JPH10235625A - セメント系無機質板の製造方法 - Google Patents
セメント系無機質板の製造方法Info
- Publication number
- JPH10235625A JPH10235625A JP3884097A JP3884097A JPH10235625A JP H10235625 A JPH10235625 A JP H10235625A JP 3884097 A JP3884097 A JP 3884097A JP 3884097 A JP3884097 A JP 3884097A JP H10235625 A JPH10235625 A JP H10235625A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 厚みがあっても軽量で、層間密着強度に優
れ、表面性も良好な、無機質板を高い生産性で製造す
る。 【解決手段】 乾式または半乾式で製板した芯材上に、
湿式または半湿式で製板した表層材を積層し、加圧養生
して硬化させる。
れ、表面性も良好な、無機質板を高い生産性で製造す
る。 【解決手段】 乾式または半乾式で製板した芯材上に、
湿式または半湿式で製板した表層材を積層し、加圧養生
して硬化させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、セメント
系無機質板の製造方法に関するものである。さらに詳し
くは、この出願の発明は、界面密着性、表面性に優れ
た、外装材等の建築材料として有用な、新しいセメント
系無機質板の製造方法に関するものである。
系無機質板の製造方法に関するものである。さらに詳し
くは、この出願の発明は、界面密着性、表面性に優れ
た、外装材等の建築材料として有用な、新しいセメント
系無機質板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、外装材等の建築材料に用いら
れるセメント系無機質板の製造方法としては、注型法、
抄造法、押し出し法等によるものが知られているが、軽
量であっても強度や硬度等の表面性能を向上させるため
に、無機質板を複層化し、各層の密度や性能を調整する
ことが行われている。
れるセメント系無機質板の製造方法としては、注型法、
抄造法、押し出し法等によるものが知られているが、軽
量であっても強度や硬度等の表面性能を向上させるため
に、無機質板を複層化し、各層の密度や性能を調整する
ことが行われている。
【0003】このような複層無機質板の製造方法として
は、丸網抄造法等の湿式法、あるいは粉体散布によるマ
ッティング法等の乾式法により製造された同質材料を積
層する方法が一般的である。また、近年では、湿式法に
より製板した基板上に乾式材料を散布して成形する方法
が提案されてもいる。
は、丸網抄造法等の湿式法、あるいは粉体散布によるマ
ッティング法等の乾式法により製造された同質材料を積
層する方法が一般的である。また、近年では、湿式法に
より製板した基板上に乾式材料を散布して成形する方法
が提案されてもいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法の場合には、複層無機板の製造方法としては、無機
質板の界面密着強度、表面密度均一性等の性能コントロ
ールが難しく、生産性の向上が図れないという問題があ
った。すなわち、無機板の製造法として一般的な湿式法
としての丸網抄造法で複層板を製造する場合には、一層
の厚みが薄いため、外装材等としての板厚がたとえば1
2mm以上のものを得るためには幾層にも積層する必要
があり、板厚が厚くなればなるほど生産性が低下するこ
とになる。また、層間密着強度を確保するためには通常
は比重を高く設定することが必要となるため、軽比重板
を得るのには適さないという問題がある。
方法の場合には、複層無機板の製造方法としては、無機
質板の界面密着強度、表面密度均一性等の性能コントロ
ールが難しく、生産性の向上が図れないという問題があ
った。すなわち、無機板の製造法として一般的な湿式法
としての丸網抄造法で複層板を製造する場合には、一層
の厚みが薄いため、外装材等としての板厚がたとえば1
2mm以上のものを得るためには幾層にも積層する必要
があり、板厚が厚くなればなるほど生産性が低下するこ
とになる。また、層間密着強度を確保するためには通常
は比重を高く設定することが必要となるため、軽比重板
を得るのには適さないという問題がある。
【0005】一方、湿式法により製板された基板上に乾
式マッティング法により積層する方法の場合には、層間
密着強度の確保は必ずしも容易ではなく、上下層の含水
率や比重の差による反りが発生しやすく、さらには表面
部基板の密度バラツキによる表面塗装の不均一さが生じ
やすいという問題がある。そして、これらの欠点を解消
しようとしても、製造時の条件コントロール幅が狭いた
