JPS60108457A - 透明耐衝撃性樹脂組成物 - Google Patents

透明耐衝撃性樹脂組成物

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JPS60108457A
JPS60108457A JP21409983A JP21409983A JPS60108457A JP S60108457 A JPS60108457 A JP S60108457A JP 21409983 A JP21409983 A JP 21409983A JP 21409983 A JP21409983 A JP 21409983A JP S60108457 A JPS60108457 A JP S60108457A
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Japan
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weight
graft copolymer
polymerization
composition
parts
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JP21409983A
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English (en)
Inventor
Tsugio Asakawa
浅川 次男
Hiroshige Muraki
博成 村木
Mitsuo Abe
阿部 充雄
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Mitsubishi Chemical Corp
JSR Corp
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は加工性、透明性および耐衝撃性のすぐれた熱可
塑性樹脂組成物に関するものである。
ポリスチレン樹脂は安価で高い透明性、硬度等の性質を
有すると共に加工性の優れた樹脂であシ広範囲の用途を
有するが、衝撃強度が低い欠点がある。又ポリメタクリ
ル酸メチル樹脂も高い透明性、光沢、優れた耐候性等の
性質を持っておシ、有機ガラスとして広く使用されてい
る。しかしながら加工性の悪さや、ポリスチレン樹脂と
同様に衝撃強度が低い欠点を有する。よってこれらの透
明樹脂は大きな衝撃強度を必要とする用途に用いる事が
出来なかった。
そこで、例えばポリスチレン樹脂に衝撃強度を与えるた
めに、ゴム状物質の存在下でスチレンを含む単量体を重
合して得られるノ・イインパク)yJ?リスチレンやA
BS樹脂などが開発された。ところがこれ等は不透明で
あり透明性を必要とする用途に制限を受ける。
かかる耐衝撃性樹脂の透明性を改良する方法に関し従来
から種々検討されている。
従来から知られている透明耐衝撃性樹脂の製造方法は、
例えばゴム状重合体ラテックスに該ゴム状重合体と実質
的に等しい屈折率を有する樹脂を形成する組成の単量体
混合物を乳化重合する方法が知られているが、乳化重合
のさい乳化安定剤等を混入するため、透明性1色凋が劣
る欠点がある。
この欠点を改良するため、懸濁重合法あるいは塊状−懸
濁重合法で製造する方法が提案されているが衝撃強度と
透明性の両性質を満足させるものを作ることは非常に困
難であった〇 即ち、衝撃強度を満足させるものは、射出成形した場合
など成形品表面の荒れが大きく、表面が「すシガラス」
状となp光が表面で乱反射され透明性が悪くなる。表面
が「す9ガラス」状となる原因の1つとして、分散する
ゴム粒子径が大きい為、射出成形時にゴム粒子の変形が
大きく、その変形が緩和される時に金型密着面に於て、
ゴム粒子と樹脂層の界面で「でこぼこ」が生じそれが樹
脂表面からの反射光を散乱させ光沢の低下する原因と推
察される。
一方、透明性を満足させる樹脂を得るには、ゴムの分散
粒子径を非常に小さくしなければならず、その為十分な
衝撃強度が得られず、目的とする樹脂を得ることが期待
できない。
本発明の目的は加工性がずれ、かつ良好な透明性と耐衝
撃性を備えた熱可塑性樹脂組成物を提供することにある
。
