JPS5943301B2 - ガラス繊維含有積層板とその製造方法 - Google Patents

ガラス繊維含有積層板とその製造方法

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JPS5943301B2
JPS5943301B2 JP3610576A JP3610576A JPS5943301B2 JP S5943301 B2 JPS5943301 B2 JP S5943301B2 JP 3610576 A JP3610576 A JP 3610576A JP 3610576 A JP3610576 A JP 3610576A JP S5943301 B2 JPS5943301 B2 JP S5943301B2
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B14/00Use of inorganic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of inorganic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B14/38Fibrous materials; Whiskers
    • C04B14/42Glass

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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガラス繊維含有積層板およびその製造方法に関
する。
従来ガラス繊維含有複合板はガラス繊維束(以下単にガ
ラス繊維という)とセメントとを複合したものであつて
、コンクリート板の引張強度を改善し,コンクリート板
に替るものとして発達したものである。
従つて,石綿スレート板、パルプセメント板等の薄手の
内装.外装材に比べるとはるかに厚さが厚く.表面の凹
凸が比較的大きいものしか製造することができなかつた
。しかして,その製造方法としてはスプレイ法、スプレ
イサクシヨン法,プレミツクス法等があるが、何れの方
法を用いても実用的な厚さの製品にすると厚さが不均一
となり易く、かつガラス繊維が3次元配向となり,表面
の凹凸やガラス繊維の突出しを生じ,表面仕上げに手間
を要した。また、繊維が3次元配向になることは,ガラ
ス繊維の有効囲を減じ強度低下を招くと共に.加圧によ
る密度,強度の増加を阻むものである。中でもプレミツ
クス法ではガラス繊維のマトリツクスへの分散曲の面か
ら.繊維長を10m/WL以下に制限しても尚繊維の塊
りが発生し易く十分な強度を発揮することができなかつ
た。更にプレミツクス法以外の方法では量産囲が劣ると
共に、硬化後の切断により生ずる耳が利用できないため
、ガラス繊維のロスが出て有効に利用することができな
いという欠点もあつた。元来,建築材料は強度以上に外
観が重視されることに鑑み、本発明は従来品のか\る欠
点を改善し、強度、外観共に優れたガラス繊維含有積層
板を提供するものである。以下.図面によつて本発明の
ガラス繊維含有積層板の構成を詳述する。
第1図において、1は本発明のガラス繊維含有積層板、
2は短繊維含有層、3は短繊維、4はガラス繊維含有層
,5はガラス繊維、6はマトリツクスを小す。
短繊維として(1何れの種類のものも使用できるが,好
適にはレ1えば石綿、パルプ,有機合成繊維、および無
機合成繊維がある。
これら繊維を用いる場合、単独で用いてもよく,又1j
二種以上を混合して用いてもよい。短繊維の長さは10
m/TL以下、好ましくは3m/RrL〜8m/mであ
る。短繊維が短か過ぎる場合にはガラス繊維含有積層板
の強度が低下し,長過ぎる場合には繊維の塊まりが生じ
該積層板の製造上困難となる。ガラス繊維としてはガラ
ス繊維束を長さ201m以上,好ましくは20m/m〜
50mj,最適には25m/m〜35m/mに切断した
ものを用いる。
ガラス繊維が長すぎると分散註が悪く.曲がり易くなり
,また短すぎると強度の発現囲が悪くなる。ガラス繊維
としては何れの種類のものも使用することができるが.
好適には例えば耐アルカリガラス.Eガラス,普通ガラ
スを使用できる。短繊維又はガラス繊維を分散せしめる
マトリツクスとしては無機質自硬曲(水硬曲,又は気硬
(4)マトリツクスを用いることができ,例えばセメン
ト(ポルトランドセメント、フライアツシユセメント,
シリカセメント,高炉セメント等),けい酸カルシウム
.石膏を用いることができる。
ガラス繊維含有層部分のマトリツクスと短繊維含有層部
分のマトリツクスとは同じものを用い,かつ上記両層は
湿潤伏態で積層されるため,両層の境界面においてはマ
トリツクスは連続しており、その結果、本発明のガラス
繊維含有積層板は1種のマトリックス中に2種類の繊維
含有層が互層を形成した一体的な構造となつている。各
繊維含有層の厚さは1.5m/m以下,好ましくは0.
