JPS596011B2 - プラスチツク絶縁電線の製造方法 - Google Patents
プラスチツク絶縁電線の製造方法Info
- Publication number
- JPS596011B2 JPS596011B2 JP55034130A JP3413080A JPS596011B2 JP S596011 B2 JPS596011 B2 JP S596011B2 JP 55034130 A JP55034130 A JP 55034130A JP 3413080 A JP3413080 A JP 3413080A JP S596011 B2 JPS596011 B2 JP S596011B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic
- breaker plate
- insulated wire
- manufacturing
- extruder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、架橋刺入りコンパウンドを長期間連続的に押
出被覆してプラスチック絶縁電線を製造する方法に関す
るものである。
出被覆してプラスチック絶縁電線を製造する方法に関す
るものである。
更に詳しくは長期間連続運転してもスコーチ(早期加硫
)の発生しないプラスチック絶縁電線の製造方法である
。プラスチックを押出する場合、第1図に示すブレーカ
ープレートを付設した押出機が用いられている。即ち、
第1図はスクリュー、シリンダー、従来のブレーカープ
レートおよびクロスヘッドの概略図であつて、1はスク
リュー、2はシリンダー、3は従来のプレーカープレー
ト、4はプラスチック、5はその通路、6はクロスヘッ
ドである。そして、従来のブレーカープレートのプラス
チック通路は第1図に示すようにストレートであつた。
通常、第1図に示したブレーカープレートを用いて架橋
ポリエチレン絶縁電線を製造する場合、100時間以上
連続運転すると、押出機の中でスコーチが発生し押出物
の表面がザラザラしたり、大きなフッが付着したりする
。また押出量の減少にもつながる。そのため、スタート
後約100時間経つと、押出機を止め掃除を行ない、再
び運転を開始するというように作業性が悪かつた。また
上に述べたように押出量が減少すると、絶縁体の肉厚が
途中から薄くなるという製造上の問題点もあつた。この
ような問題点の原因は、いろいろ調べた結果、第1図に
おいてスクリュー1の先端付近7において架橋刺入りコ
ンパウンドの滞留が著しく、スコーチが発生することに
あることが判つた。
)の発生しないプラスチック絶縁電線の製造方法である
。プラスチックを押出する場合、第1図に示すブレーカ
ープレートを付設した押出機が用いられている。即ち、
第1図はスクリュー、シリンダー、従来のブレーカープ
レートおよびクロスヘッドの概略図であつて、1はスク
リュー、2はシリンダー、3は従来のプレーカープレー
ト、4はプラスチック、5はその通路、6はクロスヘッ
ドである。そして、従来のブレーカープレートのプラス
チック通路は第1図に示すようにストレートであつた。
通常、第1図に示したブレーカープレートを用いて架橋
ポリエチレン絶縁電線を製造する場合、100時間以上
連続運転すると、押出機の中でスコーチが発生し押出物
の表面がザラザラしたり、大きなフッが付着したりする
。また押出量の減少にもつながる。そのため、スタート
後約100時間経つと、押出機を止め掃除を行ない、再
び運転を開始するというように作業性が悪かつた。また
上に述べたように押出量が減少すると、絶縁体の肉厚が
途中から薄くなるという製造上の問題点もあつた。この
ような問題点の原因は、いろいろ調べた結果、第1図に
おいてスクリュー1の先端付近7において架橋刺入りコ
ンパウンドの滞留が著しく、スコーチが発生することに
あることが判つた。
そこで、スクリューの先端付近でコンパウンドが滞留し
ないような製造方法を検討した。その結果、ブレーカー
プレート中でのプラスチックの通路をプラスチックの流
れに沿つて少なくとも一度拡大することによつてスクリ
ュー先端付近のコンパウンドの滞留を著しく減少させる
ことができることを見いだした。そして、このようにし
て製造したとき100時間以上の長時間連続運転をして
もスコーチがほとんど発生しないことが確認された。本
発明はこのような経過を経て成されたもので、その特徴
とするところは、押出機のブレーカープレート内におけ
るプラスチックの通路がその出口側において少なくとも
一度拡大するように構成したプレーカープレートを使用
することにある。つぎに本発明を詳細に説明する。第2
