JPS5930240B2 - X線遮蔽能を有する難燃性シリコン組成物 - Google Patents

X線遮蔽能を有する難燃性シリコン組成物

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JPS5930240B2
JPS5930240B2 JP53140872A JP14087278A JPS5930240B2 JP S5930240 B2 JPS5930240 B2 JP S5930240B2 JP 53140872 A JP53140872 A JP 53140872A JP 14087278 A JP14087278 A JP 14087278A JP S5930240 B2 JPS5930240 B2 JP S5930240B2
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oxide
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retardant
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彰 平井
和幸 西本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、難燃性でかつX線遮蔽能を有し、さらには耐
トラツキング特性に優れたシリコン組成物、即ち、シリ
コンゴムコンパウンド、ポツティング材料、フェス、接
着剤等を提供することを目的とするものである。
さらに詳しくは、少なくとも白金もしくは白金化合物を
難燃剤として含有しているシリコン組成物に、X線遮蔽
材料として、酸化タングステン。
酸化亜鉛、炭酸亜鉛、酸化チタン、チタン酸ストロンチ
ウム、チタン酸鉛、酸化ジルコニウム、ジルコン酸鉛、
2酸化マンガン、炭酸マンガン、l酸化ニッケル、32
酸化ニツケル、炭酸ニッケル。
l酸化コバルト、32酸化コバルト、塩基性炭酸コバル
ト、酸化ニオビウム、5酸化タンタル、酸化ビスマス、
水酸化鉄、酸化第1鉄、酸化第2鉄。
43酸化鉄、酸化第1銅、酸化第2銅、酸化インジウム
、酸化錫、炭酸バリウムのうちの少な(とも1つを含有
させることを特徴とする。
さらには、前記X線遮蔽材料の本質的性質もしくは微量
不純物成分が原因と考えられる耐トラツキング特性の低
下が発生する場合においては、水酸化アルミニウム、酸
化アルミニウム、水酸化マグネシウム。
ハイドロタルサイト(MグI B At6 (OH)
48(CO3)3・12H20)のうちの少なくとも1
つを含有させることによって、耐トラツキング特性の非
常に優れたシリコン組成物を得るものである。
さらにまた、X線遮蔽材料のチタン酸バリウム。
フン化バリウム、等を付加的に添加することもできるも
のである。
近来、優れた電気特性、機械特性および各種の物理特性
を有するためにシリコン組成物が多(用イラレ、コンパ
ウンド、ポツティング用材料、フェス、接着剤等として
広く使用されている。
その場合、シリコン組成物を難燃化するためには白金も
しくは白金化合物が難燃化剤として添加されている。
一方、カラーテレビジョン用陰極線管のアノードキャン
プとして使用するような場合においては、従来の難燃性
能に加えて、さらにX線を遮蔽する性能が要求される。
ところが、上述のような従来の難燃性シリコン組成物に
おいては、その難燃性能とX線の遮蔽能とを両立させた
ものは未だ提案されていないのが実情であった。
一般に各種物質においてX線遮蔽能を付与するには鉛化
合物もしくはバリウム化合物を添加すればよいが、上述
の難燃性シリコン組成物では、その難燃メカニズムが触
媒的作用を利用したものであるために添加物を加えると
極めて触媒毒を受けやす(、直ちに難燃性を消失してし
まうという問題がある。
まず、そのようなシリコン組成物における難燃斗*メカ
ニズムについて説明する。
一般の難燃化の手段としては、通常の有機ポリマーに用
いられているよ5な難燃剤を添加したり、あるいはポリ
マー自体に・・ロゲン基を導入することによって難燃化
することができる。
しかしながら、これらは燃焼時に毒性ガスを発生するな
どの欠点があり、シリコン組成物の難燃化には用いられ
ていない。
シリコン組成物の難燃化は、特公昭44−2591号公
報に示される技術に端を発した白金化合物の添加という
方法によって行なわれ、これが、現在の難燃シリコン組
成物のほとんどに採用されている。
例えば、シリコンゴムQ燃焼メカニズムは、の反応によ
り3量体および4量体が生じ、シIJ コン組成物が熱
分解してい(ことによるといわれている。
これに対し、上記公報掲載のものは、(1)の反応式の
逆の反応、即ち生じた分解成分が3量体あるいは4量体
になる前に再度付加結合をさせるという反応をさせるも
ので、立体構造化が起こる下記(2)の反応が白金化合
物を3〜250 ppm添加することにより著しく促進
されるというものである。
これは、添加量がppm程度の微量で効果を有し・通常
シリコン組成物の使用される180℃前後では劣化への
