JPS60196185A - 形質転換酵母の培養方法 - Google Patents
形質転換酵母の培養方法Info
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- JPS60196185A JPS60196185A JP59053069A JP5306984A JPS60196185A JP S60196185 A JPS60196185 A JP S60196185A JP 59053069 A JP59053069 A JP 59053069A JP 5306984 A JP5306984 A JP 5306984A JP S60196185 A JPS60196185 A JP S60196185A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、B型肝炎ウィルスの遺伝子を組込んだ組換え
プラスミドにより形質転換された酵母の培養方法、およ
びそれによるB型肝炎つィルス込面抗原(以下HBs抗
原と略称する)の産生量〃に関する。
プラスミドにより形質転換された酵母の培養方法、およ
びそれによるB型肝炎つィルス込面抗原(以下HBs抗
原と略称する)の産生量〃に関する。
B型肝炎は、B型肝炎ウィルス(以下HBVと略称する
)によって起り、疫学的にも、臨床的にも非常に重大な
る問題を含む、いまだ有効な治療対策が見出されていな
い疾病である。これは世界中に広く分布しているか、特
にアジア、アフリカ地域に多発し問題となっている。
)によって起り、疫学的にも、臨床的にも非常に重大な
る問題を含む、いまだ有効な治療対策が見出されていな
い疾病である。これは世界中に広く分布しているか、特
にアジア、アフリカ地域に多発し問題となっている。
予防する対策としては、HB s抗原を有効成分とする
ワクチンが最も有効であると考えられ実用化段階に入っ
ている。すなわち、キャリアーと称されるB型肝炎ウィ
ルス潜伏持続感染者の血漿より得られるHBs抗原を高
度に精製し、これを不活化してB型肝炎ワクチンがつく
られている。
ワクチンが最も有効であると考えられ実用化段階に入っ
ている。すなわち、キャリアーと称されるB型肝炎ウィ
ルス潜伏持続感染者の血漿より得られるHBs抗原を高
度に精製し、これを不活化してB型肝炎ワクチンがつく
られている。
しかしながら、このように血液由来のワクチンは原料を
血液にもとめるため、またB型肝炎ウィルスあるいは他
の血液由来のウィルスなどの感染性の因子を否定するた
めに、チンパンジーによる安全性唯認試験が必要である
ことなどの問題点もあり、製造上に多くの制約がある。
血液にもとめるため、またB型肝炎ウィルスあるいは他
の血液由来のウィルスなどの感染性の因子を否定するた
めに、チンパンジーによる安全性唯認試験が必要である
ことなどの問題点もあり、製造上に多くの制約がある。
最近HBs抗原をヒト血液によらず、組換えDNA技術
を用いて大腸菌に作らせることが提案されているが(例
えば特開昭55−104887号)、大腸菌による場合
には、生じたH B s抗原が大腸菌内で壊れ易いとか
そのHBs抗原によって大腸菌の増殖が困難であるなど
の欠点を有するためHBs抗原の産生量が低く、所望の
HB s抗原の大量生産には、かならずしも適当でない
。
を用いて大腸菌に作らせることが提案されているが(例
えば特開昭55−104887号)、大腸菌による場合
には、生じたH B s抗原が大腸菌内で壊れ易いとか
そのHBs抗原によって大腸菌の増殖が困難であるなど
の欠点を有するためHBs抗原の産生量が低く、所望の
HB s抗原の大量生産には、かならずしも適当でない
。
また、ごく最近において、酵母によるHBs抗原粒子の
産生に成功したことが報告されている〔Nature、
298,347(1982))o この文献によれば、
インターフェロンの酵母による産生に使用されているア
ルコールデヒドロゲナーゼ(ADHI)のプロモーター
を利用し、大腸菌−酵母シャトルベクターの該ADHl
プロモーターの下流にHB s蛋白をコードする遺伝子
を接続する方法が採用されている。
産生に成功したことが報告されている〔Nature、
298,347(1982))o この文献によれば、
インターフェロンの酵母による産生に使用されているア
ルコールデヒドロゲナーゼ(ADHI)のプロモーター
を利用し、大腸菌−酵母シャトルベクターの該ADHl
プロモーターの下流にHB s蛋白をコードする遺伝子
を接続する方法が採用されている。
また、宮之原らは(Proc、 Natl、 Acad
、Sci、。
、Sci、。
USA、80.1(198’3)および特願昭57−1
42460 号〕、酵母の抑制性酸性ホスファターゼプ
ロモーターを利用し、大腸菌−酵母シャトルベクターの
該抑制性酸性ホスファターゼプロモーターの下流にHB
s抗原蛋白をコードする遺伝子を接続する方法を採用
している。
42460 号〕、酵母の抑制性酸性ホスファターゼプ
ロモーターを利用し、大腸菌−酵母シャトルベクターの
該抑制性酸性ホスファターゼプロモーターの下流にHB
s抗原蛋白をコードする遺伝子を接続する方法を採用
している。
本発明はこのような事情にもとづき、酵母によるHBs
抗原の工業的量産をはかるべく、HB s抗原産生能を
有する形質転換酵母の培養、およびそれによるH B
s抗原の効率の良い産生方法を提供するものである。
抗原の工業的量産をはかるべく、HB s抗原産生能を
有する形質転換酵母の培養、およびそれによるH B
s抗原の効率の良い産生方法を提供するものである。
発明の目的
本発明は、B型肝炎ウィルスの遺伝子を組込んだ組換え
プラスミドにより形質転換された酵母の培養方法、およ
びそれによるH B s抗原の産生方法に関する。さら
に詳しくは、大腸菌および酵母の両方で増殖しつる、い
わゆるシャトルベクターを用い、そのベクターに担われ
た抑制性酸性ホスファターゼプロモーターの下流に、H
B s抗原の遺伝子を組込んだ組換えプラスミドを得、
これを酵母に与え−Cf、質転換を起こさせて得られる
形質転換酵母の培養方法に関する。
プラスミドにより形質転換された酵母の培養方法、およ
びそれによるH B s抗原の産生方法に関する。さら
に詳しくは、大腸菌および酵母の両方で増殖しつる、い
わゆるシャトルベクターを用い、そのベクターに担われ
た抑制性酸性ホスファターゼプロモーターの下流に、H
B s抗原の遺伝子を組込んだ組換えプラスミドを得、
これを酵母に与え−Cf、質転換を起こさせて得られる
形質転換酵母の培養方法に関する。
この形質転換酵母を培養し、それによるH B s抗原
を産生させるにあたって、いかにして産生効率を高め、
かつ安定して産生せしめるかについては、実用化のため
未解決の課題が多い。培地の選択および培養条件の選択
等により、HB s抗原の産生に大きな影響をおよぼす
からである。たとえば培養条件として酵母菌の増殖に最
適な温度やpH1溶存酸素量、HB s抗原産生に最適
の温度やpH等、多くの要素が考慮される必要がある。
を産生させるにあたって、いかにして産生効率を高め、
かつ安定して産生せしめるかについては、実用化のため
未解決の課題が多い。培地の選択および培養条件の選択
等により、HB s抗原の産生に大きな影響をおよぼす
からである。たとえば培養条件として酵母菌の増殖に最
適な温度やpH1溶存酸素量、HB s抗原産生に最適
の温度やpH等、多くの要素が考慮される必要がある。
本発明はこれら条件の解明をはかり究極的にはHBs抗
原の産生効率を高め、産生の安定化をはかり、組換えD
NA技術を利用した酵母によるH B s抗原の産生を
工業的に応用可能とすることを目的としたものである。
原の産生効率を高め、産生の安定化をはかり、組換えD
NA技術を利用した酵母によるH B s抗原の産生を
