JPS6018760B2 - 金属亜鉛メツキ工場から生じる亜鉛,鉄を含有する酸溶液からの金属亜鉛の電解回収方法 - Google Patents
金属亜鉛メツキ工場から生じる亜鉛,鉄を含有する酸溶液からの金属亜鉛の電解回収方法Info
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- JPS6018760B2 JPS6018760B2 JP52140594A JP14059477A JPS6018760B2 JP S6018760 B2 JPS6018760 B2 JP S6018760B2 JP 52140594 A JP52140594 A JP 52140594A JP 14059477 A JP14059477 A JP 14059477A JP S6018760 B2 JPS6018760 B2 JP S6018760B2
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鋼材の金属亜鉛メッキ工場におけるメッキ不
良品等の酸による溶解工程から生じる亜鉛、鉄を含有す
る酸溶液からの金属亜鉛の電解回収方法に関する。
良品等の酸による溶解工程から生じる亜鉛、鉄を含有す
る酸溶液からの金属亜鉛の電解回収方法に関する。
鋼材の電気又は熔融亜鉛メッキ工場においては、メッキ
不良品或いは熔融亜鉛俗のドロスや亜鉛酸化カス等の酸
による溶解工程から、既に溶解力が小さくなった亜鉛、
鉄を含む酸溶液が大量に発生する。
不良品或いは熔融亜鉛俗のドロスや亜鉛酸化カス等の酸
による溶解工程から、既に溶解力が小さくなった亜鉛、
鉄を含む酸溶液が大量に発生する。
従来、か)る酸溶液は、ほとんどの場合、アルカリで中
和後廃棄されているが、これは公害上の問題を引き起す
のみならず、資源の有効利用上好ましくない。最近では
、酸溶液中の亜鉛や鉄を回収しようとする試みも行なわ
れているが、未だ有効な手段は、開発されていない。本
発明は、上記のような亜鉛、鉄を含有する酸溶液から有
効成分を効率よく回収するための新規な方法を提供する
もので、その工業上の使用価値は極めて大きい。本発明
の回収方法は、上記酸溶液を電気エネルギーを利用し、
電解することにより、主に有効成分たる亜鉛を金属とし
て回収することにあるが、亜鉛、鉄を含有する酸溶液を
単に電解せしめたのでは、最初のうちこそ、金属亜鉛が
、比較的電流効率よく陰極に析出するものの、電解を更
に続行した場合には種々の問題が生じ、実質上電解は不
可能になる。即ち、電解を続行した場合には、亜鉛の析
出の電流効率が著しく低下すると同時に、陰極面に析出
した金属亜鉛の表面に多数の孔が生じ、亜鉛が再溶解し
てしまう現象が見られる。例えば、亜鉛65タノ夕、鉄
25夕/夕、遊離硫酸90夕/夕からなる酸溶液を、3
0午○、3.4A/d〆で電解を行なった場合、電解初
期には、亜鉛析出の電流効率が84%であるのが、電解
開始1時間後には、電流効率が72%に低下し、更に電
解を続行すると5時間後には陰極の析出亜鉛は完全に溶
解してしまう。本発明者は、このような現象を招くこと
なく、長期に亘つて安定して上記酸溶液から金属亜鉛を
回収できる方法を提供すべ〈研究を行なったところ該目
的の達成には、酸溶液中の酸濃度と鉄/亜鉛の濃度比が
大きく影響していることが見い出された。
和後廃棄されているが、これは公害上の問題を引き起す
のみならず、資源の有効利用上好ましくない。最近では
、酸溶液中の亜鉛や鉄を回収しようとする試みも行なわ
れているが、未だ有効な手段は、開発されていない。本
発明は、上記のような亜鉛、鉄を含有する酸溶液から有
効成分を効率よく回収するための新規な方法を提供する
