JPS60164449A - 食品の油脂または油の代替品として使用するための転化澱粉 - Google Patents

食品の油脂または油の代替品として使用するための転化澱粉

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JPS60164449A
JPS60164449A JP60006013A JP601385A JPS60164449A JP S60164449 A JPS60164449 A JP S60164449A JP 60006013 A JP60006013 A JP 60006013A JP 601385 A JP601385 A JP 601385A JP S60164449 A JPS60164449 A JP S60164449A
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ユリアヌ・エム・レンチン
パオロ・シイー・トルビアノ
ステラ・ホツフマン
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Indopco Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、種々の食品における脂肪および/または油の
代替品としての、ゲルを形成することができる転化澱粉
の使用に関する。
過去数年にわたシサラダドレッシングやアイスクリーム
のような脂肪や油の含有量の高い食品のだめの脂肪およ
び/または油の代替製品の開発に大きな力が注がれてき
た。食品のカロリー量を知る消費者が増えてきたことお
よび植物油の価格が最近激しく高騰していることがこの
ような代替品についての興味を倍増することになった。
最も品質を落されていない穀物澱粉は約5〜12重量%
の濃度で水中で糊化した後、ゲルのような性質をもった
寸法安定性のあるプディングを与えることが知られてい
る。これらの同じにおいて見出されている。
上記澱粉の主な欠点は水中のゲルが低温においておよび
/または長期の貯蔵において安定でないという事実であ
る。このゲルは凍結の際に不可逆的な転化を起こし、解
凍後との澱粉は水に不溶なスポンジ状の固まシになる。
ゲルを貯蔵する場合、高分子量の澱粉成分は不可逆的に
解離し、水素ブリッジ結合を形成しゲルが固くなシ、水
を反発する程度までコンシスチンシーが変化する。天然
の澱粉のもう1つの欠点はその水分散液の粘度が高過ぎ
ることおよび/またはそのゲル状調製物のコンシスチン
シーが一般に粘着ペースト状(sticky−past
y)であるという事実である。これらは分散あるいは攪
拌の後、その形状を保持しなければならない食品に使用
するには適当ではない。
官能基を有する誘導澱粉(例えばカルボキシメチル澱粉
または澱粉燐酸塩)は水中におけるそのゲルのコンシス
チンシーがpHの値によって著しく変化するという欠点
をもっている。さらにこれらの澱粉は塩によって強く影
響される。
上記欠点は、熱可逆性の二価のゲルを水によって形成す
るだめに、特定のブドウ糖当量(DE)すなわち5%以
上25%未満のDEを有する澱粉加水分解物(SHP)
を使用することによって克服された(1976年6月8
日発行のM、リヒターらの米国特許第8.962.46
5号を参照されたい)。これらの加水分解物はマルトデ
キストリンという名称によっても知られておシ、そのD
Eの値、白色の光沢を有する熱可逆性ゲルを水によって
形成すること、そのゲルが中性の味と、ペースト状から
カッティングハードまでのコンシスチンシーと、凍結お
よび解凍に対して安定であるということによって特徴付
けられる他、それを調製するのに使用される段階的な酵
素転化によっても特徴付けられる。
1976年10月19日発行のM、リヒターらの米国特
許第8.986.890号に記載されているように、平
均DE値が5〜1oの5HP−含有混合物も熱可逆性ゲ