工業的に応用可能とすることを目的としたものである。
発明の構成および効果
本発明は、酵母の抑制性酸性ホスファターゼプロモータ
ーを担うプラスミドに当該プロモーターの制御下にHB
Vの遺伝子を組込んだ組換えプラスミドにより形質転換
された酵母を培養しHBs抗原を産生させる方法におい
て、酵母エキス、無機アンモニウム塩、無機マグネシウ
ム塩、およびグルコースまたはサッカロースの一方また
は両方を含有する半合成培地を用いることを特徴とする
。
ーを担うプラスミドに当該プロモーターの制御下にHB
Vの遺伝子を組込んだ組換えプラスミドにより形質転換
された酵母を培養しHBs抗原を産生させる方法におい
て、酵母エキス、無機アンモニウム塩、無機マグネシウ
ム塩、およびグルコースまたはサッカロースの一方また
は両方を含有する半合成培地を用いることを特徴とする
。
本発明における、酵母の抑制性酸性ホスファターゼプロ
モーターを担うプラスミドをこ当該プロモーターの制御
下にHBVの遺伝子を組込んだ組換えプラスミドにより
形質転換された評母は、特願++7J 57−1424
60号に記載の方法にしたがって得られるものである。
モーターを担うプラスミドをこ当該プロモーターの制御
下にHBVの遺伝子を組込んだ組換えプラスミドにより
形質転換された評母は、特願++7J 57−1424
60号に記載の方法にしたがって得られるものである。
すなわち、2μプラスミドの増殖起点、酵母染色体の増
殖起点、酵母のロイシン産生遺伝子、大腸菌のアンピシ
リン耐生遺伝子、および酵母の抑制性酸性ホスファター
ゼプロモーター領域からなるシャトルベクターの、抑制
性酸性ホスファターゼプロモーター領域の下流にH13
Vの遺伝子を組込んだシャトルベクターを、酵母CA1
122 (a 、 Ieu2.his4 、Can1
、Cir+)〕または[AH22phoB□(a、Ie
u2.his4゜Can1.Cir ) ’:)に導入
し形質転換して得られるものである。
殖起点、酵母のロイシン産生遺伝子、大腸菌のアンピシ
リン耐生遺伝子、および酵母の抑制性酸性ホスファター
ゼプロモーター領域からなるシャトルベクターの、抑制
性酸性ホスファターゼプロモーター領域の下流にH13
Vの遺伝子を組込んだシャトルベクターを、酵母CA1
122 (a 、 Ieu2.his4 、Can1
、Cir+)〕または[AH22phoB□(a、Ie
u2.his4゜Can1.Cir ) ’:)に導入
し形質転換して得られるものである。
本発明における半合成培地による上記形質転換酵母の培
養は、形質転換酵母を、20μg/mlヒスチジンを含
む合成培地(バルクホルダーミニマムメディウム)にて
種培養を行った後、本培養により酵母の増殖、およびH
B s抗原の産生を行わせるものである。この本培養を
上記合成培地で実施するには次のような問題点があり適
当てはない。
養は、形質転換酵母を、20μg/mlヒスチジンを含
む合成培地(バルクホルダーミニマムメディウム)にて
種培養を行った後、本培養により酵母の増殖、およびH
B s抗原の産生を行わせるものである。この本培養を
上記合成培地で実施するには次のような問題点があり適
当てはない。
すなわち、
(1)合成培地中では酵母の増殖かおそく、(定常期に
達するまで約72時間を要す)菌の増殖量も小さい(定
常期における生菌数2〜3×107/′培養液1m1)
。この結果HB s抗原の産生量が少い(培養液1 m
lあたり02〜0.3μg)。
達するまで約72時間を要す)菌の増殖量も小さい(定
常期における生菌数2〜3×107/′培養液1m1)
。この結果HB s抗原の産生量が少い(培養液1 m
lあたり02〜0.3μg)。
(2)菌の増殖速度、増殖量を増加するには培地成分中
のリン含量の増加が効果的であるか、酵母AH22の形
質転換体の場合、リン存在下では抑制性酸性ホスファタ
ーゼプロモーターか作動せず、HBs抗原か産生されな
い、したかって培養中期以後でリンを含まぬ合成培地に
切り替える必要がある。また、酵母A H22pho8
Qの形質転換体の場合、リンの存在下でもプロモーター
は作動するが、無リン培地に比して、HB s抗原の産
生量は少い。(Mi yanohara、ec al、
、 Proc 5Natl、 AcadSSci 、U
SA 。
のリン含量の増加が効果的であるか、酵母AH22の形
質転換体の場合、リン存在下では抑制性酸性ホスファタ
ーゼプロモーターか作動せず、HBs抗原か産生されな
い、したかって培養中期以後でリンを含まぬ合成培地に
切り替える必要がある。また、酵母A H22pho8
Qの形質転換体の場合、リンの存在下でもプロモーター
は作動するが、無リン培地に比して、HB s抗原の産
生量は少い。(Mi yanohara、ec al、
、 Proc 5Natl、 AcadSSci 、U
SA 。
80.1 、(1983))
などの欠点がある。
本発明方法における半合成培地には、酵母エキス、無機
アンモニウム塩、無機マグネシウム塩、およびグルコー
スまたはサッカロースの一方あるいは両方が含有され、
さらに好ましくはこれに添加剤として、プロリンおよび
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル系界
面活性剤を添加する。これらのうちで、無機アンモニウ
ム塩としては、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム等
が適当てあり、無機マグネシウム塩としては、硫酸マグ
ネシウム、塩化マグネシウム等が適当である。また、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル系界面
活性剤は、プルロニック(旭電化社製)等、種々のもの
が市販されており、これらか利用可能である。
アンモニウム塩、無機マグネシウム塩、およびグルコー
スまたはサッカロースの一方あるいは両方が含有され、
さらに好ましくはこれに添加剤として、プロリンおよび
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル系界
面活性剤を添加する。これらのうちで、無機アンモニウ
ム塩としては、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム等
が適当てあり、無機マグネシウム塩としては、硫酸マグ
ネシウム、塩化マグネシウム等が適当である。また、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル系界面
活性剤は、プルロニック(旭電化社製)等、種々のもの
が市販されており、これらか利用可能である。
半合成培地組成物の好ましい濃度としては、酵母エキス
0.3〜1.0 ’W/V%、アンモニウム塩0.5〜
1.0W/V%、マグネシウム塩001〜OIW/V%
、サッカロースおよび/またはグルコース2〜4W/V
%、プロリン0.01〜0.1 HQ / ml、界面
活性剤5〜10 ppmである。
0.3〜1.0 ’W/V%、アンモニウム塩0.5〜
1.0W/V%、マグネシウム塩001〜OIW/V%
、サッカロースおよび/またはグルコース2〜4W/V
%、プロリン0.01〜0.1 HQ / ml、界面
活性剤5〜10 ppmである。
この半合成培地には、酵母エキスが適量含まれるため、
その栄養分、リンの存在により酵母の増殖速度が大で、
約24時間で定常期に達し、その増殖量は約1xlO”
と合成培地に比しきわめて大きい。また酵母エキスの量
か適量に調整されるため、対数増殖期においてリンが消
費され、結果的に無リンに近い状態となる。かくして酵
母A I(22pho80の形質転換体の場合はもちろ
ん、酵母AH22の形質転換体の場合も抑制性酸性ホス
ファターゼプロモーターが作動し、HB s抗原の産生
量が有効に増大する。
