JPS595545Y2 - 成形用金型 - Google Patents

成形用金型

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JPS595545Y2
JPS595545Y2 JP5100781U JP5100781U JPS595545Y2 JP S595545 Y2 JPS595545 Y2 JP S595545Y2 JP 5100781 U JP5100781 U JP 5100781U JP 5100781 U JP5100781 U JP 5100781U JP S595545 Y2 JPS595545 Y2 JP S595545Y2
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JP
Japan
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mold
molded product
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piece
guide
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JP5100781U
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敏尾 秋山
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Yazaki Kako Corp
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Yazaki Kako Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、開閉自在の移動金型と固定金型及びスライ
ド駒とより成る射出成形用金型に係り、さらにいえば、
スライド駒によって成形品を所望する側の金型に付着さ
せる構成の成形用金型に関する。
(背景技術) 従来、開閉自在の移動金型と固定金型及びスライド駒と
より成る成形用金型は種々使用されている。
しかし、成形品は、一般に成形品付着力の大きい側の金
型、例えばリブ等を成形した側の金型に付着するに任せ
ていたにすぎない。
但し、成形品の突き出し、自動取り出しの配慮から付着
力の小さい側の金型に成形品を付着させたい要望がある
ときは、例えば空圧作用で進退する押し出しピン、いわ
ゆるエアービンを設置し、所定ストローク型開きするま
での間エアービンで所望の金型へ成形品を押しやる手段
が一般的に実施された。
しかし、エアービンによる場合、金型にエアービンを必
要数設置するスペースに乏しく、このため、金型設計が
むずかしくなり、また、多数のエアービンを設置するた
め、加工工数も多くかかった。
その上、エアービンによる無理な力で成形品に変形や白
化その他の損傷を与え易かった。
他方、その対策として非付着側金型の冷却を急激に強く
行なわないときは、金型温度が高くなり、冷却所要時間
が長くなって成形サイクルが長くなり、生産性が低下す
る欠点があった。
従来、上記エアービンに代る手段としては、成形品を付
着させたい側の金型に成形品のアンダーカットを設け、
そのアンダーカットが金型に引っ掛かる効果を利用する
技術が実施された。
しかし、アンダーカット量が十分多くないと成形品を確
実に希望する金型に付着させることができなかった。
さりながら、アンダーカット量が多いほど成形品の意匠
を損ない、また、成形品取り出し後のアンダーカット部
に擦傷やまくれを与える欠点があった。
ところで、実公昭54−1495号公報記載の成形用金
型は、割型に、成形品に掛止め可能な掛止板を装着し、
割型の移動で掛止板をガイドピンに従い移動させて成形
品を離型する構成である。
このため、成形品は、アンダーカット成形部がら開放さ
れた時点において固定金型が移動金型のいずれが付着力
の大きい金型に付着するにすぎながった。
次に、実開昭48−49266号公報記載の成形用金型
の場合、スライド駒によって成形品を所望する金型へ付
着させる作用効果は認められる。
