JPS5938247B2 - 難燃性フオ−ムの製造法 - Google Patents

難燃性フオ−ムの製造法

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JPS5938247B2
JPS5938247B2 JP51147510A JP14751076A JPS5938247B2 JP S5938247 B2 JPS5938247 B2 JP S5938247B2 JP 51147510 A JP51147510 A JP 51147510A JP 14751076 A JP14751076 A JP 14751076A JP S5938247 B2 JPS5938247 B2 JP S5938247B2
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慎治 内田
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は難燃性フォームの製造方法、詳しくはイソシ
アナートの反応性を応用して得られる難燃性フォームの
製造方法に係る。
従来イソシアナートの反応性を応用して得られるフォー
ムとしては、ポリイソシアナートとポリオールとの反応
により、ポリウレタン結合生成の過程において得られる
ポリウレタンフォーム、前記ポリウレタン結合の生成と
イソシアナートの三量化反応によつて得られるポリウレ
タン変性イソシアヌレートフォーム、イソシアナートの
三量化反尾のみによつて得られるポリイソシアヌレート
フォームをはじめとして、これらのフォームにポリイミ
ド、ポリアミド、ポリカルボジイミド、ポリ尿素及びポ
リオキサゾリドン結合をフォーム生成時の反応又はフォ
ーム生成前に導入した各種のフォームが知られている。
通常、これらのフォームを製造するには、イソシアナー
ト及び発泡剤、場合によつてはポリオール、エポキシ化
合物、ポリカルボン酸、酸無水物等のようなイソシアナ
ートと反応可能な化合物を1種類以上存在させて製造さ
れるが、これらの各種フォームは何れも使用する材料の
種類によりある程度まで難燃化すること力゛可能である
特にフォーム製造時にイソシアナートの三量化反応を含
むイソシアヌレート系フオームにおいては、良好な難燃
性のものが得られている。その他に、ハロゲン化合物、
リン化合物、アンチモン化合物、チツ素化合物または結
晶水含有化合物等をフオーム製造時に添加して難燃化す
る方法等が知られているが、いずれも高度な難燃化は不
可能であり、又炎に会うと有毒ガスを多量に発生する場
合が多く、建材等の用途には不適当であつた。本発明者
はイソシアナートの反応性を利用して得られる各種フオ
ームにおいて、更に難燃性の向上を目ざして研究を続け
た結果、これらのフオーム製造時に発泡原液に可溶な鉄
化合物を添加して得られたフオームは高難燃性を有する
ことを知見し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、ポリイソシアナートおよび発泡剤、
そして場合によつてはポリオール、エポキシ化合物、ポ
リカルボン酸、酸無水物及びその他イソシアナートと反
応可能な化合物の少なくとも一種を存在させ(但し、ポ
リオールを存在させる場合にはNCO/0H(当量比)
〉1.5とする)フオームを製造するに当り、フオーム
製造原液に可溶な鉄化合物を、鉄元素の量に換算して0
.05〜10重量%の範囲で添加することを特徴とする
難燃性フオームの製造法に存する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明でいう製造原液に可溶な鉄化合物とは、原料と発
泡剤とを混合して、発泡させる以前の原液に添加した鉄
化合物が原液に鉄に換算して少なくとも0.05重量%
溶解するものを意味するが、添加する量のすべてが溶解
するものがより効率的である。
製造原液に可溶な鉄化合物としては、シンクロペンタン
エニル鉄(フエロセン)、モノ一およびジ一低級アルキ
ル(炭素原子数1〜8)シンクロペンタンエニル鉄;た
とえばエチルジシクロペンタジエニル鉄、n−ブチルジ
シクロペンタジエニル鉄、ジエチルジシクロペンタジエ
ニル鉄、ジ一n−ブチルジシクロペンタジエニル鉄等の
シンクロペンタンエニル鉄化合物、アセチルアセトン鉄
、ぉよび塩化鉄等が挙げられる。
鉄化合物の添加量は、あまり多量に添加すると発泡直後
にフオームの内部が焼けこげる(スコーチを起す)とい
う問題があり、又あまり少量では難燃化効果は少ない。
従つて鉄化合物の添加量の範囲は、鉄元素に換算してフ
オーム製造原液、例えばポリインシアナート及びこれと
反応性のポリオール等の第三成分と鉄化合物の合計量を
基準にして、0.05〜10重量%(以下、%は特に記
載のない限り重量%を示す。)であり、好ましくは0.
