JPS598812Y2 - 塗装鋼板の形状修正装置 - Google Patents

塗装鋼板の形状修正装置

Info

Publication number
JPS598812Y2
JPS598812Y2 JP1981012467U JP1246781U JPS598812Y2 JP S598812 Y2 JPS598812 Y2 JP S598812Y2 JP 1981012467 U JP1981012467 U JP 1981012467U JP 1246781 U JP1246781 U JP 1246781U JP S598812 Y2 JPS598812 Y2 JP S598812Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel plate
roll
shape
crown
work roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981012467U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57127321U (ja
Inventor
豪臣 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yodogawa Steel Works Ltd
Original Assignee
Yodogawa Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yodogawa Steel Works Ltd filed Critical Yodogawa Steel Works Ltd
Priority to JP1981012467U priority Critical patent/JPS598812Y2/ja
Publication of JPS57127321U publication Critical patent/JPS57127321U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS598812Y2 publication Critical patent/JPS598812Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 一般に、圧延された鋼板及び鍍金された鋼板等の塗装原
板を所定の前処理を施した上で、塗装更に焼付処理して
得られた塗装鋼板においては、原板の形状が不良である
場合は勿論のこと、塗装前に調質圧延しておいた場合に
も、焼付工程で一定時間高温下に保持されることから、
調質効果が消失してしまっていたり、各工程における通
板状況如何でいわゆる中のびや耳のび等の形状変形が発
生している虞れがあり、形状が適正でないことが多い。
したがって、近年、焼付工程を経過した後において塗装
鋼板の形状修正を行うことが提案されているが、本考案
は、このように塗装、焼付処理済の鋼板の形状修正を行
うための塗装鋼板の形状修正装置に関するものである。
一般には、塗装鋼板を、これに適宜の張力付与機構でも
って所定の長手方向張力を付与させながら、その通板経
路の上下に千鳥状に配設されたワークロール間を通過さ
せることによって、張力と曲げとを同時に与えて形状修
正させることが知られているが、この場合において、ワ
ークロールが張力によって撓むため良好な形状修正が行
われ難いといった問題があった。
そこで、従来の形状修正装置にあっては、第1図に示す
如く、塗装鋼板1の上側に二つの所定のクラウン付のワ
ークロール2,3を配設すると共に、その下側であって
上ワークロール2,3間の位置にバックアップロール5
で支持された小径の下ワークロール4を配設して、上ワ
ークロール2,3が撓んでも、塗装鋼板1に所望の張力
と曲げを与えながら、塗装鋼板1の形状修正を良好に行
いつるよう図っている。
ところが、このような形状修正装置によれば、その材質
、板巾、板厚が同一で、その形状が全く同一の塗装鋼板
1を形状修正する場合には問題はないが、前記したよう
に、現状では、形状が一定していない。
よって、その修正する形状がロールのクラウンに合って
いるものはよいが、合わないものは、低い形状品質にな
ることは妨げられない。
又、塗装鋼板には、材質、板巾、板厚のかわったものが
多数あり、これらがかわると、張力をかえる必要があり
、この張力の大小によりロールの撓み量が異なるが、こ
の悪影響を防止するためには、クラウンの異なったワー
クロールを適当数用意しておき、形状修正を行う塗装鋼
板1の材質、板巾、板厚に応じて前記上ワークロール2
,3を切換えなければならない。
