JPS60149724A - 球状化組織を有する棒鋼と線材の製造方法 - Google Patents

球状化組織を有する棒鋼と線材の製造方法

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JPS60149724A
JPS60149724A JP461584A JP461584A JPS60149724A JP S60149724 A JPS60149724 A JP S60149724A JP 461584 A JP461584 A JP 461584A JP 461584 A JP461584 A JP 461584A JP S60149724 A JPS60149724 A JP S60149724A
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    • C21D8/06Modifying the physical properties of ferrous metals or ferrous alloys by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of rods or wires

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 奮粟上東机凪分■ 本発明は棒鋼および線材の製造方法に関し、特に熱間圧
延中の加工熱を利用して圧延ままで良質の炭化物の球状
化組織を得ることができる、或いは別ラインで球状化焼
鈍を効果的に実施できる、棒鋼および線材の製造方法に
関するものである。
従米肢査 各種鋼材の中には、組織中の炭化物を球状化させて使用
するものが多い。例えば、冷間鍛造用鋼はその変形能を
向上させ、変形抵抗を減少させるために、また軸受鋼は
その耐磨耗性を向上させると同時に、冷間加工性、切削
性を付与するために、鋼中のセメンタイトを球状化させ
るのが一般的である。
従来、これら鋼中のセメンタイトの球状化を行うために
、通常の熱間圧延工程で製造された棒鋼および線材コイ
ルを、別ラインの熱処理炉内で球状焼鈍と呼ばれる熱処
理を施していた。球状化焼鈍には、へ重点以上に加熱し
た後徐冷する方法(徐冷法)、A1点直下で等温保持す
る方法(等温保持法)、A1点を境に繰り返し加熱冷却
する方法(繰り返し法)がよく知られているが、いずれ
の方法を用いても非富な長時間を必要としていた。たと
えば、冷間鍛造用合金鋼(SCr435、SCr435
など)や軸受鋼(SIJJ2など)では20〜25時間
、比較的セメンタイトの球状化の容易な冷間鍛造用炭素
鋼でも15〜20時間も要していた。
このため、球状化焼鈍処理は、これら棒鋼および線材の
製造工程のネックになっており、省エネルギーの見地か
らも大きな問題となっていた。さらには、長時間の熱処
理のため鋼表面の酸化、脱炭の問題が生しる場合もあっ
た。したがって、球状化焼鈍工程の簡略化、省略化が従
来から強く望まれており、実現されれば大きな効果を生
じるものと予想された。
その一方法として、鋼材に球状化焼鈍を施す前に、予め
冷間加工(たとえば冷間伸線、冷間抽伸など)を行い、
鋼中のセメンタイトに変形破壊を生ぜしめると同時に、
多数の転位を導入し、その後の球状化焼鈍での残存セメ
ンタイトの分断凝集と、新たに生成するセメンタイトの
発生核の多数分散化をはかることによって、球状化焼鈍
時間の短縮化を実現する方法は既に行われている。しか
し、この方法では球状化焼鈍時間の短縮は実現されるも
のの、冷間加工工程が追加されるために、全工程を通し
ての処理時間の短縮という意味ではいま一つ効果が薄か
った。□ そこで、熱間圧延工程または2次加工工程において、オ
ンライン中でセメンタイトを球状化させることにより球
状化焼鈍を省略する方法が特開昭58−27926号に
提案されている。しかしながら、この従来方法では、加
工温度範囲の指定がAs2およびAelの如く平衡状態
に於ける変態温度で表示されており、実用的でない。更
に、後述するように、本発明者らの見出した知見に基づ
(と、この特開昭58−27926号に記載の方法では
加工温度が高く、実質的にはセメンタイトの球状化には
効果の薄い方法である。
