JPS6017418B2 - 摩擦係合板の製造方法 - Google Patents
摩擦係合板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6017418B2 JPS6017418B2 JP55128438A JP12843880A JPS6017418B2 JP S6017418 B2 JPS6017418 B2 JP S6017418B2 JP 55128438 A JP55128438 A JP 55128438A JP 12843880 A JP12843880 A JP 12843880A JP S6017418 B2 JPS6017418 B2 JP S6017418B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- engagement plate
- fibers
- main body
- friction engagement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はクラッチ、ブレーキ等の摩擦係合装置に用いら
れる摩擦係合板の製造方法であって、特に多板式摩擦係
合装置に用いられる環状の主体部の内周縁または外周縁
にスプラィン係合歯を有する摩擦係合板を天然パルプ繊
維、またはこれを合成有機系繊維および/または無機系
繊維の混合物を熱硬化性合成樹脂で結合して、前記主体
部とスプラィン係合歯とを一体に形成して製造する方法
に係る。
れる摩擦係合板の製造方法であって、特に多板式摩擦係
合装置に用いられる環状の主体部の内周縁または外周縁
にスプラィン係合歯を有する摩擦係合板を天然パルプ繊
維、またはこれを合成有機系繊維および/または無機系
繊維の混合物を熱硬化性合成樹脂で結合して、前記主体
部とスプラィン係合歯とを一体に形成して製造する方法
に係る。
車鋼用自動変速機のキヤトレーンの摩擦係合を行わせる
ブレーキまたはクラッチに使用される摩擦係合板は、環
状をなしその内周縁または外周縁にスプラィン係合歯を
刻設せしめた金属製の芯板の両面に、パルプから抄造さ
れ合成樹脂を含浸せしめられて環状に打抜かれた摩擦材
を接着せしめて製造されていた。
ブレーキまたはクラッチに使用される摩擦係合板は、環
状をなしその内周縁または外周縁にスプラィン係合歯を
刻設せしめた金属製の芯板の両面に、パルプから抄造さ
れ合成樹脂を含浸せしめられて環状に打抜かれた摩擦材
を接着せしめて製造されていた。
かかる従釆の摩擦係合板は性質の異る金属製芯板とパル
プ沙造の摩擦材の耐質の異る二種の材料を準備し、それ
ぞれをその材料の性質に合わせて加工して接着するとい
う手間を要するとともに、二種の材料の接着剤の選択に
苦労があった。本発明は金属製芯板を使用することなく
天然パルプ繊維を主村として、必要に応じて合成有機系
繊維、無機系繊維を混合せしめて熱硬化性合成樹脂で結
合し、環状の主体部とスプラィン係合歯とを一体に加熱
加圧して形成せしめることを目的とする。
プ沙造の摩擦材の耐質の異る二種の材料を準備し、それ
ぞれをその材料の性質に合わせて加工して接着するとい
う手間を要するとともに、二種の材料の接着剤の選択に
苦労があった。本発明は金属製芯板を使用することなく
天然パルプ繊維を主村として、必要に応じて合成有機系
繊維、無機系繊維を混合せしめて熱硬化性合成樹脂で結
合し、環状の主体部とスプラィン係合歯とを一体に加熱
加圧して形成せしめることを目的とする。
さらに本発明においては前記主体部と一体に形成された
スプラィン係合歯の部分を、前記主体部の部分より加熱
加圧成形にあたり過度に加圧成形せしめ、スプラィン係
合歯の部分の比重を主体部の部分より大にし、スブラィ
ン係合歯の強度を大に成形せしめることを可能とするも
のである。即ち本発明は、木材、竹、ワラ、笹、バカス
、麻、パピルス、綿等の天然パルプ繊維の一種または二
種以上の混合物、または該天然パルプ繊維を主材とし、
これにケプラー(デュポン社の商品名)などの芳香族ア
ミド系繊維、フェノール樹脂系繊維あるいはガラス繊維
、セラミック繊維、石綿等の無機系繊維の混合物と、こ
れらの全繊維量に対し重量比にして4〜100%のフェ
ノール樹脂、ポリアミド樹脂、メラミン樹脂等の水溶性
の熱硬化性合成樹脂の結合剤と、多量の水とを境梓混合
し、必要に応じ摩擦係合板の製造にあたり通常用いられ
る無機充填材または有機充填材の一種または二種以上を
適量添加して樽梓混合し、前記混合液を用いて所要の厚
さを有するシートを抄出するとともに該シートにより環
状の主体部と該主体部の内周縁または外周縁にスプラィ
ン係合歯を一体に形成した前記摩擦係合板の平面形状を
有する予備成形体を形成せしめ、該予備成形体を得よう
とする摩擦係合板の上面形状の型面を刻設した金型内に
挿入し、加熱加圧して形成せしめるものである。
スプラィン係合歯の部分を、前記主体部の部分より加熱
加圧成形にあたり過度に加圧成形せしめ、スプラィン係
合歯の部分の比重を主体部の部分より大にし、スブラィ
ン係合歯の強度を大に成形せしめることを可能とするも
のである。即ち本発明は、木材、竹、ワラ、笹、バカス
、麻、パピルス、綿等の天然パルプ繊維の一種または二
種以上の混合物、または該天然パルプ繊維を主材とし、
これにケプラー(デュポン社の商品名)などの芳香族ア
ミド系繊維、フェノール樹脂系繊維あるいはガラス繊維
、セラミック繊維、石綿等の無機系繊維の混合物と、こ
れらの全繊維量に対し重量比にして4〜100%のフェ
ノール樹脂、ポリアミド樹脂、メラミン樹脂等の水溶性
の熱硬化性合成樹脂の結合剤と、多量の水とを境梓混合
し、必要に応じ摩擦係合板の製造にあたり通常用いられ
る無機充填材または有機充填材の一種または二種以上を
適量添加して樽梓混合し、前記混合液を用いて所要の厚
さを有するシートを抄出するとともに該シートにより環
状の主体部と該主体部の内周縁または外周縁にスプラィ
ン係合歯を一体に形成した前記摩擦係合板の平面形状を
有する予備成形体を形成せしめ、該予備成形体を得よう
とする摩擦係合板の上面形状の型面を刻設した金型内に