もので、その工業上の使用価値は極めて大きい。本発明
の回収方法は、上記酸溶液を電気エネルギーを利用し、
電解することにより、主に有効成分たる亜鉛を金属とし
て回収することにあるが、亜鉛、鉄を含有する酸溶液を
単に電解せしめたのでは、最初のうちこそ、金属亜鉛が
、比較的電流効率よく陰極に析出するものの、電解を更
に続行した場合には種々の問題が生じ、実質上電解は不
可能になる。即ち、電解を続行した場合には、亜鉛の析
出の電流効率が著しく低下すると同時に、陰極面に析出
した金属亜鉛の表面に多数の孔が生じ、亜鉛が再溶解し
てしまう現象が見られる。例えば、亜鉛65タノ夕、鉄
25夕/夕、遊離硫酸90夕/夕からなる酸溶液を、3
0午○、3.4A/d〆で電解を行なった場合、電解初
期には、亜鉛析出の電流効率が84%であるのが、電解
開始1時間後には、電流効率が72%に低下し、更に電
解を続行すると5時間後には陰極の析出亜鉛は完全に溶
解してしまう。本発明者は、このような現象を招くこと
なく、長期に亘つて安定して上記酸溶液から金属亜鉛を
回収できる方法を提供すべ〈研究を行なったところ該目
的の達成には、酸溶液中の酸濃度と鉄/亜鉛の濃度比が
大きく影響していることが見い出された。
即ち、酸濃度が大きい場合も、鉄ノ亜鉛の濃度比が大き
い場合も、上記現象は加速され、電流効率の低下及び析
出亜鉛の溶解を招くことになる。本発明は、上記新規な
知見に基き、且つか)る酸溶液中の鉄/亜鉛の濃度比を
調整する新規な手段を採用することにより、上記目的を
達成できる方法を提供する。
い場合も、上記現象は加速され、電流効率の低下及び析
出亜鉛の溶解を招くことになる。本発明は、上記新規な
知見に基き、且つか)る酸溶液中の鉄/亜鉛の濃度比を
調整する新規な手段を採用することにより、上記目的を
達成できる方法を提供する。
即ち、本発明の特徴とするところは、金属亜鉛メッキ工
場から生じる亜鉛、鉄を含有する駿溶液を脱酸してpH
O〜3に調整せしめた後、キレート性イオン交換樹脂と
接触せしめて、上記溶液中の鉄/亜鉛の濃度(夕/そ)
比を0.025以下にせしめて電解し、電解槽の陰極に
金属亜鉛を選択的に析出せしめることにある。亜鉛、鉄
を含有する酸溶液から電解法によって亜鉛を有効的に回
収する場合の前処理としてキレート性、イオン交換樹脂
で鉄のみを選択的に除去する方法は従来知られていない
。か)るキレート性イオン交換樹脂は上記酸溶液の場合
、驚くべきことにほぼ100%鉄のみを選択的に吸着し
鉄/亜鉛の濃度(夕/夕)比が容易に0.025以下に
することができる。か)る特性は、酸溶液のpHが、上
記比較的大きい範囲においてのみ発揮されるが、上記し
たように、本発明の場合、鉄、亜鉛を含有する酸溶液中
の酸濃度を低下させ、柵を高めることがもともと必要で
あるので、上記でpH力;高いことは何ら支障とならな
い。
場から生じる亜鉛、鉄を含有する駿溶液を脱酸してpH
O〜3に調整せしめた後、キレート性イオン交換樹脂と
接触せしめて、上記溶液中の鉄/亜鉛の濃度(夕/そ)
比を0.025以下にせしめて電解し、電解槽の陰極に
金属亜鉛を選択的に析出せしめることにある。亜鉛、鉄
を含有する酸溶液から電解法によって亜鉛を有効的に回
収する場合の前処理としてキレート性、イオン交換樹脂
で鉄のみを選択的に除去する方法は従来知られていない
。か)るキレート性イオン交換樹脂は上記酸溶液の場合
、驚くべきことにほぼ100%鉄のみを選択的に吸着し
鉄/亜鉛の濃度(夕/夕)比が容易に0.025以下に
することができる。か)る特性は、酸溶液のpHが、上
記比較的大きい範囲においてのみ発揮されるが、上記し
たように、本発明の場合、鉄、亜鉛を含有する酸溶液中
の酸濃度を低下させ、柵を高めることがもともと必要で
