JPS60108746A - 電気化学的セル - Google Patents

電気化学的セル

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JPS60108746A
JPS60108746A JP58218400A JP21840083A JPS60108746A JP S60108746 A JPS60108746 A JP S60108746A JP 58218400 A JP58218400 A JP 58218400A JP 21840083 A JP21840083 A JP 21840083A JP S60108746 A JPS60108746 A JP S60108746A
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    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電気化学的ヒルに係り、1)!こ平板1尺の
固体電解質を用いた積層形の電気化)140−Jセ/I
/の改良に関するものである。
従来より、固体電IW質を用いた電気イヒW、: 〔1
勺−ヒ/l/、例えば、自動車用内燃機関の1)1気力
゛ス[11の酸素δツ度を検出する酸素センサとして、
シルコニ了(lrt、 2’;等の酸素イオン伝導性の
固体電解質を用し)た、酸素濃淡電池の原理を利用して
酸素濃度を5にめイ、−ヒンザ等が知られている。また
、か力)る酸3−セン−11−と同様な濃淡電池の原理
を利用したy’rt、素、窒誹1、炭酸ガス等の検出や
、ポンプ等の電気イヒ7: fl’J 4!Jl・(装
置)も知られている。そして、そのようス(7Ii気化
パγ的セルにおいて用いられる固体電解質としては、こ
れまでを底円筒形状を為すものが一般的であったが、そ
の生産性やコストの点から、また固体電解質内への複雑
な構造の組込みの容易性等の点から、近年、かかる固体
電解質を平板状と為し、そして所定の電極を該固体電解
質の面上に設置、)て、電気化学的セルを構成した積層
構造のものが検問されてきている。
ところで、かかる積層構造の電気化学的セルとしては、
一般に、板状の固体電解質と少なくとも二つの電極とを
組み合わせてセルを構成しているが、そのようなセル構
造にあっては、測定されるべき排気ガス等の被測定ガス
が導かれるキャビティと、被測定ガスとの間において、
起電力が測定される基準物質が存在せしめられる空隙と
は、セルの厚み(積層)方向に配置されており、そのた
めにセル厚さが厚くなっているのである。
而して、本発明者らが検討したところによると、そのよ
うな厚さの厚いセルからなるセンサにあっては、それを
有効に作動させるために、固体電解質が高塩度に加熱さ
れた場合に、・t!ルの厚さ方向における温度勾配が大
きく、このために該固体電解質が熱応力により破壊され
ろ問題を牛しることが、明らかとなったのである。また
、そのようなセル厚さが厚いことの故に、作動温度に達
するまでの時間が長いという問題を内在していることが
明らかとなった。加えて、この積層構造とすることによ
り、電気化学的セルは、従来の有底円筒形状のものに比
して、よりコンパクトと為し得たのではあるが、この電
気化学的セルの大きな用途とするところが、車両の排気
ガス用の酸素センサであるところから、そのより一層の
小型化が望まれているのである。
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為さ
れたものであって、その目的とするところは、セル厚さ
を薄くし、これに、Lっで厚さ方向における温度勾配を
小さく為し、目つヒーター等による加熱の際には、短時
間にセル作動温度に達せしめ得る、より一層の小型化が
可能な電気化学的セルを提供することにある。
そして、本発明にあっては、かかる目的を達成するため
に、板状の固体電解質と少なくとも二つの電極とにより
構成される板状の電気化学的セルにおいて、該板状の固
体電解質面上に設けた第一の電極が露呈せしめられる、
予め定められた拡散抵抗を有する拡散孔体を介して被測
定流体に通ずるキャビティが、該板状の固体電解質面上
に設けた、前記第一の電極と対を為す第二の電極が露呈
・ヒしぬられる、基準物質が存在する空隙に対して、隙
間−の平面に並置されるようにしたのである。
すなわち、かかる本発明に従えば、被測定流体(特にガ
ス)に通ずるキャビティと基準物質が存在せしめられる
空隙とが、固体電解質の面方向に略同一平面上に配置さ
れることとなり、これによってセル厚さは大きく減ぜら
れ、以て厚さ方向における温度勾配を小さく為し得、熱
応力による固体電解質の破壊を効果的に抑制し得たので
ある。
そしてまた、このようなセルの薄層化によって、セル自
体の更に画期的な小型化が達成され得ると共に、加熱に
際して、短時間にセル作動温度にまで均一に加熱され得
ることとなり、熱り1率の上においても極めて有利と2
“iL!ンだのである。
また、かかる本発明において、第一の電極が設けられた
固体電解質にり・lして、該固体電解質を隔壁とした面
に、換言すれば該固体電解質の前記第一の電極が設りら
れた面とは反対側の面に、或いは同一の面に、第三の電
極を設け、該第三の電極と前記第一の電極との間に所定
のポンプ電圧を印加せしめて、該固体電解質を通じてポ
ンプ作用を行なわしめることによって、前記キャビティ
内から目的とする測定成分の外部への排出を行なう、1
、うにすることも可能である。
さらに、本発明においてG:r、前記第二の電極が存在
する固体電解質に対して、その第二の電極が設けられた
面と同一の面上に、前記キャビティに露呈する第四の電
極を設り、該第四の電極と第二の電極との間において、
測定成分の濃度差に基づくところの起電力を測定する。
1、うにするごとも可能である。
さらにまた、本発明にあっては、被測定流体の温度が低
く、電気化学的セルの固体電解質が充分な高温度に保持
