JPS6017347B2 - 不溶性β−アミノプロピオンアミドメチル化ポリモノビニル芳香族化合物成型品及びその製法 - Google Patents

不溶性β−アミノプロピオンアミドメチル化ポリモノビニル芳香族化合物成型品及びその製法

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JPS6017347B2
JPS6017347B2 JP53016697A JP1669778A JPS6017347B2 JP S6017347 B2 JPS6017347 B2 JP S6017347B2 JP 53016697 A JP53016697 A JP 53016697A JP 1669778 A JP1669778 A JP 1669778A JP S6017347 B2 JPS6017347 B2 JP S6017347B2
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polymonovinyl
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和雄 寺本
威彦 三吉
政治 島村
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、3−アミノプロピオンアミドメチル基と架橋
構造を有する新規な不溶性ポリモノビニル芳香族化合物
成型品およびその製法に関する。
近年、機能性高分子の重要性が盛んに論ぜられるように
なった。古くから使われている機能性高分子の代表例は
イオン交f製樹脂であるが、最近は単なる低分子イオン
の交換だけでなく、さらに高度な機能、例えば中、高分
子物質の吸、脱着、イオン交換あるいは酵素、菌体の固
定化などの機能が要求されるようになって来ている。し
かし、従来のイオン交換樹脂ではこれらの要求を十分満
たすことができない。本発明者らはこれらの高度の機能
を有するものを見出すべく鋭意検討した結果、本発明に
到達したものである。本発明は次の構成を有する。すな
わち、本発明は、 ‘1) 不落性ポリモノビニル芳香族化合物中の芳香核
1モル当り、少なくとも0.01モル以上が3ーアミ/
プロピオンアミドメチル基で置換されたことを特徴とす
る不機性8−アミノプロピオンアミドメチル化ポリモノ
ビニル芳香族化合物成型品及び‘2)不溶性アクリルア
ミドメチル化ポリモノビニル芳香族化合物成型品をアミ
ノ化合物で処理することを特徴とする不溶性P−アミノ
プロピオンアミドメチル化ポリモノビニル芳香族化合物
成型品の製法に関する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の成型品はポリマ主鎖から出ている倒錯の中程に
ァミド基を持ち、且つ、その側鎖の先端にアミ/基を持
つことに特徴がある。
即ち、アミ/基はイオン交換や吸着の際の活性点として
作用する能力を持つが、そのアミ/基がポリマ主鎖や堅
くてかさ高な側鎖置換基あるいは1ないし2コの原子を
介して結合している場合には、立体障害のために中、高
分子量物質のイオン交換や吸着を十分に行なうことが出
来ない。また、アミノ基が長くて柔軟な側鎖の先端に結
合している場合でも、その側鎖が疎水性である場合には
、親水性の中、高分子量物質のイオン交換、吸着におい
て十分な能力を発揮することができない。一方、本発明
の成型品においては、アミノ基はポリマー主鏡に結合し
た芳香核に5個の原子からなる直鎖を介して結合してお
り、且つその直鏡の親水性基であるアミノ基が存在する
ので、中、高子塁のイオン交換、吸着および酵素、菌体
の吸着において優れた能力を発揮するものである。また
、本発明の成型品は技術的に容易であり、且つ、経済性
に富む合理的な方法で製造することができる特徴がある
。本発明で言う不溶性ポリモノビニル芳香族化合物成型
品とは不溶性ポリモノビニル芳香族化合物単独の成型品
もしくは実質的に不活性で、機械的強度保持作用を有す
るポリマ(以下補強用ポリマと略称する)との混合物の
成型品を意味し、成型品の具体例として、直径500ミ
クロン以下の粒子、厚さ500ミクロン以下の0.1〜