め、製造時に神経を使い、結果的に稼動率の低下によっ
て生産性に影響を及ぼすことになる。
式マッティング法により積層する方法の場合には、層間
密着強度の確保は必ずしも容易ではなく、上下層の含水
率や比重の差による反りが発生しやすく、さらには表面
部基板の密度バラツキによる表面塗装の不均一さが生じ
やすいという問題がある。そして、これらの欠点を解消
しようとしても、製造時の条件コントロール幅が狭いた
め、製造時に神経を使い、結果的に稼動率の低下によっ
て生産性に影響を及ぼすことになる。
【0006】以上のように、従来の製造法によっては、
軽量であっても、層間密着強度を確保し、表面性をも良
好として高い生産性で複層のセメント系無機質板を製造
することは難しいのが実情であった。
軽量であっても、層間密着強度を確保し、表面性をも良
好として高い生産性で複層のセメント系無機質板を製造
することは難しいのが実情であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
のとおりの課題を解決するものとして、複層のセメント
系無機質板の製造方法であって、乾式または半乾式で製
板した芯材上に、湿式または半湿式で製板した表層材を
積層し、加圧養生して硬化させることを特徴とするセメ
ント系無機質板の製造方法を提供する。
のとおりの課題を解決するものとして、複層のセメント
系無機質板の製造方法であって、乾式または半乾式で製
板した芯材上に、湿式または半湿式で製板した表層材を
積層し、加圧養生して硬化させることを特徴とするセメ
ント系無機質板の製造方法を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】この出願の発明は上記のとおりの
特徴を有するものであるが、その実施の形態について詳
述すれば以下のとおりである。まず、この発明の製造方
法では、乾式または半乾式の粉体散布により芯材(母
材)を製板する。この際の芯材用材料としては、セメン
トを主成分として、高炉水砕スラグ、フライアッシュ、
珪石粉、パルプ、ビニオロ繊維、ロックウール、パーミ
ュキュライト等の軽量骨材等を適宜に含有する組成と
し、これをたとえば40wt%程度までの混水比とし
て、分散させた乾式または半乾式材として調製したもの
が用いられる。代表的な組成としては、たとえば、OR
C(セメント材)60〜80重量部、フライアッシュ3
0〜40重量部、補強繊維7〜10重量部、軽量骨材1
5〜20重量部程度の割合のものを例示することができ
る。このような組成については、その配合はもとより、
骨材等の割合の調整で密度コントロールが容易に行える
ことになる。たとえば抄造法のみで無機質板を製造する
場合には、一般の軽量骨材は低濃度のスラリーでは浮遊
してしまうため使用できる種類が限定され、それだけ補
強繊維の添加が必要となって、コストアップとなるが、
この発明では、乾式または半乾式の製板工程で各種の軽
量骨材が使用できるので、コスト低減化も図られること
になる。
特徴を有するものであるが、その実施の形態について詳
述すれば以下のとおりである。まず、この発明の製造方
法では、乾式または半乾式の粉体散布により芯材(母
材)を製板する。この際の芯材用材料としては、セメン
トを主成分として、高炉水砕スラグ、フライアッシュ、
珪石粉、パルプ、ビニオロ繊維、ロックウール、パーミ
ュキュライト等の軽量骨材等を適宜に含有する組成と
し、これをたとえば40wt%程度までの混水比とし
て、分散させた乾式または半乾式材として調製したもの
が用いられる。代表的な組成としては、たとえば、OR
C(セメント材)60〜80重量部、フライアッシュ3
0〜40重量部、補強繊維7〜10重量部、軽量骨材1
5〜20重量部程度の割合のものを例示することができ
る。このような組成については、その配合はもとより、
骨材等の割合の調整で密度コントロールが容易に行える
ことになる。たとえば抄造法のみで無機質板を製造する
場合には、一般の軽量骨材は低濃度のスラリーでは浮遊
してしまうため使用できる種類が限定され、それだけ補
強繊維の添加が必要となって、コストアップとなるが、
この発明では、乾式または半乾式の製板工程で各種の軽
量骨材が使用できるので、コスト低減化も図られること
になる。
【0009】また、乾式または半乾式製板で無機質板の
厚み寸法を調整し、これを大きくすることも容易とな
る。以上のような芯材用材料を用いて、乾式マッティン
グまたは半乾式で所定の厚みに製板成形して芯材を得る
ことになる。次にこの発明の方法では、湿式または半湿
式で高含水率の表層材(グリーンシート)を製板する。
この際の表層材用材料としては、前記と同様に、セメン
トを主成分とし、高炉水砕スラグ、珪石粉、フライアッ
シュ、パルプ、ビニロン繊維、ロックウール等を適宜に
含有する組成とし、これをたとえば固形分量約10〜2
