JPS5931398B2 - チオシアン含有廃水の処理法 - Google Patents

チオシアン含有廃水の処理法

Info

Publication number
JPS5931398B2
JPS5931398B2 JP7223581A JP7223581A JPS5931398B2 JP S5931398 B2 JPS5931398 B2 JP S5931398B2 JP 7223581 A JP7223581 A JP 7223581A JP 7223581 A JP7223581 A JP 7223581A JP S5931398 B2 JPS5931398 B2 JP S5931398B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thiocyanine
thiocyanide
oxygen
wastewater
wastewater containing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7223581A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57187093A (en
Inventor
千秋 下平
嘉則 油科
昭典 栗間
保博 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chiyoda Corp
Original Assignee
Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd filed Critical Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
Priority to JP7223581A priority Critical patent/JPS5931398B2/ja
Publication of JPS57187093A publication Critical patent/JPS57187093A/ja
Publication of JPS5931398B2 publication Critical patent/JPS5931398B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はチオシアン含有廃水の処理方法に関し、詳しく
はチオシアンを含む廃水をラネー銅触媒の存在下に酸素
と接触させ、チオシアンを酸化分解することによって廃
水中のチオシアンを除去する方法に関スるものである。
ここでいうチオシアンとはチオシアン酸、チオシアン酸
塩等のチオシアンイオンを遊離する化合物を意味する。
一般にチオシアン酸塩は合成樹脂、染料、医薬品等の製
造に用いられるため、これらの廃水中に含まれることが
多い。
また、石油精製装置の1種である流動接触分解装置(F
CC)より排出される廃水中には必ずチオシアン酸塩が
含まれている。
さらに、製鉄等で生ずるコークス炉廃水中には高濃度の
チオシアンが含まれており、この処理が問題となってい
る。
チオシアンはシアン化物には含まれていないので有害物
質ではないが、化学的酸素要求量(COD)に検出され
るため(チオシアン:C0D−約1:1)チオシアンを
含有する廃水を排出する場合、当然その処理が必要とな
る。
現在のところ廃水中のチオシアンは他のCOD成分と共
に活性汚泥、散水濾床等の微生物処理法によって処理さ
れているのが実情である。
しかしながら、チオシアンを微生物処理するためには、
チオシアンを分解するのに必要な接触時間を長くとらね
ばならず、またチオシアンイオンの濃度が高い場合は、
微生物に阻害を及ぼすことすらある。
さらに、微生物処理法は微生物処理に適したDHの維持
、栄養物質の添加(窒素、リン分等)、汚泥濃度(ML
SS)の調整、余剰汚泥の処理等の繁雑な操作が必要と
なる。
その他、チオシアン含有廃水を高温高圧(30KV/c
rriG、。
200℃程度)で湿式酸化する方法もあるが、経済的で
ないため、あまり行われていない。
このような微生物処理法および湿式酸化法の欠点を克服
し、短時間で、かつ効果的にチオシアンを含有する廃水
の処理法として本発明者らが既に出願した「ポリビニル
アルコール含有廃水の処理法」(特願昭55−1805
35号)および「シアン含有廃水の処理方法」(特願昭
56−36461号)で用いたものと同じラネー銅触媒
を用いることによって容易にチオシアンイオンを酸化分
解させることができることを見い出したものである。
特に、チオシアンのように硫黄を含む化合物は通常触媒
の被毒物質である場合が多く、このような被毒物質を触
媒で酸化分解できることは画期的なことである。
本発明はチオシアンを含む廃水をラネー銅触媒の存在下
で純酸素、酸素含有ガスおよび酸素を発生する物質より
なる群から選ばれた1種または2種以上のものと接触さ
せることを特徴とするチオシアン含有廃水の処理方法を
提供するものである。
本発明で使用するラネー銅触媒とは、銅と水、アルカリ
、酸などによって侵される金属(マグネシウム、アルミ
ニウム、亜鉛、鉄、ニッケル、スズ、鉛、シリカ、チタ
ニウム、ホウ素など)の1種または2種以上との合金に
対して水酸化ナトリウムなどのアルカリ水溶液または塩
酸などの酸水溶液を作用させることによって得られるも
のを意味し、アルカリまたは酸による銅板外の金属の溶
出量は特に制限されない。
また、銅と銅板外め金属との重量比については通常1:
1のものを用いるが、この比に限定されるものではない
。
ラネー銅触媒の調製法の一例を示すと、重量比で1:1
の銅−アルミニウム合金に水酸化ナトリウム水溶液を作
用させると溶出反応は速やかに起り、合金中のアルミニ
ウムの90%以上が溶出されたラネー銅触媒が得られる
。
このようにラネー銅触媒は、銅板外の金属の溶出によっ
て多孔質のものとなる。
上記のようにして得られたラネー銅触媒は、通常強度上
の立場から200メツシュ程度の粒度に調整されるが、
チオシアン含有廃水との接触反応方式によって適当な粒
度を選定することが望ましく、必ずしもこの粒度にとら
れれる必要はない。
次に、チオシアン含有廃水とラネー銅触媒との接触方式
については特に制限がなく完全混合型、固定床、流動床
、移動床などのいずれの方式でも良い。
又、酸化分解に必要な酸素は予め原水のチオシアン含有
廃水に溶は込ませておく方式でも反応槽で供給する方式
のいずれ・でも良い。
さらに、酸素は純酸素ガス、液体酸素、空気、酸素を含
む廃ガス、過酸化水素などの如き酸素を発生する物質等
のいずれのものを単独であるいは組合せて用いても良い
。
なお、酸素の供給量についてはチオシアンを酸化するの
に必要な理論酸素量の1.2倍程度の酸素を供給すれば
十分である。
また、反応温度、反応圧力は常温、常圧で良く、特に温
度を上げたり、圧力をかけたりする必要はない。
しかしながら、反応効率を高めることが望まれる場合に
は、温度を上げたり圧力をかけることにより目的を達成
することができる。
本発明によれば、チオシアン含有廃水中のチオシアンイ
オンを常温、常圧でラネー銅触媒存在下、酸素により容
易に酸化分解して除去できるので、従来の処理法に比し
て繁雑な操作もなり、シかも短時間で酸化分解できる等
の利点がある。
また、反応装置も微生物処理に比べて小さくなる。
さらに、ラネー銅触媒中にアルミニウムや鉄などが含ま
れているときは、これらが酸化されて溶出し水酸化物と
して廃水中の懸濁物質を凝集させ; る効果を発揮する
。
以下に本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例 1 チオシアン酸カリウム約1100ppを含む廃水を2t
のビーカー2個に各々1.5tずつ取り1、 ラネー銅
触媒(粒度:20Cメツシユ、銅含量:96.2wt
%、アルミニウム含量:3.8wt%、用研ファインケ
ミカル帆製)30 ccをそのうちの1個に添加し、他
の1個には触媒を添加しないで各々について等量の空気
を吹き込み攪拌しな; がらチオシアンの酸化分解を行
った。
結果を表1に示す。
表1から明らかなように、無触媒のものは3時間の接触
時間ではチオシアンの酸化分解は全くみられないが、ラ
ネー銅触媒を添加したものは容易に酸化分解が行われる
ことがわかる。
なお、チオシアン酸カリウム1100pp を含む同
じ廃水30tをp H7,0に調整し、チオシアンで馴
致した活性汚泥で処理したところ(MLSS=2000
ppm )、3時間後にチオシアン濃度が10ppm
となった。
このことからもラネー銅触媒による酸化の方が速度的に
速いことがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 チオシアンを含む廃水をラネー銅触媒の存在下で純
    酸素、酸素含有ガスおよび酸素を発生する物質よりなる
    群から選ばれた1種または2種以上のものと接触させる
    ことを特徴とするチオシアン含有廃水の処理法。
JP7223581A 1981-05-15 1981-05-15 チオシアン含有廃水の処理法 Expired JPS5931398B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7223581A JPS5931398B2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15 チオシアン含有廃水の処理法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7223581A JPS5931398B2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15 チオシアン含有廃水の処理法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57187093A JPS57187093A (en) 1982-11-17
JPS5931398B2 true JPS5931398B2 (ja) 1984-08-01

