JPS5920417B2 - 芯材の強靭な高クロムロ−ルの製造法 - Google Patents
芯材の強靭な高クロムロ−ルの製造法Info
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- JPS5920417B2 JPS5920417B2 JP11713079A JP11713079A JPS5920417B2 JP S5920417 B2 JPS5920417 B2 JP S5920417B2 JP 11713079 A JP11713079 A JP 11713079A JP 11713079 A JP11713079 A JP 11713079A JP S5920417 B2 JPS5920417 B2 JP S5920417B2
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- Japan
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- outer layer
- casting
- cast iron
- manufacturing
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/16—Casting in, on, or around objects which form part of the product for making compound objects cast of two or more different metals, e.g. for making rolls for rolling mills
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、外層を高クロム材で形成する圧延用複合ロー
ルの製造に際し、外層内に鋳造される芯材が外層からの
Cr拡散によりその強靭性が阻害されるのを防止する新
規な製造方法の提供に関する。
ルの製造に際し、外層内に鋳造される芯材が外層からの
Cr拡散によりその強靭性が阻害されるのを防止する新
規な製造方法の提供に関する。
ホットストリップミルやコールドストリップミル、その
他鉄調圧延用ロールとして、外層を高クロム材で形成し
た複合ロールが用いられている。
他鉄調圧延用ロールとして、外層を高クロム材で形成し
た複合ロールが用いられている。
こめ複合ロールの外層材として用いられている高クロム
材は、一般に下記のような化学組成(重量%)から成る
ものであり、その高いCr量によって、耐摩耗性、耐肌
荒性に優れ、しかも高硬度で強度を備えているのが特長
である。
材は、一般に下記のような化学組成(重量%)から成る
ものであり、その高いCr量によって、耐摩耗性、耐肌
荒性に優れ、しかも高硬度で強度を備えているのが特長
である。
一方上記複合ロールの芯材としては、鋳鋼、高級鋳鉄、
又はダクタイル鋳鉄が用いられるが、残留応力や使用時
の熱応力の低減効果、更には製造時における外層との溶
着性の点から鋳鉄材の方が望ましい場合が多く、従って
芯材としては上記鋳鉄材の使用が通例である。
又はダクタイル鋳鉄が用いられるが、残留応力や使用時
の熱応力の低減効果、更には製造時における外層との溶
着性の点から鋳鉄材の方が望ましい場合が多く、従って
芯材としては上記鋳鉄材の使用が通例である。
ところで、複合ロールの製造に際しては、主に遠心力鋳
造法が採用されているが、上記の如き外層を高クロム材
とし芯材を鋳鉄材とする複合ロールを造る場合では、遠
心力鋳造で外層を形成した後、この外層内に芯材溶湯を
鋳込むと、Cr含有量の高い外層の内面一部が再溶解さ
れて、鋳造後における芯材のCr含有量が高くなるとい
う間須がある。
造法が採用されているが、上記の如き外層を高クロム材
とし芯材を鋳鉄材とする複合ロールを造る場合では、遠
心力鋳造で外層を形成した後、この外層内に芯材溶湯を
鋳込むと、Cr含有量の高い外層の内面一部が再溶解さ
れて、鋳造後における芯材のCr含有量が高くなるとい
う間須がある。
すなわち、鋳鉄材では一般にそのCr含有量が増大する
につれて黒鉛化が阻害され炭化物の多い組織となる傾向
があり、炭化物の多い組織では材質的に硬くその強靭性
が低下するものとなり、結局芯材に強靭性を具備せしめ
ようとする複合ロール本来の目的が損われる不都合が生
じるのである。