あるので、上記でpH力;高いことは何ら支障とならな
い。
以下、本発明をその代表的フローシートを示した第1図
に従って説明すると、通常亜鉛溶解槽から排出される亜
鉛、鉄を含有する酸溶液1は、まずpH調整工程2に入
り、pHを0〜3、好ましくは、0.5〜1.5の範囲
に調整される。
に従って説明すると、通常亜鉛溶解槽から排出される亜
鉛、鉄を含有する酸溶液1は、まずpH調整工程2に入
り、pHを0〜3、好ましくは、0.5〜1.5の範囲
に調整される。
脱酸手段としては、遊離酸濃度を低下せしめればよく、
電気透析又は拡散透析が使用されるが、単に亜鉛の酸化
ガス又はドロスを添加して遊離酸濃度を低下せしめても
よい。電気透析又は拡散透析は、陽イオン交換膜及び/
又は陰イオン交換膜を使用した既知の手段が採用される
。電気透析又は、拡散透析により回収された酸(電気透
析のときは、濃縮液、拡散透析のときは回収液)は、必
要に応じて他の分野或いは亜鉛溶解槽で再使用される。
pHを調整された酸溶液3は、次いで、好ましくは、過
酸化水素、塩素などの適宜の酸化剤を使用してそこに含
まれる2価の鉄を3価の鉄にせしめる。
電気透析又は拡散透析が使用されるが、単に亜鉛の酸化
ガス又はドロスを添加して遊離酸濃度を低下せしめても
よい。電気透析又は拡散透析は、陽イオン交換膜及び/
又は陰イオン交換膜を使用した既知の手段が採用される
。電気透析又は、拡散透析により回収された酸(電気透
析のときは、濃縮液、拡散透析のときは回収液)は、必
要に応じて他の分野或いは亜鉛溶解槽で再使用される。
pHを調整された酸溶液3は、次いで、好ましくは、過
酸化水素、塩素などの適宜の酸化剤を使用してそこに含
まれる2価の鉄を3価の鉄にせしめる。
而る後、該酸溶液キレート樹脂4と接触される。キレー
ト樹脂としてはスチレン系、フェノール類、アルデヒド
類の縮合体があるフェノール系、アクリルェステル系の
樹脂母体にキレート基としてジエチレントリアミン、ト
リヱチレンテトラミン、テトラエチレンベンタミン、ベ
ンタエチレンヘキサミン等のアミン類やィミノニ酢酸あ
るいは上記アミン類とハロゲン化酢酸と反応物であるア
ミノカルボン酸類、ジェタノールアミン、ジプロパノー
ルアミン等のアルコールアミン類、尿素、チオ尿素等の
尿素類のキレート基を導入したものが使用されるが、こ
の中でも特に(ただし、Mはアルカリ金属または水素、
R,,R2は水素またはアルキル基) で示されるフェノール化合物とフェノール額およびァル
デヒド類を架橋三次元化してなるフェノール系キレート
樹脂が好ましい。
ト樹脂としてはスチレン系、フェノール類、アルデヒド
類の縮合体があるフェノール系、アクリルェステル系の
樹脂母体にキレート基としてジエチレントリアミン、ト
リヱチレンテトラミン、テトラエチレンベンタミン、ベ
ンタエチレンヘキサミン等のアミン類やィミノニ酢酸あ
るいは上記アミン類とハロゲン化酢酸と反応物であるア
ミノカルボン酸類、ジェタノールアミン、ジプロパノー
ルアミン等のアルコールアミン類、尿素、チオ尿素等の
尿素類のキレート基を導入したものが使用されるが、こ
の中でも特に(ただし、Mはアルカリ金属または水素、
R,,R2は水素またはアルキル基) で示されるフェノール化合物とフェノール額およびァル
デヒド類を架橋三次元化してなるフェノール系キレート
樹脂が好ましい。
キレート樹脂は、必要に応じて例えば、活性炭、石炭、
シリカゲル、ゼオライトに坦持して使用できる。酸溶液
とキレート樹脂との接触は、空間速度を好ましくは0.
1〜2.0特には0.2〜2.0にて行なわれる。
シリカゲル、ゼオライトに坦持して使用できる。酸溶液
とキレート樹脂との接触は、空間速度を好ましくは0.