35〜7%、さらに好ましくは0.5〜5%の範囲であ
る。本発明の方法により鉄化合物を添加して得られたフ
オームは、酸化作用の強い鉄化合物の作用により、樹脂
に火炎を当てたとき樹脂の側鎖を敏速に酸化し、主鎖を
カーボンポリマーに導くことによりポリマーの耐熱性を
大にし、カリ燃暁速度を遅くし、難燃性を発揮するもの
と考えられる。
用いる樹脂は、樹脂自体の熱安定囲の大きなフオーム程
本発明Q効果は増大し、例えばウレタン変性イソシァヌ
レートフオームにおいてGζNCO/0H当量比(以下
、NCO/0Hはすべて当量比を示す。)が高いほど炎
を当てたとき鉄化合物の作用により炭化収率がより増大
し、分解ガスとなる量が減少するため、フオームの耐熱
難燃性が向上する。しかしながら、NCO/0Hキ1の
ようなポリウレタンフオームに鉄化合物を添加すると、
火炎を当てた場合にフエロセンの量とともに発煙量は少
なくなるものの難燃性はかえつて低下する。
このことはU.S.P.334l3ll及びU.S.P
.3294685に見られる如く、鉄化合物が燃焼触媒
としての作用を発揮し、不完全燃焼が少なくなるため発
煙量は減少するが、逆に難燃性は低下するものと考えら
れる。従つで、イソシアナートの反応が実質的にポリオ
ールのみによつて得られるポリウレタンフオーム(NC
Q/0H+1)において本発明の効果を望むことは困難
である。
本発明に用いられるフオームのうち、ウレタン骨格を有
するフオームにあつては、フオーム製造時のイソシアナ
ートとポリオールとの混合比璋乏してNCO/0Hが1
.5以上、好ましくは2.5以上であり、さらに好まし
くは4.0以上とする必要がある。
かかるNCO/0Hの高いウレタン変性イソシアヌレー
トフオームに鉄化合物を添加すると高温で長時間加熱し
ても重量減少が少なく、又、フオームに火炎を当てた場
合においても鉄化合物を添加しない場合に比べて、フオ
ームの裏面および火炎が当つている周辺の変形もほとん
ど生じない。
発泡に際して原液に鉄化合物を添加する場合、該化合物
が粉末である場合にはポリイソシアナート成分又はポリ
イソシアナート以外の発泡原液に溶解して使用するのが
よい。また、鉄化合物が液状の場合には直接添加しても
差支えない。要は、鉄化合物の大部分、好ましくは添加
した鉄化合物のすべてが原液に均一に溶解する必要があ
り、原液に多量溶解する程フオーム中に分子レベルで均
一に分散するか、イソシアナートと均一に反応した製品
が得られる。
本発明で用いる鉄化合物に加え、先に出願した(特願昭
50−103850)エチレンジアミン金属キレート化
合物を添加してフオームを製造すると、耐熱性及び難燃
性がさらに向上する。
併用されるエチレンジアミン金属キレート化合物とは、
一般式 M(H2NCH2CH2NH2)RrlRn(
式中、Mはアルミニウム、銅、亜鉛、ジルコニウム、コ
バルト、チタン、ニツケル、マンガン等の遷移金属、R
は無機又は有機噂イオン、m及びnは1〜3の整数であ
る。)で表わされる化合物である。上式中、nは金属M
に特有な配位数に関係し、またRの具体例としてはCH
3COO〈●〉−COO一等の有機陰イオン、Cl一S
O4−ー等の無機陰イオンがあげられる。
そして上記金属キレート化合物は、発泡原液に可溶でな
ければならない。かかる化合物の代表例としては次のよ
うなものがある。
エチレンジアミン銅アセタート、エチレンジアミン銅オ
クタノアート、エチレンジアミン銅ベンゾアート、エチ
レンジアミンコバルトアセタート、エチレンジアミン亜
鉛アセタート、エチレンジアミンマンガンアセタート、
エチレンジアミンニツケルクロリド、エチレンジアミン
ニツケルアセタート。
しかして本発明方法では、エチレンジアミン金属キレー
ト化合物は1種類又は2種類以上使用すA?− シふミ
1t〉1エチレンジアミンキレート化合物の添加量は、
ポリイソシアナート及びこれと反応性のポリオール等と
このキレート化合物との合計量を基準にして0・1〜2
0%(重量%、以下同じ)、好ましくは0.5〜10%