されない場合においては、その性能を充分に発揮し得な
くなるところから、適当なヒーターによって、該固体電
解質が加熱せしめられるようにすることが望ましく、そ
のような場合においては、一般に、前記第一の電極を有
する固体電解質に密着して、所定のセラミックヒータ一
層が設けられ名こととなる。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、図面
に示す実施例に基づいて、本発明の構成を詳細に説明す
ることとする。
まず、第1図は、本発明に従う電気化学的セルの一具体
例である酸素センサの一例における、最も簡単な構造に
係る素子部分の展開図である。すなわち、この酸素セン
サは、ジルコニア磁器の如き平板状の第一、第二、及び
第三の固体電解質2゜4.6の三枚の積層構造とされた
ものであって、第二の固体゛電解質4に設けられたキャ
ビティ形成孔及びその長手方向に延びる細長な切込み部
が、上下の第−及び第三の固体電解質2及び6によって
覆蓋されることにより、キャビティ8、基準物質存在空
間10が平板状の固体電解質の面方向において略同一平
面上に形成されている。なお、このような酸素センサは
、所謂リーンバーンセンサと称されるものの一つである
そして、かかるセン9・における第一の固体電解質2は
、その内側の面、すなわち排気ガス等の被測定ガスにさ
らされる側とは反対側の面に、例えば白金よりなる多孔
質層の第一の電極12が設けられ、そしてその第一の電
極12がキャビティ8に露呈せしめられている。なお、
かかる第一の電極12は、そのリード部16を介して、
外部の所定の機器に接続されるようになっている。そし
て、この第一の固体電解質2と第一の電極I2を■通し
て、所定の拡!f&抵抗を有する孔径の、拡散孔体とし
てのガス通気孔14が設けられている。
一方、第三の固体電解1e6の内側面(第二の固体電解
質4に対向する側の面)には、前記基準物質存在空間1
0に露呈せしめられるように第二の電極18が設けられ
、該電極18はそのリード部20を介して外部の所定の
機器に接続されるようになっている。
従って、このような構造の電気化学的セルにあっては、
第一の電極12がポンプ電極として機能すると共に、キ
ャビティ8内に導入される被測定ガスの測定電極として
も用いられるようになっているのであり、また第二の電
極1日にあっても、それはポンプ電極の他の一つとして
機能させられると共に、基準物質存在空間10に導かれ
る基準物質、例えば大気などに接触せしめられる基準電
極としても機能するようにされているのである。
すなわち、第−及び第二の電極12.18間に所定の直
流電圧が印加せしめられることによって、よく知られて
いるように、その直流の電気量に比例した割合において
、キャビティ8内の被測定ガス中の酸素を主として第二
の固体電解質4を通じて、それら固体電解質の面方向に
設けられた基準物質存在空間10内に移動せしめる。ま
た、一方では、第一の電極12と第二の電極18との間
の起電力がめられ、これによって、ガス通気孔14を通
じて導かれる被測定ガス中の酸素濃度が検出されること
となるのである。
このような構造の電気化学的セルにあっては、第−及び
第二の電極12.18による酸素ポンプ機能にて、被測
定ガス、より具体的にはその中の測定成分たる酸素はガ
ス通気孔14を通じてキャビティ8に達するが、その通
過■は該ガス通気孔14にて制御され、キャビティ8内
の酸素分圧を実際の被測定ガスの酸素分圧より低く出来
るところから、酸素分圧が理論空燃比の酸素分圧より高
いリーン雰囲気の抽気ガスを発生するエンジンを制御す
る上において、好適に用いられるものである。
なお、かかる電気化学的セルにおいて、それを構成する
中心的部材である固体電解質2,4.6としては、好適
に採用される前述のジルコニア磁器ノ他、β−アルミナ
、窒化アルミニウム、NASICON(ナシコン) 、
5rCe06 、B 1203−希土類酸化物系固溶体
、■、al−zcazY。
W等が用いられることとなる。
Titだ、かかる電気化学的セルの積層、形成に際して
は、固体電解質2や6の生素地上Gこ、スフ1ノーン印
刷工l)、によって電極12.18及びそのリード部1
6.20をそれぞれ印刷−1u・Lめ、そして空間形成
部月である第二の固体電解質4の生素地を間にして、目
的とする電気化学的セルを構成するように重ね合わせて
、全体を焼結、一体化せしめる等の公知の手法が、適宜
に採用されるのである。
そして、このような同時一体焼結手法によって目的とす
る電気化学的セルを形成する場合においては、各電極1
2.18やそれらのリード部16゜20も同時に焼成さ
れるようにすることが望ましく、その場合において、そ
れらの電極やリード部は、白金、パラジウム、ロジウム
、イリジウム、ルテニウム、オスミウムの如き白金族金
属を主体とする材料を用いて印刷し、その焼成によって
、電極乃至はり一ド部が形成されるようにすることが望
ましい。なお、そのような電極やリード部の剥離、断線
等が生ずるのを防止するために、それら電極、リード部
中にジルコニア、イソ1〜リア、アルミナ等のセラミッ
クス微粉末を混入−lしめて、その焼成時にそれの接ず
ろjれ;との一体化の向−1−を図ることが望ましい。
なお、本発明に従う電気化学的セルは、以」二の構造に
限定されるものでは決してなく、その他の構造のものに
も有効に)白州され得るものであり、例えば、第2図〜
第6図に示されるような構造であっても良いのであイ)
すなわち、第2図には、第1図に示された酸素センサに
おける、第一の固体電解質2」二に、ポンプ電極として
の第三の電極22を設けた構造のセンサが示されている
。このようなセンサにおいては、第一の電極12と第三
の電極22との間に所定のポンプ電圧が印力旧lしめら
れることによって、第一の固体電解質2を1lnL;て
、4−yビティ8内の被測定ガス中の酸11が外部G、
二取り出される一方、第二の電極18は、前例とはう?