ルを形成する。この混合物は澱粉製品を、その組合せが
所望のI)E値をもつように組合せることによシ調製・
される。この澱粉製品は相互に少なくとも10倍累々る
重合度をもっておシ、澱粉製品のそれぞれは枝分れして
おり、少なくとも1つは澱粉加水分解生成物である。
このゲルは白色で光沢があり、熱可逆性である。これら
は凍結および解凍に対して安定であり、ゲル中の水の量
によってペースト状からカッティングハードまで変化し
得るコンシスチンシーをもっている。
上記SHP製品は満足すべきものであるがその調製法は
不便である。その調製は15〜50重量%の濃度で澱粉
まだは水溶性澱粉誘導体と、SHPを製造するのに有効
な濃度の澱粉加水分解酵素細菌α−アミラーゼを懸濁す
ることによって行われる。懸濁液のpHを約7に調整し
、次にこの懸濁液を55℃〜70℃に5〜30分間加熱
し、さらに70℃から95〜100℃まで5〜20分間
で加熱し、最後に95〜100℃の温度で5〜20分間
保持し、沈殿を形成させる。
この沈殿を上澄み液から分離する。この上澄み液がSH
Pの溶液である。5)IPはこの溶液を脱水することに
より固形物として回収することができる。この操作は常
に監視を行うことが必要であるので不便である。
従ってこれに匹敵し得るゲル特性を有し、しかも常に監
視する必要がないさらに簡単な方法によってつくられる
ような転化澱粉(すなわち加水分解澱粉)を調製するこ
と、およびさらに経済的な方法によってこの転化澱粉を
回収することができることが望ましい。
本発明は水によってゲルを形成し、このゲルが様々な食
品における脂肪および/または油の代替品として使用す
るのに適する中性の味をもち、かつ好ましくはクリーム
状の滑らかなコンシスチンシーを有するような転化澱粉
を提供するものである。好ましい澱粉には、10〜50
%の固形物を含むその水性分散液が、55℃において少
なくとも約10秒の熱フロー粘度をもち、かつ4℃にお
いて24時間以内に少なくとも25gの強度を有するゲ
ルを形成することができるような転化澱粉(5未満のD
E値)が含まれる。特に好ましい澱粉はDEが約3以下
であシ、熱フロー粘度およびゲル強度が10〜35%固
形分において約12〜100秒および約50〜1.00
0gであるような転化タピオカ澱粉、とうもろとし澱粉
および馬鈴薯澱粉である。好ましい澱粉はDEが約2以
下であり、熱フロー粘度およびゲル強度が25〜35%
固形分において約20〜100秒および約65〜930
gであるタピオカ澱粉である。最も好ましい澱粉はDE
 、が約1.5以下であり、熱フロー粘度およびゲル強
度が25%固形分において約15〜80秒および約65
〜150gであるタピオカデキストリンである。
このような転化澱粉は後に説明するようにデキス) I
Jン化、酸転化、酵素転化または酸イヒのような通常の
便利な方法によって調製される。
酸転化または酸化によって調製されたものは−般にブド
ウ糖当量が1以下である。酵素転化またはデキストリン
化によって調製されたものはDE値が5未満、好ましく
は8未満である。
こうして得られた転化澱粉はDEの値において米国特許
第8,962,465号および8、986.890号の
SHPとは異なっている。これらの澱粉は凍結および解
凍に対して安定な、すなわち容易に溶融するようなゲル
を形成しないけれども、アイスクリームあるいはマーガ
リンのように溶融を必要とするような製品のごとき凍結
製品において脂肪の代替品として適切に使用することが
できる。一部代替品(約50%以下)として使用する場
合アイスクリーム、スプーンでとることができ注ぐこと
ができるサラダドレッシング、マーガリン、ホイップし
たトッピング、アイシングおよびソースのような食品に
、これらの脂肪または油含有食品の官能特性に匹敵する
官能特性を付与する。食品によっては全代替品として適
切に使用するととができる。