、一層好ましくは0.5〜5%の範囲である。
このキレート化合物は上記のようにフオーム原液に可溶
性であることが必要であつて、フオーム製造原液に対し
0.1%以上好ましくは添加したすべてが溶解すること
が好ましい。
フオーム原液に不溶性のエチレンジアミン金属化合物、
例えばエチレンジアミン銅ジクロリド、エチレンジアミ
ン銅サルフエート、エチレンジアミン鉄クロリド、又は
エチレンジアミン鉄アセタートを1〜5%添加しても難
燃性に対する鉄化合物との相乗効果はあられれない。J
ISA−1321難?2級の試験に合格するもの、すな
わち準不燃囲建材として使用できるようなフオームを製
造しようとした場合、鉄化合物を添加しただけでも変形
及びクラツクの双方が解消され、また強制燃焼時発生す
る有毒ガス量を極めて少なくし、難燃2級の試験に合格
するものが得られるが、エチレンジアミン金属キレート
化合物を併用すると、規格値の1つである排気温度の低
下及び燃焼時の変形およびクラツクの防止により有効な
作用をし、より広範囲な処方で規格に合格するものが得
られる。
従来、かかる難燃耐熱性の優れたフオームは見当らず、
通常知られている難燃剤、例えばハロゲン化合物、リン
化合物、アンチモン化合物柄?加しただけでは上記難燃
性試験の合格規格には遠く及ばなかつたのである。
本発明に使用できるイソシアナートは、ジフエニルメタ
ンジイソシアナート、ポリフエニレンポリメチレンポリ
イソシアナート、2・4−トリレンジイソシアナート(
2・4−TD[)、2・6−トリレンジイソシアナート
(2・6−TDI)、キシリレンジイソシアナート(X
D)等の芳香族ポリイソシアナート、ヘキサメチレンジ
イソシアナート等の脂肪族ポリイソシアナート、イソボ
ロンジイソシアナート等の脂環族ポリイソシアナートな
どであり、通常のウレタン化反応に使用される有機ポリ
イソシアナートを単独又は2種以上混合して使用するこ
とができる。
この場合芳香族成分が増大する程本発明の効果は大きい
。ウレタン変性イソシアヌレートフオーム及びウレタン
変性カルボジイミドフオーム等に使用できるポリオール
としては、通常ポリウレタンの製造に用いられるもので
あれば如何なる範囲の水酸基のものでもよく、特に好ま
しいのは一般の硬質ポリウレタンフオーム製造に使用さ
れる水酸基価300〜800の範囲内のポリエーテルポ
リオール、ポリエステルポリオール、又はこれらの混合
物である。
ポリエーテルポリオールの代表例としては、ポリプロピ
レンエーテルグリコール、ポリエチレンポリプロピレン
エーテルグリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリ
コール、ポリペンタメチレンエーテルグリコール、ポリ
ヘキサメチレンエーテルグリコール、ポリ−1・6−オ
クタメチレンエーテルグリコール、ビスフエノールAに
プロピレンオキサイド又はエチレンオキサイドを付加し
て得られる芳香環を有するグリコール等のポリエーテル
グリコール、並びにグリコール、アルキレンオキサイド
或いはそれらの置換誘導体又はそれらの混合物を、しよ
糖、ソルビトール、スチレン−ビニルアルコール共重合
体、ヘキサントリオール、ペンタエリスリツト、グリセ
リン、トリメチロールフエノール、トリメチロールプロ
パン、1・4−ブタンジオール、エチレンジアミン又は
これらの類似化合物のような物質と適当な触媒の存在下
で反応させて得られる分枝性ポリエーテルポリオールが
ある。
また、ポリエステルポリオールの代表例は、二塩基性カ
ルボン酸と多価アルコールから作られるものである。
このポリエステルを作るのに有用な二塩基性カルボン酸
はそのカルボキシル基以外に活性水素を有する官能基を
有しないもので、その具体例としてはフタル酸、テレフ
タル酸、イソフタル酸、コハク酸、グルタル酸、アジピ
ン酸、ピメリン酸のような酸が適当である。これらの酸
無水物も使用できる。アミド変性又はアミドウレタン変
性イソシァヌレートフオームの製造に使用される、カル
