JPS593814B2 - 固体イオン源 - Google Patents
固体イオン源Info
- Publication number
- JPS593814B2 JPS593814B2 JP51066535A JP6653576A JPS593814B2 JP S593814 B2 JPS593814 B2 JP S593814B2 JP 51066535 A JP51066535 A JP 51066535A JP 6653576 A JP6653576 A JP 6653576A JP S593814 B2 JPS593814 B2 JP S593814B2
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- JP
- Japan
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- ion
- ion source
- ions
- gas
- anode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
- Particle Accelerators (AREA)
- Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
最近、二次イオン分析計、イオンインプランテーション
、およびイオンビーム蒸着法その他の分野において、ガ
ス成分によるイオン種のほかに固体成分によるイオン種
が利用されはじめて来だ。
、およびイオンビーム蒸着法その他の分野において、ガ
ス成分によるイオン種のほかに固体成分によるイオン種
が利用されはじめて来だ。
一例として二次イオン分析計への応用について考えると
、従来は、一次イオンとしてガス成分元素のAr+、0
2+、N2+・・・・・・・・・などが主に利用されて
いた。
、従来は、一次イオンとしてガス成分元素のAr+、0
2+、N2+・・・・・・・・・などが主に利用されて
いた。
理由は、特にこれらのイオンが分析において特長がある
わけではなく、ガス成分であるためイオン化が容易であ
ることにある。
わけではなく、ガス成分であるためイオン化が容易であ
ることにある。
しかし一次イオンとしてエレクトロネガティブな元素(
例えば〇−など)または不活性イオン(例えばArなど
)を利用した場合には、元素によりイオン化率が1桁か
ら4桁の範囲で変化し、特に半導体工業において重要な
元素と考えられるAu 、As 、Teなどの二次イ
オン化率が低く、これらの元素の分析限界を高くしてい
ることがわかり、二次イオン分析法の一つの問題点とし
て指摘されている。
例えば〇−など)または不活性イオン(例えばArなど
)を利用した場合には、元素によりイオン化率が1桁か
ら4桁の範囲で変化し、特に半導体工業において重要な
元素と考えられるAu 、As 、Teなどの二次イ
オン化率が低く、これらの元素の分析限界を高くしてい
ることがわかり、二次イオン分析法の一つの問題点とし
て指摘されている。
第1図に、一次イオンとして、エレクトロネガティブな
0−イオンを用いた場合の各元素の相対イオン化率を示
す。
0−イオンを用いた場合の各元素の相対イオン化率を示
す。
同図より、イオン化率が元素により大幅に変化している
ことがわかる。
ことがわかる。
すなわちAl tMg 、Cr tReWなど、比
較的酸素に活性な元素のイオン化率は高く、S。
較的酸素に活性な元素のイオン化率は高く、S。
As y ca t P t t Auのような
比較的不活性な元素のイオン化率は低くでている。
比較的不活性な元素のイオン化率は低くでている。
一方一次イオンとしてエレクトロポジイティブなイオン
を利用すると元素と相対イオン化率の関係は、第1図に
示したエレクトロネガティブなイオンを用いた場合と全
く異なった傾向を示すことが知られている。
を利用すると元素と相対イオン化率の関係は、第1図に
示したエレクトロネガティブなイオンを用いた場合と全
く異なった傾向を示すことが知られている。
第2図は、一次イオンとしてエレクトロポジイティブな
Cs+イオンを利用した場合の各元素の相対二次イオン
化率を示したものである。
Cs+イオンを利用した場合の各元素の相対二次イオン
化率を示したものである。
同図より、エレクトロネガティブなイオン(0−)を用
いた場合に極端に低いイオン化率を示していたS、As
。
いた場合に極端に低いイオン化率を示していたS、As
。
(:d 、Te 、Auなどの元素のイオン化率がそ
れぞれ3桁程度増加し、0−イオンを用いた場合のCr