その栄養分、リンの存在により酵母の増殖速度が大で、
約24時間で定常期に達し、その増殖量は約1xlO”
と合成培地に比しきわめて大きい。また酵母エキスの量
か適量に調整されるため、対数増殖期においてリンが消
費され、結果的に無リンに近い状態となる。かくして酵
母A I(22pho80の形質転換体の場合はもちろ
ん、酵母AH22の形質転換体の場合も抑制性酸性ホス
ファターゼプロモーターが作動し、HB s抗原の産生
量が有効に増大する。
また、アンモニウム塩、マグネシウム塩、糖類(グルコ
ースおよび/またはサッカロース)は本形質転換酵母の
増殖およびHB s抗原産生形質の発現にとって必須成
分であって、これらのうちどの一つが欠けても菌の増殖
および形質の発現が極端に阻害され、一方これらの添加
量の適切な調整によって、HBs抗原の産生がいちじる
しく増大される。また、プロリンおよび界面活性剤は必
須成分ではないが、その添加によりHB s抗原の産生
量がきわめて増大される。
ースおよび/またはサッカロース)は本形質転換酵母の
増殖およびHB s抗原産生形質の発現にとって必須成
分であって、これらのうちどの一つが欠けても菌の増殖
および形質の発現が極端に阻害され、一方これらの添加
量の適切な調整によって、HBs抗原の産生がいちじる
しく増大される。また、プロリンおよび界面活性剤は必
須成分ではないが、その添加によりHB s抗原の産生
量がきわめて増大される。
なお本発明における半合成培地に対する酵母エキスの添
加量は、その量か多すぎるとリン過剰となりHB s抗
原の産生が低下するほか、酵母エキス中のロイシンの影
響により、ロイシン産生マーカーをもつ組換えプラスミ
ドが酵母から脱落する。したかつて無制限に酵母エキス
を用い得るものではない。
加量は、その量か多すぎるとリン過剰となりHB s抗
原の産生が低下するほか、酵母エキス中のロイシンの影
響により、ロイシン産生マーカーをもつ組換えプラスミ
ドが酵母から脱落する。したかつて無制限に酵母エキス
を用い得るものではない。
また、本発明の半合成培地に一般的合成培地にみられる
他の栄養分を加えて培養を行うことも可能であるか、H
B s量の増大にはつながらず経済的でないはかりか、
場合によっては酵母の遺伝子の他の形質発現が強められ
、結果的にHBs抗原の産生量が減少することがある。
他の栄養分を加えて培養を行うことも可能であるか、H
B s量の増大にはつながらず経済的でないはかりか、
場合によっては酵母の遺伝子の他の形質発現が強められ
、結果的にHBs抗原の産生量が減少することがある。
本発明において、HB s抗原産生能を有する形質転換
酵母の培養によるH B s抗原の効率的な産生方法の
さらにもう一つの特徴は、菌の対数増殖期前期において
培養温度を25〜30℃、培地のpHを4〜5.5、溶
存酸素量2〜5 PPmに保持し、また対数増殖期中期
以後においては培養温度を20〜24℃、培地のpHを
6.0〜7.0、溶存酸素量を2〜5 PPmに保持す
ることである。
酵母の培養によるH B s抗原の効率的な産生方法の
さらにもう一つの特徴は、菌の対数増殖期前期において
培養温度を25〜30℃、培地のpHを4〜5.5、溶
存酸素量2〜5 PPmに保持し、また対数増殖期中期
以後においては培養温度を20〜24℃、培地のpHを
6.0〜7.0、溶存酸素量を2〜5 PPmに保持す
ることである。
これらの最適範囲は、種々の実験を繰返して確認した結
果であるが、培養温度につぃて述べると、菌の増殖量が
最も大きい値を示す温度は27〜28℃付近であり、一
方HB s抗原の産生量が最も大きいのは、22〜24
℃における培養時であり、菌の増殖とHB s抗原産生
の形質発現に適する温度は一致しない。また培養時のp
Hについても、菌の増殖量が最も大きい値を示すpHは
4.5〜5.5付近であるが、HB s抗原の産生量が
大きいのはpi−16,0〜6.5付近にあり、ここで
も菌の増殖とHB s抗原産生の形質発現に適するpH
か一致しないことが知られるに至った。
果であるが、培養温度につぃて述べると、菌の増殖量が
最も大きい値を示す温度は27〜28℃付近であり、一
方HB s抗原の産生量が最も大きいのは、22〜24
℃における培養時であり、菌の増殖とHB s抗原産生
の形質発現に適する温度は一致しない。また培養時のp
Hについても、菌の増殖量が最も大きい値を示すpHは
4.5〜5.5付近であるが、HB s抗原の産生量が
大きいのはpi−16,0〜6.5付近にあり、ここで
も菌の増殖とHB s抗原産生の形質発現に適するpH
か一致しないことが知られるに至った。
そこで、本発明方法に示されたごとく、菌の対数増殖期
前期と、中期以後において培養温度とpH条件を変える
ことか、菌の増殖もすぐれ、さらに増殖された菌がHB
s抗原の産生にすぐれた効果を示すこととなる。これら
は以上の実験結果から得られた知見にもとつくものであ
る。なお溶存酸素量については、菌の増殖とHBs抗原
の産生のいずれに対しても最適な範囲が2〜5 PPm
であることを確認した。
前期と、中期以後において培養温度とpH条件を変える
ことか、菌の増殖もすぐれ、さらに増殖された菌がHB
s抗原の産生にすぐれた効果を示すこととなる。これら
は以上の実験結果から得られた知見にもとつくものであ
る。なお溶存酸素量については、菌の増殖とHBs抗原
の産生のいずれに対しても最適な範囲が2〜5 PPm
であることを確認した。
以上説明したように、本発明によれば、酵母の抑制性酸
性ホスファターゼプロモーターを担うプラスミドに当該
プロモーターの制御下にHBVウィルスの遺伝子を組込
んだ組換えプラスミドにより形質転換された酵母を培養
し、HBs抗原を産生させるにあたり、酵母エキス、無
機アンモニウム塩、無機マグネシウム塩および糖類(グ
ルコースおよび/またはサッカロース)を含有する半合
成培地を用いることにより、当該形質転換酵母によるH
B s抗原の産生をきわめて効率的に行なわせること
ができ、さら(ここの合成培地は、安価で調製容易であ
り、かつ加熱滅菌処理等に対しても安定であり、これら
の点からも、本発明方法は、工業的実施において非常に
有利である。また本発明によれば、形質転換酵母の増殖
と、HB s抗原産生の形質発現とに対応した培養条件
の適切な設定により、上記半合成培地の使用の効果とあ
いまって、HBs抗原の産生量が培養液1ml!あたり
0.5〜0.7μlというきわめて高い値に達し、酵母
によるH B s抗原の産生、およびこのHBs抗原に
よるB全肝炎ワクチンの製造を工業的に実施可能となら
しめるに、本発明の完成はきわめて大きく寄与するもの
である。
性ホスファターゼプロモーターを担うプラスミドに当該
プロモーターの制御下にHBVウィルスの遺伝子を組込
んだ組換えプラスミドにより形質転換された酵母を培養
し、HBs抗原を産生させるにあたり、酵母エキス、無
機アンモニウム塩、無機マグネシウム塩および糖類(グ
ルコースおよび/またはサッカロース)を含有する半合
成培地を用いることにより、当該形質転換酵母によるH
B s抗原の産生をきわめて効率的に行なわせること
ができ、さら(ここの合成培地は、安価で調製容易であ
り、かつ加熱滅菌処理等に対しても安定であり、これら
の点からも、本発明方法は、工業的実施において非常に
有利である。また本発明によれば、形質転換酵母の増殖
と、HB s抗原産生の形質発現とに対応した培養条件
の適切な設定により、上記半合成培地の使用の効果とあ
いまって、HBs抗原の産生量が培養液1ml!あたり
0.5〜0.7μlというきわめて高い値に達し、酵母
によるH B s抗原の産生、およびこのHBs抗原に
よるB全肝炎ワクチンの製造を工業的に実施可能となら
しめるに、本発明の完成はきわめて大きく寄与するもの
である。
以下、参煮例および実施例をもって本発明をさらに具体
的に説明する。
的に説明する。