ボキシル基を有する化合物は、前記二塩基性酸及び二塩
基性酸と多価アルコールとの反応によつて得られる、末
端にカルボキシル基を有するポリエステル等である。
フオームを製造するには、これら二塩基性カルボン酸を
予め使用する主原料となるイソシアナートと反応させて
、末端にイソシアナート基を有するアミドプレポリマ一
を合成しておき、これをイソシアナート成分とし、鉄化
合物、エチレンジアミン金属キレート化合物、三量化触
媒、発泡剤及び界面活性剤の存在下、場合によつてはポ
リオールを存在させてフオームを作る方汽即ちプレポリ
マ一法と、二塩基性カルボン酸を直接フオーム製造原液
に添加する方法、即ち一段法とがある。
一段法によるときは、使用する二塩基性カルボン酸が固
体の場合、ポリオール等に溶解して使用するのが好まし
い。ポリイミド変性又はポリイミド−ウレタン変性イソ
シアヌレートフオームの製造は、イソシアナートと酸無
水物との反応を包含するが、ここで使用される酸無水物
の代表的なものとしては、無水トリメリツト酸、無水ピ
ロメリツト酸、ベンゾフエノンテトラカルボン酸無水物
等がある。
これらを用いてフオームを製造するには、これら酸無水
物を予めイソシアナートと反応させ、イミド結合を含む
、末端にイソシアナート基を有するプレポリマ一を合成
しておき、このものをイソシアナート成分として前記ア
ミド変性又はアミド−ウレタン変性イソシアヌレートと
同様にして製造することができる。
本発明の方法に従つてフオームをつくる時に使用される
触媒頃ウレタン変性イソシアヌレートフオーム、アミド
変性イソシアヌレートフオーム等の各種の変性イソシア
ヌレートフオーム、および純イソシアヌレートフオーム
製進の場合においては、ポリプロピレングリコールから
合成して得られるポリプロピレングリコールナトリウム
塩のようなアルカリアルコラード;安息香酸カリウム、
酢酸カリウム、オレイン酸カリウム、重合したアマニ油
脂肪酸のカリウム塩等のアルカリ金属塩、およびN.N
5・マートリス(ジアルキルアミノアルキノ(ハ)−S
ym−ヘキサヒドロトリアジン;2・4・6−トリス(
ジメチルアミノアルキル)フエノール、トリエチレンジ
アミン等の第3級アミン等の公知のイソシアナートの三
量化触媒は全て有効であり、これらのものは単独又は混
合して用いられる。
又前記の三量化触媒にエポキシ化合物を併用すると、よ
り効果的である。エポキシ化合物としては、エピクロル
ヒドリン、アリルグリシジルエーテル、フエニルグリシ
ジルエーテル、グリシジルメタクリレート、スチレンオ
キシド、プロピレンオキシド、ブタジエンモノオキシド
などの置換モノオキシド類、およびジグリシジルエーテ
ル、ビスフエノールAジグリシジルエーテル等のグリシ
ジルエーテル等が挙げられる。NCO/0Hの比較的低
い(但し1.5以上)各種変性ウレタンフオーム、例え
ばエポキシ変性ウレタンフオームおよびアミド変性ウレ
タンフオームを製造する場合は、前記三量化触媒の中で
使用可能なものもあるが、通常のウレタン化触媒、例え
ば有機スズ化合物、ホスフインおよび第3級アミン等を
三量化触媒と併用するか、三量化触媒以外にイソシアナ
ート変性剤との反応に適合した触媒と併用する場合もあ
る。
場合によつては前記ウレタン化触媒のみでフオームが得
られる場合もある。尚、鉄化合物とエチレンジアミン金
属キレート化合物の双方を加える変性ウレタンフオーム
においては、場合によつては上記触媒を使用しなくても
エチレンジアミン金属キレート化合物が触媒効果を示し
、フオームが得られる。
本発明はイソシアナートをベースとした通常のフオーム
と同様に、フオーム製造時反応混合物の成分の均質化を
助成し、生成フオームのセル構造を調整する界面活性剤
を添加する場合がある0好適な界面活性剤としては、ポ
リシロキサン−ポリオキシアルキレンコポリマーおよび
他のオルガノポリシロキサン等のケイ素含有化合物があ
る。
又、オキシエチル化されたアルキルフエノール、オキシ