衾灰皇亘囮 本発明は本発明者等が行った線材の加工熱処理に関する
詳細な実験の結果から得られたものであり、その目的は
、熱間圧延工程または2次加工工程において、加工条件
とその後の直接熱処理条件を制御することにより、別ラ
インでの球状化焼鈍処理を省略するか、あるいは球状化
処理時間を短縮させることにある。
光皿■盪戊 本発明に従うと、2%以下のCを含有する鋼をAc1点
以上に加熱した後変形を加える加工工程において、Ar
I 点以上であり且つAr3点またはArcm点以−下
の温度域で20%以上の加工を付与し、その後直ちにA
et 100℃以上であり且つAet点以下の温度域に
10分以上等温保持するが、又は500”Cまでを60
℃/分以下の冷却速度で冷却して良好な球状化組織を得
ることを特徴とする、棒鋼および線材の製造方法が提供
される。すなわち、これらの本発明の製造方法は、熱間
圧延工程または2次加工工程のオンライン中でセメンタ
イ1−の球状化を実現せしめようとするものである。
更に、本発明に従うと、2%以下のCを含有する鋼をA
ct点以上に加熱した後変形を加える加工工程において
、Ar1点以上であり且つAr3点またはArcm点以
下の温度域で20%以上の加工を付与し、その後室温ま
で放冷し、次いで別ラインで通常の球状化焼鈍を施して
良好な球状化組織を得ることを特徴とする、棒鋼および
線材の製造方法が提供される。すなわち、この製造方法
は、鋼の球状化焼鈍性を向上させ、球状化焼鈍処理時間
を短縮化せしめようとするものである。
以下に本発明の要件について詳細に説明する。
(1)C量を2%以下にした理由 C量が2%を越えると状態図におけるオーステナイト相
の領域が非常に狭くなると共に、初析セメンタイトのオ
ーステナイト粒界上への析出量が多くなるため、熱間加
工中に割れが生し易くなるのでC量を2%以下とした。
更に、本発明の方法を適用する鋼は所望の強度、延性を
与えるため、Sl、Mnの他、Cr、 Mo等の合金元
素を含むことができる。更に脱酸剤として5olAIを
含むほか、P、S等の不純物元素は製品の所望の特性お
よび製造方法より適正な範囲に限定されるが、これらは
発明の特徴ではないのでこれ以上詳述しない。
(21A c 1点以上に加熱する理由加熱温度につい
ては、後述する加工温度の制約から、加熱温度をAc+
点以上に限定した。またAc1点より低い加熱では材料
の変形抵抗が大きく効率的な加工が達成できない。
f3120%以上の加工を行う温度範囲について次にA
r1点以上であり且つAr3点またはArcm点以下の
温度域で加工を付与することの理由について述べる。
この温度域での鋼の組織は準安定オーステナイトとフェ
ライト(過共析鋼の場合は初析セメンタイト)の二相混
合組織になっており、これを加工すると、準安定オース
テナイトの粒界および粒内から、加工誘起変態した微細
なフェライ1−(過共析鋼の場合は初析セメンタイト)
が多数生成する。
この結果、準安定オーステナイトは加工誘起変態したフ
ェライト(過共析鋼の場合ば初析セメンタイト)によっ
て分断されるため微細になるが、本発明者等の別の知見
によると、粗大オーステナイトから析出したセメンタイ
トより、微細オーステナイトから析出したセメンタイト
の方が球状化しやすいことを見出しているから、本発明
の温度域での加工は、セメンタイトの球状化に有効であ
ることは明らかである。
Ar1点より低い温度域では、加工前に既に準安定オー
ステナイトから層状セメンタイトが析出し終わっている
ため、Ar+点未滴の温度域での加工はセメンタイトの
球状化には効果が小さく、さらに加工組織が残存して強
度が上がるので、Ar1点以上で加工する必要がある。
また、Ar3点またはArcm点より高い温度域ではフ
ェライトあるいは初析セメンタイトの加工誘起変態が不
完全なため、セメンタイトの球状化が困難になるのでA
r3点またはArcm点以下で加工する必要がある。
なお、過共析鋼の場合、加工すp前に析出している初析
セメンタイトは加工中に変形破壊し、その後の等温保持
または徐冷過程で分断凝集して球状セメンタイトになる
。また、加工中に準安定オーステナイト粒内に導入され
た多数の転位は、その後の等温保持または徐冷過程で析
出する球状セメンタイトの発生核となり得る。しかし、