本発明に従って、 a)スチレン−ブタジェン系ゴム状重合体の存在下で、
該ゴム状重合体と実質的に等しい屈折率を有する樹脂を
形成しうる組成の単量体混合物を重合率15〜50重量
%まで触媒の不存在下又はジクミルパーオキサイドの存
在下で溶液重合あるいは塊状重合せしめ、次いで上記重
合系にt−ブチル・母−オキシエステルを添加し重合を
更に行なわせて得られるゴム状重合体成分3〜35重量
部及び樹脂状成分97〜65重量部を含有するグラフト
共重合体CA)、 b)上記〔A〕のゴム状重合体と実質的に等しい屈折率
を有するスチレン−ブタジェン系ゴム状重合体ラテック
スの存在下で、該ゴム状重合体と実質的に等しい屈折率
を有する樹脂を形成しうる組成の単量体混合物を乳化重
合して得られるゴム状重合体成分30−70重量部及び
樹脂状成分70〜30重量部を含有するグラフト共重合
体〔B〕及びC)上記グラフト共重合体[A]及び〔B
〕と実質的に等しい屈折率を有する非エラストマー性(
又は(5) ゴム状重合体を含有しない)樹脂質重合体〔C〕、とか
らなる配合組成物であって、その組成物中のゴム状重合
体成分の含有率が5〜30重量%であり、かつ全体のゴ
ム成分に対しグラフト共重合体〔A〕のゴム成分及びグ
ラフト共重合体〔B〕のゴム成分がそれぞれ20〜60
重量%及び80〜40重量%であることを特徴とする透
明耐衝撃性樹脂組成物が提供される。
本発明において、グラフト共重合体[A]は最終組成物
の衝撃強度の向上に主として寄与し、またグラフト共重
合体CB)は主として光沢、透明性の改良に寄与する。
光沢、透明性が改良される理由について推察すると、〔
A〕の分散された大きなゴム粒子の間に〔B〕の小さな
ゴム粒子が入って、金型密着面でのゴム粒子と樹脂層界
面の「でこぼこ」を小さくすることが表面光沢の向上に
つながり、その結果、透明性が良くなるものと考えられ
る。
しかしながら、このグラフト共重合体〔B〕はゴム含有
率及びrル含有率が[A)に比べて比較的高(6) いため〔A〕及びCBIの二成分のみの配合組成物では
加工性が良くない。
この加工性の悪さを改良するためグラフト共重合体〔A
〕及び〔B〕と実質的に等しい屈折率を有する非エラス
トマー性重合体〔C〕を第三成分として配合する必要が
ある。
尚[A)及びCBIの二成分系組成物では加工性の改良
を図るべくグラフト共重合体〔A〕の組成や物性を変え
ても加工性の向上度合に比べ衝撃強度の低下割合が大き
く物性バランスの良いものが得られない。
又、CB)の組成や物性を変えても加工性の改良度合が
非常に小さい為、所望の物性のバランスを達成すること
は困難である。
以下、各共重合体樹脂に関し詳細に記述する。
■、グラフト共重合体[A] グラフト共重合体〔A〕で使用するスチレン−ブタジェ
ン系ゴム状重合体は、スチレンの結合含有量が10〜4
0重量%が好ましく、更に好ましくは20〜30重量%
である。スチレンの結合金量が多すぎると得られる最終
組成物の衝撃強度が劣り、また少なすぎると最終組成物
の透明性が得られ難く、透明性を得ようとすると加工性
、耐溶剤性及び熱安定性が悪くなる。
該ゴム状重合体の量はグラフト共重合体〔A〕中に3〜
35重量係で置板ことが好ましく、更に好ましくは5〜
25重量係で置板。ゴム状重合体の量が3重量板未満で
は最終組成物の加工性が劣り、35重量%をこえる場合
は最終組成物の衝撃強度や透明性が劣る。
ゴム状重合体にグラフトする単量体としては、ゴム状重
合体と、実質的に等しい屈折率を有する樹脂を形成しう
る単量体もしくは単量体の混合物である。
該単量体としてはその90重量%以上が芳香族ビニル化
合物と(メタ)アクリル酸エステルトカらなる単量体混
合物であることが好ましい。
芳香族ビニル化合物としてはたとえばスチレン。
α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、O−メチル
スチレン、m−メチルスチレン、ビニルトルエンなどが
あげられ、これらの1種以上が使用できる。これらのう
ち好ましいものとしてスチレンがあげられる。(メタ)
アクリル酸エステルとしてはアクリル酸もしくはメタク
リル酸の炭素数1〜6のアルキルエステルが好ましく、
たとえばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸プロピル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル
(MMA) 、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロ
ピル、メタクリル酸ブチルなどがあげられ、これらの1
秤以上が使用できる。これらのうちでは好ましbものと
してMMAがあげられる。
芳香族ビニル化合物と(メタ)アクリル酸エステルの組
合せとしてはスチレンとMMAとを組合せたものが最も
好ましく、この両者の組成割合は、その共重合体の屈折
率がゴム状重合体の屈折率と(9) 実質的に同一になるように適宜変化させるととができる
。
即ち、スチレン−ブタジェン系ゴムにおいては、スチレ
ンの結合比率が大きい背屈折率は大きくなり、またスチ
レン−MMA共重合体はスチレンの結合比率が大きい背
屈折率が大きい。
例えば結合スチレン含量25重置板のスチレン−ブタジ
ェンゴムと同程度の屈折率(nD) *有するスチレン
−幌共重合体を得るためにはこの共重合体の結合スチレ
ン含量は約45重量係であシ、また結合スチレン含量4
0重置板のスチレン−ブタジェンゴムの場合にはスチレ
ン−■仏典重合体の結合スチレン含量は約57重量%で
ある。
前記単量体には芳香族ビニル化合物、(メタ)アクリル
酸エステル以外の単量体を10重重量板下含有させるこ
とができ、かがる単量体としては例えばアクリロニトリ
ルやメタクリルニトリルなどのシアン化ビニル化合物が
あげられる。
単量体として芳香族ビニル化合物と(メタ)アクリル酸
エステルとの混合物を使用した場合、該r1^) 混合物中の芳香族ビニル化合物の含有量は好ましくは2
5〜65重量%であシ、更に好ましくは35〜55重量
%であるが、これらの単量体組成比は使用するゴム状重
合体の屈折率にあわせて適宜選ばれる。
グラフト共重合体[A)を製造する方法としては、先ず
ゴム状重合体と単量体との混合溶液を110〜140℃
、好ましくは115〜135℃にて無触媒あるいはジク
ミルパーオキサイドの存在下で重合率(単量体の重合転
化率)が好ましくは15〜50重量%、更に好ましくは
20〜40重量%になるまで溶液重合又は塊状重合せし
め、次いでt−ブチル・臂−オキシエステルを添加して
重合を行いグラフト共重合体[A)を得る。
ここで本発明の最も特徴とするところは、重合率が15
〜50重量%までの前段重合を無触媒あるいはジクミル
パ−オキサイドを添加して行い、次の後段重合でt−ブ
ナルバーオキシエステルを添加し継続重合する点にある
。
前段の重合率が15重量−未満で後段重合へ進めた場合
は、最終組成物の衝撃強度が劣る。反対に50重量%を
越える時には透明性が悪くな)好ましくない。又、重合
温度も上記の範囲外では衝撃強度、透明性、加工性等の
物性のバランスのとれたものが得られない。
前段重合は無触媒あるいはジクミルパ−オキサイドを使
用して行うが、これ以外の有機過酸化物を用いた場合は
最終組成物の物性・々ランスをと9にくい。
後段重合に於ては、触媒としてt−ブチルパーオキシエ
ステルを使用するが、他の有機過酸化物で重合を継続し
た場合にもやはシ、本発明の目的とする物性バランスの
とれた最終組成物の生成は困難である。
この様に本発明における重合条件、触媒などの特定の組
合せ以外ではいずれの場合にも満足な透明耐衝撃性樹脂
は得られ難い。
本発明で使用されるt−ブチルパーオキシエステルは分
解温度が95〜105℃の範囲で半減期10時間程度の
ものが好ましく特にt−ブチルパーオキシラウレート、
t−プチルパーオキシペンソエー)、t−7”チルパー
オキシイソプロビルカーポネl” * t−ブチル2−
エテル−ヘキシルカーボネートの中から選ばれた1種又
は2種以上が好適である。
後段重合に於ける重合温度は90−110℃の範囲が好
ましい。又、重合終了時の重合率は好ましくは50〜9
Off1%、更に好ましくは60〜80%である。50
重量%未満の場合は透明性が低下する傾向にある。逆に
90重針%を越えると高粘度になシ製造面での取扱いが
難しくなるばかシでなく高粘度の為か急激な分子量の増
大が起シ分子量コントロールが困難になるとともに生成