エテル化された脂肪族アルコールおよびエチレンオキシ
ドとプロピレンオキシドのプロツク共重合体等も界面活
性剤として効果がある。本発明の方法で用いる発泡剤と
しては、フオーム混合物に水の添加により生成したCO
2あるいはCO2、窒素等およびこれらの混合物のよう
な外部から入れるガス状物をも包含する。
別の好ましい発泡剤は、フオーム生成時に生じる反応熱
によつて蒸発する低沸点の液体である。沸点約−50℃
〜+110℃のフツ素化および塩素化された炭化水素は
、相溶性の良い発泡剤であり、このようなものの例とし
て、塩化メチレン、トリクロロモノフルオロメタン、ジ
クロロジフルオロメタン、ジクロロモノフルオロメタン
、モノクロロジフルオロメタン、ジクロロテトラフルオ
ロエタン、1・1・2−トリクロロ−1・2・2−トリ
フルオロエタン、ジブロモフルオロメタン及びモノプロ
モトリJャ泣Iロエタン等が挙げられる。他にベンゼン、
トルエン、ヘキサン“等もある。これらの発泡剤は単独
又は混合して使用することができる。発泡剤の量は、フ
オームの密度が0.015y/CTiL以上となるよう
に調節するのが好ましい。特にフオームを耐熱材(アス
ベスト等)と複合体として使用せず、そのまま準不燃性
材料として使用する場合においては、フオームの密度が
0.027/(−FL〜0.37/dの範囲が好ましく
、複合体として使用する場合には0.3y/d以上の場
合であつても準不燃性の材料となり得る。従つてフオー
ムの使用用途によつて、従来使用されていた範囲から当
業者が適宜選択すればよい。本発明において、場合によ
つては難燃化剤を添加することもある。
難燃化剤としては、通常のポリウレタンフオームおよび
ウレタン変性イソシアヌレートフオームに使用されるも
のは全て有効である。その代表例としては、トリス(ク
ロロエチル)ホスフアート、トリス(ジクロロプロピル
)ホスフアート、トリス(ジブロモプロピル)ホスフア
ート等の・・ロゲン化有機燐化合物類、酸化アンチモン
等の無機系難燃化剤が挙げられる。以上詳述したように
本発明によれば、炎に当てた時の耐炎性が優れ、強制燃
焼させた場合においても変形及びクラツクが少なく、難
燃性、耐熱性共に優れたフオームが得られるものであり
、特に鉄化合物及びエチレンジアミン金属キレートとを
含有させた場合は、より広範囲な処方で準不燃性建材と
しての効果を有するフオームが製造できるのである。各
種測定値は以下の方法によつた。
寸法変化率 フオームサンプルを5×5X5(?)の立方体に切断し
、150℃で3日間連続加熱後における寸法変化率を発
泡方向と直角方向(+)および発泡方向と平行方向(′
)について測定する。
表面燃焼性試験JOurnalOfCellularP
lastics(ジャーナル・オブ・セルラ一・プラス
チツクス)1967年11月号第479頁記載のBut
larChimneyTest(バトラ一・チムニ一・
テスト)の方法による。
〔エチレンジアミン銅アセタートの製造例〕メタノール
700m1に無水エチレンジアミン1モル(60y)を
溶解し、スターラ一で撹拌しながら酢酸第銅を0.5モ
ル(90.7y)添加し、しばらく攪拌すると深青色の
均一な溶液が得られる。
このものを▲過し、沢液を濃縮するとエチレンジアミン
銅アセタートが得られる。他のキレートについても同様
な処方で製造した。
実施例 11SOnate58O(ポリメチレンーポリ
フエニレンーポリイソシアナート、NCO当量]40、
米国アツプジヨン社製)1407にR−11トリクロロ
モノフルオロメタン(旭硝子(株)製)を20.9**
7溶解し、これをA液とし、一方GP−250(グリセ
リンにプロピレンオキシドを付加したもの、0H価67
6、三洋化成(株)製)41.7yに塩化第1鉄(Fe
Cl2・4H20)2.5yを溶解し、これに触媒とし
てHHT{N−マ・マートリス(ジメチルアミノプロピ
ル)−Sym−ヘキサヒドロトリアジン}3yとSH−
193(シリコーン系界面活性剤、東レ(株)製)2.
