JPS5928608B2 - 超極低炭素、窒素高クロム鋼の製造方法 - Google Patents
超極低炭素、窒素高クロム鋼の製造方法Info
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- JPS5928608B2 JPS5928608B2 JP11900980A JP11900980A JPS5928608B2 JP S5928608 B2 JPS5928608 B2 JP S5928608B2 JP 11900980 A JP11900980 A JP 11900980A JP 11900980 A JP11900980 A JP 11900980A JP S5928608 B2 JPS5928608 B2 JP S5928608B2
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- steel
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C7/00—Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
- C21C7/10—Handling in a vacuum
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、真空取鍋脱ガス方式による超極低炭素、窒素
高クロム鋼の製造方法に関するもので、とくに本出願人
の先願にかかる特開昭53−94212号の技術に改良
を加え、製造時間を格段に短縮することができる能率の
良い新規な製造方法について提案するものである。
高クロム鋼の製造方法に関するもので、とくに本出願人
の先願にかかる特開昭53−94212号の技術に改良
を加え、製造時間を格段に短縮することができる能率の
良い新規な製造方法について提案するものである。
高クロム鋼の製造方法において、炭素および窒素を低下
させることは普通鋼の製造方法における炭素および窒素
を低下させることよりも困難であることは周知の如くで
ある。
させることは普通鋼の製造方法における炭素および窒素
を低下させることよりも困難であることは周知の如くで
ある。
それが困難な理由は、溶鋼中の炭素(以下圓をもって表
わす)、溶鋼中の窒素(以下Nをもって表わす)のそれ
ぞれの活量が溶鋼中のクロム(以下〔Cr〕をもって表
わす)によって抑えられ、また酸素吹錬の過程でCr2
O3が生成され易く、Cr2O3が生成されると脱炭速
度が低下し、さらにそれに伴って脱窒速度も低下するた
めである。
わす)、溶鋼中の窒素(以下Nをもって表わす)のそれ
ぞれの活量が溶鋼中のクロム(以下〔Cr〕をもって表
わす)によって抑えられ、また酸素吹錬の過程でCr2
O3が生成され易く、Cr2O3が生成されると脱炭速
度が低下し、さらにそれに伴って脱窒速度も低下するた
めである。
従来い30ppm以下の高クロム鋼を工業的に得るには
次の2つの方法が用いられている。
次の2つの方法が用いられている。
■ 電子ビームにより高真空下で溶解し、回、lNlを
蒸発させて除去する方法。
蒸発させて除去する方法。
■ 予め炭素と窒素の含有量の低い高純度の材料を真空
誘導炉をもって溶解する方法。
誘導炉をもって溶解する方法。
□ しかしながら、前記■の方法は主として装置の稼
働費が高価となり、また■の方法は原材料が高価である
ため、前記両方法によって得られる製品は非常に高価と
なる。
働費が高価となり、また■の方法は原材料が高価である
ため、前記両方法によって得られる製品は非常に高価と
なる。
更に、前記方法において得られる窒素量は40〜110
0pp程度にしかならない。
0pp程度にしかならない。
また、極低炭素鋼を大量生産方式で得る方法としては、
減圧下で溶鋼電車り2〜12 N 71i’/ hの酸
素ガスを溶鋼表面にソフトブローし、一方取鍋底部のポ
ーラスプラグから不活性ガスを溶鋼電画り2〜5Nl/