Family

ID=13483412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7223581A Expired JPS5931398B2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15 チオシアン含有廃水の処理法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5931398B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018053359A (ja) * 2016-09-22 2018-04-05 国立大学法人東北大学 多孔質スポンジ銅、多孔質スポンジ銅の製造方法、並びに多孔質スポンジ銅触媒、多孔質スポンジ銅触媒の製造方法
JP7448129B2 (ja) * 2022-07-29 2024-03-12 株式会社片山化学工業研究所 排水の処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57187093A (en) 1982-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3912626A (en) Catalyzed process and catalyst recovery
Huang et al. Case study on the bioeffluent of petrochemical wastewater by electro-Fenton method
JPH06226272A (ja) 排水中の有機化学的物質の含有量を低下させる方法
US5641413A (en) Removal of nitrogen from wastewaters
EP0166557B1 (en) Process for waste treatment
US5705078A (en) Oxidative removal of aqueous cyanide by manganese(IV)-containing oxides
JPS5929317B2 (ja) 廃水処理方法
CN106745613B (zh) 一种有机膦沉淀剂和含高浓度有机膦废水的处理方法
CN106365366B (zh) 一种2,4-d酸合成工艺废水的预处理方法
EP0355418B1 (en) Process for the treatment of effluents containing cyanide and toxid metals, using hydrogen peroxide and trimercaptotriazine
JPH09507164A (ja) 排水中の有機汚染物の湿式酸化処理法
CN110981013A (zh) 硫代硫胺素提取后废液的处理方法
EP0051967A1 (en) Chlorination of wastewater
JPS6211634B2 (ja)
JP3811614B2 (ja) 廃水の処理方法
JP2010149050A (ja) 硝酸性窒素含有水処理用固体触媒および該触媒を用いた硝酸性窒素含有水の処理方法
JPH11319889A (ja) セレン含有排水の処理方法及び装置
JPS607952B2 (ja) ポリビニルアルコ−ル含有廃水の処理方法
JP2005074368A (ja) 有機物含有水の処理方法
CA1257019A (en) Method of cyanide destruction
JPS6216153B2 (ja)
JPS591118B2 (ja) 有機性排水の処理方法
RU2840974C1 (ru) Способ очистки сточных вод от фенола
JPS61234998A (ja) クロム含有廃水の処理方法
JPH04131188A (ja) 排水の処理方法