1m/m〜1。
5m/M,最適には0.3m/TrL〜1.0m/mで
ある。
厚さが1.5m/m以上である場合には、繊維の配向が
三次元的となり.強度が低下し、0.1m/m以下の場
合は,製造上困難である。第1図では.外面は一面がガ
ラス繊維含有層4.他面が短繊維含有層2であるガラス
繊維含有積層板を示すが.本発明はこの組合わせに限定
するものではなく.両外面共に短繊維含有層又は両外面
共にガラス繊維含有層に仕上げることもできる。
この場合,短繊維含有層を外面に形成すれば,とくに二
次加工件の点で優れたガラス繊維含有積層板が得られる
。上述したように.ガラス繊維含有層および短繊維含有
層の各層は1.57701以下の厚さの比較的薄層に形
成されるので.谷層中の繊維(』二次元的配向となつて
いる。
さらに.各繊維はほぼ縦60%.横40%の方向囲が保
持されている。次に本発明の製造方法について説明する
本発明は種々の優れた特註を備えたガラス繊維含有積層
板を製造する方法を提供するものであり.その製造方法
を要約して述べれば.回転するエンドレスベルト上にお
いて、無機質自硬訃マトリックスに長さ10m/RrL
以下の短繊維を分散した厚さが1.5m途以下の短繊維
含有層と.該マトリツクスと同質のマトリツクスに長さ
20m/m以上のガラス繊維を分散した厚さが1.5m
/m以下のガラス繊維含有層を重ねて形成し.両層を未
硬化の伏態で、地合調整ロールにより加圧して各層内の
繊維の配向を2次元的とし、さらに累層せしめることを
包含する製造方法である。以下本発明の製造方法の代表
的な特徴について説明する。
1 エンドレスベ′レト上において製造することは連続
製造を可能にするものである。
2地合調整ロールで加圧すると.該ロールとエンドレス
ベルトの相対運動のため、繊維は2次元的で、ベルトの
走行方向に偏した配向となり,かつ圧密の効果も出る。
地合調整ロールを用いず、静止伏態の繊維層を加圧機等
で単に垂直に加圧するだけではこの様な効果は得られな
い。3 ガラス繊維含有層と短繊維含有層を重ねて形成
し両層が未硬化の伏態で.地合調整ロールで加圧するこ
とにより上記2の効果が現われると共に両層が一体化し
.接着剤を用いなくても硬化後は層間剥離を生じない。
この場合,両層の重ね方はどちらを上,下にするも限定
されるものではない。以下に、本発明の製造方法を図面
によつて詳細に説明する。
本発明のガラス繊維含有積層板は、長繊維含有層と短繊
維含有層を積層したものであるから、本発明の製造方法
ではそれぞれの繊維に適した方法で各繊維含有層を形成
し、積層することにより能率よく品質の優れたガラス繊
維含有積層板を製造するものである。
本発明の製造方法の第]の態様は抄造法とスプレイサク
シヨン法とを組合せた製造方法である。
第2図はこの第1の態様の方法に用いるガラス繊維含有
積層板製造機の全体を示す概略図である。以下の説明に
はマトリツクスとしてセメントを用い.短繊維として石
綿を用いた例を示す。セメントに石綿を分散した原料ス
ラリーをバツト15に入れ.シリンダーモールド15a
により原料スラリーをフエルトよりなる回転するエンド
レスベルト16上に抄上げ石綿繊維含有層を形成する。
該石綿繊維含有層上にガラス繊維散布機11によりガラ
ス繊維を薄層伏に散布し,その上にマトリツクス散布機
12によりセメントペーストを均一に散布してガラス繊
維含有層を形成する。次に,石綿繊維含有層およびガラ
ス繊維含有層が共に未硬化の伏態でその上から地合調整
ロール13で加圧しながら,エンドレスベルト16の下
からはサクシヨンボツクス14aにより積層中の空気お
よび余分の水分を取除く。その結果,セメントペースト
がガラス繊維の間隙を充填し、セメントマトリツクスの
中に下部は石綿繊維含有層,上部はガラス繊維含有層よ
り成る二重層が形成される。ガラス繊維の配向は散布し
たま\では縦:横=50:50で、かつ三次元的なもの
も含むが.地合調整ロールで適度に加圧することにより