につれて黒鉛化が阻害され炭化物の多い組織となる傾向
があり、炭化物の多い組織では材質的に硬くその強靭性
が低下するものとなり、結局芯材に強靭性を具備せしめ
ようとする複合ロール本来の目的が損われる不都合が生
じるのである。
上記問題点に鑑みて1本発明は遠心力鋳造により外層を
高クロム材、芯材を強靭な鋳鉄材とする複合ロールを製
造するに際し、芯材のCr含有量増大による強靭性の劣
化を接種により防止しようとするものであり、このよう
な技術的課題を達成する上で本発明製造法がその特徴と
なすところは。
高クロム材、芯材を強靭な鋳鉄材とする複合ロールを製
造するに際し、芯材のCr含有量増大による強靭性の劣
化を接種により防止しようとするものであり、このよう
な技術的課題を達成する上で本発明製造法がその特徴と
なすところは。
外層を(:r13〜27%を含む高クロム材で形成し、
芯材をダクタイル鋳鉄又は高級鋳鉄で形成する複合ロー
ルの製造法において、先ず外層を遠心力鋳造法にて形成
した後、該外層内に芯材溶湯を鋳込むに際し、芯材溶湯
にFe−8i等の接種剤をSi量で0.1〜1.0%添
加する点にある。
芯材をダクタイル鋳鉄又は高級鋳鉄で形成する複合ロー
ルの製造法において、先ず外層を遠心力鋳造法にて形成
した後、該外層内に芯材溶湯を鋳込むに際し、芯材溶湯
にFe−8i等の接種剤をSi量で0.1〜1.0%添
加する点にある。
以下本発明について詳述すると、第1図は本発明方法に
よって製造しようとする複合ロールを示し、その外層1
は前記組成の高クロム材、一方芯材2は高級鋳鉄又はダ
クタイル鋳鉄で形成されるものである。
よって製造しようとする複合ロールを示し、その外層1
は前記組成の高クロム材、一方芯材2は高級鋳鉄又はダ
クタイル鋳鉄で形成されるものである。
この複合ロールは先ず遠心力鋳造法によってその外層1
が形成されるが、一般には第2図の如き横型遠心力鋳造
法により、両端内面に砂型部3,3を設けた遠心力鋳造
鋳型(金型)4に取鍋から植付の鋳込用セキ鉢5などを
介して外層溶湯を鋳込み、外層1を形成するのが通例で
ある。
が形成されるが、一般には第2図の如き横型遠心力鋳造
法により、両端内面に砂型部3,3を設けた遠心力鋳造
鋳型(金型)4に取鍋から植付の鋳込用セキ鉢5などを
介して外層溶湯を鋳込み、外層1を形成するのが通例で
ある。
勿論、外層1の鋳造に当っては、他の傾斜型。竪型遠心
力鋳造法の適用も可能である。
力鋳造法の適用も可能である。
上記の如く、遠心力鋳造法によって形成された外層1内
には、第2工程として芯材溶湯が鋳込まれ、これによっ
て外層1と芯材2とを一体に溶着せしめた複合ロールが
鋳造されるのである。
には、第2工程として芯材溶湯が鋳込まれ、これによっ
て外層1と芯材2とを一体に溶着せしめた複合ロールが
鋳造されるのである。
そこで先ず、従来の芯材鋳造法についてから説明してお
くと、上記横型遠心力鋳造された外層1の場合について
は、第3図に示す如く、外層1の凝固完了後これを内有
したままの遠心力鋳造鋳型4と、別途準備される下型6
.上型7及び鋳込用セキ鉢8とにより、外層1内に複合
ロールの芯部及びネック部を鋳造するための上注ぎの竪
型鋳型9を構成し、その上端セキ鉢8から芯材溶湯を注
入して外層1内に芯材2を鋳造するのが通例である。
くと、上記横型遠心力鋳造された外層1の場合について
は、第3図に示す如く、外層1の凝固完了後これを内有
したままの遠心力鋳造鋳型4と、別途準備される下型6
.上型7及び鋳込用セキ鉢8とにより、外層1内に複合
ロールの芯部及びネック部を鋳造するための上注ぎの竪
型鋳型9を構成し、その上端セキ鉢8から芯材溶湯を注
入して外層1内に芯材2を鋳造するのが通例である。
なお、第3図において下型6及び上型7を遠心力鋳造鋳
型4の上下に接続して用いるのは、製造される複合ロー
ルのロール長が鋳型4よりも長寸であるためであり、従
って鋳型4が十分長尺でしかもその両端内面にセットさ
れる砂型部3,3をロールネック部の鋳造キャビティを
形成するように延長すれば、下型6及び上型7の使用は
不要となり、この場合には遠心力鋳造鋳型4を外層鋳造
後起立せしめてその上開口部より芯材溶湯を注入するこ
とができる訳である。
型4の上下に接続して用いるのは、製造される複合ロー
ルのロール長が鋳型4よりも長寸であるためであり、従
って鋳型4が十分長尺でしかもその両端内面にセットさ
れる砂型部3,3をロールネック部の鋳造キャビティを