ポリマーの組成分布が広くなシ透明性の低下をきたす傾
向を示す。
本発明において重合にさいし溶媒を用いると七もできる
。かかる溶媒は、使用されるゴム状物質及び重合反応混
合物と相溶性がオシ、溶解および重合工程の全工程を通
じてゴム状物質および生成したグラフト共重合体を析出
させないものでおり、(13) 更にモノマー類と反応しないものであることが好ましい
。このような溶媒としては例えば、トルエン、エチルベ
ンゼン、ベンゼン、キンレン等の芳香族炭化水素を挙げ
ることができ、これらの1種又は2種以上を使用するこ
とができる。このような溶媒の使用量はゴム量、共重合
体の還元粘度等に左右されるが、通常仕込みニア″′ム
状共重合体と単を体の合計量100重量部に対して10
〜100重置部でら)好ましくは25〜75重量部であ
る。
またグラフト共重合体〔A〕中のゴム粒子径(コールメ
カランター法による重量平均粒子径)は0.7〜1.3
μが好ましく、更に好ましくは0.8〜1.2μである
。ゴム粒径が小さすぎると耐衝撃性が/jJ#)、また
大きすぎると透明性が劣る。
B グラフト共重合体CB) グラフト共重合体CB)で使用するスチレン−ブタジェ
ン系ゴム状共重合体ラテックスは、グラフト共重合体[
A]の屈折率に実質的に一致する様に決められたモノマ
ー組成比で、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸ナト
リウム、オレイン酸カリ(14) ウム、ロジン酸カリウム等、通常の乳化剤を用いた乳化
重合法により得られる。
このとき、スチレン、ブタジェンの他にジビニルベンゼ
ン等の多官能性モノマーを使用し、分子間に橋かけを作
ると、グラフト共重合体CB)の特徴である配合組成物
の表面光沢の向上作用が一層効果的である。
この様にして得られた共重合体CB)の製造に使用する
デム状共重合体ラテックス(グラフト重合前)の平均粒
径(アルギン酸ソーダ法の重量平均測定法による)は、
好壕しくけ400〜2000X。
更に好ましくは500〜1500Xである。本発明の目
的とする物性を得るためにはこの範囲の粒径が好ましい
。
上記ゴム状重合体にグラフト重合する単量体としてはそ
の生成(共)重合体の屈折率がグラフト共重曾体〔A〕
と実質的に同等であることが必要である。かかる単量体
としてはグラフト共重合体(A)の場合と同様であシ、
芳香族ビニル化合物および(メタ)アクリル酸エステル
を90重量%以上含有した単量体が好ましい。
芳香族ビニル化合物、(メタ)アクリル酸エステルとし
てはグラフト共重合体[A)で述べたものと同様の化合
物が使用でき、とくにスチレンと■法との混合物が好ま
しい。
グラフト共重合体CB)は、前記ゴム状重合体の存在下
に、該ゴム状重合体と実質的に同程度の屈折率を有する
共重合体を形成しうる(組成の)単量体(混合物)を乳
化重合法によシダラフト重合することによって製造でき
る。乳化重合法としては特に限定されるものではなく、
公知の乳化グラフト重合法が使用できる。
グラフト共重合体CB)中のゴム質重合体成分の官有量
は30〜70重量%が好ましく、更に好ましくは40〜
60重量%であシ、またゴム以外の成分である樹脂質成
分の含有量は70〜30重量%が好ましく、更に好まし
くは60〜40重量%である。ゴム質重合体成分の含有
量が70重量%をこえると、最終組成物の表面光沢の向
上効果が十分でなく、そのうえにプッが発生する場合も
あシ好ましくない。又、ゴム状共重合体成分が30重量
部未満であると、表面光沢の向上の効果が劣る。もし、
同等の表面光沢の向上効果を得ようとするためにはグラ
フト共重合体[B)の配合部数を多くせねばならず、そ
の為、最終組成物の加工性が悪くなシ好ましくない。
またグラフト共重合体〔B〕中のゴム状グラフト成分の
平均の粒径(電子顕微鏡による重量平均測定方法)は好
ましくは500〜4. OOOX、更に好ましくは10
00〜3000Xである。これ以上の粒径になると表面
光沢の向上効果が悪くカる。
■ 非ニジストマー性樹脂質重合体〔C〕重合体〔C〕
はグラフト共重合体〔A〕及び〔B〕と実質的に等しい
屈折率を有する樹脂を形成しうる組成の単量体(混合物
)を塊状、懸濁、又は溶液重合する事によシ得られる。
