JPS5920260B2 - 変圧器保護継電装置 - Google Patents
変圧器保護継電装置Info
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- JPS5920260B2 JPS5920260B2 JP52101829A JP10182977A JPS5920260B2 JP S5920260 B2 JPS5920260 B2 JP S5920260B2 JP 52101829 A JP52101829 A JP 52101829A JP 10182977 A JP10182977 A JP 10182977A JP S5920260 B2 JPS5920260 B2 JP S5920260B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は変圧器保護継電装置にかかわり、特に変圧器の
内部故障時の高速動作能力をそこなうことなく、シかも
変圧器励磁突入時には確実にロックをかけて誤動作を生
じない変圧器保護継電装置に関するものである。
内部故障時の高速動作能力をそこなうことなく、シかも
変圧器励磁突入時には確実にロックをかけて誤動作を生
じない変圧器保護継電装置に関するものである。
一般に変圧器保護のためには、従来第1図に示す比率差
動継電方式が最も代表的に用いられている。
動継電方式が最も代表的に用いられている。
第1図において1は被保護変圧器、2,3はこの変圧器
の電源側、負荷側に挿入された変流器、4はしゃ断器、
5は電源、6は比率差動継電器である。
の電源側、負荷側に挿入された変流器、4はしゃ断器、
5は電源、6は比率差動継電器である。
第1図においていましゃ断器4を投入して保護対象変圧
器1を無負荷励磁した場合、いわゆる励磁突入電流(イ
ンラッシュ電流)■eXが電源5から流入し、このため
電源側変流器2の二次側に電流iexが流れて見かけ上
変圧器内部故障と同じ差動動作出力が発生し、比率差動
継電器6を誤動作させる場合がある。
器1を無負荷励磁した場合、いわゆる励磁突入電流(イ
ンラッシュ電流)■eXが電源5から流入し、このため
電源側変流器2の二次側に電流iexが流れて見かけ上
変圧器内部故障と同じ差動動作出力が発生し、比率差動
継電器6を誤動作させる場合がある。
このインラッシュ対策としては従来から種々の対策がと
られているが、以下にその例を説明する。
られているが、以下にその例を説明する。
(1)シーケンス的にインラッシュによる誤動作をさけ
る第2図による方法。
る第2図による方法。
第2図はトリップ回路図であり、図において4aはしゃ
断器4の閉時閑のパレットスイッチ、7はタイマで、7
aはその動作時閉接点、6aは比率差動継電器6の動作
時閉接点である。
断器4の閉時閑のパレットスイッチ、7はタイマで、7
aはその動作時閉接点、6aは比率差動継電器6の動作
時閉接点である。
すなわちしゃ断器投入時に発生するインラッシュをさけ
るため、インラッシュ電流が消滅する時間まであらかじ
めしゃ断器4に設けたパレットスイッチ4aにより作動
するところのタイマー7によって比率差動継電器のトリ
ップ回路をロックしてお(、すなわち比率差動継電器6
の出力接点6aを上記タイマーの接点7aによって所定
時間Tロックしておく。
るため、インラッシュ電流が消滅する時間まであらかじ
めしゃ断器4に設けたパレットスイッチ4aにより作動
するところのタイマー7によって比率差動継電器のトリ
ップ回路をロックしてお(、すなわち比率差動継電器6
の出力接点6aを上記タイマーの接点7aによって所定
時間Tロックしておく。
(2)比率差動継電器6の動作時間を遅くして、インラ
ッシュの消滅を期待する方法。
ッシュの消滅を期待する方法。
(3)変圧器中性点側にCTを設けて差動回路を作動せ
しめ、かくして原理的にインラッシュ電流の影響を受け
ないようにする方法。
しめ、かくして原理的にインラッシュ電流の影響を受け
ないようにする方法。
(4)インラッシュ電流波形が第3図のごとき特有の形
状を有していることを利用し、インラッシュ電流波形に
含まれる第2高調波を検出するなどの方法によりインラ
ッシュ電流であるか否かを判定し、かくしてもしインラ
ッシュ電流と判定された場合に比率差動継電器6の動作
をロックする。
状を有していることを利用し、インラッシュ電流波形に
含まれる第2高調波を検出するなどの方法によりインラ