1〜2.0特には0.2〜2.0にて行なわれる。
なおキレート樹脂の再生は、好ましくは硫酸あるいは塩
酸等の鉱酸の再生剤5の作用により行なわれる。かくし
て酸溶液中の鉄/亜鉛の濃度比は0.025以下好まし
くは0.009〆下にせしめるようにする。酸濃度及び
鉄/亜鉛の濃度比を上記範囲に調整せしめた酸溶液6は
、続いて電解される。
酸等の鉱酸の再生剤5の作用により行なわれる。かくし
て酸溶液中の鉄/亜鉛の濃度比は0.025以下好まし
くは0.009〆下にせしめるようにする。酸濃度及び
鉄/亜鉛の濃度比を上記範囲に調整せしめた酸溶液6は
、続いて電解される。
本発明において、使用される電解槽7としては、既知の
ものが使用されるが、好ましくは、陽極として鈴、銀含
有鉛(Aタ約1%)、チタン白金メッキが使用され、陰
極としては、アルミニウム、鉄、ステンレスが使用され
る。特に陰極としてのアルミニウムの使用は、析出され
た亜鉛の剥離を極めて容易にし、本発明を成功裡に実施
させる。極間は、好ましくは15〜30脚に保持される
。遊離酸濃度を低くするために、必要に応じて使用され
る陰イオン交換膜としては、酸の透過性の小さい陰イオ
ン交換膜が好ましい。電解温度は、液の電気抵抗の観点
からは高い程有利であるが、過度に高い場合には、析出
亜鉛の純度が低下するので、好ましくは、20〜50q
oで実施される。電流密度は、高い程電解初期には、亜
鉛析出電流効率が良くなるが、樹枝状に析出しやすく、
電解が進むにつれて悪くなり、また陽極との短絡の危険
性があり、平滑な霞折面及び純度の良い亀祈亜鉛を得る
ためには、0.5〜1帆/dの、特には2〜弘/d〆が
好ましい。上記酸溶液を電解せしめる場合、酸溶液中の
遊離酸濃度及び鉄/亜鉛の濃度比は、電解の進行につれ
て、次の反応(酸が硫酸のとき)に従って、亜鉛が金属
として析出すると同時に遊離酸濃度及び鉄/亜鉛の濃度
比がいずれも増大する。
ものが使用されるが、好ましくは、陽極として鈴、銀含
有鉛(Aタ約1%)、チタン白金メッキが使用され、陰
極としては、アルミニウム、鉄、ステンレスが使用され
る。特に陰極としてのアルミニウムの使用は、析出され
た亜鉛の剥離を極めて容易にし、本発明を成功裡に実施
させる。極間は、好ましくは15〜30脚に保持される
。遊離酸濃度を低くするために、必要に応じて使用され
る陰イオン交換膜としては、酸の透過性の小さい陰イオ
ン交換膜が好ましい。電解温度は、液の電気抵抗の観点
からは高い程有利であるが、過度に高い場合には、析出
亜鉛の純度が低下するので、好ましくは、20〜50q
oで実施される。電流密度は、高い程電解初期には、亜
鉛析出電流効率が良くなるが、樹枝状に析出しやすく、
電解が進むにつれて悪くなり、また陽極との短絡の危険
性があり、平滑な霞折面及び純度の良い亀祈亜鉛を得る
ためには、0.5〜1帆/dの、特には2〜弘/d〆が
好ましい。上記酸溶液を電解せしめる場合、酸溶液中の
遊離酸濃度及び鉄/亜鉛の濃度比は、電解の進行につれ
て、次の反応(酸が硫酸のとき)に従って、亜鉛が金属
として析出すると同時に遊離酸濃度及び鉄/亜鉛の濃度
比がいずれも増大する。
陰極:ZnS04→Zn(金属)十S042‐陽極:。
H−一を2川十′2日十十S042‐→日2S04
電解における酸溶液の遊離酸濃度及び鉄/亜鉛の濃度比
は、前者は好ましくは、200夕/そ以下〜pH4に相
当する濃度まで、特には、50夕/そ以下〜軸2に相当
する濃度の範囲、そして後者は好ましくは、0.7以下
特には0.1以下に保持するようにせしめられる。
は、前者は好ましくは、200夕/そ以下〜pH4に相
当する濃度まで、特には、50夕/そ以下〜軸2に相当
する濃度の範囲、そして後者は好ましくは、0.7以下
特には0.1以下に保持するようにせしめられる。
従って、遊離酸濃度又は鉄/亜鉛の濃度比が上記範囲を
越えた場合には、電解をやめるか又は適宜の手段により
、遊離酸濃度及び鉄/亜鉛の濃度比を上記範囲に調整し
て電解を続けることができる。酸溶液の遊離酸濃度を上
