JPS6015676B2 - コ−クス炉ガスからの粗軽油の回収方法 - Google Patents

コ−クス炉ガスからの粗軽油の回収方法

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JPS6015676B2
JPS6015676B2 JP56045859A JP4585981A JPS6015676B2 JP S6015676 B2 JPS6015676 B2 JP S6015676B2 JP 56045859 A JP56045859 A JP 56045859A JP 4585981 A JP4585981 A JP 4585981A JP S6015676 B2 JPS6015676 B2 JP S6015676B2
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JP
Japan
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coke oven
oven gas
oil
absorption
temperature
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JP56045859A
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JPS57159882A (en
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宏司 穂積
正久 秋元
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Sumikin Kako KK
Original Assignee
Sumikin Kako KK
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  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコークス炉ガス中からの粗軽油の回収方法に関
するものである。
コークス炉ガス中に含まれるベンゾール、トルオール、
キシロール等の芳香族炭化水素を主成分とするいわゆる
粗軽油(以下ベンゾール分という)は、通常、吸収油と
接触補集する吸収法が採用されている。
吸収法は吸収油とコークス炉ガスを吸収塔内で向流接触
させて、ベンゾール分を吸収油に吸収させ、含ベンゾー
ル分吸収油(以下、含ペン油という)を蒸留装置で蒸留
してベンゾール分を分離回収する方法である。
吸収効率は、吸収油の性質、吸収温度、吸収塔の容量、
ガス中のベンゾール分濃度、蒸留再生した吸収油中の残
存ベンゾール分量等によって異なる。コークス炉ガス中
のベンゾール分吸収のように単なる物理的溶解の場合に
は、吸収油とガスとの気液平衡および吸収速度について
考慮する必要があるが、ヘンリーの法則(HemysL
aw)が成立し、気液平衡関係は次式で表わされる。
P=Hx(実用式としてHR=L) ここで1、 P:ガス中の被吸収成分の分圧(モル分率)x:液中の
被吸収成分の分圧(モル分率)R:ガス中ベンゾール分
(夕/肘) L:吸収油中ベンゾール分(夕/【9) H‘まへンリー係数と呼ばれ、温度と共に増大するので
、吸収は温度の低い程有利となる。
しかしながら、現在、コークス炉ガスおよび吸収油の冷
却は、熱交換器や直接洗浄冷却等によって行なわれてお
り、冷嬢として水が使用されている。
このため、外気温度が上昇する夏期においては、水温の
上昇に伴ってガス温度、吸収油温度共に著しく上昇し、
ベンゾール分の回収効率が低下する。
本発明の目的は、外気温度の上昇する夏期等においても
、ベンゾール分の回収効率を低下させることなく、年間
を通じてベンゾール分を高収率で安定して回収できるベ
ンゾール分の回収方法を提供することである。
すなわち本発明は、コークス炉ガス中のペンゾール分を
吸収油を用いて補集・回収するベンゾール分の回収方法
において、コークス炉ガス冷却のプライマリークーラー
から排出される熱排水をフラッシュ蒸発させ、発生した
水蒸気の保有する潜熱を熱源として利用し、吸収式冷凍
機を運転して吸収油またはコークス炉ガス冷却用の冷却
水を冷却し、得られた冷水を用いてベンゾールスクラバ
ーに導入する吸収油および/またはコークス炉ガスを冷
却することにより、外気温度の上昇する夏期においても