500ミクロンの繊維およびそれらの高次加工品をあげ
ることができる。
本発明で言う不溶性ポリモノビニル芳香族化合物とは、
スチレン、Q−メチルスチレン、ビニルトルエン、ピニ
ルキシレン、ピニルナフタレン、P−クロルスチレン、
ビニルフルオレンなどで代表される芳香核を有するモノ
ビニル化合物を主成分とするポリマであって、ポリマ分
子鎖中の芳香核と他のポリマ分子鎖中の芳香核が互いに
一般式tCHRチn(式中Rは水素原子または炭素数1
〜4のアルキル基を示し、nは1〜12の整数を示す)
で表わされる架橋基または一般式キCH20)nCH2
−(式中nは1〜4の整数を示す)で表わされる架橋ま
たはスルホニル基で結合されたボリマを意味する。
架橋基の量は用途に応じて適宜さめられるのであるが、
通常、低分子イオンのイオン交換用には架橋基の量を多
くし、中、高分子量物質の吸着用には架橋基の量を少な
くして用いられる。本発明で言う8−アミノプロピオン
アミドメチル基とは一般式R,R2N−CHR3一CH
R4−CO−NR5−CH2−(式中R,,R2は水素
原子または低級ァルキル基またはアリール基またはアラ
リル基を示し、R.とR2は同一または異なっていても
良く、R,,R4,R5は水素原子またはメチル基を示
す)にて表わされる基を意味する。
本発明成型品中のB−アミノプロピオンアミドメチル基
は、本発明成型品の機能を表わすために、少なくとも不
溶性ポリモノビニル芳香族化合物中の芳香核を1モル当
り0.01モル以上、より好ましくは0.2モル以上置
換していることが好ましい。
一般的には、低分子イオンを対象とする用途には3ーア
ミノプロピオンアミドメチル基の量は多い程好ましいが
、酵素や菌体などの大きな物質の吸着用には、一定量以
上は必要でない。本発明成型品の製法は、不溶性アクリ
ルアミドメチル化ポリモノビニル芳香族化合物成型品(
以下原料成型品と略称する)をアミノ化合物で処理する
ことにより達成される。
反応条件には特に限定はないが、通常、原料成型品とア
ミノ化合物を溶媒の存在下もしくは不存在下において、
0〜15ぴ0、より好ましくは50〜100℃の温度で
0.1〜2凪時間加熱する方法が採用される。原料成型
品とアミノ化合物の使用割合、反応温度および反応時間
を変化させることにより、成型品中のアクリルアミドメ
チル基量を調節することができる。原料成型品は不溶性
ボリモノビニル芳香族化合物成型品を、酸触媒および膨
潤剤の存在下、Nーメチロールアクリルアミドの如きア
クリルアミドメチル化剤で処理する方法(特顕昭52−
51991)により容易に得ることがでかきるものであ
る。本発明に用いられるアミノ化合物は、アンモニア、
ヒドロキシルアミン、ヒドラジンのほか第1級または第
2級アミノ基を有する有機アミノ化合物であり、その具
体例としては、メチルアミン・エチルアミン、プロピル
アミン、ブチルアミン、ジメチルアミン、ジプロピルア
ミン、ジ(n−フチルアミン)、モルホリン、ピベラジ
ン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、Nー
メチルアニリン、N一メチルベンジルアミン、リジン、
Nーメチルアミ/エタノール、ジエチレントリアミン、
ベンタエチレンヘキサミン、ポリエチレンイミンなどが
あげられる。
本発明成型品の製法におけるアミノ化合物と原料成型中
のアクリル基との反応は定量的に進行する反応であるの
で、アミノ化合物の使用量は成型品中に必要とするアミ
ノ基量と等モル量以上であれば良い。
この場合、アミノ化合物が第2級モノアミノンである場
合には成型品の架橋密度は変化しないが、アミノ化合物
が、一NH2基もし・くは複数の第2級アミノ基を有す
る場合にはアミノ化合物は複数のアクリル基と反応し、
成型品の架橋密度が増大する。架橋密度の増加は、ァミ
ノ化合物の使用量を増大させると抑制される。原料成型
品とアミノ化合物の反応において使用される溶媒として
は水およびメタノール、ェタ/ール、nーブタノールな
どで代表される低級アルコールおよびジオキサン、テト
ラヒドロフランで代表されるエーテルがあげられる。
またアミノ化合物が低沸点化合物である場合には加圧下