ここで脂肪ま庭は油の代替品として使用するための転化
澱粉を調製するのに使用することができる澱粉原料は任
意の植物源から誘導することができる。これらの原料と
してはとうもろこし、馬鈴薯、甘蔗、小麦、米、サゴ、
タピオカ、モチ種とうもろこし、砂糖もろこし、高アミ
ロース澱粉のような澱粉がある。
この澱粉原料は以下に使用するために適切に転化されな
ければならないが、上記特許のSHP製品の典型的なり
E水準まで転化する必要はない。
転化によって澱粉が崩壊し、調理された澱粉分散液の粘
度が低くなり、ゲルが形成される。DE値が5未満とな
るように転化すれば十分であり、好ましい澱粉のDE値
は2以下である。剪断によってレオロジ〜が変化するよ
うな固いゲルを形成することができる転化澱粉が好まし
い。この流動学的な変化がゲルに滑らかなりリーム状(
すなわち油状またはバター状)のテクスチャーを与える
転化による澱粉の分解は主として澱粉分子の低分子量断
片への切断を含んでいる。これが顆粒状澱粉に対して行
われる際に顆粒構造が弱めら孔る。顆粒はゲル化プロセ
スの際にさらに容易にかつ迅速に分解しより低い熱ペー
スト粘度に導かれる傾向がある。この粘度は固形物の含
有量に依存し゛ている。ここで使用するために適切に転
化された澱粉は、10〜50%の範囲の固形物含量にお
いて55℃で少なくとも約10秒の熱フロー粘度をもっ
ている。この熱分散液を25%固形分(この固形分含有
量がここにおける測定の殆どの場合に使用されている)
でゲル化する場合、この固形分は上記熱フロー粘度が得
られるような濃度まで低くすべきである。
5%固形分において熱分散液(55℃)がまだゲル化す
る場合、この転化澱粉はここで使用することは適当でな
い。
好ましい転化澱粉には、デキストリン、散転化澱粉(′
流動澱粉という)、酵素転化澱粉および酸化澱粉(塩素
化澱粉を含む、塩素は化学的に澱粉に結合されてはいな
いけれども、その製造過程で使用される試薬のためにこ
のように名付けられている)が含まれる。
タピオカデキストリンが好ましく、これは大抵25%固
形分において約20秒、35%固形分において約100
秒の範囲の熱フロー粘度をもっておシ、かつ25%固形
分において約65g135%固形分において約930g
のゲル強度をもっている。25%固形分において好まし
いタピオカデキストリンのゲル強度は約65〜150g
の範囲であり、平均ゲル強度は約113gである。典型
的な散転化タピオカ澱粉は約1以下のDE値をもってお
り、かつ約15〜20%固形分において約10〜30秒
の熱フロー粘度と約60〜325gのゲル強度をもって
いる。典型的な酵素転化タピオカ澱粉は約2.5以下の
DE値をもち、25%固形分において約15〜80秒の
熱フロー粘度と約60〜250gのゲル強度をもってい
る。典型的なとうもろこしデキストリンは約1以下のD
E値をもちかつ25%固形分において約15〜80秒の
熱フロー粘度と80〜325gのゲル強度をもっている
。散転化とうもろこし澱粉は約1以下のDE値をもち、
かつ10%固形分において約15〜80秒の熱フロー粘
度と60〜250gのゲル強度をもっている。約1以下
のDE値をもち、かつ25%固形分において約36秒の
熱フロー粘度と775gのゲル強度をもつ馬鈴薯デキス
トリンが適切である。約2〜3のDE値をもち、かつ2
5%固形分において約12秒の険フロー粘度と400〜
1000gのゲル強度を有する酵素転化馬鈴薯澱粉も好
適である。
デキストリン化によって転化澱粉を調製する場合、この
加熱反応の水分、触媒(すなわちアルカリ、または典型
的には酸)、温度および時間を制御して所望の熱フロー
粘度を与えるようにする。通常のデキストリン化プロセ
スの4つの段階は、酸性化、予備乾燥、デキストリン化
および冷却である。酸触媒の分布が均一であることが重
要であシ、好ましくは揮発性の酸が使用される。希酸を
澱粉中にそれが混合されるように噴霧される。この澱粉
