JPS597674B2 - 酸化物圧電体単結晶の製造方法 - Google Patents
酸化物圧電体単結晶の製造方法Info
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- JPS597674B2 JPS597674B2 JP52103193A JP10319377A JPS597674B2 JP S597674 B2 JPS597674 B2 JP S597674B2 JP 52103193 A JP52103193 A JP 52103193A JP 10319377 A JP10319377 A JP 10319377A JP S597674 B2 JPS597674 B2 JP S597674B2
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- crystal
- diameter
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酸化物圧電体単結晶の製造方法に関する。
特にテレビPIF表面波フィルター用としてすぐれたL
iTa03を始めとした酸化物圧電体単結晶の製造方法
に関する。ビオ数H=hR/Ks(R:結晶半径、れ■
熱伝導率、Ks:熱伝導度)が大きな値をとる結晶では
、より長い大きな結晶を引上げると結晶側の温度勾配は
急激に小さくなることが報告されている。
iTa03を始めとした酸化物圧電体単結晶の製造方法
に関する。ビオ数H=hR/Ks(R:結晶半径、れ■
熱伝導率、Ks:熱伝導度)が大きな値をとる結晶では
、より長い大きな結晶を引上げると結晶側の温度勾配は
急激に小さくなることが報告されている。
このような結晶の場合、結晶の直径を一定に保つために
はるつぼ温度を下げねばならない。このような酸化物は
かなり多く、その例として、LiTaO3、LiNb0
3等がある。
はるつぼ温度を下げねばならない。このような酸化物は
かなり多く、その例として、LiTaO3、LiNb0
3等がある。
これらの結晶を育成する場合、従来、種子結晶を融液に
つけた後、るつぼ温度を徐々に下げ第1図に示すように
結晶径を徐々に大きくして所望の直径にした後、更にる
つぼ温度を下げて、一定直径の結晶1を作成した。
つけた後、るつぼ温度を徐々に下げ第1図に示すように
結晶径を徐々に大きくして所望の直径にした後、更にる
つぼ温度を下げて、一定直径の結晶1を作成した。
この場合結晶1の肩部円錐部2の角度θは、450位が
最も歪が少くかつ、転位等の欠陥も少く高品質結晶が出
来ると報告されている。(合弁ほか、NCCG−5、B
6■−11(1973)通常割れない結晶を得るためθ
=30〜600の範囲で作られていた。TV受像機用P
IFフィルターとしてすぐれた特性を示すLiTaO3
単結晶製表面波フィルタを実用化するためには、低コス
トにすることが要求される。
最も歪が少くかつ、転位等の欠陥も少く高品質結晶が出
来ると報告されている。(合弁ほか、NCCG−5、B
6■−11(1973)通常割れない結晶を得るためθ
=30〜600の範囲で作られていた。TV受像機用P
IFフィルターとしてすぐれた特性を示すLiTaO3
単結晶製表面波フィルタを実用化するためには、低コス
トにすることが要求される。
一つの方法として大口径結晶を収率よく得ることが望ま
れる。収率よくすることとは丸棒結晶から同じ径のウエ
・・−を得る場合、1結晶の肩の部分の円錐部2は全く
むだになるので出来るだけ少くする。□結晶径を一定に
して変動のないものを成長することがあげられる。従来
の方法では2に対しては直径自動制御装置を用いて行う
ことがなされているが1に対しては全くなされていない
