JPS5924151B2 - ジヒドロベンゾフラン誘導体の製法 - Google Patents

ジヒドロベンゾフラン誘導体の製法

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JPS5924151B2
JPS5924151B2 JP1275875A JP1275875A JPS5924151B2 JP S5924151 B2 JPS5924151 B2 JP S5924151B2 JP 1275875 A JP1275875 A JP 1275875A JP 1275875 A JP1275875 A JP 1275875A JP S5924151 B2 JPS5924151 B2 JP S5924151B2
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富雄 室
透 中尾
太一 岡
修 矢岡
幸雄 滝川
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Tanabe Pharma Corp
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Yoshitomi Pharmaceutical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式 〔上記式中、R1、R2は同一または異なつて、水素、
低級アルキルまたはハロアルキルを、R3は水素、ハロ
ゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシを、R4は低
級アルキルを、R5は低級アルキル、シクロアルキル、
ヒドロキシ低級アルキルまたはアルアルキルを、R6は
水素または低級アルキルを示す。
〕。で表わされる新規なジヒドロベンゾフラン誘導体お
よびそれらの薬学的に許容される酸付加塩の製造法に関
する。
上記の一般式〔1〕における記号の定義において、より
具体的に説明すると、低級アルキルとはメチル、エチル
、フ釘ピル、イソプロビル、ブチル、第二ブチル、第三
ブチルなどを、ハロアルキルとはクロルメチル、ブロム
メチルなどを、ハロゲンとは塩素、臭素などを、低級ア
ルコキシとはメトキシ、エトキシなどを、シクロアルキ
ルとはシクロヘキシルなどを、ヒドロキシ低級アルキル
とはヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、1・1−
ジメチル−2−ヒドロキシエチルなどを、アルアルキル
とはフエニルエチル、3・4−ジメトキシフエニルエチ
ル、ペンジルなどを、それぞれ示す。
ペルキー特許第633973号には、β−アドレナリン
作働神経遮断作用を有し、冠動脈疾患の治療または予防
に有用な、式などの化合物が開示されている。
本発明者らは、本系統の誘導体をさらに検討したところ
、ジヒドロベンゾフラン核に結合している側鎖の2〜ア
ミノ−1−ヒドロキシエチル基の2位にアルキル基を導
入することにより、前記のペルキー特許に記載の化合物
にはみられない血圧降下作用を選択的に発現させること
を見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、自然発生高血圧ラツトおよび腎性
高血圧ラツトに対する降圧効果を有し、高血圧症治療剤
およびそれの中間体として有用な、一般式〔1〕の化合
物およびその酸付加塩を提供することにある。
一般式〔1〕の化合物は、本発明方法に従つて、次の1
〜3の方法で製造することができる。
1一般式 〔式中各記号は前記と同義である。
〕で表わされる化合物を還元する方法。
この還元は、(a)接触水素添加、すなわち白金、パラ
ジウム炭素、ラネーニツケルなどの触媒の存在下、メタ
ノール、エタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン
などの溶媒中、常圧ある :いは加圧下に、室温あるい
は加熱下に水素添加することにより、あるいは(b)錯
金属水素化物、たとえば水素化ホウ素ナトリウムを用い
て、メタノール、エタノール、テトラヒドロフランなど
の溶媒中、O〜25℃で処理することにより !実施さ
れうる。
2一般式 〔式中各記号は前記と同義である。
〕で表わされる化合物と、一般式 〔式中各記号は前記と同義である。
〕 で表わされるアミンとを反応させる方法。
この反応は、適当な溶媒中、室温あるいは使用する溶媒
の還流下に実施される。
溶媒としては、反応を阻害しないものはいずれも用いら
れるが、メタノール、エタノール、イソプロパノールな
どのアルコール系溶媒が有利に用いられる。なかでも、
エタノール中、1〜10時間還流加熱するのが好ましい
実施方法である。3一般式 〔式中R1、R2、R3、R4は前記と同義を、Xは・
・ロゲン(塩素、臭素など)を示す。
〕で表わされる化合物と、一般式〔式中各記号は前記と
同義である。
〕で表わされるアミンとを反応させる方法。
この反応は、適当な溶媒中、室温あるいは使用する溶媒
の還流温度付近に加熱することにより行われる。
溶媒としては、反応を阻害しないものはいずれも用いら
れるが、メタノール、エタノール、プロパノール、イソ
プロパノールなどのアルコール系溶媒が好適である。ま
たこの反応は、脱酸剤を兼ねさせて一般式〔〕のアミン