min吹込み精錬する方法がが知られているが、この方
法によって高クロム溶鋼を処理すると、CrはFeより
酸化されやすいため、比較的高い■含有量の段階で(C
r:lの酸化が生じ、脱炭反応の進行が阻害されるので
、この方法によっては実際にC:30ppIII以下の
超極低炭素Cr鋼を得ることができない。
減圧下で溶鋼電車り2〜12 N 71i’/ hの酸
素ガスを溶鋼表面にソフトブローし、一方取鍋底部のポ
ーラスプラグから不活性ガスを溶鋼電画り2〜5Nl/
min吹込み精錬する方法がが知られているが、この方
法によって高クロム溶鋼を処理すると、CrはFeより
酸化されやすいため、比較的高い■含有量の段階で(C
r:lの酸化が生じ、脱炭反応の進行が阻害されるので
、この方法によっては実際にC:30ppIII以下の
超極低炭素Cr鋼を得ることができない。
一方、本願人は先に特願昭50−149465号によっ
て、減圧下で高クロム溶鋼に酸素を上吹し、同時に取鍋
底部から大量のアルゴンガスを吹込むことにより超低炭
素高クロム鋼を大量生産方式で得る方法を特許出願した
が、この方法によっては超低炭素でかつ超低窒素の高ク
ロム鋼を必ずしも得ることは充分にはできない。
て、減圧下で高クロム溶鋼に酸素を上吹し、同時に取鍋
底部から大量のアルゴンガスを吹込むことにより超低炭
素高クロム鋼を大量生産方式で得る方法を特許出願した
が、この方法によっては超低炭素でかつ超低窒素の高ク
ロム鋼を必ずしも得ることは充分にはできない。
また、減圧下で取鍋中の高クロム溶鋼に酸素上吹き精錬
を行なう方法において、初期Cを適当に設定して1lq
0.01%以下、lNl0.01%以下の高クロム鋼を
得る方法が特公昭51−43448号及び特公昭51−
44688号により開示されているが、この方法によっ
ては1N140ppI11以下の超極低窒素鋼を得るこ
とはできない。
を行なう方法において、初期Cを適当に設定して1lq
0.01%以下、lNl0.01%以下の高クロム鋼を
得る方法が特公昭51−43448号及び特公昭51−
44688号により開示されているが、この方法によっ
ては1N140ppI11以下の超極低窒素鋼を得るこ
とはできない。
そこで、本出願人は先に、従来方法によっては得ること
のできなかった〔30ppI11以下およびN4Qpp
m以下の超極低炭素、窒素高クロム鋼の製造方法につい
て特開昭53−94212号として提供した。
のできなかった〔30ppI11以下およびN4Qpp
m以下の超極低炭素、窒素高クロム鋼の製造方法につい
て特開昭53−94212号として提供した。
その構成の要旨とするところは、取鍋中のC0,8〜2
.5%、Cr1O〜35%を含有する高クロム溶鋼に減
圧下で取鍋底部より溶鋼電画り15Nt/minを越え
4ONl/min以下の不活性ガスを吹き込むと共に、
溶鋼表面に酸素ガス吹付け、必要によりシリコンアロイ
、SiO2含有物のうちから選ばれろ何れか1種または
2種を取鍋中に装入して、溶鋼電画り1〜100kgの
S i 0220%以上、Cr20325%以下を含有
するスラグを生成せしめ、溶鋼中のC0,020%以下
になったとき酸素吹付けを停止し、次いで10 Tor
r以下の高真空下で溶鋼電画り6〜4ONl/minの
不活性ガスを吹込むことを特徴とするC0.0030%
以下、N1.0040%以下の超極低炭素、窒素高クロ
ム鋼の製造方法である。
.5%、Cr1O〜35%を含有する高クロム溶鋼に減
圧下で取鍋底部より溶鋼電画り15Nt/minを越え
4ONl/min以下の不活性ガスを吹き込むと共に、
溶鋼表面に酸素ガス吹付け、必要によりシリコンアロイ
、SiO2含有物のうちから選ばれろ何れか1種または
2種を取鍋中に装入して、溶鋼電画り1〜100kgの
S i 0220%以上、Cr20325%以下を含有
するスラグを生成せしめ、溶鋼中のC0,020%以下
になったとき酸素吹付けを停止し、次いで10 Tor
r以下の高真空下で溶鋼電画り6〜4ONl/minの