図は本発明の一例を示すブレーカープレートの概略図で
ある。
ないような製造方法を検討した。その結果、ブレーカー
プレート中でのプラスチックの通路をプラスチックの流
れに沿つて少なくとも一度拡大することによつてスクリ
ュー先端付近のコンパウンドの滞留を著しく減少させる
ことができることを見いだした。そして、このようにし
て製造したとき100時間以上の長時間連続運転をして
もスコーチがほとんど発生しないことが確認された。本
発明はこのような経過を経て成されたもので、その特徴
とするところは、押出機のブレーカープレート内におけ
るプラスチックの通路がその出口側において少なくとも
一度拡大するように構成したプレーカープレートを使用
することにある。つぎに本発明を詳細に説明する。第2
図は本発明の一例を示すブレーカープレートの概略図で
ある。
第2図中矢印方向はプラスチツクの流れの方向を示す。
本発明においては、ブレーカープレート3′の個々の孔
におけるプラスチツクlの通路5′が途中で拡大されて
いる。即ち、段部5′aが形成されている。このときの
拡大部の値および異径孔の長さ配分をプラスチツクの種
類、押出条件に応じて適当に選べばスコーチを完全に防
止あるいは減少させることができる。前記プラスチツク
の通路5′の拡大部の値は以下のようにして定められ、
その値は1.5〜7.0の範囲とすることが好ましい。
本発明においては、ブレーカープレート3′の個々の孔
におけるプラスチツクlの通路5′が途中で拡大されて
いる。即ち、段部5′aが形成されている。このときの
拡大部の値および異径孔の長さ配分をプラスチツクの種
類、押出条件に応じて適当に選べばスコーチを完全に防
止あるいは減少させることができる。前記プラスチツク
の通路5′の拡大部の値は以下のようにして定められ、
その値は1.5〜7.0の範囲とすることが好ましい。
そして、このような範囲において好ましい現象を呈する
のは、プラスチツクの通路5′が急に拡大しているとこ
ろで、プラスチツクの応力緩和に基づき分子のからみ合
いが発生し、プラスチツクの粘度分布が変化するためと
考えられる。即ち、従来のブレーカープレート(第1図
)の場合はブレーカープレートの内層(スクリユ一の先
端付近に対応する)と外層(シリンダー付近に対応する
)においてプラスチツクの流れが悪く組留が起こり、ブ
レーカープレートの中層においては流れが良く滞留が起
こりにくかつた。言い換えるならば、中層付近のプラス
チツクはより大きなせん断応力を受けているため粘度は
内層、外層の粘度より小さくなつていた。ところが、第
2図に示すブレーカープレートにおいては内層と外層の
方が流れがよいことが、色替え押出実験の結果判つた。
これはプラスチツクの通路が急に拡大しているところで
分子のからみ合いが発生し粘度分布が逆転して内層、外
層の粘度が中層の粘度より小さくなつたためと考えられ
る。さて、前述の拡大部の値は、第2図に示すようにプ
ラスチツク通路5′の入口径をa、出口径をbとしてB
2/A2で表わすことによつて定めることとする。以上
のように構成したブレーカープレートを使用してプラス
チツク絶縁電線を製造すると、100時間以上の長時間
連続運転してもスコーチが発生しないことを確認した。
のは、プラスチツクの通路5′が急に拡大しているとこ
ろで、プラスチツクの応力緩和に基づき分子のからみ合
いが発生し、プラスチツクの粘度分布が変化するためと
考えられる。即ち、従来のブレーカープレート(第1図
)の場合はブレーカープレートの内層(スクリユ一の先
端付近に対応する)と外層(シリンダー付近に対応する
)においてプラスチツクの流れが悪く組留が起こり、ブ
レーカープレートの中層においては流れが良く滞留が起
こりにくかつた。言い換えるならば、中層付近のプラス
チツクはより大きなせん断応力を受けているため粘度は
内層、外層の粘度より小さくなつていた。ところが、第
2図に示すブレーカープレートにおいては内層と外層の
方が流れがよいことが、色替え押出実験の結果判つた。
これはプラスチツクの通路が急に拡大しているところで
分子のからみ合いが発生し粘度分布が逆転して内層、外
層の粘度が中層の粘度より小さくなつたためと考えられ
る。さて、前述の拡大部の値は、第2図に示すようにプ
ラスチツク通路5′の入口径をa、出口径をbとしてB
2/A2で表わすことによつて定めることとする。以上
のように構成したブレーカープレートを使用してプラス
チツク絶縁電線を製造すると、100時間以上の長時間
連続運転してもスコーチが発生しないことを確認した。
連続運転時間は従来の約3倍長く運転できるようになつ
た。またスコーチ発生に伴う押出量の減少、表面のザラ
ザラ等のトラブルがほとんどなくなつた。また第2図に