を過剰に用いるか、あるいは脱酸剤としての炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム、苛性カリ、苛性ソーダなどの無機
塩基、あるいはトリエチルアミン、ピリジンなどの有機
塩基の存在下に行なわれる。方法1〜3における原料化
合物〔〕、〔〕および〔V〕は次の方法で調製すること
ができる。
(1) 一般式〔〕の化合物の調製方法〔式中各記号は
前記と同義である。
〕この反応は、適当な溶媒、たとえばメタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、ベンゼン、トルエン、ジオ
キサンなど中、一般に、溶媒の還流下に行われる。
(2) 一般式〔V〕の化合物の調製方法〔式中各記号
は前記と同義である。
〕この反応は、メタノールあるいはテトラヒドロフラン
中、氷冷下に、化合物〔〕を水素化ホウ素ナトリウムで
処理することにより行なわれる。
(3) 一般式〔〕の化合物の調製方法 〔式中各記号は前記と同義である。
〕この反応は、エチルエーテルあるいはテトラヒドロフ
ラン中、苛性カリあるいは苛性ソーダの存在下に、溶媒
の還流下に行われる。
一般式〔I〕は、可能なすべての立体異性体、およびそ
の混合物を含むものとする。
一般式〔I〕の化合物はその分子内に少くとも2個の不
斉中心を有する。従つて、その誘導体はラセミ混合物で
あり、少くとも2個のジアステレオイソマ一の形で存在
する。これらのラセミジアステレオアイソマ一は必要に
応じて、例えば分別結晶により相互に分離することが出
来る。上記方法で製造された一般式〔I〕で表わされる
ジヒドロベンゾフラン誘導体は、薬学的に許容される酸
付加塩を通常の方法で製造することが出来る。酸付加塩
を製造するための酸としては、塩酸、硫酸、臭化水素酸
などの無機酸、マレイン酸、フマール酸、クエン酸など
の有機酸から適時選択することが出来る。次に本発明を
実施例をあげて具体的に説明する。
実施例 12・3−ジヒトロー2−メチル− 5 −(
α−ブロムプロピオニル)ベンゾフラン6.1yと第三
級ブチルアミン7yをベンゼン50m1とメタノール1
0m1からなる溶媒中に加え、水浴上10時間還流する
減圧下溶媒を留去し、酢酸エチル100m1で抽出、水
洗後、減圧下に濃縮すると油状物として、2・3−ジヒ
トロー2−メチル−5−(α一第三級ブチルアミノプロ
ピオニル)ベンゾフランが得られる。これをメタノール
100m1に溶解し、氷冷下水素化硼素ナトリウム2.
5Vを用いて還元し、一夜放置後、減圧下に濃縮、水を
加えたのち、酢酸エチル100m1を用いて抽出、水洗
、硫酸マグネシウムで脱水乾燥後、減圧下に濃縮してき
た油状物に30%塩酸−イソプロパノールを加えて塩酸
塩とし、粗製物4.77をえる。これをエタノールとイ
ソプロビルエーテルとの混合溶媒より再結晶すると、融
点211−212℃の1一(2・3−ジヒトロー2−メ
チルベンゾフラン−5−イル)−2一第三級ブチルアミ
ノ−1−プロパノール・塩酸塩がえられる。実施例 2 1−(2・3−ジヒトロー2−メチルベンゾフラン−5
−イル)−1・2−エポキシプロパン2.07とブチル
アミン17をエタノール50m1中に加え、水浴上5時
間還流する。
減圧下に濃縮し、酢酸エチル50m1で抽出、水洗、硫
酸マグネシウムで脱水乾燥し、減圧下に濃縮し、30%
塩酸一イソプロパノールを加えて塩酸塩とし、酢酸エチ
ルと石油エーテルとの混合溶媒から再結晶すると、無色
針状結晶である融点150−153℃の1(2・3−ジ
ヒトロー2−メチルベンゾフラン−5−イル)−2−ブ
チルアミノ−1−プロパノール塩酸塩0.67をえる。
出発物質である1−(2・3−ジヒトロー2メチルベン
ゾフラン−5−イル)−1・2−エポキシプロパンは、
次の方法で合成した。
即ち2・3−ジヒトロー2−メチル−5−(α−ブロム
プロピオニル)ベンゾフラン167をメタノール100
m1とテトラヒドロフラン50m1からなる溶媒中に加
え、氷冷下−2〜−5℃で水素化硼素ナトリウム4.0
tを加え、更に30分攪拌後、減圧下に濃縮し、水を加
えたのち、ベンゼン200m1で抽出、水洗、硫酸マグ
ネシウムで脱水乾燥後、減圧下に濃縮し、油状物の粗製
1−(2・3−ジヒトロー2−メチルベンゾフラン−5
−イル)2−ブロム−1−プロパノール15yをえる。
これをエチルエーテル100m1中に溶解し、苛性カリ
67を加えて6時間還流し、放冷後、▲過、▲液を濃縮
すると目的物である粗製のエポキシ化合物12.57を
える。実施例 3 1−(2・3−ジヒトロー2−メチルベンゾフラン−5
−イル)−2−クロル−1−プロパノール2.37、ジ
ブチルアミン2,7yをエタノール35dに溶かし、水
浴上8時間、還流加熱する。
のちエタノールを減圧下に留去し、残留物をベンゼン7
0m1に溶かし、水洗後、10%塩酸水にて2回抽出す
る。水層を、苛性ソーダにてアルカリ性して、遊離せる
油状物をベンゼンで抽出し、ベンゼン層を炭酸カリウム
で乾燥後ベンゼンを減圧留去すると、油状の1−(2・
3−ジヒトロー2−メチルベンゾフラン−5−イル)−
2−ジブチルアミノ−1−プロパノール2.5yを得る
。この油状物をクロロホルムに溶かし、冷却下に乾燥塩
酸ガスを通入させた後、クロロホルムを留去すると、1
−(2・3−ジヒトロー2−メチルベンゾフラン−5−
イル)−2−ジブチルアミノ−1−プロパノール塩酸塩
が得られる。酢酸エチルから再結晶して融点143−1
45℃を示す無色の結晶2.07を得る。以下同様の方
法を用いて、たとえば次の化合物が製造される。
◎1−(2・3−ジヒトロー2−メチルベンゾフラン−
5−イル)−2−イソプロピルアミノ−1−プロパノー
ル・塩酸塩 融点212.5℃◎1−〔2・3−ジヒト
ロー2−(ブロムメチル)ベンゾフラン−5−イル〕−
2−フエネチルアミノ一1−プロパノール・塩酸塩 融
点198一198.5℃◎1−(2・3−ジヒトロー2
−メチルベンゾフラン−5−イル)−2−(1・1−ジ
メチル−2−ヒドロキシエチルアミノ)−1−プロパノ
ール・塩酸塩 融点205℃◎1−(2・3−ジヒトロ
ー2−メチルベンゾフラン−5−イル)−2−シクロヘ
キシルアミノ−1−プロパノール・塩酸塩・1/4水和
物融点212℃◎1−(2・3−ジヒトロー2−メチル
ベンゾフラン−5−イル)−2−フエネチルアミノ一1
プロパノール・塩酸塩 融点190℃◎1−(2・3−
ジヒトロー2−メチルベンゾフラン−5−イル)−2−
〔2−(3・4−ジメトキシフエニル)エチル〕アミノ
−1−プロパノール・塩酸塩 融点173゜C◎1−(
2・3−ジヒトロー2−メチルベンゾフラン−5−イル
)−2一第三級ブチルアミノ一1−ブタノール・塩酸塩
融点215℃◎1−(2・3−ジヒトロー2・2−ジ
メチルベンゾフラン−5−イル)−2−〔2−〔3・4
ジメトキシフエニル)エチル〕アミノ−1プロパノール
・塩酸塩 融点176−177゜C◎1−(2・3−ジ
ヒドローJメ[クロル一2−メチルベンゾフラン−5−イ
ル)−2一第三級ブチルアミノ−1−プロパノール・塩
酸塩 融点250〜251−C◎1−(2・3−ジヒト
ロー2・7ージメチルベンゾフラン一5−イル)−2一
第三級ブチルアミノ−1−プロパノール・塩酸塩 融点
230〜231℃◎1−(2・3−ジヒトロー2・7ー
ジメチルベンゾフラン一5−イル)−2−ベンジルアミ
ノー1−プロパノール・塩酸塩 融点210〜211プ
C◎1−(2・3−ジヒドローJメ[メトキシベンゾフラ
ン一5−イル)−2−イソプロピルアミノー1−プロパ
ノール 融点127〜129℃◎1−(2・3−ジヒド
ローJメ[クロル一2−メチルベンゾフラン−5−イル)
−2−(3−フエニルプロピルアミノ)−1−プロパノ
ール融点202〜205℃◎1−(2・3−ジヒドロー
Jメ[メトキシベンゾフラン一5−イル)−2一第三級ブ
チルアミノ1−プロパノール・修酸塩 融点211〜2
14℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物を還元反応に付すことを特徴とする
    、一般式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるジヒドロベンゾフラン誘導体またはそれら
    の薬学的に許容される酸付加塩の製造法。 〔上記式中、R^1、R^2は同一または異なつて、水
    素、低級アルキルまたはハロアルキルを、R^3は水素
    、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシを、R
    ^4は低級アルキルを、R^5は低級アルキル、シクロ
    アルキル、ヒドロキシ低級アルキルまたはアルアルキル
    を、R^6は水素または低級アルキルを示す。〕。2
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物とを反応させることを特徴とする、
    一般式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるジヒドロベンゾフラン誘導体またはそれら
    の薬学的に許容される酸付加塩の製造法。 〔上記式中、R^1、R^2は同一または異なつて、水
    素、低級アルキルまたはハロアルキルを、R^3は水素
    、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシを、R
    ^4は低級アルキルを、R^5は低級アルキル、シクロ
    アルキル、ヒドロキシ低級アルキルまたはアルアルキル
    を、R^6は水素または低級アルキルを示す。〕。3
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物とを反応させることを特徴とする、
    一般式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるジヒドロベンゾフラン誘導体またはそれら
    の薬学的に許容される酸付加塩の製造法。 〔上記式中、R^1、R^2は同一または異なつて、水
    素、低級アルキルまたはハロアルキルを、R^3は水素
    、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシを、R
    ^4は低級アルキルを、R^5は低級アルキル、シクロ
    アルキル、ヒドロキシ低級アルキルまたはアルアルキル
    を、R^6は水素または低級アルキルを、Xはハロゲン
    を示す。〕。
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