不活性ガスを吹込むことを特徴とするC0.0030%
以下、N1.0040%以下の超極低炭素、窒素高クロ
ム鋼の製造方法である。
ところが、この本出願人にかかる先願の方法は。
確かに従来に比べると優れてはいるが、製造のための時
間が5時間にもなり、長時間にわたるのが大きな欠点と
なっていた。
間が5時間にもなり、長時間にわたるのが大きな欠点と
なっていた。
すなわち、この技術の場合、例えば脱炭だけについて見
ても、 ■ C:O,S〜2.5笈→C≦0.02%に要する時
間は約100分〜220分であり、 ■ CS2.02%に達してから極低炭素とするまでの
時間は60〜150分であり、 精錬全時間は最低でも、3,5時間長いときは7時間に
達し、平均5時間である。
ても、 ■ C:O,S〜2.5笈→C≦0.02%に要する時
間は約100分〜220分であり、 ■ CS2.02%に達してから極低炭素とするまでの
時間は60〜150分であり、 精錬全時間は最低でも、3,5時間長いときは7時間に
達し、平均5時間である。
このため取鍋耐大物の損耗が激しく、使用回数も5回程
度にとどまりコストを高くする主な要因となっている。
度にとどまりコストを高くする主な要因となっている。
本発明の目的は精錬時間の短い能率的な超極低炭素極低
窒素高Cr鋼の製造方法を提供することにある。
窒素高Cr鋼の製造方法を提供することにある。
その構成の要旨とするところは、高Cr溶鋼を真空取鍋
脱ガス方式によって処理する高Cr鋼の製造方法におい
て、取鍋中のC:0.8〜2.5%、Cr:10〜35
%を含有する高Cr溶鋼に、減圧下で取鍋底部より溶鋼
電画り15Nt/minを越える不活性ガスを吹き込む
とともに、溶鋼表面に酸素ガスを吹きつけて脱炭し、溶
鋼中のC含有量を0.07%に低下させ、その後不活性
ガスを、次式: を満足するように供給し、S i 0220%以上、C
r20325%以下を含有する溶鋼トン当り1kg以上
のスラグを生成せしめ、溶鋼中のCが目標炭素含有量以
下になったとき前記酸素供給を停止することを特徴とす
る超極低炭素・極低窒素高Cr鋼の製造に関するもので
ある。
脱ガス方式によって処理する高Cr鋼の製造方法におい
て、取鍋中のC:0.8〜2.5%、Cr:10〜35
%を含有する高Cr溶鋼に、減圧下で取鍋底部より溶鋼
電画り15Nt/minを越える不活性ガスを吹き込む
とともに、溶鋼表面に酸素ガスを吹きつけて脱炭し、溶
鋼中のC含有量を0.07%に低下させ、その後不活性
ガスを、次式: を満足するように供給し、S i 0220%以上、C
r20325%以下を含有する溶鋼トン当り1kg以上
のスラグを生成せしめ、溶鋼中のCが目標炭素含有量以
下になったとき前記酸素供給を停止することを特徴とす
る超極低炭素・極低窒素高Cr鋼の製造に関するもので
ある。
次に本発明の詳細な説明する。
転炉、電気炉あるいは平炉等の製鋼炉より出鋼される高
クロム溶鋼は、底部に不活性ガス吹込み装置を具備する
取鍋に移され減圧槽に入れられる。
クロム溶鋼は、底部に不活性ガス吹込み装置を具備する
取鍋に移され減圧槽に入れられる。
本発明において、このときの溶鋼の功の値は、0.8〜
2.5%の範囲内にある必要がある。
2.5%の範囲内にある必要がある。
その成分組成の限定理由を実験データに基づき説明する
。
。
第1図は酸素吹精前の初期〔と酸素吹精後のNの関係を
示す図である。
示す図である。
初期〔0,8%以上の溶鋼を酸素吹精すると、酸素吹精
後の最終窒素濃度Nは4Qppm以下にすることができ
るが、〔0,8%より少ない溶鋼を酸素吹精しても、凶
を40卿以下にすることができないことが判る。
後の最終窒素濃度Nは4Qppm以下にすることができ
るが、〔0,8%より少ない溶鋼を酸素吹精しても、凶
を40卿以下にすることができないことが判る。
同図中○、Q・印はそれぞれ酸素吹精前の初期窒素濃度
が250ppI11以上、200〜250pI)m、2