しがし、これは本来、アンダーカットの良好な成形を目
的としたものである。
そのため、スライド駒は、サイドコアに内蔵せしめ、サ
イドコアは、型開き時には、型開き方向に移動金型成形
品とともに弾性的に離間するが、実質は固定金型の方へ
ある程度ルーズに配設されているため、スプリングの弾
力と、サイドコア及びスライド駒の型締め力及びまさつ
力並びに成形品の付着力の大小関係の如何によっては、
必らずしも成形品を所望の金型へ付着させるとはいい難
い不確実性があり、ひいては成形品を破損させるおそれ
のあることが欠点であった。
(考案の目的) そこで、この考案の目的は、成形品を所望する金型へ強
制的に確実に付着させることができ、そのために成形品
に本来不必要なアンダーカット等を設ける必要が全くな
い構成に改良した成形用金型を提供することにある。
(考案の構成と作用効果) 上記目的を達成するために、この考案の成形用金型は、
スライド駒に、成形品において金型の型開き方向に対し
適度の角度をなす外形面の型面を兼ねた掛止め部を設け
、前記スライド駒は、成形品を付着させるべき金型に、
前記掛止め部が成形品から外れる方向にスライド可能に
設置し、移動金型が固定金型から所定ストローク型開き
するまでの間、同型開き方向に平行な摺動面としてスラ
イド駒と摺接する案内部を有する案内駒を、成形品の非
付着側金型に設置し、スライド駒もしくは案内駒のいず
れか一方若しくは双方に、前記所定ストローク型開きし
た段階で、スライド駒の後退を許容する傾斜部を前記摺
動面の延長として形威し、前記所定ストローク型開きし
、た段階でスライド駒をスライドさせる駆動手段を具備
し、スライド駒に型締め用の傾斜面を設け、成形品の非
付着側金型には型締め時に前記スライド駒の傾斜面に接
圧する傾斜面受けを設けた構成とされている。
つまり、金型が所定ストローク型開きするまでの間、成
形品付着側金型に設置されたスライド駒の掛止め部が成
形品を付着側金型へ強く押えつけ、他方、非付着側金型
からは強制的に離型させるので、成形品は、所望の金型
へ確実に付着させることができる。
即ち、成形品を付着力の小さい側の金型に付着させるこ
とも設計事項として容易に可能であり、かくすることに
より、その後の成形品の突き出し、自動取り出しを楽に
行なうことができる。
また、スライド駒は、型締め状態のままでその掛止め部
が成形品を付着側金型へ押えつけて拘束し、成形品を付
着側の金型に対し射出成形時の状態を継続する形に付着
させ、成形品に無理な外力を一切加えないから、成形品
に変形や白化、損傷を生じさせるおそれが全くない。
即ち、外観、品質が良く、歩留りの良い成形品の製造が
可能である。
その上、成形品の冷却は十分に強く急速に行なうことが
でき、底形サイクルの短縮による生産性の向上を図るこ
とができる。
次に、付着側金型においては、所定ストローク型開き後
は直ちに掛止め部を成形品から完全に外し、続く型開き
ストロークの継続中に速やかに成形品の突き出し、自動
取り出しを行なえるから、底形サイクルを一層短縮して
更に生産性の向上を図ることができる。
さらに、成形品に、金型の型開き方向に対して適度の角
度(例えば直角)をなす外形面があり(およそ、あらゆ
る成形品にこのような面が存套する。
)、スライド駒に、前記外形面を含む型面を兼ねた掛止
め部を設けることによって多様に応用実施することがで
き、無用な、又は不利益の因になるアンダーカットを排
除できるので、成形品の意匠的美観の向上にすこぶる有
益である。
次に、この考案を図示の実施例により説明する。
第1図A−Dは、この考案の第一実施例であって、成形
品は固定金型(雌型)に付着させるものであり、スライ
ド駒は空圧シリンダで逃がすものであり、スライド駒に
おいてその後背面と案内駒の案内部との摺動部とが個別
(別異)の構成であるところの成形用金型の主要部を示
す。
これは開閉自在の移動金型1及び固定金型2より戒る。
この成形用金型は、成形品5を固定金型2に付着させる
ものである。
このため、非付着側の移動金型1に進入して型開き方向
において成形品5の端縁5a’に掛めできる掛止め部e
a/を有すると共に前記掛止め部6a′が位置する面
に対する後背面6c’に傾斜面6d’を形成したスライ