二次元的で、かつ縦:横=略60:40の強度的に理想
的な配向となる。この配向は曲げ強度試験によつて確認
することができる。かくして形成された二重層を更に第
2のサクシヨンボツクス14bに掛け、水分を調整した
後、アンダーロール17で加圧しながら,フオーミング
ロール18に所望の厚さに達するまで積層し、切断して
板伏に展開ベルト25上で展開した後、加圧機(図示せ
ず)により鉄板上で更に加圧脱水して本発明のガラス繊
維含有積層板1を得る。上述した操作において,石綿繊
維含有層を形成するような方法は抄造法とよばれ.散布
機を用いてガラス繊維含有層を形成するような方法はス
プレイ法とよばれ、更にサクシヨンボックスのような吸
引器によつて層中の空気および余分の水分を取除いてガ
ラス繊維含有層を形成するような方法はスプレイサクシ
ヨン法とよばれる。
第2図ではスプレィサクシヨン法を示す。吸引器(サク
シヨンボツクス14a)は適宜選択された位置に設置す
ることができるが,図示したように地合調整ロール13
の位置におくのが最も効果的であり,該ロール13以前
の位置多こおいても差支えない。また,上述の態様によ
る製造方法において、抄上げられた石綿繊維含有層の水
分が多い場合はガラス繊維上へのマトリツクス散布機に
よるセメントペーストの散布に替えて、セメント粉末を
散布してもよいし,またガラス繊維の散布を速めるため
にガラス繊維散布機と同じ位置で一部少量のセメントを
同時に散布することもできる。さらにまた、この方法に
おいて最初のフオーミングロール1巻分の長さだけガラ
ス繊維及びセメントペースト又はセメント粉末の散布を
中止することにより,両外面共に石綿繊維含有層よりな
る表裏のない製品を得ることができる。
さらに、この方法はマトリツクスとしてけい酸カルシウ
ム等を用いる場合及び短繊維としてパルプ,有機合成繊
維、無機合成繊維を用いる場合にも同様に適用すること
ができる。本法を用いれば、従来の抄造機にガラス繊維
のスプレイサクシヨン設備を付加するのみで、安価にガ
ラス繊維含有積層板の連続大量生産が可能になる。
第3図は本発明の製造方法の第2の態様に用いるガラス
繊維含有積層板製造機の概略図である。
以下に短繊維として石綿を用い、マトリツクスとしてセ
メントを用いる例を示すが、これに限るものではなく、
短繊維として列えばパルプ、有機合成繊維又は無機合成
繊維、マトリツクスとして例えばけい酸カルシウムを使
用する場合にも適した方法である。石綿を混入したセメ
ントペーストをペースト供給器19から転写ロール20
によりフエルトよりなる回転するエンドレスベルト16
上に薄層伏に転写し、その上にガラス繊維散布機11に
よりガラス繊維を薄層伏に散布し、更にその上にマトリ
ツクス散布機12によりセメントペーストを均一に散布
する。
それ以後の処置は第1の態様による方法と全く同様であ
る。転写ロール20は印刷技術に使用されているものを
利用することができる。しかして.転写ロールを使用す
ることにより.ペーストを均一な厚さの薄層としてエン
ドレスベルト上に転写することが可能になる。転写ロー
ルを使用する王な利点は次の通りである。
12ケの転写ロールの間隙を調整することにより、形成
される薄層の厚さを簡単に、かつ自由に調節することが
できる。
2 ペーストの濃度が比較的高い伏態で、薄層を形成す
ることができるので余分の水分が少なく動力節減.公害
抑制の面でも有利である。
3 設備が簡単で小型化できる。
この方法に使用する短繊維としては石綿に限定されず,
パルプ.有機合成繊維,無機合成繊維等プレミツクス可
能な種類のものは何でもよい。
また、上記製造方法に共通の利点の1つは生板伏態で切
断して製品に仕上げるため、切断屑を短繊維のペースト
原料に混入することにより、高価なガラス繊維のロスが
なくなることである。この程度の量のガラス繊維を混入
することは製造工程にも製品にも何等支障を及ぼすもの
