JPS598489B2 - 航空機用のケ−ブル切断装置 - Google Patents

航空機用のケ−ブル切断装置

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JPS598489B2
JPS598489B2 JP54159046A JP15904679A JPS598489B2 JP S598489 B2 JPS598489 B2 JP S598489B2 JP 54159046 A JP54159046 A JP 54159046A JP 15904679 A JP15904679 A JP 15904679A JP S598489 B2 JPS598489 B2 JP S598489B2
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00—Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/006—Safety devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Scissors And Nippers (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
  • Shearing Machines (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は航空機のためのケーブル切断装置に関し、特に
、ヘリコプターの主ローターおよび関連リンク機構をケ
ーブルの衝突から保護するためのケーブル切断装置に関
するものである。
経験によると、ケーブルが衝突する場合、その80%は
機首に衝突する。
普通、ケーブルは風防ガラスに沿って上方へ滑り、機外
の温度ゲージに接触し、次でFMアンテナの根元に接触
する。
それでもケーブルが切れない場合は、更に進んでロータ
ーマストに接触しヘリコプターは操縦不能におちいる。
従って、ローターマストおよび関連の操縦用リンク機構
の露出部分を保護し、ヘリコプターの安全性を増すため
の適当な保護装置を提供することが問題となる。
幾つかのケーブル切断装置の研究と試験が行われたが、
重量が太ぎ過ぎる、構造が複雑、コストが高い等の種々
の理由で、不適当であることがわかった。
今日までに調査研究された方法には、爆発起動式の機械
的切断装置、電気的な切断装置、線形爆薬切断装置等を
使用するものが含まれている。
線形爆薬切断装置は、爆薬の爆発エネルギーを狭い開口
から高速で切断すべぎ対象物に当てるものである。
゛従来研究されたもう1つのアイデアは、ケーブルの衝
突時、ケーブルは先づ機首先端の下側に係合するものと
仮定して、ケーブルを下方へ案内しヘリコプターから外
すことができる鋼管製の複雑な構造の案内装置を用0る
ことであった。
ケーブルがもし機首の上側に係合すると、ナイフエッジ
K沿って土方へ案内されV形の切断装置の中へ入る。
1対の切断刃は互に約45°の角度に配置されている。
この切断機構は、機首の上側にケーブルが係合した場合
しか能力を有しないが、機首の下側に係合するケーブル
は殆どどの寸法のケーブルでも機体からそらせる能力を
有している。
従って、この装置は先端の高さを高い位置に置くもので
、設計上許される限りスキツドの上方のなるべく高い位
置に置くのが望ましい。
そうすれば、ケーブルを上側の切断装置へ案内するより
も機体の下側へそらせる能力を最大限に与えることかで
ぎる。
切断装置は、1.5 8 5ポンド(522Kg)以上
の荷重を処理することばでぎなかった。
上述の装置は約100ポンド( 4 5.5〜)の重量
を有し、それだけペイロード又は燃料を犠牲にするばか
りでなく、航空機の性能を悪くすることがわかった。
又、この装置により生じる振動数は、パイロットに不快
なものであり、又、航空機の疲労寿命に大ぎな影響があ
る。
更に、この装置のため、機内のどの座度も視界が悪くな
る。
