JPS5923344B2 - 殿粉糊の劣化防止剤 - Google Patents

殿粉糊の劣化防止剤

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Publication number
JPS5923344B2
JPS5923344B2 JP6040377A JP6040377A JPS5923344B2 JP S5923344 B2 JPS5923344 B2 JP S5923344B2 JP 6040377 A JP6040377 A JP 6040377A JP 6040377 A JP6040377 A JP 6040377A JP S5923344 B2 JPS5923344 B2 JP S5923344B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deterioration
starch
added
starch paste
acid
Prior art date
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Expired
Application number
JP6040377A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53145865A (en
Inventor
隆三 上野
敏生 松田
八束 藤田
和憲 畑中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ueno Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Ueno Pharmaceutical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ueno Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Ueno Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP6040377A priority Critical patent/JPS5923344B2/ja
Publication of JPS53145865A publication Critical patent/JPS53145865A/ja
Publication of JPS5923344B2 publication Critical patent/JPS5923344B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な殿粉糊の微生物による劣化防止剤に関
する。
小麦殿粉、タピオカ殿粉その他の殿粉を主原料とした殿
粉糊は、接着あるいは繊維製品の仕上げ等の目的で家庭
用ばかりでなく事務用、工業用にも広い範囲で大量に使
用されている。
殿粉糊はその主原料の一つである小麦殿粉に水を加えて
加熱することにより糊化させ、特有の接着性を持たせた
ものである。しカル原料殿粉はそれ自体が微生物によつ
て劣化を受けるばかりでなく、無機質、脂肪、たん白質
などの不純物を含んでいるため、微生物による劣化をさ
らに強く受けることになる。従来より殿粉糊の微生物に
よる劣化防止を目的としてホルマリンが1〜3重量%と
いう高濃度で使用されてきたが、ホルムアルデヒドによ
る刺戟性、皮膚毒性などの好ましくない影響があること
から、その使用が規制されつつあり、またこれらの観点
からホルマリンに代わるべき微生物による劣化防止剤の
開発が強く望まれている。本発明者らは、殿粉糊の微生
物による劣化を防止するためホルマリン以外のきわめて
広範囲の種種の防菌防黴剤を検索すると同時に、食品へ
の添加が許されるような安全性の高い防菌防黴剤につい
て鋭意研究した結果、ゾルピン酸とオルトフェニルフェ
ノールを併用することにより、長期間優れた劣化防止効
果が得られることを見出した。
本発明はこの知見に基づくもので、ゾルピン酸もしくは
その塩及びオルトフェニルフェノールもしくはその塩を
有効成分とすることを特徴とする、殿粉糊の微生物によ
る劣化防止剤である。本発明の劣化防止剤の有効成分で
あるゾルピン酸及びオルトフェニルフェノールは、いず
れも食品添加物として許された安全性の高い防菌防黴剤
であるが、後記実験例に示すように、ゾルピン酸を単独
で使用すると黴に対する抵抗性が弱く、黴による劣化を
充分に防止することができず、場合により着色を生じる
ことがある。
またオルトフェニルフェノール単独ではゾルピン酸と同
様に充分な劣化防止効果が得られず、0.07重量%以
上添加するとフェノール臭を生じる欠点がある。しかし
両者を併用することにより、これらの欠点を除去して優
れた劣化防止効果が得られることは予想外のことである
。ゾルピン酸及びオルトフェニルフェノールはそれぞれ
その塩、例えばアルカリ金属塩好ましくはカリウム塩又
はナトリウム塩の形で用いることができる。
各有効成分の殿粉糊に対する添加量は、ゾルピン酸又は
その塩はゾルピン酸として一般に0.1重量%以上、好
ましくは0.10〜0.25重量%、オルトフェニルフ
ェノール又はその塩はオルトフエニルフエノールとして
一般に0.02重量%以上、好ましくは0.03〜0.
07重量%であり、これらの添加量において全体的に好
結果が得られる。本発明の劣化防止剤は、前記の有効成
分のほかに、殿粉糊のための普通の添加物たとえば安定
剤などを含有することができる。
本発明の劣化防止剤は、殿粉糊の製造に際して、すなわ
ちこれを製造する前の製造原料にあるいは製造の間又は
その後に添加することができる。
例えば両有効成分をあらかじめ原料殿粉に混合しておい
て糊を製造するか、製造中に又は製造後の出来上がつた
糊に両有効成分を一緒にあるいは任意の順序で添加して
よい。糊の製造中又はその後に添加する場合は、両有効
成分を一緒に又は別個に、水あるいはアルカリ金属水酸
化物例えば水酸化カリウム又は水酸化ナトリウムの水溶
液に溶解して加えることができる。この際水のほか安全
な有機溶媒例えばエタノールなど又はこれと水との混合
溶媒を用いてもよい。所望により加えられる安定剤、助
剤などの他の添加物も、前記と同様にして添加すること