挿入し、加熱加圧して形成せしめるものである。
上記予備成形体の形成にあたって天然パルプなどの繊維
および結合剤の混合液から連続的にシートを抄出せしめ
、該シートを乾燥せしめた後に予備成形体を打ち抜きで
形成してもよく、またシート抄出にあたり得ようとする
摩擦係合板の上面形状と同一の抄枠を使用して所要の厚
さのシート状予備成形体を抄出せしめることもできる。
また予備成形体の加熱加圧に際して金型の成形面のスプ
ラィン係合歯の上下面を成形すべき型面を、主体部の上
下面を成形すべき型面より突出せしめて段部を形成した
金型を使用し、予備成形体のスプラィン係合歯を成形す
べき部分を主体部を形成すべき予備成形体部分より過度
に加圧成形することにより、得られた摩擦係合板のスプ
ラィン係合歯の密度、比重および強度を主体部のそれよ
り大に形成せしめることができる。さらに前記全繊維量
中に針葉樹等木材の長繊維のクラフトパルプおよび/ま
たはスクリーニングされた粗いパルプを重量比にして5
0〜90%含ませることにより、摩擦係合板の全体の強
度を大にすることができるものである。以下本発明を実
施例に基いて説明する。
および結合剤の混合液から連続的にシートを抄出せしめ
、該シートを乾燥せしめた後に予備成形体を打ち抜きで
形成してもよく、またシート抄出にあたり得ようとする
摩擦係合板の上面形状と同一の抄枠を使用して所要の厚
さのシート状予備成形体を抄出せしめることもできる。
また予備成形体の加熱加圧に際して金型の成形面のスプ
ラィン係合歯の上下面を成形すべき型面を、主体部の上
下面を成形すべき型面より突出せしめて段部を形成した
金型を使用し、予備成形体のスプラィン係合歯を成形す
べき部分を主体部を形成すべき予備成形体部分より過度
に加圧成形することにより、得られた摩擦係合板のスプ
ラィン係合歯の密度、比重および強度を主体部のそれよ
り大に形成せしめることができる。さらに前記全繊維量
中に針葉樹等木材の長繊維のクラフトパルプおよび/ま
たはスクリーニングされた粗いパルプを重量比にして5
0〜90%含ませることにより、摩擦係合板の全体の強
度を大にすることができるものである。以下本発明を実
施例に基いて説明する。
実施例 1
クラフトパルプ、スクリーニングされた狙いパルプおよ
び廃紙をその全重量の約2ぴ音の水に投入して十分に関
織せしめ、前記パルプの全軍量に対し重量比にして蓮藻
土80%、カシューダスト20%よりなる充填材および
前記パルプの全重量に対し重量比にして60%の水瀞性
液状フェノール樹脂を加え、十分に麓枠、混合した調合
液を準備し、この調合液をポンプにより第1図に示す糟
1に移送し予備成形体の成形に備える。
び廃紙をその全重量の約2ぴ音の水に投入して十分に関
織せしめ、前記パルプの全軍量に対し重量比にして蓮藻
土80%、カシューダスト20%よりなる充填材および
前記パルプの全重量に対し重量比にして60%の水瀞性
液状フェノール樹脂を加え、十分に麓枠、混合した調合
液を準備し、この調合液をポンプにより第1図に示す糟
1に移送し予備成形体の成形に備える。
第1図中符号2は調合液を示す。第1図中符号3は抄造
型を示し、該抄造型3は雀状の機枠4の一面に円形の凹
所5を形成した吸引板6が溶接等により固着されており
、該型3の内部空間は吸引板6の対向側面に突設せしめ
た吸出管7を介して真空ポンプ(図示せず)等の低圧源
に蓮通せしめられる。
型を示し、該抄造型3は雀状の機枠4の一面に円形の凹
所5を形成した吸引板6が溶接等により固着されており
、該型3の内部空間は吸引板6の対向側面に突設せしめ
た吸出管7を介して真空ポンプ(図示せず)等の低圧源
に蓮通せしめられる。
前記吸引板6にはその厚さ方向に多数の小径孔8が貫通
せしめられて穿設されている。上記抄造型3を前記吸引
板6の面が調合液2中に浸潰されるように糟1内に垂下
せしめ吸引管7を介して該抄造型3の内部空間を低圧源
に蓮通せしめると、前記吸引板6の小径孔8を介して調
合液2を吸引し、前記凹所5内に前記結合剤の水溶液で
湿潤せしめられたパルプおよび充填材が円形シート状に
堆積せしめられる。
せしめられて穿設されている。上記抄造型3を前記吸引
板6の面が調合液2中に浸潰されるように糟1内に垂下
せしめ吸引管7を介して該抄造型3の内部空間を低圧源
に蓮通せしめると、前記吸引板6の小径孔8を介して調
合液2を吸引し、前記凹所5内に前記結合剤の水溶液で
湿潤せしめられたパルプおよび充填材が円形シート状に
堆積せしめられる。
第2図は前記沙造型の変形例を示し、該抄造型103は
前記吸引板106に形成した凹所105を環状とし、そ
の凹所105の内周縁にスプラィン係合歯を形成すべき
凹凸を設けたものであって、前記吸引板106を抄造型
104の吸引管107の取付面の対向壁面に固定したも
のである。
前記吸引板106に形成した凹所105を環状とし、そ
の凹所105の内周縁にスプラィン係合歯を形成すべき
凹凸を設けたものであって、前記吸引板106を抄造型
104の吸引管107の取付面の対向壁面に固定したも
のである。
該吸引板106の凹所105内には該106の厚さ方向
に貫通する小径孔108が穿設され、吸引管107を介
して妙造型104の内部空間をを低圧源に連結せしめる
ときは、前記環状の凹所105内にパルプおよび充填材
が堆積せしめられる。このように吸引板6,106の凹
所5,105に結合剤で湿潤せしめたパルプおよび充填
材が所要の厚さのシート状に堆積されたとき、抄造型4
,104を前記槽1からとり出し、第2図に示すように
吸引板6,106の面に弾力あるラテックス製の薄板9
を当授せしめ、さらに吸引管7,107を介して低圧源
と連結して前記凹所5,105内のシート中の水分を小
怪孔8,108により吸出する。上記工程を経た後妙造
型4,104よりラテックス薄板9を除去し、抄造型4
,104の内部空間に加圧空気を送入しつつ前記凹所5
,105内に堆積したパルプの層を離形せしめると、抄
造型4を用いた場合には第3図に示す平面形状が円形の
シート10が得られ、また沙造型104を用いた場合に