従って、本発明の目的は、ヘリコプターの主ローターマ
ストおよびその関連操縦リンク機構の露出部分にケーブ
ルが衝突するのを防止する適当な防護装置を提供するこ
とにある。
本発明の今一?の目的は、比較的メンテナンスフリーで
、軽量で、邪魔にならず、コストの安い上記防護装置を
提供するにある。
本発明の、航空機用、特にヘリコプター用のケーブル切
断装置は、張力を受けているケーブルを切断する装置で
あって、一対の固定された協働する切断刃を有し、該一
対の切断刃は互に、楔状の機械的倍力効果を生じる角度
で延在し、ケーブルが同時に両切断刃に係合し両切断刃
の間を両切断刃の接続点の方へ進む際に両切断刃がケー
ブルに対し摺動し、ケーブルが上記両切断刃と同時に係
合する位置から両切断刃の接続点までの垂直距離は、該
ケーブルが上記接続点に達する前に、該ケーブルが少く
とも或程度の切込みを受け張力により切断するのに充分
な距離であることを特徴とする。
本発明の装置はケーブル切断にヘリコプターの運動エネ
ルギーしか用いないことに注意されたい。
上述の協働する切断刃の機械的な効果は、切断力を増倍
させるものである。
即ち、ケーブルが衝突時に受ける衝撃力の何倍かの切断
力が生じるのである。
好ましい実施例では、両切断刃は同一平面内にあり、そ
の断面形は頂角が45〜75°の二等辺三角形であり、
両切断刃は互に収斂して頂角が5〜10°の二等辺三角
形の二等辺を形成し、該二等辺の前端は該二等辺三角形
の底辺の両端であり、該三角形の高さが2〜4インチ(
50.8〜1 0 1.6wig)である。
以下図面を参照しつつ本発明の実施例を詳細に説明する
。
図示のケーブル切断装置は、一対の固定の協働するケー
ブル切断刃10,12を有し、該切断刃は、ケーブル1
4が係合し両刃の間を両刃の接続点の方へ進む際にケー
ブル14に対し相対的に摺動するように適当な角度で配
置されている。
両刃10,12は同一平面内にあるのが好ましい。
両刃が同一平面内になげれば、大きいストレスが生じ、
そのため航空機の構造体に破損を生じるという問題が起
る可能性がある。
両刃10,12の接続点には円形の切欠き18を応力軽
減のため設けることができる。
第2図の実施例では、あご部材16はAISI8620
その他の耐磨耗性、強度、および安定性の良好な組合せ
を有し、所要の硬度を備えるよう表面硬化させることが
できる適当な合金鋼で作られている。
本実施例の場合、切断刃のみを在来の方法で滲炭焼入れ
し、所要の硬度、即ちロツクウエル硬度約56〜62R
cとする。
あご部材が脆くなるのを避けるため、あご部材全体を硬
化させないことが重要である。
第2図の実施例では、切断刃10,12を単一の一体的
なあご部材16に機械加工で形成するのが便利である。
代替的に、第3図に示すように、切断刃10,12を別
個の部材として作り、あご部材16に機械的に取りつけ
ることができる。
第3図実施例では、あご部材は、接着および機械的ファ
スナーにより組立てられた3個の部材から成る組立体で
あり、適当な高強度の軽金属材料、例えばアルミニウム
又はアルミニウム合金(7 0 7 5−T6が好まし
い)で作られている。
第4図からわかるように、中心部材16Aと側面部材1
6B,16Cとを組立てると、切断刃12,10を一体
的に有する刃板9,11を受入れる溝が形成されるよう
になっている。
中心部材16Aの上側部分は、ケーブル案内素子として
作用する。
中心部材16Aは約9.511 ( 3/8インチ)の
厚さを有し、側面部材16B,16Cは約6.4朋(l
/4インチ)の厚さを有するのが便利である。
刃板9,11はアトラス゛:スチール・カンパニーのク
ロモロイ(Cromoloy)R(A2)tの他の適当
な工具鋼で作り、前述のように所要硬度に熱処理する。
次に刃板9,11をあごの側面部材1 6B , 1
6Cの間に機械的ファスナーで取付ける。
刃板が別個の部材であるこの形式のものは、切断刃を交
換することが容易である。
第4図を見ると、切断刃10,12は断面が三角形で、