は局部的な染みを最小限にするために少なくとも5%の
水分を含むべきである。典型的には塩酸(0,05〜0
.15%)が使用され、その添加量は所望の転化度によ
って決定される。この澱粉全体に噴霧された酸が平衡に
分布するように時間がとられる。この澱粉も水性の酸性
媒体中に懸濁し、次いで濾過および乾燥することにより
酸性化することができる。気体状の塩化水素もこの乾燥
澱粉に加えることができる。
加水分解反応が初めに望ましい場合には、水分が存在し
なければならず、通常の水分(10〜18%)の澱粉を
直接デキストリン釜に加えることができる。バルクデキ
ストリン釜においては、澱粉を均一に加熱すること、お
よび澱粉全体に大きな温度勾配ができないようにするこ
とが大切である。加熱速度も澱粉が加熱面と接触して焦
げないように調節しなければならない。
デキストリンの転化は加熱速度(温度スケジュール)、
最高温度および全時間に十分な注意をはらって行われる
。71I]水分解は調理の最初の段階における主要な反
応であシ、粘度はこの段階で急速に低下し、最終のデキ
ス) IJンのレベル近くになる。典型的には酸性化澱
粉を乾燥機中に入れ、約115〜120℃の温度まで加
熱して水分含量を3〜4%まで低下させる。これは通常
約3時間を要する。次にこの乾燥澱粉を実際にデキスト
リン化が行われる釜中に入れる。
温度は160℃まで上昇させることができるが、145
℃以下が好ましい。この温度は澱粉が十分に転化して所
望の熱フロー粘度をもつ分散液を与えるようになるまで
保持される。この転化度に達するのに要する平均の時間
は約4時間であシ、従って全体の時間は約7時間である
デキストリンはあらゆる商業澱粉からつくることができ
る。転化の容易さおよびデキストリンの品質は原料澱粉
の種類および品質によつ−て変化する。デキス) IJ
ン化は転化澱粉の回収が容易でありかつ経済的であると
いう理由で好ましい。デキス) IJン化澱粉は散転化
澱粉と同様に濾過を必要とすることがなくまた酵素転化
澱粉と同様に噴霧乾燥する必要がない。タピオカ澱粉は
高品質のデキストリンを与える。これらは容易に転化さ
れ、得られた製品は、主要なファクターである、甘口の
味をもつ優れたゲルを形成する分散液を与える。馬鈴薯
澱粉も容易に転化して優れたゲル化特性をもつデキスト
リンを与える。とうもろこしデキストリン分散液も好適
なゲルを与える。
酸処理によって転化澱粉を調製する場合、澱粉原料はこ
の澱粉の糊化点より低い温度で硫酸や塩酸のような酸の
存在下で所望の熱フロー粘度まで加水分解される。この
澱粉は水中でスラリー化され次に酸が加えられる。一般
にこの反応は8〜16時間かけて行われその後、酸をア
ルカリで中和しく例えばpH5,5)、澱粉は濾過によ
って回収される。得られた転化澱粉(DE値は1未満)
は、この澱粉をゲル化するのに調理を必要とする。
酵素処理によって転化澱粉を調製する場合、澱粉原料を
水中にスラリー化し、pHをアルカリまたは酸によって
5.6〜5.7に調整する。少量のα−アミラーゼ酵素
(例えば澱粉に対して約0.02%)をこのスラリーに
加え、次にこのスラリーを澱粉の糊化点以上に加熱する
。所望の転化が達成され、所望の熱フロー粘度が得られ
た後、pHを酸によって約2.0まで低下させて酵素を
失活させ、このpHを少なくとも10分間保持する。そ
の後このpHを元の値まで再び調製する。この転化澱粉
のDE値は約1〜2である。得′ られた澱粉分散液は
一般に澱粉の可溶化を完全にしかつ残存する酵素を完全
に不活性化するためにジェット調理される。
次亜塩素酸ナトリウムを用いる酸化によって転化澱粉を
調製する場合、水性澱粉懸濁液(固形分35〜44%)
は一般に次亜塩素酸す) IJウム溶液(約2%以下の
活性塩素を含んでい颯)によって処理される。一般にこ
の反応はpH8〜10.21〜88℃で行われ、反応混
合物は所望の熱フロー粘度に到達した後、pH5〜6.