かかる単量体としてはグラフト共重合体〔A〕に使用さ
れると同様のものが使用でき、芳香族ビニル化合物およ
び(メタ)アクリル酸エステルを主成分とした(好まし
くは90チ以上含有する)も(17) のが好ましい。芳香族ビニル化合物および(メタ)アク
リル酸エステルとしてはグラフト共重合体[A]にかん
して述べた化合物と同様のものが使用でき、スチレンお
よびMMAが好ましいものである。
スチレンとMMAの単量体組成比はその生成重合体の屈
折率がグラフト共重合体のそれと実質的に同一になる様
選ばれる。
この重合体〔りに要求される条件として加工性(Q値X
 10−3CC/、ec:高化式7 ロー テスp −
。
200℃+ 30 k&/′cnI2+ 1mφ×2簡
)が配合されるグラフト共重合体(A)よシ高い事が必
要である。
〔C〕のQ値は15以上であることが好ましい。
前記した様にグラフト共重合体(A)は耐衝撃性におい
て非常にすぐれているが、表面の光沢が悪く透明性が低
下する。この[A)の透明性を改良するためグラフト共
重合体CB)を配合するが、このCB)の加工性が悪い
ため(A)と〔B〕の配合組成物は加工性が低下する。
[A)とCB)との組成物に重合体〔C〕を配合すると
組成物の加工性が著しく改良され目的とする樹脂が得ら
れる。
(18) 重合体〔C〕を配合しない〔A〕と〔B〕のみの組成物
においては、例えばグラフト共重合体[A)のグラフト
相の分子量を小さくすることによシ加工性の改良を試み
ても加工性の向上割合に比して衝撃強贋の低下割合が大
きく、同時に透明性も悪くなるので、所望の物性のバラ
ンスのとれた組成物は得られない。また上記の場合[A
)の代シにグラフト共重合体CB)の加工性要因を変化
させても良好な物性バランスを有する組成物は得られな
い。
この様に加工性の良好な非ニジストマー性重合体〔C〕
を配合することによシ初めて本発明の目的が達成される
。
■ 配合組成物 以上の方法によって得られた実質的に等しい屈折率を有
するグラフト共重合体〔A〕とCB)及び重合体〔C〕
を、組成物中のゴム状重合体成分の含有率が5〜30%
、好ましくは10〜25重量%であシかつ全体のゴム成
分に対しグラフト共重合体〔B〕のゴム成分の割合が4
0〜80%、好ましくは50〜75重量%となる様配合
比率でブレンドする。このような組成比で[A) 、 
[B)及び〔C〕をパンツクリ−ミキサーあるいは押出
機等によって混合することによシ加工性のすぐれた透明
耐衝撃性樹脂組成物をうろことができる。ここでグラフ
ト共重合体[A) 、 [B)と重合体〔C〕の屈折率
をよシ近似させることによシ得られる配合組成物の透明
性が向上する。現想的には全く等しいことが望ましいが
、本発明では[A) 、 CB)及び〔C〕の屈折率η
Vの差が互いに±0.02.好ましくは±0.01更に
好ましくは±0゜005の範囲内を実質的に等しいと見
做される。
本発明において配合組成物のゴム含有率が596未満の
場合は耐衝撃性が劣シ、30%をこえると硬さや強度が
低下する。
グラフト共重合体CB)中のゴム成分の比率が40重量
−未満の場合はその特徴である光沢(表面平滑性)や透
明性の改良効果が十分でなく、また80重it%を越え
る場合はグラフト共重合体[A)の配合比率が小さくな
る結果、耐衝撃性が劣る。
又、重合体〔C〕の配合比率は目的とする最終組成物の
衝撃強度、加工性及び使用する重合体〔C〕の種類(m
成)によシ異なるが、通常10重量−以上の使用量で特
徴でおる加工性の改良効果が顕著になる。本発明の組成
物中の(C)の含有量は好ましくは10〜90重量%、
更に好ましくは10〜80重量%である。
この様にして得られる本発明配合組成物は良好な加工性
及び透明性、優れた耐衝撃性、耐薬品性等の諸物件を同
時に満足するものである。
以下、実施しU、比較列によシ本発明をよシ具体的に説
明する。
なお各種物性は以下の測定方法で行った。
衝撃強度: ASTM D−256、加工性:高化式フ
ローテスター、200℃+ 30 kg/cm2.1w
nφX2m全光線透過率及び曇価: ASTM D−1
003。
硬度: ASTM D−785、光沢度: ASTM 
D−523実施例1 (1)グラフト共重合体[A]の製造 結合スチレン25%で屈折率ηD1.5375の(21