ド駒6′が、成形品5を付着させる側たる固定金型2の
パーティング面の部位に、移動金型1の型開き方向と直
角外方(第1図A、 C,Dの右方)の向き、即ち掛止
め部6a’が成形品5の端縁5a’から外れる方向にス
ライド可能に取り付けられている。
すなわち、スライド駒6′は、固定金型2の相当位置に
設けた案内溝7中にスライド可能に設置し、その上部左
右の突条6b’、6b’が案内ブロック8,8によりス
ライド可能に拘束されている。
他方、非付着側である移動金型1のパーティング面の相
当位置には、型閉じ時に上記スライド駒6′を収納する
凹所9を設けると共に、該凹所9のうちスライド駒6′
の傾斜面6d’と接触する面は、型締め状態においてそ
の型締め力を利用しスライド駒6′の傾斜面6d’を押
えて強圧し型締めする傾斜面受け9aとして設けられて
いる。
そして、移動金型1の型開き方向と平行な平面であって
固定金型2に成形品5が付着するに足る型開きストロー
クに等しい長さlの案内部10aを有する案内駒10が
、非付着側の移動金型1における前記凹所9の中央部に
上向きに突出するようにボルト11で固定して設けられ
ている。
案内部10 aは、移動金型1が固定金型2から前記の
ストロークe型開きするまでの間スライド駒6′の被拘
束面6e’と型開き方向において摺動して掛止め部e
a/が成形品5の端縁5a’から外れる方向へのスライ
ド駒6の逃げ(スライド)を阻止する。
スライド駒6′の被拘束面6e’は、スライド駒6′に
おいて案内駒10の進入を許容すべく設けた孔6f’の
一部を型開き方向と平行な面として形成されている。
案内駒10において、前記案内部10 aより先端(第
1図A、 C,Dにおいての案内部10 aの上方)
の部分(若しくはスライド駒6′における案内駒10の
案内部10aのいずれか一方、又は双方でも可。
以下の各実施例においても同じ。
)は、型開き方向において案内部10aを通過し外れた
スライド駒6′が掛止め部6a’が成形品5の端縁5a
’から外れる方向(第1図A、 C,Dの右方向)にス
ライドすることを許容する傾斜部10 bに形成されて
いる。
次に、型開き方向において前記案内部10 aを通過し
たスライド駒6′を、掛止め部6a’が成形品5から完
全に外れる方向に少くとも成形品5の端縁5a’から外
れる距離(2〜5mm程度)だけ、型開き方向と直角外
方向(第1図A、 C,Dの右方向)へスライドさせ逃
がす手段として、成形品を付着させる側たる固定金型2
に空圧シリンダ20が設置されている。
すなわち、空圧シリンダ20は、そのピストンロッド2
0 aがスライド駒6′のスライド方向と平行する配置
としてそのシリンダブロック20 bをボルト25によ
りL型のシリンダ受台23に固定し、そのシリンダ受台
23はボルト24によって固定金型2に固定して設置さ
れている。
ピストンロッド20 aの先端は、スライド駒6とねし
結合されている。
型開閉動作においてピストンロッド20 aとの干渉を
生じないようにするため、移動金型1のパーティング面
における相当位置に、ピストンロッド20 aを収容す
るU半切欠溝26が形成されている。
第1図A中20 Cはピストン20 dの前室に、20
eは後室にそれぞれ圧縮空気を供給するポートである
次に、上記構成の成形用金型の作用効果について説明す
る。
第1図Aに示す射出・冷却工程のあと型開き工程を開始
すると、固定金型2に取り付けたスライド駒6′は、そ
の孔6 f’の被拘束面6e′が案内駒10の案内部1
0 aに接してスライド不可能(逃げられない。
)なため、その掛止め部a a/は成形品5の端縁S
a/に掛止められた状態のまま固定金型2に静止する。
このため、成形品5は、固定金型2の側に押えつけた状
態に拘束され、移動金型1から強制的に離型される。
即ち、成形品5の形状、金型付着力に応じた数及び配置
でスライド駒6′を設置することにより、成形品5は、
固定金型2に付着したまま移動金型1から確実に離型す
ることとなる。
他方、型開き開始時からピストン2n dの前室に圧縮
空気を供給しておき、移動金型1が案内部10aの長さ
40ストローク型開きした時点(第1図Cの状態)から