。大口径結晶を育成する場合、引上げ成長速度は小口径
と同じ程度である。従つて、大口径結晶では肩の部分の
作成時間が非常に多くなる。この発明の目的は、上記点
に鑑みなされたもので円錐部の少ない酸化物圧電体単結
晶を成長する酸化物圧電体単結晶の製造方法を提供する
にある。即ち、(102)面に形成される成長稜の幅が
結晶径の3%以上30%以下に単結晶成長させたもので
ある。この成長稜を得る最適例は過冷却状態温度を調節
して得られるものである。成長稜の幅とはこの明細書で
は結晶成長方向に対し垂直方向の長さで、太さとも言う
。例えばるつぼ内融液の温度を結晶成長に適当な温度に
調整した後、種子結晶を融液につけて、種子結晶とほぼ
同じ大きさで結晶を数Mm引上げる。このとき結晶作成
温度が準平衝温度に保たれるようにする。その後第2図
に示すようなプログラムで発振機の出力を下降し、るつ
ぼ内の温度を降す。このとき温度は結晶及び種子結晶か
らの熱伝導、熱輻射による熱の放散とのバランスのとれ
た平衝状態よりも早く降温し、るつぼ内融液を安定な過
冷却状態にする。この状態では結晶a持異な面がフアセ
ツトとして特徴的な方向に現れる。LiTaO3、Li
NbO3等の結晶ではその面内では結晶成長速度が最も
早く、面の法線方向では最も遅い(102)及びその等
価面が晶出する。過冷却の度合を大きくして、不安定な
過冷却状態にすると結晶品質は劣化しデンドライト状或
は多結晶になつてしまう。従つて、成長稜等フアセツト
面の大きさが通常熱平衡のバランスのとれたときの状態
からどれ位過冷却状態になつているかのバロメータ一に
なる。これに影響するものとして固液界面における結晶
及び融液の温度勾配、結晶からの熱放射があるが、実際
制御できるのは1温度勾配、2熱放散、3融液の冷却で
ある。LiNbO3、LiTaO3では、{102}面
即ち(102)及びこの等価面で構成された成長稜の太
さが結晶の直径の3%以上30%以下の範囲内では、過
冷却状態は準安定状態であることが見出された。LiN
bO3型結晶の成長稜の生成機構については、山田等の
研究実用化報告VOll7(1965)338に述べら
れているが、引上げ晶の方向および結晶と融液の界面と
のなす角できまる。従つて結晶の肩の部分と一定径の部
分とでは成長稜の出方が異る。この領域で作成された結
晶品質は非常にすぐれ、従来結晶の肩角度θは約30質
以上とされていたがθZOでもクラツクが全く入らない
ことが見出された。この状態を第4図に示す。この第4
図は横軸に結晶径Dに対する成長稜の幅1を、縦軸に肩
角度θをとつた時に得られる結晶にクラツクが入るか否
かを実験で調べたデータを示したものである。この図で
クラツクが入つた場合は×印、クラツクがない場合は○
印で示してある。従つて、このような準安定な過冷却状
態をつくり易くした、温度勾配の炉構成にして、上記の
バロメータ一をもとに結晶を作成すれば肩なし(θSO
O)の高収率な結晶が作成出米る。実施例 するつぼ例
えばロジユームを20〜40%含む白金で形成された8
0m7!lφX8OmmhX2mlの有底円筒状るつぼ
を用い。
れる。収率よくすることとは丸棒結晶から同じ径のウエ
・・−を得る場合、1結晶の肩の部分の円錐部2は全く
むだになるので出来るだけ少くする。□結晶径を一定に
して変動のないものを成長することがあげられる。従来
の方法では2に対しては直径自動制御装置を用いて行う
ことがなされているが1に対しては全くなされていない
。大口径結晶を育成する場合、引上げ成長速度は小口径
と同じ程度である。従つて、大口径結晶では肩の部分の
作成時間が非常に多くなる。この発明の目的は、上記点
に鑑みなされたもので円錐部の少ない酸化物圧電体単結
晶を成長する酸化物圧電体単結晶の製造方法を提供する