影響の少ない触媒は白金化合物以外にな(唯一の触媒と
なっている。
現在ではこの方法をさらに進展させて、ベンゾトリア−
ゾール、アゾビスインブチロニトリル。
ジアゾアミノベンゼン、メチルメタアクリロニトリル、
メチルハイドロジエンポリシロキサン等の有機化合物や
、酸化チタンや酸化ニッケル等の金属酸化物を微量添加
することによってより一層の難燃化を図っている。
その場合でも白金触媒がその中で重要な役割を果してい
ることにはかわりがない。
ところがこのような難燃化方法においては、白金触媒は
微量で大きな効果を示すかわりにある種の微量の不純物
によって被毒されやすいという欠点を有している。
例えば、N、P 、S等の化合物や、Pb、Sn、HP
、Biの各化合物が特に影響が大きいといわれている。
これらは上記(2)の反応を阻害することからラジカル
捕獲剤として作用するためであると考えられる。
そこで本発明は、白金もしくは白金化合物によるシリコ
ン組成分の難燃性能を維持しながらX線の遮蔽能を有効
に付与することのできるものを提供するものであり、こ
のため、X線遮蔽剤として、酸化タングステン(WO3
)、酸化亜鉛(Z nO) 。
炭酸亜鉛(Z n CO3) w酸化チタン(T’ t
02) t チタン酸ストロンチウム(S rT
i03 ) tチタン酸鉛(PbTi03)、酸化ジル
コニウム(Zr02) 。
ジルコン酸鉛(PbZrO3)、2酸化マンガン(Mn
O2)を炭酸マンガン(MnC03) 、 1酸化ニツ
ケル(NiO2)、32酸化ニツケル(Ni 203
) 。
炭酸−’−7ケル(NiCO3)、1酸化コバルト(C
oO)。
32酸コバルト(CO203)、塩基性炭酸コ・くルト
(2CoCO3*3CO(OH)2)、酸化ニオビウム
(Nb 205 ) = 5酸化メンタル(Ta205
)を酸化ビスマス(Bl 203 ) e水酸化鉄(F
e (OH) 2) −酸化第1鉄(FeO)、酸化第
2鉄(Fe 203 ) s43酸化鉄(Fe 304
) を酸化第1銅(Cu20)を酸化第2銅(CuO
)、酸化インジウム(In203) を酸化錫(Sn0
2 ) 、炭酸バリウム(BaCO3)のうち少なくと
も1つを上記シリコン組成物に含有させるようにしたこ
とを特徴とするものである。
本発明者らの実験によれば、これらのX線遮蔽材料は前
述のよ゛うな白金および白金化合物に対する触媒毒作用
をもたず、従って少な(とも白金もしくは白金化合物を
難燃剤として含有するシリコン組成物にこの無機化合物
のうちの少なくとも一つを添加することによって難燃性
能を損うことなくX線遮蔽能をも合わせもつ優れたシリ
コン組成物を得ることができることが確認された。
これらの化合物がなぜ白金もしくは白金化合物の難燃作
用に対して無毒であるかについては未だ明らかではない
それらの添カロ量は、ベースレジンであるオルガノポリ
シロキサンの種類や物性、その他の充填剤の量、用途、
要求される機械的強度、添加剤の方が安価であるための
コストの点、さらには、X線遮蔽の程度、その材料の厚
み、等々の設計上の要望に応じて決定される。
本発明におけるX線遮蔽剤を含有させることによるX線
減弱の効果は、光のランベール・ベールの法則に相当す
る次の式で表わされる。
■ −−μX O ただし、Io:物質を透過する前の強さ I :物質を透過した後の強さ X :物質の厚さ μ :吸収係数、X線の線質と透過物 質の種類で決まる 実際には、単色X線の場合と白色X線の場合では多少異
なる。
則ち、白色X線の場合μの値が一定しないで、少しづつ
ではあるがXが増加するに従ってμが減少していく傾向
が見られる。
各波長における各X線遮蔽材料のirにおける吸収係数
を表1に示す。
実際に各X線遮蔽化合物をシリコン組成物に添加した場
合でも、その吸収係数はその中の各原子の存在量によっ
て決まるため、表1をもとにして算出することができる
なお強誘電体である化合物を用いる場合には、その添加
量を調節することによって、シリコン組成物の誘電率を
調整できるため、電子・電気部品に要求される特性に適
合した誘電率をもったシリコン組成物を得ることができ
る。
またこれらX線遮蔽化合物は、それぞれの単独でも、任
意の組合わせでも同様のX線遮蔽効果が得られる。
吸収係数の低い材料の場合でも添加量を増すことによっ
であるいは設計品の厚さを増すことによって高い遮蔽効
果を得ることができる。
また本発明による難燃シリコン組成物は、X線遮蔽のみ
ならず、その他の放射線に対しても含有する材料の種類
によって有効であることは言うまでもな(、その目的に
使用する場合も本発明に属するものである。
添加する量は、材料の設計上の厚さ、必要とする機械的
緒特性、電気的緒特性、必要とする遮蔽特性、コスト等
によって決定される。
次に、耐トラツキングの改良について述べる。
以上述べたように、有効な材料を添加することによって
、難燃性を失うことなくX線遮蔽能を得ることができる
しかしながら、添加材料の種類、純度その他の要因によ
り、耐トラツキング性が高負荷条件例えば800v%L
Aで低下することがある。