おいて孔径aおよびbの部分の長さ配分および孔の個数
についてはブレーカープレート全体の幾何学的抵抗、即
ちブレーカープレート直前の樹脂田力との兼ね合いで決
める必要がある。
た。またスコーチ発生に伴う押出量の減少、表面のザラ
ザラ等のトラブルがほとんどなくなつた。また第2図に
おいて孔径aおよびbの部分の長さ配分および孔の個数
についてはブレーカープレート全体の幾何学的抵抗、即
ちブレーカープレート直前の樹脂田力との兼ね合いで決
める必要がある。
以上主に絶縁体の場合について説明したが、この装置に
よれば外部シース、内外半導電層の形成においても同様
に使用することが可能である。
よれば外部シース、内外半導電層の形成においても同様
に使用することが可能である。
更に架橋装置とも併用することができ、蒸気架橋、シリ
コーン油架橋、ガス架橋やシラン架橋等を行なうことが
できる。またプラスチツク材料もポリエチレン等のポリ
オレフインやポリ塩化ビニルの架橋物、あるいはエチレ
ンープロピレンゴム(EPR,EPDM)、ブチルゴム
等の合成ゴム類の架橋物等種々のものが適用できる。
コーン油架橋、ガス架橋やシラン架橋等を行なうことが
できる。またプラスチツク材料もポリエチレン等のポリ
オレフインやポリ塩化ビニルの架橋物、あるいはエチレ
ンープロピレンゴム(EPR,EPDM)、ブチルゴム
等の合成ゴム類の架橋物等種々のものが適用できる。
いずれの場合も前述のB2/A2の値は1.5〜7.0
を選ぶのが良い。なお、本発明においては、押出機のブ
レーカープレート内におけるプラスチツクの通路がその
出口側・に訃いて少なくとも一度拡大していれば良いの
であるから、第2図に示したようにブレーカープレート
内におけるプラスチツクの通路に1つの段部を設けるよ
うに構成する以外にも種々の形状のものが考えられ、例
えばプレーカープレート内におけるプラスチツクの通路
が二度拡大する二段構造でも良く、また該プラスチツク
通路が途中からテーパー状に拡大する構造でもよい。
を選ぶのが良い。なお、本発明においては、押出機のブ
レーカープレート内におけるプラスチツクの通路がその
出口側・に訃いて少なくとも一度拡大していれば良いの
であるから、第2図に示したようにブレーカープレート
内におけるプラスチツクの通路に1つの段部を設けるよ
うに構成する以外にも種々の形状のものが考えられ、例
えばプレーカープレート内におけるプラスチツクの通路
が二度拡大する二段構造でも良く、また該プラスチツク
通路が途中からテーパー状に拡大する構造でもよい。
次に実施例について説明する。
(実施例1)
第2図に示すブレーカープレートを用いa−3.5mm
φ、b−6.0m7!lφ、c−150mmφ、d−1
0詣、e−27mm5孔数391個の条件で公称断面積
22m1の導体上に架橋剤入りポリエチレンを押出し被
覆し、続いて蒸気架橋によつて600架橋ポリエチレン
絶縁電線を製造した。
φ、b−6.0m7!lφ、c−150mmφ、d−1
0詣、e−27mm5孔数391個の条件で公称断面積
22m1の導体上に架橋剤入りポリエチレンを押出し被
覆し、続いて蒸気架橋によつて600架橋ポリエチレン
絶縁電線を製造した。
このときB2/A2は2.9である。また比較のために
第1図に示すブレーカープレート(孔径は5φ、孔の長
さは37mm、他は同じ条件)を用いて同様の架橋ポリ
エチレン絶縁電線を作製した。これらの電線において、
スコーチが発生して絶縁体にトラブルが発生するまでの
連続可能運転時間を調べた結果を第1表に示す。
第1図に示すブレーカープレート(孔径は5φ、孔の長
さは37mm、他は同じ条件)を用いて同様の架橋ポリ
エチレン絶縁電線を作製した。これらの電線において、
スコーチが発生して絶縁体にトラブルが発生するまでの
連続可能運転時間を調べた結果を第1表に示す。
第1表から本発明によるブレーカープレートを用いると
連続可能運転時間が3倍になつていることが判る。
連続可能運転時間が3倍になつていることが判る。
(実施例2)
実施例1と同じブレーカープレートを用いて、架橋剤を
シリンダーから圧入しながら実施例1と同様な架橋ポリ
エチレン絶縁電線を作製し、連続可能運転時間を調べた
結果、280時間であつた。
シリンダーから圧入しながら実施例1と同様な架橋ポリ
エチレン絶縁電線を作製し、連続可能運転時間を調べた
結果、280時間であつた。
(実施例3)実施例1と同じブレーカープレートを用い
て、(シランコンパウンドを押出し被覆し、600V用
の絶縁電線を作製し、連続可能運転時間を調べた結果、
260時間であつた。
て、(シランコンパウンドを押出し被覆し、600V用
の絶縁電線を作製し、連続可能運転時間を調べた結果、