従って、上ワークロール2,3の取換えに伴う操業率の
低下を可及的に防止するために、前記した塗装鋼板の材
質、板巾、板厚、形状等の素材条件が一定の類似範囲に
ある塗装鋼板は、これらを一種類の上ワークロール2,
3でもって形状修正させているのが実状であり、このた
め、どうしても塗装鋼板の形状修正が適正に行われ得な
いといった支障が生じていた。
そこで、本考案者は、先に、ワークロールとして第10
図に示す如きクラウン可変ロール6を用いた形状修正装
置を開発した。
このクラウン可変ロール6は、ロール胴部7を中空の袋
状に形威し、回転自在に支持されたロール軸部8に、適
宜の送油機構(図示せず)に連結された送油路gaを形
威してなり、前記送油機構1こより送油路8aを介して
胴部7内に適宜圧の油を圧入させることによって鎖線で
示す如く胴部7を膨らませて、塗装鋼板を適正に形状修
正すべくクラウンを変更調節できるように構威されてい
る。
このようなクラウン可変ロール6をワークロールとして
用いた形状修正装置によれば、胴部7内に作用させる油
圧を制御させるだけで、ワークロール6のクラウンを、
形状修正しようとする塗装鋼板の素材条件に最適するも
のとすることができ、如何なる素材条件の塗装鋼板をも
、ワークロールを取換えることなく操業率を向上させな
がら、適正に形状修正することができる。
しかしながら、胴部7内に作用させた油圧によって胴部
7を径方向に膨らませ、これによってクラウンを変更調
節させるようにしているから、クラウンを変更させるた
めに胴部7内に作用させる油圧をかなり高圧としておか
なければならず、したがってクラウン変更用の油圧設備
が大形化する欠点があった。
しかも、このような高圧の油を回転している軸部8の送
油部8aへと送油させるため、該送油路8aと送油機構
とを、ロータリジョイント等特別なジョイントによって
連結させておく必要があり、油圧設備が複雑化する欠点
があった。
さらに、胴部7を径方向に膨らませてクラウン変更させ
るため、軸線方向におけるロール径が一定とならず、ロ
ールの周速が軸線方向において異なることとなり、つま
り塗装鋼板の巾方向において、塗装鋼板の長手方向の移
動速度とロールの周速とが一致しない箇所が生じること
になり、したがってこの箇所ではロールと塗装鋼板の塗
装面との間にスリップが生じる。
このように、塗装鋼板の巾方向においてスリップが部分
的に生じると、単に鋼板の形状修正を行う場合にはさほ
ど悪影響を及ぼすことはないが、ロールに接触する表面
が塗装面である塗装鋼板の場合には、塗装面に光沢斑や
傷を生じたり、塗膜と基板との密着性が不均一となった
りする虞れがあり、良品質の塗装鋼板を得ることができ
ない。
このことは、塗装鋼板の形状修正を行う上で湛だ好まし
くないことである。
なお、クラウン付ワークロールを用いた場合にも、ワー
クロールの軸線方向の径が異なるところから、上記した
と同様に部分的なスリップを生じる。
本考案は、上記した点に鑑み、クラウン付ワークロール
を用いた形状修正装置及び第10図に示すクラウン可変
のワークロールを用いた形状修正装置における前記した
諸欠点を何れも解消して、適正に形状修正された良品質
の塗装鋼板を操業率を低下させることなく得ることので
きる、塗装鋼板の形状修正装置を提供するものである。
以下、一実施例を第2〜第5図について説明する。
図において、11は原板を所定の前処理(例えば化戊被
膜処理)した上乾燥させ、さら・に塗装、焼付処理して
得られた塗装鋼板で、焼付工程を経過した後所定温度に
冷却された上、この冷却工程から巻取機等による最終工
程に至る所定の略水平な通板経路12を通過せしめられ
るものである。
そして、13が本考案に係る形状修正装置であって、こ
の実施例のものでは、次のように構威されている。
すなわち、14は通板経路12の適所に設けられた第1
張力付与機構で、適当数の張力付与ロール15,15,
・・・からなり、16は通板経路12の適所であって第
1張力付与機構14から通板方向(矢印方向)へ所定量
離間した位置に配設された第2張力付与機構で、第1張
力付与機構14と同様に適当数の張力付与ロール17,
17・・・からなり、塗装鋼板11が各張力付与ロール
15及び17を側面視で蛇行状に経過せしめられている
。
したがって、この第1及び第2張力付与機構14.16
によって、両張力付与機構14.16間を通過する塗装
鋼板11にはその材質、板巾、板厚に応じて所望の長手
方向張力が付与されるようになされている。
また、18は両張力付与機構14.16間の通板経路1
2部分の適所であって第2張力付与機構16寄りの位置
に配設された形状修正機構で、塗装鋼板11の上下位置