00pI)III以下の溶鋼を示すが、たとえ初期窒素
濃度が250flpIn以上の溶鋼にあっても初期炭素
濃度が0.8%以上であれば、超極低窒素の高クロム鋼
となすことができる。
が250ppI11以上、200〜250pI)m、2
00pI)III以下の溶鋼を示すが、たとえ初期窒素
濃度が250flpIn以上の溶鋼にあっても初期炭素
濃度が0.8%以上であれば、超極低窒素の高クロム鋼
となすことができる。
一方初期口が2.5%より高くなると、脱炭処理時間が
長くなり、取鍋精錬の能率上、また耐火物の寿命上から
も好ましくないので2.5%以下にする必要がある。
長くなり、取鍋精錬の能率上、また耐火物の寿命上から
も好ましくないので2.5%以下にする必要がある。
すなわち、脱窒は活溌な脱炭反応に付随して進行するの
で、超極低炭素および窒素濃度となすためには、減圧上
精錬中の脱炭量を大きくする必要がある。
で、超極低炭素および窒素濃度となすためには、減圧上
精錬中の脱炭量を大きくする必要がある。
この点、前記特願昭50−149465号記載の発明に
あっては、初期口が必ずしも十分には高くなかったので
、超極低窒素高クロム鋼を安定して製造することに問題
があったのである。
あっては、初期口が必ずしも十分には高くなかったので
、超極低窒素高クロム鋼を安定して製造することに問題
があったのである。
本発明によれば、溶鋼を収容した取鍋を減圧槽に入れ、
不活性ガスの吹込みを開始すると共に減圧槽内を減圧し
、続いて酸素を溶鋼表面に吹付ける。
不活性ガスの吹込みを開始すると共に減圧槽内を減圧し
、続いて酸素を溶鋼表面に吹付ける。
この工程生試料採取、測温などを必要とするが、吹精を
中断しないことが望ましい。
中断しないことが望ましい。
前記不活性ガスを吹込む際の流量の制御は、とくにC0
,1%以下の範囲で、脱炭速度を犬ならしめ、かつ[C
r’lの酸化損失を抑えて、低炭素域まで酸素吹精を継
続できるようにするために極めて重要なことであること
を本発明者等は種々の実験により新たに知見した。
,1%以下の範囲で、脱炭速度を犬ならしめ、かつ[C
r’lの酸化損失を抑えて、低炭素域まで酸素吹精を継
続できるようにするために極めて重要なことであること
を本発明者等は種々の実験により新たに知見した。
すなわち、Crの酸化が主としてC含有量0.1%以下
に達してから生じるものであることが解った。
に達してから生じるものであることが解った。
そしてこの時期における溶鋼電画りの不活性ガス流量G
(N17m1n)を酸素ガスの流量QO2(N4/m1
n)にくらべて十分大きくすれば、Crの酸化が小さく
、C含有量を極めて低い値まで脱炭を進めることができ
ることを見出した。
(N17m1n)を酸素ガスの流量QO2(N4/m1
n)にくらべて十分大きくすれば、Crの酸化が小さく
、C含有量を極めて低い値まで脱炭を進めることができ
ることを見出した。
発明者らの研究によれば、酸素吹精を止めたときのC含
有量を40購以下とするために必要なGの値は第2図に
示すところから導かれるように、次式;%式%(1) ここで、G;溶鋼電画りの不活性ガス流量(Nl/=n
) QO2;溶鋼電画りの酸素ガス流量(N17m1n) 〔%Cr 、] #溶鋼のCr含有量(%);の範囲で
ある。
有量を40購以下とするために必要なGの値は第2図に
示すところから導かれるように、次式;%式%(1) ここで、G;溶鋼電画りの不活性ガス流量(Nl/=n
) QO2;溶鋼電画りの酸素ガス流量(N17m1n) 〔%Cr 、] #溶鋼のCr含有量(%);の範囲で
ある。
しかし、先願(特願昭53−94212号)に示した通
り、Gはl 5 Nt/minより多くないと、いが十
分低値とならない場合があるので、Gは15 N /1
./mi nを越える値としなければならない。
り、Gはl 5 Nt/minより多くないと、いが十
分低値とならない場合があるので、Gは15 N /1
./mi nを越える値としなければならない。