形成するように延長すれば、下型6及び上型7の使用は
不要となり、この場合には遠心力鋳造鋳型4を外層鋳造
後起立せしめてその上開口部より芯材溶湯を注入するこ
とができる訳である。
然るに、このような従来の芯材鋳造法によれば、外層1
内に鋳込まれた芯材溶湯が外層1の内面一部を再溶解し
、この結果外層1と芯材2との溶着による一体化が図ら
れるのであるが、半面この際芯材溶湯には、外層内面の
溶損に伴い外層1に含有されたCrが拡散混合される結
果を招来するのである。
内に鋳込まれた芯材溶湯が外層1の内面一部を再溶解し
、この結果外層1と芯材2との溶着による一体化が図ら
れるのであるが、半面この際芯材溶湯には、外層内面の
溶損に伴い外層1に含有されたCrが拡散混合される結
果を招来するのである。
例えば外層1の鋳込厚さが]−00mMで、その鋳込重
量が3 tonの場合では、外層内面の溶損量が15m
m程度となるため、外層材の拡散・混合量は約400k
gとなり、Cr量はそのうちの13〜27チである。
量が3 tonの場合では、外層内面の溶損量が15m
m程度となるため、外層材の拡散・混合量は約400k
gとなり、Cr量はそのうちの13〜27チである。
一方芯材2の鋳込重量が6tonで、その溶湯時のCr
含有量が0.1φであるとすれば、鋳造後における芯材
2のCr含有量は0.97〜1.90%となるのである
。
含有量が0.1φであるとすれば、鋳造後における芯材
2のCr含有量は0.97〜1.90%となるのである
。
このように芯材2を形成する鋳鉄材のCr含有量が増大
すると、その強靭性特に靭性が著しく損われることにな
る。
すると、その強靭性特に靭性が著しく損われることにな
る。
以上の説明では、外層1を横型遠心力鋳造法にて形成す
る場合について述べたが、他の傾斜型又は竪型遠心力鋳
造法で外層1を形成する場合においては、外層形成後そ
の回転を停止することなく引続いて外層1内に芯材溶湯
を鋳込む方法が採られている。
る場合について述べたが、他の傾斜型又は竪型遠心力鋳
造法で外層1を形成する場合においては、外層形成後そ
の回転を停止することなく引続いて外層1内に芯材溶湯
を鋳込む方法が採られている。
然し乍ら、この場合でも外層内面が溶損され、矢張り芯
材2に高クロム化を招来するのは同様である。
材2に高クロム化を招来するのは同様である。
このように従来の芯材鋳造法では、芯材2の高クロム化
を不可避に招来するものとなる問題がある。
を不可避に招来するものとなる問題がある。
さて、このような問題点を解消するための本発明につい
て説明すれば、本発明製造法では、先ず複合ロールの外
層1を形成するに際しては、前述した従来実施されてい
る遠心力鋳造法(横型は勿論、傾斜型、竪型)によるの
である。
て説明すれば、本発明製造法では、先ず複合ロールの外
層1を形成するに際しては、前述した従来実施されてい
る遠心力鋳造法(横型は勿論、傾斜型、竪型)によるの
である。
而して、外層凝固後、外層1内に芯材溶湯を鋳込みネッ
ク部を含めたロール芯部を鋳造するに際しては、矢張り
第3図に示す従来法の場合と同様に行うのであるが、こ
の際水沫では芯材溶湯にFe−3i。
ク部を含めたロール芯部を鋳造するに際しては、矢張り
第3図に示す従来法の場合と同様に行うのであるが、こ
の際水沫では芯材溶湯にFe−3i。
Ca−8i等の接種剤を適量添加し、この接種効果によ
って芯材2を形成する鋳鉄材の黒鉛化を促進し、その強
靭性の確保を図るものである。
って芯材2を形成する鋳鉄材の黒鉛化を促進し、その強
靭性の確保を図るものである。
即ち、芯材溶湯を鋳込むに際しては、第4図に示す如く
。
。
外層1を内有した遠心力鋳造鋳型4と、下型6、上型7
とにより、第3図の場合と同様の上注ぎの竪型鋳型9を
構成し、これら遠心力鋳造鋳型4の内面の外層1及び砂
型3,3と、下型6、−h型7の内面に夫々セットされ
である砂型10.liとによって所定の鋳造キャビティ
が形成された鋳型9内には、上型7上に載置された鋳込
用セキ鉢8を介し取鍋12等から芯材溶湯が注入され、
その際セキ鉢8の上方に設けられたホッパー13からセ
キ鉢8内の芯材溶湯に連続的に接種剤14を添加をする
のである。
とにより、第3図の場合と同様の上注ぎの竪型鋳型9を
構成し、これら遠心力鋳造鋳型4の内面の外層1及び砂
型3,3と、下型6、−h型7の内面に夫々セットされ
である砂型10.liとによって所定の鋳造キャビティ