5に中和される。過剰の酸化剤は亜硫酸水素ナトリウム
溶液または二酸化硫黄を加えて分解する。
反応生成物を洗浄して不純物を除去し、可溶化澱粉およ
び反応の副生物を連続真空フィルターまたはハイドロサ
イクロンにより濾過して回収し乾燥する。得られた転化
澱粉(DE値1未満)はこの澱粉を糊化するためにさら
に調理を必要とする。
転化プロセスの際に冷水膨潤性にならない場合には、転
化澱粉を使用する前に予備ゲル化(すなわち調理)する
。代わりに、食品がこの澱粉を調理するのに十分な高温
において調理することを必要とする場合には、この澱粉
を使用の際にすなわちその食品の調製の際に調理するこ
とができる。噴霧乾燥した酵素転化澱粉およびある種の
デキストリンは冷水膨潤性である。
転化澱粉は直接にまたは調理の後、澱粉スラリーをドラ
ム乾燥することによってゲル化することができる(ボー
チーター(Votator)中におけるように)。これ
らはまたジェット調理および噴霧乾燥することができる
。調理澱粉は噴霧乾燥以外の手段(例えば凍結乾燥、ア
ルコール沈殿、ロータリーエバポレーション)ニヨって
乾燥スることができる。押出しのような予備ゲル化を行
うその他の手段もここにおいて使用することができる。
次にこの乾燥した冷水分散性澱粉を直接食品中に導入す
るとと挨できる。所望により調理した澱粉スラリーを直
接に食品に加えるかあるいはそのゲルを形成させてゲ4
ルを食品中に加えることができる。食品は通常の方法に
よって調製され、転化澱粉をスラリーとして、あるいは
ゲルとして、あるいはまた乾燥状態で加えるかどうかと
いうことは、調製される食品の種類によって変わる。
上記散転化、酸化またはデキストリン化は一般に顆粒状
(天然)澱粉について行われるけれども、わずかに瑞乙
儲づまた澱粉(例えば特定の強度を有するゲルを形成す
ることができるような誘導澱粉または架橋澱粉)を使用
することが可能であるということが理解されよう。高度
に誘導されたおよび/または架橋された澱粉は安定であ
る(すなわちその分散液はゲル化しない)。
好ましい転化澱粉はksれていない。
適切な誘導体は無呆酢酸、無水コ・・り酸および無水オ
クテニルコ・・り酸との反応によってそれぞれ合成され
る、アセテートのようなエステルおよびコハク酸エステ
ルおよびオクテニルコハク酸エステルのような半エステ
ル;オルトリン酸のナトリウム塩またはカリウム塩、あ
るいはトリポリリン酸のナトリウム塩またはカリウム塩
との反応によって合成されるリン酸塩誘導体;プロピレ
ンオキサイドとの反応によっテ合成されるヒドロキシプ
ロピルエーテルのようなエーテル;あるいは食品に使用
することが承認されているその他の可食性澱粉誘導体が
ある。
あまりに高度に架橋されていなければ架橋澱粉も使用す
ることができる。食品澱粉に好適な架橋剤としてはオキ
シ塩化リン、エビクロロヒドリン、トリメタリン酸ナト
リウムおよびナシピン酸−無水酢酸がある。
上記操作すなわち転化、予備ゲル化、誘導化および架橋
はこの技術分野の当業者に普通のものでありかつよく知
られておシ、Chapter XXI I−’ Pro
duction andUse of pregela
tinized 5tarch“、5tarch :C
hemistry and Technology、V
o、 III−Industrial Aspects
R,L、 Whistler and E、 F、 P
a5chall、Editors、Academicp
ress 、New York 1967. のような
論文に記載されている。ジェット調理および噴霧乾燥も
普通のものであり1972年7月4日発行のG、 R,
マイヤーらの米国特許第8.674.555号に記載さ
れている。還元糖(DE)の%の測定は炭水化物化学の
教科書に記載された普通の実験室的操作である。
実施例において他に明記されていない限シすべての部お
よび%は重量で与えられており、すべての温度は摂氏で
示されている。以下の試験操作を用いて適切に転化され
た澱粉の特性を調べた。
熱フロー粘度(25%固形分) 温度計を入れた、風袋を計った250m1のビーカーに