参考例1
宮之原らの方法(特願昭57−142460号)に従い
、HBs抗原の産生能を有する形質転換酵母を調製する
。
、HBs抗原の産生能を有する形質転換酵母を調製する
。
(1)HBVDNAの調製
(I)ウィルスDNAの調製
HB s抗原陽性かつHBe抗原陽性の供血者(血清型
adr)からのヒト血漿10人分のプール700耐をs
、o o o rpmで20分間遠心分離し、不溶物を
除去する。これを4℃にてis、ooo rpmで8時
間遠心分離し、得られた沈査を緩衝液(10mM ト
リ ス −HCl 、0.1 MNaCjJ 、 1m
MED” A ; pH7,5) 10 mlに再溶解
させ、30%の蔗糖を含有する遠沈管の頂部に重層させ
る。これを4℃にて39.00Orpmで4時間遠心分
離し、得られた沈査を上記と同じ緩衝液に再溶解させる
。
adr)からのヒト血漿10人分のプール700耐をs
、o o o rpmで20分間遠心分離し、不溶物を
除去する。これを4℃にてis、ooo rpmで8時
間遠心分離し、得られた沈査を緩衝液(10mM ト
リ ス −HCl 、0.1 MNaCjJ 、 1m
MED” A ; pH7,5) 10 mlに再溶解
させ、30%の蔗糖を含有する遠沈管の頂部に重層させ
る。これを4℃にて39.00Orpmで4時間遠心分
離し、得られた沈査を上記と同じ緩衝液に再溶解させる
。
ついで、HBVのもつDNAポリメラーゼによる反応を
、67mM1−リス−HC1(pH7,5)、80rn
M NHC1,25rn M Mg C12,0,5
M(W/V%、以下同じ)タージトールNP−49,0
,1%2−メルカプトエタノール、330μMのdCI
’P(デオキシシチジントリホスフェート)、dGTP
(デオキシグアノシントリホスフェート)、dATP(
デオキシアデノシントリホスフェート)、0.5tt
Ma −〔32P) d TT P (デオキシチミジ
ントリホスフェート)の混合液500μn 中テ37℃
にて30分間行なう。これにさらにdTTPを最終濃度
330μMになるように加え、37℃で3時間反応させ
、これに同容量の100 m M EDTA溶液を加え
る。このDNAポリメラーゼ反応により、DNA中の一
本鎖部分が修複され、C32P )ラベル化された材料
を得、これを蔗糖の30%、20%および10%水溶液
を段階的に重層した遠心管の頂部に重層し、4℃にて3
9.00Orpmで4.5時間遠心分離する。
、67mM1−リス−HC1(pH7,5)、80rn
M NHC1,25rn M Mg C12,0,5
M(W/V%、以下同じ)タージトールNP−49,0
,1%2−メルカプトエタノール、330μMのdCI
’P(デオキシシチジントリホスフェート)、dGTP
(デオキシグアノシントリホスフェート)、dATP(
デオキシアデノシントリホスフェート)、0.5tt
Ma −〔32P) d TT P (デオキシチミジ
ントリホスフェート)の混合液500μn 中テ37℃
にて30分間行なう。これにさらにdTTPを最終濃度
330μMになるように加え、37℃で3時間反応させ
、これに同容量の100 m M EDTA溶液を加え
る。このDNAポリメラーゼ反応により、DNA中の一
本鎖部分が修複され、C32P )ラベル化された材料
を得、これを蔗糖の30%、20%および10%水溶液
を段階的に重層した遠心管の頂部に重層し、4℃にて3
9.00Orpmで4.5時間遠心分離する。
ついでDNAに強く結合している蛋白質を消化するため
に、上記で得られた沈査を1〜/ weプロナーゼEお
よび0.2%ラウリル硫酸ナトリウムの混合液200μ
l中で37℃にて2時間処理したのち、DNAをフェノ
ール200μβで2回抽出し、ついでエーテルで振って
フェノール溶媒を除去するとHBVDNA溶液を得る。
に、上記で得られた沈査を1〜/ weプロナーゼEお
よび0.2%ラウリル硫酸ナトリウムの混合液200μ
l中で37℃にて2時間処理したのち、DNAをフェノ
ール200μβで2回抽出し、ついでエーテルで振って
フェノール溶媒を除去するとHBVDNA溶液を得る。
このDNAは2、5X 106cpm/μgの比放射活
性を示し、制限酵素消化に充分使用し得る。
性を示し、制限酵素消化に充分使用し得る。
(6)HBVDNAのクローン化
前記の方法で調製された環状二本鎖のHBVDNAを、
下記のようにしてまずλフアージシャロン15ADNA
をベクターとしてクローン化し、さらに公知のプラスミ
ドpACYC177をベクターとして再クローン化を行
なう。
下記のようにしてまずλフアージシャロン15ADNA
をベクターとしてクローン化し、さらに公知のプラスミ
ドpACYC177をベクターとして再クローン化を行
なう。
(5)λフアージシャロン16A宿主−ベクター系によ
るクローン化: HBVDNA 2 Qn g を 10 mM ト リ
7. −HCl(pH7,4)、7 rn M M
g C12,100tn M NaC17mM2−メル
カプトエタノールの混液20μβ中にて制限エンドヌク
レアーゼXhO工により37℃にて2時間処理したのち
、フェノール20μβにて抽出し、ついでエーテル抽出
後、その水層に2倍容量の冷エタノールを加えてDNA
を沈殿させる。この混液を一708Cで1時間保持した
のち10.00Orpmにて5分間遠心分離して沈殿す
るDNAを回収する。分離した沈査を10mMトリス−
HCn(PH7,4)および1mMED−1”Aの混液
5μeに溶解させる。ついて、このHBVDNAと等モ
ル量の前記と同様にして制限酵素XhoJにより開裂さ
れたλフアージシャロン16ADNA(X ho I
認識部位を1個所有する)とをT4DNAリガーゼ〔5
0mMトリス−HCl (pH7,4)、I Q rn
M M g Cjli 2、lQmMジチオスレイト
ール、100μg鷹牛血清アルブミン、0.5 m M
ATPおよび0.5μl酵素調製物との混液〕10μl
を用いて4℃で18時間反応させ、この反応混合液を前
記と同様にしてフェノール抽出、エーテル処理およびエ
タノール沈殿に付し、得られた沈査を10mM1−リス
HC,[(pH7,4) および1m M E D T
A混液10μβ中に溶解させる。
るクローン化: HBVDNA 2 Qn g を 10 mM ト リ
7. −HCl(pH7,4)、7 rn M M
g C12,100tn M NaC17mM2−メル
カプトエタノールの混液20μβ中にて制限エンドヌク
レアーゼXhO工により37℃にて2時間処理したのち
、フェノール20μβにて抽出し、ついでエーテル抽出
後、その水層に2倍容量の冷エタノールを加えてDNA
を沈殿させる。この混液を一708Cで1時間保持した
のち10.00Orpmにて5分間遠心分離して沈殿す
るDNAを回収する。分離した沈査を10mMトリス−
HCn(PH7,4)および1mMED−1”Aの混液
5μeに溶解させる。ついて、このHBVDNAと等モ
ル量の前記と同様にして制限酵素XhoJにより開裂さ
れたλフアージシャロン16ADNA(X ho I
認識部位を1個所有する)とをT4DNAリガーゼ〔5
0mMトリス−HCl (pH7,4)、I Q rn
M M g Cjli 2、lQmMジチオスレイト
ール、100μg鷹牛血清アルブミン、0.5 m M
ATPおよび0.5μl酵素調製物との混液〕10μl
を用いて4℃で18時間反応させ、この反応混合液を前
記と同様にしてフェノール抽出、エーテル処理およびエ
タノール沈殿に付し、得られた沈査を10mM1−リス
HC,[(pH7,4) および1m M E D T
A混液10μβ中に溶解させる。
上記のようにしてアニールさせたDNAより、in v
itroパッケージング操作(Methods inE
nzymology 、63巻、299〜309を参照
)によりλファージを形成させ、さらに大腸菌DP5