にある。即ち、(102)面に形成される成長稜の幅が
結晶径の3%以上30%以下に単結晶成長させたもので
ある。この成長稜を得る最適例は過冷却状態温度を調節
して得られるものである。成長稜の幅とはこの明細書で
は結晶成長方向に対し垂直方向の長さで、太さとも言う
。例えばるつぼ内融液の温度を結晶成長に適当な温度に
調整した後、種子結晶を融液につけて、種子結晶とほぼ
同じ大きさで結晶を数Mm引上げる。このとき結晶作成
温度が準平衝温度に保たれるようにする。その後第2図
に示すようなプログラムで発振機の出力を下降し、るつ
ぼ内の温度を降す。このとき温度は結晶及び種子結晶か
らの熱伝導、熱輻射による熱の放散とのバランスのとれ
た平衝状態よりも早く降温し、るつぼ内融液を安定な過
冷却状態にする。この状態では結晶a持異な面がフアセ
ツトとして特徴的な方向に現れる。LiTaO3、Li
NbO3等の結晶ではその面内では結晶成長速度が最も
早く、面の法線方向では最も遅い(102)及びその等
価面が晶出する。過冷却の度合を大きくして、不安定な
過冷却状態にすると結晶品質は劣化しデンドライト状或
は多結晶になつてしまう。従つて、成長稜等フアセツト
面の大きさが通常熱平衡のバランスのとれたときの状態
からどれ位過冷却状態になつているかのバロメータ一に
なる。これに影響するものとして固液界面における結晶
及び融液の温度勾配、結晶からの熱放射があるが、実際
制御できるのは1温度勾配、2熱放散、3融液の冷却で
ある。LiNbO3、LiTaO3では、{102}面
即ち(102)及びこの等価面で構成された成長稜の太
さが結晶の直径の3%以上30%以下の範囲内では、過
冷却状態は準安定状態であることが見出された。LiN
bO3型結晶の成長稜の生成機構については、山田等の
研究実用化報告VOll7(1965)338に述べら
れているが、引上げ晶の方向および結晶と融液の界面と
のなす角できまる。従つて結晶の肩の部分と一定径の部
分とでは成長稜の出方が異る。この領域で作成された結
晶品質は非常にすぐれ、従来結晶の肩角度θは約30質
以上とされていたがθZOでもクラツクが全く入らない
ことが見出された。この状態を第4図に示す。この第4
図は横軸に結晶径Dに対する成長稜の幅1を、縦軸に肩
角度θをとつた時に得られる結晶にクラツクが入るか否
かを実験で調べたデータを示したものである。この図で
クラツクが入つた場合は×印、クラツクがない場合は○
印で示してある。従つて、このような準安定な過冷却状
態をつくり易くした、温度勾配の炉構成にして、上記の
バロメータ一をもとに結晶を作成すれば肩なし(θSO
O)の高収率な結晶が作成出米る。実施例 するつぼ例
えばロジユームを20〜40%含む白金で形成された8
0m7!lφX8OmmhX2mlの有底円筒状るつぼ
を用い。
このるつぼに酸化物圧電体材料例えばタンタル酸リチユ
ーム(LjTaO3)の原料を2000y入れ、高周波
加熱により融解した。このときの炉内構成図を第3図に
示す。上記LjTaO3溶融液の作成条件としては出発
物質Ll2CO3とTa2O3とをLi2O/Ta2O
5一0.95になるように調合し、焼結したものを使用
した。第3図では1はアルミナ耐火物からなる炉体であ
る。2はアルミナるつぼで3はアルミナ円板、4はバブ
ルアルミナを介して白金ロジユームるつぼ5が設備され
ている。
ーム(LjTaO3)の原料を2000y入れ、高周波
加熱により融解した。このときの炉内構成図を第3図に
示す。上記LjTaO3溶融液の作成条件としては出発
物質Ll2CO3とTa2O3とをLi2O/Ta2O
5一0.95になるように調合し、焼結したものを使用
した。第3図では1はアルミナ耐火物からなる炉体であ