Ar1点より低い温度域では、上述したように加工前に
既に層状セメンタイトが析出しているため効果がなく、
Ar3点またはArcm点より高い温度域では、加工さ
れた準安定オーステナイトは直ちに回復し、導入された
転位が消失するため、球状化セメンタイトの発生核には
なり得ない。
以上述べた・ように、2つの理由から、Ar1点以上で
あり且つAr3点またはArcm点以下の温度域で加工
を付与することを限定した。
ここで重要なことは、本発明の方法において加工を行う
温度範囲を鋼の冷却過程での変態温度、すなわち、Ar
I、 Ar3、Arcmで規定したことに意味があり、
特開昭58−27926号のように加工温度範囲を平衡
変態温度Δe1、Ae3、A’ecmで規定したのでは
実用上はとんど意味をなさないことである。
また、特開昭58−27926号に開示の方法では、加
工温度範囲をAe3〜20℃からAe130℃と規定し
ている。しかしながら、本発明の方法を適用する線材及
び棒鋼の代表的な鋼fffis20c、 545C,5
Cr435、SCM435.5UJ2では上記の温度範
囲はいずれもAra点以点色上り、上述の如く、この従
来技術の温度範囲ではセメンタイトの球状化に有効な加
工を与えることば出来ない。
(3120%の加工を行う理由 次に加工度を20%以上に限定した理由について述べる
。上述の温度域内での加工度は大きいほど、セメンタイ
トの球状化効果は大きくなる。すなわち、準安定オース
テナイトの微細化と準安定オーステナイト粒内゛への転
位の導入が促進され、その後の等温保持または徐冷過程
において球状セメンタイトの析出が容易になるが、20
%より小さい加工度では、これら効果が十分発揮されず
、層状セメンタイ1−が析出しやすくなるので、20%
以上の加工度に限定した。
この場合の加工度とは断面減少率を意味し、1バス圧延
(または1パス伸線)の場合には圧延(または伸線)前
後の断面の減少率を、多パス圧延(または多パス伸線)
の場合には圧延(または伸線)前と最終バス通過後の断
面の累積減少率のことをいう。
(4)加工後の処理について 上述の加工後、球状セメンタイトを析出させる方法とし
ては、等温保持と徐冷の2通りある。等温保持の場合、
Ae1点を越えた温度で保持しても、Ar1変態、すな
わち、セメンタイトの析出が開始しないので、保持温度
はAeI点以下にしなりればならない。しかし保持温度
は板くなるほど、析出するセメンタイトは球状になりに
<<、特にAe+−100“Cより低い温度になると層
状セメンタイトが析出し始めるので、等温保持温度ばA
e+点以下であり且つAes 100℃以上の範囲とし
た。またこの温度域内の等温保持では少なくとも10分
保持しなければ完全に球状セメンタイトの析出が終了し
ないので、10分以上等温保持することとした。
さらに徐冷により球状セメンタイトを析出させるには、
速(とも60℃/分の冷却速度で冷却する必要があり、
それより速い冷却速度で冷却すると層状セメンタイトが
析出し始めるので、冷却速度は60℃/分以下に限定し
た。徐冷範囲は圧延終了温度から球状セメンタイトが完
全に析出し終わる温度500“Cまでとした。ただし徐
冷時間を短くしたい場合は球状セメンタイトの析出がほ
ぼ完了する600℃までが望ましい。
加工後、放冷した場合にも不完全なからセメンタイトは
一部球状化しており、これを別ラインで通常の球状化焼
鈍を施した場合、球状化焼鈍処理時間は大幅に短縮され
るので、室温まで放冷し、次いで別ラインで通常の球状
化焼鈍を施すことを規定した。
Hの −の 魯こ いる4 次に本発明の方法を実施するのに用いる装置を添付の図
面を参照して説明する。
第1図に示す設備に於いて、参照番号1は鋼片の加熱炉
を示し、加熱炉1には粗圧延tillが連結している。
粗圧延機2の下流側には粗圧延された鋼材を水冷又は風
冷する装置3と、これに並置された放冷ゾーン4が続い
ている。
所定温度範囲に冷却された鋼材は仕上圧延機5に送られ
る。仕上圧延機5の下流側には2基の巻取装置61及び
62が並置されている。
本発明の方法のうち特許請求の範囲第1項または第2項
に記載の方法を実施するときは、巻取装置61を使用す
る。巻取装置61ば連続炉7内に鋼材をコイル状に成形
