JPS6013815B2 - 熱成形方法 - Google Patents
熱成形方法Info
- Publication number
- JPS6013815B2 JPS6013815B2 JP9018676A JP9018676A JPS6013815B2 JP S6013815 B2 JPS6013815 B2 JP S6013815B2 JP 9018676 A JP9018676 A JP 9018676A JP 9018676 A JP9018676 A JP 9018676A JP S6013815 B2 JPS6013815 B2 JP S6013815B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- rolling
- surface roughness
- less
- transparency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は透明性が良好で腰の強い容器等の成形品を熟成
形により製造する方法に関し、さらに詳しくは使用樹脂
の融点または軟化点以下の固相で行なわれる通常の熟成
形方法例えば真空成形、プラグアシスト圧空成形、また
はマッチドモールド成形等による上記のごときすぐれた
性状を有するポリオレフィン成形品の製造方法に関する
ものである。
形により製造する方法に関し、さらに詳しくは使用樹脂
の融点または軟化点以下の固相で行なわれる通常の熟成
形方法例えば真空成形、プラグアシスト圧空成形、また
はマッチドモールド成形等による上記のごときすぐれた
性状を有するポリオレフィン成形品の製造方法に関する
ものである。
従釆、熱成形性、透明性および腰の強さ三つの性状を満
足させるべき材質としてはポリ塩化ビニル樹脂(以下、
PVCとする)およびポリスチロール系樹脂(以下、P
.S系とする)に殆ど限定されていた。
足させるべき材質としてはポリ塩化ビニル樹脂(以下、
PVCとする)およびポリスチロール系樹脂(以下、P
.S系とする)に殆ど限定されていた。
このような状態では、例えばPVCではその毒性問題、
低耐熱性に問題あり、P.S系においてはその低耐熱性
、低耐衝撃性、廃棄処理等の問題があるが、それにもか
かわらず他の汎用樹脂では上記3性状のいずれも充分満
足させられるものではなかった。現在この問題に対し次
のような提案がなされている。
低耐熱性に問題あり、P.S系においてはその低耐熱性
、低耐衝撃性、廃棄処理等の問題があるが、それにもか
かわらず他の汎用樹脂では上記3性状のいずれも充分満
足させられるものではなかった。現在この問題に対し次
のような提案がなされている。
{1)ポリオレフィン(実質的にポリプロピレンである
)シートを急冷処理し透明性を改良し融点以下の温度で
熟成形する(侍関昭50一158652および50−1
60376)。
)シートを急冷処理し透明性を改良し融点以下の温度で
熟成形する(侍関昭50一158652および50−1
60376)。
しかしながら、この方法の欠点は、熟成形性が悪い(熟
成形時のシートのたるみおよびしわの発生等)、腰が弱
い(成形品)、および急冷処理工程に高度の技術を要す
ることである。(21 ポリオレフィンシート(実質的
に材質はポリプロピレン)を固相状態でプラグを併用し
真空、圧空成形を行う(特開昭47一11489)。
成形時のシートのたるみおよびしわの発生等)、腰が弱
い(成形品)、および急冷処理工程に高度の技術を要す
ることである。(21 ポリオレフィンシート(実質的
に材質はポリプロピレン)を固相状態でプラグを併用し
真空、圧空成形を行う(特開昭47一11489)。
この場合の欠点は、前記と同様に熟成形性が不良で、成
形品の腰が弱く、かつ透明性も必ずしも良くないことで
ある。脚 高密度ポリエチレン混和物およびポリプロピ
レンシートを融点より低い温度でプラグまたはポンチの
降下速度を設定してシートを5〜13音に延伸しながら
園相状態で熟成形するく特開昭51−31761、51
−34956)。
形品の腰が弱く、かつ透明性も必ずしも良くないことで
ある。脚 高密度ポリエチレン混和物およびポリプロピ
レンシートを融点より低い温度でプラグまたはポンチの
降下速度を設定してシートを5〜13音に延伸しながら
園相状態で熟成形するく特開昭51−31761、51
−34956)。
この場合の欠点は、工業化が困難であり、しかも細部技
術は未完成であることである。