は第4図に示す平面形状が環状でその内周緑に歯形を一
体に成形したシート11が得られる。
に貫通する小径孔108が穿設され、吸引管107を介
して妙造型104の内部空間をを低圧源に連結せしめる
ときは、前記環状の凹所105内にパルプおよび充填材
が堆積せしめられる。このように吸引板6,106の凹
所5,105に結合剤で湿潤せしめたパルプおよび充填
材が所要の厚さのシート状に堆積されたとき、抄造型4
,104を前記槽1からとり出し、第2図に示すように
吸引板6,106の面に弾力あるラテックス製の薄板9
を当授せしめ、さらに吸引管7,107を介して低圧源
と連結して前記凹所5,105内のシート中の水分を小
怪孔8,108により吸出する。上記工程を経た後妙造
型4,104よりラテックス薄板9を除去し、抄造型4
,104の内部空間に加圧空気を送入しつつ前記凹所5
,105内に堆積したパルプの層を離形せしめると、抄
造型4を用いた場合には第3図に示す平面形状が円形の
シート10が得られ、また沙造型104を用いた場合に
は第4図に示す平面形状が環状でその内周緑に歯形を一
体に成形したシート11が得られる。
これらのシート10,11を当て板上に載せ、予め90
qoに昇溢させた乾燥炉に入れ、3時間乾燥せしめる。
第4図に示すシート11は上記乾燥工程を経て外蓬約1
27豚、内周縁の歯元部における内径が約101側、直
径方向の歯高が約3肌の製造目的である摩擦係合板の平
面形状の寸法とほぼ同じ平面形状をなし、厚さ約6側の
予備成形体110を得る。第3図に示す円形のシート1
0は、上記乾燥工程を経た後、クランクプレス(打抜機
)により上記寸法の内周縁に歯を形成した環状の予備成
形体110に形成する。なお上記抄造型4,104にお
いてはシート10,11のとり出しに便なように、凹所
5,10の周緑を僅かの頚斜の円錐面にするとよい。
qoに昇溢させた乾燥炉に入れ、3時間乾燥せしめる。
第4図に示すシート11は上記乾燥工程を経て外蓬約1
27豚、内周縁の歯元部における内径が約101側、直
径方向の歯高が約3肌の製造目的である摩擦係合板の平
面形状の寸法とほぼ同じ平面形状をなし、厚さ約6側の
予備成形体110を得る。第3図に示す円形のシート1
0は、上記乾燥工程を経た後、クランクプレス(打抜機
)により上記寸法の内周縁に歯を形成した環状の予備成
形体110に形成する。なお上記抄造型4,104にお
いてはシート10,11のとり出しに便なように、凹所
5,10の周緑を僅かの頚斜の円錐面にするとよい。
上記予備成形体110を第5図に示す上型12、下型1
3よりなる金型により加熱加圧成形することにより摩擦
係合板の成形体1 11を得る。上型12には成形体1
11の外周緑を成形する環状の型面14と、成形体11
1の内周縁のスプラィン係合歯の側面を拘束する歯形型
面15および成形体111の主体部上面を成形する型面
16ならびにスプラィン係合歯の上面を成形する型面1
7が形成されており、下型13には前記型面14に係合
する周壁面18、前記歯型型面15に係合する歯型壁面
19、および成形体111の主体部の下面を形成する型
面20ならびにスプラィン係合歯の下面を形成する型面
21が形成されており、上型12の型面16,17およ
び下型の型面20,21はそれぞれ同一平面上にある。
上記上型12および下型13間に前記予備成形体110
を挿入し、加熱加圧せしめて予備成形体110を厚さ方
向に圧縮し、かつ結合剤をキュアをしめることにより、
主体部1 12の外径が126.7肋、スプラィン係合
歯23の歯元部における内径が101.8側、係合歯1
13の直径方向の歯高が2.8肌、主体部112およ
びスプラィン係合歯113の厚さが2.5肌の摩擦係合
板の成形体1 1 1が得られた。この成形体111の
主体部112およびスプラィン係合歯113の上下両面
をそれぞれ0.1柳研磨することにより成形体111の
表面に形成された結合剤皮膜を除去し、板厚2.3柳の
摩擦係合板を得た。実施例 2 クラフトパルプ、スクリーニングされた粗いパルプおよ
び廃紙をその全軍量の約2の音の水に投入して十分に開
繊せしめ、前記パルプの全重量に対し比重比にして珪薮
土50%カシューダスト50%よりなる充填剤および前
記パルプの全軍量に対し重量比にして40%の水溶性液
状フェノール樹脂を加え、十分横梓混合した調合液を準
備し、該調合液を用いて実施例1と同様の方法により厚
さ約6肌の予備成形体110を作成した。
3よりなる金型により加熱加圧成形することにより摩擦
係合板の成形体1 11を得る。上型12には成形体1
11の外周緑を成形する環状の型面14と、成形体11
1の内周縁のスプラィン係合歯の側面を拘束する歯形型
面15および成形体111の主体部上面を成形する型面
16ならびにスプラィン係合歯の上面を成形する型面1
7が形成されており、下型13には前記型面14に係合
する周壁面18、前記歯型型面15に係合する歯型壁面
19、および成形体111の主体部の下面を形成する型
面20ならびにスプラィン係合歯の下面を形成する型面
21が形成されており、上型12の型面16,17およ
び下型の型面20,21はそれぞれ同一平面上にある。
上記上型12および下型13間に前記予備成形体110
を挿入し、加熱加圧せしめて予備成形体110を厚さ方
向に圧縮し、かつ結合剤をキュアをしめることにより、
主体部1 12の外径が126.7肋、スプラィン係合
歯23の歯元部における内径が101.8側、係合歯1
13の直径方向の歯高が2.8肌、主体部112およ
びスプラィン係合歯113の厚さが2.5肌の摩擦係合
板の成形体1 1 1が得られた。この成形体111の
主体部112およびスプラィン係合歯113の上下両面
をそれぞれ0.1柳研磨することにより成形体111の
表面に形成された結合剤皮膜を除去し、板厚2.3柳の
摩擦係合板を得た。実施例 2 クラフトパルプ、スクリーニングされた粗いパルプおよ
び廃紙をその全軍量の約2の音の水に投入して十分に開
繊せしめ、前記パルプの全重量に対し比重比にして珪薮
土50%カシューダスト50%よりなる充填剤および前
記パルプの全軍量に対し重量比にして40%の水溶性液