が形成された鋳型9内には、上型7上に載置された鋳込
用セキ鉢8を介し取鍋12等から芯材溶湯が注入され、
その際セキ鉢8の上方に設けられたホッパー13からセ
キ鉢8内の芯材溶湯に連続的に接種剤14を添加をする
のである。
以上のような本発明法によれば、外層1をC413〜2
7%を含む高クロム材、芯材2を高級鋳鉄又はダクタイ
ル鋳鉄とする複合ロールにおいて、芯材2を形成する鋳
鉄材が外層1からのCr拡散混合によりそのCr含有量
が増大しても、その黒鉛化を促し、炭化物の少ない組織
が得られ、目標とする芯材2の強靭性を確保することが
可能である。
7%を含む高クロム材、芯材2を高級鋳鉄又はダクタイ
ル鋳鉄とする複合ロールにおいて、芯材2を形成する鋳
鉄材が外層1からのCr拡散混合によりそのCr含有量
が増大しても、その黒鉛化を促し、炭化物の少ない組織
が得られ、目標とする芯材2の強靭性を確保することが
可能である。
これに対して、従来例の場合では、例えば芯材2として
ダクタイル鋳鉄を用いる場合を例にとると、その溶湯組
成をC3,6係、Si2.5%(Si量増大)、CrO
,2%以下(Cr量減少)とし、黒鉛球状化処理後、取
鍋でFe−8i等によりSi量で0.1〜0.5係の接
種を施しても、その鋳込までの時間及び鋳込後凝固する
までの間のフェーディング現象により、十分接種効果つ
まり黒鉛化作用が得られないものとなった。
ダクタイル鋳鉄を用いる場合を例にとると、その溶湯組
成をC3,6係、Si2.5%(Si量増大)、CrO
,2%以下(Cr量減少)とし、黒鉛球状化処理後、取
鍋でFe−8i等によりSi量で0.1〜0.5係の接
種を施しても、その鋳込までの時間及び鋳込後凝固する
までの間のフェーディング現象により、十分接種効果つ
まり黒鉛化作用が得られないものとなった。
又高級鋳鉄を用いる場合では、一般にはC3,0〜3.
6係、SiO,9〜1.5%、Cr0.2〜0.8%が
その通常組成であるが、この場合でもCr量を0.2%
以下に抑えると共に、黒鉛化を促すためにSi量1.5
〜2.0%に高める対策が採られているが、矢張りその
黒鉛化には限度があったのである。
6係、SiO,9〜1.5%、Cr0.2〜0.8%が
その通常組成であるが、この場合でもCr量を0.2%
以下に抑えると共に、黒鉛化を促すためにSi量1.5
〜2.0%に高める対策が採られているが、矢張りその
黒鉛化には限度があったのである。
本性により芯材溶湯に添加される接種剤14の添加量に
ついて説明すると、ダクタイル鋳鉄の場合ではそのCr
量が0.9〜2.0%にまで増大することがあり、この
ような場合にはその接種量はSi量で0.1%以上が必
要とされる。
ついて説明すると、ダクタイル鋳鉄の場合ではそのCr
量が0.9〜2.0%にまで増大することがあり、この
ような場合にはその接種量はSi量で0.1%以上が必
要とされる。
然し、接種量がSi量でi、o%以上になると、接種剤
の溶解滓量が増加し、多層と芯材との境界に異物が介在
し易く、複合ロールの製造には適さないものとなる。
の溶解滓量が増加し、多層と芯材との境界に異物が介在
し易く、複合ロールの製造には適さないものとなる。
この接種剤の添加量は高級鋳鉄の場合でも同じ<0.1
〜1.0%が有効適正範囲で−ある。
〜1.0%が有効適正範囲で−ある。
接種剤14の添加に際しては、鋳込まれる芯材溶湯全部
に亘り均一に添加されるよう、一定の割合で連続的に添
加することが重要である。
に亘り均一に添加されるよう、一定の割合で連続的に添
加することが重要である。
なお本性では、外層1からのCr拡散混合によりCr量
が増大される芯材溶湯に、その鋳込時に適正なる接種を
施し、Cr量が増大しても芯材2の黒鉛化を促進させ、
その強靭性を確保するものではあるが、芯材2の強靭性
を可及的向上せしめる観点において、鋳込まれる芯材溶
湯自体のCr含有量を可及的少量(0,2%程度以下)
とすることが所要である。
が増大される芯材溶湯に、その鋳込時に適正なる接種を
施し、Cr量が増大しても芯材2の黒鉛化を促進させ、
その強靭性を確保するものではあるが、芯材2の強靭性
を可及的向上せしめる観点において、鋳込まれる芯材溶
湯自体のCr含有量を可及的少量(0,2%程度以下)
とすることが所要である。
ここで今一度拳法が対象とする複合ロールの外層材、芯
材について説明すれば、外層1を形成する高クロム材を
Cr13〜27ヂを含むものに特定している理由は、圧