ッシュ電流であるか否かを判定し、かくしてもしインラ
ッシュ電流と判定された場合に比率差動継電器6の動作
をロックする。
以上に示したごとき従来の方式はそれぞれ効果を発揮し
ているが、いずれの場合もこのインラッシュ対策を施し
たために比率差動要素そのものの動作速度を殺してしま
うか、保護能力を一部犠牲にしている。
ているが、いずれの場合もこのインラッシュ対策を施し
たために比率差動要素そのものの動作速度を殺してしま
うか、保護能力を一部犠牲にしている。
このことを次に説明する。まず(1)の方法、すなわち
シーケンス的にさける方法は、確かに常時の運転中に変
圧器故障が発生すれば比率差動継電要素そのものの速度
で動作するため、1 c/s以下の高速度化も可能であ
る。
シーケンス的にさける方法は、確かに常時の運転中に変
圧器故障が発生すれば比率差動継電要素そのものの速度
で動作するため、1 c/s以下の高速度化も可能であ
る。
しかし変圧器投入と同時に内部故障が発生した場合第2
図のタイマー7で強制的にT時間だけ動作がロックされ
るため、比率差動継電要素が動作してもトリップできず
、変圧器を焼損させる恐れがある。
図のタイマー7で強制的にT時間だけ動作がロックされ
るため、比率差動継電要素が動作してもトリップできず
、変圧器を焼損させる恐れがある。
このタイマ一時間Tはインラッシュ継続時間以上に整定
する必要があるためかなり長い時間(数百サイフルル数
千サイクル)ロックをかけておかなければならない。
する必要があるためかなり長い時間(数百サイフルル数
千サイクル)ロックをかけておかなければならない。
(2)の方法においては、いうまでもなく高速動作は不
可能である。
可能である。
(3)の方法は第4図のごとく、単巻変圧器8(C相分
)の中性点側に変流器9を挿入するもので(第4図にお
いてA相のみ記述しているがC相、C相も同様である)
、原理的にインラッシュ電流の影響も、タップチェンジ
ャーによるタップ変動の影響も受けないため高感度、高
速度形の比率差動継電器が得られる。
)の中性点側に変流器9を挿入するもので(第4図にお
いてA相のみ記述しているがC相、C相も同様である)
、原理的にインラッシュ電流の影響も、タップチェンジ
ャーによるタップ変動の影響も受けないため高感度、高
速度形の比率差動継電器が得られる。
ところが層間故障が原理的に検出できないため比率差動
継電器としては完全なものとはいえない。
継電器としては完全なものとはいえない。
(4)の方法、すなわちインラッシュ波形特有の現象を
利用する場合には、第5図のごとき回路が用いられる。
利用する場合には、第5図のごとき回路が用いられる。
第5図において、しゃ断器投入によるインラッシュ電流
が発生した場合には、インラッシュ波形判定要素10が
波形観測をするために必要な1c/s以上(インラッシ
ュ波形の前半における半サイクルは、第7図に示すよう
に、故障電流である正弦波と何ら区別はつかず、後半の
半サイクルを見てはじめてインラッシュ電流と判定でき
るため、原理的にlc/s以上の判定時間が必要)の時
間の後に第6図のごとき判定出力100を出力する。
が発生した場合には、インラッシュ波形判定要素10が
波形観測をするために必要な1c/s以上(インラッシ
ュ波形の前半における半サイクルは、第7図に示すよう
に、故障電流である正弦波と何ら区別はつかず、後半の
半サイクルを見てはじめてインラッシュ電流と判定でき
るため、原理的にlc/s以上の判定時間が必要)の時
間の後に第6図のごとき判定出力100を出力する。
したがって、比率差動継電要素6の出力60はタイマー
11によってタイマー出力110のごとく(第6図)T
1だけ遅延されている必要がある。
11によってタイマー出力110のごとく(第6図)T
1だけ遅延されている必要がある。
すなわち、このときは第6図のごとく比率差動継電要素
6の出力60はインヒビット回路12によってインヒビ
ットされ、インヒビット出力120は変化せず、誤動作
は防止される。
6の出力60はインヒビット回路12によってインヒビ
ットされ、インヒビット出力120は変化せず、誤動作
は防止される。
なお第7図は第5図の方式における故障時の動作波形で
ある。
ある。
前記のインラッシュ波形判定要素10としては、インラ
ッシュ電流中基本波成分以外に第2高調波成分が多く含
まれていることから、一般に電流中の第2高調波成分と
基本波成分の比率によって判定を下す方法(第2高調波