状フェノール樹脂を加え、十分横梓混合した調合液を準
備し、該調合液を用いて実施例1と同様の方法により厚
さ約6肌の予備成形体110を作成した。
該予備成形体110を第6図に示す上型22、下型23
よりなる金型により加熱加圧成形することにより摩擦係
合板の成形体114を得る。
よりなる金型により加熱加圧成形することにより摩擦係
合板の成形体114を得る。
この上型22および下型23の構成は上記上型12、下
型13とほぼ同様であって、上型22および下型23の
成形体1 10のスプラィン係合歯の上下面を成形すべ
き型面24,25が成形体110の主体部の上下面を成
形すべき型面17,20より0.1脚突出せしめられて
いる点のみ異る。従って第5図と同一符号を付した部分
は同一部分を示す。上記上型22および下型23間に前
記予備成形体110を挿入し、加熱加圧せしめて予備成
形体110を厚さ方向に圧縮し、かつ結合剤をキュアせ
しめることにより、主体部115の厚さが2.5側、ス
プラィン係合歯1 16の厚さが2.3側であって、そ
の他の部分の寸法は成形体111と同一の成形体114
が得られた。この成形体114の主体部115の上下両
面とそれぞれ0.1側研磨することにより主体部115
の表面に形成された結合剤皮膜を除去し、該部115の
板厚をスプラィン係合歯116の板陣と同一とした摩擦
係合板を作成した。スプラィン係合歯116の表面に形
成された結合剤皮膜は、該係合歯の表面強化のために残
置せしめた。実施例 3 実施例2に示す調合液を用いて実施例1と同様の方法に
より厚さ約6脚の予備成形体110を作成した。
型13とほぼ同様であって、上型22および下型23の
成形体1 10のスプラィン係合歯の上下面を成形すべ
き型面24,25が成形体110の主体部の上下面を成
形すべき型面17,20より0.1脚突出せしめられて
いる点のみ異る。従って第5図と同一符号を付した部分
は同一部分を示す。上記上型22および下型23間に前
記予備成形体110を挿入し、加熱加圧せしめて予備成
形体110を厚さ方向に圧縮し、かつ結合剤をキュアせ
しめることにより、主体部115の厚さが2.5側、ス
プラィン係合歯1 16の厚さが2.3側であって、そ
の他の部分の寸法は成形体111と同一の成形体114
が得られた。この成形体114の主体部115の上下両
面とそれぞれ0.1側研磨することにより主体部115
の表面に形成された結合剤皮膜を除去し、該部115の
板厚をスプラィン係合歯116の板陣と同一とした摩擦
係合板を作成した。スプラィン係合歯116の表面に形
成された結合剤皮膜は、該係合歯の表面強化のために残
置せしめた。実施例 3 実施例2に示す調合液を用いて実施例1と同様の方法に
より厚さ約6脚の予備成形体110を作成した。
該予備成形体110を第7図に示す上型26,27より
なる金型により加熱加圧成形することにより摩擦係合板
の成形体117を得る。
なる金型により加熱加圧成形することにより摩擦係合板
の成形体117を得る。
この上型26および下型27の構造は前記上型12、下
型13とほぼ同様であって、上型26および下型27の
成型体110のスプラィン係合歯119の上下面を形成
すべき型面28,29が、該成形体117の主体部11
8の上下面を形成すべき型面17,20より0.35柳
突出せしめられている点のみ異なる。前記上型26、下
型27に付した符号で第5図と同一符号は同一部分を示
す。上記上型26、下型27間に予備成形体110を挿
入し、加熱加圧せしめて予備成形体110をその厚さ方
向に圧縮せしめ、かつ結合剤をキュアせしめ、主体部1
18の厚さが2.5肌、スプラィン係合歯119の厚さ
が1.8柵、その他の寸法は成形体111と同一の成形
体117が得られた。この成形体117の主体部118
の上下の表面をそれぞれ0.1柳研磨することにより、
主体部の表面に形成された孫合剤皮膜を除去し、主体部
118の厚さ2.3肋、スプラィン係合歯119の厚さ
1.8側の摩擦係合板を作成した。実施例 4 クラフトパルプ、スクリーニングされた粗いパルプおよ
び廃紙をその全重量の約2併音の水に投入して十分に関
織せしめ、前記パルプの全重量に対して重量比にして珪
藻土28.3%、カシューダストを14.3%および水
総性液状フェノール樹脂を7%加え、十分損粋混合した
調合液を用い、実施例1と同様の方法により約6肋の厚
さの予備成形体110を作成した。
型13とほぼ同様であって、上型26および下型27の
成型体110のスプラィン係合歯119の上下面を形成
すべき型面28,29が、該成形体117の主体部11
8の上下面を形成すべき型面17,20より0.35柳
突出せしめられている点のみ異なる。前記上型26、下
型27に付した符号で第5図と同一符号は同一部分を示
す。上記上型26、下型27間に予備成形体110を挿
入し、加熱加圧せしめて予備成形体110をその厚さ方
向に圧縮せしめ、かつ結合剤をキュアせしめ、主体部1
18の厚さが2.5肌、スプラィン係合歯119の厚さ
が1.8柵、その他の寸法は成形体111と同一の成形
体117が得られた。この成形体117の主体部118
の上下の表面をそれぞれ0.1柳研磨することにより、
主体部の表面に形成された孫合剤皮膜を除去し、主体部
118の厚さ2.3肋、スプラィン係合歯119の厚さ
1.8側の摩擦係合板を作成した。実施例 4 クラフトパルプ、スクリーニングされた粗いパルプおよ
び廃紙をその全重量の約2併音の水に投入して十分に関
織せしめ、前記パルプの全重量に対して重量比にして珪
藻土28.3%、カシューダストを14.3%および水
総性液状フェノール樹脂を7%加え、十分損粋混合した
調合液を用い、実施例1と同様の方法により約6肋の厚
さの予備成形体110を作成した。
上記予備成形体を実施例3において用いた上型26、下
型27間に挿入し、加熱加圧せしめ、主体部1 18の
板厚が3.W帆、スプラィン係合歯119の板厚が2.
3肋になるように圧縮し、かつ結合剤をキュアせしめて
摩擦係合板の成形体117を得た。
型27間に挿入し、加熱加圧せしめ、主体部1 18の