Q Sup Fを指示歯としてL−寒天平板(23an
×23CrR)上に〜104個のプラークを形成させる
。これらプラークのうちからHBVDNAを維持してい
るファージにより形成されたプラークを選び出すために
、前記で調製した32p−ラベルされたHBV DNA
をプローブとしてプラークハイブリダイゼーションを行
なイ(5cience、196巻、180頁、1977
を参照)、目的とするファージを複数分離する。
itroパッケージング操作(Methods inE
nzymology 、63巻、299〜309を参照
)によりλファージを形成させ、さらに大腸菌DP5
Q Sup Fを指示歯としてL−寒天平板(23an
×23CrR)上に〜104個のプラークを形成させる
。これらプラークのうちからHBVDNAを維持してい
るファージにより形成されたプラークを選び出すために
、前記で調製した32p−ラベルされたHBV DNA
をプローブとしてプラークハイブリダイゼーションを行
なイ(5cience、196巻、180頁、1977
を参照)、目的とするファージを複数分離する。
u3)プラスミドpAcYc177をベクターとした再
クローン化: 上記(5)で得られたHBVDNAを保持するファージ
について「生化学実験講座、核酸の化学■」54〜65
頁に記載される方法に従い、大腸菌DP5Q−8upF
を感染菌としてファージDNAを調整する。得られたD
NAを前記の制限酵素Xll0Iの反応条件下で2時間
消化したのち、この反応液を0.75%アカロースゲル
電気泳動にかけ、分離した3、 21cbのHBVDN
AをDEAE紙(東洋戸紙製)に吸着させてベクターD
NAと分離し、ついで1MNaCβ溶液にて溶出し、両
端がXho工末端末端ったHBVDNAを得る。
クローン化: 上記(5)で得られたHBVDNAを保持するファージ
について「生化学実験講座、核酸の化学■」54〜65
頁に記載される方法に従い、大腸菌DP5Q−8upF
を感染菌としてファージDNAを調整する。得られたD
NAを前記の制限酵素Xll0Iの反応条件下で2時間
消化したのち、この反応液を0.75%アカロースゲル
電気泳動にかけ、分離した3、 21cbのHBVDN
AをDEAE紙(東洋戸紙製)に吸着させてベクターD
NAと分離し、ついで1MNaCβ溶液にて溶出し、両
端がXho工末端末端ったHBVDNAを得る。
つぎにブー)スミドpACYC177(Chang。
A 、C,Y−、Cohen、 SSN、、 J 5B
acteriol 、。
acteriol 、。
134.1141〜1156(1978)〕(このもの
はxho ■切断部位を1個所有し、それはカナマイシ
ン耐性遺伝子の中に存在する)を同様にX ho)にて
消化し、その生成物をフェノール抽出、エーテル処理お
よびエタノール沈殿により精製する。
はxho ■切断部位を1個所有し、それはカナマイシ
ン耐性遺伝子の中に存在する)を同様にX ho)にて
消化し、その生成物をフェノール抽出、エーテル処理お
よびエタノール沈殿により精製する。
ついで、Xhoi開裂されたpAcYc177とXho
I末端−HBVDNAとを分子比1:5て混合し、前記
T 4 D N A +)ガーゼの反応条件下に18時
間アニールさせる。
I末端−HBVDNAとを分子比1:5て混合し、前記
T 4 D N A +)ガーゼの反応条件下に18時
間アニールさせる。
大腸菌X177.6の培養液を高木康敬編著「遺伝子操
作実験法」第161項に記載の方法で調製された菌液0
.1 mlに、上記アニールされたDNA調製物10μ
βを加えてよく混合させ、0℃で25分間放置したのち
、アンピシリン(2011f/ / me )、氏−ビ
オチン(1μ97m1)、ジアミノピメリン酸(100
μ97m1)、チミン(20μf/ /ml )を含有
するし一寒天プレート上に塗抹して37℃で一夜培養す
る。出現したコロニーについて、カナマイシン(20μ
97 me )を含む寒天プレートとアンピシリン(2
0μQ / me ) を含む寒天プレートにそれぞれ
対応させて塗抹し、アンピシリンを含むプレートでのみ
増殖したコロニーを選択する。
作実験法」第161項に記載の方法で調製された菌液0
.1 mlに、上記アニールされたDNA調製物10μ
βを加えてよく混合させ、0℃で25分間放置したのち
、アンピシリン(2011f/ / me )、氏−ビ
オチン(1μ97m1)、ジアミノピメリン酸(100
μ97m1)、チミン(20μf/ /ml )を含有
するし一寒天プレート上に塗抹して37℃で一夜培養す
る。出現したコロニーについて、カナマイシン(20μ
97 me )を含む寒天プレートとアンピシリン(2
0μQ / me ) を含む寒天プレートにそれぞれ
対応させて塗抹し、アンピシリンを含むプレートでのみ
増殖したコロニーを選択する。
得うれたコロニー数個について、「代謝」第17巻、第
4「リパーゼ」第81〜89頁(1980)に記載され
る方法に従いプラスミドを調製する。
4「リパーゼ」第81〜89頁(1980)に記載され
る方法に従いプラスミドを調製する。
得られたプラスミドをp HB Vと称す。このpHB
Vを制限酵素Xho、Iで処理すると3.2xbの全H
BVDNAフラグメントか得られ、またX ho Iと
BamHiで処理するとHBsAg遺伝子を含む約1,
3Kbのフラグメントが得られる(第1図を参照)。
Vを制限酵素Xho、Iで処理すると3.2xbの全H
BVDNAフラグメントか得られ、またX ho Iと
BamHiで処理するとHBsAg遺伝子を含む約1,
3Kbのフラグメントが得られる(第1図を参照)。
(2)シャトルベクターp A M 81.82.83
、および84の調製 酵母5288CDNA パンクより得られた抑制性酸性
ホスファターゼを構成する60,000 タk トンの
ポリペプチド(P2O)の遺伝子を含む約8000ヌク
レオチド対(8Kb)の制限酵素EcoRI断片を大腸
菌プラスミドpBR322のEcoRI部位に挿入して
得られるプラスミドを出発材料とし、これを制限酵素S
al工で切断し、さらにT4DNAリガーゼにより再ア
ニールさせてpBR322のSal I部位から酸性ホ
スファターゼ遺伝子断片の5、2 xb側を失なったプ
ラスミドpAT25(これはpBR322のアンピシリ
ン耐性遺伝子を含むEcoR■部位からSal ■部位
までの約3.7 Kl)の断片と酵母菌の酸性ホスファ
ターゼ遺伝子のEcoRJ部位からSal 1部位まで
の約2.8 Kbの断片かそれぞれ対応する末端同士で
結合したプラスミドである)を得る。 一 つぎに、このPAT25のEcoRI部位に、プラスミ
ドYRP7をE co R工処理することによって得ら
れるars lおよびTrpl遺伝子を含む1,4Kb
のE co R工断片を挿入してプラスミドpAT2
6を得る(このars l −Trp lを含む断片は
、そのTrpl遺伝子内に制限酵素1−1ind ]I
[の認識部位を1個有する)。
、および84の調製 酵母5288CDNA パンクより得られた抑制性酸性
ホスファターゼを構成する60,000 タk トンの
ポリペプチド(P2O)の遺伝子を含む約8000ヌク
レオチド対(8Kb)の制限酵素EcoRI断片を大腸
菌プラスミドpBR322のEcoRI部位に挿入して
得られるプラスミドを出発材料とし、これを制限酵素S
al工で切断し、さらにT4DNAリガーゼにより再ア
ニールさせてpBR322のSal I部位から酸性ホ
スファターゼ遺伝子断片の5、2 xb側を失なったプ
ラスミドpAT25(これはpBR322のアンピシリ
ン耐性遺伝子を含むEcoR■部位からSal ■部位
までの約3.7 Kl)の断片と酵母菌の酸性ホスファ
ターゼ遺伝子のEcoRJ部位からSal 1部位まで
の約2.8 Kbの断片かそれぞれ対応する末端同士で