吸収温度を抑制し、高収率でベンゾール分を回収するも
のである。
コークス炉ガス冷却設備の一次プライマリークーラーか
ら排出される熱排水は70〜80℃であるからフラッシ
ュ蒸発により65〜75℃の水蒸気を得ることができ、
十分市販の吸収式冷凍機の熱源として利用できる。
したがって、上記熱排水をフラッシュ蒸発させて得た水
蒸気の潜熱を主熱源として冷凍機を運転するから、冷凍
機の運転維持費が割安となり、しかも従来利用されてい
なかったプライマリークーラーの熱排水を有効利用でき
る。例えば、冷凍機で冷却されて7〜9℃となった冷水
によって吸収油および/またはコークス炉ガスを冷却す
れば、外気温度が35℃以上となる夏期においても、こ
れを25qo程度に冷却することは可能であり、ベンゾ
ール分の吸収効率を高めることができるばかりでなく、
安定操業が可能となる。また、外気温度の低下する冬期
においては、冷却水温度が低下し、コークス炉ガス温度
および吸収油温度を低く抑制できるから、前記冷凍機は
運転する必要がない。なお、吸収油のみを冷凍機で冷却
した冷水を用いて冷却した場合には、コークス炉ガスは
ベンゾールスクラバーに導入時、水分飽和と考えられる
ので、コークス炉ガス中の水分が吸収油中へ移行するこ
ともあるが、含ペン油の脱水塔の能力が十分であれば何
ら操業に支障を与えることはない。
しかし、吸収油とコークス炉ガスの双方を冷凍機で冷却
した冷水を用いて冷却するのが望ましいが、一方のみを
冷却する場合は、吸収油を冷却するのが効率的にも設備
的にも有利である。以下、本発明の詳細を実施の一例を
示す第1図によって説明する。
第1図において1はコークス炉で、コークス炉1で発生
したコークス炉ガスは、上昇管2、ベンド管3を介して
集気本管4に集収され、管路5によって一次プライマリ
ークーラー6、二次プライマリークーラー7で冷却され
、タール排除機8で残留するタールが除去されてプロワ
ー9に吸引され、昇圧されてナフタリンワツシヤー10
に入り、上部からスプレーされている含ペン油と向流接
触し、ガス中のナフタリン分が除去された後、デターラ
ー11に入り、ガス中のミスト分が除去される。ミスト
分の除去されたコークス炉ガスは、冷却器12において
冷却された後ベンゾールスクラバー13に送入される。
ベンゾールスクラバ−13に送入されたコークス炉ガス
は、一次プライマリークーラー6の70〜80℃の熱排
水14をフラッシュタンク15に供給し、フラッシュタ
ンク15を吸収式冷凍機16を介して連結した真空発生
装置17により減圧下で操作し、熱排水を断熱冷却する
ことにより発生する65〜760の水蒸気18を熱源と
する吸収式冷凍機16で7〜9℃に冷却された冷水19
と熱交換器20で熱交換して20〜25℃に冷却された
ベンゾール分の除去された吸収油(以下脱ペン油21と
いう)と同流接触する。
しかして、コークス炉ガス中のベンゾール分は、脱ペン
油に吸収され、脱ペン油は含ペン油となってベンゾール
スクラバー13の底部から抜出され、含ペン油タンク2
2に送入される。含ペン油タンク22から抜出された含
ペン油の一部は、管路23を経てナフタリンワッシャー
10へ導入して上部よりスプレーされ、コークス炉ガス
と向流接触してガス中のナフタリン分を吸収し、底部か
ら抜出されて含ペン油タンク22へ戻る。
一方、残部の含ペン油は、脱水塔24に送入されて保有
する水分が除去された後、加熱炉25に導入して加熱さ
れ、ストリッパ−26の中段に送入される。
ストリッパー26において、含ペン油中のベンゾール分
は蒸留分離され、脱ペン油は底部から抜出されてィリゲ
ーションクーラ‐27で冷却水と熱交換して冷却され、
さらに熱交換器20において冷凍機16で冷却された7
〜9℃の冷水19と熱交換して20〜2yoに冷却され
、ベンゾールスクラバー13へ循環される。したがって
、ベンゾールスクラバー13に送入される脱ペン油21
は、冷凍機16によって冷却された冷水19によって冷
却されるから、外気温度の上昇する夏期においても吸収
温度を低く制御でき、年間を通じてベンゾールの吸収効
率を高く保持できると共に、安定して操業することがで
きるのである。
しかも、吸収式冷凍機16の熱源として、コークス炉ガ
スの一次プライマリークーラー6の熱排水14をフラッ
シュタンク15に供給し、減圧下断熱冷却することによ
り発生する水蒸気18の保有する潜熱を利用するので、
省エネルギーの見地からも有益であり、運転コストを低
く抑えることができる。