術は未完成であることである。
上述のごとき従来技術においては熟成形条件、使用装置
に特徴をもたせポリオレフィンの熟成形性、透明性を改
善しようとするものである。
に特徴をもたせポリオレフィンの熟成形性、透明性を改
善しようとするものである。
一方、本発明においては熱成形に用いられるシートに特
徴をもたせ、次に示すような効果が得られるのである。
すなわち、{1’熟成形性の向上、成形品の透明性およ
び腰の強さの改善、および{21 特殊な熟成形機を必
要としないこと。
徴をもたせ、次に示すような効果が得られるのである。
すなわち、{1’熟成形性の向上、成形品の透明性およ
び腰の強さの改善、および{21 特殊な熟成形機を必
要としないこと。
以下、本発明をさらに具体的に説明する。すなわち、本
発明者らは、ポリオレフィンシ−トを固相状態で圧延処
理することにより、腰の強い熟成形性の良いシートとな
ることに着眼していたが、該シートはまだ充分満足され
得る透明度を有しなかった。
発明者らは、ポリオレフィンシ−トを固相状態で圧延処
理することにより、腰の強い熟成形性の良いシートとな
ることに着眼していたが、該シートはまだ充分満足され
得る透明度を有しなかった。
この原因を探索した結果、ダィより押し出されたシート
を固相状態で軽度(倍率3以下)の圧延処理を行えばシ
ートの内部曇り度は良くなるが、外部曇り度(シート表
面粗度による曇り)は全く解消されず、これが透明性を
悪くする原因であることが判明した。すなわち圧延倍率
が3以下のような軽度の圧延ではシートに及ぼすロール
による圧下力が小さくかつシートが固相状態であるため
圧延されたシートの表面粗度は圧延前のシートの表面粗
度と大差はなくシートの外部曇り度は依然として改善さ
れないのである。それ故本発明では、圧延処理前の表面
組度をあらかじめ極度に4・さく(0.7仏PMS以下
)したシートを圧延処理することにより得た表面平滑で
透明度の高い腰の強いシートを熟成形に用いることを特
徴とする。ここで表面粗度を小さくする方法としては例
えばダィより押し出されたシ−トを溶融状態のまま一対
の表面平滑なロール間に該シートの両面に同時に接触さ
せながら通過させる方法がある。この場合該ロール対は
径の等しいものを使用するのが好ましい。該ロール対を
通過した後はいずれか一方のロールへ沿わせながら冷却
すれば良い。さらに表面粗度を小さくする方法としては
ダィ(Tター・ィ等)から押出された直後溶融シ−ト両
面を充分に加熱し、該表面をスムージングした後チルロ
ールへ導入する方法もある。次いで軽度の圧延を行なう
。得られた表面組度の小さな圧延シートは熟成形時に表
面の凹凸が大きく増中することがないため成形品の透明
性も優れたものとなる。該表面組度について詳述すると
、溶融シートを例えば一対のロ−ル間に同時に接触させ
て表面処理を行い、得られたシートの表面を平滑にして
表面粗度を0.7〃RMS以下、好ましくは0.3AR
MS以下にすると光沢のあるシートとなり、その後3倍
以下の圧延処理を行なって、該シートを熟成形に用いる
と、得られた成形品も光沢のあるものとなる。しかるに
表面組度が0.7ARMSを超えたときには該シートを
軽度(倍率3以下)に圧延処理しても、得られるシート
の表面は光沢がなく、かつ熟成形し得られる成形品はそ
の表面にTダィシートの表面の粗さがそのまま現われ、
透明性が極端に落ちてしまい好ましくない。具体的には
、図から解釈されるように原反(圧延前)シートの曇り
度を良くすることが圧延後、および成形品の曇り度を良
くすることになり、成形品を商品価値の高いものにする
。
を固相状態で軽度(倍率3以下)の圧延処理を行えばシ
ートの内部曇り度は良くなるが、外部曇り度(シート表
面粗度による曇り)は全く解消されず、これが透明性を
悪くする原因であることが判明した。すなわち圧延倍率
が3以下のような軽度の圧延ではシートに及ぼすロール
による圧下力が小さくかつシートが固相状態であるため
圧延されたシートの表面粗度は圧延前のシートの表面粗
度と大差はなくシートの外部曇り度は依然として改善さ
れないのである。それ故本発明では、圧延処理前の表面
組度をあらかじめ極度に4・さく(0.7仏PMS以下
)したシートを圧延処理することにより得た表面平滑で
透明度の高い腰の強いシートを熟成形に用いることを特
徴とする。ここで表面粗度を小さくする方法としては例
えばダィより押し出されたシ−トを溶融状態のまま一対