なり、基Y(B電極としてのみ用いられて、;l1jl
l定電極としての第一の電極12との間において起電力
が測定されるようになっている。
iIコた、第2図に示される構造では、ポンプセルを固
体電解質2とその両面に対向して設けた電極12.13
とにより構成することにより、ポンプセルのインピーダ
ンスを小さく出来、従って多量の酸−)二を短時間にキ
ャビティ8内より排jlすることが可能となり、応答時
間の短いセンサが得られる利点がある。
なお、このような構造の酸素センサ(電気化学的セル)
においても、キャビティ8と基準物質存在空間10とは
、積層される固体電解質の板面方向に配設されて、略同
一平面上に並置された構造となっているところから、本
発明に従う有用な効果を享受し得るのである。
また、第3図に示される酸素センサにあっては、前例の
第一、第二、及び第三の電極12,18゜22に加えて
、更に第四の電極24が、第三の固体電解質6に対して
、第二の電極18と同じ側の面に、且つキャビティ8内
に露呈せしめられるように設けられている。そして、こ
の第四の電極24は、キャビティ8内の被f1す定ガス
にI8触する測定電極として機能するのである。
従って、このような四つの電極を設けたセンタにあって
は、それぞれの電極がそれぞれ独立した機能を有し、こ
こで番、1、第一・の電極I2と第二の電極22とがポ
ンプ電極とされる一方、第二の電極I8が基準電極とし
て、更に第四の電極24が測定電極とされているのであ
る。それ故、本実施例の酸素セン−りは、第・の固体電
解質2と第一の電極12、及び第三の電極22にて構成
されるポンプセル部26と、第二の固体電解質6と第二
の電極1B、及び第四の電1θ124にて構成されるセ
ンシングセル部28とが、明細゛に区別された横j′l
Jとなっている。
さらに、第3図に示される構造では、ポンプセル部2G
とセンシングセル部28とが区別された構造である効果
とし゛(、ポンプセル部2Gに流れる電流がセンシング
セル部28に漏れることが少なくなり、センシングセル
の起電力の粘度が高い利点がある。また、第3図におい
て、第二の固体電解質4の代わりに高抵抗セラミックス
層を用いるか、或いは第一の固体電解質2と第二の固体
電解質4との界面、又は第二の固体電解質4と第三の固
体電解質6との界面に高抵抗なセラミックス層を介在せ
しめることにより、上記の効果は一層高くなる。
さらに、第4図に示される酸素センサは、第3図に例示
のものとは異なり、第一の固体電解質2の内側に第三の
電極22を配置せしめた例を示すものであって、第三の
電極22は、第一の固体電解質2に対して第一の電極1
2と同じ側に、且つ第二の固体電解質4によって形成さ
れる基準物質存在空間10に対して露呈せしめられるよ
うに、設りられているのである。従って、第一の電極1
2と第三の電極22との間に所定のポンプ電圧が印加せ
しめられた場合においては、第一の固体電解質2が隔壁
となって(第二の固体電解質4のキャビティ8と基準物
質存在空間10とを仕切る仕切部分も、ある程度は隔壁
となる)。そして、該固体電解質を通じて、キャビティ
8内の酸素が、基準物質存在空間10側に移動せしめら
れ、放出されることとなるのである。
なお、このような構造の酸素センサにあっては、上下の
セル部分が対称的な構造となっているところから、ここ
では、上部のセル部(第一の固体電解質2と第−及び第
三の電極12.22から構成される)がポンプセル部2
Gとされる一方、下部のセル部(第三の固体電解質6と
第二及び第四の電極18.24から構成される)がセン
シングセル部28とされているが、これとは逆に、」二
部セル部をセンシングセル部、下部のセル部をポンプセ
ル部とすることも可能である。
さらに、第5図に示される酸素センサは、第3図に例示
のものに対してセラミ・ツクヒータ一層30を設けたも
のである。このセラミックヒータ一層30は、ヒーター
32を絶縁層34.36にて挟んでなるものであり、ポ
ンプセル部26を構成する第一の固体電解質2に対して
密着するように積層、一体化−uしめられている。そし
て、このセラミックヒータ一層30にもガス通気孔14
が形成され、該セラミックヒータ一層30及びポンプセ
ル部26を貫通する該ガス通気孔14を通じて、キャビ
ティ8内に制御された割合において、被測定ガス、より
具体的には該被測定ガス中の測定成分(酸素)が、キャ
ビティ8内に導かれるようになっているのである。
このようなヒータ一層30の形成によって、電気化学的
セルとしての酸素センサは、被測定ガスの温度が低い場
合にあっても、各セル部26,28の固体電解質2や6
を効果的に所望の温度に加熱せしめ得る利点があり、加
えてセンサの薄層化によって、そのような加熱に際して
も、短時間でセンサ作動温度にまで到達せしめることが
可能である。
なお、ヒーター32やそのリード部を電気的に絶縁する
ために用いられる絶縁層34.36としては、アルミナ
またはスピネルから主としてなるセラミックス層である
ことが望ましいが、その他硼珪酸ガラス、ムライト等を
主成分とするセラミックスを用いても、同等差支えない
。そして、そのような絶縁層34.36は、その電気絶
縁特性を阻害しない限りにおいて、その厚さを可及的に
薄(することが望ましく、一般に300μm以下、特に
10〜2’OOμm程度の厚さとされることとなる。特
に、そのような絶縁m34.36と第一の固体電解質2
との間の熱膨張差に基づく応力を効果的に緩和するため
には、それら絶縁層34゜36を多孔質とすることが望
ましく、それによってそれらの間の剥離がより一層効果
的に防止され得るのである。
その他、本発明は、第6図に示される如き構造において
も実施され得るものであって、そこにおいては、第三の
固体電解質6上に設けられた第四の電極24が、第一の
電極I2を兼ねるものとされ、且つかかる第四の電極2
4に対向して、第三の固体電解質6の反対側の面に第三
の電極22が設けられた構造となっている。従って、キ
ャビティ8内の被測定ガス中の酸素は、第四の電極24