9y加えよく混合したものをB液とし、A液にB液を加
え電気ドリルでよく攪拌し発泡させた。
同様な方法で鉄化合物を添加しないで塩化第1鉄に含ま
れる結晶水の量だけ水を加えた場合(実験.46.2)
、および鉄化合物も水も添加せずにフオームをつくつた
場合(実験.46.3)で物肚の比較を行つた0表1に
発泡処方、発泡特性および物注を示す。
表1よりFeCl2・4Hバ庁加えたものは、水を加え
たもの又は通常のウレタン変性イソシアヌレートフオー
ムに比べ、高温での寸法変化が著しく小さくなつている
ことがわかる。実施例 2 PAPI−135(ポリメチレンーポリフエニレンーポ
リイソシアナート、NCO当量135、米国アツプジヨ
ン社製)178.1yにフエロセン6.4f7を加熱溶
解し、R−1129t加え、これをA液とし、一方GP
−250227にHHT4′F7、SH−1936.1
7およびRll6t加えてかきまぜたものをB液とし、
A液とB液を電気ドリルで混合してNCO/0H−5の
ウレタン変性イソシアヌレートフオームをつく 1つた
(実験滝4)。
比較のためフエロセンを添加しない方法によるフオーム
もつくつた(実験應5)。配合と出来上つたフオームの
物性を表2の実験屋4、5に示す。フエロセンを添加し
たフオームは、高温で加熱後の重量減少が小さい。又表
面燃 1焼性試験においてもフエロセンを添加すること
により残存重量が大きくなり、又残炎時間も短くなる。
さらにフエロセンを添加することにより表面*七燃焼後
の外形の変化はほとんどなくなる。次に実験腐4と同じ
材料によりPAPIl35とGP−250の仕込み比に
おいて、NCO/0H=1.05にしてウレタンフオー
ムをつくり、この場合におけるフエロセン添加の効果を
みた。
配合と物性を表2の実験滝6、7に示す。
フエロセンを添加した実験/F66のフオームとフエロ
センを添加しない実験屋7のフオーム物性を見ると、耐
熱性においてはフエロセンの効果は全つたく見られない
。又表面燃焼性においてはフエロセンを添加すると残存
重量は小さくなり、又残炎時間も長くなる。以上のこと
より、ウレタン変性イソシアヌレートフオームにフエロ
センを添加すると難燃性は向上するが、ウレタンフオー
ムにフエロセンを添加すると難燃性は低下することがわ
かる。
実施例 3 PAP1580778部にフエロセン25.9部とR−
1195部溶解し、これにエピコート819(エポキシ
樹脂、三菱油化(株)製)を17部加えたものをA液と
し、一方GP−25051部、HHT33.6部、SH
−19330部およびR−1180部を加えたものをB
液とし、A液とB液とを混合してフオームをつくつた(
NCO/0H=9、0)。
このフオームを2.5X22×22?の大きさに切り、
JISAl32l難燃2級の試験を行つた。
その結果、発煙係数CAが40、排気温度Tdθ85で
、残炎時間5秒以下のものが得られた。一方、フエロセ
ンを添加しないで発泡させたフオームは変形が大きく、
排気温度Tdθ160となり、規格値に合格するものは
得られなかつた。実施例 4 Is0nate580556.3部にR−1191.5
部とフエロセン18.5部を溶解し、これをA液とし、
一方GP−25026部に酢酸銅のエチレンジアミンキ
レート10部、HHTl2部、SH−19319.7部
およびR−1130部溶解したものをB液とし、A液と
B液を電気ドリルで混合してフオームをつくつた(NC
O/0H=12.7)。
このフオームを2.5X22X22C77!の大きさに
切り、JISA−1321難燃2級の試験を行つた。そ
の結果、発煙係数CA32、排気温度Tdθ20、残炎
時間1秒以内で試】自体の変形又はクラツクもなく、規
格値に合格するものが得られた。一方、フエロセンおよ
び酢酸銅のエチレンジアミンキレートを添加しない公知
の方法でつくつたフオームは、発煙係数CA7Ol排気
温度Tdθ110、変形も大きく規格値に合格するもの
は得られない。実施例 5 PAPI5801100部にR−1193部とフエロセ
ン16部を溶解、これにエピコート81950部加えた
ものをA液とし、一方GP一25033.5部に酢酸銅
のエチレンジアミンキレート16.5部、HHT22部
、SH−19365部およびR−11174部溶解した