結合したプラスミドである)を得る。 一 つぎに、このPAT25のEcoRI部位に、プラスミ
ドYRP7をE co R工処理することによって得ら
れるars lおよびTrpl遺伝子を含む1,4Kb
のE co R工断片を挿入してプラスミドpAT2
6を得る(このars l −Trp lを含む断片は
、そのTrpl遺伝子内に制限酵素1−1ind ]I
[の認識部位を1個有する)。
上記PAT26のHindl[部位に、プラスミドpS
LE 1を出nd l[で処理して得られる酵母のLe
u 2および2 p oriを含むHind IM断片
を挿入してシャトルベクター p A T77を得る。
LE 1を出nd l[で処理して得られる酵母のLe
u 2および2 p oriを含むHind IM断片
を挿入してシャトルベクター p A T77を得る。
このpAT77をサツカロミセス・セレビシェAi(2
2に組込んだもの(サツカロミセス・セレビシェAB2
2/pAT 77 )は微工研条寄第324号として寄
託している。
2に組込んだもの(サツカロミセス・セレビシェAB2
2/pAT 77 )は微工研条寄第324号として寄
託している。
上記の方法で得られたpAT77(1μg)をSal工
テ開裂したのち、20m〜lトリスーI(clpi−I
8.2 )、12mMCaCl2.12mMMgCβ
2.0.2MNaCl、1mM EDTA溶液50pl
中で0、IUのエキソヌクレアーゼBAL31を30秒
〜1分間作用させる。ついでフェノール抽出、エタノー
ル沈殿を行なったのち、Xhoiリンカー−1pmol
とT4DNAリカーゼの反応条件下で12時間結合を
行なう。この反応溶液で大腸菌X1776を形質転換し
、得られたアンピシリン耐性の形質転換体よりプラスミ
ドDNAを調製し、各DNAについてマキサムギルバー
トの方法(Maxam、 A。
テ開裂したのち、20m〜lトリスーI(clpi−I
8.2 )、12mMCaCl2.12mMMgCβ
2.0.2MNaCl、1mM EDTA溶液50pl
中で0、IUのエキソヌクレアーゼBAL31を30秒
〜1分間作用させる。ついでフェノール抽出、エタノー
ル沈殿を行なったのち、Xhoiリンカー−1pmol
とT4DNAリカーゼの反応条件下で12時間結合を
行なう。この反応溶液で大腸菌X1776を形質転換し
、得られたアンピシリン耐性の形質転換体よりプラスミ
ドDNAを調製し、各DNAについてマキサムギルバー
トの方法(Maxam、 A。
& G11bert、 W、 ; Pro、 N、A、
S、、 74.560〜564を参照)に従い、塩基
配列を調べ、BAL31処理により除去された酸性ホス
ファターゼ遺伝子領域を決定する。これら中からホスフ
ァターゼ構造遺伝子領域が完全に除去されたプラスミド
pAM81、PAM82、PAM83およびpAM84
を得る。
S、、 74.560〜564を参照)に従い、塩基
配列を調べ、BAL31処理により除去された酸性ホス
ファターゼ遺伝子領域を決定する。これら中からホスフ
ァターゼ構造遺伝子領域が完全に除去されたプラスミド
pAM81、PAM82、PAM83およびpAM84
を得る。
ホスファターゼ構造遺伝子の産物P60の最初のアミノ
酸であるメチオニンをコードするコドンATGのAを+
1として、pAM81は+2まで、PAM82は−33
まで、p A M 83は−50まで、pAM34は−
51まで、それぞれ除去されたものである。なお、この
PAM82をサツカロミセス・セレビシェAH22に組
込んだものは微工研条寄第313号として寄託している
。
酸であるメチオニンをコードするコドンATGのAを+
1として、pAM81は+2まで、PAM82は−33
まで、p A M 83は−50まで、pAM34は−
51まで、それぞれ除去されたものである。なお、この
PAM82をサツカロミセス・セレビシェAH22に組
込んだものは微工研条寄第313号として寄託している
。
(3J HB s抗原遺伝子発現プラスミドの調製(1
)HBs抗原遺伝子全体が組込まれたプラスミドの調製 プラスミドp HB VをXhoJで処理して得られる
HBVDNAと、XhoIで開裂されたシャトルベクタ
ーpAM81、PAM82、pAM83 およびpAM
84 のそれぞれを分子比5:1でT0n N A I
Jガーゼによりアニールさせたのち、この反応溶液で大
腸菌X 1776を形質転換する。得られたアンピシリ
ン耐性の形質転換体よりプラスミドDNAを調製し、こ
れらについて制限酵素Xh。
)HBs抗原遺伝子全体が組込まれたプラスミドの調製 プラスミドp HB VをXhoJで処理して得られる
HBVDNAと、XhoIで開裂されたシャトルベクタ
ーpAM81、PAM82、pAM83 およびpAM
84 のそれぞれを分子比5:1でT0n N A I
Jガーゼによりアニールさせたのち、この反応溶液で大
腸菌X 1776を形質転換する。得られたアンピシリ
ン耐性の形質転換体よりプラスミドDNAを調製し、こ
れらについて制限酵素Xh。
工、XhoI、HindllIテ分析することにより、
ベクターへのHBVDNAの組込みおよびその方向を確
認する。
ベクターへのHBVDNAの組込みおよびその方向を確
認する。
選び出されたプラスミドはベクターのホスファターゼプ
ロモーターの下流にHBV DNAがHBs遺伝子、H
Bc遺伝子の順に並ぶ向きに挿入されたものであり、こ
れらがHBs 抗原遺伝子発現プラスミドであって、シ
ャトルベクターpAM81、PAM82、pAM83
およびpAM84にHBVDNAを組込んだものをそれ
ぞれpAH201、p A H2Q 3、pAH205
およびpAH207と称する。
ロモーターの下流にHBV DNAがHBs遺伝子、H
Bc遺伝子の順に並ぶ向きに挿入されたものであり、こ
れらがHBs 抗原遺伝子発現プラスミドであって、シ
ャトルベクターpAM81、PAM82、pAM83
およびpAM84にHBVDNAを組込んだものをそれ
ぞれpAH201、p A H2Q 3、pAH205
およびpAH207と称する。
(3)HBs 抗原遺伝子フラグメントが組込まれたプ
ラスミドの調製 プラスミドp HB VをBamH■で処理して切断し
、その1(Bs 抗原遺伝子フラグメント3μmに対し
、200μMのαATL)1 αc −r p 、α−
r −r pおよびa G T Pを含む67 mM
トリス−HCl (pH8,6)、6.7 m M M
gCg2.10 mM2−メルカプトエタノール、5.
7 pM E DTA、 16.7mMA rn S
O,i溶液100 ttl 中で、T4DNAポリメラ
ーゼ0.2Uを30分間作用させ、BamH■切断末端
を埋める。ついてフェノール抽出、エタノール沈殿を行
なったのち、これとXhoIIJンカーとを1:10の
分子比でT 4 D N A IJガーゼによる結合反
応を行なう。フェノール抽出、エタノール沈殿ののち、
これをさらにXhoIで処理すると両端がXhO■切断
末端となった約1,3KbのHBs抗原遺伝子フラグメ
ントが得られる。このフラグメントとXhoIで開裂さ
れたシャトルベクターPAM82とを分子比5:1にて
T4DNAリガーゼによりアニールさせたのち、前記(
1)′と同様にして大腸菌X 1776を形質転換して
プラスミドDNAを調製する。得られたプラスミドは、
ベクターpAM82のホスファターゼプロモーターの下
流にHBs抗原遺伝子が正しい向きに挿入されたもので
あり、これをPAS 101と称する。
ラスミドの調製 プラスミドp HB VをBamH■で処理して切断し
、その1(Bs 抗原遺伝子フラグメント3μmに対し
、200μMのαATL)1 αc −r p 、α−
r −r pおよびa G T Pを含む67 mM
トリス−HCl (pH8,6)、6.7 m M M
gCg2.10 mM2−メルカプトエタノール、5.