板厚が3.W帆、スプラィン係合歯119の板厚が2.
3肋になるように圧縮し、かつ結合剤をキュアせしめて
摩擦係合板の成形体117を得た。
該成形体117の主体部118の上下両面をそれぞれ0
.35肋研磨して、板厚2.3柳の摩擦係合板を得た。
上記実施例1〜4により得られた摩擦係合板の坂厚比重
、強度を対比すると第1表のとおりである。
.35肋研磨して、板厚2.3柳の摩擦係合板を得た。
上記実施例1〜4により得られた摩擦係合板の坂厚比重
、強度を対比すると第1表のとおりである。
第1表
なお上記表において板厚の単位は肌、強度の単位はkg
/側2であって、後記する方法で測定した。
/側2であって、後記する方法で測定した。
上記表中比較例は次のようにして作成されたものである
。比較例 重量比にしてクラフトパルプ70%と珪藻±等無機充填
材30%を約2の音の水に投入してパルプを十分に開綾
せしめ、丸絹型抄紙機で厚さ2.5脚2 のシート状に
沙紙し、該シートを乾燥せしめて環状に打抜き、予め濃
度を調整した液状フェノール樹脂に浸潰して樹脂分を重
量比にして30%舎浸せしめ、乾燥炉で溶剤を揮発させ
た後150qoで30分加熱し、フェノール樹脂をキュ
アせしめ、かくして得られた環状摩擦材を内周面にスプ
ラィン係合歯を形成せしめた鋼板製芯板の両面に接着剤
で接着し、16ぴ○で2び分間後熱処理を施した従来方
方法によるものである。
。比較例 重量比にしてクラフトパルプ70%と珪藻±等無機充填
材30%を約2の音の水に投入してパルプを十分に開綾
せしめ、丸絹型抄紙機で厚さ2.5脚2 のシート状に
沙紙し、該シートを乾燥せしめて環状に打抜き、予め濃
度を調整した液状フェノール樹脂に浸潰して樹脂分を重
量比にして30%舎浸せしめ、乾燥炉で溶剤を揮発させ
た後150qoで30分加熱し、フェノール樹脂をキュ
アせしめ、かくして得られた環状摩擦材を内周面にスプ
ラィン係合歯を形成せしめた鋼板製芯板の両面に接着剤
で接着し、16ぴ○で2び分間後熱処理を施した従来方
方法によるものである。
また上記第1表中の強度は本発明実施例および比較例と
同一材料、同一加熱加圧条件により作成した幅25肋、
長さ10仇吻の引張試験用テストピースを用いて測定し
たものである。
同一材料、同一加熱加圧条件により作成した幅25肋、
長さ10仇吻の引張試験用テストピースを用いて測定し
たものである。
上記実施例ならびに比較例の性能を対比する目的で、S
AE#2相当の試験機により慣性質量2.5k9・肌・
sec2、作用荷重350k9、サイクルタイム3頂砂
、油温80qoの条件で動摩擦係数および摩耗量を測定
した。
AE#2相当の試験機により慣性質量2.5k9・肌・
sec2、作用荷重350k9、サイクルタイム3頂砂
、油温80qoの条件で動摩擦係数および摩耗量を測定
した。
その結果を動摩擦係数については第8図に、摩耗量につ
いては第2表に示す。第2表 これら第2表および第8図からわかるように本発明の実
施例1ないし3の摩擦係合板は勤摩擦係数および摩耗量
において従来方法により製造される摩擦係合板の摩擦材
に比して優れており、本発明の実施例4の摩擦係合板は
従来の摩擦材とほぼ均等の性能をもつことがわかる。
いては第2表に示す。第2表 これら第2表および第8図からわかるように本発明の実
施例1ないし3の摩擦係合板は勤摩擦係数および摩耗量
において従来方法により製造される摩擦係合板の摩擦材
に比して優れており、本発明の実施例4の摩擦係合板は
従来の摩擦材とほぼ均等の性能をもつことがわかる。
特に勤摩擦係数は係合回数が多くなっても変化が少し、
ことが本発明により製造された摩擦係合板の特長である
。そして本発明により製造された摩擦係合板は摩擦係合
すべき面を提供する主体部とクラッチまたはブレーキの
スプラィンと係合するスプラィン係合歯とが天然パルプ
繊維、またはこれと合成有機系繊維および/または無機
系繊維の混合物を結合剤で結合した圧縮成形体により一
体に形成されているので、前記スプラィンと係合して異
音を発するおそれがなく、鋼板製芯板の両面に紙製摩擦
材を接着した従来の摩擦係合板に比して重量にして約1
/6と軽量であり、かつ従釆品のように芯板と摩擦材の
剥離する欠点はなく、摩擦係合面においても水溶性結合
剤を含浸せしめた天然パルプ等の繊維の加圧成形体とし
ての大なる強度を有するものが廉価で製造できるもので
ある。第9図ないし第10図は本発明による予備成形体
を形成する他の方法を示すものである。
ことが本発明により製造された摩擦係合板の特長である
。そして本発明により製造された摩擦係合板は摩擦係合
すべき面を提供する主体部とクラッチまたはブレーキの
スプラィンと係合するスプラィン係合歯とが天然パルプ
繊維、またはこれと合成有機系繊維および/または無機
系繊維の混合物を結合剤で結合した圧縮成形体により一
体に形成されているので、前記スプラィンと係合して異
音を発するおそれがなく、鋼板製芯板の両面に紙製摩擦
材を接着した従来の摩擦係合板に比して重量にして約1
/6と軽量であり、かつ従釆品のように芯板と摩擦材の
剥離する欠点はなく、摩擦係合面においても水溶性結合
剤を含浸せしめた天然パルプ等の繊維の加圧成形体とし
ての大なる強度を有するものが廉価で製造できるもので
ある。第9図ないし第10図は本発明による予備成形体
を形成する他の方法を示すものである。
第9図において檀31の内部には前記本発明で説明した
パルプ、充填材および結合剤を混合酒留年した調合液3
2が導入せられ、該糟31の側壁間に橋架せしめた中空
軸33には円筒壁34に多数の4・蓬孔35が穿設され
た円筒形の沙造型36がその軸を中心として回転自在に
設けられ、該沙造型36の内腔は前記中空軸33の関口
37および該軸33の藤孔38を介して低圧源に運遍せ
しめられている。また前記中空軸33にはその上部に抄
造型36の円筒壁34の内周面に情接する遮板39が固
設されている。前記抄造型36を緩く矢印方向に回転せ
しめつつ抄造型36の内腔を低圧源に蓮通せしめると、
調合液32中の結合剤を含浸せしめられたパルプは充填
材とともに円筒壁34上面に吸引せられ次第に厚みを増