ものをB液とし、A液とB液を混合してフオームをつく
つた(NCO/0H=19.5)。
このフオームを2.5X22X22CfLの大きさに切
り、JISAl32l難燃2級の試験を行つた。その結
果、発煙係数CA4O、排気温度Tdθ50、残炎時間
1秒以内で試験片自体の変形又はクラツクもなく、規格
値に合格するものが得られた。一方、フエロセンおよび
酢酸銅のエチレンジアミンキレートを除いて発泡させた
ものは燃焼後の変形がはげしく、排気温度Tdθは15
0となり、難燃耐熱性が著しく低下し、規格値に合格す
るものは得られなかつた。実施例 6 PAPI5801011部にフエロセン 16.8部とR−11161部溶解し、これにエピコー
ト819を21.8部加えたものをA液とし、一方GP
−25054.6部に酢酸銅のエチレンジアミンキレー
ト23.4部を溶解したもの78部、BPX−11(ビ
スフエノールAにプロピレンオキシドを開環付加重合さ
せたもの、0H価310、旭電化業(株)製)59.5
部、HHT3l部、SH一19336部およびR−11
50部を混合したものをB液とし、A液とB液を混合し
てフオームをつくつた(NCO/0H=7.3)。
このフオームを70℃で24時間以上保温した後、2.
5×22×22?の大きさに切り、JISA−1321
難燃2級の試験を行つた。
その結果、発煙係数CA4O、排気温度Tdθ55、残
炎時間5秒以内で試験片自体の変形又はクラツクがなく
、規格値に合格するものが得られた。丁方、フエロセン
および酢酸銅のエチレンジアミンキレートを除いて発泡
させたものは燃焼後の変形がはげしく、規格値に合格す
るものは得られなかつた。実施例 7 PAPI5801011部にフエロセン 16.8部とR−11161部溶解し、これにエピコー
ト81921.8部とトリス−2・3−ジブロモプロピ
ルホスフエート10部を加えたものをA液とし、一方G
P−25054.6部に酢酸銅のエチレンジアミンキレ
ート23.4部を溶解したもの78部、BPX−11(
ビスフエノールAにプロピレンオキシド開環付加重合さ
せたもの、0H価310、旭電化工業(株)製)59.
5部、HHT3l部、SH−19336部およびR一1
150部を混合したものをB液とし、A液とB液を混合
してフオームをつくつた(NCO/0H=7.3)。
このフオームを70℃で24時間以上保温した後、2.
5X22×22(V7lの大きさに切り、JISA−1
321難燃2級の試験を行つた。その結果、発煙係数C
A45、排気温度Tdθ42、残炎時間5秒以内で試験
片自体の変形又はクラツクがなく、規格値に合格するも
のが得られた。一方、フエロセンおよび酢酸銅のエチレ
ンジアミンキレート化合物を添加しないフオームは燃焼
後の変形がはげしく、規格値に合格するものは得られな
い。実施例 8 PAPI135970部にアジピン酸30部加えて80
℃で3時間加熱し、NCO当量145のブレポリマ一を
合成した(PAPIl35のNCO当量=135)。
このプレポリマー780部にフエロセン25.6部、R
−11100部およびエピコート81939部溶解し、
これをA液とし、一方GP−25035部に酢酸銅のエ
チレンジアミンキレート25部、HHTl6部、SH−
19325.6部およびR−1128部溶解し、これを
B液とし、A液とB液とを電気ドリルで混合してフオー
ムをつくつた(NCO/0H=16)。このフオームの
密度0.0327/CTltでぁった。このフオームを
実施例3と同様に、JISA−1321難燃2級の試験
を行つた結果、発煙係数CA33、排気温度Tdθ10
、残炎時間1秒以下で規格値に合格であつた。比較のた
め、フエロセンおよび酢酸銅のエチレンジアミンキレー
トを添加しないでフオームをつくり同様な試?を行つた
結果、発煙係数CA85、排気温度Tdθ80、残炎時
間0秒で変形が著しく大きく、規格値に不合格であつた
。実施例 9 PAP−580856部にアセチルアセトン鉄キレート
17.5部を加熱溶解後、R−11100部とエピコー
ト819(三菱油化(株)製エポキシ樹脂)17.6部
加えたものをA液とし、一方GP−25058部に酢酸
銅のエチレンジアミンキレートを14部溶解し、これに
HHTl8.5部、SH−19330部とR−1190
