JPS60181020A - 高粘性多糖体を有効成分とする抗腫瘍剤 - Google Patents

高粘性多糖体を有効成分とする抗腫瘍剤

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JPS60181020A
JPS60181020A JP59035838A JP3583884A JPS60181020A JP S60181020 A JPS60181020 A JP S60181020A JP 59035838 A JP59035838 A JP 59035838A JP 3583884 A JP3583884 A JP 3583884A JP S60181020 A JPS60181020 A JP S60181020A
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JP
Japan
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polysaccharide
klebsiella
tumor
formula
antitumor agent
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JP59035838A
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Koichi Okuya
康一 奥谷
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクレブシェラ属(旧ebsiella)に属す
る特定な菌株を培養して得られる多糖体を有効成分とす
る抗腫瘍剤に関する。
近年、植物及び微生物の生産する多糖体の生理活性に関
する研究報告が数多くなされており、特に、担子菌類の
熱水抽出物や培養生産物から分離、採取される多糖体の
うちには抗腫瘍剤として実用化されているものもある。
本発明者は、種々の微生物が生産する多糖体の抗腫瘍活
性についての研究の一環として、クレブシェラ属(Kl
ebsiella)に属する莢膜を有する微生物が生産
する莢膜多糖体の抗腫瘍活性について検討した結果、ク
レブシェラ セロタイプ(■吐−虹旦U 鎖匹旦匹)に
属する公知菌株であるに、−46株が生産する多糖体及
び該多糖体を化学修飾したものが抗腫瘍活性を示すこと
を見出し、本発明をなすに至った。
したがって、本発明はクレブシェラ セロタイプに一4
6株が生産する多糖体を有効成分とする抗腫瘍剤を提供
することを目的とする。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明に係る抗腫瘍剤は、クレブシェラ セロタイプに
一46株を培養して得られる多糖体を有効成分とするこ
とを特徴とする。
本発明で利用する微生物であるクレブシェラセロタイプ
に一46株は、微工研菌寄第7373号(FERM、P
−7373)の番号で工業技術院微生物工業研究所に受
託されており、下記のとおりの菌学的性質を有する。
なお、上記菌株の形態学的性状及び生理学的性質は、特
記しない限りペプトン5g、肉エキス3g、食塩1g及
び絹製水2から成る栄養培地を基本培地として用い、又
、特記しない限り好気的条件下で生育を行なりで観察し
た結果を示したものである。
タレブシエー セロ イブに−46の 8・(1)形態
学的性状 上記基本培地11に寒天15gを加えた栄養寒天培地を
用いた。
ダラム染色陰性、桿状で平均0.8 X L、6〜1.
8μの大きさを有し、運動性がなく、胞子形成がなく莢
膜を形成する。
(2)各種培地における生育状態 ■上記栄養寒天培地での嫌気培養により生育良好。
■上記培地の寒天平板培地での生育良好、平板上の集落
は正円状で隆起しており、湿潤で均質な止縁を有し、粘
稠性でかつ光沢を有する。
色素の生成なし。
■前記基本培地からなる液体培地での生育良好、濁りを
生し、菌膜の形成なし、沈澱を生ずるも培地の着色みら
れず。
■マツコンキイ (MacConkey )培地及びC
VT培地での生育はいずれも良好であり、前者では赤褐