) スチレン−ブタジエン共重合ゴム1o部をスチレン36
部、メタクリル酸メチル54部、トルエン25部の混合
液に溶解した。この溶液を107攪拌機付オートクレー
ブに移しこれに第3級ドデシルメルカプタン0.3部を
加えた後、130℃に昇温し攪拌下で重合率が25係に
なるまで熱重合せしめた。次いで、この反応混合液を1
10cまで冷却した後、トルエン25部、t−ブチルz
f−オキシベンゾエート0.7部を加え100℃で重合
率が63%になるまで攪拌下で重合を継続した。重合率
が63優に達した時点で重合を停止し老化防止剤を加え
た後、オートクレーブよシ取シ出し水蒸気を吹き込んで
未反応単量体、溶媒を除去した。
このものを細断した後、クラッシャーで粉砕し、乾燥後
、押出機でペレット化しグラフト共重合体[A)を得た
。[A)の屈折率η管は1.538であった。
また[A)中のゴムの粒子径は約1μであった。
(2)グラフト共重合体[B)の製造 1ooIWt拌機付オートクレーブにスチレン26 N
 + 7” p シxン74部、第3級ドデシルメル(
22) カプタン0,2部、ステアリン酸カリ4.5部、リン酸
カリ1.3部、過硫酸力IJ 0.18部及び水150
部を仕込み45℃で24時間攪拌下で乳化重合を行った
。生成した乳化共重合体の粒径はs o OX。
η2o5は1.537であった。該共重合体100重量
部(固形分)を60Jオートクレーブに入れ、これにメ
タクリル酸メチル30部、硫酸カリ0,4部。
水300部(′:1′ム状ラテックスの含有水を含む)
を加え攪拌下に80℃で2時間保った。次いでこれにス
チレン40部、メタクリル酸メチル30部よシなる混合
液を10時間にわたυ一定速度で全量添加した。同時に
インゾロビルベンゼンノ1イドロノ4−オキサイド0.
4部、タデイウムホルムアルデヒド0.2部(水50部
に溶M)も一定速度で全量添加し80℃で攪拌下にてグ
ラフト共重合せしめた。さらにこれを80℃にて2時間
保った後、老化防止剤を加えグラフト共重合体ラテック
スを得た。このラテックスに2−の硫酸水溶液を加えて
重合体を凝固し、これを分離して、水洗、脱水。
乾燥してグラフト共重合体[B]を得た。CB)の屈折
率η。は1,5385であった。また[B]中のゴムの
粒子径は2000 iでおった。
(3)共重合体〔C〕の製造 攪拌機付101!オートクレーブにスチレン40部、メ
タクリル酸メチル60部、第3級ドデシルメルカプタン
0.2部を加えた後、130℃に昇温し攪拌下で重合率
が70%になるまで熱重合せしめた。重合率が70チに
達した時に重合を停止し取出した後、水蒸気を吹き込ん
で未反応単量体を除去した。このものを細断した後、ク
ラッシャーで粉砕し乾燥後、押出機でペレット化し共重
合体〔C〕を得た。〔C〕の屈折率η。は1.538で
あった。
(4)組成物の製造 (11、(2)によって得られたグラフト共重合体〔A
〕。
[IB)及び(3)によって得られた共重合体〔C〕を
それぞれ35/25/40部の配合比で混合し、とれを
押出機でペレット化した後、射出成形機で試験片を作成
し物性測定した結果を表−1に示した。同時に各共重合
体単独の物性も併記した。なおとの[A)、[B]、(
C〕の組成物の屈折率η智は1.538であった。
比較例1 実施例1(1)グラフト共重合体〔A〕の製造において
、スチレン−ブタジェン共重合ゴムを5部に、モノマー
を95部(モノマー比は同じ)に変えた。
又、重合終了時の重合率を70%にした。これ以外の条
件は同一でグラフト共重合体〔A〕を得た。
(A)の屈折率は1.538でア−1)た。このグラフ
ト共重合体(A〕75部と実施例1と同一のグラフト共
重合体(B) 25部の2者を配合し、実施例1と同様
の方法で物性測定した結果を表−2に示した。
比較例2 比較例1(1)グラフト共重合体〔A〕の製造において
、第3級ドデシルメルカグタンを0.5部とした。
これ以外は比較例1と同一条件で樹脂組成物を得た。な
お〔A〕の屈折率は1.538であった。この物性結果
を表−2に示した。
表 −2 実施例2 (1)グラフト共重合体(A)の製造 実施例1(1)グラフト共重合体(Allの製造におい
て、前段重合を熱重合の代シにジクミルパーオキサイド