延用ロール外層材として、この範囲のものが耐摩耗性と
耐肌荒性とを兼備するものとして一般化していること、
又この範囲以下の場合では芯材2へのCr拡散量が少く
、芯材2の強靭性に及ぼす影響が左程問題とはならない
ことによる。
材について説明すれば、外層1を形成する高クロム材を
Cr13〜27ヂを含むものに特定している理由は、圧
延用ロール外層材として、この範囲のものが耐摩耗性と
耐肌荒性とを兼備するものとして一般化していること、
又この範囲以下の場合では芯材2へのCr拡散量が少く
、芯材2の強靭性に及ぼす影響が左程問題とはならない
ことによる。
又芯材2としては、強靭性を具備するものであれば、上
記高級鋳鉄、ダクタイル鋳鉄以外に鋳鋼材の適用も可能
であるが、この場合にはそのCr含有量が0.9〜1.
5%程度に増大しても、強靭性の点で大きな影響を受け
ないものであり、結局本性の適用趣旨と合致しないもの
となる。
記高級鋳鉄、ダクタイル鋳鉄以外に鋳鋼材の適用も可能
であるが、この場合にはそのCr含有量が0.9〜1.
5%程度に増大しても、強靭性の点で大きな影響を受け
ないものであり、結局本性の適用趣旨と合致しないもの
となる。
次に本発明の実施例を比較例と共に挙げて説明する。
各々下記第1表に示す化学組成の溶湯を用いて、第3図
に示す従来法、第4図に示す本性によりロール寸法65
0φX1422J!!、外層鋳込厚90mrn(鋳込重
量6200kg)のホットストリップミル仕上前段ワー
クロール用高クロムロールを製造した。
に示す従来法、第4図に示す本性によりロール寸法65
0φX1422J!!、外層鋳込厚90mrn(鋳込重
量6200kg)のホットストリップミル仕上前段ワー
クロール用高クロムロールを製造した。
ここで、従来法は芯材のダクタイル鋳鉄をMg処理後、
取鍋にてFe−8iをSi量で0.5%添加する接種を
施したもので、接種後のSi量は上記2.31%である
。
取鍋にてFe−8iをSi量で0.5%添加する接種を
施したもので、接種後のSi量は上記2.31%である
。
但し、この場合取鍋接種後鋳込までに15分の時間経過
があった。
があった。
一方本発明法の場合、当初取鍋内での芯材溶湯O8i量
は上記1.99%であったが、第4図に示すセキ鉢で鋳
込溶湯に添加する方法にて、鋳込時にFe−8iをSi
量で0.5%添加し、そのSi量は1.99%+0.5
%−2,49%(計算値)である。
は上記1.99%であったが、第4図に示すセキ鉢で鋳
込溶湯に添加する方法にて、鋳込時にFe−8iをSi
量で0.5%添加し、そのSi量は1.99%+0.5
%−2,49%(計算値)である。
但し、実際にはFe−8iの歩留が100%ではないの
で2.49%以下となる。
で2.49%以下となる。
而して1両方法で得られたロールの胴中央部位置から試
験片を採取し1分析並びに機械的性質の測定に供した結
果、第2表の結果を得た。
験片を採取し1分析並びに機械的性質の測定に供した結
果、第2表の結果を得た。
上表によれば1本発明法ではロール芯部には。
矢張り0.9%以上の高いCr量が含有されるものとな
っているにもかかわらず、その強靭性が著しく改善(特
に強度40kgz4+”以上)されているのが確認され
る。
っているにもかかわらず、その強靭性が著しく改善(特
に強度40kgz4+”以上)されているのが確認され
る。
父上記客試験片の顕微鏡組織を示せば、第5図、第6図
の通りであり、第6図に示す本法の場合では、炭化物の
少ない目標組織が得られているのが認められ、組織の上
からも本法の接種効果が確められる。
の通りであり、第6図に示す本法の場合では、炭化物の
少ない目標組織が得られているのが認められ、組織の上
からも本法の接種効果が確められる。
以上詳細に説明したように、本発明によれば外層をCr
13〜27係を含む高クロム材、芯材を高級鋳鉄又はダ
クタイル鋳鉄で形成する高クロムロームの製造に際し、
遠心力鋳造法によって形成された外層内に鋳造される芯
材が、外層からのCr拡散によりその強靭性が阻害され
るのを芯材溶湯に対する鋳込時の適正なる接種により防
止することのできるものであり、これによってロールネ
ック部を含めたロール芯部の強靭性を著しく改善する効
果が得られる。
13〜27係を含む高クロム材、芯材を高級鋳鉄又はダ
クタイル鋳鉄で形成する高クロムロームの製造に際し、
遠心力鋳造法によって形成された外層内に鋳造される芯
材が、外層からのCr拡散によりその強靭性が阻害され