、スライド駒6′はピストン20 dの第1図A状態か
らの後退ストロークが限度のストロークだけスライドさ
せて逃がす。
このため掛止め部6a’は成形品5の端縁5a’がら完
全に外れるに至る。
その後成形品5は、図示省略の突き出し装置により固定
金型2から突き出され、更に突き落されるか又はロボッ
トに取られるが等して金型外に自動的に取り出される。
次に、型閉じ工程において、移動金型1が固定金型2に
接近すると、案内駒10がスライド駒6′の孔6f’に
進入するに至り、次にスライド駒6′が案内駒10の傾
斜部10 bに沿って漸次内方へスライドし、しかる後
に被拘束面6e’が糸内部10 aに沿って滑り (例
えば第1図Aに示す状態。
)、型閉じストロークを終了して型締め時にはスライド
駒6′はその傾斜面6d’が固定金型・2の傾斜面受け
9aに沿って凹所9内へきちんと納まる。
そして、型締め時には、スライド駒6は、その傾斜面6
dが傾斜面受け9aにより押えられて、溶融樹脂の射出
可能な強圧型締め状態となる。
なお、成形品5が本実施例の如く上縁が開口した容器形
状であるとき、掛止め部6a’は成形品5において型開
き方向に対して高剛性である垂直壁部に該垂直方向に掛
止め可能であるから、成形品5をその付着力の小さい側
たる固定金型2へ付着させるに際して、成形品5に変形
や白化、損傷を生じさせ難いのである。
次に、第2図A、 Bは、この考案の第二実施例であっ
て、成形品5は逆に移動金型1に付着させるものであり
、スライド駒6は空圧シリンダ20で逃がすが、スライ
ド駒6においてその後背面6C1傾斜面6dを案内駒1
0の案内部10a、傾斜部10bとの摺動部として構成
したところの成形用金型を示す。
すなわち、空圧シリンダ20は、移動金型1のパーティ
ング面に、そのピストンロッド20 aがスライ十駒6
のスライド方向と平行する配置とじてそのシリンダブロ
ック20 bをボルト21により固定して設置されてい
る。
ピストンロッド20 Hの先端は、スライド駒6と結合
されている。
型開閉動作においてピストンロッド20 aとの干渉を
生じないようにするため、固定金型2のパーティング面
における相当位置に、ピストンロッド20 aを収容す
る逆U字切欠溝22を形成すると共に、案内駒10は、
前記逆U字切欠溝22と一連の配置で、逆U字切欠溝2
2と同幅の間隔をあけて左右に2個取り付は固定してい
る(第2図B)。
スライド駒6は、非付着側たる固定金型2に進入して型
開き方向において成形品5の折り返しフランジ5aの端
縁に掛止めできる掛止め部6aを有すると共に前記掛止
め部6aが位置する面に対する後背面6Cに傾斜面6d
を形成して、成形品5を付着させる側たる移動金型1の
パーティング面の部位に、移動金型1の型開き方向と直
角外方(第2図Aの右方)の向き、即ち掛止め部6aが
成形品5の折返しフランジ5aから外れる方向にスライ
ド可能に取り付けられている。
すなわち、スライド駒6は、移動金型1の相当位置に設
けた案内溝7中にスライド可能に設置し、かつ、その低
部左右の突条6b。
6bが案内ブロック8,8によりスライド可能に拘束さ
れている。
他方、非付着側である固定金型2のパーティング面の相
当位置には、型閉じ時に上記スライド駒6を収納する凹
所9を設けると共に、該凹所9のうちスライド駒6の傾
斜面6dと接触する面は、型締め状態においてその型締
め力を利用しスライド駒6の傾斜面6dを押えて強圧し
型締めする傾斜面受け9aとして設けられている。
そして、同傾斜面受け9aに連続するものとして、移動
金型1の型開き方向に平行な平面であって移動金型1に
成形品5が付着するに足る型開きストロークに等しい長
さlの案内部10 aを有する案内駒10が、非付着側
の固定金型2にボルト11で検定して設けられている。
案内部10 aは幾動金型1が固定金型2から前記のス
トロークe型開きするまでの間スライド駒6の後背面6
Cと型開き方向において摺動して掛止め部6aが成形品
5の折返しフランジ5aから外れる方向へのスライド駒
6の逃げ(スライド)を阻止する。
スライド駒6の後背面6Cは、型開き方向と平行な面と
して形成されている。
案内駒10において、前記案内部10aより先端(第2