その側辺15,17のなす角は約60°±15°である
。
この形状、材料の、収斂平面、即ち頂角を二等分する線
を含む平面の両側に対称的に配置された収斂する1対の
刃により生じる僕式切断作用は、現在、電力会社、電話
会社および軍で多く使用されているケーブルを切断する
のに必要な「鋭利さ」と強度との最も望ましい組合せを
与えるものと考えられる。
ケーブルとの衝突は、普通、田舎での地上すれすれの低
高度飛行中に起るから、そのような地方によく用いられ
ているケーブルを良くしらべることが先づ決定された。
表1に、関連ケーブルのリストを示す。
この資料はマニトバ電力会社およびマニトハ電話会社か
ら提供されたものでカナダにおける代表的なものと考え
られる。
表1から容易にわかるように、「ダウン・ガン」を除く
と、直径9.7龍(0.38インチ)の鋼の、7本撚り
線ケーブルで、約5トン(11.100ポンド)の破壊
引張強度(U.T.S)を有するもの(例えば「10M
キャリャー」)を切断するように設計されている場合、
風防から屋根に到る間の保護、切断装置により、略水平
に張られたケーブルに対する正面衝突を処理しなければ
ならない。
以下、本発明の図示実施例の基本的な設計思想を説明す
る。
2つの協働する切断刃10,12が二等辺三角形の二辺
を形成し、該三角形の底辺は両切断刃の最も広い間隔で
形成されているものと考える。
この底辺の長さはIOMの「対象ケーブル」の直径即ち
0.37インチ(9.4+g)から決めるのが好ましい
。
底辺と頂点との垂直距離即ち三角形の高さは約3インチ
(76.zmm)が好ましく、これは機械的な効果と利
用可能な効果との妥協されたものである。
機械的な効果は、手記の三角形の高さを底辺の長さて餘
した値として計算することができる。
摺動摩擦は切断刃が鋭く、表面が滑らかに仕上げられて
おり、硬度が高いから、無視してよい。
第2図および第3図に示すものは、上述の三角形の底辺
が0.37インチ(9.4mm)で、高さが約3インチ
( 7 6.211m )である。
その機械的効果は8:1即ち100ポンド(45.5K
ク)の衝撃力に対し切断力は約800ポンド(364K
y)となる。
この三角形の頂角は約7度である。
この角度を小さくして切断効率を増すには切断装置の長
さを大ぎくするか、又は対象ケーブルの直径を小さくす
ることが必要である。
実用上、頂角θは5〜10°の範囲と考えられる。
頂角を10度とすると、三角形の高さは約2インチ(5
0J3tR)であり、機械的効果は約5.4:1となる
。
頂角を5度とすると、三角形の高さは約4インチ( 1
0 1.6mW)、機械的効果は約1 o.s :
1である。
切断装置の効率は、切断作用の速度によってぎまる。
即ち、ケーブルの撚線は急速に切断するが、普通の張力
で切断する程度まで切込みを入れることが必要である。
急速に切断しなければ、張力荷重が航空機の構造を破損
する程度に太ぎくなる。
従って、強いケーブルを切断するには、切断刃の「機械
的倍力効果」が極めて重要である。
ケーブルは自重のたみ通常の状態でも張力がかかつてい
るが、ヘリコプターに衝突すると、さらにそのための張
力が加わる。
従って、航空機の構造体が破損する前にケーブルを切断
するようケーブルを急速に切断しケーブルが切断すると
ぎの張力荷重を充分小さくしなければならない。
切断効率即ち荷重対時間の比をしらべるために、切断装
置に幾つかのストレイン・ゲージを取りつけた。
第2図および第3図に示すように、切断刃10,12は
三角形の頂点の反対側へ更に延長し、発散する延長部I
Da , 1 2aを形成し、直径1.5インチ(
3 9.1Ijl )以下の太い、多導線電話ケーブル
を切断し得るようにする。
これらのケーブルは比較的弱い材料で作られており、延
長部10a,12aにより切断し得るものである。
延長部10a,’12aの間の角度は切断刃10,12
0間の角度より著しく大きく、第3図に示すもので65
°である。
この延長部10a,12aは、細い、強いケーブルを狭