記範囲に制御するには、例えば、電気透析又は拡散透析
が使用される。
越えた場合には、電解をやめるか又は適宜の手段により
、遊離酸濃度及び鉄/亜鉛の濃度比を上記範囲に調整し
て電解を続けることができる。酸溶液の遊離酸濃度を上
記範囲に制御するには、例えば、電気透析又は拡散透析
が使用される。
これらの電気透析又は拡散透析は、腸イオン交換膜及び
/又は陰イオン交換膜を使用した既知の手段が採用され
、電解中の酸溶液の一部を系外に取り出し、電気透析又
は拡散透析することにより、酸溶液中の酸がそこから除
去され、脱酸された酸溶液は、再び電解に戻される。電
気透析又は拡散透析により回収された酸(電気透析のと
きの濃縮液、拡散透析のときの回収液)は必要に応じて
他の分野或いは亜鉛溶解槽で再使用される。遊離酸濃度
を制御するためには、酸溶液を電解する電解槽7の陰極
及び陽極を陰イオン交換膜8で区画し、酸溶液を陰極室
に供給し電解することによっても行なわれうる。即ち、
か)る場合には、電解槽の陽極室に、適宜の電解質溶液
、好ましくは処理される酸溶液のと同じ酸を存在させて
電解することにより、電解につれて陰極室の酸溶液中の
酸根(例えば、S04‐‐,01−など)は、陰イオン
交換膜を通じて陽極に移行し、陽極で生成する水素イオ
ンと反応して酸が生成、回収される。か)る場合には、
陰極室において、酸濃度が供給した当初以上には増大し
ないので、陰極における亜鉛の析出にとって特に好まし
い。また酸溶液中の鉄/亜鉛の濃度比は、例えば上記の
ようにして遊離酸濃度を低下せしめた後、上記したキレ
ート樹脂と接触させることにより容易に制御調整するこ
とができる。
/又は陰イオン交換膜を使用した既知の手段が採用され
、電解中の酸溶液の一部を系外に取り出し、電気透析又
は拡散透析することにより、酸溶液中の酸がそこから除
去され、脱酸された酸溶液は、再び電解に戻される。電
気透析又は拡散透析により回収された酸(電気透析のと
きの濃縮液、拡散透析のときの回収液)は必要に応じて
他の分野或いは亜鉛溶解槽で再使用される。遊離酸濃度
を制御するためには、酸溶液を電解する電解槽7の陰極
及び陽極を陰イオン交換膜8で区画し、酸溶液を陰極室
に供給し電解することによっても行なわれうる。即ち、
か)る場合には、電解槽の陽極室に、適宜の電解質溶液
、好ましくは処理される酸溶液のと同じ酸を存在させて
電解することにより、電解につれて陰極室の酸溶液中の
酸根(例えば、S04‐‐,01−など)は、陰イオン
交換膜を通じて陽極に移行し、陽極で生成する水素イオ
ンと反応して酸が生成、回収される。か)る場合には、
陰極室において、酸濃度が供給した当初以上には増大し
ないので、陰極における亜鉛の析出にとって特に好まし
い。また酸溶液中の鉄/亜鉛の濃度比は、例えば上記の
ようにして遊離酸濃度を低下せしめた後、上記したキレ
ート樹脂と接触させることにより容易に制御調整するこ
とができる。
かくして、本発明によれば、上記酸溶液の電解は支障な
く実施され、そして、電解槽の陰極に回収された電折金
属亜鉛は、優れた純度、品質を有するので、金属亜鉛と
して種々の用途に利用でき、例えば熔融亜鉛格に循環し
て使用できる。
く実施され、そして、電解槽の陰極に回収された電折金
属亜鉛は、優れた純度、品質を有するので、金属亜鉛と
して種々の用途に利用でき、例えば熔融亜鉛格に循環し
て使用できる。
一方、亜鉛析出後の母液たる酸溶液9は、亜鉛そして鉄
濃度が低下しているので、再び亜鉛溶解槽に循環使用で
きる。もちろん、場合によっては、循環使用することな
く、中和した後廃棄することもできる。なお、本発明に
て処理される亜鉛、鉄を含有する酸溶液(亜鉛、鉄は酸
塩の形態にある)は、上記したように、鋼材の電気又は
熔融亜鉛メッキ工場において、メッキ不良品、或いは熔
融亜鉛格のドロスや亜鉛酸化ガス等の酸による溶解工程
から所謂廃液として得られるような亜鉛濃度50〜10
0夕/夕、鉄濃度5〜100夕/そ、遊離酸濃度50〜
