶粒微細化に必要な成分である。
0.005%に満たないとその効果は十分でなく、一方
0.060 %を越えると、効果ははジ飽和に達するだ
けでなく非金属介在物の増加をもたらす。
よって0.005〜0.060%の範囲で加えられる。
上記成分のほかに、必要に応じて(i)Ni、Cr。
VyTiyZrのうち1種もしくは2種以上、(ii)
Ca、または(1!りN i t Cr > V t
T i、Z rのうち1種もしくは2種以上およびCa
を加えることにより、本発明の趣旨をそこなうことなく
、鋼板の性質を改善することができる。
Niは、強度、靭性の向上に有効である。
但し多く加えるとスケールきずの発生が著しくなり、鋼
板の表面性状を害するので、0.50 %以下の範囲で
加えられる。
。Crは、強度上昇に有効であるが、Niと同様
に過度に加えるとスケールきずが著しくなるので、0.
50%以下の範囲で加える。
VはNbと同様フェライト中で微細に析出し、鋼を強化
させるが、0.20%を越えて添加しても強度はほとん
ど上昇せず意味がないので、0.20係以下の範囲で加
える。
TiおよびZrは、いづれも強度向上に有効であり、か
つ衝撃エネルギーの異方性改善にも効果を有する。
但し多く加えると切欠靭性の著しい劣化を招くので、い
づれも0.10%以下の範囲で加える。
Caは、衝撃エネルギーの改善に有効である。
但し、Caは0.005%を越えると効果ははソ飽ン
和に達するうえ、非金属介在物の増加をもたらすので0
.005%以下の範囲で加える。
なお、本発明の鋼板の製造は常法によって行なわれるが
、好適なfBAおよびすぐれた靭性なより安定的に与え
るためには、熱間圧延での9001 ℃以下の温度にお
ける全圧下率を約50φ以上とし、Ar3点以上の温度
で圧延を終了するのが好ましい。
次に実施例を挙げて本発明について具体的に説明する。
ン 実施例 l 第1表に示す各種成分組成を有する鋼板を、1200℃
に加熱した後、熱間圧延に付し、900℃以下の温度域
における全圧下率を60係とし、Ar3点より20〜5
0℃高い温度で圧延を終了ツ し板厚16朋の鋼板を得
た。
この鋼板を用い1.肉厚/管径を0.012〜0.01
8に設定して造管しくたソし拡管せず)、鋼管を製造し
た。
第2表に、上記板厚16mrnの圧延ま\材の機械ン
曲性質、および造管した鋼管から採取した試験片素材を
扁平にした後、引張試験片を製作して降伏強度を測定し
て得られた△YS(鋼管の降伏強度−鋼板の降伏強度)
を示す。
第2表中、「降伏強度」は0.5%全伸び時の応力を表
わす。
、 なお、供試材(1)〜(6)およびα9〜(刻は
本発明に係るもの、供試材(7)〜0鼾ま従来用いられ
ている鋼板、供試材(13)、(14)は本発明に類似
するが本発明の規定から逸脱している比較材である。
第7図は、第1表および第2表に基づいて、鋼; 管の
降伏強度とPCMとの関係を示したグラフである。
同図中、番号は供試材の番号を表わす。上記結果から認
められるように、本発明によれば、鋼板の降伏強度、引
張強さ、伸び等の機械的性質および遷移温度(vTr
s )は、従来材および比較材のそれと同等もしくはそ
れ以上であり、かつ従来材の殆んどが造管によって降伏
強度の低下をきたしている(ΔYSの値がマイナスとな
っている)のに対し本発明によるものは、造管による低
下を伴なうことなく、むしろいづれも向上していること
を示している。
また、第7図に示されるように、鋼管の同一降伏強度に
対し、本発明鋼板(1)〜(6)および(15)〜(4
は、従来材(7)および(12)および比較材αJ、α
カと比べてPCMが小さい。
上記実施例では、拡管されない場合について説明したが
、拡管を行う場合にも同様に効果を奏するととは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ΔYSに及ぼすfBAの影響を示すグラフ、
第2図はfBAに及ぼすMo添加量の影響を示すグラフ
、第3図はfBA に及ぼすCu添加量の影響を示すグ
ラフ、第4図は、鋼管の降伏強度に及ぼすΔPCMの影
響を示すグラフ、第5図はfBAまたはvTrsに及ぼ
す900℃以下の全圧下率の影響を示すグラフ、第6図
はvTrsに及ぼす仕上圧延終了温度の影響を示すグラ
フ、第7図はPCM と鋼管の降伏強度の関係を示すグ
ラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 I C0,02〜o、ioφ、Si0.05〜0.5
    0係、Mn1.0〜1.8 %、CuO,15〜0.4
    5%、M。 0.08〜0.25係、Nb0.O1〜o、ioφ、A
    lO,005〜0.060%、残部鉄および不可避的不
    純物からなり、ベイナイトもしくはアシキュラーフェラ
    イトを3〜15φ(面積分率)を含むフェライト・パー
    ライト組織であることを特徴とする溶接割れ感受性が小
    さく、かつ造管による降伏強度の低下を生じないライン
    パイプ用高靭性高張力鋼板。 2C0,02〜0.10チ、Si0.05〜0.50%
    、M n 1.0〜1.8%、Cu0.15〜0.45
    %、M。 0.08〜0.25%、Nb0.01〜0.10係、A
    lO,005〜0.0060係、およびNio、50係
    以下、Cr0.50%以下、Vo、20%以下、Tio
    llO%以下、Z r 0.10%以下のうち1種ない
    しは2種以上を含み、残部鉄および不可避的不純物から
    なり、ベイナイトもしくはアシキュラーフェライトを3
    〜15係(面積分率)含むフェライト・パーライト組織
    であることを特徴とする溶接割れ感受性が小さく、かつ
    造管による降伏強度の低下を生じないラインパイプ用高
    靭性高張力鋼板。 3 C0,02〜0.10係、SiO,05〜0.5
    0係、Mn 1.0〜1.8%、Cu O,15〜0.
    45%、M。 0.08〜0.25楚、NbO,01〜o、io係、A
    lO,005〜0.060%、およびCa0.005%
    以下を含み、残部鉄および不可避的不純物からなり、ベ
    イナイトもしくはアシキュラーフェライトを3〜15%
    (面積分率)含むフェライト・パーライト組織であると
    とを特徴とする溶接割れ感受性が小さく、かつ造管によ
    る降伏強度の低下を生じないラインパイプ用高靭性高張
    力鋼板。 4C0,02〜0.10楚、Si0.05〜0.50楚
    、Mn 1.0〜1.8%、CuO,15〜0.45%
    、M。 0.08〜0.25係、NbO,01〜0.10係、A
    JI?0.005〜0.060%、およびNiO,50
    条以下、CrO,50%以下、Vo、20%以下、Ti
    0.10%以下、Zr0.10%以下のうち1種ないし
    は2種以上、およびCaO,005%以下を含み、残部
    鉄および不可避的不純物からなり、ベイナイトもしくは
    アシキュラーフェライトを3〜15係(面積分率)含む
    フェライト・パーライト組織であることを特徴とする溶
    接割れ感受性が小さく、かつ造管による降伏強度の低下
    を生じないラインパイプ用高靭性高張力鋼板。
JP52133771A 1977-11-07 1977-11-07 ラインパイプ用高靭性高張力鋼板 Expired JPS5919177B2 (ja)

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