抑制方式)が採用されている。
ッシュ電流中基本波成分以外に第2高調波成分が多く含
まれていることから、一般に電流中の第2高調波成分と
基本波成分の比率によって判定を下す方法(第2高調波
抑制方式)が採用されている。
すなわち、この第2高調波抑制方式というのは、電流中
の第2高調波成分の基本波成分に対する割合が一定の値
(例えば15%)を越えた場合、前記電流がインラッシ
ュ電流であると判断し、インラッシュ波形判定要素10
が出力100を出して、継電器にロックをかける方式の
ことである。
の第2高調波成分の基本波成分に対する割合が一定の値
(例えば15%)を越えた場合、前記電流がインラッシ
ュ電流であると判断し、インラッシュ波形判定要素10
が出力100を出して、継電器にロックをかける方式の
ことである。
以上説明してきたように(1)〜(3)の方法は前記の
如くインラッシュ対策のためにかなり特性が犠牲にされ
ているため、現在では比較的良好な方法である第(4)
の方法が広く用いられている。
如くインラッシュ対策のためにかなり特性が犠牲にされ
ているため、現在では比較的良好な方法である第(4)
の方法が広く用いられている。
しかし最近の変圧器は経済設計される機運にあり、変圧
器鉄心量を少なくするため変圧器鉄心の飽和磁束が低(
なり、鉄心が飽和しやすいものとなってきている。
器鉄心量を少なくするため変圧器鉄心の飽和磁束が低(
なり、鉄心が飽和しやすいものとなってきている。
その結果としてインラッシュ電流中の第2高調波成分が
減少する傾向にあり、このため上記第2高調波抑制方式
では十分に対処できないケースが増加してきた。
減少する傾向にあり、このため上記第2高調波抑制方式
では十分に対処できないケースが増加してきた。
そこでもつと確実にインラッシュ電流を判定しインラッ
シュ電流による変圧器保護継電装置の誤動作を防止する
ことが望まれるようになった。
シュ電流による変圧器保護継電装置の誤動作を防止する
ことが望まれるようになった。
本発明の目的は、上記のごとき従来方式の欠点ヲ除き、
インラッシュ電流で誤動作しない継電装置を提供するこ
とである。
インラッシュ電流で誤動作しない継電装置を提供するこ
とである。
上記の目的は変圧器故障時にはほとんどなく、インラッ
シュ時にのみ発生するところの電流波形の大巾なとぎれ
が繰り返すことに着目し、この現象を検出して、その判
定出力で継電器にロックをかけることによって達成され
る。
シュ時にのみ発生するところの電流波形の大巾なとぎれ
が繰り返すことに着目し、この現象を検出して、その判
定出力で継電器にロックをかけることによって達成され
る。
本発明の詳細を以下に説明する。
まず、インラッシュ発生時のインラッシュ電流波形につ
いて述べておく。
いて述べておく。
第8図aは変圧器が接続された系統の等何回路で、第8
図すはインラッシュが発生した時の現象図を示す。
図すはインラッシュが発生した時の現象図を示す。
第8図中eは電源、Xtは電源とラインのインピーダン
ス、Xtは変圧器の励磁インピーダンス、Sはしゃ断器
、Ie又は電流、■は変圧器端子電圧、φは変圧器鉄心
の磁束である。
ス、Xtは変圧器の励磁インピーダンス、Sはしゃ断器
、Ie又は電流、■は変圧器端子電圧、φは変圧器鉄心
の磁束である。
第8図aにおいて、しゃ断器Sを投入した時、変圧器鉄
心の磁束φは変圧器端子電圧Vより90°位相が遅れて
いるため、Sを投入する前の変圧器鉄心の残留磁束がO
とすると、第8図すに示すようにφは1=0でOから立
上がる。
心の磁束φは変圧器端子電圧Vより90°位相が遅れて
いるため、Sを投入する前の変圧器鉄心の残留磁束がO
とすると、第8図すに示すようにφは1=0でOから立
上がる。
変圧器鉄心の飽和磁束をφmとすると、変圧器は磁束φ
がφmになる時点(1=11)で飽和する。
がφmになる時点(1=11)で飽和する。
変圧器が飽和すると変圧器の励磁インピーダンスXtは
小さくなるため、大きな電流Iexが流れる。
小さくなるため、大きな電流Iexが流れる。
その後φがφm以下になる時点(1=12)で、変圧器
は飽和しなくなるため変圧器の励磁インピーダンスXt
は再び大きくなり電流Iexは流れなくなる。
は飽和しなくなるため変圧器の励磁インピーダンスXt
は再び大きくなり電流Iexは流れなくなる。
このようにインラッシュ時は電流Iexに大巾なとぎれ
(電流が流れていない期間)をもっており、これが繰り
返し発生することになる。