0%前後のスラリー状に混合分散させた湿式または半湿
式材として調製したものが用いられる。代表的な組成と
しては、たとえば、OPC(セメント材)50〜70重
量部、フライアッシュ40〜50重量部、補強繊維5〜
7重量部程度のものを例示することができる。
厚み寸法を調整し、これを大きくすることも容易とな
る。以上のような芯材用材料を用いて、乾式マッティン
グまたは半乾式で所定の厚みに製板成形して芯材を得る
ことになる。次にこの発明の方法では、湿式または半湿
式で高含水率の表層材(グリーンシート)を製板する。
この際の表層材用材料としては、前記と同様に、セメン
トを主成分とし、高炉水砕スラグ、珪石粉、フライアッ
シュ、パルプ、ビニロン繊維、ロックウール等を適宜に
含有する組成とし、これをたとえば固形分量約10〜2
0%前後のスラリー状に混合分散させた湿式または半湿
式材として調製したものが用いられる。代表的な組成と
しては、たとえば、OPC(セメント材)50〜70重
量部、フライアッシュ40〜50重量部、補強繊維5〜
7重量部程度のものを例示することができる。
【0010】表層材は、前記の芯材の上に積層して加圧
養生し、硬化体としてのこの発明の複層のセメント系無
機質板を得ることになる。以上の製造法についてさらに
説明すると、次の工程が無機質板の仕上げまでを含めた
具体例とし示される。 <1>まず、図1の工程略図にも例示したように、芯材
混合用ミキサー等により乾式または半乾式分散させたセ
メント系の芯材用材料をポッパー等にストックした後に
コンベア上に切出し、散布機によって分散し、均しロー
ル等によって所定の厚みに均一に拡げる。これによって
芯材を製板する。 <2>一方、ほぼ同種の配合組成の表層材用材料をミキ
サー等によって混合し、スラリー用チェスト等を介して
固形分量が約10〜30%前後のスラリーに混合分散さ
せた後に、長網またはフローオン方式等による抄造法に
よって所定の厚みに梳き上げる。これによって比較的高
含水率(60〜80%)状態の表層用グリーンシートを
製板する。 <3>表層用グリーンシートを、前記の芯材の上に積層
する。図2は、この状態を例示した断面図であって、下
層の乾式マッティングで製板された芯材(1)の上に、
抄造法におり製板された表層材(2)が積層されてい
る。 <4>次いで表面にエンボシング付けを行うために、所
定の模様型を取付けてプレス等で圧締し、凹凸模様を付
ける。 <5>蒸気養生、オートクレーブ養生等の所要の養生お
よび乾燥を行った後に、表面化粧のためにシーラーを塗
布し、さらに中塗りおよび上塗り用の塗料を塗布して仕
上げを行う。
養生し、硬化体としてのこの発明の複層のセメント系無
機質板を得ることになる。以上の製造法についてさらに
説明すると、次の工程が無機質板の仕上げまでを含めた
具体例とし示される。 <1>まず、図1の工程略図にも例示したように、芯材
混合用ミキサー等により乾式または半乾式分散させたセ
メント系の芯材用材料をポッパー等にストックした後に
コンベア上に切出し、散布機によって分散し、均しロー
ル等によって所定の厚みに均一に拡げる。これによって
芯材を製板する。 <2>一方、ほぼ同種の配合組成の表層材用材料をミキ
サー等によって混合し、スラリー用チェスト等を介して
固形分量が約10〜30%前後のスラリーに混合分散さ
せた後に、長網またはフローオン方式等による抄造法に
よって所定の厚みに梳き上げる。これによって比較的高
含水率(60〜80%)状態の表層用グリーンシートを
製板する。 <3>表層用グリーンシートを、前記の芯材の上に積層
する。図2は、この状態を例示した断面図であって、下
層の乾式マッティングで製板された芯材(1)の上に、
抄造法におり製板された表層材(2)が積層されてい
る。 <4>次いで表面にエンボシング付けを行うために、所
定の模様型を取付けてプレス等で圧締し、凹凸模様を付
ける。 <5>蒸気養生、オートクレーブ養生等の所要の養生お
よび乾燥を行った後に、表面化粧のためにシーラーを塗
布し、さらに中塗りおよび上塗り用の塗料を塗布して仕
上げを行う。
【0011】なお、工程<4><5>は、従来より採用
されている諸条件による操作を考慮して適宜に実施され
ることになる。たとえば、プレス等による加圧は、無機
質板の厚み、組成、密度等によって相違するが、たとえ
ば成形圧力30〜120kg/cm2 、圧形時間3〜3
0秒程度で行われる。また、養生硬化は、たとえば、温
度40〜80℃、湿度90〜100%の雰囲気で10〜
30時間程度蒸気養生し、さらに140〜200℃で2
〜10時間程度オートクレーブ養生して硬化させる等の
操作が採用される。また表面仕上げのためのシーラーや
塗料の塗布についても、従来の抄造法のみで製板された
無機質と同様の態様として実施される。
されている諸条件による操作を考慮して適宜に実施され
ることになる。たとえば、プレス等による加圧は、無機