部を加えたものをB液とし、A液とB液を合せて電気ド
リルでぱげしく混合してフオームをつくつた(NCO/
0H=8.7)。
このフオームを70℃で3日間加熱し、常温で2ケ月放
置し、JISA一1321の試験を行つたところ、変形
およびクノラツクがなく、発煙係数CA45、排気温度
Tdθ70、残炎時間7秒で難燃耐熱性の優れたもので
あつた。
このフオームの組成からアセチルアセトン鉄キレートと
酢酸銅のエチレンジアミンキレートを除いて発泡させた
ものは、燃焼後の変形がはげしく、排気温度は180℃
となり、難燃耐熱性が大きく低下した。実施例 10 Is0nate580556.3部にR−1191.5
部、フエロセン15部およびエピコート81930部を
溶解し、これをA液とし、一方GP−25026部とH
HTl2部に安息香酸銅のエチレンジアミンキレート1
0部を溶解し、これにSH−19319.7部およびR
−1130部溶解したものをB液とし、A液とB液を電
気ドリルで混合してフオームをつくつた(NCQ/0H
=12.7)。
このフオームを2.5×22×22?の大きさに切り、
JISA−1321難燃2級の試験を行つた。その結果
、発煙係数CA25、排気温度Tdθ70、残炎時間3
秒以内で試験片自体の変形もなく、規格値に合格するも
のが得られた。一方、フエロセンおよび安息香酸銅のエ
チレンジアミンキレートを加えないものは変形とクラツ
クがあり、規格値に合格するものは得られなかつた。実
施例 11 実施例10に添加した安息香酸銅のエチレンジアミンキ
レートの代りに酢酸コバルトのエチレンジアミンキレー
ト10部を加え、実施例10と同様にしてフオームをつ
くつた(NCQ/0H−12.7)。
このフオームについて、実施例10と同様にしてJIS
A−1321難燃2級の試験を行つた。その結果、発煙
係数CA45、排気温度Tdθ70、残炎時間3秒以内
で試験片自体の変形又はクラツクもなく、規格値に合格
するものが得られた。実施例 12 実施例10に添加した安息香酸銅のエチレンジアミンキ
レートの代りに酢酸ニツケルのエチレンジアミンキレー
ト10部を加え、実施例10と同様にしてフオームをつ
くつた(NCQ/0H一12.7)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリイソシアナート並びに発泡剤、場合によりポリ
    オール、エポキシ化合物、ポリカルボン酸、酸無水物及
    びその他のイソシアナートと反応可能な化合物の少くと
    も1種以上、必要に応じ更に触媒、整泡剤およびその他
    の助剤からなる製造原液を反応させて難燃性フォームを
    製造するに当り、ジシクロペンタジエニル鉄、モノ−お
    よびジ−低級アルキル(炭素原子数1〜8)ジシクロペ
    ンタジエニル鉄、アセチルアセトン鉄並びに塩化鉄から
    なる群から選ばれ且つ該製造原液に可溶な鉄化合物を、
    原液に対し鉄元素の量に換算して0.05〜10重量%
    添加し、且つ原料としてポリオールを併用する場合には
    、NCO/OH当量比を1.5以上とすることを特徴と
    する難燃性フォームの製造法。 2 ポリイソシアナート並びに発泡剤、場合によりポリ
    オール、エポキシ化合物、ポリカルボン酸、酸無水物、
    及びその他のイソシアナートと反応可能な化合物の少く
    とも1種以上、必要に応じ更に触媒、整泡剤およびその
    他の助剤からなる製造原液を反応させて難燃性フォーム
    を製造するに当り、ジシクロペンタジエニル鉄、モノ−
    およびジ−低級アルキル(炭素原子数1〜8)ジシクロ
    ペンタジエニル鉄、アセチルアセトン鉄並びに塩化鉄か
    らなる群から選ばれ且つ該製造原液に可溶な鉄化合物を
    、原液に対し鉄元素の量に換算して0.05〜10重量
    %、及び原液に可溶なエチレンジアミン金属キレート化
    合物を添加し、且つ原料としてポリオールを併用する場
    合には、NCO/OH当量比を1.5以上とすることを
    特徴とする難燃性フォームの製造法。
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