全量50.0gの転化澱粉(無水重量)を秤量し、蒸留
水で全量を200gにする。このスラリーを95℃に加
熱し、95℃に10分間保持し、次いで60℃まで冷却
する。次に蒸留水で元の重量に戻し、55℃まで冷却す
る。
この調理上た澱粉分散液の全量100m1を目盛り付シ
リンダーに秤量する。次にこれを指でオリフィスをふさ
ぎながら目盛り付ロートに注ぐ。
少量を目盛シ付シリンダー中に流入させてトラップされ
た空気を除去し、余分をロートに注ぎ戻す。次にこの目
盛り付シリンダーをロートの上に逆さに配置し、試料が
流れる際に内容物がロート内に流入するようにする。タ
イマーを用いて100m1の試料がロートの頂部を通っ
て流れるのに要する時間を記録する。
ロートのガラス部分は標準58°、厚い壁の抵抗ガラス
ロートであり、その頂部の直径は約9〜lQcm、ステ
ムの内径は約0.381cmである。
ロートのガラスステムは頂部から約2.86 cmの長
さで切断され、注意深く火によって仕上げられており、
長いステンレススチールのチップが再装備され、このチ
ップは長さ5.080m外径0.9525cmである。
このスチールチップの内径はその上端において0.59
51 amであり、この上端においてガラスステムに取
付けられている。またその流出端において0.4445
cmであり、この両端から約2.54 cmのところに
幅の制限がある。このスチールチップはテフロンチュー
ブによってガラスロートに取付けられている。
このロートは上記操作を用いて100m1の水が6秒で
通過するように目盛りが付けられている。
安定性試験 この試験はゲル澱粉から安定澱粉を区別するために使用
される。10〜50%の固形分を含む調理された澱粉分
散液は4℃において24時間放置した後、ゲルを形成す
ることができなければならない。澱粉はこの澱粉を含む
水性スラリーを95〜100℃に加熱し、これを15分
間保持した後、冷却することにより調理される。
ゲル強度 上記安定性試験からの流体調理物を4オンスのショート
グラスジャーに入れる。このジャーに蓋をし4℃の冷蔵
庫に16時間保存する。
16時間経過後、このジャーを取出し、室温(25℃)
に1.5時間放置する。次にゲルをスチーブレスLFR
Aテクスチャーアナライザーに入れ、0.2mm/分の
速度でかつ4mmの距離でプランジャー扁5を用いてス
テムで測定する。適切なゲルは少なくとも25gの強度
をもたなければならない。3回の読みの平均を使用する
実施例I この実施例は種々の食品における脂肪または油の代替品
として好ましいタピオカデキストリンの使用を示すもの
である。
0.05%の塩酸を用いて、最高温度182℃までタピ
オカ澱粉を7時間加熱処理することによシ予備ゲル化し
たデキストリンを調製した。
得られた生成物のDE値は1.1であシ、熱フロー粘度
は22秒であった。固形分25%において4℃で24時
間後、固いゲルを形成した。そのゲルの強度は約113
gであった。このゲルのテクスチャーは極めて優れてお
り滑らかでかつバター状であった。
このデキストリンを次の食品中で、示した代替濃度にお
いて評価し、対照の食品と比較した。
この代替食品に対して全体のランク付けを行った。この
ランク付けは特定の食品に望ましい特性に基づくもので
ある。例えばマヨネーズのようなスプーンでとることが
できるサラダドレッシングについては、こく、粘度、テ
クスチャー、伸び、ゲル/硬化性および光沢が測定され
た。
アイスクリームについては分散性、滑らかさ、クリーム
性、こぐ(すなわち口当りおよび粘度)、エアレーショ
ンーオーバーラン、溶融性および塗布性を調べた。注ぐ
ことができるサラダドレッシングについては滑らかさ、
粘度、付着性、流動性、口当シ、光沢および塗布性が評
価された。マーガリンについては分散性、硬化性、テク
スチャー、光沢、エアレーション、伸び、溶融性、フラ
イ性および口当りが評価された。ホイップしたトッピン
グについては分散性、エアレーション、テクスチャー、
粘度、こくおよび伸びが評価された。バタークリームア
