JPS5940841B2 - α−オレフインの重合方法 - Google Patents

α−オレフインの重合方法

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JPS5940841B2
JPS5940841B2 JP3032376A JP3032376A JPS5940841B2 JP S5940841 B2 JPS5940841 B2 JP S5940841B2 JP 3032376 A JP3032376 A JP 3032376A JP 3032376 A JP3032376 A JP 3032376A JP S5940841 B2 JPS5940841 B2 JP S5940841B2
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JP
Japan
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polymerization
slurry
polymerization vessel
olefin
pressure
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JP3032376A
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武 鈴木
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Chisso Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はα−オレフィンの重合方法に関する。
さらに詳しくは、スラリー輸送パイプで直列に連結され
た複数の重合器内でα−オレフィンを連続的にバルク重
合する場合の重合器間のスラリー移送の改善に関する。
スラリー輸送パイプで直列に連結された複数の重合器内
でα−オレフィンを連続的にバルク重合するに際して、
重合器のスラリーの移送は、通常ポンプが使用されてい
る。
しかしこの場合ポンプが高圧もののため高価につくばか
りでなく、ポンプがつまり易く事故の生ずる原因となつ
ていた。この欠点を改善するために、特公昭49−12
587には、重合反応器にα−オレフィンの液体を充満
し前後の重合器内圧力の差によりスラリーを移送するこ
ととし、α−オレフィンを重合器に圧入するポンプの機
械的な圧力変化、温度の上昇による液の膨張等の急激な
変化を緩衝するために重合器よりも高温に保持されたα
−オレフィンの気液平衡器を重合器に連結する方法が提
案されている。
しかしこの方法にはなお次のような問題がある。即ち1
時的に重合器の圧力が上がると気液平衡器へのスラリー
の逆流があり得ることである。1時的なスラリーの逆流
があると重合器を連結するスラリー移送パイプにおける
スラリーの流速がゼロとなる時が生ずる。
この付近ではスラリーからパウダーが沈降し易い。パウ
ダーは活性があるから沈降した後太り相互にくつつき、
やがてスラリー移送パイプを閉塞する。スラリー移送パ
イプが閉塞されれば重合器の運転が不可能になるばかり
でなく、重合器の破裂を伴なうおそれがあり危険である
。その他重合器がスラリーで満たされているからが攪拌
器のシール部へスラリーが混入するおそれがある。他方
ヘッド差による移送法があるが、この方法では後段の重
合温度が高くなると前段にスラリーが逆流し前述のよう
な弊害が生ずる。又この場合後段になる程重合温度を低
くしなければならず、このような重合温度の制約は、得
られる重合体の立体規則性、分子量分布等の品質のコン
トロールのフレキシビリテイを制限することになる。そ
の他従来の、α−オレフィンモノマーの気液平衡下に重
合を行なう方法においては重合温度が決まれば自動的に
重合圧力が決まつてしまうので、重合体の品質に制約が
出るとか、重合コストが高いという欠点があつた。
本発明の目的はスラリー移送にポンプを使用せず、重合
器を連結するスラリー移送パイプに訃いてスラリーが逆
流せずかつ重合温度と重合圧力を切り離してコントロー
ルし得る重合方法を提供することである。
本発明は、直列に配置された複数の重合器内でα−オレ
フインを連続的にバルク重合する方法において、少なく
とも最後段の重合器以外の重合器に加圧された不活性低
沸点ガスを供給して前段の重合器ほど器内圧力を高くし
、隣り合う前後の重合器の圧力差により前段の重合器か
ら後段の重合器にスラリーを移送することを要旨とする
本発明に使用する不活性低沸点ガスとして、N2を好適
に使用し得る。本発明に卦けるN2の液化α−オレフイ
ンへの溶解度は液化α−オレフインの体積に対するN2
の体積を基準として5%以下の少量である。例えば30
k9/(71前後に訃けるプロピレンのバルク重合では
1%以下で行なえる。従つて、後の段階におけるN2と
α−オレフインとの分離も容易である。N2以外の不活
性ガスとしてH2を用いることが考えられるが、その場
合重合体の分子量調整用にH2を用いるので、重合体の
品質から考えて本発明の不活性ガスとしてH2の使用は
好ましくない本発明方法により重合させられるα−オレ
フインとして特にプロピレン、ブテーン1、4メチルベ
ンゼン−1、へモセン一1若しくはこれらのα−オレフ
イン同士又はこれらとエチレンとの共重合があげられる
が、本発明は特にプロピレンの重合又はプロピレンを主
成分とする共重合に適した方法である。
また第1段の重合器でプロピレンの単独重合を行ない、
次いで第2段の重合器にエチレンを導入するプロピレン
とエチレンとの共重合体の製造にも利用される。本発明
によるα−オレフイン重合反応において重合器内の圧力
は反応温度においてモノマーが液体状態を保つに充分な
圧力が必要で20〜50kg/CIlGが用いられる。
重合器間の圧力差は0.5−3k9/C7ll好ましく
は11<g/d程度が必要である。
圧力差が0.5k9/〜以下に低くなるとスラリー移送
パイプが詰まりやすくなる。また圧力差が3k9/d以