(電流が流れていない期間)をもっており、これが繰り
返し発生することになる。
すなわちインラッシュ電流Iexは変圧器が飽和してい
る期間だけ流れる図示のようになる。
る期間だけ流れる図示のようになる。
経済設計された変圧器は、変圧器の鉄心量を少なくした
もので、このため変圧器鉄心の飽和磁束φmが低くなり
、鉄心が飽和しやすくなる。
もので、このため変圧器鉄心の飽和磁束φmが低くなり
、鉄心が飽和しやすくなる。
鉄心が飽和しやすくなると、第8図すで鉄心が飽和して
いる期間が長くなるため、インラッシュ電流Iexの通
電角(電流が流れている期間)が広がってくる。
いる期間が長くなるため、インラッシュ電流Iexの通
電角(電流が流れている期間)が広がってくる。
インラッシュ電流の通電角が広がってくると、インラッ
シュ電流中の第2高調波成分は減少して(る。
シュ電流中の第2高調波成分は減少して(る。
第2高調波成分は故障電流中にもある程度(一般的には
基本渡分の10係以下)含まれるため、従来の第2高調
波抑制方式では、限界に来ている。
基本渡分の10係以下)含まれるため、従来の第2高調
波抑制方式では、限界に来ている。
しかし、このように変圧器が飽和しやすくなっても、変
圧器が飽和することにより、インラッシュ電流Iexに
とぎれが生じることに変わりはない0 本発明は、この点に着目して経済設計された変圧器のイ
ンラッシュでも確実に判定して、誤動作のない変圧器保
護継電装置を提供するものである。
圧器が飽和することにより、インラッシュ電流Iexに
とぎれが生じることに変わりはない0 本発明は、この点に着目して経済設計された変圧器のイ
ンラッシュでも確実に判定して、誤動作のない変圧器保
護継電装置を提供するものである。
第9図は本発明になる変圧器保護継電装置の一実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
第9図において、変圧器端子電圧と変圧器両端子間の差
動電流との比を検出する比較回路13の出力130は矩
形波変換回路14を介してオア回路22に入力される。
動電流との比を検出する比較回路13の出力130は矩
形波変換回路14を介してオア回路22に入力される。
さらに変圧器端子電圧は矩形波変換回路20、NOT回
路21を介して、オア回路22のもう一方の端子へ入力
される。
路21を介して、オア回路22のもう一方の端子へ入力
される。
オア回路22の出力220は、一定時限(T2)遅延せ
しめる時限回路15、一定時限(T3)信号をホールド
させる時限回路16を介してインヒビット回路17のイ
ンヒビット端子に入力される。
しめる時限回路15、一定時限(T3)信号をホールド
させる時限回路16を介してインヒビット回路17のイ
ンヒビット端子に入力される。
比率差動継電要素6の出力60は、インヒビット回路1
7のもう一方の端子へ入力される。
7のもう一方の端子へ入力される。
そして差動電流がある一定値以上(普通定格電流の数倍
から数十倍程度であり、インラッシュ電流による差動電
流では動作しない値)になった時、瞬時に動作するとこ
ろの瞬時継電要素18の出力180と、インヒビット回
路17の出力170とはオア回路19に印加され、オア
回路19はトリップ信号6aを出力する。
から数十倍程度であり、インラッシュ電流による差動電
流では動作しない値)になった時、瞬時に動作するとこ
ろの瞬時継電要素18の出力180と、インヒビット回
路17の出力170とはオア回路19に印加され、オア
回路19はトリップ信号6aを出力する。
以上のごとき構成を有する保護継電装置の動作は以下の
ごときである。
ごときである。
まず変圧器運転時あるいは投入時に変圧器内部重故障が
発生した場合には、瞬時継電要素18が動作して瞬時に
トリップ信号が出力される。
発生した場合には、瞬時継電要素18が動作して瞬時に
トリップ信号が出力される。
つぎに変圧器投入時のインラッシュ電流発生の場合を、
第10図に示す。
第10図に示す。
インラッシュ電流は図示のようにとぎれた波形が周期的
に繰り返すため、変圧器端子電圧(V)とインラッシュ
電流(I)との比を検出する比較回路13の出力130
を受ける矩形波変換回路14の出力140は、周期的に
矩形波を発生する。
に繰り返すため、変圧器端子電圧(V)とインラッシュ
電流(I)との比を検出する比較回路13の出力130
を受ける矩形波変換回路14の出力140は、周期的に
矩形波を発生する。