に各々配設された、塗装鋼板11の巾方向に沿う二つの
上ワークロール19.20及び一つの下ワークロール2
1とからなる。
両上ワークロール19.20は、同径のものとされてい
て、上下方向位置を同一とし且つ互に近接状に配置され
たものであり、特にクラウンを変更調節可能なクラウン
可変ロールに構或されたものである。
すなわち、一方の上ワークロール20は、円筒状のシエ
ル22にその内径より適当量小径の固定状のシャフト2
3を同心的に挿通させた状態で、シエル22の両端部を
シャフト23にシエル22が自由に曲るように回転自在
に且つ軸線方向移動不能に支持24.24させると共に
、シャフト23の両端部を機粋に固定支持25.25さ
せて、シエル22の内周面とシャフト23の外周面との
間に円筒状の中間室26を形或し、該中間室26の適所
であってこれを周方向において上下略二等分する部位に
、中間室26をワークロール20の軸線方向に沿って遮
蔽シールしうる一対のサイドシール27 , 27を配
設して、該サイ・ドシール27,27でもって中間室2
6を略半円筒状の上下2室に区画し、さらに塗装鋼板1
1に対向する側の中間室部分つまり下位の中間室26部
分の軸線方向両端部位に、これを遮蔽シールしうる一対
のエンドシール28,28を配設して、前記下位の中間
室26部分を、各シール27.28でもってシエル22
の回転に拘わらず密封シールし、シャフト23に、適宜
の送油機構(図示せず)に連結された下位の中間室26
部分へと連通ずる適当数の送油路29.29を形設して
、前記下位の中間室26部分を、前記送油機構により適
宜圧の油が圧入される加圧室26 aに構或してなるも
のである。
なお、各シール27.28は、加圧室26 aに作用す
る油圧の高低に応じて適正なシールカが維持されるよう
、シール力が増減調節されるものである。
また、送油路29と送油機構との連結は、該送油路29
が固定状のシャフト23に形成されているから、第10
図に示すクラウン可変ロール6における如くロータリジ
ョイント等特別のジョイントを用いることなく、一般的
なジョイントにより簡便に行うことができること勿論で
ある。
また、他方の上ワークロール19も、その詳細は省略す
るが、前記上ワークロール20と同一構造に構或されて
いるものである。
したがって、上ワークロール19.20は、各々、加圧
室26 aに作用させる油圧を調節することによって、
加圧室26 aに対向するシェル22部分つまり塗装鋼
板11を形状修正すべく作用するシェル22部分の変形
量を調節できるようになされている。
すなわち、加圧室26 Hの油圧の調節によって、両上
ワークロール19.20の各クラウンを適宜に変更調節
できるのである。
また、下ワークロール21は、上ワークロール19.2
0よりも適当量小径にし、通板中の塗装鋼板に曲げ変形
を与えるように構威されている。
すなわち、下ワークロール21は、適宜の昇降機構(図
示せず)により所定量昇降変位せしめられる昇降ベッド
30に回転自在に支持31.31されていて、該昇降ベ
ッド30を昇降させることによって、通板方向において
両上ワークロール19.20間中央位に位置され且つ上
下方向においてその上面が上ワークロール19.20の
下面よりも適当量上位に位置された状態で、最上昇位置
(第3図実線位置)と最下降位置(同図鎖線位置)とに
亘って昇降変位調節されるようになされている。
したがって、下ワークロール21の上面が常時上ワーク
ロール19.20の下面よりも適当量上位に位置されて
いることから、塗装鋼板11がワークロール19.21
更に20を波形状態で通過せしめられるようになってお
り、さらに下ワークロール21の位置を昇降調節すると
、下ワークロール21によって与えられる塗装鋼板11
の曲げ量が増減調節されることは勿論のこと、必然的に
、各上ワークロール19.20によって与えられる塗装
鋼板11の曲げ量も増減調節されるようになっている。
なお、下ワークロール21は、第5図に示す如く、昇降
ベッド30上に立設せる多数の支持体32,32・・・
でもって回転自在に支持された、多数のワークロール支
持部を一定間隔を隔てて並列一体化してなる一対のバッ
クアップロール34 ,34でもって、転接支持されて
おり、形状修正時において撓む虞れがないよう工夫され
ている。
また、35は上ワークロール19の前方近傍位であって
塗装鋼板11の下側に配設された調節ロールで、この調
節ロール35は、前記下ワークロール21と協働して上
ワークロール19に対する塗装鋼板11の接触量を一定
以上に確保させておくためのものであり、前記昇降ベッ
ド30同様に構或された昇降ベッド(図示せず)に回転
自在に支持されていて、最上昇位置(第3図実線位置)