上記条件を満すとき、生成スラグ中の(Cr203)含
有量が少なくとも脱炭の進行中は25%以下に保たれ脱
炭を促進するスラグ組成を維持することができる。
有量が少なくとも脱炭の進行中は25%以下に保たれ脱
炭を促進するスラグ組成を維持することができる。
不活性ガスの流量は、従来はポーラス煉瓦の通気量で決
められる上限があり、実用上の上限値は溶鋼電画り4O
Nt/minであると考えられた。
められる上限があり、実用上の上限値は溶鋼電画り4O
Nt/minであると考えられた。
しかし、発明者らは、ポーラスプラグの直径を犬とし、
数多く用いることにより、これを任意に大きくできるこ
とを確かめることができた。
数多く用いることにより、これを任意に大きくできるこ
とを確かめることができた。
また、ポーラスプラグの代りに鋼管を利用したノズルを
使えば経済的な不活性ガスの多量供給が可能である。
使えば経済的な不活性ガスの多量供給が可能である。
また本発明方法は、従来方法より多量の不活性ガスを吹
込むため、送酸速度を従来方法より大きい値として、C
r酸化損失を抑えて脱炭することが可能であり、その結
果脱炭速度が大きくなる。
込むため、送酸速度を従来方法より大きい値として、C
r酸化損失を抑えて脱炭することが可能であり、その結
果脱炭速度が大きくなる。
このため、(1)式の条件を満す不活性ガス流量Gが十
分大きければ、酸素流量Q02を著しく大きくできるの
で、脱炭に要する時間が短かくできるようになる。
分大きければ、酸素流量Q02を著しく大きくできるの
で、脱炭に要する時間が短かくできるようになる。
本発明によれば、C含有量が0.1%以下での溶鋼温度
Tは、次式; %式%(2) を満すことが望ましい。
Tは、次式; %式%(2) を満すことが望ましい。
第3図に示す通り、十分な不活性ガス流量であっても、
これより低温の場合には、十分な低炭素まで脱炭できな
い場合がある。
これより低温の場合には、十分な低炭素まで脱炭できな
い場合がある。
((2)式を満す温度とするために、(1)式を満足す
る範囲で酸素供給速度を犬とすることができる。
る範囲で酸素供給速度を犬とすることができる。
この際、酸素流量が大きくても、スラグ中(Cr203
)の生成量が十分小さいのが本発明の特徴の一つである
。
)の生成量が十分小さいのが本発明の特徴の一つである
。
)本発明によれば、酸素吹精により生成するスラグの成
分組成中SiO2を20%以上、Cr20325%以下
となし、かつ生成する前記スラグの量を溶鋼基当り1
kg以上とする必要がある。
分組成中SiO2を20%以上、Cr20325%以下
となし、かつ生成する前記スラグの量を溶鋼基当り1
kg以上とする必要がある。
前記スラグの成分組成を限定する理由は、SiO□が2
0%より少なくなると脱炭速度が低下するので、スラグ
中のS i02は20%以上にする必要がある。
0%より少なくなると脱炭速度が低下するので、スラグ
中のS i02は20%以上にする必要がある。
またスラグ中のCr2O3が25%より多くなると急速
に脱炭速度が低下するのでスラグ中のCr 203は2
5%以下にする必要がある。
に脱炭速度が低下するのでスラグ中のCr 203は2
5%以下にする必要がある。
本発明において、前記S t 0220%以上、Cr2
0325%以下を含有するスラグが溶鋼基当り1 kg
より少ないと脱炭速度が著しく低下する。
0325%以下を含有するスラグが溶鋼基当り1 kg
より少ないと脱炭速度が著しく低下する。
一方、本発明の方法によれば、生成するスラグ量が溶鋼
基当り180kgに達しても脱炭速度に対して影響しな
いので、実質上スラグ量の上限は無い。
基当り180kgに達しても脱炭速度に対して影響しな
いので、実質上スラグ量の上限は無い。
本発明によれば、前述の処理により溶鋼中のCが目標炭
素含有量(0,0040%)以下になったとき酸素吹付
けを停止し、精錬を終ることができるし、また、引続き
10 Torr以下の高真空下で溶鋼基当り6〜40