と第三の電極22との間に印加せしめられる所定の電圧
によって、該第三の固体電解質6を通って外部に放出セ
しめられるようになっている。
一方、第二の固体電解質4の上には、そのキャビティ形
成孔や基準物質存在空間形成用切込め部を覆蓋する、拡
散孔体としての多孔質層38及び適当な固体電解質等か
らなる覆蓋層40が積層されて、一体化されている。す
なわち、第二の固体電解質4上に積層された覆蓋N40
によって、基準物質存在空間10が形成されると共に、
該覆蓋層40に形成された、前記第二の固体電解質4の
キャビティ形成孔に対応する孔が、多孔質層38にて覆
蓋されることにより、キャビティ8が形成されているの
である。
このような構造の酸素センサにあっても、本発明に従っ
て、キャビティ8と基準物質存在空間IOとは固体電解
質の面方向において略同−の平面上に並置された構造と
されているところから、前例と同様な作用効果を享受す
ることが出来るのである。なお、本実施例において、覆
蓋層40の介在によって、キャビティ8の容積が増大せ
しめられているが、またこのような覆蓋層40は、基準
物質存在空間IOの容積を増すものとして利用すること
も可能である。
以上、本発明の幾つかの実施例について説明してきたが
、本発明の電気化学的セルは、そのような例示の具体的
構造のみに限定して解釈されるものでは決してなく、本
発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に
基づいて種々なる変形、修正、改良等を加えた形態にお
いて実施され得るものであって、本発明は、そのような
実施形態のものをも含むものであること、言うまでもな
いところである。
また、本発明に係る電気化学的セルは、例示の如きリー
ンバーンセンサに好適に適用され得るものであるが、そ
の他の構造の酸素センサにも適用され得るものであり、
更には酸素以外の窒素、炭酸ガス、水素等の流体中の電
極反応に関与する成分の検出器或いは制御器等にも適用
され得るものである。
以上の説明から明らかなように、本発明に従う電気化学
的セルは、第一の電極が露呈せしめられるキャビティと
第二の電極が露呈せしめられる基準物質存在空間とが、
板状の固体電解質の面方向において略同−の平面上に位
置するように、それぞれセル内に形成したものであって
、これによりセル厚さが効果的に薄く為され得、またセ
ルの更なる小型化が図られ得る一方、薄肉化によるセル
厚さ方向の温度勾配が小さくなることによって、熱応力
による固体電解質、ひいてはセルの破壊が防+Lされ、
且つ加熱に際して、短時間にセル作動温度に到達され得
る等の優れた効果を奏せしめ得たものであって、そこに
本発明の大きな工業的な意義が存するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電気化学的セルの一つである酸素
センサの一例を示すセンサ素子部分の展開構造を示す斜
視説明図であり、第2図〜第6図はそれぞれ本発明に従
う電気化学的セルとしての酸素センナの異なる例を示す
第1図に相当する図である。 2:第一の固体電解質 4:第二の固体電解質 6:第三の固体型fIIX質 8:キャビティ 10:基準物質存在空間12:第一の
電極 14:ガス通気孔 1日:第二の電極 22:第三の電極 24:第四の電極 26:ポンプセル部28:センシン
グセル部 30:セラミソクヒーター筋 32:ヒーター 34,36:絶縁層 38:多孔質N 40:覆M層 出願人 日本碍子株式会社 第1図 第3図 第4図 手続補正書印釦 昭和 59年1例 12日 1、事件の表示 昭和58年 特 許 願 第218400号2、発明の
名称 電気化学的セル 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (406)日本碍子株式会社 4、代理人 (1)明細書の発明の名称の欄 (2)明細書全文 (2)明細書全文を別紙の通り損゛正する。 (3)図面第3図、第4図及び第5図におG1て別紙朱
■の通り符号「12]をr24」に、符号「24」を「
12」にそれぞれ訂正する。 (4)図面第6図において別紙朱書の通り、7J号「2
4(12)」を’12 (24) jに訂正する。 以 」二 別 紙 全文訂正明細書 1、発明の名称 電気化学的装置 2、特許請求の範囲 (1)板状の固体電解質と二つの電極とにより構成され
る板状の電気化学的セル勿少左左、=b二2を春む・r
ヒρ°0、オ・ において、該板状の固体電解質上に設
けた第一の電極が露呈せしめられる、予め定められた拡
散抵抗を有する拡散孔体を介して被測定流体に通ずるキ
ャビティが、該板状の固体電解質上に設けた、前記第一
の電極と対を為す第二の電極が露呈せしめられる、基準
物質が存在する空隙に対して、略同−の平面に並置され
ていることを特徴とする電気化学的装置・ 電気化祖センシングセルであ 、也の一つが、1幻痩」
酢生重邂質と第旦長ひ3−p旦悲電極−ξ6こと(4)
前記ML学實戸辷県p−固体電解質に密着して、セラミ
ックヒータ一層を形成した特許請求の範囲第1項乃至第
3項の何れかに記載の電気化学的装置。 潴(3二4辷う」4ニレニ(JLり二ゑし九〕、−ニー
七号止aAii[尺薦4I:Lil11「匹制り支灸乳
澗遼J =!: ’c 1創1艶し3、発明の詳細な説
明 本発明は、電気化学的装置に係り、特に平板状の固体電
解質を用いた電気化学的セルを含む、積層構造の電気化
学的装置における改良に関するものである。 従来より、固体電解質を用いた電気化学的セルを含む電
気化学的装置、例えば、自動車用内燃機関の排気ガス中
の酸素濃度を検出する酸素センサとして、ジルコニア磁
器等の酸素イオン伝導性の固体電解質を用いた、酸素濃
淡電池の原理を利用して酸素濃度をめるセンサ等が知ら
れている。 また、かかる酸素センサと同様な濃淡電池の原理を利用
した水素、窒素、炭酸ガス等の検出器や、ポンプ等の電
気化学的装置も知られている。そして、そのような装置
の電気化学的セルにおいて用いられる固体電解質として