と最下降位置(同図鎖線位置)とに亘って昇降変位調節
されるようになされている。
なお、39は一対のバックアップロール40 ,40で
もって転接支持された案内ロールである。
次に、作用を上記実施例について説明する。
まず形状修正を行うに際しては、予め、形状修正しよう
とする塗装鋼板11の材質、板巾、板厚に応じて、第1
及び第2張力付与機構14.16を、塗装鋼板11に所
望の張力を付与させるよう調節しておくことは勿論のこ
と、下ワークロール21を昇降変位調節して、各ワーク
ロールによって塗装鋼板11に付与する曲げ量を調節し
ておき、さらに塗装鋼板11に与えられる張力の影響つ
まり塗装鋼板11の反力による撓み量及び塗装鋼板11
の形状を勘案して、上ワークロール19.20の各クラ
ウンを、塗装鋼板11の素材条件に最適するよう変更調
節しておく。
この各クラウンの変更調節は、各加圧室26 aに作用
させる油圧を調節して行う。
このような調節を行った上で、塗装鋼板11を通板させ
ると、塗装鋼板11は、上ワークロール19、下ワーク
ロール21更に上ワークロール20を経過され、この間
において、各ワークロールによって塗装鋼板11の素材
条件に応した最適の張力及び曲げが同時に付与されて、
良好に形状修正されるのである。
この形状修正効果は、第1図に示す従来装置において、
上ワークロール2,3の各クラウンを形状修正される塗
装鋼板1の素材条件に最適なものとした場合と、同様に
奏せられる。
そして、前記塗装鋼板11と素材条件の異なる新たな塗
装鋼板11′の形状修正を行う場合には、この新たな塗
装鋼板11′の素材条件に応じて上ワークロール19.
20の各クラウンを最適なものに変更しておき、また必
要に応じて下ワークロール21の位置も変位させておく
。
このようにすれば、前記新たな塗装鋼板11′も前記同
様に良好に形状修正されることは言うまでもない。
ところで、形状修正時においては、塗装鋼板11と各ロ
ールとの接触部分には、ロールと塗装鋼板がスリツプし
ないように、充分な反力と接触量を与え、その摩擦力に
よって、各ロールは塗装鋼板11の通板速度と同一の周
速でもって回転されることになり、したがって各ロール
によって塗装鋼板11の塗装面に傷がつく虞れはない。
特に、前記実施例のように構戊された上ワークロール1
9.20については、シエル22に各シール27 .2
8のシール力に起因してブレーキ力が作用し、このブレ
ーキ力は加圧室26 aを高圧にしてシールカが増大す
る程増大するものであるから、加圧室26 aに高圧を
作用させたときには、ブレーキ力がシエル22と塗装鋼
板11との間に生じる摩擦力よりも大きくなって、シエ
ル22がスリツプして塗装鋼板11の塗装面に傷がつく
虞れがあるが、前記実施例においては、このような不都
合を次のようにして防止している。
すなわち、第2張力付与機構16に近接する上ワークロ
ール20については、第2張力付与機構16と上ワーク
ロール20との上下方向相対位置関係を適宜に上ワーク
ロール20を塗装鋼板が包むように設定しておくことで
、上ワークロール20に対する塗装鋼板11の接触量を
、下ワークロール21の昇降変位に拘わらず前記ブレー
キ力よりも摩擦力の方が適当量大となるように、確保し
てあり、また上ワークロール19については、調節ロー
ル35でもって、上ワークロール19に対する塗装紺板
11の接触量を大にして必要摩擦力を確保してあり、こ
れによって上ワークロール19.20における上記した
不都合の発生を未然に防止しているのである。
特に、調節ロール35は、上記した如き一方の上ワーク
ロール19のスリップ防止効果を奏するだけでなく、下
ワークロール21と協働して、上ワークロール19によ
って塗装鋼板11に付与される曲げ量を増減調節させる
効果も併せて奏しつる。
以上の説明から容易に理解されるように、本考案に従っ
た形状修正装置13によれば、上ワークロール19.2
0の各クラウンを、形状修正しようとする塗装鋼板11
の素材条件に最適なものに変更調節するから、如何なる
素材条件の塗装鋼板11をも極めて良好に形状修正する
ことができ形状品質が向上する。
つまり、冒頭で述べた従来装置(第1図)におけるよう
に、素材条件が一定の類似範囲にある塗装鋼板の全てを
一種類のクラウンでもって形状修正させるのではなく、
塗装鋼板毎にその素材条件に最適するよう変更されたク
ラウンでもって形状修正するものであるから、一つの塗
装鋼板11に対する形状修正効果は極めて良好となるの
である。
しかも、各クラウンの変更調節が、上ワークロール19
.20自体を取換えることなく、各加圧室26 aに作
用させる油圧を調節するだけで極めて簡単に且つ迅速に