る。2はアルミナるつぼで3はアルミナ円板、4はバブ
ルアルミナを介して白金ロジユームるつぼ5が設備され
ている。
該るつぼ5の上部には、るつぼ5内の融液が準安定な過
冷却状態を作り易いように熱反射板6を用いて、融液7
内及び該融液7直上の温度勾配をゆるくしてある。炉体
の周囲には高周波ワークコイル8が設けられこのコイル
8の作用により、るつぼ5内温度を約1700℃まで土
げて融解した。更にLlTaO3単結晶の引上げに適当
な温度に調節した後、種子結晶ホルダーの先端につけた
大きさ例えば5×5×100mmの種子結晶9を融液7
面につけて、約5mm/hで引上げ種子結晶と同じ位の
太さのまま(約5m7!Lφ)の結晶を引上げて、るつ
ぼ5内融液温度を種子結晶から熱伝導、作成結晶からの
輻射熱放射等による熱の逃げと、バランスのとれた平衡
状態に近い状態にする。
冷却状態を作り易いように熱反射板6を用いて、融液7
内及び該融液7直上の温度勾配をゆるくしてある。炉体
の周囲には高周波ワークコイル8が設けられこのコイル
8の作用により、るつぼ5内温度を約1700℃まで土
げて融解した。更にLlTaO3単結晶の引上げに適当
な温度に調節した後、種子結晶ホルダーの先端につけた
大きさ例えば5×5×100mmの種子結晶9を融液7
面につけて、約5mm/hで引上げ種子結晶と同じ位の
太さのまま(約5m7!Lφ)の結晶を引上げて、るつ
ぼ5内融液温度を種子結晶から熱伝導、作成結晶からの
輻射熱放射等による熱の逃げと、バランスのとれた平衡
状態に近い状態にする。
この後{102}面に形成される成長稜の幅が結晶径の
3%〜30%になるようにする。例えばるつぼ5内温度
を急激に下降して、上記のバランスをくずして、過冷却
状態を大きくして準安定な過冷却状態にして結晶径を広
げて、円錐部を少なくした単結晶を形成する。このとき
、(102)で構成される成長稜の幅が結晶直径の約5
%になるような準安定な過冷却の状態にする。このよう
な状態下で直径が所望の大きさに達したとき、第2図に
示すように発振機の出力をあげて、るつぼ5内の温度を
あげて、過冷却状態を小さくし、種子結晶、作成結晶か
らの熱伝導、熱輻射による熱放散が、融液の固液界面に
流れこむ熱量とが平衡状態に近い安定な過冷却状態に保
たれるように近ずける。
3%〜30%になるようにする。例えばるつぼ5内温度
を急激に下降して、上記のバランスをくずして、過冷却
状態を大きくして準安定な過冷却状態にして結晶径を広
げて、円錐部を少なくした単結晶を形成する。このとき
、(102)で構成される成長稜の幅が結晶直径の約5
%になるような準安定な過冷却の状態にする。このよう
な状態下で直径が所望の大きさに達したとき、第2図に
示すように発振機の出力をあげて、るつぼ5内の温度を
あげて、過冷却状態を小さくし、種子結晶、作成結晶か
らの熱伝導、熱輻射による熱放散が、融液の固液界面に
流れこむ熱量とが平衡状態に近い安定な過冷却状態に保
たれるように近ずける。
このとき固液界面はほぼ液面に対して平行になるように
回転を調整しておく、その後温度を除々に下げて一定径
の結晶を作成する。上記のようにして、50m7!Ll
2SX5O關1の単結晶を、約11時間で作成した。
回転を調整しておく、その後温度を除々に下げて一定径
の結晶を作成する。上記のようにして、50m7!Ll
2SX5O關1の単結晶を、約11時間で作成した。
肩の部分は約2時間で出来た。肩部の角度は約5肩で直
径の変動は±0.5muであつた。上記と同じ50mm
φ×50mm1の単結晶を成長稜の太さが1%以下で従
来方法で作成した場合肩角度は少なくとも約30来以上
ないと結晶にクラックが入つたりして高品質結晶は得ら
れない。
径の変動は±0.5muであつた。上記と同じ50mm