色のコロニーを、後者では紅色のコロニーを示す。
■キングA培地及びキングB培地での生育はいずれも良
好、水溶性色素を産生じない。
■PEA培地では生育せず。
■上記栄養培地に馬脱せんい血液を加えた培地では溶血
性を示さない。
(3)生理学的性質 (1)ゼラチンの液化 陰性 (2)ゼラチンの分解 陰性 (3)デンプンの加水分解 陰性 (4)カゼインの加水分解 陰性 (5)リドマスミルクに対する反応 凝固リドマスを脱
色 (6)ブドウ糖の酸化(OFテスト)F型(7)糖の分
解性 下記に示すとおり 糖 酸産生 ガス産生 D−グルコース + −ト ロ−マンノース 4 + D−ガラクトース + + D−キシロース + + L−アラビノース + + D−フラクトース + + ショ糖 + + ラクトース 十 − デンプン 十 − グリセロール + + マニトール + + イノシトール 十 − セルビオース + − ズルシット、−一 マルトース + − ソルボース − − 7ドニツト + + (8)硝酸塩還元能 陰性 (9)硫化水素の産生 陰性 (10)MR反応 陽性 (11)VP反応 陽性 (12)インドールの生成 陰性 (13)IPA反応 陽性 (14)チトクロームオキシダーゼ反応 陰性(15)
カタラーゼ反応 陽性 (16)クエン酸塩の利用 陽性 (17)酒石酸から酸の酸化 陽性 (18)尿素分解能 陽性 (19)アルギニンのアルキル化 陰性(20)オルニ
チン脱炭酸能 陰性 (21)リジン脱炭酸能 陽性 (22)マロン酸塩の利用 陽性 (23)フェニルアラニン・デアシナーゼ 陰性(24
)プテリジンコンパウンド 陽性0/129に対する感
受性 (25)その他の抗生物質及び抗菌性物質に対する感受
性 下記に示すとおり 薬剤の種類 感受性 ペニシリン − カナマイシン + テトラザイクリン + クロラムフェニコール + エリスロマイシン 〜 コリスチン + スルフイソキサゾール + ノボビオシン + リンコマイシン − セファロリジン + 以上に示クレブシェラ セロタイプに一461株の菌学
的性質は、パージマニュアル第8版(Bergey’s
 Manual of Deter+*1native
 Bacterio−1ogy、eightth ed
ition) 、並びにコーワンの医学細菌同定の手引
き第2版(Cowan and Stee−Vsman
ual for the 1dentificatio
n of medical ha−cteria+ 2
nd edition by S、T、Cowan、 
Cambridgetlniv、Press+ 197
4)におけるクレブシェラ属(Genus旧ebsie
lla)の項の菌学的性質と一致しており、特に、Kl
ebsiella 並■銭観との形態学的及び生化学的
性状と近似していることから、本発明で利用する上記に
一46菌株はKlebsiella aer。
■nesに属すると同定されるが、上記パージマニュア
ル第8版ではクレブシェラ属を(11K 、1徂犯曵1
2赳、(2)K、ozaenae及び(3)K、rhi
noscleromatisO)、 3種に分類してい
るので、パージマニュアル第8版の分類に基づくとKl
ebsiella 匹剋鯰吐封と同定される。
本発明に係る抗腫瘍剤の活性成分である多糖体は、クレ
ブシェラ セロタイプに一46菌株を下記に示す手順で
培養することにより産生される。
上記菌株の培養には通常の細菌の培養法が通用し得る。
すなわち、振とう培養又は静置培養で行ない、培養に用
いられる培地は該菌株が利用し得る栄養源を含有するも
のであれば、合成培地、半合成培地並びに天然培地でよ
い。培地の組成には、例えば炭素源としては、D−グル
コース、D−フラクトース、D−ガラクトース、D−マ
ンノース、ショ糖、マニトール、グリセリン等が、窒素
源としては肉エキス、ペプトン、カザミノ酸、酵母エキ
ス、硫酸アンモニウム、尿素、その他の有機又は無機の
窒素源が用いられる。また、無機塩類としてはNa。
K+ Mg+ Ca、 Zn+ Pe等の硫酸塩、硝酸
塩、塩化物、炭酸塩又はリン酸塩等が必要に応じて用い