は、これまで有底円筒形状を為すものが一般的であった
が、その生産性やコストの点から、また固体電解質内へ
の複雑な構造の組込みの容易性等の点から、近年、かか
る固体電解質を平板状と為し、そして所定の電極を該固
体電解質の面上に設け゛ζ電気化学的セルを構成した、
積層構造の電気化学的装置が倹約されてきている。 ところで、かかる積層構造の装置における電気化学的セ
ルにあっては、一般に、板状の固体電解質と二つ(一対
)の電極とを組み合わせて構成されているが、そのよう
なセル構造においては、測定されるべき排気ガス等の被
測定ガスが導かれるキャビティと、被測定ガスとの間に
おいて起電力が測定される基準物質が存在ゼしめられる
空隙とは、セルの厚み(積層)方向乙こ配置されており
、そのためにセル厚さが厚くなっているのである。 而して、本発明者らが検討したとごろによると、そのよ
うな厚さの厚いセルからなるセンサにあっては、それを
有効に作動させるために、固体電解質が高温度に加熱さ
れた場合に、セルの厚さ方向における温度勾配が大きく
、このために該固体電解質が熱応力により破壊される問
題を生じることが、明らかとなったのである。また、そ
のようなセル厚さが厚いことの故に、作動温度に達する
までの時間が長いという問題を内在していることが明ら
かとなった。加えて、この積層構造とすることにより、
電気化学的セルは、従来の有底円筒形状のものに比して
、よりコンパクトと為し得たのではあるが、この電気化
学的セルの大きな用途とするところが、車両の排気ガス
用の酸素センサであるところから、そのより一層の小型
化が望まれているのである。 ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為さ
れたものであって、その目的とするところは、装置の厚
さ、換言すればセル厚さを薄くし、これによって厚さ方
向における温度勾配を小さく為し、且つヒーター等によ
る加熱の際には、短時間に装置作動温度に達せしめ得る
、より一層の小型化が可能な電気化学的セルを提供する
ことにある。 そして、本発明にあっては、かかる目的を達成するため
に、板状の固体電解質と二つの電極とにより構成される
板状の電気化学的セルの少なくとも一つを含む電気化学
的装置において、該板状の固体電解質上に設けた第一の
電極が露呈ゼしめられる、予め定められた拡散抵抗をを
する拡散孔体を介して被測定流体に通ずるキャビティが
、該板状の固体電解質上に設けた、前記第一の電極と対
を為す第二の電極が露呈せしめられる、基準物質が存在
する空隙に対して、略同−・の平面に並置されるように
したのである。 すなわち、かかる本発明に従えば、被測定流体(特にガ
ス)に通ずるキャビティと基準物質が存在せしめられる
空隙とが、固体電解質の面方向に略同一平面上に配置さ
れることとなり、これによってセル厚さは大きく減ぜら
れ、以て厚さ方向における温度勾配を小さく為し得、熱
応力による固体電解質の破壊を効果的に抑制しiηだの
である。 そしてまた、このようなセルの薄層化によって、セル自
体の更に画期的な小型化が達成され得ると共に、加熱に
際して、短時間にセル作動温度にまで均一に加熱され得
ることとなり、熱効率の上においても極めて有利と為し
得たのである。 また、かかる本発明においては、前記電気化学的装置が
二つの電気化学的セルを有し、且つその一つが、前記第
一の電極と前記第二の電極との間の起電力を測定するた
めの電気化学的センシングセルであり、他の一つが、板
状の固体電解質と第三及び第四の電極とにより構成され
る電気化学的ボンピングセルであり、そして該電気化学
的ボンピングセルの第四の電極を、前記キャビティへ露
呈せしめるようにして、かかるポンピングセルの一対の
電極の間に所定のポンプ電圧を印加せしめて、該固体電
解質を通じてポンプ作用を行なわしめることによって、
前記キャビティ内から目的とする測定成分の外部への排
出を行なわしめたり、外部から該キャビティ内に所定の
成分を移動せしめるようにすることも可能である。 尤も、本発明にあっては、前記電気化学的センシングセ
ルの第一の電極と、前記電気化学的ボンピングセルの第
四の電極とけ、共通の一つの電極にて構成されていても
同等差支えなく、そしてこの共通の電極と第二の電極と
の間において、測定成分の濃度差に基づくところの起電
力を測定するようにすることも可能である。 さらにまた、本発明にあっては、被測定流体の温度が低
く、電気化学的レルの固体電解質が充分な高温度に保持
されない場合においては、その性能を充分に発揮し17
なくなるところから、適当なヒーターによって、該固体
電解質が加熱せしめられるようにすることが望ましく、
そのような場合においては、一般に、前記電気化学的セ
ルの固体電解質に密着して、所定のセラミックヒータ一
層が設けられることとなる。 以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、図面
に示す実施例に基づいて、本発明の構成を詳細に説明す
ることとする。 まず、第1図は、本発明に従う電気化学的装置の一具体
例である酸素センサの一例における、最も簡単な構造に
係る素子部分の展開図である。すなわち、この酸素セン
サは、ジルコニア磁器の如き平板状の第一、第二、及び
第三の固体電解質2゜4.6の三枚の積層構造とされた
ものであって、第二の固体電解質4に設けられたキャビ
ティ形成孔及びその長手方向に延びる細長な切込み部が
、上下の第−及び第三の固体電解質2及び6によって覆
蓋されることにより、キャビティ8、基準物質存在空間
10が平板状の固体電解質の面方向において略同一平面
上に形成されている。なお、このような酸素センサは、
所謂リーンバーンセンサと称されるものの一つである。 そして、かかるセンサにおける第一の固体電解質2は、
その内側の面、すなわち排気ガス等の被測定ガスにさら
される側とは反対側の面に、例えば白金よりなる多孔質
層の第一の電極12が設けられ、そしてその第一の電極