100夕/そのものが主な対象となる。これは、特に廃
液と称されるものでなくともよく、未だ酸溶解液として
有効なものでもよい。酸の種類としては、例えば、硫酸
、塩酸などであるが、電解操作の容易さからなかでもよ
い硫酸溶液が好ましい。駿溶液中には上記亜鉛、鉄以外
に、本発明の特に電解の実施にあたって支障にならない
ような他の金属又は物質が含有されていてもよい。以下
に本発明を更に具体的に示すために実施例を挙げるが、
本発明は、上記の記載及び下記の実施例によって限定さ
れることなく本発明の範囲内で種々の変更が可能である
。
濃度が低下しているので、再び亜鉛溶解槽に循環使用で
きる。もちろん、場合によっては、循環使用することな
く、中和した後廃棄することもできる。なお、本発明に
て処理される亜鉛、鉄を含有する酸溶液(亜鉛、鉄は酸
塩の形態にある)は、上記したように、鋼材の電気又は
熔融亜鉛メッキ工場において、メッキ不良品、或いは熔
融亜鉛格のドロスや亜鉛酸化ガス等の酸による溶解工程
から所謂廃液として得られるような亜鉛濃度50〜10
0夕/夕、鉄濃度5〜100夕/そ、遊離酸濃度50〜
100夕/そのものが主な対象となる。これは、特に廃
液と称されるものでなくともよく、未だ酸溶解液として
有効なものでもよい。酸の種類としては、例えば、硫酸
、塩酸などであるが、電解操作の容易さからなかでもよ
い硫酸溶液が好ましい。駿溶液中には上記亜鉛、鉄以外
に、本発明の特に電解の実施にあたって支障にならない
ような他の金属又は物質が含有されていてもよい。以下
に本発明を更に具体的に示すために実施例を挙げるが、
本発明は、上記の記載及び下記の実施例によって限定さ
れることなく本発明の範囲内で種々の変更が可能である
。
実施例 1
溶融亜鉛メッキの不良品、治具の酸溶解槽から排出され
る亜鉛97.6夕/そ、鉄6.4タノク、硫酸60夕/
夕を含む廃液10.8夕に亜鉛酸化ガス380夕を溶解
して、遊離硫酸を10夕/夕に低下させ、更に過酸化水
素40夕を添加することにより、廃液中の鉄イオンの酸
化処理を行なった。
る亜鉛97.6夕/そ、鉄6.4タノク、硫酸60夕/
夕を含む廃液10.8夕に亜鉛酸化ガス380夕を溶解
して、遊離硫酸を10夕/夕に低下させ、更に過酸化水
素40夕を添加することにより、廃液中の鉄イオンの酸
化処理を行なった。
その結果、亜鉛131夕/Z、鉄6.4夕/そ、硫酸1
0夕/そになった。この処理液5.42をキレート樹脂
塔に供給して除鉄を行なった。キレート樹脂にはを使用
し、 −CH2NrくCH2COOH)2 酸溶液を空間速度0.4で供給した。
0夕/そになった。この処理液5.42をキレート樹脂
塔に供給して除鉄を行なった。キレート樹脂にはを使用
し、 −CH2NrくCH2COOH)2 酸溶液を空間速度0.4で供給した。
このようにして除鉄された酸液は亜鉛131夕/そ、鉄
0.2夕/夕、硫酸10夕/れこなった。次いで、上記
酸溶液を、陰極として、アルミニウム、陽極として鉛を
使用する無隔膿電解槽(陰極面積4.凶〆、極間距離2
伽)に供V給し、液温を40こ0に維持しながら弘/d
めで電解を行なった。
0.2夕/夕、硫酸10夕/れこなった。次いで、上記
酸溶液を、陰極として、アルミニウム、陽極として鉛を
使用する無隔膿電解槽(陰極面積4.凶〆、極間距離2
伽)に供V給し、液温を40こ0に維持しながら弘/d
めで電解を行なった。
電解を9.5時間継続したところ陰極に純度99.9%
の金属亜鉛471.4夕が得られ、その析出電流効率は
83%であった。電解槽から排出された酸溶液は、亜鉛
43.7夕/夕、鉄0.22/そ、硫酸100.8夕/
そであり、再び酸溶解槽に循環使用した。比較例 実施例で得られた酸化処理液を実施例と異なり、イオン
交予算塔に供給することなく、そのまま電解槽にて電解
した。
の金属亜鉛471.4夕が得られ、その析出電流効率は
83%であった。電解槽から排出された酸溶液は、亜鉛
43.7夕/夕、鉄0.22/そ、硫酸100.8夕/