られる。
なお、液体培養では必要に応じて消泡剤を培地に添加し
得る。
培養条件としては、好気的条件下に培養するのが一般的
に有利であり、培養温度は30〜37℃が好ましい。ま
た、培地のpiは中性付近が好ましい。 培養期間は培
地の組成、培養温度等により変動するが、一般に3〜5
日間程度でよく、培養終了時に目的の多糖体が培養物中
に蓄積される。
上述のようにして産生された多糖体は、通常の微生物の
培養物より多糖類を単離する方法により、下記手順に従
ってl!離して精製する。
魚糖体少重羨及LLMjJI 液体振とう培養の場合には、培養により蓄積された多糖
体は主に培養液中に含有されているので、遠心分離又は
濾過により菌体を除いた後、濾液から多糖体を単離し、
一方装置培養(寒天で固めた培地使用)の場合には多糖
体は培地表面上に生育した菌体と混在しているので、こ
の画境を集め1%フェノール水溶液に懸濁させ一夜よく
攪拌した後、上記と同様の手順で遠心分離又は濾過によ
り菌体を除去し、得られる上清液から単離する。
次に、このようにして単離した多糖体は、アセトン、エ
タノール又はメタノール等の水可溶性有機溶剤を用いた
分別沈澱法によりそれに混在している低分子物質を除去
し、得られる沈澱物を水に熔かしたものにセチルトリメ
デルアンモニウムプロミドのような第4級アンモニウム
塩を加えて生成する沈澱物を集める。ついで、この沈澱
物に塩化ナトリウムや塩化カリウム等の水溶液を加えて
溶解し、得られる溶液にアセトン、エタノール又はメタ
ノール等の水可溶性有機溶媒を2〜3倍量に熔かした後
透析により脱塩した後、凍結乾燥することにより、精製
された多糖体かえられる。
次に、上述のようにして得られた多糖体の理化学的性質
を示す。
の ・ (11形状 白色の粉末状であって、無味、無臭である。
(2)均一性 超遠心分析で単一ピークを示すとともに、セルロースア
セテート膜を用いた電気泳動分析でもアルシアンブルー
に染まる単一バンドを示すことから、均一性は高いとい
える。
(3)分子量 セファロース2B及び4B力ラムクロマトグラフイー分
析による測定ではゲル濾過的には10’〜106の平均
分子量を示すものと推定されるが、一般に多糖類のゲル
濾過による推定分子量は過大になるので、実際には更に
低い値と思われる。
(4)融点 明確な融点を示さず、300℃付近で分解して褐変する
。
(5)熔解性 水に熔解して高粘稠性を示す。メタノール、エタノール
、アセトン、プロパツール、n−ブタノール、酢酸エチ
ル、ヘキサン、ベンゼン、エーテル、クロロボルムには
溶解しない。
(6)呈色反応 アンスロン反応 陽性 フェノール硫酸反応 陽性 銅フォーリン反応 陰性 カルバゾール硫酸反応 陽性 ニンヒドリン反応 陰性 (4N−11cIで100℃、4時間加水分解後)エル
シンモルガン反応 陰性 (4N−HCIで100℃、4時間加水分解後)以上の
呈色反応からみて、本多糖体はアミノ糖以外の糖質から
成っており、タンパク(又はアミノ酸)を含有していな
いと解し得る。
(7)旋光度 0.43%水溶液について旋光度を測定し、比旋光度〔
α〕。をめると+116°を示ず。
(8)赤外線吸収スペクトル KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは添付の第1
図に示すとおりである。
第1図にみられるように、1740cm−’付近のエス
テル結合並びに1725cm−’付近のO−アセチルエ
ステルなどはみられず、又1260cm−’付近の0−
アセチルエステルもみられない。
このことからアセチル基の存在は否定される。
なお、16G7c+w−’にはカルボキシル基に基づく
と思われる吸収がみられる。
(9)紫外線吸収スペクトル 0.25%水溶液についての紫外線吸収スペクトルは添
付の第2図に示すとおりである。253nm付近に吸収
極大がみられる。
Q0核磁気共鳴(NMR)スペクトル 本多糖体を口、0に熔解して凍結乾燥することを3回繰
返し行なって020置換をした後、020に熔解したし
のについて’)l−NMR分析を行なった。又”C−N
MR分析も併せて行なった。