φ×50mm1の単結晶を成長稜の太さが1%以下で従
来方法で作成した場合肩角度は少なくとも約30来以上
ないと結晶にクラックが入つたりして高品質結晶は得ら
れない。
この場合肩部分に約12時間かかつていたので角形成部
分の時間短波が1/6に減ら−すことが出来た。上記の
過冷却状態のバロメータ一を示す成長稜の太さは通常の
方法では直径約1%位であるが、少なくとも3%以上に
ならないとθZOOの結晶は作成出米なかつた。又、直
径の約30%以上にまで過冷却状態を大きくした場合、
成長稜がくずれクラツクが入る傾向が見られた。従つて
、肩なし結晶の作成し得る準安定な過冷却状態は、3%
〜30%位である。
分の時間短波が1/6に減ら−すことが出来た。上記の
過冷却状態のバロメータ一を示す成長稜の太さは通常の
方法では直径約1%位であるが、少なくとも3%以上に
ならないとθZOOの結晶は作成出米なかつた。又、直
径の約30%以上にまで過冷却状態を大きくした場合、
成長稜がくずれクラツクが入る傾向が見られた。従つて
、肩なし結晶の作成し得る準安定な過冷却状態は、3%
〜30%位である。
実施例 2
るつぼ例えば大きさ70mmφ×70mmh×1mmt
の有底円筒状白金るつぼを用い、この中にニオブ酸リチ
ユーム融液を入れ(出発物質としては炭酸リチユームL
i2CO3253y、五酸化ニオブ8997を用いて高
周波加熱して融解する。
の有底円筒状白金るつぼを用い、この中にニオブ酸リチ
ユーム融液を入れ(出発物質としては炭酸リチユームL
i2CO3253y、五酸化ニオブ8997を用いて高
周波加熱して融解する。
Ll2O/Nb2O5=0.95のもとになるように調
合した。)第3図に示すような炉の構造にした。ただし
特にPtで形成された反射板6を入れ温度勾配をゆるく
し、過冷却状態が容易に出るようにした。るつぼ5内温
度を結晶成長に適当な温度に調節した後二オブ酸リチユ
ームZ軸方向の種子片大きさ3×3×5011を種子結
晶ホルダーに固着したものを融液7につけた。引上げ速
度例えば511/hで引上げ、種子結晶の下に約3m!
φの結晶を長さ5m1L作成し、るつぼ内融液温度を種
子結晶からの熱伝導、作成結晶からの熱幅射、放散等に
よる熱の逃げと、固液界面に流れこむ熱量とがバランス
のとれた平衡状態に近い状態にする。この後{102}
面に形成さる成長後の幅が結晶径に対し3%〜30%に
する。例えばるつぼ5内温度を急激に下降して、上記の
バランスをくずして過冷却度を大きくして準安定な過冷
却領域で結晶径を大きくして少ない円錐部を形成する。
このとき過冷却の状態は、{102}面即ち102面及
びその等価な面で構成される成長稜の太さが、結晶の直
径の約5%になるようにして作成した。このような状態
で直径が所望の大きさ近くに達したとき第2図に示すよ
うな型で発振機の出力をあげて、るつぼ5内の温度をあ
げて、過冷却状態を小さくし、種子結晶、作成結晶から
の熱伝導、熱輻射による熱放散が、融液の固液界面に流
れこむ熱量とが平衡に近い安定な過冷却状態に保たれる
ようにする。このとき固液界面をほぼ液面に対して平行
になるように結晶回転数を15rpmにした。その後、
自動?制叫?置により徐々に温度を下げて一定径の結晶
を作成する。上記のようにして40m7!Lφ×40m
71L1のLiNbO3単結晶を約10時間で作成した
。
合した。)第3図に示すような炉の構造にした。ただし
特にPtで形成された反射板6を入れ温度勾配をゆるく
し、過冷却状態が容易に出るようにした。るつぼ5内温
度を結晶成長に適当な温度に調節した後二オブ酸リチユ
ームZ軸方向の種子片大きさ3×3×5011を種子結
晶ホルダーに固着したものを融液7につけた。引上げ速
度例えば511/hで引上げ、種子結晶の下に約3m!