し、シート状に形成される。
パルプ、充填材および結合剤を混合酒留年した調合液3
2が導入せられ、該糟31の側壁間に橋架せしめた中空
軸33には円筒壁34に多数の4・蓬孔35が穿設され
た円筒形の沙造型36がその軸を中心として回転自在に
設けられ、該沙造型36の内腔は前記中空軸33の関口
37および該軸33の藤孔38を介して低圧源に運遍せ
しめられている。また前記中空軸33にはその上部に抄
造型36の円筒壁34の内周面に情接する遮板39が固
設されている。前記抄造型36を緩く矢印方向に回転せ
しめつつ抄造型36の内腔を低圧源に蓮通せしめると、
調合液32中の結合剤を含浸せしめられたパルプは充填
材とともに円筒壁34上面に吸引せられ次第に厚みを増
し、シート状に形成される。
その端部を遮板39と対向する部分で円筒壁34から剥
離し、加圧ロール40,40によりとり出しながら脱水
せしめ、シート41を得る。該シート41を乾燥せしめ
、乾燥シート41から打抜機により第10図に示すよう
に予備成形体1 10を打抜くものである。以上詳細に
説明したように、本発明は天然パルプ繊維、または天然
パルプ繊維を主材とし、これに合成有機系繊維および/
または無機系繊維を添加した混合物、好ましくは全繊維
量中40〜95%の針葉樹長繊維のパルプを主材料とす
る繊維混合物、全繊維量に対し重量比にして4〜100
%の水落・性の熱硬化性合成樹脂よりなる結合剤と、必
要に応じ充填材を多量の水に混合渡洋し、その混合液を
用いて所要の厚さのシートを抄出して該シートにより摩
擦係合板の平面形状である環状の主体部と該主体部の内
周縁または外周縁にスプラィン係合歯を一体に形成した
平面形状の予備成形体を形成せしめ、該予備成形体を金
型により加熱し、厚さ方向に加圧成形せしめる摩擦係合
板の製造方法に係り、水中で十分開綾せしめた前記繊維
に水溶性の熱硬化性合成樹脂結合剤を含浸せしめた予備
成形体をその厚さ方向に加熱圧緒することにより、繊維
密度を増大させるとともに、繊維に含浸せしめられた熱
硬化性合成樹脂により天然パルプ等繊維自体を強化させ
るとともに繊維相互間を結合した密度、比重の高い気孔
率の低い摩擦係合板を製造するものであり、繊維密度が
高く結合剤で強化されたスプラィン係合歯を主体部と一
体に成形したことにより、ク・ラツチ、ブレーキ等の摩
擦係合装置における金属製部分のスプラインに前記スプ
ラィン係合歯によって係合せしめ得る一体の摩擦係合板
を製造し得られ、従来のようにスプラィン係合歯を刻設
した鉄板製芯板を用意する必要がなく簡易な方法で摩擦
係合板を製造し得る。
離し、加圧ロール40,40によりとり出しながら脱水
せしめ、シート41を得る。該シート41を乾燥せしめ
、乾燥シート41から打抜機により第10図に示すよう
に予備成形体1 10を打抜くものである。以上詳細に
説明したように、本発明は天然パルプ繊維、または天然
パルプ繊維を主材とし、これに合成有機系繊維および/
または無機系繊維を添加した混合物、好ましくは全繊維
量中40〜95%の針葉樹長繊維のパルプを主材料とす
る繊維混合物、全繊維量に対し重量比にして4〜100
%の水落・性の熱硬化性合成樹脂よりなる結合剤と、必
要に応じ充填材を多量の水に混合渡洋し、その混合液を
用いて所要の厚さのシートを抄出して該シートにより摩
擦係合板の平面形状である環状の主体部と該主体部の内
周縁または外周縁にスプラィン係合歯を一体に形成した
平面形状の予備成形体を形成せしめ、該予備成形体を金
型により加熱し、厚さ方向に加圧成形せしめる摩擦係合
板の製造方法に係り、水中で十分開綾せしめた前記繊維
に水溶性の熱硬化性合成樹脂結合剤を含浸せしめた予備
成形体をその厚さ方向に加熱圧緒することにより、繊維
密度を増大させるとともに、繊維に含浸せしめられた熱
硬化性合成樹脂により天然パルプ等繊維自体を強化させ
るとともに繊維相互間を結合した密度、比重の高い気孔
率の低い摩擦係合板を製造するものであり、繊維密度が
高く結合剤で強化されたスプラィン係合歯を主体部と一
体に成形したことにより、ク・ラツチ、ブレーキ等の摩
擦係合装置における金属製部分のスプラインに前記スプ
ラィン係合歯によって係合せしめ得る一体の摩擦係合板
を製造し得られ、従来のようにスプラィン係合歯を刻設
した鉄板製芯板を用意する必要がなく簡易な方法で摩擦
係合板を製造し得る。
またスプラィン係合歯の部分を加熱加圧成形時に主体部
より過度に圧縮成形することにより、摩擦係合作用をな
すべき主体部より密度強度が高く、気孔率の低いスプラ
ィン係合歯が主体部と一体に成形できるから、鉄板製芯
板を有する従来の摩擦係合板に近い耐久性を有する摩擦
係合板を製造することができ、湿式多板の摩擦係合装置
用の摩擦係合板を製造するに極めて適切な方法である。
本発明においては天然パルプ繊維の量が多ければ軽量の
摩擦係合板が得られ、合成有機系繊維および/または無
機系繊維の含有量が多くなるに従い耐久性に優れた摩擦
係合板が得られる。
より過度に圧縮成形することにより、摩擦係合作用をな
すべき主体部より密度強度が高く、気孔率の低いスプラ
ィン係合歯が主体部と一体に成形できるから、鉄板製芯
板を有する従来の摩擦係合板に近い耐久性を有する摩擦
係合板を製造することができ、湿式多板の摩擦係合装置
用の摩擦係合板を製造するに極めて適切な方法である。
本発明においては天然パルプ繊維の量が多ければ軽量の
摩擦係合板が得られ、合成有機系繊維および/または無
機系繊維の含有量が多くなるに従い耐久性に優れた摩擦
係合板が得られる。
第1図は本発明の予備成形体を抄出する抄造型の一例お
よびその使用方法を示す断面図、第2図は前記抄造型の
変形例および該型による脱水状況を示す断面図、第3図
は第1図の装置により抄出されたシートの平面図、第4
図は第2図の装置により抄出されたシートおよび予備成
形体の平面図、第5図ないし第7図は成形用金型と摩擦
係合板の成形体とを示す断面図、第8図は本発明の実施
例で得られた摩擦係合板の動摩擦係数測定試験の結果を
示す線図、第9図は本発明の予備成形体用シートを抄出