の表面平滑なロール間に該シートの両面に同時に接触さ
せながら通過させる方法がある。この場合該ロール対は
径の等しいものを使用するのが好ましい。該ロール対を
通過した後はいずれか一方のロールへ沿わせながら冷却
すれば良い。さらに表面粗度を小さくする方法としては
ダィ(Tター・ィ等)から押出された直後溶融シ−ト両
面を充分に加熱し、該表面をスムージングした後チルロ
ールへ導入する方法もある。次いで軽度の圧延を行なう
。得られた表面組度の小さな圧延シートは熟成形時に表
面の凹凸が大きく増中することがないため成形品の透明
性も優れたものとなる。該表面組度について詳述すると
、溶融シートを例えば一対のロ−ル間に同時に接触させ
て表面処理を行い、得られたシートの表面を平滑にして
表面粗度を0.7〃RMS以下、好ましくは0.3AR
MS以下にすると光沢のあるシートとなり、その後3倍
以下の圧延処理を行なって、該シートを熟成形に用いる
と、得られた成形品も光沢のあるものとなる。しかるに
表面組度が0.7ARMSを超えたときには該シートを
軽度(倍率3以下)に圧延処理しても、得られるシート
の表面は光沢がなく、かつ熟成形し得られる成形品はそ
の表面にTダィシートの表面の粗さがそのまま現われ、
透明性が極端に落ちてしまい好ましくない。具体的には
、図から解釈されるように原反(圧延前)シートの曇り
度を良くすることが圧延後、および成形品の曇り度を良
くすることになり、成形品を商品価値の高いものにする
。
なお本発明明細書中で使われている表面粗度とは次に示
すような測定法で得た値であり、単位はARMS(マイ
クロ・ルート・ミーン・スクエア)である。
すような測定法で得た値であり、単位はARMS(マイ
クロ・ルート・ミーン・スクエア)である。
表面組度測定法
機器名:小坂研究所製、表面粗さ計SE一4型測定法:
■ 長さ100脚、中5側に切断した試料を水平な台の
上に試料ができる限り水平になる様に張力を付与して置
く。
■ 長さ100脚、中5側に切断した試料を水平な台の
上に試料ができる限り水平になる様に張力を付与して置
く。
■ 測定針が試料に直角になる様にし、ストローク長1
0柵、速度2肋/secで針を試料の上に移動させる。
0柵、速度2肋/secで針を試料の上に移動させる。
■ 表面粗度値は0.8柳の長さ間の粗度の2乗平均値
がレコーダーに数値として表されるようになっており、
1仇肋間の最大・最小値を求め、その平均値とする。但
しサンプル数は10サンプルとしその平均値を求めた。
シート表面粗度を0.7ARMS以下とするために、T
ダーィより押し出された溶融シートを両面同時に接触さ
せる表面処理用ロールは当然その表面組度が0.7AR
MS以下でなければならない。ロールの材質は特に制限
はないが表面層は硬質クロムメッキ層よりなるものが良
い。またロール精度(ロール円筒度)の許す範囲におい
てパフ掛けによる研磨をしたものが特に良好な結果を与
える。パフ掛けの程度は特に定量化していないが、ロー
ル表面組度との兼ね合いで決めればよい。次いで、以上
のようにして得られた表面粗度0.7ムRMS以下のシ
ートを、その融点または軟以点より低い温度で互いに反
対方向へ回転され、かつ該シートの厚さよりも小さい間
隔に設定された一対の圧延ロール間を通過させることに
より、元厚の1/3以内の厚さ、好ましくは1′a〆内
の厚さに薄化することにより透明で腰の強いシートを得
る。
がレコーダーに数値として表されるようになっており、
1仇肋間の最大・最小値を求め、その平均値とする。但
しサンプル数は10サンプルとしその平均値を求めた。
シート表面粗度を0.7ARMS以下とするために、T
ダーィより押し出された溶融シートを両面同時に接触さ
せる表面処理用ロールは当然その表面組度が0.7AR
MS以下でなければならない。ロールの材質は特に制限
はないが表面層は硬質クロムメッキ層よりなるものが良
い。またロール精度(ロール円筒度)の許す範囲におい
てパフ掛けによる研磨をしたものが特に良好な結果を与
える。パフ掛けの程度は特に定量化していないが、ロー
ル表面組度との兼ね合いで決めればよい。次いで、以上
のようにして得られた表面粗度0.7ムRMS以下のシ
ートを、その融点または軟以点より低い温度で互いに反
対方向へ回転され、かつ該シートの厚さよりも小さい間
隔に設定された一対の圧延ロール間を通過させることに
より、元厚の1/3以内の厚さ、好ましくは1′a〆内
の厚さに薄化することにより透明で腰の強いシートを得