φの結晶を長さ5m1L作成し、るつぼ内融液温度を種
子結晶からの熱伝導、作成結晶からの熱幅射、放散等に
よる熱の逃げと、固液界面に流れこむ熱量とがバランス
のとれた平衡状態に近い状態にする。この後{102}
面に形成さる成長後の幅が結晶径に対し3%〜30%に
する。例えばるつぼ5内温度を急激に下降して、上記の
バランスをくずして過冷却度を大きくして準安定な過冷
却領域で結晶径を大きくして少ない円錐部を形成する。
このとき過冷却の状態は、{102}面即ち102面及
びその等価な面で構成される成長稜の太さが、結晶の直
径の約5%になるようにして作成した。このような状態
で直径が所望の大きさ近くに達したとき第2図に示すよ
うな型で発振機の出力をあげて、るつぼ5内の温度をあ
げて、過冷却状態を小さくし、種子結晶、作成結晶から
の熱伝導、熱輻射による熱放散が、融液の固液界面に流
れこむ熱量とが平衡に近い安定な過冷却状態に保たれる
ようにする。このとき固液界面をほぼ液面に対して平行
になるように結晶回転数を15rpmにした。その後、
自動?制叫?置により徐々に温度を下げて一定径の結晶
を作成する。上記のようにして40m7!Lφ×40m
71L1のLiNbO3単結晶を約10時間で作成した
。
肩の部分は1時間半で出来た、円錐部(肩部)の角度は
約71で直径の変動は±0.5m77!であつた。上記
と同じ40φ×401の単結晶を成長稜の太さ1%以下
になるような炉で従来方法で作成した場合肩角度を少な
くとも約30来以上ないと結晶にクラツクが入つたりし
て高品質結晶は得られない。この場合肩部分に約11時
間かかつていたので、本発明方法を用いると肩形成部分
の時間短縮が1/5になつた。以上説明したように本発
明方法によれば製品化工程で不用部分となる。
約71で直径の変動は±0.5m77!であつた。上記
と同じ40φ×401の単結晶を成長稜の太さ1%以下
になるような炉で従来方法で作成した場合肩角度を少な
くとも約30来以上ないと結晶にクラツクが入つたりし
て高品質結晶は得られない。この場合肩部分に約11時
間かかつていたので、本発明方法を用いると肩形成部分
の時間短縮が1/5になつた。以上説明したように本発
明方法によれば製品化工程で不用部分となる。
結晶肩作成に要する時間が従来方法の約1/5になり、
結晶成長に要する時間が大巾に短縮された。さらに製品
化工程で不用部分となる結晶肩部分が殆んどなくなるの
で作成した結晶そのものから製品例えばウエハ一がとれ
るため、高収率になる。
結晶成長に要する時間が大巾に短縮された。さらに製品
化工程で不用部分となる結晶肩部分が殆んどなくなるの
で作成した結晶そのものから製品例えばウエハ一がとれ
るため、高収率になる。
例えば50m77!φ×50m1fL1の結晶では原料
が約1割節約出来ることになる。上記実施例では単結晶
の材料としてLiTaO3、LiNbO3について述べ
たが、この発明の対象はこれに限定されるものではなく
、Li/Taのもとを変たLiTaO3や不純物を添加
したLiTaO3等を当然含むものである。
が約1割節約出来ることになる。上記実施例では単結晶
の材料としてLiTaO3、LiNbO3について述べ
たが、この発明の対象はこれに限定されるものではなく
、Li/Taのもとを変たLiTaO3や不純物を添加
したLiTaO3等を当然含むものである。
又Li/Nbのもとを変えたLiNbO3、不純物を添
加したLiNbO3等を当然含むもので、更に固溶体L
iTa(X)Nb(1−X)03単結晶の場合も含むも
のである。更にLiNbO3、LiTaO3と同型の結
晶系に属し、かつ同じようなイルメナイト型結晶構造を
示す場合、同じような効果が期待されるので、これらも
含むものである。
加したLiNbO3等を当然含むもので、更に固溶体L
iTa(X)Nb(1−X)03単結晶の場合も含むも
のである。更にLiNbO3、LiTaO3と同型の結
晶系に属し、かつ同じようなイルメナイト型結晶構造を
示す場合、同じような効果が期待されるので、これらも
含むものである。
実施例1、2では結晶を引上げながら肩つくりを行つた
が、引上げをとめたまま肩をつくりその後結晶を作成し
ても実施例と同様に肩なし結晶が得られた。
が、引上げをとめたまま肩をつくりその後結晶を作成し
ても実施例と同様に肩なし結晶が得られた。
第1図は従米方法で作成した結晶の外形及び肩部の説明
図、第2図は本発明方法の実施例を説明するための温度
制御用、発振機の出力変化プログラム、第3図は本発明