N t/mi nの不活性ガスを吹込み激しく攪拌する
ことによって、溶鋼中の0を確実に製品規格値以下にす
ることもでき、さらに時間を延長することにより必要に
より0.0010%以下にすることもできる。
素含有量(0,0040%)以下になったとき酸素吹付
けを停止し、精錬を終ることができるし、また、引続き
10 Torr以下の高真空下で溶鋼基当り6〜40
N t/mi nの不活性ガスを吹込み激しく攪拌する
ことによって、溶鋼中の0を確実に製品規格値以下にす
ることもでき、さらに時間を延長することにより必要に
より0.0010%以下にすることもできる。
ここで、目標C含有量とは、必ずしも製品規格値ではな
く、本発明の方法を実施するときの終了点で目標とする
C含有量である。
く、本発明の方法を実施するときの終了点で目標とする
C含有量である。
ゆえに、酸素を停止した後さらに脱炭を進める場合の前
記目標C含有量は製品規格C含有量より高くても良い。
記目標C含有量は製品規格C含有量より高くても良い。
上記溶鋼の激しい攪拌によって超極低炭素域にまで確実
に脱炭できるのは、このような超低炭素域における脱炭
反応は溶鋼と、減圧上気相との界面の極く近傍域に限ら
れて生起するが、前記の激しい攪拌によってその界面積
が大きくなるためと考えられる。
に脱炭できるのは、このような超低炭素域における脱炭
反応は溶鋼と、減圧上気相との界面の極く近傍域に限ら
れて生起するが、前記の激しい攪拌によってその界面積
が大きくなるためと考えられる。
以上述べた通り本発明法によれば、脱炭が速く酸素供給
を続けている間に極めてC含有量を低くできるので、こ
の第1での時間が節約(30分)できる上先願(特開昭
53−94212号)のように酸素供給を停止した後の
長時間の真空脱炭処理が必要でない(60〜120分の
時間の短縮)。
を続けている間に極めてC含有量を低くできるので、こ
の第1での時間が節約(30分)できる上先願(特開昭
53−94212号)のように酸素供給を停止した後の
長時間の真空脱炭処理が必要でない(60〜120分の
時間の短縮)。
このため、精錬時間が従来技術では3.5〜7時間であ
ったものが、2〜4時間と著しく短縮できる。
ったものが、2〜4時間と著しく短縮できる。
したがって、能率が良く、製造費用とりわけ耐火物使用
回数も50%増すという節約の効果が著しい。
回数も50%増すという節約の効果が著しい。
以下、本発明方法の実施例について比較例とともに示す
。
。
実施例 1
電気炉にて約50tの26%Cr鋼を溶鋼し、脱硫処理
を行なって出鋼した。
を行なって出鋼した。
取鍋にて除滓した後C:0.85%、Si:0.33%
、N:250pHIII。
、N:250pHIII。
温度1650℃で真空タンクに入れ、その真空下で酸素
吹込みを行った。
吹込みを行った。
このときの条件は、不活性ガス流量G=32 N l/
mi n−t (全160ONt/m i n )、酸
素流量Qo2=30ONt/m1n−t(全90ONm
3/h)であった。
mi n−t (全160ONt/m i n )、酸
素流量Qo2=30ONt/m1n−t(全90ONm
3/h)であった。
わが約0.1%に達したとき、不活性ガス流量Gを54
Nt/m1n−t(全2700 N /、/mi n
)、酸素流量QO2を150 N t/m1n−t (
全45ONm3/h)に変えた。
Nt/m1n−t(全2700 N /、/mi n
)、酸素流量QO2を150 N t/m1n−t (
全45ONm3/h)に変えた。
このときの溶鋼温度は、1690℃であった。
この条件を35分間維持して酸素供給を止めたとき、■
は22pp10. IN]は38ppmであり、温度は
1715℃であった。
は22pp10. IN]は38ppmであり、温度は
1715℃であった。
精錬時間は通算2時間15分となった。
実施例 2
電気炉にて30%Cr鋼(31,2%)約49tを溶解
し、取鍋に出鋼した。