行うことができ、クラウンを変更する都度操業を休止さ
せる必要がなく、前記従来装置に比して、操業率が大巾
に向上するのである。
さらに、前記ワークロール19.20は、加圧室26a
内に作用する油圧によって、シエル22を第9図に実線
で示す如く軸線方向に撓ませ、通板時に鎖線のようにな
るようにクラウンを変更調節できるものであるから、ク
ラウンの変更調節に拘わらずロール径は軸線方向におい
て一定であり、軸線方向における周速が一定となって、
塗装鋼板11との間に部分的なスリップを生じる虞れは
ないのである。
したがって塗装面に光沢斑を生じる等の虞れがなく、良
品質の塗装鋼板が得られる。
また、このクラウンの変更量は、加圧室26 3丙に作
用させる油圧の高低に応じて増減されるが、クラウンを
変更させるに必要な油圧は、第10図に示すクラウン可
変ロール6よりも著しく小さくて足りる。
このことは、本考案のクラウン可変ロールが、シ工ルを
軸線方向に撓ませてクラウンを形或する機構となってい
るのに対し、第10図に示すものが、シェルを膨らませ
てクラウンを形戊する機構となっていることに起因する
。
本考案に係る形状修正装置は、前記実施例に限定される
ものではないのであって、例えば形状修正機構18は、
第6図〜第8図に示す如く、種々の構戊としておくこと
ができ、何れの場合も前記実施例同様の効果を奏しうる
。
なお、第6図〜第8図においては、便宜上、前記上ワー
クロール19.20と同様のクラウン可変ロールに構或
されたロールについては斜線を施して示してある。
すなわち、第6図においては、前記実施例と同様に、塗
装鋼板11の上側に二つの上ワークロール41.42を
配置し、その下側に小径の下ワークロール43を配置し
てあるが、一方の上ワークロール42のみをクラウン可
変ロールに構或し、下ワークロール43を前記バックア
ップロール34同様の一つのバックアップロール44で
もって転接支持してある。
第7図においては、上ワークロール45.46及び下ワ
ークロール47の何れも、前記下ワークロール21.4
3よりも大径のクラウン可変ロールでもって構或してあ
る。
前記各実施例において、各下ワークロール21.43を
小径のものとしているのは、塗装鋼板11に付与する曲
げを増加させるためであるが、この点、この実施例では
、塗装鋼板11に付与する曲げは減少することになるが
、全ワークロール45〜47をクラウン可変ロールにし
ているため、塗装鋼板11により強力な張力を与えるこ
とができるから、曲げの減少に拘わらず良好な形状修正
が行われうる。
しかも張力制御がより正確となる。
また、第8図においては、塗装鋼板11の上下に、夫々
一つの上ワークロール48と下ワークロール49を配置
し、両ワークロール48 . 49を何れもクラウン可
変ロールに構或したものであり、この場合にも形状修正
効果は損われることがない。
さらに、この場合において、ワークロール48 ,49
の何れかを小径の通常ロールとし、これを適宜のバック
アップロールで支持させるようにすることもできる。
何れにしても、このようにすれば装置を更に小形化でき
る。
このように、ワークロールの数は任意であり、そのうち
クラウン可変ロールに構成しておくものの数も任意であ
る。
また、塗装鋼板11に付与させる曲げを調節すべく、変
位調節可能とされるワークロールの数も任意であるが、
前記各実施例の場合には、下ワークロールを変位調節可
能としておけば、他の上ワークロールも相対的に変位調
節されることになるので、上ワークロールをも強いて変
位調節可能に構威しておく必要はない。
何れにしても、本考案の形状修正装置によれば、形状修
正を行うためのワークロールのうち少なくとも一つをク
ラウンが変更調節可能なクラウン可変ロールに構或した
から、形状修正しようとする塗装鋼板の素材条件に応じ
てワークロールのクラウンを変更して、如何なる素材条
件の塗装鋼板をも常に最適なクラウンでもって適正に形
状修正させることができ、しかもクラウンを変更させる
ためにワークロール自体を取換える必要がないから、第
1図に示す如くクラウン付のロールを用いた従来の形状
修正装置(以下、「第1従来装置」という)による場合
に比して塗装鋼板の形状品質を向上させると共に、操業
率を大巾に向上させることができる。
このように、本考案の形状修正装置は、第1従来装置に
おいて相反する課題であった最適なクラウンによる形状
修正の適性化及び操業率の向上を何れも解決した極めて
実用的価値大なるものである。
しかも、クラウンの異なるロールを多く準備しておく必
要がないから、設備費が減少し、在庫管理が容易となる
。
また、本考案の形状修正装置にあっては、クラウン可変