方法の実施例を説明するための炉内構成図、第4図は本
発明方法により得られた結晶の肩角度と、結晶径に対す
る成長稜の幅とに依存するクラツク有無を示す説明図で
ある。 1・・・・・・アルミナ耐火物、2・・・・・・アルミ
ナるつぼ、3゜゜゛゜゛゜アルミナ円板、4゜゜゜″゜
゜バルブアルミナ、5・・・・・・白金ロジュームるつ
ぼ、6・・・・・・熱反射板、7・・・・・・融液、8
・・・・・・ワークコイル、9・・・・・・種子結晶、
10・・・・・・結晶。
図、第2図は本発明方法の実施例を説明するための温度
制御用、発振機の出力変化プログラム、第3図は本発明
方法の実施例を説明するための炉内構成図、第4図は本
発明方法により得られた結晶の肩角度と、結晶径に対す
る成長稜の幅とに依存するクラツク有無を示す説明図で
ある。 1・・・・・・アルミナ耐火物、2・・・・・・アルミ
ナるつぼ、3゜゜゛゜゛゜アルミナ円板、4゜゜゜″゜
゜バルブアルミナ、5・・・・・・白金ロジュームるつ
ぼ、6・・・・・・熱反射板、7・・・・・・融液、8
・・・・・・ワークコイル、9・・・・・・種子結晶、
10・・・・・・結晶。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 引上げ法によつて溶融液から酸化物圧電体単結晶を
成長させる際し、{10@2@}面に形成させる成長稜
の幅が結晶径の3%〜30%になるように成長させるこ
とを特徴とする酸化物圧電体単結晶の製造方法。 2 成長稜の幅が結晶径の3%〜30%になるように成
長させる手段は過冷却状態での成長であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の酸化物圧電体単結晶の
製造方法。 3 酸化物圧電体単結晶はLiTaO_3単結晶である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の酸化物圧
電体単結晶の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52103193A JPS597674B2 (ja) | 1977-08-30 | 1977-08-30 | 酸化物圧電体単結晶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52103193A JPS597674B2 (ja) | 1977-08-30 | 1977-08-30 | 酸化物圧電体単結晶の製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP221586A Division JPS61266395A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 酸化物圧電体単結晶の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5437298A JPS5437298A (en) | 1979-03-19 |
| JPS597674B2 true JPS597674B2 (ja) | 1984-02-20 |
Family
ID=14347669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52103193A Expired JPS597674B2 (ja) | 1977-08-30 | 1977-08-30 | 酸化物圧電体単結晶の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS597674B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6123283U (ja) * | 1984-07-17 | 1986-02-12 | 株式会社ピ−エフユ− | 表面実装型コネクタ |
| JP7310347B2 (ja) * | 2019-06-18 | 2023-07-19 | 住友金属鉱山株式会社 | ニオブ酸リチウム単結晶の育成方法 |
-
1977
- 1977-08-30 JP JP52103193A patent/JPS597674B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5437298A (en) | 1979-03-19 |
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