質板の厚み、組成、密度等によって相違するが、たとえ
ば成形圧力30〜120kg/cm2 、圧形時間3〜3
0秒程度で行われる。また、養生硬化は、たとえば、温
度40〜80℃、湿度90〜100%の雰囲気で10〜
30時間程度蒸気養生し、さらに140〜200℃で2
〜10時間程度オートクレーブ養生して硬化させる等の
操作が採用される。また表面仕上げのためのシーラーや
塗料の塗布についても、従来の抄造法のみで製板された
無機質と同様の態様として実施される。
【0012】下層には乾式または半乾式の製板による芯
材を、また、上層には湿式または半湿式の製板による表
層材を配設して積層一体化するこの発明の方法において
は、高含水率の表層材が上層にあって下層の芯材への水
分の浸透をともない、加圧養生されて硬化されるため、
層間の密着強度が確保され、上下層の含水率や比重の差
により反りの発生が抑えられ、表面密度も均一となって
緻密性に優れた無機質板が得られる。しかもまた、下層
芯材は乾式または半乾式で製板されているため、板厚が
大きくとも軽量な無機質板が高い生産性で製造可能とな
る。
材を、また、上層には湿式または半湿式の製板による表
層材を配設して積層一体化するこの発明の方法において
は、高含水率の表層材が上層にあって下層の芯材への水
分の浸透をともない、加圧養生されて硬化されるため、
層間の密着強度が確保され、上下層の含水率や比重の差
により反りの発生が抑えられ、表面密度も均一となって
緻密性に優れた無機質板が得られる。しかもまた、下層
芯材は乾式または半乾式で製板されているため、板厚が
大きくとも軽量な無機質板が高い生産性で製造可能とな
る。
【0013】また、この発明の乾式および半乾式、並び
に湿式または半湿式による製板については各種の態様が
可能とされ、混水比、含水率の調製の度合によっても多
様であるが、芯材の製板には乾式マッティングが、また
表層材の製板には、好ましくは長網、またはフローオン
方式による抄造法が、無機質板の性能、そしてその生産
性の観点より好適なものとして採用される。
に湿式または半湿式による製板については各種の態様が
可能とされ、混水比、含水率の調製の度合によっても多
様であるが、芯材の製板には乾式マッティングが、また
表層材の製板には、好ましくは長網、またはフローオン
方式による抄造法が、無機質板の性能、そしてその生産
性の観点より好適なものとして採用される。
【0014】そこで以下実施例を示し、さらに詳しくこ
の発明の製造法について説明する。
の発明の製造法について説明する。
【0015】
【実施例】実施例1 セメント材70重量部、フライアッシュ30重量部、パ
ルプ等補強繊維10重量部、およびパーミュキュライト
等軽量骨材15重量部の混合物を、混水比30重量%で
乾式分散した芯材用材料を分配機で所定の幅と厚みに拡
げた後に、押えロールで約20mmの厚みのマットを製
板した。
ルプ等補強繊維10重量部、およびパーミュキュライト
等軽量骨材15重量部の混合物を、混水比30重量%で
乾式分散した芯材用材料を分配機で所定の幅と厚みに拡
げた後に、押えロールで約20mmの厚みのマットを製
板した。
【0016】また、これと並行して、セメント材60重
量部、フライアッシュ40重量部、および補強繊維5重
量部の混合物を、固形分15%のスラリーに調製した表
層材用材料から、長網式抄造機で含水率80%のグリー
ンシートとして梳き上げ、前記のマット状に製板された
芯材の上に積層し、模様付けのために、圧力70kg/
cm2 、成形時間10秒でプレスした。
量部、フライアッシュ40重量部、および補強繊維5重
量部の混合物を、固形分15%のスラリーに調製した表
層材用材料から、長網式抄造機で含水率80%のグリー
ンシートとして梳き上げ、前記のマット状に製板された
芯材の上に積層し、模様付けのために、圧力70kg/
cm2 、成形時間10秒でプレスした。
【0017】次いで、温度60℃、湿度100%の雰囲
気で15時間養生し、さらに170℃で3時間オートク
レーブ養生して硬化させた。その後、乾燥および塗装仕
上げをした。得られた製品は、表面の平滑性、および模
様型転写性に優れ、比重1.0前後で板厚15mmの軽
量板が得られた。また、積層部の界面密着強度も7kg
/cm2 であった。外装材として使用される場合、寒冷
地で問題となる耐凍害性にも優れていた。
気で15時間養生し、さらに170℃で3時間オートク
レーブ養生して硬化させた。その後、乾燥および塗装仕
上げをした。得られた製品は、表面の平滑性、および模
様型転写性に優れ、比重1.0前後で板厚15mmの軽
量板が得られた。また、積層部の界面密着強度も7kg
/cm2 であった。外装材として使用される場合、寒冷
地で問題となる耐凍害性にも優れていた。
【0018】生産性の点については、抄造法のみで15
mm厚の板を製造する場合に比べて、約2割のスピード