し、コイル状の鋼材はコンベア8上を移動する。連続炉
7は保温炉であっても或いは徐冷炉であってもよい。
本発明のうち特許請求の範囲第3項に記載の方法を実施
するとき、すなわち、球状化処理を別ラインで行うとき
は、巻取装置62でコイル状として、別ラインに搬送す
る。
第2図は線材の2次加工ラインで本発明の方法を実施す
るときに用いる装置の概略図である。この装置では、ペ
イオンリール9がら巻き戻された線材は高周波加熱装置
1oにより所定温度範囲に加熱され、更に下流側に設け
られた伸線ダイス11により伸線される。参照番号12
は線材をダイス11がら引抜くピンチローラを示す。つ
いで、線材はコイラ131、又はこれと並置された13
2のいずれかに巻取られる。
すなわち、特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
方法を実施するときは、コイラ131を用いる。コイラ
131 は保熱炉または徐冷炉14内に設けられている
。従って、加工後の線材は、等温保持或いは徐冷される
更に、本発明のうち特許請求の範囲第3項に記載の方法
を実施するとき、すなわち、加工後の線材を別ラインに
搬送して球状化処理するときは、コイラ132で巻取る
以下、本発明を実施例により説明するが、これらの実施
例は本発明を何等制限しないことは勿論である。
某J1舛 第1表に示す各鋼について断面が60φmmの素材を準
備し、これらを第1図に示す圧延ラインで900℃に加
熱した後、圧延途中で自然放冷し、所望の温度になって
から再び圧延を開始した。圧延終了後は直ちに連続保熱
炉または連続徐冷炉内にて巻取り、巻取ったコイルを炉
内で移動しながら等温保持または徐冷を施すか、あるい
は炉外で巻取り放冷した後、通窩の球状化焼鈍を施した
仕上った線材からJIS14A号引張試験片と直径10
φmmX長さ15mmの冷間圧縮試験片を作成し、引張
試験と両端拘束冷間圧縮試験を行い、引張強さ、絞り、
限界圧縮率をめた。また、それらのミクロ組織からセメ
ンタイトの球状化率をめた。球状化率は電子顕微鏡撮影
したミクロ組織中の100個以上のセメンタイトについ
て、長径と短径を測定し、長径/短径が3.0以上のセ
メンタイト数の測定した全セメンタイト数に対する割合
で示した。
第1表には、圧延に先立ち、Formas ter熱膨
張試験機を用いてそれぞれのAs2点、As2またばA
ecm点と35φmm素材の自然放冷に相当する冷却速
度でのAr1、Ar3または八rcm (900℃加熱
)をめた値を併記する。
実屓I町り 第1表に示す各鋼について、それぞれ35φmmまで圧
延した段階で、圧延を中断し、第2表に示した各圧延再
開始温度まで自然放冷した。引き続いて20φmm (
加工度=67%)まで圧延し、直ちに700℃の連続保
熱炉内で巻取り、そのまま30分間等温保持した。各試
験材の引張強さ、絞り、限界圧縮率、球状化率を第2表
に示す。また545Cについて、さらに圧延再開始温度
を拡げて調査した結果を第3図に示す。第3図に示す結
果から、本発明の温度範囲内で圧延した線月は、引張強
さが低く、絞り、限界圧縮率、球状化率に優れているこ
とがわかる。
実Jd引圀 545Cについて、実施例1と同様に35φmmまで圧
延した段階で圧延を中断し、670℃まで自然放冷した
後、引き続いて33φmm (加工度−11%)、30
φmm (27%)、25φmIn (49%)、20
φ+nm (67%)、15φmm (82%)ムこ圧
延するかあるいは35φmmまま(0%)で直ちに10
0°Cの連続保熱炉内で巻取り、そのまま30分間等温
保持した。各試験材の引張強さ、絞り、限界圧縮率、球
状化率を第4図に示す。
本発明の加工度の範囲内では、引張強さが低く、絞り、
限界圧縮率、球状化率が優れていることがわかる。特に
限界圧縮率、球状化率については、本発明の範囲外にな
ると急激に劣化している。
実施皿l 545GおよびSCM435について、それぞれ試料隘
8(圧延群開始温度=670℃)および試料No、18
(圧延群開始温度=650℃)と同一条件で20φmm
まで圧延した後、実施例1と同様に直ちに等温保持した
が等温保持時間を0分から40分まで変化させた。
各試験材の引張強さと球状化率を第5図に示す。