結果は下記に示すとおりである。
m:に兄凡分析 化学シフト(ppm )プロトン数 単糖5.29 1
 α−g1cΔ 5.20 1 α−ga1 5.05 1 α−man 4.88 2 β−gal、β−man4.62 1 
β−glc 1.47 3 ピルビン酸 慧旦二凡社且分梶 化学シフト 単糖 103.16 β−ga1 100.77 α−glcA 100.16 β−glc、β−man97.16 α
−man 96.16 α−ga1 25.47 ピルビン酸 01)構成糖の検索 本多糖体を構成する単糖について、通常の多糖体の構成
単糖検索法を用いて検索を行なったところ下記の構成を
示した6 man、 :gal、 :glc、 :glc A=2
 : 2 : l : 1また、本多糖体の加水分解物
をペーパークロマト分析してO−フェニレンジアミン処
理により紫外線照射下で螢光を発するスポットとしてピ
ルビン酸が同定された。
叙上のような性状を有する本多糖体について、0kut
ani et alは下記の化学構造を提案している。
(Carbohydrate Re5earch、86
 (1980) 259−271 〕 。
−e3)−α・DG1cp八・(+)・α−D&n7(
)−6)α・D偽17(1m)−β・D&lp(→次に
本多糖体の薬理活性について説明する。
本多糖体玖東埋活牲 +1)急性毒性 本多糖体のマウスに対する急性毒性を試験した結果は表
1に示すとおりである。
表1 マウスに対するLDs、値 注)CDF+マウスは平均体重20gのもの6匹を1群
として用い、生理食塩水に熔解した試料を腹腔内に投与
して24時間以内のしDsoをめた。
(2)抗I!瘍活性 本多糖体の抗I!瘍活性を下記手順により試験した。な
お、多糖体は後記実施例1により開裂したものを用いた
。
i ) Sarcoma−180固形腫瘍に対する活性
試験動物としてddYマウス♂を用い、マウス(体Ji
20g)に移植後10日目のSarcoma−180腹
水腫瘍原液0.1+wJを平均体重30gのマウス(1
群5匹)の背反下に移植した。この移植の翌日より本多
糖体を25mg/kgの投与量で1日1回の割合で5日
間、腫瘍移植部位に投与した結果、80%の腫瘍増殖阻
止率を示し、5匹中2匹が完全治癒した。なお、効果の
判定は投与から14日後の腫瘍重量を測定することによ
り行なった。
ii ) Meth−A ii瘍に対する活性試験動物
としてBALB/Cマウスを用い、1群5匹から成るマ
ウス(平均体重20g)にMe−th−A腫瘍細胞を皮
下に移植し、3日目より本多糖体を10mg/kgの投
与量で181回、隔日毎に8回腫瘍部位に投与した結果
、腫瘍増殖阻止率は98.7%を示し、5匹中3匹が完
全治癒した。
なお、上記投与量を腹腔内にした場合は10mg/kg
の投与量では腫瘍増殖阻止率は20.6%にとどまった
が、100mg/kgの投与量では34.6%の阻止率
になった。
また、Meth−A腫瘍細胞を本多糖体と混合してBA
LB/Cマウスの皮下に移植し、移植後18日同定発生
した腫瘍重量を測定した。その結果、本多糖体を0.2
5mg/kgの投与量で投与したものでは無効であった
が、2.5mg/kgの投与量では75.7%及び25
mg/kgの投与量では91.5%のそれぞれの腫瘍増
殖阻止率を示した。しかも、2.5mg/kgの投与量
では4匹中1匹が完全治癒し、25mg/kgの投与量
では完全治癒は4匹中2匹であった。
本発明は、上述したようにしてクレブシェラセロタイプ
に一46株を利用して得られた多糖体を水素化ホウ素ナ
トリウムで化学修飾した形態のものを有効成分とする抗
腫瘍剤を包含する。
この化学修飾した多糖体は下記手順により調製し得る。
クレブシェラ セロタイプに一46株を培養して得られ
た多糖体を精製水に溶解し、この溶液に当量のメタ過ヨ
ウ素酸ナトリウムを冷暗所で加え、72時間程度攪拌下
に反応させた後、エチレングリコールを加えて反応を停
止させる。ついで得られた反応混合液に水素化ホウ素ナ
トリウムを加え1夜室温下で還元し、種酢酸で中和して
透析を行なった後、凍結乾燥する。得られた粉末に0.