し、取鍋に出鋼した。
真空タンク装入時の溶鋼は、C: 1.02%、Si:
0.82%、N:680pp[Ilであった。
0.82%、N:680pp[Ilであった。
真空下酸素吹精は不活性ガス流量G = 31 N t
/mi n−t (全155ON4/m1n)、酸素流
量Qo2=32ONt/m1n−1(全95ONm3/
h)で行なった。
/mi n−t (全155ON4/m1n)、酸素流
量Qo2=32ONt/m1n−1(全95ONm3/
h)で行なった。
回が約0.1%に達したときの溶鋼温度は1730℃で
あった。
あった。
この後、不活性ガス流量Gを40.8Nt/m1n−t
(全2000 N t/mi n )、酸素流量QO2
を102N/、7m1n−t (全300 Nr11/
h)として酸素吹精を続け、約40分保持して酸素供
給を止めた。
(全2000 N t/mi n )、酸素流量QO2
を102N/、7m1n−t (全300 Nr11/
h)として酸素吹精を続け、約40分保持して酸素供
給を止めた。
このときのいは2 sppm、 ■は351)I)11
であり、精錬時間は通算2時間30分であった。
であり、精錬時間は通算2時間30分であった。
比較例 1 (長時間の例)
52.61の26%Cr鋼を実施例1とほぼ類似する条
件で真空精錬した。
件で真空精錬した。
真空精錬開始時の溶鋼成分はC:0.83%、Si:0
.42%、N:520ppmおよび溶鋼温度は1690
°Cである。
.42%、N:520ppmおよび溶鋼温度は1690
°Cである。
酸素吹精は不活性ガス流量Q= 17.2 N4/m1
n−t(全900 N t/mi n)、酸素流量Q
O2= 222 N l 7m1n−t(全70ONm
3/h)の条件で行った。
n−t(全900 N t/mi n)、酸素流量Q
O2= 222 N l 7m1n−t(全70ONm
3/h)の条件で行った。
その条件のまま吹精を続け、酸素供給を止めたとき、功
は160ppln、Nは24ppm、溶鋼温度は172
2℃であった。
は160ppln、Nは24ppm、溶鋼温度は172
2℃であった。
02/V百−53,5であり本願の範囲を外れていた。
このため引続き130分間の真空脱炭処理を行ない□□
□を25ppI[lとすることができた。
□を25ppI[lとすることができた。
精錬時間は通算4時間38分である。比較例 2 (
Cr203過犬で脱炭不良の例)53.6tの30%C
r鋼を実施例1と類似する条件で真空精錬した。
Cr203過犬で脱炭不良の例)53.6tの30%C
r鋼を実施例1と類似する条件で真空精錬した。
真空精錬開始時の溶鋼成分は、 C二 0.99%、S
i:0.88 %、N:580卿である。
i:0.88 %、N:580卿である。
酸素吹精は不活性ガス流量G=22Nt/m1n−t(
全1200 Nt/m1n)、酸素流量Qo2=404
Nt/m1n−1(全1300 Nu/h )の条件で
行い、■がおよそ0.1%に達した点で、酸素流量QO
2を124N /、/minに減少した。
全1200 Nt/m1n)、酸素流量Qo2=404
Nt/m1n−1(全1300 Nu/h )の条件で
行い、■がおよそ0.1%に達した点で、酸素流量QO
2を124N /、/minに減少した。
そのまま約30分間酸素供給を続けた点で試料を採取分
析したところ■220ppI]]であった。
析したところ■220ppI]]であった。
引続き約25分間酸素供給して停止した。
このとき溶鋼中の圓は76ppmtlN]は42pr=
、溶鋼温度は1740°Cであった。
、溶鋼温度は1740°Cであった。
Q02/J6は26.4であり、本願の範囲を外れたた
めであった。
めであった。
以上の説明ならびに実施例から明らかなように、本発明
によれば、第4図に示すように超極低炭素、窒素の高ク
ロム鋼を、極めて短時間に製造することができる。
によれば、第4図に示すように超極低炭素、窒素の高ク
ロム鋼を、極めて短時間に製造することができる。