る。
このシートを通常の成形方法で熟成形すると、高度に透
明で、かつ腰の強い成形品が得られ、かつ熟成形時のシ
ートのたるみ、しわの発生もなく、成形操作が楽である
。ここで圧延倍率を3倍より大きくすると、シート自体
としてはさらに透明性、腰の強さの両方で優れたものと
なるが、現在常用されている熟成形機でカップ等を成形
する場合、一触方向の延伸のための方向性から譲起され
る表面の荒さにより成形品の表面曇り度を極端に悪くす
る。一方圧延倍率を3倍以下にした時には前記のような
問題はなく透明で腰の強い成形品が得られる。シートの
ロール圧延に際してはシートが該ロール間で圧延される
際に固相状態でなければならす、かつできるだけ低い温
度で圧延することが望ましい。
明で、かつ腰の強い成形品が得られ、かつ熟成形時のシ
ートのたるみ、しわの発生もなく、成形操作が楽である
。ここで圧延倍率を3倍より大きくすると、シート自体
としてはさらに透明性、腰の強さの両方で優れたものと
なるが、現在常用されている熟成形機でカップ等を成形
する場合、一触方向の延伸のための方向性から譲起され
る表面の荒さにより成形品の表面曇り度を極端に悪くす
る。一方圧延倍率を3倍以下にした時には前記のような
問題はなく透明で腰の強い成形品が得られる。シートの
ロール圧延に際してはシートが該ロール間で圧延される
際に固相状態でなければならす、かつできるだけ低い温
度で圧延することが望ましい。
しかし圧延時の温度をあまり下げ過ぎると所要圧延圧力
の大中な増大を招く。実質的には融点または軟化点より
6000低い温度範囲内が良い。ロール圧延の方法は従
釆公知の方法(具体的には、■一対の等周速ロール、■
一対の非等周速ロール、■■、■における液圧圧延方法
を使用)いずれでも良いが、圧延ロールにシートを導入
する直前に原反の中に対して、その中減小率が20%以
内、好ましくは1〜5%の範囲にするような張力をシー
トに付与することにより、シートの偏肉による圧延シー
トの波打ち等がなくなり円滑な操業と表面平滑で透明な
シートの製造が可能となる。張力をシートに付与する方
法として圧延ロールの前にブレーキ付きニツプロールを
設けてバックテンションを与えるようにすれば良く、さ
らに中の減少率を20%以内に制御するにはニップロ−
ルのブレーキ力を調節すれば良い。また圧延ロールから
排出する薄化された圧延シートをそのままロール表面上
に沿わせた後引き取ると、より良好な結果を与える。本
発明に用いられるポリオレフィンはポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン、プロピレン共重合体等であり、
その分子量の大小にかかわらず本発明の実施に支障を与
えるものでない。
の大中な増大を招く。実質的には融点または軟化点より
6000低い温度範囲内が良い。ロール圧延の方法は従
釆公知の方法(具体的には、■一対の等周速ロール、■
一対の非等周速ロール、■■、■における液圧圧延方法
を使用)いずれでも良いが、圧延ロールにシートを導入
する直前に原反の中に対して、その中減小率が20%以
内、好ましくは1〜5%の範囲にするような張力をシー
トに付与することにより、シートの偏肉による圧延シー
トの波打ち等がなくなり円滑な操業と表面平滑で透明な
シートの製造が可能となる。張力をシートに付与する方
法として圧延ロールの前にブレーキ付きニツプロールを
設けてバックテンションを与えるようにすれば良く、さ
らに中の減少率を20%以内に制御するにはニップロ−
ルのブレーキ力を調節すれば良い。また圧延ロールから
排出する薄化された圧延シートをそのままロール表面上
に沿わせた後引き取ると、より良好な結果を与える。本
発明に用いられるポリオレフィンはポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン、プロピレン共重合体等であり、
その分子量の大小にかかわらず本発明の実施に支障を与
えるものでない。
従来、ポリオレフィンシートは熟成形に通さずかつポリ
スチレン、ポリ塩化ビニルに比しシート及び成形品は著
しく不透明であった。すなわち熱成形性に関してはポリ
オレフィンシートをヒーター等で加熱する時、該ポリオ
レフィンシートの融点または軟化点以上になると該シー
トが自重でタレて下方のヒーターに接触したり、金型に
接触して破断する傾向があった。また仮に成形できたと
しても偏肉が大きく不透明な成形品になってしまう。し