イシングについては粘度、クリーム性、伸び、口当りお
よび甘みが評価された。ホワイトソースについてはクリ
ーム性、滑らかさ、粘度、口当シ、こくおよび光沢が評
価された。すべての食品において安定性(すなわちアイ
スクリームにおいては結晶化がないこと、サラダドレッ
シング6るいはその他の製品においては油の分離がない
こと)、口当りおよび色が測定された。
油および脂肪含有食品はこの技術分野の当業者に知られ
ており、ここには記載されていない標準的な商業用の処
方を用いて調製された。対照の食品は100等級が与え
られ、脂肪または油代替食品は上記の基準を用いて対照
と比較しこれに全体のランク付けを与えた。転化タピオ
カデキストリンは他に明記しない限り、示された代替濃
度で、25%分散液(デキストリン25部/水75部)
としてすべての配合物に導入された。
これらの結果は代替濃度が適正に選択された場合には代
替品は対照に匹敵し得ることを示している。アイシング
の場合には安定性では代替品の方が優れていた。クリー
ムイタリアンサラダドレッシングにおいては油のすべて
を置換することも可能であシ、また望ましい官能特性な
らびに塗布性および付着性を保持することも可能であっ
た。アイスクリームの場合にはエアレーション、溶融性
および口当りは代替濃度が高くなるとよくなかった。5
8%の脂肪を含むマーガリンにおいてはフライ性、口当
シおよび色はよくなかった。30%脂肪のマーガリンに
おいてはフライは等価ではなかったが、この製品は許容
できると考えられた。
実施例■ この実施例はマヨネーズおよびアイスクリームに、その
他のデキストリンを使用した例を示している。pH約3
.7および最大温度約270〜820下においてタピオ
カデキストリンを調製した;最高温度までの時間は約4
.5時間であシ全体の時間は約6%〜10時間であった
。とうもろこしデキストリンおよび馬鈴薯デキストリン
を同様に調製した。これらのデキストリンおよび食品の
特性を表Hに示す。
これらの結果は種々のデキス) IJンを用いて許容で
きる製品をつくることができるということを示している
。熱フロー粘度が76秒のタピオカ澱粉ス) IJンは
さらに低い代替濃度において許容できるマヨネーズを与
えるものと思われる。同様に馬鈴薯デキストリンは20
%all)散液として用いられた場合許容できるマヨネ
ーズを与えるものと思われる。
実施例■ この実施例はマヨネーズまたはアイスクリームにおける
種々の散転化澱粉の使用を示している。3%の塩酸を用
いて澱粉スラリー(固形分40%)を52℃で16時間
処理し、炭酸ナトリウムで中和し、次いで澱粉を洗浄お
よび空気乾燥することによシ、流動タピオカ澱粉を調製
した。この澱粉を使用に先立ち調理した。同様に散転化
とうもろこ(澱粉を調製した。この製品およびこの製品
を代替品として使用した食品の特性を表■に示す。
これらの結果は所望の熱フロー粘度とゲル強度を有する
散転化澱粉を油および脂肪代替品として使用することが
できることを示している。
実施例■ この実施例は酵素転化澱粉をマヨネーズにおいて33%
代替品として、またアイスクリームにおいて50%代替
品として使用する例を示している。澱粉の水性スラリー
(固形分20重量%)とαアミラーゼ(澱粉固形物に対
して0.112重量%)を沸騰水浴中で所望の転化度(
DEによって示される)が達成されるまで急速に加熱す
ることにより転化を行った。これらの製品および米国特
許第8,962,465号の低速酵素転化法によシ調製
された比較例としてのSHP製品の特性を表■に示す。
これらの結果はSHPに必要なりEの値よりも低いDE
の値をもつ酵素転化澱粉が油の代替品としセスが必要と
されないことををしている。
以上の結果をまとめる本発明は食品中の脂肪または油の
代替品として好適な、たやすく転化され、容易に製造さ
れる澱粉を提供するものであることがわかる。
代理人 江 崎 光 好 代理人 江 崎 先 史

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、食品の脂肪および/lたは油の代替品として使用す