で反応させることにより反応時間を短縮することができ
る。本発明成型品は低分子アニオンのイオン交換から中
、高分子量物質の吸着、イオン交換、酵素、菌体の固定
化まで中広い用途に利用できるものであるが、個々の用
途に応じて最も通した規格の成型品を選択して使用する
のが好ましい。
成型品の機械的強度の高いことが要求される用途には補
強用ポリマを含有する成型品、とりわけ、繊維が好まし
く用いられる。
補強用ポリマは本発明成型品の製造過程において、物理
的および化学的に不活性であり、且つ、機械的強度を維
持できるものならなんでも良く、特に限定はない。
具体例としてポリエチレン、ポリプロピレンポリ(3ー
メチルブテンー1)、ポリ(4−メチルベンテン−1)
などで代表される結晶性ポリQーオレフィン、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどのポリ(ハロゲン化オ
レフィン)、ポリエチレンテレフタレートなどで代表さ
れるポリエステル、ポリp−フエニレンテレフタラミド
などのポリアミドがあげられる。とりわけ、結晶性ポリ
Qーオレフィンは、その高度の化学的安定性の故に、最
も好ましい。本発明成型品内部における補強用ポリマの
配置形式としては、成型品が繊維の場合、不溶性8ーア
ミノプロピオンアミドメチル化ポリモノビニル芳香族化
合物(以下基幹ポリマと略称する)と補強用ポリマが無
秩序に細かく分散した単純混合繊維形式のもの、及び補
強用ポリマを芯部とし、基幹ポリマを外側に配置した芯
鞘型複合繊維形式のもの、および、基幹ポリマを海成分
とし、補強用ポリマを海成分中に多数分散した島成分と
する多芯海島型複合繊維形式のものがあり、これらのい
ずれもが夫々特徴を有して有効に使用される。
単独混合繊維形式のものは補強用ポリマがその混合比の
割合で外部に蕗出しているので、吸着性能はやや劣るが
、膨潤収縮が小さい利点があり、芯鞘型複合繊維形式の
ものは吸着能が大きい利点があるが、膨潤収縮が大きく
、膨潤収縮をくり返すうちに芯部と鞘部のハク機が起こ
りやすい欠点を有する。多芯海島型複合繊維形式のもの
は、両者の長所を維持しつつ、両者の短所を改良したも
のであり、吸着館が大きく、耐ハク離性が大きいので、
特に優れている。この場合、海成分中に化学的に安定な
補強用ポリマを1〜30%混合すると膨潤収縮が小さく
なり、耐ハク酸性が更に向上する。また島の数は多い程
良いが、技術的な制約があり、通常5〜30、とりわけ
、10〜20が好ましく用いられる。以下、実施例につ
いて述べる。
実施例 1 ポリプロピレン(三井ノーブレンJ汎G)を島成分とし
、ポリスチレン(スタィロン666)49.5部、低分
子量ポリスチレン(ハィマST−120)1.5部、ポ
リプロピレン7.5部および低分子量ポリプロピレン(
ビスコール550P)1.5部の混合物を海成分として
、海島比が海:島=60:40になるように255q0
で溶融複合繊糸(島数16)した後、4倍に延伸するこ
とによって、多芯梅島型複合繊維(単糸織度3.7デニ
ール、引張強度3.4夕/d、伸度38%)を得た。
ニトロベンゼン100碇部と98%硫酸100戊郡との
混合溶液に、20ooでパラホルムアルデヒド5.3部
を溶解し、次にこの溶液を0℃に冷却し、温度を0〜5
℃に保ちながら、Nーメチロールアクリルアミド16礎
都を加え、溶解した。
得られた溶液に上記多芯海島型複合繊維100部を加え
、2000で20時間振とうして反応させた。得られた
アクリルアミドメチル化繊給を水およびメタノールで十
分洗縦したのち、5000で真空乾燥してアクリルァミ
ドメチル化繊総141部を得た。次に、表1の各種アミ
ノ化合物を水またはメタノールに溶かして20%濃度と
した溶液2礎部‘こ上記アクリルアミドメチル化繊総1
部を浸し、還流冷却下で8時間加熱した。水洗後乾燥し
て得られた8−アミノプロピオンアミドメチル化繊維に
ついて、塩酸塩型で元素分析、含水度、ァニオン交換容
量およびァルブミン吸着容量を調べ、表1の結果を得た
。但し、含水度は、乾燥試料1夕(Wo)を水中で十分
膨潤させたのち、十分絞ってから、ろ紙で繊維表面の水
をぬぐって、ただちに重量(W)を頚8定し、次式から