5M−トリフルオロ酢酸(TFA)を加え、25℃で1
日反応させた後、凍結乾燥すると、上記多糖体から側鎖
末端グルコースが離脱した修飾された多糖体が得られる
。この修飾多糖体はさきに示した、培養により得られた
多糖体の化学構造との関係で下記のように示される。
一〇?□!¥ 10\ Me C02H 次に上述のようにして化学修飾しζ得られた多糖体の理
化学的性質を示す。
1′ の 蟇 ・ 形状 均一性、分子量、融点、熔解性及び呈色反応は前
記培養により得られた多糖体と同様である。
(1)旋光度 0.2%水溶液について旋光度を測定し、比旋光度〔α
〕、8gをめると+111°を示す。
(2)赤外線吸収スペクトル KBrBr法による赤外線吸収スペクI−ルは添付の第
3図に示すとおりである。
(3)紫外線吸収スペクトル 0.2%水溶液についての紫外線吸収スペクトルは添付
の第4図に示すとおりである。
(4)核磁気共鳴(NMR)スペクトル本多糖体を02
0に熔解して凍結乾燥することを3回繰返し行なって0
20置換をした後、020に溶解して’1」−N M 
R分析と1″C−NMR分析をそれぞれ行なった。
結果は下記に示すとおりである。。
■二NM且分捉 化学シフト(ppIIl)プロトン数 単糖5.33 
1 α−glcA 5.20 1 α−ga1 5.09 1 (r−man 4.89 2 β−ga+、β−man1.53 、3
 ピルビン酸 2S二NMI辷汰捉 化学シフト 単糖 103、16 β−ga1 101.17 α−glcA 100.16 β−man 97.05 α−man 95.99 α−ga1 25.52 ピルビン酸 (5)構成糖の検索 本修飾多糖体を構成する単糖について、通常の多糖体の
構成糖検索法を用いて検索を行なったところ下記の構成
を示した。
man、 :gal、 :glc A=2 : 2 :
 1また、本多糖体の加水分解し、酢酸エチル:酢酸:
ギ酸:水=18:3:1:4の混合液を展開溶媒として
用いてペーパークロマト分析し、0−フェニレンジアミ
ン処理により紫外線照射下で螢光を発するスポットとし
てピルビン酸が同定された。なお、ピルビン酸の存在は
核磁気共鳴吸収スペクトルの結果からも認められ、その
含有割合は、マンノース:ガラクトース:グルクロン@
:ピルビン酸−2=2:1:lであった。
次に、本修飾多糖体の薬理活性について説明する。
オJ」■1曵1団ト乱1 (11急性毒性 本多糖体のマウスに対する急性毒性又は亜急性毒性を試
験した結果は表2に示すとおりである。
表2 注)CDF+マウスは平均体重20gで、9匹を1群と
してそれぞれ用いた。
(2)抗腫瘍活性 本多糖体の抗腫瘍活性を下記手順により試験した。なお
、多糖体は後記実施例3によりgIl製したものを用い
た。
i ) Sarcoma−180固形I!瘍に対する活
性試験動物としてICRマウスを用い、ICRマウスの
腹腔内で継代培養した5arcoIIIa〜180腫瘍
細胞3X10’個を1群7匹から成るICRマウスの皮
下に移植し、その翌日より本多糖体を腹腔内に2mg/
kgX 10日投与したところ腫瘍増殖阻止率は47%
であった。
なお、l mg/kgx 10日の投与量では上記阻止
率は11%にとどまった。
ii) Meth−AI!瘍に対する活性Meth−A
腫瘍細胞の移植と同時に本多糖体をBALB/Cマウス
の皮下に投与し、移植から18日同定発生した腫瘍重量
を測定して、腫瘍増殖阻止率を調べた。
なお、Meth−A腫瘍細胞は2X10”個を1群4匹
から成るマウスに移植し、本多糖体は1日当り0.25
mg/kg及び25mg/kgの割合で投与した。
結果は下記に示すとおりである。
多糖体の投与量 腫瘍増殖阻止率(%)0、25 mg
/kg 0 2.5 11℃g/kg 62 25 mg/kg 100 本発明に係る抗腫瘍剤の有効投与量は、その活性成分で
ある多糖体並びに修飾多糖体として、一般的には1mg
/kg/日〜100n+g/kg/日であり、また、抗
腫瘍剤の製剤化は、上記各多糖体を公知の手法によって
錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤並びに注射形態の液剤
等にすることにより行ない得る。
以下に実施例を示して本発明に係る多糖体及び修飾多糖
体の製造法を具体的に示す。
実施例中の%は特記しない限り重量%を示す。
実施例1 ペプトン0.5%、肉エキス0.3%、ショ糖3%及び
食塩0.1%の組成の培地を試験管(18X 180m
m)4本に各10m1分注し、120℃で15分間オー
トクレーブにより滅菌した後、その各々にタレプシエラ
 セロタイプに一46菌株(微工研菌寄第7373号)
を接種し、35℃で24時間振とう培養を行なった。