ロールを、固定状のシャフトとこれに回転自在に外嵌支
持させた円筒状のシェルとの対向周面間に形戊した環状
の中間室を周方向において上下に区画して、一方の中間
室部分たる加圧室内に、シャフトに形戒せる送油路から
適宜圧の油を圧入させることによって、・シェルを撓ま
せてクラウンを変更調節しうるように構威してあるから
、クラウンを如何に変更した場合にも、ロール径が軸線
方向において一定不変となり、したがって軸線方向にお
けるロール各部の周速が一定となって、塗装鋼板との間
に部分的なスリップを生じさせる虞れがない。
このため、前記第1従来装置及び第10図に示す如きク
ラウン可変ロールを用いた形状修正装置(以下、「第2
従来装置」という)における場合のように、スリップの
発生に起因する塗装面の光沢斑等塗装鋼板の形状修正上
好ましくない事態を招来することがなく、塗装面を傷の
ない均一な光沢のものとし、且つ塗膜と基板との密着性
を均一とした良品質の塗装鋼板を得ることができる。
これは、塗装鋼板を製湛する上で極めて重要な利点であ
る。
しかも、クラウン可変ロールを前記した如く構威したか
ら、クラウンを変更するに必要な油圧が第2従来装置に
おけるよりもはるかに小さくて足り、送油路と送油機構
との連結をロータリジョイントの如き特別のジョイント
を用いて行う必要がなく、したがって第2従来装置にお
けるよりも、クラウン変更用の油圧設備を大巾に小形化
且つ簡略化することができるのである。
さらに、少なくとも一つのワークロールの位置を、塗装
鋼板に与える曲げを調節すべく変位可能としたから、塗
装鋼板の形状修正を行う上で極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の形状修正装置の要部を示す側面図であり
、第2図〜第5図は本考案に係る塗装鋼板の形状修正装
置の一実施例を示したもので、第2図は側面図、第3図
は第2図の要部を拡大して示す一部切欠側面図(断面は
第4図のIII”−III線に沿う)、第4図は要部の
縦断正面図(断面は第3図のIV−IV線に沿う)、第
5図は他の要部の正面図であり、第6図〜第8図は夫々
他の実施例を示す形状修正機構の側面図であり、第9図
は本考案に係る形状修正装置におけるクラウン可変ロー
ルのクラウン形戊状態を示す概略正面図であり、第10
図はクラウン可変ロールの従来例を示す概略縦断正面図
である。 11・・・・・・塗装鋼板、12・・・・・・通板経路
、13・・・・・・形状修正装置、14.16・・・・
・・張力付与機構、18・・・・・・形状修正機構、1
9,20,21 .49・・・・・・ワークロール、2
2・・・・・・シェル、23・・・・・・シャフト、2
6・・・・・・中間室、26 a・・・・・・加圧室(
中間室部分)、27−・・・・サイドシール、213・
・・・・・エンドシール、29・・・・・・送油路、3
4 .44・・・・・・バックアップロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗装鋼板の通板経路に、第1及び第2張力付与機構を配
    設して、該両張力付与機構間を通過する塗装鋼板に所望
    の長手方向張力を付与させ、前記両張力付与機構間の通
    板経路の適所に、途装鋼板の上下面に、塗装鋼板を波形
    状態で通過させるべく、各々接触しうる少なくとも一つ
    のワークロールを備えてなる形状修正機構を配設して、
    塗装鋼板に所望の曲げを付与させてなり、該形状修正機
    構を構戊するロール群のうち、少なくとも一つのワーク
    ロールを、クラウン可変ロールに構戊すると共に、少な
    くとも一つのワークロールを、該ワークロールによって
    塗装鋼板に付与される曲げ量が増減される方向へ変位調
    節可能に構威してあり、前記クラウン可変ロールが、固
    定状のシャフトとこれに回転自在に同心的に外嵌支持さ
    せた円筒状のシェルとの対向周面間に形戊された環状の
    中間室を周方向において上下中間室部分に2分し、塗装
    鋼板に対向する側の中間室部分を、シェルの回転に拘わ
    らず周方向両端部及び軸線方向両端部が遮蔽シールされ
    た加圧室に形威して、該加圧室にシャフトに形威した送
    油路から適宜圧の油を圧入させることによって、シェル
    を軸線方向に撓ませてクラウンを変更調節させうるよう
    に構威されていることを特徴とする、塗装鋼板の形状修
    正装置。