アップが図られた。実施例2 表層材用材料として固形分30%の高濃度スラリーを用
いた以外は実施例1と同様の組成の材料を用いて、フロ
ーオン方式によって所定厚みのケーキ状シートで送り出
し、芯材と積層してプレスで模様付けを行った。養生、
乾燥、加工仕上げは従来法と同様とした。
mm厚の板を製造する場合に比べて、約2割のスピード
アップが図られた。実施例2 表層材用材料として固形分30%の高濃度スラリーを用
いた以外は実施例1と同様の組成の材料を用いて、フロ
ーオン方式によって所定厚みのケーキ状シートで送り出
し、芯材と積層してプレスで模様付けを行った。養生、
乾燥、加工仕上げは従来法と同様とした。
【0019】得られた製品は、実施例1のものと同様の
性能が確保され、かつ、生産性の高い方法であることが
確認された。
性能が確保され、かつ、生産性の高い方法であることが
確認された。
【0020】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この出願の
発明によって、容易に軽量で板厚の厚いセメント系無機
質板が得られ、たとえば湿式法である抄造法のみによる
場合には極端に生産性が悪くなって実施困難となる15
mm以上の厚みのものでも、高効率で生産できる。
発明によって、容易に軽量で板厚の厚いセメント系無機
質板が得られ、たとえば湿式法である抄造法のみによる
場合には極端に生産性が悪くなって実施困難となる15
mm以上の厚みのものでも、高効率で生産できる。
【0021】しかも、この発明の方法により、積層部の
界面密着強度が優れ、表面緻密性等の表面性の良好な無
機質板が得られる。層間剥離、反りの発生等がおこりに
くい無機質板が提供される。
界面密着強度が優れ、表面緻密性等の表面性の良好な無
機質板が得られる。層間剥離、反りの発生等がおこりに
くい無機質板が提供される。
【図1】この発明の方法の要部工程を例示した概要図で
ある。
ある。
【図2】この発明の方法により得られる積層板の構成を
例示した断面図である。
例示した断面図である。
1 乾式製板した芯材 2 湿式製板した表層材
Claims (3)
- 【請求項1】 複層のセメント系無機質板の製造方法で
あって、乾式または半乾式で製板した芯材上に、湿式ま
たは半湿式で製板した表層材を積層し、加圧養生して硬
化させることを特徴とするセメント系無機質板の製造方
法。 - 【請求項2】 乾式マッティングにより製板した芯材上
に表層材を積層する請求項1の製造方法。 - 【請求項3】 芯材上には、抄造法により製板した表層
材を積層する請求項1の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3884097A JPH10235625A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | セメント系無機質板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3884097A JPH10235625A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | セメント系無機質板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10235625A true JPH10235625A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12536409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3884097A Pending JPH10235625A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | セメント系無機質板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10235625A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102416648A (zh) * | 2011-11-18 | 2012-04-18 | 大连得达科技发展有限公司 | 一种利用粉煤灰、废玻璃制造人造大理石的方法 |
-
1997
- 1997-02-24 JP JP3884097A patent/JPH10235625A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102416648A (zh) * | 2011-11-18 | 2012-04-18 | 大连得达科技发展有限公司 | 一种利用粉煤灰、废玻璃制造人造大理石的方法 |
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