そであり、再び酸溶解槽に循環使用した。比較例 実施例で得られた酸化処理液を実施例と異なり、イオン
交予算塔に供給することなく、そのまま電解槽にて電解
した。
電解槽は実施例と同型式のものを使用し且つ同条件で実
施した。電解当初には、電流効率97%で金属亜鉛が析
出したが、電解を続行したところ、電解開始2時間後に
は52%に低下し、更に3時間後には陰極に析出した亜
鉛が、電解液に溶解し始めた。実施例 2 熔融亜鉛メッキ不良品のメッキ溶解工程から排出された
亜鉛75.0夕/そ、鉄10.1夕/そ、硫酸70.1
夕/夕を含む廃液を、電気透析により脱酸して、pHI
.0にした液をキレート樹脂塔に供給して除鉄を行なっ
た。
施した。電解当初には、電流効率97%で金属亜鉛が析
出したが、電解を続行したところ、電解開始2時間後に
は52%に低下し、更に3時間後には陰極に析出した亜
鉛が、電解液に溶解し始めた。実施例 2 熔融亜鉛メッキ不良品のメッキ溶解工程から排出された
亜鉛75.0夕/そ、鉄10.1夕/そ、硫酸70.1
夕/夕を含む廃液を、電気透析により脱酸して、pHI
.0にした液をキレート樹脂塔に供給して除鉄を行なっ
た。
キレート樹脂には実施例1と同じものを使用し、酸溶液
を空間速度1.0で供給した。このようにして得られた
酸液は、鉄/亜鉛の濃度比が0.003であり、この酸
溶液を電解した。電解槽は、陽極、陰極は実施例1と同
じであるが、該両極間を陰イオン交換膜“セレミオンA
AV”(旭硝子社製水素イオン灘透性陰イオン交換膜商
品名)を使用して陰極室と陽極室を区分し、上記脱酸液
を陰極室に稀送150夕/時間で供給、循環し、陽極室
には100夕/その硫酸を流速100夕/時間で供給、
循環し、電流密度5A/dので1斑時間運転した。陰極
には、純度99.9%の外観の美しい金属亜鉛が析出し
、その析出電流効率は%であった。またこの時点での陰
極液組成は、亜鉛 夕/そ、鉄 夕/夕、硫酸 夕/そ
であり、陽極液の硫酸濃度は123夕/そであり、酸溶
解槽に循環使用した。
を空間速度1.0で供給した。このようにして得られた
酸液は、鉄/亜鉛の濃度比が0.003であり、この酸
溶液を電解した。電解槽は、陽極、陰極は実施例1と同
じであるが、該両極間を陰イオン交換膜“セレミオンA
AV”(旭硝子社製水素イオン灘透性陰イオン交換膜商
品名)を使用して陰極室と陽極室を区分し、上記脱酸液
を陰極室に稀送150夕/時間で供給、循環し、陽極室
には100夕/その硫酸を流速100夕/時間で供給、
循環し、電流密度5A/dので1斑時間運転した。陰極
には、純度99.9%の外観の美しい金属亜鉛が析出し
、その析出電流効率は%であった。またこの時点での陰
極液組成は、亜鉛 夕/そ、鉄 夕/夕、硫酸 夕/そ
であり、陽極液の硫酸濃度は123夕/そであり、酸溶
解槽に循環使用した。
第1図は、本発明方法を実施するフローシートの一例で
ある。 1・…・・亜鉛、鉄を含有する酸溶液、2・・…・抑調
整工程、4・・・・・・キレート樹脂塔、7・・・・・
・電解槽。
ある。 1・…・・亜鉛、鉄を含有する酸溶液、2・・…・抑調
整工程、4・・・・・・キレート樹脂塔、7・・・・・
・電解槽。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属亜鉛メツキ工場から生じる亜鉛、鉄を含有する
酸溶液を脱酸してpH0〜3に調整せしめた後、一般式
▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、Mはア
ルカリ金属または水素、R_1,R_2は水素またはア
ルキル基)で示されるフエノール化合物とフエノール類
およびアルデヒド類を架橋三次元化してなるフエノール
系キレート樹脂と接触せしめて上記溶液中の鉄/亜鉛の
濃度(g/l)比を0.025以下にせしめて電解し、
電解槽の陰極に金属亜鉛を選択的に析出せしめるように
したことを特徴とする上記亜鉛、鉄を含有する酸溶液か