JP1981012467U 1981-01-31 1981-01-31 塗装鋼板の形状修正装置 Expired JPS598812Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981012467U JPS598812Y2 (ja) 1981-01-31 1981-01-31 塗装鋼板の形状修正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981012467U JPS598812Y2 (ja) 1981-01-31 1981-01-31 塗装鋼板の形状修正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57127321U JPS57127321U (ja) 1982-08-09
JPS598812Y2 true JPS598812Y2 (ja) 1984-03-19

Family

ID=29810577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981012467U Expired JPS598812Y2 (ja) 1981-01-31 1981-01-31 塗装鋼板の形状修正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS598812Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5564927A (en) * 1978-11-02 1980-05-16 Sumitomo Metal Ind Ltd Leveling method of hoop steel plate

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57127321U (ja) 1982-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7004002B2 (en) Rolling method for strip rolling mill and strip rolling equipment
EP0861715B1 (en) Process and apparatus for forming sheet products
EP0538869B1 (en) Method of controlling thickness of coated film on web-like member by roll coater
JPH01132895A (ja) カレンダの運転方法およびこの方法を実施するためのカレンダ
US6802253B2 (en) Rotational body configuration for web width correction
US5341664A (en) Roll set for thin metal strip
JP2018058106A (ja) 連続鋳造設備及び板クラウン制御方法
RU2211735C2 (ru) Прокатная клеть для прокатки лент
US5479982A (en) Method for the production of a steel strip by the casting of a strand followed by rolling
JP2004321915A (ja) 塗布方法及び塗布装置
JPH08215747A (ja) 薄板製造・処理ラインのピンチロール設備
US5775211A (en) Roller driving process and apparatus
KR19990077946A (ko) 롤스탠드용롤러
JPS60174Y2 (ja) 冷延金属板の形状矯正装置
US5462594A (en) Coating device for coating of a size-press roll, paper or board
JPS6013547Y2 (ja) 帯状金属板の形状修正装置
US20080121122A1 (en) Calender Unit for Producing and/or Processing Thin Films
JP2002521205A (ja) 扁平な圧延材を圧延するための圧延機に用いる支持ロールまたは中間ロール
JPS6328688B2 (ja)
CN1047546A (zh) 可调凸面轧辊温度控制方法及实现该方法的控制系统
JPS5927921Y2 (ja) 可変クラウンロ−ル
JPH11138077A (ja) 化成処理液の塗布装置及び塗布方法
JP2976831B2 (ja) 管圧延方法
JPS5820308A (ja) ストリツプ圧延の張力調整による形状制御方法
JP3251850B2 (ja) ルーパ装置