ではない。第4図は本発明の製造方法の第3の態様に用
いるガラス繊維含有積層板の製造機の概略を示す。
この方法は例えば石膏の様に硬化時間が短かいマトリツ
クスを使用し,製品のフオーミングロールへの巻取りが
困難な場合に適する。第4図において21は矢印の方向
に回転するコム又はプラスチツク等よりなるエンドレス
ベルトを示す。
該エンドレスベルト上にはベルトの進行方向に向つてペ
ースト供給機19.転写ロール20,ガラス繊維散布機
11.マトリツクス散布機12、振動発生機22.地合
調整ロール13が41〜44まで4組、そして最?にペ
ースト供給機19、転写ロール20及び地合調整ロール
13が並んでいる。石綿を混入した石膏ペーストを41
のペースト供給機19から転写ロール20によりエンド
レスベルト21上に薄層伏に転写し、その上にガラス繊
維散布機11よりガラス繊維を薄層伏に散布し、更にそ
の上にマトリツクス散布機12により石膏ペーストを均
一に散布しながら振動発生機22によりベルト上の繊維
層に局部的な振動を与える。振動を与えることにはガラ
ス繊維間の空気抜きを促進し,石膏ペーストのガラス繊
維間隙への光填を容易にすると共にペースト中の空気も
抜く効果がある。次に地合調整ロール13で加圧する。
こうして形成された2重層の上に更に42以下の装置を
用いて所望の厚さに達するまで2重層を累層せしめる。
この場合において積層の最上層を石綿繊維含有層とする
場合は最後の装置(第4図でIl45の装置)を用いて
石綿繊維含有層を形成すればよい。こうして生成した積
層板を養生装置23の中を通して硬化を促進し,カツタ
一24で切断して乾燥し、製品を得る。上述した操作に
おいて、ガラス繊維含有層は散布機を使用するスプレイ
法によつて形成される。従来、石膏は水に可容で,かつ
硬化時間が短かいため,型を用いたバツナ式製造によら
なければ成形できず、かつ厚さの薄いものはできなかつ
たが,転写ロールを用いることにより連続的に,かつ比
較的低含水率で薄層を生成することができる。この方法
により石膏等をマトリツクスしたガラス繊維含有積層板
の連続大量生産が可能となる。この方法に用いる短繊維
は石綿に限定されるものではなく、パルプ、有機合成繊
維、無機合成繊維等プレミックス可能なものは何でもよ
い。第4図においては41から44までの4組の装置を
示しているが、これら装置は形成される積層板の厚さが
所望の厚さになるように.適宜増減することができる。
以上の様に構成された本発明のガラス繊維含有積層板の
特徴を従来のガラス繊維含有複合板と比較しながら列挙
すれば次の通りである。
(1)従来のガラス繊維含有複合板はガラス繊維の特曲
の故に,強度は非常に優れているが,一方表面が平滑に
ならず.二次加工囲、塗装註が悪くかっ価格が高い等の
欠点がある。
本発明のガラス繊維含有積層板は、ガラス繊維含有層と
他の繊維含有層とを組合わせることにより、両繊維層の
長所をそれぞれ生かし、全体としては新たな物曲を有す
る。しかも、短繊維含有層に用いる繊維は1種類に限定
することなく、目的に応じて使い分け、又(ゴ2種類以
上の繊維を混合して用いることもできる。又繊維を分散
させるマトリツクスはセメントに限定されるものではな
く、けい酸カルシウム.石膏等無機質自硬註のものなら
何でもよく,目的によつてこれ等のものの中から選択す
ることができる。(2)本発明においてはガラス繊維含
有層,短繊維含有層共に,1層の厚さが1,5m/m以
下であるから、繊維の二次元的配向が確保され、かつ製
造過程において地合調整ロールでほぼ縦60%.横40
%の方向囲を持たせるため、強度的には繊維の効果を1
00%生かすものとなり、更にガラス繊維としては20
m/m〜50m/7rLの長繊維を使用するので.従来
のガラス繊維単昧の複合板に比べても強度は同等又はそ
れ以上のものが得られる。
(3)上記の通り本発明のガラス繊維含有積層板は各層
共に繊維が2次元的配向で1,5m/m以下の薄層であ