、At、Mg 、Crなどと比較的近い値を示し
ていることがわかる。
れぞれ3桁程度増加し、0−イオンを用いた場合のCr
、At、Mg 、Crなどと比較的近い値を示し
ていることがわかる。
一方エレクトロポジイティブな元素にはガス状のものは
存在せず、これらの元素は固体を形成しており、イオン
源として効率よくイオン化することが困難であった。
存在せず、これらの元素は固体を形成しており、イオン
源として効率よくイオン化することが困難であった。
したがって従来、エレクトロポジイティブなイオンを引
き出すだめの強力でしかも安定なイオン源は存在しなか
った。
き出すだめの強力でしかも安定なイオン源は存在しなか
った。
エレクトロポジイティブなイオン源とじて+
利用されていたものにCsイオン源があるが、Csは、
蒸発温度が低く、熱的にイオン化することが容易である
ために使われていた。
蒸発温度が低く、熱的にイオン化することが容易である
ために使われていた。
しかし問題点として材料の安定供給が困難なため、二次
イオン分析計のようなビームの安定化を必要とする場合
には問題であり、実用化が阻まれていた。
イオン分析計のようなビームの安定化を必要とする場合
には問題であり、実用化が阻まれていた。
本発明は、上記のような従来の問題点を除去した新しい
固体イオン源に関するものである。
固体イオン源に関するものである。
以後実施例について説明する。
第3図に、従来のデュオプラズマトロン形イオン銃の構
成を示す。
成を示す。
装置は、ガス導入部1、ホローカソード2、シールド電
極3、中間電極4、中間電極4とアノード6より成る空
間に磁場を供給するだめのマグネット5、二次イオン引
出し電極8より構成されている。
極3、中間電極4、中間電極4とアノード6より成る空
間に磁場を供給するだめのマグネット5、二次イオン引
出し電極8より構成されている。
またイオン銃の駆動電源13は、保護抵抗15および放
電安定化抵抗16を通してホローカソード2、中間電極
4、アノード6に接続されている。
電安定化抵抗16を通してホローカソード2、中間電極
4、アノード6に接続されている。
また二次イオン加速電源14は、アノード6と引出し電
極80間に接続されている。
極80間に接続されている。
動作原理は、はじめにガス導入部1を閉じ、イオン銃全
体の排気を行い、次に必要なイオン種に相当するガスを
導入し、アノード6または中間電極4の作る空間の真空
度を10’ 〜1O−2Torrに保つ。
体の排気を行い、次に必要なイオン種に相当するガスを
導入し、アノード6または中間電極4の作る空間の真空
度を10’ 〜1O−2Torrに保つ。
次に放電電源13により、アノード6または中間電極4
とホローカソード2の空間に放電を起こさせ、ガスの電
離状態すなわちプラズマを生成させる。
とホローカソード2の空間に放電を起こさせ、ガスの電
離状態すなわちプラズマを生成させる。
アノード6と引出電極8の作る空間は、アノード孔の差
動排気効果により、〜1O−5Torrの真空に保たれ
ている。
動排気効果により、〜1O−5Torrの真空に保たれ
ている。
この状態では、アノード孔より、拡散によりプラズマが
吹き出しており、引出し電場が印加されると正または負
イオンが取り出される。
吹き出しており、引出し電場が印加されると正または負
イオンが取り出される。
ホローカソードの動作は、先ず放電によりホロー中に強
力なプラズマが生成され、中間電極4に向って電子ビー
ムが放出される。
力なプラズマが生成され、中間電極4に向って電子ビー
ムが放出される。
それによりアノード6と中間電極4の作る空間に電離塵
の高いプラズマが生成される。
の高いプラズマが生成される。
マグネット5による磁場は、アノード6と中間電極4の
空間に軸方向に生成され、この空間のプラズマ密度を高
くする(ピンチ効果)役割をはたす。
空間に軸方向に生成され、この空間のプラズマ密度を高
くする(ピンチ効果)役割をはたす。
次に本発明の実施例について記す。
第4図に、イオン銃の構成図を示す。
大部分の構成は従来法と同様であり、ここでは新しい部
分のみ説明する。
分のみ説明する。
本発明と従来法との本質的な差は、ホローカソード2中
に新しく、イオン源材料11をそう人することにあり、
本実施例においてはイオン源材料の保持のためのメツシ
ュ(金線)12を具備させたことにある。
に新しく、イオン源材料11をそう人することにあり、
本実施例においてはイオン源材料の保持のためのメツシ
ュ(金線)12を具備させたことにある。
7は、絶縁体であり、イオン源と引出し電極の高圧絶縁