い切断力の大ぎな切断刃10,12の間に案内する機能
を有している。
切断刃延長部10a,12aは、寸法が小さいか、又は
構造的に弱い(例えば鋼又はアルミニウム撚a)を有し
、僕式の切断作用を必要とせず、単一の刃縁に短時間摺
動接触するだけで切断されるようなケーブルを切断する
機能も有している。
通常、風防ガラス又は主ローター軸に衝突するケーブル
を切断するため、ケーブル切断刃10,12と係合させ
るよう、該ケーブルを案内するケーブル案内手段が設け
られている。
ケーブル案内手段は、第1および第2のケーブル案内部
材から成り、第1案内部材は、単一部品のU字形チャン
ネルに押出型材(アルミニウム製が便利)であるケーブ
ル案内素子22を有している。
この案内素子は、風防ガラスの下の既存のコックピット
構造体に連結し、風防ガラスの形状に沿う風防ガラス中
央ポスト支持構造体に締具で取り付ける。
案内素子は、ヘリコプターの屋根に沿って湾曲し適当な
構造体の位置で終っている。
ケーブル案内素子22は磨損縁又は切断刃縁を有しても
よい。
磨損縁は、U字形チャンネルに機械的締付具で取付けた
細かい焼入れした細かいのこぎり歯を有する帯のこ24
により形成することができる。
帯のこけ米国特許第3.3 1 5.5 4 8号に記
載されているインペリアル・バイメタルRの帯のとが好
ましい。
帯のこけ通常の切断作用が上方へuIJち後方へ行われ
るように配置されている。
第3図の実施例では、第2図の実施例より、帯のこ24
が切断刃12へ滑らかに移行している′。
もつとも、後述の実験では、第2図の実施例でも問題は
生じない。
第1ケーブル案内部材は、風防ガラスの弱(・中央ポス
トを保護し、又、切断刃の中にケーブルを案内してその
間に、即ち、切断刃10,12の間に入る前に、ケーブ
ルにできるだけ多くの傷を与えるのに役立っている。
実際、後述の実験では、比較的弱いケーブルには、帯の
と24に接触するだけで切断したものがある。
第2のケーブル案内部材は、第2図に示すように在来の
方法であご部材16に機械的締具を用いて固定されたケ
ーブル案内素子20である。
第3図の実施例では、案内素子20はあご部材16Aの
中央部品と一体のものである。
案内素子20はあご部材16,16Aから上方へ延びヘ
リコプターの屋根の平面に対し略直角である。
案内素子20は前縁のケーブル案内縁26は、鋭利な縁
かケーブルに損傷を与えるように処理された縁であり、
水平に対し45°の角度を有し、ヘリコプターの屋根と
主ローター・ディスクとの間に入るケーブルに接触する
だけの充分な高さを屋根の土に有し、ケーブルを案内し
て切断刃10,12と係合させる。
第3図では、案内縁26はのこぎり歯を有し、在来の機
械的締付方法で案内素子20に固定されている。
この実施例では、のこぎり歯は、上向きに切断作用を行
うよう配置され、ヘリコプターが下降する時、例えば、
ケーブルを避けようとして下降したとき、ケーブルは縁
26上を上方へ動き、ケーブルに対しでぎるだけ多くの
損傷を与えるようになされている。
ケーブル案内縁26からケーブル切断刃10への移行は
滑らかである。
第2図実施例の案内素子20は強度の大ぎいアルミニウ
ムで作るのが便利である。
そして、あご部材16Aと同一の材料を用いるのが便利
である。
第1図に示すように、案内素子20を支持するため、支
持板(図示せず)がヘリコプターの屋根に固定され、支
持ストラット39が素子20に対し約30′″の角度で
素子20と支持板とを連結している。
ストラット29としては、直径3/8インチ(約9.5
1m)のステンレススチールの管カ適当である。
支持ストラット39は、ケーブルが切断刃10.12の
間に入るのを邪魔しない位置になければならないことは
云うまでもない。
特に第3図に見られるように、案内素子22はケーブル
切断装置に(この場合はあご部材16に)固定されて℃
・る。
従って、案内素子22はケーブル切断装置を支持するた
めにも役立ち、切断装置に作用するする荷重が案内素子