るから、厚さは均一で微視的にも表面は平滑である。
その上、長繊維であるガラス繊維含有層と短繊維含有層
との互層により構成されているので.ガラス繊維含有層
に多少の厚さの不均一が発生したとしても.これを地合
調整ロールで加圧する時に.短繊維の移動により.該ガ
ラス繊維含有層の厚さの不均一が短繊維含有層に吸収さ
れ,ガラス繊維含有積層板全体としては極めて均一な厚
さの製品が得られる。(4)従来のガラス繊維含有複合
板のもう一つの欠点は表面塗装曲の悪い点にあるが、表
面塗装曲の良い繊維を用いた短繊維含有層を表面に使用
することにより表面塗装曲は大巾に改善される。(5)
異なる繊維含有層の互層となつているため.音.熱,衝
撃エネルギーの吸収および曲げに対して層伏効果(ラミ
ネート効果)を発揮する。(6)本発明によるガラス繊
維含有積層板のガラス繊維含有層と短繊維含有層を構成
するマトリツクスは同質であるから,ガラス繊維含有積
層板全体としては完全に一体化し、接着剤を用いなくて
も層間剥離を生じない。次に、使用するマトリツクスの
相違による本発明のガラス繊維含有積層板の!Vf註に
ついて述べる。
なお,代表的なマトリツクスであるセメント,けい酸カ
ルシウム,石膏の場合について述べる。(1)マトリツ
クスとしてセメントを用いる場合は高比重で遮音曲が優
れ、高強度.高耐衝撃曲を有し、又凍結融解囲が優れ,
外装材に適している。(2)マトリツクスとしてけい酸
カルシウムを用いる場合は吸音曲、断熱曲、耐熱註及び
加工曲が優れていると共に軽量で,理想的な内装材であ
るばかりでなく外装にも十分使用できる。
(3)石膏をマトリックスとする場合は吸音註,断熱訃
及び加工註の優れた内装材に適した積層板が得られる。
今後益々排煙脱硫石膏が副生するすう勢にあるので.廃
物利用の面からも石膏をマトリックスとするガラス繊維
含有積層板の意義は大きい。マトリツクスがけい酸カル
シウム又は石膏である場合のもう一つの特徴はガラス繊
維として高価な耐アルカリ囲ガラス繊維を使わず、比較
的安価なEガラス繊維又は普通ガラス繊維が使えること
である。本発明のガラス繊維含有積層板の特囲を規定す
るもう一つの要素は短繊維含有層に用いる短繊維の種類
である。
以ト代表的短繊維の種類によるガラス繊維含有積層板の
特曲を列挙する。(1)短繊維が石綿である場合は耐熱
囲を有し、完全不熱材となると共に.経年変化が起きず
耐久囲がある。
しかして,ガラス繊維含有層と石綿含有層の厚さの比を
調整することにより、石綿の含有量を全体の5%以下に
抑え、特別化学物質障碍子防珊uに触れない製品とする
ことができる。(2)短繊維がパルプである場合は塗装
.切断、接着等の2次加工曲が特に優れると共に,軽量
で断熱曲が良いので優れた内装材となる。
又.不燃ヰのガラス繊維含有層との互層であるから、パ
ルプの量を全体の5%以下に抑える時は不燃材の認定が
得られる。(3)短繊維が有機合成繊維である場合.有
機合成繊維は非常に嵩高のため軽量化に適し、耐衝撃囲
が優れていると共に、破損しても破片が飛散しない特囲
があり、強度も石綿と同等以上あるので,軽量で高強度
の製品が得られる。
有機合成繊維としては好適には例えばナイロン、ポリプ
ロピレン,ポリエステル,アクリル,強化レーヨン、ビ
ニロン、カーボン等の繊維を使うことができる。(4)
短繊維が無機合成繊維である場合には完全不燃材となる
と共に、耐熱曲に優れた積層板が得られる。
無機合成繊維としては好適には、例えばガラス繊維,ロ
ツクウール、スラグウール、シラス繊維,ムライト繊維
.アルミナ繊維,シリカ繊維がある。以下実施例をあげ
て詳細に説明する。
以下に述べる繊維.ペースト等の割合及び濃度はすべて
重量計算であり、又濃度は内割を示す。実施倒 1 ガラス繊維含有層用原料として長さ25m/7TLの耐
アルカリ囲ガラス繊維と水セメント比W/C=50%の
ポルトランドセメントペーストおよび短繊維含有層用の