7 pM E DTA、 16.7mMA rn S
O,i溶液100 ttl 中で、T4DNAポリメラ
ーゼ0.2Uを30分間作用させ、BamH■切断末端
を埋める。ついてフェノール抽出、エタノール沈殿を行
なったのち、これとXhoIIJンカーとを1:10の
分子比でT 4 D N A IJガーゼによる結合反
応を行なう。フェノール抽出、エタノール沈殿ののち、
これをさらにXhoIで処理すると両端がXhO■切断
末端となった約1,3KbのHBs抗原遺伝子フラグメ
ントが得られる。このフラグメントとXhoIで開裂さ
れたシャトルベクターPAM82とを分子比5:1にて
T4DNAリガーゼによりアニールさせたのち、前記(
1)′と同様にして大腸菌X 1776を形質転換して
プラスミドDNAを調製する。得られたプラスミドは、
ベクターpAM82のホスファターゼプロモーターの下
流にHBs抗原遺伝子が正しい向きに挿入されたもので
あり、これをPAS 101と称する。
(4)形質転換酵母の調製
酵母としてサツカロミセス・セレビシェAH22[al
eu2、his 4 Can l (Cir+) )
(微工研条寄第312号)を用い、これをYPD培地(
2%ポリペプトン、1%イーストエキス、2%グルコー
ス)IQQm/に接紬し、30℃で一晩培養したのち、
遠心して集菌する。滅菌水20ゴにて菌体を洗浄し、つ
いで1.2Mンルビトールおよび100μ9/rdチモ
リアーゼ60,000 (生化学工業製)の溶液5ml
に懸濁させ、30℃で約30分間保ち、スフェロプラス
ト化スる。ついで、スフエロフラス) ヲ1.2 Mソ
ルビトール溶液で3回洗浄したのち、2M7/l、ビ)
−ル、10mMCaCβ2および10mMトリX−HC
/(pH7,5)の溶液0.6 me iこ@濁させ、
その60μβずつを小試験管に分注する。これに前記(
3)で調製した組換えプラスミドpAH203溶液30
μβを加え、充分混合し、さらに0、1 M cacn
2 (3t41)加えて最終濃度10mMCaC1゜と
し、室温に5〜10分間放置する。ついでこれに、20
%ポリエチレングリコール4000.10 m’M C
a(J2および10mMトリス−HCl(pH7,5)
溶液1麻ずつを加えて混合し、室温に20分間放置する
。この混合液0.2 dずつを45℃に保温された再生
培地(22襲ンルビトール、2%グルコース、0.7%
イーストニトロゲンベースアミノ酸、2%y P D、
20s/meヒスチジン、3悸寒天)10+++/に加
え、軽く混合させ、予め準備された1、2Mンルビトー
ル含有最小培地(0,7%イーストニトロゲンベースア
ミノ酸、2%クルコース、20μp/mlヒスチジン、
2%寒天)プレートに重層し、固化させたのち、30℃
で培養してロイシン非要求性酵母のコロニーを得る。こ
のコロニーを20μ97meヒスチジンを含むバルクホ
ルダーミニマムメディウムCTohe、ASet al
; J。
eu2、his 4 Can l (Cir+) )
(微工研条寄第312号)を用い、これをYPD培地(
2%ポリペプトン、1%イーストエキス、2%グルコー
ス)IQQm/に接紬し、30℃で一晩培養したのち、
遠心して集菌する。滅菌水20ゴにて菌体を洗浄し、つ
いで1.2Mンルビトールおよび100μ9/rdチモ
リアーゼ60,000 (生化学工業製)の溶液5ml
に懸濁させ、30℃で約30分間保ち、スフェロプラス
ト化スる。ついで、スフエロフラス) ヲ1.2 Mソ
ルビトール溶液で3回洗浄したのち、2M7/l、ビ)
−ル、10mMCaCβ2および10mMトリX−HC
/(pH7,5)の溶液0.6 me iこ@濁させ、
その60μβずつを小試験管に分注する。これに前記(
3)で調製した組換えプラスミドpAH203溶液30
μβを加え、充分混合し、さらに0、1 M cacn
2 (3t41)加えて最終濃度10mMCaC1゜と
し、室温に5〜10分間放置する。ついでこれに、20
%ポリエチレングリコール4000.10 m’M C
a(J2および10mMトリス−HCl(pH7,5)
溶液1麻ずつを加えて混合し、室温に20分間放置する
。この混合液0.2 dずつを45℃に保温された再生
培地(22襲ンルビトール、2%グルコース、0.7%
イーストニトロゲンベースアミノ酸、2%y P D、
20s/meヒスチジン、3悸寒天)10+++/に加
え、軽く混合させ、予め準備された1、2Mンルビトー
ル含有最小培地(0,7%イーストニトロゲンベースア
ミノ酸、2%クルコース、20μp/mlヒスチジン、
2%寒天)プレートに重層し、固化させたのち、30℃
で培養してロイシン非要求性酵母のコロニーを得る。こ
のコロニーを20μ97meヒスチジンを含むバルクホ
ルダーミニマムメディウムCTohe、ASet al
; J。
BacLeriol、、 113.727(1g73)
を参照〕(ごて培養して形質転換酵母サツカロミセス・
セレビシェAH22/pAH203を得る。
を参照〕(ごて培養して形質転換酵母サツカロミセス・
セレビシェAH22/pAH203を得る。
上記の方法において、組換えプラスミドp A H2O
3の代りにpAS 101、pAH201およびpAH
205を用い、それぞれ下記の形質転換酵母を得る。
3の代りにpAS 101、pAH201およびpAH
205を用い、それぞれ下記の形質転換酵母を得る。
サツカロミセス・セレビシェAH22/pAs10fサ
ツカロミセス・セレビシェAg22/PAH201サツ
カロミセス・セレビシェA行22/PAH205上記の
方法において、サツカロミセス・セレビシェAH22の
代りにサツカロミセス・セレビシIAH22pho80
Ca 1eu2his4 Can1 (Cir”))
(微工研条寄第509号)を用い、それぞれ下記の形
質転換酵母を得る。
ツカロミセス・セレビシェAg22/PAH201サツ
カロミセス・セレビシェA行22/PAH205上記の
方法において、サツカロミセス・セレビシェAH22の
代りにサツカロミセス・セレビシIAH22pho80
Ca 1eu2his4 Can1 (Cir”))
(微工研条寄第509号)を用い、それぞれ下記の形
質転換酵母を得る。
サツカロミセス・セレビシェAH22Ph080/PA
SIOIサツカロミセス・セレビシェAH22Ph08
0//pAIl(20エサツ力ロミセス・セレビシェA
H22Ph080/PAH203サツカロミセス・セレ
ビシェAH22phoso/pAHzos実施例1 前記参考例で得られた形質転換酵母AH22/PA)I
203を、20μ9/meヒスチジンを含むバルクホル
タ−ミニマムメディウム10罰入りのチューブ数本に接
種し、30℃で48時間培養する。
SIOIサツカロミセス・セレビシェAH22Ph08
0//pAIl(20エサツ力ロミセス・セレビシェA
H22Ph080/PAH203サツカロミセス・セレ
ビシェAH22phoso/pAHzos実施例1 前記参考例で得られた形質転換酵母AH22/PA)I
203を、20μ9/meヒスチジンを含むバルクホル
タ−ミニマムメディウム10罰入りのチューブ数本に接
種し、30℃で48時間培養する。
酵母エキス0.5 W/V%、サッカロース4W/V%
、硫酸アンモニウム0.5 W/V%、硫酸マグネシウ
ム0.05 W/V%を含有する3βの水溶液をオート
クレーフで121℃15分間滅菌を済ました培地に、上
記の10m1チユーブ中の培養物3本分を混合し、5β
ジャーファーメンタ−中で、温度22℃、pH6,2〜
6.5(コントロール)、攪拌回転数300 rPm、
溶存酸素3ppm(溶存酸素計により測定し、空気吹込
量調節によりコントロール)の条件下で36時1間培養
した。
、硫酸アンモニウム0.5 W/V%、硫酸マグネシウ
ム0.05 W/V%を含有する3βの水溶液をオート
クレーフで121℃15分間滅菌を済ました培地に、上
記の10m1チユーブ中の培養物3本分を混合し、5β
ジャーファーメンタ−中で、温度22℃、pH6,2〜
6.5(コントロール)、攪拌回転数300 rPm、
溶存酸素3ppm(溶存酸素計により測定し、空気吹込
量調節によりコントロール)の条件下で36時1間培養
した。
培養液1 dあたり5.8X10 個まで酵母菌か増殖
していた(コールタ−カウンターにて測定)。また培養
液10m1を取り、菌体を遠心分離により集菌し、グラ
スビーズ破砕機にて破砕しHB s抗原を抽出した後、
ラジオイムノアッセイ法〔AUSRIA−11(ダイナ
ホット社)〕にて、ヒト由来HBs 抗原精製標品を対
照としてHBs 抗原含有量を測定したところ、培養液
1 mlあたり0.16μgのHBs 抗原が産生され
ていた。
していた(コールタ−カウンターにて測定)。また培養
液10m1を取り、菌体を遠心分離により集菌し、グラ
スビーズ破砕機にて破砕しHB s抗原を抽出した後、
ラジオイムノアッセイ法〔AUSRIA−11(ダイナ
ホット社)〕にて、ヒト由来HBs 抗原精製標品を対
照としてHBs 抗原含有量を測定したところ、培養液
1 mlあたり0.16μgのHBs 抗原が産生され
ていた。
実施例2
前記参考例で得られた形質転換酵母AH22PhOs
o/pA S 101を、20μg/mlヒスチジンを
含むバルクホルダーミニマムメディウム10#Il入り
のチューブ士数本に接種し、30℃で48時間培養する
。
o/pA S 101を、20μg/mlヒスチジンを
含むバルクホルダーミニマムメディウム10#Il入り
のチューブ士数本に接種し、30℃で48時間培養する
。
酵母エキス0,5VV/V%、サッカロース4’W/V
%硫酸アンモニウム0.5 ’V%/〆V%、硫酸マグ
ネシウム0.05 W/V%を含有する滅菌済培地15
βを各3eづつ5基のジャーファーメンタ−に入れ、こ
れに各々3本つつの上記IQml!チューブ中の培養物
を加える。これらを$1表1こ記したことく、種々培養
条件を変えて培養を実施した。実施例1と同じく、増殖
菌体数の測定結果および産生HB s 抗原量の測定結
果を第1表に記す。
%硫酸アンモニウム0.5 ’V%/〆V%、硫酸マグ
ネシウム0.05 W/V%を含有する滅菌済培地15
βを各3eづつ5基のジャーファーメンタ−に入れ、こ
れに各々3本つつの上記IQml!チューブ中の培養物
を加える。これらを$1表1こ記したことく、種々培養
条件を変えて培養を実施した。実施例1と同じく、増殖
菌体数の測定結果および産生HB s 抗原量の測定結
果を第1表に記す。
手続補正書(自発ン
昭和59年5月29日
特許庁長官 殿
2発明の名称
形質転換酵母の培養方法
3補正をする者
事件との関係 特許出願人