また、使用する吸収式冷凍機16は、一般に市販されて
いるもので十分であり、プライマリークーラー6の熱排
水14をフラッシュ蒸発させることにより発生する水蒸
気18の保有する潜熱だけでは、熱源として不足する場
合は、補助熱源として蒸気または燃焼排ガス等を使用す
ればよい。
実施例 1処理ガス量120000の/日、吸収油循環
量15中/日の実装層を用い、吸収油および/またはコ
ークス炉ガスを冷却してベンゾールスクラバーの塔操作
温度を種々変化せしめ、ベンゾール分を橋集して回収し
た。
その結果を第1表に示す。第1表 第1表に示すとおり、ベンゾールスクラバ−の塔操作温
度が低ければ低い程ベンゾール分収率が高く、吸収油お
よび/またはコークス炉ガス冷却の効果が明らかである
実施例 2 実施例1と同じ装置を用い、ベンゾールスクラバー入口
のコークス炉ガス温度が一定の場合の吸収油温度の変化
によるベンゾール分収率の変動を測定した。
その結果を第2図に示す。なお、第2図中、A(実線)
は吸収油温度、B(破線)はコークス炉ガス温度、C(
1点鎖線)はベンゾール分収率を示す。
第2図に示すとおり、ベンゾールスクラバー入口のコー
クス炉ガス温度Aが一定の場合は、吸収油温度Bが変化
すればベンゾール分収率Cがこれに伴なつて変動してい
るが、吸収油温度Bが低い程ベンゾール分収率Cが高く
なっている。
このことからしても、ベンゾールスクラバ一入口のコー
クス炉ガス温度、吸収油温度は、低ければ低い程ベンゾ
ール分収率が向上することは明白である。
以上述べたとおり本願発明は、従来利用されていなかっ
たコークス炉ガスの一次プライマリークーラーから排出
される熱排水をフラッシュ蒸発させることにより発生す
る水蒸気の保有する潜熱を熱源として冷凍機を運転し、
得られた冷水によって吸収油および/またはコークス炉
ガスを冷却するから、外気温度の上昇する夏期において
も、吸収油および/またはコークス炉ガス温度を低く抑
制でき、ベンゾール分を高収率で安定して回収すること
ができ、しかも熱排水の顕熱を熱源とする場合に比し、
吸収式冷凍機の設備費、運転維持費が割安である等の効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の一例を示す系統図、第2図は実
施例2のコークス炉ガス温度、吸収油温度およびベンゾ
ール分収率の関係を示す線図である。 1・・…・コークス炉、5・・…・管路、6・・・・・
・一次プライマリークーラー、7・・・・・・二次プラ
イマリークーフ−、9……ブロワー、10……ナフタリ
ンワッシヤー、12・・・…冷却器、13・・・・・・
ベンゾールスクラバ−、14…・・・熱排水、15・・
・・・・フラッシュタンク、16・・・・・・吸収式冷
凍機、17・・・・・・真空発生装置、18・・・・・
・水蒸気、19・・・・・・冷水、20・・・・・・熱
交換器、21・・・…脱ペン油、22・・・・・・含ペ
ン油タンク、23・・・・・・管路、24・・・・・・
脱水塔、25…・・・加熱炉、26・・・…ストリッパ
ー、27..・..・イリゲーシヨンクーラ一。 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コークス炉ガス中に含有される粗軽油分を吸収油を
    用いて補集・回収する粗軽油の回収方法において、ベン
    ゾールスクラバーに導入するコークス炉ガスおよび/ま
    たは吸収油を、コークス炉ガスの一次プライマリークー
    ラーの熱排水をフラツシユ蒸発させ、発生した水蒸気の
    保有する潜熱を熱源とする吸収式冷凍機で冷却した冷水
    を用いて冷却することを特徴とするコークス炉ガスから
    の粗軽油の回収方法。 2 吸収油温度をコークス炉ガス温度よりも低く冷却す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコーク
    ス炉ガスからの粗軽油の回収方法。
JP56045859A 1981-03-27 1981-03-27 コ−クス炉ガスからの粗軽油の回収方法 Expired JPS6015676B2 (ja)

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JPS57159882A JPS57159882A (en) 1982-10-02
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