原料としてポルトランドセメントと繊維長6m/r以下
のクリソタィル石綿を90:10の割合に配合した固形
分濃度10%のスラリーを準備した。
第]の態様による製造方法(第2図)により目標層厚0
.5m/mの短繊維含有層を形成し,その上にガラス繊
維含有層を厚さ1.0m/mになる様1こ重ねて2重層
を形成し,該2重層を4回積層して切断し.板伏に展開
した。こうして得られたガラス繊維含有積層板の厚みは
6,4771/771であつた。この積層板を加工機(
図示せず)にて120kg/CT!lに加圧し, 20
℃常圧でIZ養生した。
この様にして得られたガラス繊維含有積層板の物訃値を
表2(?記)に示す。実施例 2〜5 実施例1において短繊維の配合を変えた実施例2〜5の
製造条件を表1(凌記)に,その製品の物註値を表2に
示す・実施列 6 ガラス繊維含有層用原料として長さ30m/mのE硝子
繊維と固形分濃度30%のけい酸カルシウムペースト,
および短繊維含有層用の原料としてけい酸カルシウムと
繊維長6m/m以下のクリソタィル石綿を90/10の
割合に配合した固形分濃度35%のペーストを準備した
第2の態様による製造方法(第3図)により目標層厚0
,5m/mの短繊維含有層を形成し、その上にガラス繊
維含有層を厚さ1.0m/RrLになる様に重ねて2重
層を形成し、該2重層を4回積層して厚さ6.5m/m
のガラス繊維含有積層板を得た。これを切断し,板伏に
展開し、加圧機にて80kg/CTlの圧力で加圧した
鏝乾燥機に入れて乾燥した。こうして得られたガラス繊
維含有積層板の物性を表4(後記)に示す。実施Ff!
07〜10 実施列6において短繊維の配合を変えた実施例7〜10
の製造条件を表3(?記)に、その製品の物曲値を表4
に示す。
実施列 11 ガラス繊維含有層用の原料として繊維長25m/MOE
硝子繊維と濃度40%の半水石膏(β型)ペースト、お
よび短繊維含有層用原料として半水石膏、石綿及びパル
プを92/6/2の割合に配合した固形分濃度50%の
ペーストを準備した。
第3の態様による製造方法(第A図)により目標層厚0
.5m/mの短繊維含有層を形成し.その上にガラス繊
維含有層を厚さ1,0m/mになる様に重ねた2重層を
4回積層して厚さ6.0m/mのガラス繊維含有積層板
を得た。これを更jこ温度38℃の養生装置の中を通し
、切断,低温乾燥して製品を得た。こうして得られた製
品の物囲値を表6(後記)に示す。実施列 12〜14 実施例11において短繊維の配合を変えた実施列12〜
14の製造条件を表5(?記)に,製品の物囲値を表6
に示す。
以下に、表1〜6を挙げる。
表2.表4によりセメント系及びけい酸カルシウム系の
ガラス繊維含有積層板は従来のGRC製品及びフレキレ
ブルボードに比し,又表6により石膏系ガラス繊維含有
積層板は従来のGRG製品に比して夫々曲げ破壊強度,
撓,耐南撃曲、塗料の密着囲等の諸物注が優れているこ
とがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるガラス繊維含有積層板の一部断面
を含む斜視図.第2図(ば本発明の製造方法の第1の態
様に用いるガラス繊維含有積層板製造機の概略図,第3
図は本発明の製造方法の第2の態様に用いるガラス繊維
含有積層板製造機の概略図.第4図は本発明の製造方法
の第3の態様に用いるガラス繊維含有積層板製造機の概
略図である。 図において,1・・・・・・ガラス繊維含有積層板.2
・・・・・・短繊維含有層、3・・・・・・短繊維,4
・・・・・・ガラス繊維含有層.5・・・・・・ガラス
繊維, 6・・・・・・マトリツクス.11゛・゜・・
・ガラス繊維散布機、12・・・・・・マトリツクス散
布機, 13・・・・・・地合調整ロール 14a,1
4b・・・・・・サクシヨンボツクス, 15・・・・
・・バツト.15a・・・・・・シリンダーモールドV
l6・・・・・・エンドレスベルト. 17・・・・・