12がキャビティ8に露呈せしめられている。なお、か
がる第一の電極12は、そのリード部16を介して、外
部の所定の機器に接続されるようになっている。また、
この第一の固体電解質2と第一の電極12を貫通して、
所定の拡散抵抗を有する孔径の、拡散孔体としてのガス
通気孔】4が設けられている。 一方、第三の固体電解質6の内側面(第二の固体電解質
4に対向する側の面)には、前記基準物質存在空間10
に露呈せしめられるように第二の電極18が設けられ、
該電極18はそのリード部20を介して外部の所定の機
器に接続されるようになっている。 従って、このような構造の電気化学的装置にあっては、
第一の電極12がポンプ電極として機能すると共に、キ
ャビティ8内に導入される被測定ガスの測定電極として
も用いられるようになっているのであり、また第二の電
極18にあっても、それはポンプ電極の他の一つ止して
機能させられると共に、基準物質存在空間1oに導かれ
る基準物質、例えば大気などに接触せしめられる基準電
極としても機能するようにされているのである。 すなわち、第−及び第二の電極12.18間に所定の直
流電圧が印1Jl′I−lシめられることによって、よ
く知られているように、その直流の電気量に比例した割
合において、キャビティ8内の被測定ガス中の酸素を主
として第二の固体電解質4を通じて、それら固体電解質
の面方向に設けられた基準物質存在空間IO内に移動せ
しめる。また、一方では、第一の電極12と第二の電極
18との間の起電力がめられ、これによって、ガス通気
孔14を通じて導かれる被測定ガス中の酸素濃度が検出
されることとなるのである。 このような構造の電気化学的セルにあっては、第−及び
第二の電極12.18による酸素ポンプ機能にて、被測
定ガス、より具体的にはその中の測定成分たる酸素はガ
ス通気孔14を通じてキャビティ8に達するが、その通
過量は該ガス通気孔14にて制御され、キャビティ8内
の酸素分圧を実際の被測定ガスの酸素分圧より低く出来
るところから、酸素分圧が理論空燃比の酸素分圧より高
いリーン雰囲気の排気ガスを発生するエンジンを制御す
る上において、好適に用いられるものである。 尤も、かかる構造の電気化学的装置は、理論空燃比の状
態で燃焼せしめて得られる排気ガス等の中性の雰囲気を
被測定ガスとして、その酸素濃度を検出するためにも用
いられjIIるものである。そのような場合には、単に
第一の電極12と第二の電極18との間の起電力がめら
れ、それら電極間の直流電圧の印加による酸素ポンプ機
能は発現されない。 さらに、かかる構造の電気化学的装置は、リンチ領域、
換言すれば燃料が過剰の状態において燃焼せしめて得ら
れる、酸素分圧が理論空燃比の酸素分圧より低く、未燃
焼成分が多量に存在する領域の排気ガスを被測定ガスと
して、その中の未燃焼成分を検出して、そのような排気
ガスを発生するエンジンの燃焼状態を知るセンサ、所謂
リッチバーンセンサとしても使用され得るものである。 その場合においては、直流電流が、前記リーンバーンセ
ンサの場合とは異なり、第一の電極12側から第二の電
極18側に流され、それによって基準物質存在空間10
内の基準物質、例えば空気中の酸素がキャビティ8側に
移動せしめられるようになる。それ故に、第一の電極1
2の近傍において、かかるガス通気孔14の拡散抵抗下
に拡散してきた被測定ガス中の未燃焼成分が、かがる第
二の電極18側から第一の電極12側に移動せしめられ
た酸素によって燃焼、反応せしめられ、そしてそのよう
な電極反応によって惹起される電極12.18間の電流
電圧値の変化によって、目的とする未燃焼成分存在量、
ひいてはそのような未燃焼成分量を与える燃焼状態(A
/F値)が検出されることとなる。 なお、かかる電気化学的セルにおいて、それを構成する
中心的部材である固体電解質2,4.6としては、好適
に採用される前述のジルコニア磁器の他、窒化アルミニ
ウム、5rCe03 、B 1203−希土類酸化物系
固溶体、Lal−χCaχYO犀等が用いられることと
なる。 また、かかる電気化学的装置の積層、形成に際しては、
固体電解質2や6の生素地上に、スクリーン印刷手法に
よって電極12.18及びそのリード部16.20をそ
れぞれ印刷せしめ、そして空間形成部材である第二の固
体電解質4の生素地を間にして、目的とする電気化学的
セルを構成するように重ね合わせて、全体を焼結、一体
化せしめる等の公知の手法が、適宜に採用されるのであ
る。 そして、このような同時一体焼結手法によって目的とす
る電気化学的装置(セル)を形成する場合においては、
各電極12.18やそれらのリード部16.20も同時
に焼成されるようにすることが望ましく、その場合にお
いて、それらの電極やリード部は、白金、パラジウム、
ロジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウムの如き
白金族金属を主体とする材料を用いて印刷し、その焼成
によって、電極乃至けり一ド815が形成されるように
することが望ましい。なお、そのような電極やリード部
の剥離、断線等が生ずるのを防止するために、それら電
極、リード部中にジルコニア、イツトリア、アルミナ等
のセラミックス微粉末を混入せしめて、その焼成時にそ
れの接する層との一体化の向上を図ることが望ましい。 なJ3、本発明に従う電気化学的装置は、以−ヒの構造
に限定されるものでは決してなく、その他の構造のもの
にも有効に適用され得るものであり、例えば、第2図〜
第6図に示されるような構造であっても良いのである。 一=JなわtJ、第2図には、第1図に示された酸素セ
ンサにおLJる、第一の固体電解質2」−に、ポンプ電
極としての第三の電極22を設けた構造のセンサが示さ
れている。このようなセンサにおいてム:1、第一の電
極12と第三の電極22との間に所定のポンプ電圧が印
加せしめられることによって、第一の固体電解質2を通
じて、キャビティ8内の被測定ガス中の酸素が外部に取
り出される一方、第二の電極18は、前例とは異なり、