22を介して大ぎな構造体に伝達される。
これは、風防ガラスの上部の構造が丈夫でないヘリコプ
ターの場合、非常に重要である。
この部分は強度の小さい薄い金属板で作られ、補強材を
付加することが困難な場合に、実際そうであることが多
い。
この実施例では、比較的強度の大きい素子22をあご1
6にしっかりと締着けることにより支持、荷重伝達およ
びエネルギー吸収が行われるから、上述の問題が効果的
に解決される。
これは、素子20の上部にケーブルが衝突し、該素子に
加わる力により該素子とヘリコプターとの間の締具にて
こ作用で大ぎな力が加わる場合には特に重要である。
切断装置と案内装置との全重量は第2図、第3図いづれ
の実施例でも、約8ポンド(3−6Ky)である。
再び第3図を見ると、この実施例では、切断刃の前方延
長部10a,12aは、互に大ぎな角度で前方へ拡がり
、直径の大きなケーブルを受入れ切断刃10,120間
にケーブルが入り易いようにするものである。
実験によれば、第2図の実施例を用いた場合、ケーブル
は切断する迄に、切断面26にならってのこぎりでひく
時のように上下に動く傾向がある。
第3図の実施例はこの現象を防止するように設計された
ものもある。
もし上述の現象が高強度の10Mケーブルで起ると、構
造体の破損が生じるおそれがある。
案内素子20は横方向の安定性を増すために切削加工で
作られたリプ35(輛2図)で補強してもよい。
しかし、後述の実験において、IOMのストレンゲージ
によれば、この補強は必要でないことが示された。
案内素子20の水平との角度45°は一つの妥協である
。
作用の目的上は、素子20はもつと小さな角度、即ち約
30゜で配置するのが理想的である。
しかし、そうすると、ローターマストの保護角を同じに
するには案内素子の長さを長くしなければならない。
長い案内素子20を支持することは困難であり、そのた
めの重量の増大は許容でぎない。
又、飛行中、ローターブレードが下に傾いても素子20
の上端に衝突するのを防止するため、ヘリコプターの型
式に従って素子の形状を調節しなければならなくなる。
ローターブレードが案内素子20に衝突しないようにし
なければならないから、ローターマストを保護できない
隙間がいくらか生じる。
この保護されない隙間の大ぎさは案内素子20が前方へ
移動すると増大することがわかった。
本発明のケーブル切断装置は、先づ90ポンド(41K
f)の静止荷重を用いる落下試験で試験した。
この試験によれば、直径0.38インチ(9.7趨)、
7鋼撚線、引張強度11.1000ポンド(5.0 5
5K9)のIOMキャリャーケーブルは、3.0 0
0ポンド( 1.3 6 4Kg)のヘリコプターを
前進速度約冫ノットで衝突させ、切断装置をケーブルに
対し約90°で接近させることにより切断することがで
きる。
カメダの軍用へυコプターCH136に特に用いるため
の、切断装置および案内装置の最も適当な寸法、形状お
よび構造を調べるために実際の条件と同様な条件でケー
ブル衝突試験が行われた。
この実験では、切断装置/案内装置を取りつけたヘリコ
プターCH136のケビン部を試験用車両であるトラッ
クの荷台に適当に固定した。
この試験用車両を、略水平に張られたワイヤーの下を走
らせ、切断装置/案内装置の・能力とヘリコプター胴体
の構造強度を測定した。
試験用車両 CH136型ヘリコプター(機体一連番号136266
)(カテゴリーrAJの破損ヘリコプター)から取った
。
ケビン部に試験用切断装置/案内装置を取りつけ、適当
な鋼製構造物を用いて、ヘリコプターの降着装置の取付
金具および主ビームを介して3トンのプラットテッキ・
トラックに固定した。
IL一」虱 ワイヤーの衝突荷重の測定にはストレンゲージを用いた
。
ハイスピードカメラを用いて、ワイヤーの案内、係合、
および切断後の各作用段階のワイヤーの状態を記録した
。
実験によれば、ケーブルは全て、本発明の切断装置組立
体(第2図実施例)に接触後まもなく切断する。
引張強度の比較的低いケーブルには、上側および下側の