また変圧器端子電圧(V)を受ける矩形波変換回路20
の出力200は、変圧器が投入されてから信号を出す。
の出力200は、変圧器が投入されてから信号を出す。
この出力200を受けるNOT回路21の出力210と
、前記矩形波変換回路14の出力140とをオア回路2
2に導入しているため、オア回路22の出力220は変
圧器が投入されてから周期的に矩形波を発生する。
、前記矩形波変換回路14の出力140とをオア回路2
2に導入しているため、オア回路22の出力220は変
圧器が投入されてから周期的に矩形波を発生する。
つまり変圧器端子電圧の有無を判定する矩形波変換回路
20を設けているのは、比較回路13の出力130が変
圧器端子電圧の負極波から正極波への反転時に一瞬の間
レベルを切るので、矩形波変換回路14の出力140は
その部分が欠けた周期的矩形波となるが、この欠けた部
分を出力210で埋めるためのものである。
20を設けているのは、比較回路13の出力130が変
圧器端子電圧の負極波から正極波への反転時に一瞬の間
レベルを切るので、矩形波変換回路14の出力140は
その部分が欠けた周期的矩形波となるが、この欠けた部
分を出力210で埋めるためのものである。
この出力220に出力が出てからT2時限後に時限回路
15に出力150が出て(る(この時限T2はインラッ
シュ電流特有のとぎれた波形を判定するためのもので例
えばT2を電気角で60度程度に選ぶ)。
15に出力150が出て(る(この時限T2はインラッ
シュ電流特有のとぎれた波形を判定するためのもので例
えばT2を電気角で60度程度に選ぶ)。
ここで、計器用変圧器(第13図23に相当する)の設
置場所によっては変圧器端子電圧の位相が差動電流に対
してズしてくる。
置場所によっては変圧器端子電圧の位相が差動電流に対
してズしてくる。
その場合、出力140において欠ける部分も位相ズレに
伴なって変わり時限回路15の時間T2との協調が取れ
な(なる恐れがある。
伴なって変わり時限回路15の時間T2との協調が取れ
な(なる恐れがある。
しかし、上述したように出力140と出力210のオア
出力220によりインラッシュ電流の判定を行なってい
るので変圧器の端子電圧と差動電流の位相ズレで誤動作
することはない。
出力220によりインラッシュ電流の判定を行なってい
るので変圧器の端子電圧と差動電流の位相ズレで誤動作
することはない。
出力150がOになっても時限回路16の時限T3(矩
形波を連続化させるためのもので、1サイクル程度)に
よって、出力160は引延ばされ、連続化した信号とな
る。
形波を連続化させるためのもので、1サイクル程度)に
よって、出力160は引延ばされ、連続化した信号とな
る。
このためインラッシュ電流で比率差動継電要素6の出力
60が出力を出していても、インヒビット回路17の出
力170は0となるため誤まってトリップ信号6aを出
すことはない。
60が出力を出していても、インヒビット回路17の出
力170は0となるため誤まってトリップ信号6aを出
すことはない。
つぎに変圧器運転時に変圧器内部故障(瞬時継電要素1
8が動作しない故障)が発生した場合を第11図に示す
。
8が動作しない故障)が発生した場合を第11図に示す
。
この場合内部故障発生すると、電圧が小さくなり、差動
電流が生じるため、電圧と差動電流の比を検出する比較
回路13の出力130は、小さくなるので、矩形波変換
回路14の出力140はOとなる。
電流が生じるため、電圧と差動電流の比を検出する比較
回路13の出力130は、小さくなるので、矩形波変換
回路14の出力140はOとなる。
また変圧器端子電圧を受ける矩形波変換回路20の出力
200は、周期的に矩形波を発生する。
200は、周期的に矩形波を発生する。
この出力200を受けるNOT回路21の出力と、前記
矩形波変換回路14の出力140とを導入しているオア
回路22の出力220は、変圧器内部故障発生後中の狭
い(T2時時限上り小)パルス出力となるので、時限回
路15の出力150はOとなる。
矩形波変換回路14の出力140とを導入しているオア
回路22の出力220は、変圧器内部故障発生後中の狭
い(T2時時限上り小)パルス出力となるので、時限回
路15の出力150はOとなる。
内部故障発生後、時限回路16のT3時限後にトリップ
信号6aを出す。
信号6aを出す。
第12図は、変圧器投入時に変圧器内部故障(瞬時継電
要素18が動作しない故障)が発生した場合のタイムチ
