JPS6020375B2 - ラクタムの製法 - Google Patents

ラクタムの製法

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JPS6020375B2
JPS6020375B2 JP7185274A JP7185274A JPS6020375B2 JP S6020375 B2 JPS6020375 B2 JP S6020375B2 JP 7185274 A JP7185274 A JP 7185274A JP 7185274 A JP7185274 A JP 7185274A JP S6020375 B2 JPS6020375 B2 JP S6020375B2
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JP
Japan
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acetone
ditetrafluoroborate
oxime
lactam
acetic acid
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JP7185274A
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JPS514163A (en
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潤二 竹内
文夫 岩田
賢二 久保
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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【発明の詳細な説明】 この本明はシクロアルカノンオキシムをべツクマン転位
してラクタムを製造する方法に関するものである。
シクロアルカノンオキシムをべックマン転位させてラク
タムを製造する方法として、従来からシクロアルカノン
オキシムを濃硫酸、発煙硫酸、ポリ燐酸などの鉱酸とと
もに加熱する方法が公知である。
しかしながら、このような鉱酸を使用する場合、ベック
マン転位反応生成物からラクタムを回収する際に、アル
カリで中和する必要があり、多量の副生塩が生成し、ま
た、このような鉱酸を回収する際に、ベックマン転位反
応生成物を水で充分に稀釈してその中に含まれるラクタ
ムを抽出、分離取得し、柚残液を脱水濃縮する方法があ
るが、ラクタムの回収率が充分ではなく、かつ多大の熱
エネルギーを必要とするなどの欠点がある。そこで、こ
の発明者らは、このような創生塩を生成することなく、
しかも転位剤を簡単な操作で回収して、これを転位反応
に循環使用する方法について鋭意研究した結果、この発
明に到達した。
すなわち、この発明は、シクロアルカノンオキシムをバ
リウムジテトラフルオロボレートまたはチンクジテトラ
フルオロボレートにより、アセトンー酢酸混合溶媒中で
べツクマン転位させることを特徴とするラクタムの製法
に関するものである。この発明の反応は次の反応式に示
されるように進行する。
(ただし、式中のMは舷またはZnを表わし、nは3〜
11の整数を表わす)すなわち、シクロアルカノンオキ
シムとバリウムジテトラフルオロボレートまたはチンク
ジテトラフルオロポレートとを反応させると、一旦、シ
クロアルカノンオキシム・:フッ化ホウ素鍵体とバリウ
ムモノフルフルオロボレートまたはチンクモノフルオロ
ボレートとが生成し、シクロアルカノンオキシム・ニフ
ツ化ホウ素鍔体はべツクマン転位によってラクタム・ニ
フッ化ホウ素鍵体に変換され、ラクタム・ニフッ化ホウ
素鍔体とバリウムモノフルオロボレートまたはチンクモ
ノフルオロポレートとが反応してラクタムとバリウムジ
テトラフルオロボレートまたはチンクジテトラフルオロ
ボレートとが生成する。
従って、ラクタムが遊離されるとともに、バリウムジテ
トラフルオロボレートまたはチンクジテトラフルオロボ
レートは回収され、ベックマン転位反応へ循還使用され
る。この発明の方法で使用するシク。
アルカノンオキシムは次の一般式、(ただし、式中のn
は前記と同じ) で表わされ「その例として、シクロブタノンオキシム、
シクロベンタノンオキシム、シクロヘキサノンオキシム
、シクロヘフ。
タノンオキシム、シクロオクタノンオキシム、シクロノ
ナノンオキシム、シクロデカノンオキシム、シクロウン
デカノンオキシム、シクロドデカノンオキシムなどがあ
げられる。また、この発明の方法で使用する転位剤は次