注所 熊本県熊本市清水町大窪668番地名称 財団法
人化学及血清療法研究所 4代理人
人化学及血清療法研究所 4代理人
Claims (6)
- (1)酵母の抑制性酸性ホスファターゼプロモーターを
担うプラスミドに当該プロモーターの制御下にB型肝炎
ウィルスの遺伝子を組込んだ組換えプラスミドにより形
質転換された酵母を培養し、B型肝炎ウィルス表面抗原
を産生させる方法をこおいて、酵母エキス、無機アンモ
ニウム塩、無機マグネシウム塩およびグルコースまたは
サッカロースの一方または両方を含有する半合成培地を
用いることを特徴とする、形質転換酵母の培養方法。 - (2)無機アンモニウム塩か、硫酸アンモニウムまたは
塩化アンモニウムであり、無機マグネシウム塩が硫酸マ
グネシウムまたは塩化マグネシウムである特許請求の範
囲第(1)項記載の方法。 - (3)半合成培地中に、プロリンおよび非イオン系界面
活性剤を添加する特許請求の範囲第(1)項記載の方法
。 - (4)非イオン系界面活性剤がポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレンエーテルである特許請求の範囲第(3
)項記載の方法。 - (5)半合成培地に含有される各成分の濃度が、酵母x
−+ ス0.3〜1.0 ’W/V%、サッカロース
2〜4W/■係、硫酸アンモニウム0.5〜1.OW/
V%、硫酸マグネシウム0.01〜0.1W/V%、プ
ロリン0.01〜0,1■/at、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンエーテル5〜10 PPmである
l’請求の範囲第(1)項記載の方法。 - (6)酵母を培養するに際して、菌の対数増殖期前期に
おいて培養温度を25〜30℃、培地のpHを4〜5.
5、溶存酸素量を2〜5 PPmに保持し、対数増殖期
中期以後においては、培養温度を20〜24℃、培地の
pHを6.0〜7.0、溶存酸素量を2〜5 PPmに
保持する特許請求の範囲第(1)項記載の方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59053069A JPS60196185A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 形質転換酵母の培養方法 |
| CA000476515A CA1277264C (en) | 1984-03-19 | 1985-03-14 | Method for culturing transformed yeast |
| EP85103132A EP0157275B1 (en) | 1984-03-19 | 1985-03-18 | Method for culturing transformed yeast |
| DE8585103132T DE3575163D1 (de) | 1984-03-19 | 1985-03-18 | Verfahren zur kultivierung transformierter hefe. |
| KR1019850001787A KR920007680B1 (ko) | 1984-03-19 | 1985-03-19 | 형질전환된 효모의 배양방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59053069A JPS60196185A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 形質転換酵母の培養方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60196185A true JPS60196185A (ja) | 1985-10-04 |
| JPH0532022B2 JPH0532022B2 (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=12932527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59053069A Granted JPS60196185A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 形質転換酵母の培養方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0157275B1 (ja) |
| JP (1) | JPS60196185A (ja) |
| KR (1) | KR920007680B1 (ja) |
| CA (1) | CA1277264C (ja) |
| DE (1) | DE3575163D1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998044146A1 (en) * | 1997-04-03 | 1998-10-08 | Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. | Process for producing foreign proteins |
| JP5883780B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2016-03-15 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 酵母の培養方法 |
| WO2018159652A1 (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-07 | 三洋化成工業株式会社 | 有用物質の生産方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0233937B1 (en) * | 1985-08-15 | 1993-01-13 | Amgen Inc. | Fermentation methods for hepatitis vaccine production |
| US4895800A (en) * | 1985-11-26 | 1990-01-23 | Phillips Petroleum Company | Yeast production of hepatitis B surface antigen |
| US4816564A (en) * | 1986-01-31 | 1989-03-28 | Merck & Co., Inc. | Method for producing hepatitis B virus proteins in yeast |
| FI932248L (fi) * | 1991-09-18 | 1993-07-02 | Amgen Inc | Hepatit b-vaccinkomposition innehaollande ett gallsyrasalt |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NZ201705A (en) * | 1981-08-31 | 1986-03-14 | Genentech Inc | Recombinant dna method for production of hepatitis b surface antigen in yeast |
-
1984
- 1984-03-19 JP JP59053069A patent/JPS60196185A/ja active Granted
-
1985
- 1985-03-14 CA CA000476515A patent/CA1277264C/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-03-18 DE DE8585103132T patent/DE3575163D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-03-18 EP EP85103132A patent/EP0157275B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-03-19 KR KR1019850001787A patent/KR920007680B1/ko not_active Expired
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998044146A1 (en) * | 1997-04-03 | 1998-10-08 | Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. | Process for producing foreign proteins |
| JP5883780B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2016-03-15 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 酵母の培養方法 |
| WO2018159652A1 (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-07 | 三洋化成工業株式会社 | 有用物質の生産方法 |
| JP2018143100A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 三洋化成工業株式会社 | 有用物質の生産方法 |
| CN110337496A (zh) * | 2017-03-01 | 2019-10-15 | 三洋化成工业株式会社 | 有用物质的生产方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA1277264C (en) | 1990-12-04 |
| EP0157275A1 (en) | 1985-10-09 |
| KR920007680B1 (ko) | 1992-09-14 |
| DE3575163D1 (de) | 1990-02-08 |
| JPH0532022B2 (ja) | 1993-05-14 |
| KR850006549A (ko) | 1985-10-14 |
| EP0157275B1 (en) | 1990-01-03 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |