JPS5925644B2 - 粘土質造形体の調湿方法 - Google Patents
粘土質造形体の調湿方法Info
- Publication number
- JPS5925644B2 JPS5925644B2 JP5354777A JP5354777A JPS5925644B2 JP S5925644 B2 JPS5925644 B2 JP S5925644B2 JP 5354777 A JP5354777 A JP 5354777A JP 5354777 A JP5354777 A JP 5354777A JP S5925644 B2 JPS5925644 B2 JP S5925644B2
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- hydrogel
- clay
- swellable hydrogel
- clay material
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- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は粘土質造形物体の過剰乾燥を抑制し、割れ、表
面ボロツキ、造形歪の発生を防止する方法に関する。
面ボロツキ、造形歪の発生を防止する方法に関する。
詳しくは粘土質材料に予め水膨潤性ヒドロゲル(以下ヒ
ドロゲルと呼称する)を混和、調湿したのち、造形体を
形成するか、または初めに粘土質5 材料で造形体を形
成したのち、その内部空隙部にヒドロゲルを内蔵させる
かさらにはまた造形体基底部にヒドロゲル層を形成させ
る方法である。
ドロゲルと呼称する)を混和、調湿したのち、造形体を
形成するか、または初めに粘土質5 材料で造形体を形
成したのち、その内部空隙部にヒドロゲルを内蔵させる
かさらにはまた造形体基底部にヒドロゲル層を形成させ
る方法である。
一般に粘土質材料で造形体を得る場合は、可塑化水分は
造形後急速に蒸発乾燥し、造形体を固化10するが、多
くの場合、クラックが発生したり、表面がボロツキを呈
したり、形状歪が発生したりして、所望の造形体になり
難い。したがつてそれらを防止するために粘土質材料に
吸水性材料を混和したり、造形体内部の空隙部に水分を
周期的に補15給したり、また造形体基底部に吸水性繊
維質基材を敷くなどの企てがなされている。しかしなが
ら従来の吸水材料、たとえばパルプ粉末、発泡プラスチ
ック粉末、木粉などは吸水率が比く、また水分吸収が単
に毛細管機構に基づくために一担吸収20された水分は
容易に放出し、蒸散しやすく高水準かつ持続的調湿効果
はもたらさない。また造形体内部の空隙部への周期的給
水は繁雑であり、部分的な過剰調湿の恐れがある。さら
に造形体基底部への繊維質基材の挿入は繊維質基材の吸
水率、保25水力が不充分で持続的調湿効果に之しい。
本発明はかかる欠点をすべて改良し、著しく効果的な粘
土質造形体の調湿方法を提供するものである。本発明で
いう粘土質造形体とは、造景美術、盤30景、盆景、塑
像、粘土細工、壁など粘土質材料を用いて一担水可塑性
化し、次いで造形乾燥、固化する美術的、工芸的または
玩具、教材さらには工業用造形体すべてを含む。
造形後急速に蒸発乾燥し、造形体を固化10するが、多
くの場合、クラックが発生したり、表面がボロツキを呈
したり、形状歪が発生したりして、所望の造形体になり
難い。したがつてそれらを防止するために粘土質材料に
吸水性材料を混和したり、造形体内部の空隙部に水分を
周期的に補15給したり、また造形体基底部に吸水性繊
維質基材を敷くなどの企てがなされている。しかしなが
ら従来の吸水材料、たとえばパルプ粉末、発泡プラスチ
ック粉末、木粉などは吸水率が比く、また水分吸収が単
に毛細管機構に基づくために一担吸収20された水分は
容易に放出し、蒸散しやすく高水準かつ持続的調湿効果
はもたらさない。また造形体内部の空隙部への周期的給
水は繁雑であり、部分的な過剰調湿の恐れがある。さら
に造形体基底部への繊維質基材の挿入は繊維質基材の吸
水率、保25水力が不充分で持続的調湿効果に之しい。
本発明はかかる欠点をすべて改良し、著しく効果的な粘
土質造形体の調湿方法を提供するものである。本発明で
いう粘土質造形体とは、造景美術、盤30景、盆景、塑
像、粘土細工、壁など粘土質材料を用いて一担水可塑性
化し、次いで造形乾燥、固化する美術的、工芸的または
玩具、教材さらには工業用造形体すべてを含む。
特に造景美術、盤景、盆景等は美術分野で広く行われて
いる造形美術で35あり、主として自然の風景などを粘
土質材料ならびに着色材料で盤上もしくは盆上に具象化
するもので、造形後は長期間美的鑑賞に供されるもので
ある。
いる造形美術で35あり、主として自然の風景などを粘
土質材料ならびに着色材料で盤上もしくは盆上に具象化
するもので、造形後は長期間美的鑑賞に供されるもので
ある。
したがつて、造形体表面に割れ、歪み、ボロツキ等が発
生するど美的価値は著しくそこなわれる。本発明でいう
粘土質材料とは、シリカ、アルミナを主成分とする珪砂
、珪藻土類壁土などであり、それらの粒度、粒度分布、
成分比、純度さらには添加剤配合等は造形体あるいは造
形方法によつて若干異なるが、本質的には粘度質材料で
定義できる。
生するど美的価値は著しくそこなわれる。本発明でいう
粘土質材料とは、シリカ、アルミナを主成分とする珪砂
、珪藻土類壁土などであり、それらの粒度、粒度分布、
成分比、純度さらには添加剤配合等は造形体あるいは造
形方法によつて若干異なるが、本質的には粘度質材料で
定義できる。
本発明に用いられるヒドロゲルとは、大部分が水不溶性
で、かつ多量の水を吸収して膨潤しうる有機高分子物質
であり、一般に乾燥重量当り10倍から1500倍程度
の水を吸収し保持するものである。
で、かつ多量の水を吸収して膨潤しうる有機高分子物質
であり、一般に乾燥重量当り10倍から1500倍程度
の水を吸収し保持するものである。
かかるヒドロゲルとしては公知のヒドロゲルが挙げられ
、例えばポリエチレンオキシドの架橋物(特開昭51−
67398号)、セルロースエーテル(特開昭50−8
5689号)等の非イオン性ポリマーを出発とするもの
、あるいは特開昭51−135196号に記載されてい
るごときデンプン−アクリロニトリルグラフト共重合体
の加水分解物、あるいはポリアクリル酸塩架橋物、ポリ
アクリロニトリル加水分解物の架橋物、カルボキシメチ
ルセルローズの架橋物等の水溶性ポリマーの架橋物およ
びエチレンとビニルエステルとエチレン系不飽和カルボ
ン酸またはその誘導体からなる共重合体の加水分解物1
等が例示されるが粘土質に混入したときの保湿状態およ
び吸水状態での安定等の点から特VCIのヒドロゲルが
好ましい。Iのヒドロゲルは、更に詳しくはエチレンX
とビニルエステルYとエチレン系不飽和カルボン酸また
はその誘導体zを主成分として該成分がX:(Y+Z)
=0:100〜15:85Y:Z=20:80〜80:
20 なる範囲のモル比で構成される共重合体のケン化物を主
体とする水不溶性の高吸水性ヒドロゲルであり、通常は
自重の10倍以上から1500倍程度の吸水率を持つが
、例えば特願昭50−90850号、50−14193
1号などに示されているごとき、種々の方法で製造する
ことができる。
、例えばポリエチレンオキシドの架橋物(特開昭51−
67398号)、セルロースエーテル(特開昭50−8
5689号)等の非イオン性ポリマーを出発とするもの
、あるいは特開昭51−135196号に記載されてい
るごときデンプン−アクリロニトリルグラフト共重合体
の加水分解物、あるいはポリアクリル酸塩架橋物、ポリ
アクリロニトリル加水分解物の架橋物、カルボキシメチ
ルセルローズの架橋物等の水溶性ポリマーの架橋物およ
びエチレンとビニルエステルとエチレン系不飽和カルボ
ン酸またはその誘導体からなる共重合体の加水分解物1
等が例示されるが粘土質に混入したときの保湿状態およ
び吸水状態での安定等の点から特VCIのヒドロゲルが
好ましい。Iのヒドロゲルは、更に詳しくはエチレンX
とビニルエステルYとエチレン系不飽和カルボン酸また
はその誘導体zを主成分として該成分がX:(Y+Z)
=0:100〜15:85Y:Z=20:80〜80:
20 なる範囲のモル比で構成される共重合体のケン化物を主
体とする水不溶性の高吸水性ヒドロゲルであり、通常は
自重の10倍以上から1500倍程度の吸水率を持つが
、例えば特願昭50−90850号、50−14193
1号などに示されているごとき、種々の方法で製造する
ことができる。
ずなわち、その製造例としては次のものがあげられる。
(例−1) 前記の組成を有する共重合体を適当な溶媒、好ましくは
アルコール、水あるいはアルコール一水混液中でアルカ
リ物質を用いてケン化し、次いで該ケン化物を水溶液ま
たは適度な含水状態から含水率が100重量%、好まし
くは50重量%以下になるまで乾燥せしめる方法。
(例−1) 前記の組成を有する共重合体を適当な溶媒、好ましくは
アルコール、水あるいはアルコール一水混液中でアルカ
リ物質を用いてケン化し、次いで該ケン化物を水溶液ま
たは適度な含水状態から含水率が100重量%、好まし
くは50重量%以下になるまで乾燥せしめる方法。
(例−2)
前記共重合体を例−1と同様な方法でケン化したあと、
該ケン化物を水酸基またはカルボキシル基と反応しうる
多官能性の化合物、例えばジアルデヒド化合物、エピハ
ロヒドリン化合物、ジ(トリ)エポキシ化合物などを用
いて軽度に架橋せしめる方法。
該ケン化物を水酸基またはカルボキシル基と反応しうる
多官能性の化合物、例えばジアルデヒド化合物、エピハ
ロヒドリン化合物、ジ(トリ)エポキシ化合物などを用
いて軽度に架橋せしめる方法。
(例−3?
前記共重合体を適当な溶媒、好ましくはアルコールおよ
びアルコール一水混液中で、しかもその溶媒に溶解しな
い条件下でケン化する方法。
びアルコール一水混液中で、しかもその溶媒に溶解しな
い条件下でケン化する方法。
(例−4)前記共重合体の重合時または重合したのちに
、必要により重合件不飽和結合を2個以上有する架橋剤
、例えばジアリルフタレート・ジアリルマレート等のポ
リアリル化合物、ジビニルベンゼン、エチレングリコー
ルジアクリレート等のポリビニル化合物などを用いて、
適度に架橋せしめて得られる架橋された前記共重合体を
適当な溶媒、好ましくはアルコール、水、水−アルコー
ル混液中でケン化する方法。
、必要により重合件不飽和結合を2個以上有する架橋剤
、例えばジアリルフタレート・ジアリルマレート等のポ
リアリル化合物、ジビニルベンゼン、エチレングリコー
ルジアクリレート等のポリビニル化合物などを用いて、
適度に架橋せしめて得られる架橋された前記共重合体を
適当な溶媒、好ましくはアルコール、水、水−アルコー
ル混液中でケン化する方法。
これらの方法において、ケン化反応はいずれの場合にも
好適には水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウ
ムメチラート、カリウムメチラートなどのアルカリ金属
の水酸化物やアルコラードのごときアルカリ物質が用い
られる。
好適には水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウ
ムメチラート、カリウムメチラートなどのアルカリ金属
の水酸化物やアルコラードのごときアルカリ物質が用い
られる。
なお、ケン化度に関しては高度の吸水能を有するヒドロ
ゲルを得るためには、例えばビニルエステルとエチレン
系不飽和カルボン酸エステルとの共重合体を出発とする
場合について言えば、ビニルエステル成分の50モル%
以上、好ましくは90モル係以上、エチレン系不飽和カ
ルボン酸成分の30モル%以上、好ましくは70モル係
以上がケン化されることが望ましい。
ゲルを得るためには、例えばビニルエステルとエチレン
系不飽和カルボン酸エステルとの共重合体を出発とする
場合について言えば、ビニルエステル成分の50モル%
以上、好ましくは90モル係以上、エチレン系不飽和カ
ルボン酸成分の30モル%以上、好ましくは70モル係
以上がケン化されることが望ましい。
ケン化された共重合体中のカルボキシラト基はケン化反
応に用いたアルカリ物質が塩形成物質となつているが、
その塩形状は周知の方法により任意に変えることができ
る。
応に用いたアルカリ物質が塩形成物質となつているが、
その塩形状は周知の方法により任意に変えることができ
る。
例えば、アルカリ金属塩形状のヒドロゲルを公知の方法
によつて有機アミン塩に変換したり、ケン化反応を2種
類以上のアルカリ物質の存在下で実施することにより、
2種以上の塩形状にせしめることもできる。通常塩形成
物質としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの
アルカリ金属水酸化物;水酸化アンモニウム;モノ一、
ジ一、トリ−メチルアミン;モノ一〜ジ一〜 トリ−エ
チルアミン;モノ一、ジ一、トリ−イソプロビルアミン
;モノ一、ジ一 トリ−エタノールアミン;モノー ジ
一、トリ−イソプロパノールアミン;N,N−ジメチル
エタノールアミン:N,N−ジメチルイソプロパノール
アミン;N,N−ジエチルエタノールアミン;N,N−
ジエチルイソプロパノールアミン;N−メチルエタノー
ルアミン、N−メチルイソプロパノールアミン、N−エ
チルエタノールアミン、シクロヘキシルアミン、ベンジ
ルアミン、アニリン、ピリジン、その他の有機アミン類
が例示される。また、該ヒドロゲルはマグネシウム、カ
ルシウムの如きアルカリ土類金属塩形状とすると、その
吸水能は著しく低下し、高吸水性ゲルを目的とするには
不適であるが、前記の如き塩との混合塩とする場合には
多価金属塩形成物質を用いることもできる。以上
該ヒドロゲルの製法例において、出発とな 合体を
製造するために用いられるビニルエスールとしては、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ステアリン酸ビニルな
どが例示されるが、通常は酢酸ビニルを用いることが好
ましい。
によつて有機アミン塩に変換したり、ケン化反応を2種
類以上のアルカリ物質の存在下で実施することにより、
2種以上の塩形状にせしめることもできる。通常塩形成
物質としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの
アルカリ金属水酸化物;水酸化アンモニウム;モノ一、
ジ一、トリ−メチルアミン;モノ一〜ジ一〜 トリ−エ
チルアミン;モノ一、ジ一、トリ−イソプロビルアミン
;モノ一、ジ一 トリ−エタノールアミン;モノー ジ
一、トリ−イソプロパノールアミン;N,N−ジメチル
エタノールアミン:N,N−ジメチルイソプロパノール
アミン;N,N−ジエチルエタノールアミン;N,N−
ジエチルイソプロパノールアミン;N−メチルエタノー
ルアミン、N−メチルイソプロパノールアミン、N−エ
チルエタノールアミン、シクロヘキシルアミン、ベンジ
ルアミン、アニリン、ピリジン、その他の有機アミン類
が例示される。また、該ヒドロゲルはマグネシウム、カ
ルシウムの如きアルカリ土類金属塩形状とすると、その
吸水能は著しく低下し、高吸水性ゲルを目的とするには
不適であるが、前記の如き塩との混合塩とする場合には
多価金属塩形成物質を用いることもできる。以上
該ヒドロゲルの製法例において、出発とな 合体を
製造するために用いられるビニルエスールとしては、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ステアリン酸ビニルな
どが例示されるが、通常は酢酸ビニルを用いることが好
ましい。
また、エチレン系不飽和カルボン酸またはその誘導体と
しては、例えばアルカリ酸、メタクリル酸、クロトン酸
、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、無水マレイン
酸、無水イタコン酸およびこれらのエステル類、アクリ
ルアマイド、メタクリルアマイドなどをあげることがで
きるが、就中好ましい化合物は、アクリル酸、メタクリ
ル酸およびこれらのメチル一、エチル−、n−プロビル
−IsO−プロピル−、n−ブチル− t−ブチル−エ
ステル類、アクリルアマイド、メタクリルアマイドであ
る。以上のごときヒドロゲルは実際に使用される場合、
微粉末状が好ましいが、造形体底部に敷く場合には他の
基材に付着、含浸、混合して使用することも出来る。
しては、例えばアルカリ酸、メタクリル酸、クロトン酸
、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、無水マレイン
酸、無水イタコン酸およびこれらのエステル類、アクリ
ルアマイド、メタクリルアマイドなどをあげることがで
きるが、就中好ましい化合物は、アクリル酸、メタクリ
ル酸およびこれらのメチル一、エチル−、n−プロビル
−IsO−プロピル−、n−ブチル− t−ブチル−エ
ステル類、アクリルアマイド、メタクリルアマイドであ
る。以上のごときヒドロゲルは実際に使用される場合、
微粉末状が好ましいが、造形体底部に敷く場合には他の
基材に付着、含浸、混合して使用することも出来る。
本発明の一つの方法はヒドロゲルを乾燥状態そのままま
たは予め水膨潤させたのち粘土質材料に配合、調湿、混
練して造形するものであり、ヒドロゲルの配合量は特に
制限はないが、一般的には該ヒドロゲルの吸水率によつ
て変化し、粘土質材料との乾燥総和重量%で0.01な
いし50(f)VCする必要がある。
たは予め水膨潤させたのち粘土質材料に配合、調湿、混
練して造形するものであり、ヒドロゲルの配合量は特に
制限はないが、一般的には該ヒドロゲルの吸水率によつ
て変化し、粘土質材料との乾燥総和重量%で0.01な
いし50(f)VCする必要がある。
ヒドロゲルが0.01以下の場合は造形後の調湿効果が
低すぎ50g1)以上では過剰調湿になり造形体の硬さ
が不足する。この場合、補助添加剤として界面活性剤、
有機質バインダー等を併用してもよい。本発明の他の一
つの方法は予め粘土質材料のみで造形体を作るに際し、
造形体内部に任意容積の空隙部を設け、しかるのち水膨
潤させたヒドロゲルを所定量該空隙部に内蔵させる方法
である。
低すぎ50g1)以上では過剰調湿になり造形体の硬さ
が不足する。この場合、補助添加剤として界面活性剤、
有機質バインダー等を併用してもよい。本発明の他の一
つの方法は予め粘土質材料のみで造形体を作るに際し、
造形体内部に任意容積の空隙部を設け、しかるのち水膨
潤させたヒドロゲルを所定量該空隙部に内蔵させる方法
である。
ヒドロゲルの内蔵量は場所、季節はもとより造形体の形
状、造形に要した粘土質材料の量、また使用するヒドロ
ゲルの吸水能、保水能に応じて調節することができる。
本発明のさらに他の一つの方法は造形体を載せる金属等
、基底板上に予めヒドロゲル層を設けたのち、そのうえ
に造形体を形成する方法であり、ヒドロゲルの厚みなど
は造形体の形状、大きさ等によつて調節すればよい。
状、造形に要した粘土質材料の量、また使用するヒドロ
ゲルの吸水能、保水能に応じて調節することができる。
本発明のさらに他の一つの方法は造形体を載せる金属等
、基底板上に予めヒドロゲル層を設けたのち、そのうえ
に造形体を形成する方法であり、ヒドロゲルの厚みなど
は造形体の形状、大きさ等によつて調節すればよい。
またヒドロゲルは単独または基材との複合形態にしても
よい。すなわち基材に付着、含侵、混抄あるいは積層さ
せてもよいなお、本発明の方法としては上記各方法の組
合せでもよく、場合によつてはより効果的である。
よい。すなわち基材に付着、含侵、混抄あるいは積層さ
せてもよいなお、本発明の方法としては上記各方法の組
合せでもよく、場合によつてはより効果的である。
以上かかる方法によれば粘土質造形体の調湿は容易に達
成され、過剰乾燥の抑制効果により、クラツク、歪み、
表面ボロツキの発生などが防止でき、場合によつては造
形体表面の湿分維持効果ももたらして造形体の新鮮さ賦
与にも役立つことがある。本発明の方法においては、粘
土質材料中に混和分散した含水ゲル、造形体内部の空隙
部に内蔵された含水ゲル、そしてまた、造形体基底層の
含水ゲルからその保有する水分が粘土質材料に極めて徐
々に毛細管現象等によつて移行するものである。
成され、過剰乾燥の抑制効果により、クラツク、歪み、
表面ボロツキの発生などが防止でき、場合によつては造
形体表面の湿分維持効果ももたらして造形体の新鮮さ賦
与にも役立つことがある。本発明の方法においては、粘
土質材料中に混和分散した含水ゲル、造形体内部の空隙
部に内蔵された含水ゲル、そしてまた、造形体基底層の
含水ゲルからその保有する水分が粘土質材料に極めて徐
々に毛細管現象等によつて移行するものである。
この移行速度は、大きすぎても小さずぎても不都合であ
りバランスされなければならず親水性ゲルの場合、吸水
率、保水力が極めて大きいために、このバランスが容易
に維持できる。この点従来の吸水材料は吸水率、保水力
ともに不充分で水の移行、蒸散が急速に起り、調湿持続
性が得られず前記造形体での不都合が生ずる。以下本発
明の具体例を示すが、本実施例は本発明のすべてではな
い。
りバランスされなければならず親水性ゲルの場合、吸水
率、保水力が極めて大きいために、このバランスが容易
に維持できる。この点従来の吸水材料は吸水率、保水力
ともに不充分で水の移行、蒸散が急速に起り、調湿持続
性が得られず前記造形体での不都合が生ずる。以下本発
明の具体例を示すが、本実施例は本発明のすべてではな
い。
実施例 1
酢酸ビニル1モルとアクリル酸メチル1モルおよび架橋
剤としてジビニルベンゼン0.01モルおよび重合開始
剤としてベンゾィルパーオキシド0.02モルとを混合
し、これを部分ケン化ポリビニルアルコール3rとNa
ctlOtを含む水300d中に分散せしめ、65℃で
6時間懸濁重合した。
剤としてジビニルベンゼン0.01モルおよび重合開始
剤としてベンゾィルパーオキシド0.02モルとを混合
し、これを部分ケン化ポリビニルアルコール3rとNa
ctlOtを含む水300d中に分散せしめ、65℃で
6時間懸濁重合した。
次いで該共重合体8.6tを200Tn1のメタノール
中に分散し、40%NaOH水溶液30dを添加し、6
0℃で5時間ケン化した。このようにして得られた共重
合体は水に不溶であり、自重の90倍の水を吸収した。
次いで盤景造形用粘土質材料500rに該共重合体ヒド
ロゲル微粉末10rを配合し、これに水1tを加えて充
分混練後、アルミ製基盤上に造形し、室温条件下で放置
した。
中に分散し、40%NaOH水溶液30dを添加し、6
0℃で5時間ケン化した。このようにして得られた共重
合体は水に不溶であり、自重の90倍の水を吸収した。
次いで盤景造形用粘土質材料500rに該共重合体ヒド
ロゲル微粉末10rを配合し、これに水1tを加えて充
分混練後、アルミ製基盤上に造形し、室温条件下で放置
した。
比較例としてヒドロゲル未添加粘土材料を用いて同様造
形後放置した。
形後放置した。
ただし、ヒドロゲル未添加の場合は造形可能な最大可塑
化水分200CCを用いた。その結果、ヒドロゲル添加
品では造形後30日後でも異常は認められなかつたが、
未添加品では3日後にクラツクが発生した。
化水分200CCを用いた。その結果、ヒドロゲル添加
品では造形後30日後でも異常は認められなかつたが、
未添加品では3日後にクラツクが発生した。
このことはヒドロゲル添力峙には可塑化水分が多量であ
つても造形が可能であること、またヒドロゲルが保持す
る水分が持続的に粘土質材料に移行して調湿効果を発揮
することを示す。実施例 2 架橋剤としてエチレングリコールジアクリレートを0.
03モル用いた以外は実施例1と全く同様にしてヒドロ
ゲルを合成した。
つても造形が可能であること、またヒドロゲルが保持す
る水分が持続的に粘土質材料に移行して調湿効果を発揮
することを示す。実施例 2 架橋剤としてエチレングリコールジアクリレートを0.
03モル用いた以外は実施例1と全く同様にしてヒドロ
ゲルを合成した。
該ヒドロゲルの吸水率は600倍であつた。ついで造景
美術用粘土質材料約8001を水分約200CCで可塑
化し、造形体内部に約100CCの容積を有する空胴部
を設けてアルミ製盆上に風景造形を作成した。かくして
得られた造形体二つのうち一つには前記ヒドロゲル0.
2tに水100ceを含水、膨潤させた状態で空胴部に
充填し、他の一つは単に水50CCを注入した状態で室
温放置した。ただし、ヒドロゲル充填造形品は一切水を
補給せずに放置したが、水注人造形品は3日間隔で減水
分を補給した。その結果、前者では40日後でも異常は
認められなかつたが、後者では局部的な水の浸み出しが
認められ、また3日目には1部クラツクが発生した。
美術用粘土質材料約8001を水分約200CCで可塑
化し、造形体内部に約100CCの容積を有する空胴部
を設けてアルミ製盆上に風景造形を作成した。かくして
得られた造形体二つのうち一つには前記ヒドロゲル0.
2tに水100ceを含水、膨潤させた状態で空胴部に
充填し、他の一つは単に水50CCを注入した状態で室
温放置した。ただし、ヒドロゲル充填造形品は一切水を
補給せずに放置したが、水注人造形品は3日間隔で減水
分を補給した。その結果、前者では40日後でも異常は
認められなかつたが、後者では局部的な水の浸み出しが
認められ、また3日目には1部クラツクが発生した。
さらに14日目には局部的な表面ボロツキも発生した。
実施例 3 実施例2で得られたヒドロゲルをジニットミルで粉砕し
、粒径60μ以下の微粉ヒドロゲルとした。
実施例 3 実施例2で得られたヒドロゲルをジニットミルで粉砕し
、粒径60μ以下の微粉ヒドロゲルとした。
次いで仕上壁用粘土質材料800tに上記の微粉ヒドロ
ゲル10fを配合し、これに水1.5tを加えて充分混
練した後、壁の上塗を行つた。
ゲル10fを配合し、これに水1.5tを加えて充分混
練した後、壁の上塗を行つた。
比較例として、ヒドロゲル未添加の仕上壁用粘土質材料
を用いて同様に、壁の上塗を行つた。ただしヒドロゲル
未添加の場合は、上塗可能な最大可塑化水分500CC
を用いた。その結果、ヒドロゲルを添加した場合では上
塗後2ケ月後でも異常は認められなかつたが未添加の場
合は10日後にクラツクの発生が認められた。
を用いて同様に、壁の上塗を行つた。ただしヒドロゲル
未添加の場合は、上塗可能な最大可塑化水分500CC
を用いた。その結果、ヒドロゲルを添加した場合では上
塗後2ケ月後でも異常は認められなかつたが未添加の場
合は10日後にクラツクの発生が認められた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 粘土質造形材料に有機高分子物質からなり、自重の
10倍以上の吸水率を有する水膨潤性ヒドロゲルを混和
し、調湿、混練りしたのち造形するか、または粘土質材
料で造形された物体の内部空隙部に該水膨潤ヒドロゲル
を内蔵させるか、さらにはまた粘土質造形体基底部に該
水膨潤性ヒドロゲル層を形成させることにより造形体形
成粘土質材料に持続的に湿潤性を賦与する方法。 2 水膨潤性ヒドロゲルがエチレンXとビニルエステル
Yとエチレン系不飽和カルボン酸またはその誘導体Zを
主成分として該成分がX:(Y+Z)=0:100〜1
5:85Y:Z=20:80〜80:20 なる範囲のモル比で構成される共重合体のケン化物を主
体とする水不溶性の高吸水性ヒドロゲルであることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5354777A JPS5925644B2 (ja) | 1977-05-09 | 1977-05-09 | 粘土質造形体の調湿方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5354777A JPS5925644B2 (ja) | 1977-05-09 | 1977-05-09 | 粘土質造形体の調湿方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53140134A JPS53140134A (en) | 1978-12-06 |
| JPS5925644B2 true JPS5925644B2 (ja) | 1984-06-20 |
Family
ID=12945813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5354777A Expired JPS5925644B2 (ja) | 1977-05-09 | 1977-05-09 | 粘土質造形体の調湿方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5925644B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60107759A (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | リ−ル台の高さ調整装置 |
| JPS60169737U (ja) * | 1984-04-17 | 1985-11-11 | クラリオン株式会社 | リ−ル・ベ−ス |
| JPH01271339A (ja) * | 1988-04-22 | 1989-10-30 | Sanyo Electric Co Ltd | テープリール保持装置 |
-
1977
- 1977-05-09 JP JP5354777A patent/JPS5925644B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60107759A (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | リ−ル台の高さ調整装置 |
| JPS60169737U (ja) * | 1984-04-17 | 1985-11-11 | クラリオン株式会社 | リ−ル・ベ−ス |
| JPH01271339A (ja) * | 1988-04-22 | 1989-10-30 | Sanyo Electric Co Ltd | テープリール保持装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53140134A (en) | 1978-12-06 |
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