基準電極としての+77用いられて、測定電極としての
第一の電極12との間において起電力が測定されるよう
になっている。すなわち、ここでは、第一の電極12を
共通極として、該第−の電極12と第三の電極と第一の
固体電解質2からポンプセルが構成される一方、該第−
の電極12と第二の電極18と第一、第二及び第三の固
体電館[’j2.4.6からセンシングセルが構成さj
lてい/′、。 このように、第2I71に示され2)構造では、ポンプ
セルが固体電解質2とその両面に対向して設けた電極1
2.22とにより構成されることにより、ポンプセルの
インピーダンスを小さく出来、従って多呈の酸素を短時
間にキャビティ8内よりIJl’+Nすることが可能と
なり、応答1,17間の短いセンサ′が得られる利点が
ある。 なお、このような構造の酸7(−レンリ (電気化学的
装置)においても、キャビティ8と基準物質存在空間1
0とは、積層される固体電解質の板面方向に配設されて
、略同一平面上に並置された構造となっているところか
ら、本発明に従う有用なり1果を享受し得るのである。 また、第3図に示される酸素センサにあってシ、r、第
一の電極12が前例とは争1なり、第三の固体電解質6
に対しで、第二の電極18と同し側の面に、目つキャビ
ティB内に露呈せしめられるように設けられている一方
、第二及び第三の電極18及び2211前例と間柱な配
置において、そして更に第四の電極24が、前例の第一
の電極と同様に、第一の固体電解質2上に設けられて、
キャビティ8内に露呈せしめられている。そして、がが
る第一電極12ば、キャビティ8内の被測定ガスに接触
する4(す定電極として機能せしめられる一方、第四の
電極24がポンプ電極として機能するようになっている
のである。 従って、このような四つの電極を設けたセンサにあって
は、それぞれの電極がそれぞれ独立した機能を有し、ご
ごでは、第三の電極22と第四の電極24とがポンプ電
極とされる一方、第二の電極18が基!1μ電極として
、更に第一の電極12が測定電極とされているのである
。それ故、本実施例の酸素センサは、第一の固体電解質
2と第三の電極22及び第四の電極24にて構成される
ポンプセル部2Gと、第三の固体電解質6と第一の電極
12及び第二の電極18にて構成されるセンシングセル
部28とが、明確に区別された構造となっている。 さらに、第3図に示さJ1イ、構造では、ポンプセル部
26とセンシングセル部28とが区別された構造である
効果として、ポンプセル部26に流れる電流がセンシン
グセル部28に漏れることが少なくなり、センシングセ
ルの起電力の検IHi’2度が高い利点がある。また、
第312′lにおいて、第二の固体電解質4の代わりに
1副1(抗しラミノクス層を用いるか、或いは第一の固
体型11イ質2と第二の固体電F!?質4との界面、又
は第二の固体電解質4と第三の固体電解質6との界面に
高抵抗なセラミックス層を介在−lしめるごとにより、
」−記のN+果4J一層高くなる。 さらに、第4図に示される酸素センサは、第3図に例示
のものとは7.jなり、第一・の固体型1’)W質2の
内側に第三の電極22を配置−口しめた例を示すもので
あって、第三の電極22 &;l、第一の固体電解質2
に対して第四の電極24と同じ側に、且つ第二の固体電
解質4によって形成される基!1ζ物質存在空間10に
対して露呈・lしめられろように、設けられているので
ある。従って、第二の電極22と第四の電極24との間
に所定のポンプ電流が通電せしめられた場合においては
、第一の固体電解質2が隔壁となって(第二の固体電解
質4のキャビティ8と基準物質存在空間10とを仕切る
仕切部分も、ある程度は隔壁となる)、該固体電解質を
;fflシて、キャビティ8内の酸素が、基準物質存在
空間10側に移動せしめられ、放出されることとなるの
である。 なお、このような構造の酸素センサにあっては、上下の
セル部分が対称的な構造となっているところから、ここ
では、上部のセル部(第一の固体電解質2と第三及び第
四の電極22.24から構成される)がポンプセル部2
6とされる一方、下部のセル部(第三の固体電解質6と
第−及び第二の電極12.18から構成される)がセン
シングセル部28とされているが、これとは逆に、上部
セル部をセンシングセル部、下部のセル部をポンプセル
部とすることも可能である。 さらに、第5図に示される酸素センサは、第3図に例示
のものに対してセラミックヒータ−N30を設けたもの
である。このセラミックヒータ一層30は、ヒーター3
2を露色縁層34,36にて挟んでなるものであり、ポ
ンプセル部26を構成する第一の固体電解質2に対して
密着するように積層、一体化せしめられている。そして
、このセラミックヒータ一層30にもガス通気孔14が
形成され、該セラミックヒータ一層30及びポンプセル
部26を貫通する該ガス1ffl気孔14を通じて、キ
ャビティ8内に制御された割合において、被測定ガス、
より具体的には該被測定ガス中の測定成分(酸素)が、
キャビティ8内に導かれるようになっているのである。 このようなヒータ一層30の形成によって、電気化学的
装置としての酸素センサは、被測定ガスの温度が低い場
合にあっても、各セル部26.28の固体電解質2や6
を効果的に所望の温度に加熱せしめ得る利点があり、加
えてセンサの薄層化によって、そのような加熱に際して
も、短時間でセンサ作動温度にまで到達せしめることが
可能である。 なお、ヒーター32やそのリード部を電気的に絶縁する
ために用いられる絶縁rg34,36としては、アルミ
ナまたはスピネルから主としてなるセラミックス層であ
ることが望ましいが、その他硼珪酸ガラス、ムライト等
を主成分とするセラミックスを用いても、同等差支えな
い。そして、そのような絶縁層34.36は、その電気
絶縁特性を阻害しない限りにおいて、その厚さを可及的
に薄くすることが望ましく、一般に300μm以下、特
に10〜200μm程度の厚さとされることとなる。特
に、そのような絶縁層34.36と第一の固体電解質2