0.1部加え120℃で重合率が35%になるまで重合
せしめた。次いで後段重合段階で1−ブチルパーオキシ
ラウレ−トの代シにt−ブチルパーオキシラウレート0
.5mを加えて100℃で重合率が63%になるまで攪
拌下で重合を継続した。その他の条件は実施例1に準じ
た。
(2) グラフト共重合体〔B〕の製造実施例1(2)
グラフト共重合体CB)の製造において、スチレン−ブ
タジェンゴム状共重合体ラテックス(固形分)100重
量部に対する単量体混合物の量を100部から70部に
変えた。尚、単量体の添加順序は先ずメタクリル酸メチ
ル21部を添加して重合した後スチレン28部、メタク
リル酸21部を連続添加して重合した。その他の条件は
実施例1に準じた。
(3)共重合体〔C〕の製造 実施例1(3)共重合体〔C〕の製造において第3級ド
デシルメルカプタンの量全0,3部に変えた。その他の
条件は実施例1に準じた。
(4)組成物の製造 グラフト共重合体[:A] 、 CB)及び共重合体〔
C〕の配合比をそれぞれ35/20/4 塁とした。こ
れ以外は実施例1とまったく同様の操作にょシ樹脂組成
物を得た。この組成物の物性結果を表−3に示した。な
おこの組成物の屈折$tAπは1.538であった。
比較例3 実施例2(1)グラフト共重合体(Allの製造におい
て、前段重合の重合率を13チとした。これ以外は実施
例2と同一条件で樹脂組成物金得た。この組成物の屈折
率η1は1・538であった。この組成物の物性結果を
表−3に示した。
比較例4 実施例2(1)グラフト共重合体(A)の製造において
、前段重合の重合率を53チとした。これ以外は実施例
2と同一条件で樹脂組成物を得た。この組成物の屈折率
η・フは1゜538であった。この組成物の物性結果を
表−3に示した。
表−3 実施例3 実施例2における組成物の製造において、グラフト共重
合体〔A〕/グラフト共重合体〔B〕/共重合体(C)
の配合比を変えた。その他の条件は実施例2と同様の操
作にょシ樹脂組成物を得た。この(30) 組成物の物性結果を表−4に示した。
比較例5 実施例3において〔A) 、 (B) 、 (C)の比
を変え組成物の全ゴム成分に対するグラフト共重合体〔
B〕のゴム成分の配合比率をそれぞれ24.6%。
85.5%に変更した。この組成物の物性結果を表−4
に示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 a)スチレン−ブタジェン系ゴム状重合体の存在下で、
    該ゴム状重合体と実質的に等しい屈折率を有する樹脂を
    形成しうる組成の単量体混合物を重合率15〜50重量
    %まで触媒の不存在下又はジクミルノ4−オキサンドの
    存在下で溶液重合あるいは塊状重合せしめ、次いで上記
    重合系にt−プチルノや一オキシエステルを添加し重合
    を更に行なわせて得られるゴム状重合体成分3〜35重
    量部及び樹脂状成分97〜65重量部を含有するグラフ
    ト共重合体〔A〕、 b)上記[A]のゴム状重合体と実質的に等しい屈折率
    を有するスチレン−ブタジェン系ゴム状重合体ラテック
    スの存在下で、該ゴム状重合体と実質的に等しい屈折率
    を有する樹脂を形成しうる組成の単量体混合物を乳化重
    合して得られるゴム状重合体成分30−70重量部及び
    樹脂状成分70〜30重量部を含有するグラフト共重合
    体[B)及び C)上記グラフト共重合体[A)及び[B)と実質的に
    等しい屈折率を有する非エラストマー性(又はゴム状重
    合体を含有しない)樹脂質重合体[C]とからなる配合
    物であって、その組成物中のゴム状重合体成分の含有率
    が5〜30重量%であ夛、かつ全体のゴム成分に対しグ
    ラフト共重合体[A]のゴム成分及びグラフト共重合体
    [B]のゴム成分がそれぞれ20〜60重量%及び80
    〜40重量%であることを特徴とする透明耐衝撃性樹脂
    組成物0
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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