また、545Cについては、さらに等温保持時間を30
分とし、保持温度を550℃から750℃まで変化させ
た。このときの引張強さと球状化率の変化を第6図に示
す。
第5図及び第6図から、本発明の等温保持温度範囲内お
よび等温保持時間範囲内においてのみ低い引張強さと優
れた球状化率が得られることがわかる。
ス】I赴土 545GおよびSCM435について、それぞれ試料点
8(圧延群開始温度=670℃)および試料点18(圧
延群開始温度−650℃)と同一条件で圧延した後、直
ちに連続徐冷炉内で巻取り、その後炉内を移動させなが
ら500℃までの冷却速度を15℃/分から100℃/
分まで変化させて徐冷した。各試験材の引張強さと球状
化率を第7図に示す。本発明の冷却速度範囲内において
、低い引張強さと優れた球状化率が得られることがわか
る。
実Jl引1 345Cおよび5(JI435について、それぞれ試料
阻8(圧延再開始温度−670℃)および試料N111
8 (圧延再開始温度−650℃)と同一条件で圧延し
た後、炉外で巻取り、自然放冷した線材と、比較例とし
て通常圧延後に自然放冷した545GおよびSCM43
5の線材について、第8図に示すヒートパターン(徐冷
速度R=0.5℃/分〜2℃/分で変化)で球状化焼鈍
を施した。各試験材の引張強さ、限界圧縮率、球状化率
を第3表に示す。第3表かられかるように、本発明材の
球状化焼鈍後の性能も優れていることは明らかである。
B1Iわ茜展 以上、実施例により詳細に説明した通り、本発明の方法
により製造した線材又は棒鋼はセメンタイトの球状化が
十分に達成され、機械的性質にも優れている。
更に、本発明の方法は熱間圧延の加工熱を利用して圧延
のままで球状化セメンタイト組織を有する線材または棒
鋼を効率よく製造しうるものであり、或いは別工程で容
易に球状化を行いうるちのである。従って、従来技術に
対して大中の省力、省エネルギーを達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するために用いる装置の概
略図であり、第2図は更に線材の2次加工ラインで本発
明の方法を実施するのに用いる設備の概略図である。 第3図乃至第7図は本発明の実施例の結果を示すグラフ
である。 第8図は、本発明の1実施例に従う方法及び比較例の方
法により圧延した線材を球状化焼鈍した際のヒートパタ
ーンを示す。 (参照番号) 1:加熱炉、 2:粗圧延機、 3:水冷または風冷装置、 4:放冷ゾーン、 5:仕上圧延機、 6s 、62 :巻取装置、 7:連続保熱炉または連続徐冷炉、 8:コンヘアー、 9:ペイオフリール、IO=高周波
加熱装置、 11:伸線ダイス、12:ピンチローラ、
13z 、132 :コイラ、14:保熱炉または徐冷
炉。 特許出願人 住友金属工業株式会社 代理人 弁理士 新居 正彦 第3図 圧延再開6合混良(6o) ao工友 t〆) 第5図 ZρOZ 写渇頂り準き時間6勺つ 第6図 等二1ト1犀ヨ十台;X/L (’こ)第7図 吟即豆皇(’c/す 7KO’こ 手 続 補 正 書 2 (自発) 昭和59年、7月21日 1、事件の表示 昭和59年特許願第4615号2、発
明の名称 球状化組織を有する棒鋼と線材の製造法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地名 称 (21
1) 住友金属工業株式会社4、代理人 氏 名 (8334) 弁理士 新居 正彦5、補正命
令の日付 (自発) 7、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のように補正する。 〔2) 明細書第7頁の第1行の′・・・・ものである
。゛の文の後に次の文を加える。 「本発明に従うと、鋼材の焼入性を考慮して上記20%
以上の加工の温度域への鋼材の冷却速度をδ周整するの
が好ましい。 すなわち、Cを0.15%以下含有する炭素鋼もしくは
Cを0.15%含有する炭素鋼の焼入性と同等以下の焼
入性を有する合金鋼の場合は、へc、点以上に加熱した
後変形を加える加工工程において、250℃/’ se
c以上の冷却速度でArt点以上であり且つAr3点以
下の温度域に冷却後、その温度域で20%以上の加工を
加えるのが好ましい。 Cを0.15%を越え0.4%以下含有する炭素鋼もし