する抄出型の他の例およびその使用方法を示す断面図、
第10図は前記抄出されたシートより予備成形体を打抜
くところを示す上面図である。 なお図中、1,31は糟、2,32は調合液、10,4
1はシート、110‘ま予備成形体、12,22,26
は上型、13,23,27は下型、111,114,1
17は摩擦係合板の成形体である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第T図 第10図 第8図 第9図
よびその使用方法を示す断面図、第2図は前記抄造型の
変形例および該型による脱水状況を示す断面図、第3図
は第1図の装置により抄出されたシートの平面図、第4
図は第2図の装置により抄出されたシートおよび予備成
形体の平面図、第5図ないし第7図は成形用金型と摩擦
係合板の成形体とを示す断面図、第8図は本発明の実施
例で得られた摩擦係合板の動摩擦係数測定試験の結果を
示す線図、第9図は本発明の予備成形体用シートを抄出
する抄出型の他の例およびその使用方法を示す断面図、
第10図は前記抄出されたシートより予備成形体を打抜
くところを示す上面図である。 なお図中、1,31は糟、2,32は調合液、10,4
1はシート、110‘ま予備成形体、12,22,26
は上型、13,23,27は下型、111,114,1
17は摩擦係合板の成形体である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第T図 第10図 第8図 第9図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 環状の主体部の内周縁または外周縁にスプライン係
合歯を成形した摩擦係合板を製造する方法において、
天然パルプ繊維、または天然パルプ繊維と合成有機系繊
維および/または無機系繊維の混合物に対し、全繊維量
に対して重量比にして4〜100%のフエノール樹脂、
ポリアミド樹脂、メラミン樹脂等の水溶性の熱硬化性合
成樹脂の結合剤と、多量の水とを撹拌混合し、 前記混
合液を用いて所要の厚さを有するシートを抄出するとと
もに、該シートより環状の主体部と該主体部の内周縁ま
たは外周縁にスプライン係合歯を一体に成形した前記摩
擦係合板の平面形状を有する予備成形体を形成せしめ、
該予備成形体を前記摩擦係合板の平面形状を刻設した
金型によりその厚さ方向に加圧せしめつつ加熱・加圧し
て成形するこそも特徴とする摩擦係合板の製造方法。 2 前記混合液を用いてシートを抄出した後これを乾燥
せしめ、該乾燥シートより前記予備成形体を打抜き成形
することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の摩
擦係合板の製造方法。 3 前記繊維中には、針葉樹等木材の長繊維のクラフト
パルプおよび/またはスクリーニングパルプを40〜9
5重量%含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載の摩擦係合板の製造方法。 4 前記繊維中には、針葉樹等木材の長繊維のクラフト
パルプおよび/またはスクリーニングされた粗にパルプ
を50〜90重量%含むことを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の摩擦係合板の製造方法。 5 前記熱硬化性合成樹脂の結合剤の添加量は、全繊維
量に対し重量比にして10〜40%であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の摩擦係合板の製造方
法。 6 前記予備成形体の金型による加熱・加圧成形にあた
り、前記摩擦板のスプライン係合歯の部分に対応する金
型の型面に段部を形成せしめて、スプライン係合歯を形
成する予備成形体部分を前記主体部を形成する予備成形
部分より過度に加圧成形することを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の摩擦係合板の製造方法。 7 前記予備成形体の金型による加熱・加圧成形にあた
り、前記摩擦板のスプライン係合歯の部分に対応する金
型の型面に段部を形成せしめて、スプライン係合歯を形
成する予備成形体部分の厚さを、前記主体部を形成する
部分の厚さの60〜80%の厚さになるように過度に加
圧成形せしめることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の摩擦係合板の製造方法。 8 前記金型により成形された予備成形体の圧縮成形体
を金型からとり出し、主体部の厚さを過度に加圧成形さ
れた前記スプライン係合歯の厚さに研磨することを特徴
とする特許請求の範囲第6項または第7項に記載の摩擦
係合板の製造方法。 9 環状の主体部の内周縁または外周縁にスプライン係
合歯を成形した摩擦係合板を製造する方法において、
天然パルプ繊維、または天然パルプ繊維と合成有機系繊
維および/または無機系繊維に混合物に対し、その全繊
維量に対して重量比にして4〜100%のフエノール樹
脂、ポリアミド樹脂、メラミン樹脂等の水溶性の熱硬化
性樹脂の結合剤と、珪藻土、アスベスト、クレー、炭酸
カルシウム、硫酸バリウム、グラフアイトおよびアルミ
ナ等の無機充填材およびカシユーダスト、ラバーダスト
およびコルク粉等の有機充填材等摩擦係合板に通常用い
られる充填材の一種または二種以上の充填材の適量と、
多量の水とを撹拌混合し、 前記混合液を用いて所要の
厚さを有するシートを抄出するとともに該シートにより
環状の主体部と該主体部の内周縁または外周縁にスプラ
イン係合歯を一体に成形した前記摩擦係合板の平面形状
を有す予備成形体を形成せしめ、 該予備成形体を前記
摩擦係合板の平面形状の刻設した金型内に挿入し、加熱