算出したものである。
表 1 含水度=凶ゴ& W。
ァルブミン吸着量は、乾燥重量(W,)既知の試料をp
H7の中性リン酸標準液を25%含み、牛血清ァルブミ
ンCohn分割Vを560の9/〆含む水溶中で24時
間振とう吸着させ、吸着前後の水溶液中のアルブミン濃
度を銅−Folin試薬法で求め、次式を用いて算出し
た値である。
アルブミン吸着量コC三戸三XV〔雌/の但し、式中C
,は吸着前のアルブミソ濃度を、C2は吸着後のアルブ
ミン濃度を示し、Vは水溶液の使用量を示す。
C2は5物o/〆以下の濃度にならないようにVを調節
した。交換容量は、1規定水酸化ナトリウム水溶液で再
生後、1規定塩酸で処理し、残存する塩酸の量から消費
された塩酸の当量数を求め、その値を塩酸塩型の試料の
乾燥重量のグラム数で割った値であり、これは低分子イ
オンに対する吸着態と考えることができる。
表中の元素分析から求めた窒素含有率と交換容量はよく
対応している。
表中の比較例は本実施例で得られたアクリルアミドメチ
ル化繊総を濃塩酸中、2q寺間遠流加熱して得たァミノ
メチル化繊総塩酸塩について調べたものである。
表から、本発明繊維(ジメチルアミノプロピオンアミド
メチル化繊総説料−1、ジnープロピルアミノプロピオ
ンアミドメチル化繊縦試料一2、ジn−プチルアミ/プ
ロピオンアミドメチル化繊雑試料−3及びnーブチルア
ミノピロピオンアミドメチル化繊総試料−4)は交換容
量が小さく、且つ、含水度が4・さし、にも拘らず、比
較例より大きなアルブミソ吸着能を有することがわかる
とりわけ、ジメチルアミノプロピオンアミドメチル化繊
維試料−5は大きなアルプミン吸着館を示す。実施例
2 実施例1で得られたアクリルアミドメチルイヒ不・溶性
ポリモノビニル芳香族化合物繊維30夕を0.005〜
1モルのジメチルアミンを含む0.005〜10%ジメ
チルアミン水溶液中、5ぴ○で1〜2蝿時間処理して、
交換容量が表2の各繊維を得た。
得られた繊維のァルブミン吸着量を測り表2の結果を得
た。但し、表中の「基幹ポリマ中の芳香核が8ーァミノ
プロピオンァミド基で置換されている割合」(置換率)
は交換容量から、次式を用いて算出したものである。2
93xQ 置換率=1000−8,.5XQ×100但し、Qは交
換容量(meq/夕)である。
表2実施例 3 ポリプロピレン5碇部とポリスチレン5碇部を単純混合
溶融紡糸し、4倍に延伸して得られた単純混合繊維6碇
都をニトロベンゼン90碇都、98%硫酸600部およ
びパラホルムアルデヒド0.09からなる溶液中150
0で30分間反応させ、次に、この反応混合物に、oo
〜15qoの温度に保ちながら、N−メチロールアク
リルアミド6礎都を溶解した。
反応混合物を2q時間振とうしたのち、繊維を水洗、乾
燥して、アクリルアミドメチル化繊縦私部を得た。これ
を塩酸で加水分解すると交換容量2.8heq/夕、含
水度2.1のアミ/メチル化繊総塩酸塩に変化した。上
で得られたアクリルアミドメチル化繊総11部を30%
ジメチルアミン水溶液20礎都‘こ浸し、6000で1
凪時間反応させてて、N,Nージメチルプロピオンアミ
ドメチル化繊総13.8部を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不溶性ポリモノビニル芳香族化合物中の芳香核1モ
    ル当り、少なくとも0.01モルがβ−アミノプロピオ
    ンアミドメチル基で置換されたことを特徴とする不溶性
    β−アミノプロピオンアミドメチル化ポリモノビニル芳
    香族化合物成型品。 2 不溶性アクリルアミドメチル化ポリモノビニル芳香
    族化合物成型品をアミノ化合物で処理することを特徴と
    する不溶性β−アミノプロピオンアミドメチルポリモノ
    ビニル芳香族化合物成型品の製法。
JP53016697A 1978-02-16 1978-02-16 不溶性β−アミノプロピオンアミドメチル化ポリモノビニル芳香族化合物成型品及びその製法 Expired JPS6017347B2 (ja)

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