上になると重合器の耐圧の問題から重合器胴体部等の肉
厚が前段重合器ほど厚くなり、重合熱除去が困難になり
また重合器の製造費が高くなることになり、好ましくな
い。本発明方法によるプロピレン重合の場合各重合器は
好ましくは温度50から80℃に保持するのが好ましい
各重合器の重合温度は本発明によれば前段の重合器は高
温に、後段の重合器は低温にすることもなく、後段の重
合器ほど高温で操作することもできる。本発明の重合反
応は無溶媒、液相でα−オレフインモノマ一を重合する
場合が好ましいが、所望により該反応系内にα−オレフ
インに対し、相対的に蒸気圧の低い溶媒を存在させて重
合反応を行うこともできる。
α−オレフインの重合には種々の触媒系が使用できるの
で本発明は特定の触媒系、例えば実施例に示したチーグ
ラ一型触媒によるα−オレフインとの重合反応に限定さ
れるものではない。
本発明によれば、スラリー輸送にポンプを使用しないか
ら、スラリーによるポンプの閉塞の問題が起こらず、各
重合器の重合温度を任意にとることができ(スラリー輸
送にポンプを使用しない従来法では各重合器の温度設定
には制約があつた)、しかも重合器内圧の急激な上昇に
対して緩衝作用が働くという利点がある。
また、後段の重合器内の圧力が一時的に急激に上昇した
場合本発明によれば差圧調節弁が直ちに作動し前段の重
合器内の圧力が設定圧力差になるように高められるので
、重合器間のスラリー輸送が1時的にしろ停止すること
はなく、スラリーの沈降も防止でき長期安定運転が可能
となる。以下に本発明を図面によつて説明する。
攪拌器16と冷却用ジヤケツト26を有する第1段の重
合器1に、液化α−オレフインを配管5、触媒を配管6
、分子量調整用H2を配管7から、連続的に供給し、撹
拌混合する。
重合熱は冷却用ジヤケツト26により除かれる。スラリ
ー移送パイプ13により重合器1の内容物が第2段重合
器2に移送される。配管8からは所望により触媒、H2
、α−オレフインが供給される。このとき重合器1と重
合器2の圧力差はそれぞれ配管23,24を経由で検出
し、重合器1の圧力が重合器2の圧力より設定圧力差だ
け高くなるように差圧調節弁21を作動させ、配管19
より不活性ガスを導入する。第3段重合器3は必ず併設
する必要はなくまた所望により重合器を3基以上直列に
設置してもよいので示した。配管25は23,24と同
じ意味を持つ。22は差圧調節弁、17,18は差圧調
節弁21,22のコントロール手段を示す。
所定の重合反応を完了した重合器内容物は配管15から
コントロールパイプ10を通り、フラツシユ室4にフラ
ツシユされ、配管12からガス状オレフインが回収され
、配管11からα−オレフインの重合体が抜出され、後
処理工程に移される。また図示してないが配管15から
の重合器内容物はα−オレフインの液化可能な状態にあ
る触媒分解器又は重合体洗浄器に移送してもよい。
以下に実施例を示す。実施例 図に示すような5M3の重合器3基1,2,3を直列に
並べさらにフラツシユ室4を接続した連続小型装置にお
いて、重合器1に配管6から、三塩化チタン449/H
、ジエチルアルミニウムクロライド3309/H..n
−ヘキサン6.61/H1配管7からH2、配管5から
塩化プロピレン13201<9/Hを連続的に供給し、
プロピレンのバルク重合を行なつた。
重合器1内の圧力は33kg/CTiiGになるように
した。重合器1内の温度は68℃に保つようにジヤケツ
ト31に冷却用水を流した。重合器1の内容物はスラリ
ー移送パイプ13から重合器2に供給した。重合器2の
圧力は321<9/(71G、温度は68゜Cに保つた
。配管8からH2を供給した。重合器2の内容物は配管
14から重合器3に供給した。重合器3の圧力は31k
9/CTilG、温度は68℃に保つた。配管aからH
2を供給した。重合器3の内容物は配管15を通りコン
トロールバルブ10からフラツシユ室にフラツシユした
。配管12からプロピレンガス6601<g/H、配管
11からポリプレン粉体660k9/Hが排出された。
定常状態下において重合器2と3および重れ1と2の圧
力差はそれぞれ差圧調節弁22,21を作動させそれぞ
れ配管20,19からN2ガスを流入させ調整した。定
常状態に到達してから30日間連続運転を行なつたが、
配管13,14,15の詰りが一度もなく、非常に安定
した運転ができた。
【図面の簡単な説明】
図は本発明によるα−オレフイン重合体の製造工程の一
例を示す概略図である。 図に訃いて、1,2,3は重合器:4はフラツシユ室:
5,6,7,8,9は原料等を供給する配管:10はコ
ントロールバルブ:13,14はスラリー輸送パイプ:
21,22は差圧調節弁:17,18は差圧調節弁21
,22のコントロール手段:23,24,25は圧力検
出用配管:26は冷却用ジヤケツトである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直列に連結された複数の重合器内でα−オレフィン
    を連続的にバルク重合する方法において少なくとも最後
    段の重合器以外の重合器に加圧されたN_2ガスを供給
    することにより、前段の重合器ほど器内圧力を高くしか
    つ隣り合う前後の重合器の圧力差が0.5〜3kg/c
    m^2となるように調節しながら、前段の重合器から後
    段の重合器にスラリーを移送することを特徴とする前記
    重合方法。 2 特許請求の範囲1において、前記重合器内圧を20
    〜50kg/cm^2として重合する方法。 3 特許請求の範囲1又は2において前記α−オレフィ
    ンの重合はプロピレンの重合又はプロピレを主成分とす
    る共重合である方法。 4 特許請求の範囲1、2又は3において重合温度が5
    0〜80℃である方法。
JP3032376A 1976-03-19 1976-03-19 α−オレフインの重合方法 Expired JPS5940841B2 (ja)

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