図Aにおいて案内駒10の下方)の部分は、型開き方向
において案内部10aを通過し外れたスライド駒6がそ
の掛止め部6aが成形品5の折返しフランジ5aから外
れる方向(第2図Aの右方向)にスライドすることを許
容する傾斜部10bに形成されている。
次に、この第二実施例に係る成形用金型の作用効果を説
明するに、本実施例の作用効果は、(イ)スライド駒6
及びこれを逃がす手段たる空圧シリンダ20が、成形品
5を付着させる側たる移動金型1と共に移動する点。
(ロ)成形品5は移動金型1に付着した状態で1定金型
2から離型する点。
(ハ)案内駒10は固定金具2と共に静止を保つ点。
に)スライド駒6はその後背面6Cが案内駒10の案内
部10 aを摺動する点。
等の相違を除いて、上記第一実施例の作用効果と共通す
る。
即ち、第一実施例は成形品5を固定金型2に付着させる
構成のもので、第二実施例は成形品5を移動金型1に付
着させる構成のものである。
次に、第3図〜第6図は、この考案の第三実施例であっ
てスライド駒6を逃す手段として傾斜ガイドピンを用い
た成形用金型の主要部を示す。
即ち、固定金型2に対して開閉自在の移動金型1の開閉
運動はガイドピン3により案内されるようになっている
図中4は固定金型2に固定したガイドブツシュである。
この成形用金型は、成形品5を移動金型1に付着させる
構成のものである。
このため、非付着側たる固定金型2に進入して型開き方
向において第4図に示すように、成形品5のフコーナ部
(ただし、この位置に限らない。
)における同成形品5の折り返しフランジ5aの端縁に
掛止めできる掛止め部6aを有すると共に前記掛止め部
6aが位置する面に対する後背面6Cに傾斜面6dを形
成したスライド駒6が、成形品5を付着させる側たる移
動金型1のパーティング面の部位に、移動金型1の型開
き方向と直角外方(第3図の右方)の向き、即ち掛止め
部6aが成形品5の折返しフランジ5aから外れる方向
にスライド可能に取り付けられている。
すなわち、第5図Aに示す通り、スライド駒6は、移動
金型1の相当位置に設けた案内溝7中にスライド可能に
設置し、その低部左右の突条6b、6bが案内ブロック
8,8により拘束されている。
他方、非付着側である固定金型2のパーティング面の相
当位置には、型閉じ時に上記スライド駒6を収納する凹
所9を設けると共に、該凹所9のうちスライド駒6の傾
斜面6dと接触する面は、型締め状態においてその型締
め力を利用しスライド駒6の傾斜面6dを押えて強圧し
型締めする傾斜面受け9aとして設けられている。
そして、同傾斜面受け9aの口縁部から連続するものと
して、移動金型1の型開き方向と平行な平面であって、
移動金型1に成形品5が付着するに足る型開きストロー
クと等しい長さeの案内部10aを有する案内駒10が
非付着側の固定金型2にボルト11で固定して設けられ
ている。
案内部10 aは移動金型1が固定金型2から前記のス
トロークl型開きするまでの間スライド駒6の後背面6
Cと型開き方向において摺動して掛止め部6aが成形品
5の折返しフランジ5aから外れる方向へのスライド駒
6の逃げ(スライド)を阻止する。
スライド駒6の後背面6Cは、型開き方向と平行な面と
して形成されている。
案内駒10において、前記案内部10aより先端(第3
図において案内駒10の下方)の部分は、型開き方向に
おいて案内部10aを通過し外れたスライド駒6がその
掛止め部6aが成形品5の折返しフランジ5aから外れ
る方向(第6図Aの右方向)にスライドすることを許容
する傾斜部10 bに形成されている。
次に、型開き方向において前記案内部10 aを通過し
たスライド駒6を、掛止め部6aが成形品5から完全に
外れる方向に少くとも成形品から外れる距離(2〜5m
m程度)だけ、型開き方向と直角外方向(第3図の右方
向)へスライドさせ逃がす手段として、非付着側たる固
定金型2に、前記スライド駒6を逃がす距離に適した長
さ及び角度並びに向きの傾斜ガイドピン12を固定して
設置し、これをスライド駒6の相当位置に貫通して設け
た(L13中に貫通せしめている。
孔13は、スライド駒6に、傾斜ガイドピン12と平行
に設けられている。