かるに本方法においては、軽度(倍率3以下)に圧延さ
れたポリオレフインシートを用いることにより、ヒータ
ー加熱時に融点または軟化点近くで該シートが水平に張
り容易に熟成形でき、かつ偏肉の少ない、透明性の良好
な成形品が得られるのである。本発明に用いられるシー
トの厚さは、通常最終圧延シート厚さとしては0.1〜
2.0側の範囲が好ましく特に0.3〜1.仇岬が好ま
しい。
スチレン、ポリ塩化ビニルに比しシート及び成形品は著
しく不透明であった。すなわち熱成形性に関してはポリ
オレフィンシートをヒーター等で加熱する時、該ポリオ
レフィンシートの融点または軟化点以上になると該シー
トが自重でタレて下方のヒーターに接触したり、金型に
接触して破断する傾向があった。また仮に成形できたと
しても偏肉が大きく不透明な成形品になってしまう。し
かるに本方法においては、軽度(倍率3以下)に圧延さ
れたポリオレフインシートを用いることにより、ヒータ
ー加熱時に融点または軟化点近くで該シートが水平に張
り容易に熟成形でき、かつ偏肉の少ない、透明性の良好
な成形品が得られるのである。本発明に用いられるシー
トの厚さは、通常最終圧延シート厚さとしては0.1〜
2.0側の範囲が好ましく特に0.3〜1.仇岬が好ま
しい。
また本発明の熟成形方法は、先に記したように、ポリオ
レフィンの融点または軟化点以下で成形を行なう、真空
成形、圧空成形、プラグアシスト真空成形、プラグアシ
スト圧空成形のいずれでもよく、透明で腰の強い成形品
が得られる。
レフィンの融点または軟化点以下で成形を行なう、真空
成形、圧空成形、プラグアシスト真空成形、プラグアシ
スト圧空成形のいずれでもよく、透明で腰の強い成形品
が得られる。
通常Tダィ等より得られたままのシートを融点より低い
か軟化点以下にて3倍より大きい圧延各率で圧延すると
透明性、かつ剛性に陵れたシートが得られる。一方圧延
倍率を3より高くしたシートを熟成形すると、縦方向の
引張強度が異常に大きくなり、圧力流体(空気、水等)
による圧力をかけた時にシートが裂けてしまう。ところ
が圧延前のシートをその表面を平滑に(表面粗度0.7
山RMS以下、好ましくは0.3ARMS以下)にして
おくと、該シートを圧延する場合僅かの圧延倍率(3以
下)で圧延処理する事により、得られる圧延シートは飛
躍的にその透明性を増し、かつ比較的高度の圧延倍率(
3より大きい)にて処理されたシートより大中に熟成形
性が改善される。
か軟化点以下にて3倍より大きい圧延各率で圧延すると
透明性、かつ剛性に陵れたシートが得られる。一方圧延
倍率を3より高くしたシートを熟成形すると、縦方向の
引張強度が異常に大きくなり、圧力流体(空気、水等)
による圧力をかけた時にシートが裂けてしまう。ところ
が圧延前のシートをその表面を平滑に(表面粗度0.7
山RMS以下、好ましくは0.3ARMS以下)にして
おくと、該シートを圧延する場合僅かの圧延倍率(3以
下)で圧延処理する事により、得られる圧延シートは飛
躍的にその透明性を増し、かつ比較的高度の圧延倍率(
3より大きい)にて処理されたシートより大中に熟成形
性が改善される。
この効果は単なるシートの急冷処理、また単なる比較的
高度の圧延処理シートでは達成できぬ効果である。以下
、実施例および比較例をもって本発明を詳細に説明する
が、例中において使用された試験の内容と試験法は次の
とおりである。
高度の圧延処理シートでは達成できぬ効果である。以下
、実施例および比較例をもって本発明を詳細に説明する
が、例中において使用された試験の内容と試験法は次の
とおりである。
曇り度:透明性の目安となり、値が小さい程透明性が良
いこととなる。
いこととなる。
(ASTM D−1003準拠)c シートは1点測定
、容器底は5点測定平均。
、容器底は5点測定平均。
引張弾性率:剛性の目安となり、値が大きい程剛性が大
きくなる。
きくなる。
(ASTM D−882隻拠)。
容器底の厚さ:圧空成形性の目安となる。
(容器の底部5ケ所の厚さの平均値)実施例 1〜3、
比較例1〜2 市販アイソタクチツクポリプロピレン (M『12.0)を250qoに設定されたTダィより
押し出し、溶融状態のまま一対のチルロール(5000
)に同時に接するように通過させ冷却固化し厚さ720
山のシートを得た。
比較例1〜2 市販アイソタクチツクポリプロピレン (M『12.0)を250qoに設定されたTダィより
押し出し、溶融状態のまま一対のチルロール(5000