の役割を演じている。
の役割を演じている。
イオン源材料11としては、用途に応じてNaC1。
Cao 1 Cs Ot Na OHt KCtt M
gO* Cs Ctなどを用いる。
gO* Cs Ctなどを用いる。
第5図は、本発明のイオン源の構成と電源回路を示す。
電源回路は、従来法と全く同様であり、説明を省略する
。
。
以下実施例について説明する。イオン源材料11として
はNaC1結晶を用いた。
はNaC1結晶を用いた。
用いたNaCt 結晶のサイズは、5mmX5皿×10
mmtであり、NaC1の支え12としては、0.4m
mφの金線をスペース占有率50受の網状に組んだもの
、又はホローカソード2中に設けた段差を利用した。
mmtであり、NaC1の支え12としては、0.4m
mφの金線をスペース占有率50受の網状に組んだもの
、又はホローカソード2中に設けた段差を利用した。
いずれの場合も試料は良好に支えられた。
動作原理は、従来法とほぼ同様であり、先ずホローカソ
ード2中にN a Ct 結晶をそう人し、ガス導入部
1を閉じ、イオン源部を〜1O−6T□r7まで排気し
、次にAr ガスをガス導入部1から導入し、イオン源
室を1O−1Torrに保ち、放電電源13より約30
0Vの電圧を供給し、Arによるホロー放電を励起させ
る。
ード2中にN a Ct 結晶をそう人し、ガス導入部
1を閉じ、イオン源部を〜1O−6T□r7まで排気し
、次にAr ガスをガス導入部1から導入し、イオン源
室を1O−1Torrに保ち、放電電源13より約30
0Vの電圧を供給し、Arによるホロー放電を励起させ
る。
この状態では、+
NaC1は、Arによるイオン衝撃を受けると同時に加
熱効果を受け、スパッタまたは蒸発され、プラズマ中で
イオン化される。
熱効果を受け、スパッタまたは蒸発され、プラズマ中で
イオン化される。
その結果、Arガス導入を遮断してもNaCt のみの
スパッタまたは蒸発粒子によりイオン化が持続する。
スパッタまたは蒸発粒子によりイオン化が持続する。
このようにして中間電極4とアノード空間に生成された
プラズマは、マグネット5から供給される磁場により、
高密度化され、より強力なイオン源となる。
プラズマは、マグネット5から供給される磁場により、
高密度化され、より強力なイオン源となる。
生成されたプラズマは、アノード6の孔より拡散により
放出される。
放出される。
この状態で、加速電源14に正又は負の電圧を印加し、
正負両イオンを独立に引き出す。
正負両イオンを独立に引き出す。
第6図に一実施例を示す。
一次イオン源用材料11としてNaC1結晶を用い、放
電電圧として300vの直流を印加して放電を持続した
。
電電圧として300vの直流を印加して放電を持続した
。
なお最初の放電励起においてはAr ガスをガス導入部
より導入したが、のちにガス導入を遮断し、NaC1の
スパッタ粒子(または蒸着粒子)のみによる放電を利用
した。
より導入したが、のちにガス導入を遮断し、NaC1の
スパッタ粒子(または蒸着粒子)のみによる放電を利用
した。
この場合にもイオン源は、安定に動作し、励起用Arの
イオンの混入を少なくできることがわかった。
イオンの混入を少なくできることがわかった。
イオン源材料11としてCaOなどを用いる場合には、
動作中宮にArガスを導入しておく必要がある。
動作中宮にArガスを導入しておく必要がある。
すなわち材料によってはAr導入が必要不可欠である。
第6図に+
は、NaおよびCt−イオン電流の加速電圧依存性を示
したが、本実施例より、次のことが明らかになった。
したが、本実施例より、次のことが明らかになった。
(1)両者(Na+およびCt−イオン)とも従来のガ
ス成分イオン、例えばAr+、02+ イオンと同程度
のイオン電流が得られている。
ス成分イオン、例えばAr+、02+ イオンと同程度
のイオン電流が得られている。
(2Na+イオン電流もCt−イオン電流も挙動が類似
しており、Ct−イオン量は、Na+イオンの4 程度
になっている。
しており、Ct−イオン量は、Na+イオンの4 程度
になっている。
以上の結果より、従来困難とされていた固体成分元素イ
オンが比較的容易に得られるようになり、イオン注入法
や二次イオン分析計への応用や性能向上に有効であるこ
とが明らかになった。
オンが比較的容易に得られるようになり、イオン注入法
や二次イオン分析計への応用や性能向上に有効であるこ
とが明らかになった。
最後に、本発明のイオン源を二次イオン分析計に応用し
てその効果を検討した結果を示す。
てその効果を検討した結果を示す。