その孔径又は孔形状は、移動金型1が上記案内駒10の
案内部10 aの長さl相当のストローク型開きするま
での間掛止め部6aが成形品5の折返しフランジ5aか
ら外れる方向へのスライド駒6の非スライド状態を許容
して掛止め部6aが成形品5の折返しフランジ5aに掛
止めしたままの静止状態を許容し、かつ、前記案内部1
0 Hの長さl相当のストローク型開きした時点でちょ
うど傾斜ガイドピン12が孔13の第3図中右側面に当
接するに至る寸法の隙間Sを有する大きさのものとして
構成されている。
傾斜ガイドピン12が孔13の第3図中右側面に当接し
た時点からは、第6図A、 Hのとおり、移動金型1
の型開きストロークにより、スライド駒6をその掛止め
部6aが成形品5がら外れる方向に逃がす移動(スライ
ド)が付与される。
図中14は移動金型1のパーティング面における相当位
置に設けた、傾斜ガイドピン12の収容凹部、第4図及
び第3図中右側はスライド駒6の逃げ限度位置を規定す
るストッパである。
スライド駒6の逃げ限度位置は、先の実施例においても
説明した通り、掛止め部6aが成形品5の折返しフラン
ジ5aから完全に外れる距離の位置であって、しかも型
閉じ工程において移動金型1と共に型閉じ移動してきた
スライド駒6の傾斜面6dが案内駒10の傾斜部10
bに当接し該傾斜部10 bに沿って摺動して内方へ移
動されるに適切な位置として設定されている。
次に、上記第三実施例の成形用金型の作用効果について
説明する。
第3図に示す射出・冷却工程のあと型開き工程を開始す
ると、移動金型1に取り付けたスライド駒6は、その後
背面6Cが案内駒10の案内部10aに接してスライド
不可能(逃げられない。
)なため、その掛止め部6aは成形品5の折返しフラン
ジ5aに掛止められた状態のまま移動金型1と共に移動
する。
このため、成形品5は、スライド駒6の掛止め部6aに
より移動金型1の側に押えつけた状態に拘束され、固定
金型2がら強制的に離型される。
即ち、成形品5の形状、金型付着力に応じた数及び配置
でスライド駒6を設置することにより、成形品5は、移
動金型1に付着したまま一固定金型2から確実に離型す
ることとなる。
移動金型1が、第6図Aに示すように案内部10aの長
さl相当のストローク型開きした後の型開きストローク
中において、第6図Bに示すように、スライド駒6は傾
斜ガイドピン12の案内効果によって押し動かされ(逃
がされ)その後掛止め部6aが成形品5の折返しフラン
ジ5aから完全に外れるに至る。
そして、スライド駒6は、ストッパ15に突き当ること
によってその逃げ限度位置(およそ第6図Bの位置)に
止まる。
一方、移動金型1は引き続き所定の型開きストロークだ
け移動し、成形品5は、図示省略の突き出し装置により
移動金型1から突き出され、更に突き落されるか又はロ
ボットに取られるか等して金型外に自動的に取り出され
る。
次に、型閉し工程において、移動金型1が固定金型2に
接近すると、まず傾斜ガイドピン12がスライド駒6の
孔13に進入する。
また、スライド駒6の傾斜面6dが案内駒10の傾斜部
10 bに沿って漸次内方へスライドしく例えば第6図
Bに示すように。
)しかる後に後背面6Cが案内部10 aに沿って滑り
(例えば第6図Aに示すように。
)型閉じストロークを終了して型締め時にはスライド駒
6の傾斜面6dが固定金型2の傾斜受け9aに沿って凹
所9内へきちんと納まる。
そして、型締め時には、スライド駒6の傾斜面6dが傾
斜面受け9aにより押えられて溶融樹脂の射出可能な強
圧型締め状態となる。
次に、第7図は、この考案の第四実施例であって、スラ
イド駒6をその掛止め部6aが成形品5から外れる方向
に少なくとも成形品5から完全に外れる距離だけ逃す手
段として弾発体を用いた構成の成形用金型を示す。
成形用金型の構成の大部分は、上記第三実施例の構成と
共通するので、共通する構成部分に共通の符号を付けて
示している。
本実施例の特徴は、スライド駒6をその掛止め部6aが
成形品5から外れる方向に逃がす弾発体としての駆動ば
ね17を、スライド駒6の前面側(掛止め部6aと同じ
側)に設けたばね室16内に設置し、同駆動ばね17の
左端は成形品5を付着させるべき移動金型1の相当する