ャートである。
要素18が動作しない故障)が発生した場合のタイムチ
ャートである。
第12図において、内部故障発生すると、電圧は定格電
圧より小さくなり、差動電流が生じるため、電圧と差動
電流の比を検出する比較回路13の出力130は小さく
なるので、矩形波変換回路14の出力140は0のまま
である。
圧より小さくなり、差動電流が生じるため、電圧と差動
電流の比を検出する比較回路13の出力130は小さく
なるので、矩形波変換回路14の出力140は0のまま
である。
また変圧器端子電圧を受ける矩形波変換回路20の出力
200は故障発生後周期的に矩形波を発生する。
200は故障発生後周期的に矩形波を発生する。
この出力200を受けるNOT回路21の出力と前記矩
形波変換回路14の出力140とを導入しているオア回
路22の出力220は、内部故障発生後、巾の狭い(T
2時時限上り小)パルス出力となるので、時限回路15
の出力150は0となる。
形波変換回路14の出力140とを導入しているオア回
路22の出力220は、内部故障発生後、巾の狭い(T
2時時限上り小)パルス出力となるので、時限回路15
の出力150は0となる。
内部故障発生後、時限回路16のT3時限後にトリップ
信号6aを出す。
信号6aを出す。
第13図は、この発明の具体的な回路図の一例を示して
おり、第9図と同一符号は同一内容を示している。
おり、第9図と同一符号は同一内容を示している。
変流器2゜3を通して変圧器1の高圧側、低圧側信号が
変成器24,25.26に印加されている。
変成器24,25.26に印加されている。
また計器用変圧器23を通して変圧器1の端子電圧が変
成器27に印加されている。
成器27に印加されている。
更に変成器26と変成器27の2次側より比較回路13
に信号が印加されている。
に信号が印加されている。
以上の接続関係の動作は、第9図の実施例の説明により
充分想像のつくものであるから詳細は省略する。
充分想像のつくものであるから詳細は省略する。
さて、上記実施例で示したインラッシュ電流波形は説明
の便宜上につき代表的な波形例であるが、現実的には変
流器2,3の特性等によって第14図に示すように減衰
時間の経過と共に正負両極波に振れる波形となる場合も
ある。
の便宜上につき代表的な波形例であるが、現実的には変
流器2,3の特性等によって第14図に示すように減衰
時間の経過と共に正負両極波に振れる波形となる場合も
ある。
このとき電流波形のとぎれだけを検出する何らかの他の
方法だと誤判定する恐れがある。
方法だと誤判定する恐れがある。
ところが、この実施例のように電流波形のとぎれを検出
する手段として変圧器端子電圧と差動電流の比を求めれ
ば、第14図に示すインラッシュ電流波形に対しても誤
判定することなく信頼度の高い変圧器保護継電装置を期
待できることになる。
する手段として変圧器端子電圧と差動電流の比を求めれ
ば、第14図に示すインラッシュ電流波形に対しても誤
判定することなく信頼度の高い変圧器保護継電装置を期
待できることになる。
以下、その理由を詳細に説明する。
まず、電流波形のとぎれだけを検出する方法の従来装置
を第15図に示す。
を第15図に示す。
同図において23はNOT回路で、他の符号は第9図の
同一符号と同一内容を示している。
同一符号と同一内容を示している。
この従来装置でも、変圧器投入時に通常のインラッシュ
電流が発生した場合(第10図に対応する)には、第1
6図aに示すように出力160で出力60を阻止できる
ので誤まってトリップ信号6aが出されることはない。
電流が発生した場合(第10図に対応する)には、第1
6図aに示すように出力160で出力60を阻止できる
ので誤まってトリップ信号6aが出されることはない。
また、変圧器運転時に変圧器内部故障が発生した場合(
第11図に対応する)には、第16図Cに示すようにT
3時限後にトリップ信号6aが出される。
第11図に対応する)には、第16図Cに示すようにT
3時限後にトリップ信号6aが出される。
さらに、図示していないが変圧器投入時に変圧器内部故
障が発生した場合(第12図に対応する)も、第16図
Cの場合と同様にトリップ信号6aが出されることにな
る。
障が発生した場合(第12図に対応する)も、第16図
Cの場合と同様にトリップ信号6aが出されることにな
る。
ところが、変圧器投入時に正負両極波に振れるインラッ
シュ電流が発生した場合には第16図すに示すようにT