らの金属亜鉛の電解回収方法。 2 脱酸は電気透析法又は拡散透析法による特許請求の
範囲第1項記載の方法。 3 電解は陰イオン交換膜で区画された電解槽を使用し
、該電解槽の陰極室にて上記酸溶液を電解することによ
り、酸根を陽極室に移行させて脱酸しながら実施する特
許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52140594A JPS6018760B2 (ja) | 1977-11-25 | 1977-11-25 | 金属亜鉛メツキ工場から生じる亜鉛,鉄を含有する酸溶液からの金属亜鉛の電解回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52140594A JPS6018760B2 (ja) | 1977-11-25 | 1977-11-25 | 金属亜鉛メツキ工場から生じる亜鉛,鉄を含有する酸溶液からの金属亜鉛の電解回収方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5474224A JPS5474224A (en) | 1979-06-14 |
| JPS6018760B2 true JPS6018760B2 (ja) | 1985-05-11 |
Family
ID=15272315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52140594A Expired JPS6018760B2 (ja) | 1977-11-25 | 1977-11-25 | 金属亜鉛メツキ工場から生じる亜鉛,鉄を含有する酸溶液からの金属亜鉛の電解回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018760B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102080236A (zh) * | 2010-12-20 | 2011-06-01 | 湘西自治州兴湘科技开发有限责任公司 | 一种生产高纯锌的电解液除杂方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6077937A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-05-02 | Toppan Printing Co Ltd | 金属回収装置 |
| US6514414B1 (en) * | 2000-09-08 | 2003-02-04 | Clariant Finance (Bvi) Limited | Process for separation and removal of iron ions from basic zinc solution |
| KR100779594B1 (ko) * | 2001-11-09 | 2007-11-26 | 주식회사 포스코 | 아연도금층 화학연마용액에 함유된 아연을 고효율로회수하는 방법 |
| CN110923470B (zh) * | 2019-12-16 | 2020-10-02 | 长沙华时捷环保科技发展股份有限公司 | 一种锌电解废液的综合回收工艺 |
-
1977
- 1977-11-25 JP JP52140594A patent/JPS6018760B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102080236A (zh) * | 2010-12-20 | 2011-06-01 | 湘西自治州兴湘科技开发有限责任公司 | 一种生产高纯锌的电解液除杂方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5474224A (en) | 1979-06-14 |
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