別に、ペプトン0.5%、肉エキス0.3%、ショ糖3
%及び食塩0.1%及び寒天1.5%の組成の培地を3
00信!容三角フラスコ4本に各250mJ分注し、1
20℃で15分間オートクレーブにより滅菌した後、そ
の各々にあらかじめ滅菌しであるバツト (アルミ製 
縦18cm、横26cm、深さ3.5cm )に注ぎ、
放冷後」−記培養物を各1枚のバット上の寒天培地に接
種して広げて、35℃で3日間培養を行なった。培養終
了後、寒天平板上に生じた粘質物をかき集め、これを1
%フェノール水に懸濁し、1日攪拌を行なった後、遠心
分離(30,00Orpm、 3時間)により菌体を除
去して得られる上清流にエタノールを3倍量加えて沈澱
を生成させた。これをガラス棒にからませて採取した後
、脱イオン水に熔解してから、5%セチルトリメチルア
ンモニウムプロミドを加えながら、ガラス棒で攪拌する
とやがてガラス棒に堅くまつわりつく沈澱を生ずるので
これを集め、4M−NaCI水溶液に熔かした。
この溶液を冷所で2日間攪拌した後、3倍量のエタノー
ルを加え、生じた沈澱を脱イオン水に溶がした。この溶
液を流水中で2日間透析し、凍結乾燥するごとにより、
目的の多糖体が白色粉末としてえられた。収量は寒天培
地17!当り約500mgであった。
実施例2 バットペプトン0.5%、バット肉エキス0.3%及び
食塩0.2%の組成の培地を2(lom#容三角フラス
コ5本に各125m1分注し、121 ℃で15分間オ
ートクレーブにより滅菌した後、その各々にクレブシェ
ラ セロタイプに一46菌株<’*工研菌寄第7373
号)を接種し、37℃で6時間振とう培養を行なった。
別に、ショ糖3%、食塩0.2%、酵母エキス0.2%
、KJPO吟0.1%、Mg5Oキ711200.02
%、CaC010,01%及びバット寒天1.5%の組
成の培地を41容三角フラスコ5本に各2.51分注し
、121℃で15分間オートクレーブにより滅菌した後
、その各々をあらかじめ滅菌しであるバラ) (縮50
cm。
横10cm、深さ5cm )に注ぎ、放冷後、上記培養
物を各1枚のバット中の寒天培地に接種して広げて、3
7℃で3日間培養を行なった。培養終了後、寒天平板上
に生じた粘質物をかき集め、これを1%フェノール水に
懸濁し、1日攪拌を行なった後、遠心分離(30,00
Orpm、 5時間)により菌体を除いて得られた上清
液にエタノール:メタノール混液を3倍量加えて、生ず
る沈澱物をガラス棒にからませて採取した。このように
して採取した沈澱物を、脱イオン水21に熔解後、10
%セチルトリメチルアンモニウムプロミドを加えながら
、ガラス棒で攪拌するとやがてガラス棒に堅くまわりつ
く沈澱を生ずるので、これを集め、4M−NaC1熔液
1eに溶かした。この溶液を3倍量のエタノール:メタ
ノール混液(19:l)中に注ぎ、生ずる沈澱物を遠心
分離(30,00Orpm、 20分)により集め、2
.51の水に熔かし、流水中で3日間透析し、凍結乾燥
することにより目的多糖体が白色粉末として得られた。
収量は培地11当り約0.5gである。
実施例3 実施例1で得られた多糖体を精製水に熔解し、これに等
量の0.1M−NalO+ (メタ過コウ素酸ナトリウ
ム)を冷暗所で加え、72時間攪拌下に反応させた。得
られた反応液100mnに対し、エチレンジ。
リコール5 mllを加え2時間冷暗所で攪拌した後、
NaBH4(水素化ホウ素ナトリウム)を糖500mg
に対し1g加え、−夜室温にて還元を行なった。つむ)
で得られた液を稀酢酸にて中和後、透析を行なって、凍
結乾燥をして粉末を得た。
この凍結乾燥粉末100+ngに対し、0.5 M−T
 F A(トリフルオロ酢酸)200mlを加え、25
℃Gこて1日反応後透析し、ついで凍結乾燥することG
こより修飾多糖体を得た。
収量は多糖体の約80%である。
実施例4 実施例2で得られた多糖体1gに対し、0.05 Mメ
タ過ヨウ素酸ナトリウム100m#を加え熔解し、冷暗
所(5℃)に4i3間保って反応させた。反応終了後、
反応液にエチレングリコール10mj!を加え、−日攪
拌した後、−夜温水中で透析した。得られた透析液に水
素化ホウ素すl・リウムIgを加え、−夜室温に保ち稀
酢酸で中和した後、流水中で透析し、凍結乾燥して白色
粉末950mg−t−得た。
これに0.5 M、、T F A ()リフルオロ酢酸
)を20011加え、室温に一夜放置した後、流水中で
3日間透析し、凍結乾燥を行なって修飾多糖体粉末とし
て527mgを得た。
次に、上述のようにして調製した多糖体の抗腫瘍活性に
ついて試験した結果を示す。
1 ) Sarcomll−180に対する抗III瘍