ができる。下記実験例及び実施例中の%は重量%である
実験例殿粉糊の微生物による劣化を防止するため、下記
の実験を行つた。
(4)小麦殿粉28V、タピオカ殿粉2t及び蒸留水1
70fを内容300m1のピーカ一に入れて撹拌し、湯
水中で中心温度が75℃になるまで加熱攪拌した。
冷却後30℃に保存して劣化現象について観察した。ポ
テト・デキストロース・寒天培地(ポテト培地)及び普
通寒天培地(普通培地)を用いて測定した菌数を、糊の
PH及び粘度と併わせて第1表に示す。
第1表の結果から明らかなように、防菌防黴剤の添加さ
れていない殿粉糊は少くとも30℃の保存条件では5日
以内に激しい劣化を受け、PHの低下、粘度の低下、更
にはガスの発生に伴つて強い不快臭を発生する。
これは明らかに微生物に起因するものである。(B)従
つて各種の防菌防黴剤の劣化防止効果を調べるため、第
2表に示す防菌防黴剤を添加した。
小麦殿粉28t、タピオカ殿粉2t及び蒸留水170f
7を内容300m1のピーカ一に入れ、次いで各防菌防
黴剤を加えて撹拌し、湯水中で中心温度が75℃になる
まで加熱撹拌したのち冷却した。こうして調製した糊を
それぞれ30℃で保存し、微生物による劣化の有無を観
察した。その結果を第2表に示す。この結果から明らか
なように、これら防菌防黴剤はいずれも劣化を充分に防
止することができず、またある種のものは糊に着色を生
じるなどの弊害をひき起こし、全く使用することができ
ない。
(0ゾルピン酸及びオルトフエニルフエノールの第3表
の結果から明らかなように、ゾルピン酸単独の使用では
黴に対する抵抗性が弱く、黴による劣化を充分に防止す
ることができず、またオルトフエニルフエノールも単独
使用ではゾルピン酸と同様に充分な劣化防止効果は認め
られなかつた。
さらにオルトフエニルフエノール単独を0.07%以上
添加するとフエノール臭が感じられるが、ゾルピン酸と
併用することによりこれを避けることができる。これら
の実験結果から、ゾルピン酸又はオルトフエニルフエノ
ール単独では本発明の目的を達成することができない。
しかし第3表の結果から、ゾルピン酸0.10−0.2
5%及びオルトフエニルフエノール0.03〜0.07
%を併用添加すると、オルトフエニルフエノール特有の
フエノール臭が感じられないばかりでなく、これまで充
分でなかつた黴に対する防止効果をも示した。さらに従
来からゾルピン酸及びオルトフエニルフエノールは防黴
剤として知られていたが、両物質は併用することにより
初めて、殿粉糊の劣化をひき起こす細菌及び酵母に対し
ても強い阻止効果を示すことが明らかとなつた。実施例
1 小麦殿粉21k9、ならびに第4表に示す劣化防止剤を
温水49k9中に加え、撹拌しながら中心温度75℃ま
で加熱して糊を調製した。
こうして得られたそれぞれの糊500fを採取し、ブラ
スチツクス製容器に入れて、30℃の温度で保存試験を
行つた。その結果を第4表に示す。実施例 2 小麦殿粉165k9、ワキシーコーン殿粉40k9及び
タピオカ殿粉19kgを水776k9中に加え、さらに
ゾルピン酸1.5kg及びオルトフエニルフエノール0
.5k9を添加し、よく攪拌して乳状混合物とする。
この乳状混合物に蒸気をあてて加温し、中心温度が80
℃になるまで攪拌を続ける。約 〕j(40分で中心温
度は80℃になる。比較のためホルマリン20kgを加
熱後の糊に加えてよく混合した。こうして得られた糊か
らそれぞれ500f7を採取してプラスチツク製容器に
入れ、室温、30℃及び37℃の温度で保存した。
その結果を第5表に示す。前記実験例及び実施例から明
らかなように、本発明の劣化防止剤は、ホルマリンと同
等の優れた効果を示すものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ソルビン酸もしくはその塩及びオルトフェニルフェ
    ノールもしくはその塩を有効成分とすることを特徴とす
    る、殿粉糊の微生物による劣化防止剤。
JP6040377A 1977-05-26 1977-05-26 殿粉糊の劣化防止剤 Expired JPS5923344B2 (ja)

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JP6040377A JPS5923344B2 (ja) 1977-05-26 1977-05-26 殿粉糊の劣化防止剤

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JP6040377A JPS5923344B2 (ja) 1977-05-26 1977-05-26 殿粉糊の劣化防止剤

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JPS53145865A JPS53145865A (en) 1978-12-19
JPS5923344B2 true JPS5923344B2 (ja) 1984-06-01

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ID=13141159

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JP6040377A Expired JPS5923344B2 (ja) 1977-05-26 1977-05-26 殿粉糊の劣化防止剤

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DE102004038104A1 (de) * 2004-08-05 2006-02-23 Henkel Kgaa Verwendung von ortho-Phenylphenol und/oder dessen Derivaten zur Hemmung der asexuellen Vermehrung von Pilzen

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JPS53145865A (en) 1978-12-19

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