加圧して成形せしめることを特徴とする摩擦係合板の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55128438A JPS6017418B2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | 摩擦係合板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55128438A JPS6017418B2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | 摩擦係合板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5753537A JPS5753537A (en) | 1982-03-30 |
| JPS6017418B2 true JPS6017418B2 (ja) | 1985-05-02 |
Family
ID=14984731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55128438A Expired JPS6017418B2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | 摩擦係合板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6017418B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5980539A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-10 | Aisin Chem Co Ltd | 湿式摩擦材 |
| DE102011086523A1 (de) * | 2010-12-13 | 2012-06-14 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Verfahren zur Herstellung eines Reibkörpers |
-
1980
- 1980-09-16 JP JP55128438A patent/JPS6017418B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5753537A (en) | 1982-03-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1282566C (en) | Friction materials and their manufacture | |
| US4656203A (en) | Friction materials and their manufacture | |
| US6001750A (en) | Fibrous lining material comprising a primary layer having less fibrillated aramid fibers, carbon fibers, carbon particles and a secondary layer comprising carbon particles | |
| KR100380874B1 (ko) | 보다덜피브릴화된아라미드섬유와합성흑연을포함하는섬유질기재,이로부터마찰라이닝재료를제조하는방법및마찰라이닝재료 | |
| EP0154488A2 (en) | Friction materials and their manufacture | |
| US4045608A (en) | Friction facing with porous sheet base | |
| EP1607653B1 (en) | Fully fibrous structure friction material | |
| US20050074595A1 (en) | Friction material containing partially carbonized carbon fibers | |
| US8222317B2 (en) | Wet friction material | |
| US5190991A (en) | Brake linings | |
| US7370738B2 (en) | One-piece friction body with a support and a friction pad disposed thereon and method of its manufacture | |
| US3998573A (en) | Manufacture of friction elements | |
| DE4420593A1 (de) | Reibbelag | |
| JP2004217790A (ja) | 湿式摩擦材 | |
| JPS6017418B2 (ja) | 摩擦係合板の製造方法 | |
| US2198269A (en) | Manufacture of compressed cellulosic or wood products | |
| EP0129022A2 (en) | Process for making dry friction material | |
| DK146274B (da) | Apparat til fremstilling af friktionselementer | |
| JPS59206436A (ja) | 乾式摩擦材料の製造法 | |
| US20030024668A1 (en) | Manufacturing method for a facing having a two-layered structure | |
| JPS6044530A (ja) | 湿式摩擦材の製造方法 | |
| JP2767197B2 (ja) | 湿式摩擦材 | |
| JP4171961B2 (ja) | 樹脂製クラッチフェーシング及びその製造方法 | |
| JPH0376780A (ja) | 湿式摩擦材用紙質基材の製造方法 | |
| US20030116398A1 (en) | Facing having two-layered structure and manufacturing method for the same |