本発明では、この耐トラツキング特性の低下を防止した
組成物をも提供するのであり、水酸化アルミニウム、酸
化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ハイドロタルサ
イト(Mグ18At6(OH)48(C03)3・12
H20)のうちの少なくとも1つを含有させることによ
って得ることができる。
添加する量は、X線遮蔽材料の程度によるが、2−4重
量部程度の添加でかなりの効果を得ることができる。
もちろん、これより多(ても、少な(ても良い。
以下本発明における実施例を示す。
実施例 1 (CHa ) 2 S i O単位99.9モル係、C
H3(CH2= CH) S i O単位0.1モル係
よりなるオルガノシロキサン生ゴム100部と、ヒユー
ムシリカ(エアロシル200、日本エアロジル■1)1
5部とシリカ分散剤2.5部、粉末状炭酸マンガン15
部、アナターセ型酸化チタン7部と、塩化白金酸の2チ
(白金換算量)ブタノール溶液0.05部とよりなる配
合物を2本ロール均一に混合し、これを150℃で1時
間処理してシリコンゴムコンパウンドとし、本実施例の
ベースレジンとした。
次に、表2に示すような本発明によるX線遮蔽材料を一
定量秤取し、ベースレジンに添加した。
さらに、これらに、ベンゾイルパーオキサイド50係を
含有するシリコンオイルベース0.7部7に硬化剤とし
て添加し、2本ロールで充分に混練して試料を作成した
これらを50〜/crtlの加圧下で120℃で20分
間加熱し、さらに150℃で3時間加熱して試料シート
を作成し、これらについて第2表に示す如(、燃焼テス
トを行なった。
燃焼テストは、UL−94に準拠した方法によって行な
った。
即ち、厚さ1 / 16”、巾0.5 ”、長さ5″の
試料片に、都市ガスを用いてブンゼンバーナーの先端か
ら%″の青い炎を出し、この炎を10秒間試料にあて、
炎を取り去った後の燃焼時間(第1回フレーミング)を
測定した。
消炎後、直ちにバーナーの炎をあてて同様の測定をし、
(第2回フレーミング)、さらに消炎後の赤熱状態の持
続時間(第2回ブローイング)を測定した。
この結果によると、本発明によるX線遮蔽材料は、シリ
ーrンゴムの難燃メカニズムに対スル触媒毒となってい
ないことが明らかである。
実施例 2 実施例1と同様にして調整したシリコンゴムコンパウン
ドベースレンジにX線遮蔽材料各種と、耐トラツキング
改良剤として水酸化アルミニウム。
酸化アルミニウム、水酸化マグイシウム、ハイドロタル
サイトとを添加し、実施例1と同様にしてテストシート
を成形し、条件として800V/Aで、耐トラツキング
試験を行なった。
その試験績*七果を表3に示す。
尚、本発明による耐トラツキング改良剤は単独でも、相
互に組み合わせてもあるいはX線遮蔽材料と組み合わせ
ても、シリコンゴムの難燃メカニズムに対して悪影響を
与えない。
以上により、本発明の主目的である難燃メカニズムに対
する触媒毒作用の無いことと、耐トラツキング特性の改
良についての効果が確認された。
本発明の用途としては、シリコンゴムコンパウンドのみ
ならず、白金触媒を用いて難燃化している全てのシリコ
ン組成物に展開できるため、ポンティング用、電線用、
各種フェス、シーリング。
接着剤等が考えられ、各種用途に広く利用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少な(とも白金もしくは白金化合物を難燃剤として
    含有するシリコン組成物に、酸化タングステン、酸化亜
    鉛、炭酸亜鉛、酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、
    チタン酸鉛、酸化ジルコニウム、ジルコン酸鉛、2酸化
    マンガン、炭酸マンガン、1酸化ニツケル、32酸化ニ
    ンケル、炭酸ニッケル、1酸化コバルト、32酸化コバ
    ルト、塩基性炭酸コバルト、酸化ニオビウム、5酸化タ
    ンタル、酸化ビスマス、水酸化鉄、酸化第1鉄、酸化第
    2鉄、43酸化鉄、酸化第1銅、酸化第2銅。 酸化インジウム、酸化錫、炭酸バリウムのうちの少なく
    とも1つを含有させたことを特徴とするX線遮蔽能を有
    する難燃性シリコン組成物。 2 シリコン組成物の耐トラツキング性向上剤として、
    水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム。 水酸化マグネシウム、ハイドロタルサイトのうちの少な
    (とも1つを含有させたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のX線遮蔽能を有する難燃性シリコン組成
    物。
JP53140872A 1978-11-14 1978-11-14 X線遮蔽能を有する難燃性シリコン組成物 Expired JPS5930240B2 (ja)

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