との間の熱膨張差に基づく応力を効果的に緩和するため
には、それら絶縁層34゜36を多孔質とすることが望
ましく、それによってそれらの間の剥離がより一層効果
的に防止され得るのである。 その他、本発明は、第6図に示される如き構造において
も実施され得るものであって、そこにおいては、第三の
固体電解質6上に設けられた第一の電極12が、第四の
電極24を兼ねるものとされ、且つかかる第一の電極1
2に対向して、第三の固体電解質6の反対側の面に第三
の電極22が設けられた構造となっている。従って、キ
ャビティ8内の被測定ガス中の酸素は、第四の電極24
と第三の電極22との間に流される所定方向の電流によ
って、該第三の固体電解質6を通って外部に放出せしめ
られ、或いは該キャビティ8内に被測定ガス中から酸素
が汲み入れられるようになっている。 一方、第二の固体電解質4の上には、そのキャビティ形
成孔や基準物質存在空間形成用切込み部を覆蓋する、拡
散孔体としての多孔質層38及び適当な固体電解質等か
らなる覆蓋層40が積層されて、一体化されている。す
なわち、第二の固体電解質41に積層された覆蓋層40
によって、基準物質存在空間10が形成されると共に、
該覆蓋層40に形成された、前記第二の固体電解質4の
キャビティ形成孔に対応する孔が、多孔質層38にて覆
蓋されることにより、キャビティ8が形成されているの
である。 このような構造の酸素センサにあっても、本発明に従っ
て、キャビティ8と基準物質存在空間10とは固体電解
質の面方向において略同−の平面上に並置された構造と
されているところから、前例と同様な作用効果を享受す
ることが出来るのである。なお、本実施例において、覆
蓋層40の介在によって、キャビティ8の容積が増大せ
しめられているが、またこのような覆蓋層40は、基準
物質存在空間10の容積を増すものとして利用すること
も可能である。 以上、本発明の幾つかの実施例について説明してきたが
、本発明の電気化学的装置は、そのような例示の具体的
構造のみに限定して解釈されるものでは決してなく、本
発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に
基づいて種々なる変形、修正、改良等を加えた形態にお
いて実施され得るものであって、本発明は、そのような
実施形態のものをも含むものであること、言うまでもな
いところである。 また、本発明に係る電気化学的セルは、例示の如きリー
ンバーンセンサに好適に通用され得るものであるが、前
述の如く、理論空燃比の付近で燃焼せしめて得られる排
ガスを被測定ガスとするセンサにも適用できることば勿
論、リンチ領域の排ガスを被測定ガスとするリソチバー
ンセンザにも好適に適用され得、更にその他の構造の酸
素センサにも適用され得るものである。更には、酸素以
外の窒素、炭酸ガス、水素等の流体中の電極反応に関与
する成分の検出器或いは制御器等にも適用され得るもの
である。 以上の説明から明らかなように、本発明に従う電気化学
的装置は、第一・の電極が露呈せしめられるキャビティ
と第二の電極が露呈せしめられる基準物質存在空間とを
、板状の固体電解質の面方向において略同−の平面上に
位置するように、それぞれセル内に形成せしめたもので
あって、これによりセル厚さが効果的に薄く為され得、
またセルの更なる小型化が図られ得る一方、薄肉化によ
るセル厚さ方向の温度勾配が小さくなることによって、
熱応力による固体電解質、ひいてはセル(装置)の破壊
が防止され、且つ加熱に際して、短時間にセル作動温度
に到達され得る等の優れた効果を奏せしめ得たものであ
って、そこに本発明の大きな工業的な意義が存するもの
である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明に係る電気化学的装置の一つである酸素
センサの一例を示すセンサ素子部分の展開構造を示す斜
視説明図であり、第2図〜第6図はそれぞれ本発明に従
う電気化学的装置としての酸素センサの異なる例を示す
第1図に相当する図である。 2:第一の固体電解質 4:第二の固体電解質 6:第三の固体電解質 8:キャビティ 10:基準物質存在空間12:第一の
電極 14:ガス通気孔 18:第二の電極 22:第三の電極 24:第四の電極 26:ポンプセル部28:センシン
グセル部 30:セラミックヒータ一層 32:ヒーター 34.36:−絶縁層38:多孔質層
 4o:覆M層 第3図 1z 第4図 第5図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板状の固体電解質と少なくとも二つの電極とによ
    り構成される板状の電気化学的セルにおいて、該板状の
    固体電解質面上に設けた第一の電極が露呈せしめられる
    、予め定められた拡散抵抗を有する拡散孔体を介して被
    測定流体に通ずるキャビティが、該板状の固体電解質面
    上に設番ノた、前記第一の電極と対を為す第二の電極が
    露呈−已しめられる、基準物質が存在する空隙に対して
    、略同−の平面に並置されていることを特徴とする電気
    化学的セル。
  2. (2)前記第一の電極を設けた前記板状の固体電解質に
    対して、該固体電解質を隔壁とした面に第三の電極を設
    けた特許請求の範囲第1項記載の電気化学的セル。
  3. (3)前記第二の電極が存在する固体電解質の、該第二
    の電極が設けられた面と同一の面上に、前記キャビう一
    イ内に露呈する第四の?’、iJtをa% LJだ特許
    請求の範囲第1項又は第2rllのthう丈イヒ学的セ
    ル。
  4. (4)前記第一の電極が設けら拍、た固イ5本電M質1
    =τ七着して、セラしツクヒータ一層を形成した請求の
    範囲第1項乃至第3rfiのイ可わ、力・に4己−1&
    の電気化学的セル。
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