くは0.15%Cの炭素鋼の焼入性を越え且つ0.4%
Cの炭素鋼の焼入性と同等以下の焼入性を有する合金鋼
の場合は、へc、点以上に加熱した後変形を加える加工
工程において、10℃/ sec以上の冷却速度で后3
点以上であり且つAr3 点以下の温度域に冷却後、そ
の温度域で20%以上の加工を行うのが好ましい。 更に、Cを0.4%を越えて含有する炭素鋼もしくはO
,l1%Cの炭素鋼の焼入性を越える焼入性を有する合
金鋼の場合は、八C1点以上に加熱した後変形を加える
]二程において、2℃/ sec以上の冷却速度で八r
1 点以上であり且つΔ「3点または△rc、m点以下
の温度域に冷却後、その温度域で20%以上の加工を行
うのが好ましい。」 (3)明細摺第10頁下から8行目の゛・・・・限定し
た。′°の後に次の文を加える。 「しかしながら、上記の温度範囲で加工した場合でも、
加工前の冷却速度が異なると製品の特性が大きく異なる
ことが判明した。ずなわぢArt 〜Ar3(Arcm
 )間の加工の前の冷却速度がある値以下になると製品
の変形能が急激に低下する。この臨界の冷却速度は鋼種
によって異なっており、焼入性の高い鋼はど低い冷却速
度で冷却を行うことができる。従って、本発明の方法に
おいて加工を行う温度範囲を鋼成分と加工前の冷却速度
を孝心しながら決定する必要があるので、鋼の焼入性に
従って冷却速度の限定を行った。このような限定をしな
ければならない冶金的理由を次のように考える。 すなわち、セメンタイトの球状化に有効な加工温度範囲
はAr1点以上でありかつAr3点またはArcm点以
下の温度域である。しかし、この温度範囲内に於いても
、温度が高いと微細フェライトの加工誘起変態析出は不
充分であり、かつ球状セメンタイトの発生核となる加工
導入転位は回復しやすいため、セメンタイトの球状析出
は囚勇IFである。 この加工誘起フェライトの変態析出並びに加工によって
導入された転位の回復までの時間は鋼の焼入性によって
著しく相違し、焼入性の低い鋼はどAr3 点(もしく
はArcm点)までの冷却を急速に行う必要がある。こ
のことにより、セメンタイトの分散が均一になり、製品
の変形能がとくに向上する。 本発明に於いて上記20%の加工を行う温度域への調料
の冷却方法としては水冷、ミスト冷却、空冷、ライン上
ての放冷、放冷ゾーンでの冷却がある。」 (4) 明細書第10頁第18行の’520C″°を「
512C1S20CJと補正する。 (5) 明細書第15頁の第16行目の″自然放冷し、
″を「自然放冷または強制風冷あるいは水冷を施し、」
と補正する。 (6) 明細書第16頁第13行乃至第14行に記載の
”Aecm点と35φmm” を、「ΔeCm点を測定
し、更に、512Cについては35φmm素材の水冷に
相当する冷却速度でのΔ「+、Ar3を、320Cにつ
いては35φmm素材の風冷に相当する冷却速度での八
r+、Artを、それ以外のflJ Iliについては
35φmmJと補正する。 (7) 明細書第17頁の第1表を次頁に示す如く補正
する。 (8) 明細書第18頁第1行の゛実施例1″′の前に
次の文および次頁の第1a表を入れる。 「実施例O 第1表に示す各鋼について、それぞれ35φmmまで圧
延した段階で、’Ila表に示した4種の冷却速度で6
60〜670℃まで冷却した。引き続いて20φmm(
加工度−67%)まで圧延し、直ちに700℃の連続保
熱炉内で巻取り、そのまま30分間等温保持した。 各試験料の引張強さ、絞り、限界圧縮率、球状化率を第
1a表に赤ず。第1a表に示す結果から、512Cでは
250℃/sec (水冷)、320Cでは15℃/5
ec(強制風冷)、345Cでは3℃/sec (放冷
)以上の冷却速度で冷却すると球状化率と変形能が大き
く向上することがわかる。」 (8) 明細書第18頁の第4行目の゛温度まで″の後
にrs12cについては水冷、320Gについては風冷
、それ以外の鋼種については」を加える。 (9) 明細口実20頁の記載の第2表(続き)を次頁
のなU <補正する。 「特許請求の範囲 (1)2%以下のCを含有する鋼をへc、点以上に加熱
した後変形を加える加工工程において、ArI 点以上
であり且つAr、+ 点またはArcm点以下の温度域