るのを芯材溶湯に対する鋳込時の適正なる接種により防
止することのできるものであり、これによってロールネ
ック部を含めたロール芯部の強靭性を著しく改善する効
果が得られる。
従って、本発明によれば使用時において優れた耐事故性
を有、する高寿命の圧延用複合ロールが提供される。
を有、する高寿命の圧延用複合ロールが提供される。
第1図は複合ロールを説明する断面図、第2図は複合ロ
ールの外層を形成するための遠心力鋳造法を説明する断
面図、第3図は従来の芯材鋳造法を説明する断面図、第
4図は本発明に係る芯材鋳造法を説明する断面図であり
、第5図、第6図はロール芯部における組織を対比して
示す顕微鏡写真で、第5図は従来例、第6図は本発明例
を示している。 1・・・外層、2・・・芯材、4・−・遠心力鋳造鋳型
、6・・・下型、7−・・上型、8・・・鋳込用セキ鉢
、9・・・竪型鋳型、12・・・取鍋、13・・・ホッ
パー、14・・・接種剤。
ールの外層を形成するための遠心力鋳造法を説明する断
面図、第3図は従来の芯材鋳造法を説明する断面図、第
4図は本発明に係る芯材鋳造法を説明する断面図であり
、第5図、第6図はロール芯部における組織を対比して
示す顕微鏡写真で、第5図は従来例、第6図は本発明例
を示している。 1・・・外層、2・・・芯材、4・−・遠心力鋳造鋳型
、6・・・下型、7−・・上型、8・・・鋳込用セキ鉢
、9・・・竪型鋳型、12・・・取鍋、13・・・ホッ
パー、14・・・接種剤。
Claims (1)
- 1 外層をCr13〜27%を含む高クロム材で形成し
、芯材をダクタイル鋳鉄又は高級鋳鉄で形成する複合ロ
ールの製造法において、先ず外層を遠心力鋳造法にて形
成した後、該外層内に芯材溶湯な鋳込むに際し、芯材溶
湯にFe Si等の接種剤をSi量で0.1〜1.0
%添加することを特帝とする芯材の強靭な高クロムロー
ルの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11713079A JPS5920417B2 (ja) | 1979-09-11 | 1979-09-11 | 芯材の強靭な高クロムロ−ルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11713079A JPS5920417B2 (ja) | 1979-09-11 | 1979-09-11 | 芯材の強靭な高クロムロ−ルの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5641063A JPS5641063A (en) | 1981-04-17 |
| JPS5920417B2 true JPS5920417B2 (ja) | 1984-05-12 |
Family
ID=14704176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11713079A Expired JPS5920417B2 (ja) | 1979-09-11 | 1979-09-11 | 芯材の強靭な高クロムロ−ルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920417B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2493191A1 (fr) * | 1980-10-31 | 1982-05-07 | Usinor | Cydindre de laminage a froid fabrique par coulee et son procede de fabrication |
| KR101193719B1 (ko) | 2009-08-27 | 2012-10-26 | 현대제철 주식회사 | 주조롤의 제조방법 |
| CN102380598A (zh) * | 2011-11-02 | 2012-03-21 | 张立庆 | 一种液压油缸活塞的制造工艺 |
-
1979
- 1979-09-11 JP JP11713079A patent/JPS5920417B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5641063A (en) | 1981-04-17 |
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