)に同時に接するように通過させ冷却固化し厚さ720
山のシートを得た。
使用する一対のチルロールはその表面粗度が各々異なつ
ている。すなわち実施例1〜3は表面粗度が小さなもの
であり、比較例1〜2は表面相度が大きなものである。
該シート(圧延前シート)の表面組度及び曇り度は下記
の表に示してあるような値であった。このシートを子熱
ロール温度14000、圧延ロール温度110ooで同
時に示した所定の圧延倍率で圧延し同表に示された厚さ
および曇り度の圧延シート(熟成形用シート)を得た。
該シートを温度140ooを熱板加熱圧空成形により開
口径7仇吻、底部6物帆、深さ40肌の円形カップ容器
を成形し、容器の底の厚さと曇り度とを測定しその結果
を同表に示した。比較例 3実施例1〜3、比較例1〜
2と同じポリプロピレンを使い同じ温度でTダィより押
し出し、1本のチルロールへ沿わせ冷却固化して厚さ7
20仏のシートを得た。
ている。すなわち実施例1〜3は表面粗度が小さなもの
であり、比較例1〜2は表面相度が大きなものである。
該シート(圧延前シート)の表面組度及び曇り度は下記
の表に示してあるような値であった。このシートを子熱
ロール温度14000、圧延ロール温度110ooで同
時に示した所定の圧延倍率で圧延し同表に示された厚さ
および曇り度の圧延シート(熟成形用シート)を得た。
該シートを温度140ooを熱板加熱圧空成形により開
口径7仇吻、底部6物帆、深さ40肌の円形カップ容器
を成形し、容器の底の厚さと曇り度とを測定しその結果
を同表に示した。比較例 3実施例1〜3、比較例1〜
2と同じポリプロピレンを使い同じ温度でTダィより押
し出し、1本のチルロールへ沿わせ冷却固化して厚さ7
20仏のシートを得た。
該シートを圧延処理を施さずに実施例1〜3、比較例1
〜2と同様に加熱圧空成形を行いその結果を下記の表に
示す。比較例 4 比較例3と同一の条件で得た厚さ720ムのシートを圧
延倍率1.4にて行った以外はすべて比較例3と同様に
処理し、その結果を下記の表に示す。
〜2と同様に加熱圧空成形を行いその結果を下記の表に
示す。比較例 4 比較例3と同一の条件で得た厚さ720ムのシートを圧
延倍率1.4にて行った以外はすべて比較例3と同様に
処理し、その結果を下記の表に示す。
実施例 4〜5、比較例5〜6使用する樹脂を市販のア
ィソタクチックポリプロピレン(M『10.5)、チル
ロールの表面粗度を適宜変えて、シートの表面組度を変
え圧延倍率を下記の表に示す所定倍率にした以外はすべ
て実施例1〜3、比較例1〜2と同様に行い、その結果
を同表に示す。
ィソタクチックポリプロピレン(M『10.5)、チル
ロールの表面粗度を適宜変えて、シートの表面組度を変
え圧延倍率を下記の表に示す所定倍率にした以外はすべ
て実施例1〜3、比較例1〜2と同様に行い、その結果
を同表に示す。
比較例 7
実施例4と同じ条件で得たシートを圧延処理をせずに熱
板加熱圧空成形を行った。
板加熱圧空成形を行った。
その結果を同表に示す。前記表に示された結果より明ら
かなように、表面粗度が0.7仏RMSより小さいチル
ロールを用いて表面処理したシート(実施例1〜3、実
施例4〜5)の曇り度は表面粕度0.7〃RMS以上の
チルロール表面処理したシート(比較例1〜2、比較例
6)あるいは表面処理をしないシート(比較例3〜4)
より優れており、さらに圧延処理されたシート(実施例
1〜3)は圧延処理していないシート(比較例3)より
曇り度が小さく、引張弾性率が大きい(腰が強い)こと
が明白であり、その度合は圧延倍率を大きくした方がい
い結果を与えている(実施例1と実施例2とをあるいは
実施例4と実施例5とを比べてみる)。
かなように、表面粗度が0.7仏RMSより小さいチル
ロールを用いて表面処理したシート(実施例1〜3、実
施例4〜5)の曇り度は表面粕度0.7〃RMS以上の
チルロール表面処理したシート(比較例1〜2、比較例
6)あるいは表面処理をしないシート(比較例3〜4)
より優れており、さらに圧延処理されたシート(実施例
1〜3)は圧延処理していないシート(比較例3)より
曇り度が小さく、引張弾性率が大きい(腰が強い)こと
が明白であり、その度合は圧延倍率を大きくした方がい
い結果を与えている(実施例1と実施例2とをあるいは
実施例4と実施例5とを比べてみる)。
しかしながら圧延倍率を0.3より大きくする(比較例
5)と、シート自体は曇り度が小さく引張弾性率の大き