活性ddYマウス(平均体重30g、雄1群5匹)の背
部皮下にddYマウス腹腔内で増殖させたSarcom
a−180細胞を5X10’個移植し、翌日より生理食
塩水に溶解した多糖体を25mg/kg、5日間連続で
腫瘍内に投与した。尚、対照には生理食塩水のみを投与
した。腫瘍移植後14日目に解剖し、腫瘍重量を測定し
た。その結果投与群は対照と比較して80%のl1ff
i瘍増殖阻止が認められた。
腫瘍阻止率は下記の式によりめた。
−T 腫瘍阻止率(%) = −x 100 T:投与群腫瘍重量 C:非投与群腫瘍重量 2) Meth−Aに対する抗腫瘍活性BALB/Cマ
ウス(平均体重20g雄、1群5匹)の背部皮下にマウ
ス腹腔内で継代したMeth−All!瘍細胞を2X1
0’個移植し、移植3日目より1日おきに生理食塩水に
溶解した多糖体を10mg / kg、8回、11瘍内
投与した。、尚、対照には生理食塩水のみを投与した。
腫瘍移植後26日目に解剖し、腫瘍重量を測定した。投
与群は対照と比較し98.7%の腫瘍増殖阻止率が認め
られた。
腫瘍増殖阻止率は上記1)と同様にしてめた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る多糖体の赤外線吸収スペクトルを
示し、第2図はその紫外線吸収スペクトルを示す。第3
図は、上記多糖体を修飾した多糖体の赤外線吸収スペク
トルを示し、第4図はその紫外線吸収スペクトルを示す
。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) クレブシェラ属(Klebsiella)に属
    するクレブシェラ セロタイプ(Klebsiella
     5erotype )K−46株を培養して得られる
    多糖体を有効成分とする抗腫瘍剤。
  2. (2)多糖体は、クレブシェラ セロタイプに一46株
    を、炭素源、窒素源及び無機塩類を含有する培地中で好
    気的条件下に、中性イ1近のplで30〜37℃の温度
    において培養して得られる培養物から分離、採取される
    ものである特許請求の範囲第+1)項記載の抗11瘍剤
    。
  3. (3) クレブシェラ属に属するクレブシェラ セロタ
    イプに一46株を培養して1qられる多糖体を水素化ホ
    ウ素ナトリウムで化学修飾した多糖体を有効成分とする
    抗腫瘍剤。
  4. (4)化学修飾した多糖体は、クレブシェラ セロタイ
    プに一46株を培養して得られた多糖体の水溶液に希薄
    なメタ過ヨウ素酸ナトリウムを作用させ、ついで水素化
    ホウ素ナトリウムで還元することにより得られるもので
    ある特許請求の範囲第(3)項記載の抗腫瘍剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2614306A1 (fr) * 1987-04-22 1988-10-28 Pf Medicament Nouveau derive de d.25, procede de preparation, utilisation a titre d'agent immunostimulant et compositions pharmaceutiques le contenant.
WO1996039155A1 (en) * 1995-06-05 1996-12-12 Tayca Corporation Immunopotentiator
WO1997000687A1 (en) * 1995-06-22 1997-01-09 Tayca Corporation Immunopotentiator

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FR2614306A1 (fr) * 1987-04-22 1988-10-28 Pf Medicament Nouveau derive de d.25, procede de preparation, utilisation a titre d'agent immunostimulant et compositions pharmaceutiques le contenant.
WO1996039155A1 (en) * 1995-06-05 1996-12-12 Tayca Corporation Immunopotentiator
WO1997000687A1 (en) * 1995-06-22 1997-01-09 Tayca Corporation Immunopotentiator

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