3時限後に誤まってトリップ信号6aが出される。
シュ電流が発生した場合には第16図すに示すようにT
3時限後に誤まってトリップ信号6aが出される。
これは、インラッシュ電流が正負両極波に振れた場合、
電流波形にとぎれがなくなり電流波形のとぎれだけを検
出する方法では、検出不可能になるためである。
電流波形にとぎれがなくなり電流波形のとぎれだけを検
出する方法では、検出不可能になるためである。
第16図すでも出力140に、インラッシュ電流の負極
波に対する矩形波信号が現われるので次段回路が誤動作
してインヒビット信号160がT3時限後に消滅してし
まい、トリップ信号6aが誤まって出力されることにな
る。
波に対する矩形波信号が現われるので次段回路が誤動作
してインヒビット信号160がT3時限後に消滅してし
まい、トリップ信号6aが誤まって出力されることにな
る。
これに対して、変圧器端子電圧と差動電流の比を求める
ようにすれば、変圧器投入時に正負両極波に振れるイン
ラッシュ電流が発生した場合(第16図すに対応する)
でも、第17図に示すように比較回路13の出力130
の点線部の波形が実線の如き滑らかになるだけで、次段
の矩形波回路14の出力140には影響がなく以後、出
力160を阻止できる。
ようにすれば、変圧器投入時に正負両極波に振れるイン
ラッシュ電流が発生した場合(第16図すに対応する)
でも、第17図に示すように比較回路13の出力130
の点線部の波形が実線の如き滑らかになるだけで、次段
の矩形波回路14の出力140には影響がなく以後、出
力160を阻止できる。
つまり、端子電圧と差動電流の比を求めることで信号波
形の歪(例えば、インラッシュ電流が第14図に示すよ
うに正負両極波に振れた場合)を吸収できるため、端子
電圧、差動電流を直接矩形波に変換する場合に比べて、
入力信号の波形歪の影響を除去できる効果がある。
形の歪(例えば、インラッシュ電流が第14図に示すよ
うに正負両極波に振れた場合)を吸収できるため、端子
電圧、差動電流を直接矩形波に変換する場合に比べて、
入力信号の波形歪の影響を除去できる効果がある。
以上に説明したごとく、本発明になる変圧器保護継電装
置を用いることにより、従来の第2高調波抑制式継電装
置のごとき、経済設計された変圧器でのインラッシュで
も誤動作することのない保護継電装置を得ることができ
る。
置を用いることにより、従来の第2高調波抑制式継電装
置のごとき、経済設計された変圧器でのインラッシュで
も誤動作することのない保護継電装置を得ることができ
る。
第1図は従来の比率差動継電方式を示す図、第2図は従
来のインラッシュ誤動作防止対策の一例を示す図、第3
図はインラッシュ電流波形図、第4図はインラッシュ対
策不要の従来の比率差動継電器を示す図、第5図は従来
の比率差動継電器のブロック図、第6図および第7図は
第5図の比率差動継電器のタイムチャート、第8図aは
変圧器が接続された系統の等価回路図、第8図すはイン
ラッシュが発生した時の現象図、第9図は本発明になる
継電装置の一実施例を示すブロック図、第10図、第1
1図、第12図は第9図に示した継電装置のタイムチャ
ート、第13図はこの発明の具体的な回路図例である。 又、第14図は実際のインラッシュ電流波形の一例を示
す図である。 さらに、第15図は電流のとぎれを検出する従来の比率
差動継電装置のブロック図、第16図は第15図の継電
装置の動作を示す図、第17図は正負両極波に振れるイ
ンラッシュ電流に対する第9図の継電装置の動作を示す
図である。 図中、1は保護対象変圧器、2,3.9は変流器、4は
しゃ断器、6は比率差動継電要素、10はインラッシュ
波形判定要素、11,15.16は時限回路、12.1
7はインヒビット回路、13は比較回路、14.20は
矩形波変換回路、18は瞬時継電要素、19,22はオ
ア回路、23は計器用変圧器である。 なお、図中同一符号は同一または和尚部分を示す。
来のインラッシュ誤動作防止対策の一例を示す図、第3
図はインラッシュ電流波形図、第4図はインラッシュ対
策不要の従来の比率差動継電器を示す図、第5図は従来
の比率差動継電器のブロック図、第6図および第7図は
第5図の比率差動継電器のタイムチャート、第8図aは
変圧器が接続された系統の等価回路図、第8図すはイン
ラッシュが発生した時の現象図、第9図は本発明になる
継電装置の一実施例を示すブロック図、第10図、第1
1図、第12図は第9図に示した継電装置のタイムチャ