なものが得られるが、熟成形性が悪くなることが分る。
また、実施例5と比較例7にみられるように表面粗度を
0.7仏RMS以下にしたシートでもその後圧延処理を
施さなければ熟成形性が悪く透明でない容器となる。
5)と、シート自体は曇り度が小さく引張弾性率の大き
なものが得られるが、熟成形性が悪くなることが分る。
また、実施例5と比較例7にみられるように表面粗度を
0.7仏RMS以下にしたシートでもその後圧延処理を
施さなければ熟成形性が悪く透明でない容器となる。
また使用樹脂のMFIは特にシートの曇り度、引張弾性
率、さらには熟成形性においてさほど影響を及ぼさない
。以上のべたように、表面粗度が0.7ARMS以下に
なるように表面処理され次いで、0.3以下の倍率で圧
延されたシートを用いて熟成形を行なえば、成形時にシ
ートのたるみ、しわの発生がなく、透明性が良く腰の強
い成形品が得られるのである。 ・
率、さらには熟成形性においてさほど影響を及ぼさない
。以上のべたように、表面粗度が0.7ARMS以下に
なるように表面処理され次いで、0.3以下の倍率で圧
延されたシートを用いて熟成形を行なえば、成形時にシ
ートのたるみ、しわの発生がなく、透明性が良く腰の強
い成形品が得られるのである。 ・
添附図は、原反シートを圧延前表面処理した場合および
無処理の場合において、圧延前シート、圧延後シートの
曇り度とこれらのシートから得られた成形品の曇り度と
の関係を示すグラフである。
無処理の場合において、圧延前シート、圧延後シートの
曇り度とこれらのシートから得られた成形品の曇り度と
の関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 1 ポリオレフインのシートをその融点または軟化点以
下の温度で熱成形する方法において、0.7μRMS以
下の表面粗度を有するポリオレフインのシートをその融
点より低いかまたは軟化点以下の温度で3倍以下の倍率
でロール圧延することによつて得られたシートを用いる
ことを特徴とする熱成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9018676A JPS6013815B2 (ja) | 1976-07-30 | 1976-07-30 | 熱成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9018676A JPS6013815B2 (ja) | 1976-07-30 | 1976-07-30 | 熱成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5316086A JPS5316086A (en) | 1978-02-14 |
| JPS6013815B2 true JPS6013815B2 (ja) | 1985-04-09 |
Family
ID=13991446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9018676A Expired JPS6013815B2 (ja) | 1976-07-30 | 1976-07-30 | 熱成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6013815B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54111579A (en) * | 1978-02-20 | 1979-08-31 | Sekisui Jushi Kk | Method of making thermoplastic resin tape having good transparency |
| JPS6161835A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-29 | Sekisui Chem Co Ltd | エンボス加工された熱可塑性樹脂シ−トの製造方法 |
-
1976
- 1976-07-30 JP JP9018676A patent/JPS6013815B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5316086A (en) | 1978-02-14 |
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