第1図に一次イオンとして、エレクトロポジイティブな
Naイオンを本発明のイオン源からひきだし、試料室に
エレクトロネガティブな02 ガスを導入し、各元素の
二次イオン化率を測定した結果を示す。
Naイオンを本発明のイオン源からひきだし、試料室に
エレクトロネガティブな02 ガスを導入し、各元素の
二次イオン化率を測定した結果を示す。
効果として、従来極端に低い値を示していたS 、As
$Auなどの二次イオン化率が103〜104に増
加し、従来イオン化率の高かったAt。
$Auなどの二次イオン化率が103〜104に増
加し、従来イオン化率の高かったAt。
Si、Mgなどの値とほぼ同程度になることが明らかに
なった。
なった。
これにより、従来困難とされていた定量分析が得られた
質量スペクトル強度より直接見積ることが可能になった
。
質量スペクトル強度より直接見積ることが可能になった
。
第1図は、一次イオンとしてO−イオンを用いた場合の
各元素のイオン化率を示す図、第2図は、一次イオンと
してCs+イオンを用いた場合の各元素のイオン化率を
示す図、第3図は、従来のデュオプラズマトロン形イオ
ン源の構成図、第4図は、本発明の実施例図、第5図は
、本発明の実施例図、第6図、第1図は、本発明の効果
を示す図である。
各元素のイオン化率を示す図、第2図は、一次イオンと
してCs+イオンを用いた場合の各元素のイオン化率を
示す図、第3図は、従来のデュオプラズマトロン形イオ
ン源の構成図、第4図は、本発明の実施例図、第5図は
、本発明の実施例図、第6図、第1図は、本発明の効果
を示す図である。
Claims (1)
- 1 ホローカソードを備えたデュオプラズマトロン形イ
オン銃において、ホローカソード中にイオン源となる材
料をそう人し、イオン銃を動作させることにより、上記
イオン源材料をスパッタまたは蒸発させ且つイオン化さ
せ、上記イオン源材料を構成している元素または分子イ
オンを取り出すようにしたことを特徴とする固体イオン
県。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51066535A JPS593814B2 (ja) | 1976-06-09 | 1976-06-09 | 固体イオン源 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51066535A JPS593814B2 (ja) | 1976-06-09 | 1976-06-09 | 固体イオン源 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52150688A JPS52150688A (en) | 1977-12-14 |
| JPS593814B2 true JPS593814B2 (ja) | 1984-01-26 |
Family
ID=13318673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51066535A Expired JPS593814B2 (ja) | 1976-06-09 | 1976-06-09 | 固体イオン源 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593814B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59160941A (ja) * | 1984-02-17 | 1984-09-11 | Hitachi Ltd | イオン源 |
| JPS59167944A (ja) * | 1984-03-07 | 1984-09-21 | Hitachi Ltd | デユオプラズマトロン形イオン源 |
| JPS6041736A (ja) * | 1984-07-02 | 1985-03-05 | Hitachi Ltd | イオン源 |
| JP2733629B2 (ja) * | 1989-10-27 | 1998-03-30 | 東京エレクトロン株式会社 | イオン生成方法およびイオン生成装置 |
-
1976
- 1976-06-09 JP JP51066535A patent/JPS593814B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52150688A (en) | 1977-12-14 |
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