案内装置により切断されたものがある(表■、試験番号
16,17t20,21,22)。
IOMケーブル(試験番号7)やShrike6420
ポンド(2914Kg)引張強度ケーヱ゜ル(試験番号
8,9.12)を含む全てのケーブルが切断装置に達す
ると速かに切断した。
多数本のケーブルも、切断装置により迅速、効率的に処
理された(試験番号13,14,19,23,25)多
数本のケーブルは順次切断されることが試験により明確
にされた。
切断効率について、第5図を参照すると、ストレインゲ
ージ50の読みのグラフが示されている,ストレインゲ
ージ50はあご部材16の背面、即ち、切断時に最も大
きい応力が生じる場所に貼られている。
グラフからわかるように、ケーブル(IOMケーブル、
試験番号7、表■参照)が切断刃に係合した時、あご部
材16の応力は、8700Psi ( 6 0 9Kg
/cM)の圧縮応力から2100P 81 ( 1 4
7 Kg/(117 )の引張応力の範囲で変化する
。
これは、応力が比較的小さいことを示し、ヘリコプター
の機体に大ぎな荷重を生じることなく効率的な切断作用
が行われることがわかる。
この試験で、応力の生じている切断時間は0.28秒で
あって、このことからも切断作用が効率的であることが
確められる。
案内装置、ストラット、および機体補強部材に取りつけ
たストレンゲージは4.0 0 0 Psi ( 2
8 0 Kg/crA)の圧縮応力から9.0 0 0
Psi ( 6 3 0Ky,/c4)の引張応力の
範囲内で、充分使用材料の強度範囲内である。
第1図を参照して作用を説明すると、ヘリコプターの機
首先端32より上で機首に衝突したケーブルは機首に沿
って上に動きケーブル案内素子22に接触し、次にケー
ブル切断刃を支持するあご部材16に係合する。
ゲーブル切断装置と主ローター軸上端との間に入るケー
ブルは第2の案内素子20に衝突し、あご部材16と係
合するよう案内され、その結果、切断刃と係合する。
強度の小さい、直径の小さいケーブルは、試験によれば
あご部材16に入る前に素子22,20でそれぞれ担持
された磨擦縁24,26と接触した時に切断することが
多い。
同様な切断装置をヘリコプターの下側に設け、ケーブル
が機首先端の下側に衝突した時の危険を防止する。
第6図に詳しく示すように、第3図と同様なケーブル切
断装置をヘリコプターの機首51の下面に機械的締具で
固定し、スキツド(図示せず)にケーブルが衝突するの
を防止する。
案内装置20は少し幅が小さく、形状、寸法はその位置
に適するよう変更されている。
又、ケーブル切断刃12は延長部12aを有し、ケーブ
ルに衝突する縁26又は10aが容易にケーブルを案内
して切断刃10,12と係合させ得るようになされてい
る。
この切断装置および案内装置の総重量は約5〜6ポンド
(2.3〜2.8V4)である。
適当なゴム材料の薄い保護膜で切断装置の鋭い刃縁に被
覆し、人を傷つける危険を防止することができる。
この被覆は、在来め技術、例えばモールド、スプレー、
はけ塗り等で行うことかでぎる。
ゴムの薄膜は航空燃料、オイル、水に耐え、耐久性がな
げればならない。
適当な材料としては、プナN合成ゴムやポリサルファイ
ドのコーティングコンパウンドがある。
この被覆は、圧力を受けると直ちに破れて鋭い切断刃面
を露出するが誤って触れた場合は、人体を傷つけるのを
防止することかでぎる。
以上の説明はシングルローター型のヘリコプターに関し
て行われたが、本発明はツインローター型のヘリコプタ
ー、例えばカナダの軍用ヘリコプターCH−147、C
H−113A等に用いて前後の2つのローターと降着装
置とを全て保護するようにすることができる。
又、本発明の装置は、固定翼航空機の垂直尾翼その他の
部分を保護するために用いることかでぎる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例であるケーブル切断装置を取
りつげたCH136型ヘリコプターの前部を一部断面で