図面の第1図は、脱炭溶鋼の0濃度と酸素吹錬後の窒素
濃度との関係を示す図、第2図は種々の〔%Cr)に対
する(6)含有量が40ppm以下にするために必要な
不活性ガスの流量の特性図、第3図は種々の〔%Cr)
に対するn含有量が1%以下での溶鋼温度の特性図、第
4図は本発明の効果を先願のものと比較する精錬時間の
特性図である。
濃度との関係を示す図、第2図は種々の〔%Cr)に対
する(6)含有量が40ppm以下にするために必要な
不活性ガスの流量の特性図、第3図は種々の〔%Cr)
に対するn含有量が1%以下での溶鋼温度の特性図、第
4図は本発明の効果を先願のものと比較する精錬時間の
特性図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高クロム溶鋼を真空取鍋脱ガス方式によって処理す
る高クロム鋼の製造方法において、C0,8〜2.5%
、Cr1O〜35%を含有する高クロム溶鋼に減圧下で
取鍋底部より溶鋼電車り15Nt/minを越える不活
性ガスを吹込むと共に溶鋼表面に酸素ガスを吹付けて脱
炭し、溶鋼中のC含有量を0.07%に低下させ、その
後不活性ガスを次式;ここで、G:不活性ガス流量 QO2”酸素ガス流量 〔%Cr〕二溶鋼中のCr含有量 を満すように供給し、S i0220%以上、Cr20
3が25%以下を含有する溶鋼トン当り1kg以上のス
ラグを生成せしめ、溶鋼中のCが目標炭素含有量以下に
なったとき酸素吹付けを停止することを特徴とする超極
低炭素、窒素高クロム鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11900980A JPS5928608B2 (ja) | 1980-08-30 | 1980-08-30 | 超極低炭素、窒素高クロム鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11900980A JPS5928608B2 (ja) | 1980-08-30 | 1980-08-30 | 超極低炭素、窒素高クロム鋼の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5743925A JPS5743925A (en) | 1982-03-12 |
| JPS5928608B2 true JPS5928608B2 (ja) | 1984-07-14 |
Family
ID=14750726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11900980A Expired JPS5928608B2 (ja) | 1980-08-30 | 1980-08-30 | 超極低炭素、窒素高クロム鋼の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928608B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6280217A (ja) * | 1985-10-03 | 1987-04-13 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 高純度ステンレス鋼の製造法 |
| CN109082496A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-12-25 | 山东钢铁股份有限公司 | 一种全程低氧位冶炼超低碳钢的方法 |
-
1980
- 1980-08-30 JP JP11900980A patent/JPS5928608B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5743925A (en) | 1982-03-12 |
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