・アンダーロール, 18・・・・・・フォーシンクロ
ール.19・・・・・・ペースト供給器. 20・・・
“・・転写ロール. 21・・・・・・エンドレスベル
ト,22・・・・・・ベルト振動機.23・・・・・・
養生装置,24・・・・・・カツタ一 25・・・・・
・展開ベルトである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 長さ20m/m以上のガラス繊維と、長さ10m/
    m以下の短繊維とが同一の無機質自硬性のマトリックス
    内にそれぞれの厚さが1.5m/m以下のガラス繊維含
    有層と短繊維含有層よりなる互層状に分散して一体化し
    、かつ各層内の繊維の配向が2次元的であることを特徴
    とするガラス繊維含有積層板。 2 繊維の配向が一定方向に偏していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のガラス繊維含有積層板。 3 無機質自硬性マトリックスがセメントであり、ガラ
    ス繊維が耐アルカリガラス繊維であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載のガラス繊維含有積層板。 4 無機質自硬性マトリックスがけい酸カルシウムであ
    り、ガラス繊維がEガラス繊維または普通ガラス繊維で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガラ
    ス繊維含有積層板。 5 無機質自硬性マトリックスが石膏であり、ガラス繊
    維がEガラス繊維または普通ガラス繊維であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のガラス繊維含有積
    層板。 6 短繊維が石綿であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のガラス繊維含有積層板。 7 短繊維がパルプであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のガラス繊維含有積層板。 8 短繊維が有機合成繊維であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のガラス繊維含有積層板。 9 短繊維が無機合成繊維であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のガラス繊維含有積層板。 10 回転するエンドレスベルト上において、無機質自
    硬性マトリックスに長さ10m/m以下の短繊維を分散
    した厚さが1.5m/m以下の短繊維含有層と該マトリ
    ックスと同質のマトリックスに長さ20m/m以上のガ
    ラス繊維を分散した厚さが1.5m/m以下のガラス繊
    維含有層を重ねて形成して、地合調整ロールにより加圧
    して各層内の繊維の配向を2次元的とし、さらに累層せ
    しめることを特徴とするガラス繊維含有積層板の製造方
    法。 11 短繊維含有層を抄造法によつて形成し、ガラス繊
    維含有層をスプレィサクション法によつて形成し、累層
    をフォーミングロールによつて行うことを特徴とする特
    許請求の範囲第10項記載の製造方法。 12 短繊維含有層を転写ロールによつて形成し、ガラ
    ス繊維含有層をスプレィサクション法によつて形成し、
    累層をフォーミングロールによつて行うことを特徴とす
    る特許請求の範囲第10項記載の製造方法。 13 短繊維含有層を転写ロールによつて形成し、ガラ
    ス繊維含有層をスプレィ法によつて形成し、累層を前記
    手段を繰返すことにより行うことを特徴とする特許請求
    の範囲第10項記載の製造方法。
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