示す側面図、第2図は本発明の一つの実施例の切断装置
を示す側面図、第3図は本発明の別の実施例の切断装置
を示す側面図、第4図は、第3図のA−A視断面図、第
5図は、第2図の切断装置の試験で得られた典型的なス
トレインゲージの読みを示すグラフ,第6図は、航空機
の下面に取りつけるようにした本発明の切断装置を示す
側面図。 10,12・・・・・・切断刃、14・・・・・・ケー
ブル、16・・・・・・あご部材、10a,12a・・
・・・・切断刃延長部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 張力を受けているケーブルを切断する航空機用のケ
    ーブル切断装置において、一対の固定された協働する切
    断刃を有し、該一対の切断刃は互に、僕状の機械的倍力
    効果を生じる角度で延在し、ケーブルが同時に両切断刃
    に係合し両切断刃の間を両切断刃の接続点の方へ進む際
    に両切断刃がケーブルに対し摺動し、ケーブルが上記両
    切断刃と同時に係合する位置から両切断刃の接続点まで
    の垂直距離は、該ケーブルが上記接続点に達する前に、
    該ケーブルが少くとも成程度の切込みを受け張力により
    切断するのに充分な距離であることを特徴とするケーブ
    ル切断装置。 2 特許請求の範囲第1項のケーブル切断装置において
    、上記両切断刃が同一の平面内にあるケーブル切断装置
    。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項のケーブル切断装
    置において、切断刃の断面は頂角が45〜77°の二等
    辺三角形であるケーブル切断装置。 4 特許請求の範囲第1〜3項のいづれか1項のケーブ
    ル切断装置において、両切断刃は頂角が5〜10°の三
    角形の二等辺を形成するように延在し、両切断刃の前端
    が該三角形の底辺の両端となり、上記の垂直距離が2〜
    4インチ( 5 0.8〜101.6mm )であるケ
    ーブル切断装置。 5 特許請求の範囲第4項のケーブル切断装置において
    、上記頂角が7°、上記底辺の長さが約0.37インチ
    (9,,l+i)、上記垂直距離が約3インチ(76。 2朋)であるケーブル切断装置。6 特許請求の範囲第
    1〜5のいづれか1項のケーブル切断装置において、上
    記切断刃はロツクウエル硬度56〜62Rcに熱処理さ
    れた適当な合金鋼で作られているケーブル切断装置。 γ 特許請求の範囲第1〜6項のいづれか1項のケーブ
    ル切断装置において、両切断刃は頂点の反対側に延長部
    を有し、該延長部の少くとも片方は他方から末ひろがり
    に拡開し、直径の大ぎなケーブルを受入れ易くなされて
    いるケーブル切断装置。 8,特許請求の範囲第4項のケーブル切断装置において
    、上記三角形の頂点が応力軽減のため円形切欠きを有し
    ているケーブル切断装置。 9 特許請求の範囲第1〜8項のいづれか1項のケーブ
    ル切断装置において、上記両切断刃があご部材と一体の
    部分であるケーブル切断装置。 10 特許請求の範囲第1〜9項のいづれか1項のケ
    ーブル切断装置において、両切断刃はあご部材に機械的
    締具で固定された2つの別々の切断素子に設けられ、上
    記あご部材は適当な高強度、軽重量の材料で作られてい
    るケーブル切断装置。
JP54159046A 1978-12-07 1979-12-07 航空機用のケ−ブル切断装置 Expired JPS598489B2 (ja)

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IT (1) IT1125888B (ja)
MY (1) MY8500680A (ja)
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