端面1Bに当接させ、もってスライド駒6をその掛止め
部6aが成形品5の折返しフランジ5aから外れる方向
(第7図の右方向)にばね作用(押圧作用)を奏するよ
うに構成した点にある。
なお、弾発体としてはポリウレタン、ゴムなどを適用す
ることもで゛きる。
この第四実施例の作用効果は、型開き工程において移動
金型1が案内部10 aの長さ相当のストローク型開き
した後の型開きストローク中に、駆動ばね17の押圧作
用によりスライド駒6がその掛止め部6aが成形品5か
ら外れる方向にストッパ15に突き当るまで逃がされる
点、及び型閉じ工程においてスライド駒6の傾斜面6d
が案内駒10の傾斜部10bに当接した時点からスライ
ド駒6はその駆動ばね17を圧縮しつつ案内駒10の傾
斜部10 b及び案内部10 aに沿って漸次内方へス
ライドさせられる点の相違を除き、上記第三実施例の作
用効果と共通し、成形品5は確実に移動金型1に付着さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A、 Bはこの考案の第一実施例であるところの
成形用金型の断面図と一部断面にした右側面図、第1図
C,Dはそれぞれ第1図A、 Hの成形用金型の型開き
工程の異なる状態を示す断面図、第2図Aはこの考案の
第二実施例を示す断面図、第2図Bは第2図AのB−B
断面図、第3図と第4図はこの考案の第三実施例である
ところの成形用金型の断面図と平面図、第5図A、 B
は第3図のA−A、B−B断面図、第6図A、 Bはそ
れぞれ第3図、第4図の成形用金型の型開き工程の異な
る状態を示す断面図、第7図はこの考案の第四実施例の
成形用金型を示す断面図である。 1・・・移動金型、2・・・固定金型、6・・・スライ
ド駒、6a・・・掛止め部、6C・・・核背面(摺動部
)、6d・・・傾斜面(傾斜部)、10・・・案内駒、
10 a・・・案内部、l・・・案内部の長さ、10
b・・・傾斜部、9a・・・傾斜面受け、12・・・傾
斜ガイドピン、13・・・孔、S・・・隙間、17・・
・駆動ばね(弾発体)、20・・・空圧シリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 開閉自在の移動金型1と固定金型2及びスライド駒6と
    より戊る成形用金型において、 (イ)スライド駒6に、成形部品5において金型の型開
    き方向に対し適度の角度をなす外形面の型面を兼ねた掛
    止め部6aが設けられており、(ロ)前記スライド駒6
    は、成形品5を付着させる金型2に、前記掛止め部6a
    が成形品5から外れる方向にスライド可能に設置されて
    おり、(ハ)移動金型が固定金型から所定ストローク型
    開きするまでの間、同型開き方向に平行な摺動面として
    スライド駒6と摺接する案内部10 aを有する案内駒
    10が、成形品5の非付着側金型1に設置されており、 に)スライド駒6もしくは案内駒10のいずれか一方蓋
    しくは双方に、前記所定ストローク型開きした段階で、
    スライド駒6の後退を許容する傾斜部6 d、 10
    bが前記摺動面の延長として形成されてま3す、 (ホ)前記所定ストローク型開きした段階でスライド駒
    6をスライドさせる駆動手段を具備してお(へ)スライ
    ド駒6に型締め用の傾斜面6dを設け、成形品の非付着
    側金型1には型締め時に前記スライド駒6の傾斜面に接
    圧する傾斜面受け9が設けられている ことを特徴とする成形用金型。
JP5100781U 1981-04-09 1981-04-09 成形用金型 Expired JPS595545Y2 (ja)

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DE3247723C2 (de) * 1982-12-23 1986-12-18 Devalit-Plastik van Deest GmbH & Co KG, 5600 Wuppertal Spritzgießform

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