で20%以」二の加工を開始し、加工終了後直ちにAe
+−100℃以上であり且つ経3点以下の温度域に10
分以上等温保持して良好な球状化組織を得ることを特徴
とする、棒鋼および線材の製造方法。 範囲第1項記載の棒鋼および線材の製造方法。 え且つ0.4%Cの炭素鋼の焼入性と同等以下の焼入性
を有する合金鋼であって、ArI 点以上であり1項記
載の棒鋼および平団の製造方法。 (5)2%以下のCを含有する鋼をAc+ 点以上に加
熱した後変形を加える加工工程において、八r1 点以
上であり且つAr3点またはArcm点以下の温度域で
20%以上の加工を開始し、加工終了後500℃までを
60℃/分以下の冷却速度で冷却−して良好な球状化組
織を得ることを特徴とする、棒鋼および線材の製造方法
。 範囲第5項記載の棒鋼および線材の製造方法。 5項記載の棒鋼および線材の製造方法。 もしくは0.4%Cの炭素鋼の焼入性を載える焼入(9
)2%以下のCを含有する鋼をAct 点以上に加熱し
た後変形を加える加工工程において、Ar、点以上であ
り且つAr3点またはArcm点以下の温度域で20%
以上の加工を開始し、加工終了後室温まで放冷し、次い
で別ラインで通常の球状化焼鈍を施して良好な球状化組
織を得ることを特徴とする、棒鋼および線材の製造方法
。 記温度域に冷却することを特徴とする特許請求の法。」 手続補正書(自発) 2、発明の名称 球状化組織を有する棒鋼と線材の製造法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地名 称 (21
1)住友金属工業株式会社4、代理人

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2%以下のCを含有する鋼をAc+点以上に加熱
    した後変形を加える加工工程において、Ar+点以上で
    あり且つAr3点またはArcm点以下の温度域で20
    %以上の加工を付与し、その後直ちにAe+=100℃
    以上であり且つAc4点以上の温度域にlO分以上等温
    保持して良好な球状化組織を得ることを特徴とする、棒
    鋼および線材の製造方法。
  2. (2)2%以下のCを含有する鋼をAc1点以上に加熱
    した後変形を加える加工工程において、Ar1点以上で
    あり且つAr3点またはArcm点以下の温度域で20
    %以上の加工を付与し、その後500°Cまでを60℃
    /分以下の冷却速度で冷却して良好な球状化組織を得る
    ことを特徴とする、棒鋼および線材の製造方法。
  3. (3)2%以下のCを含有する鋼をAc1点以上に加熱
    した後変形を加える加工工程において、Ar1点以上で
    あり且つAr3点またはArcm点以下の温度域で20
    %以上の加工を付与し、その後室温まで放冷し、次いで
    別ラインで通常の球状化焼鈍を施して良好な球状化組織
    を得ることを特徴とする、棒鋼および線材の製造方法。
JP461584A 1984-01-13 1984-01-13 球状化組織を有する棒鋼と線材の製造方法 Granted JPS60149724A (ja)

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GB08418577A GB2154476B (en) 1984-01-13 1984-07-20 Process for production of steel bar or steel wire having an improved spheroidal cementite structure
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CA000459371A CA1222678A (en) 1984-01-13 1984-07-20 Process for production of steel bar or steel wire having an improved spheroidal structure of cementite

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