ート、第13図はこの発明の具体的な回路図例である。 又、第14図は実際のインラッシュ電流波形の一例を示
す図である。 さらに、第15図は電流のとぎれを検出する従来の比率
差動継電装置のブロック図、第16図は第15図の継電
装置の動作を示す図、第17図は正負両極波に振れるイ
ンラッシュ電流に対する第9図の継電装置の動作を示す
図である。 図中、1は保護対象変圧器、2,3.9は変流器、4は
しゃ断器、6は比率差動継電要素、10はインラッシュ
波形判定要素、11,15.16は時限回路、12.1
7はインヒビット回路、13は比較回路、14.20は
矩形波変換回路、18は瞬時継電要素、19,22はオ
ア回路、23は計器用変圧器である。 なお、図中同一符号は同一または和尚部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 変圧器の端子電圧と端子間の差動電流との比較値を
矩形波信号に変換する矩形波変換回路と、上記端子電圧
の極性反転時に矩形波信号を発生する手段と、この手段
による矩形波信号と上記矩形波変換回路の矩形波信号と
の論理和信号に所定の時限を持たせる時限回路と、この
時限回路の出力によって上記差動電流に応動する差動継
電要素の出力をロックする手段とを備えた変圧器保護継
電装置。 2 変圧器端子電圧の極性反転時に矩形波信号を発生す
る手段は、上記端子電圧の有無を判定するする矩形波変
換回路と、この矩形波変換回路の出力を反転するNOT
回路から成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の変圧器保護継電装置。 3 時限回路は論理和信号が所定時限T2継続して出力
する第1の時限回路と、この第1の時限回路の出力を所
定時限T3維持する第2の時限回路から成ることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の変圧器保護継電装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52101829A JPS5920260B2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 変圧器保護継電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52101829A JPS5920260B2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 変圧器保護継電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5435344A JPS5435344A (en) | 1979-03-15 |
| JPS5920260B2 true JPS5920260B2 (ja) | 1984-05-11 |
Family
ID=14310978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52101829A Expired JPS5920260B2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 変圧器保護継電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920260B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0426318A (ja) * | 1990-05-17 | 1992-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | 変圧器保護継電装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50135548A (ja) * | 1974-04-17 | 1975-10-27 |
-
1977
- 1977-08-24 JP JP52101829A patent/JPS5920260B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5435344A (en) | 1979-03-15 |
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