    るのに適する転化ゲル化澱粉において、該澱粉が5未満
    のブドウ糖当量(DE )を有し、かつ澱粉固形物10
    〜50重量%の水性分散液が55℃において少なくとも
    約10秒の熱フロー粘度を有し、かつ4℃において24
    時間以内に少なくとも25gの強度を有するゲルを形成
    することができることを特徴とする上記澱粉。 2、澱粉がデキス) IJン、酸転化澱粉または酵素転
    化澱粉である特許請求の範囲第1項記載の澱粉。 3、澱粉がタピオカ澱粉、とうもろこし澱粉または馬鈴
    薯澱粉である特許請求の範囲第2項記載の澱粉。 4、DEが約3以下であシ、力・つ熱フロー粘度および
    ゲル強度が固形物10〜35%において約12〜100
    秒および約50〜1,000gである特許請求の範囲第
    8項記載の澱粉。 5、澱粉か、DEの値が約2であるタピオカ澱粉であシ
    、熱フロー粘度およびゲル強度が固形物25〜35%に
    おいて約20〜100秒および65〜930gである特
    許請求の範囲第4項記載の澱粉。 6、澱粉が、DE値が約1以下である酸転化タピオカ澱
    粉であシ、熱フロー粘度およびゲル強度が固形物的15
    〜25%において約10〜30秒および60〜325g
    である;澱粉が、DE値が約2.5以下の酵素転化タピ
    オカ澱粉であシ、熱フロー粘度およびゲル強度が25%
    固形物において約15〜80秒および約60〜250g
    である;澱粉が、DE値が約1以下のとうもろこしデキ
    ストリンであり、熱フロー粘度およびゲル強度が25%
    固形分において約15〜80秒および80〜325gで
    ある:澱粉が、DE値が約1以下の散転化とうもろこし
    澱粉であり、熱フロー粘度およびゲル強度が約10%固
    形分において約15〜80秒および60〜250gであ
    る;澱粉が、DE値が約1以下の馬鈴薯デキストリンで
    あシ、熱フロー粘度およびゲル強度が約25%固形分に
    おいて約36秒および775gである;または、澱粉が
    、DE値が約2〜3の酵素転化とうもろこし澱粉であシ
    、熱フロー粘度およびゲル強度が25%固形分において
    約12秒および400〜1000gである特許請求の範
    囲第4項記載の澱粉。 7、改良された脂肪および/または油含有食品において
    、該脂肪および/または油の一部または全部を、特許請
    求の範囲第1項記載の転化ゲル化澱粉の水性分散液によ
    って置き換え、該澱粉が食品中に導入される前または導
    入される際に調理されることを特徴とする食品。 8、食品が80%以下の脂肪および/または油を含み、
    かつアイスクリーム、スプーンでとレッシング、マーガ
    リン、ホイップしたトッピング、アイシングおよびソー
    スからなる群から選ばれ、かつ澱粉がデキストリン、散
    転化澱粉または酵素転化澱粉であり、かつ澱粉がタピオ
    カ、とうもろこし、まだは馬鈴薯の澱粉である特許請求
    の範囲第7項記載の食品。 ツシング、およびマーガリンからなる群から選ばれ、脂
    肪および/または油の置換濃度が約50%以下であり、
    澱粉が約3以下のDE値を有しかつ10〜35%固形分
    において約12〜100秒の熱フロー粘度と約50〜1
    .000gのゲル強度を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第7項記載の食品。 lO0低カロリー食品の製造方法において、食品中の脂
    肪および/または油を特許請求の範囲第1項記載の転化
    ゲル化澱粉の水性分散液によって置換する工程を含み、
    該澱粉が食品中に導入される前にまたは導入の際に調理
    されることを特徴とする方法。
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