260時間であつた。
(実施例4〜6)
以下の第2表に示すブレーカープレートを用いて、架橋
剤入りポリエチレンを押出被覆し、その後同表の架橋処
理を施して6.6K、0.6Kの架橋ポリエチレン電線
を製造し、連続可能運転時間を調べた結果を以下の第3
表に示す。
剤入りポリエチレンを押出被覆し、その後同表の架橋処
理を施して6.6K、0.6Kの架橋ポリエチレン電線
を製造し、連続可能運転時間を調べた結果を以下の第3
表に示す。
以上の実施例から本発明によるブレーカープレートを用
いて、プラスチツク絶縁電線を製造すると、従来より約
3倍長い連続運転が可能となつていることが判る。
いて、プラスチツク絶縁電線を製造すると、従来より約
3倍長い連続運転が可能となつていることが判る。
以上の詳細な説明から明らかなように、本発明のプラス
チツク絶縁電線の製造方法は、ブレーカープレートの個
々の孔におけるブラスチツクの通路がその出口側におい
て少なくとも一度拡大されるように構成したことにより
、スクリユ一の先端付近}よびシリンダー付近のスコー
チを減少でき、これによつて連続運転時間を今までより
長くでき、押出量の減少、表面のザラザラ等のトラブル
も著しく減少できる。
チツク絶縁電線の製造方法は、ブレーカープレートの個
々の孔におけるブラスチツクの通路がその出口側におい
て少なくとも一度拡大されるように構成したことにより
、スクリユ一の先端付近}よびシリンダー付近のスコー
チを減少でき、これによつて連続運転時間を今までより
長くでき、押出量の減少、表面のザラザラ等のトラブル
も著しく減少できる。
第1図は従来方式によるスクリユ一、シリンダー、従来
のブレーカープレートおよびクロスヘツドの概略図、第
2図は本発明方法で使用するプレーカープレートの概略
図を示す。 1・・・スクリユ一、2・・・シリンダー、3,3t・
・ブレーカープレート、4,4′・・・ブラスチツク、
5,5t・・プラスチツクの通路、6・・・クロスヘツ
ド。
のブレーカープレートおよびクロスヘツドの概略図、第
2図は本発明方法で使用するプレーカープレートの概略
図を示す。 1・・・スクリユ一、2・・・シリンダー、3,3t・
・ブレーカープレート、4,4′・・・ブラスチツク、
5,5t・・プラスチツクの通路、6・・・クロスヘツ
ド。
Claims (1)
- 1 押出機によりプラスチックを導体上に押出被覆して
絶縁電線を製造するに際し、前記押出機のブレーカープ
レート内におけるプラスチックの通路がその出口側にお
いて少なくとも一度拡大されている押出機を用いること
によつて架橋剤入りコンパウンドのスコーチを防止する
ことを特徴とするプラスチック絶縁電線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55034130A JPS596011B2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | プラスチツク絶縁電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55034130A JPS596011B2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | プラスチツク絶縁電線の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56132713A JPS56132713A (en) | 1981-10-17 |
| JPS596011B2 true JPS596011B2 (ja) | 1984-02-08 |
Family
ID=12405639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55034130A Expired JPS596011B2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | プラスチツク絶縁電線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596011B2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-19 JP JP55034130A patent/JPS596011B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56132713A (en) | 1981-10-17 |
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