の一般式で表わされるバリウムジテトラフルオロボレー
ト、チンクジテトラフルオロボレートである。
M(BF4)2 (ただし、式中のMは前記と同じ) これらの転位剤は高純度のものが要求されるので、例え
ば、バリウムジテトラフルオロボレートの調整法として
は無水フッ化バリウムに過剰のエーテル・:フツ化ホウ
素鍵体または酢酸・三フツ化ホウ素銭体を反応させるの
が適当であり、またチンクジテトラフルオロポレートの
調整法としては無水フツ化亜鉛に過剰のラクタム・ニフ
ツ化ホウ素鍵体を反応せるのが適当である。
シクロアルカノンオキシムに対する転位剤の使用割合は
、シクロアルカノンオキシム1モルに対して転位剤を過
剰量の2〜10モル使用するのが適当であり、特に3〜
5モルが好ましい。
この範囲以下ではラクタムの選択率が低下し、この範囲
以上では転位剤を溶解させるのに多量の混合溶媒が必要
となるので好ましくない。この反応はアセトン−酢酸混
合溶媒中で行なわれ、アセトンと酢酸との好ましい混合
割合は、アセトン10〜60モル%に対して酢酸40〜
90モル%の範囲である。
反応温度は120〜160ooが適当であり、特に13
0〜150qoが好ましい。反応温度がこの範囲より低
いとラクタムの選択率が低下し、この範囲より高いと混
合溶媒が分解するので好ましくない。また反応圧力は混
合溶媒を加熱する際に発生する圧力で充分であるが、さ
らに加圧してもよい。この発明の方法を実施することに
よって、シクロアルカノンオキシムのほぼ全量が反応す
るので高収率でラクタムを製造することができるが、少
量のシクロアルカノンが創生する。
従って、反応生成液中にはラクタム、シクロアルカノン
、混合溶媒および転位剤が含まれており、このような反
応生成物からラクタムを取得し、転位剤を回収するには
通常の操作によって直接蒸留してもよいが、さらに有利
には次のような操作によって行なわれる。
すなわち、反応生成液を常圧蒸留して、まずアセトンの
み、またはアセトンと酢酸の一部を留去した後、これに
ク。
ロホルム、四塩化炭素などの塩素化炭化水素、またはベ
ンゼン、トルェン、キシレンなどの芳香族炭化水素を加
えて、反応生成液中に含まれている転位剤の溶解度を低
下させて、転位剤を沈殿として析出させ、これを減圧炉
過してほぼ定量的に転位剤を結晶として回収し、一方の
炉液を減圧蒸留して先に加えた前記塩素化炭化水素また
は芳香族炭化水素、酢酸、シクロアルカノンを留去した
後、ラクタムを残留物として取得する操作である。この
発明の方法によって得られるラクタムは次の一般式、(
ただし、式中のnは前記と同じ) で表わされる原料のシクロアルカノンオキシムに対応す
るラクタムである。
この発明の方法を実施することによって、シクロアルカ
ノンオキシムから創生塩を生成することなくラクタムを
製造することができるとともに、その際に用いられた転
位剤をそのままの形態でほぼ定量的に回収し、ベックマ
ン転位反応に循環使用することができる。
なお蒸留回収されたアセトンおよび酢酸も混合溶媒とし
て循環使用することができる。次に、この発明の実施例
および比較例を示す。
実施例 1バリウムジテトラフルオロボレート50夕の
アセトン−酢酸混合溶媒(ァセトンモル分率40%)1
50の‘をオートクレープ中で13000に加熱してお
き、これにシクロヘキサノンオキシム4.0夕のアセト
ンー酢酸混合溶媒(アセトンモル分率40%)50肌を
135〜14ぞ○で7分間で圧入した。
反応終了後、反応生成液から主にアセトンを留去した後
、クロロホルム300のとを加え、バリウムジテトラフ
ルオロボレートを沈殿として析出させ、炉別した。この
結晶は49夕であり回収率98%であった。一方の炉液
を蒸留してクロロホルムおよび酢酸を蟹去し、シクロヘ
キサノン0.3夕を留出させ、残留物としてごーカプロ
ラクタム3.60夕を得た。この収率は90%であった
。実施例 2 バリウムジテトラフルオロボレート50夕のアセトンー
酢酸混合溶媒(アセトンモル分率28%)150の‘を
オートクレープ中で130ooに加熱しておき、これに
シクロヘキサノンオキシム4.0夕のアセトン−酢酸混
合溶媒(アセトンモル分率28%)50私を136〜1
45℃で7分間で圧入した。
反応終了後、反応生成液から主にアセトンを留去した後
、四塩化炭素300m‘を加え、バリウムジテトラフル
オロボレートを沈殿として析出させ、炉別した。この結
晶は49.5夕であり回収率は99%であった。一方の
炉液を蒸留して四塩化炭素および酢酸を蟹去し、残留物
としてご−カプロラクタム3.5夕を得た。この収率は
87.5%であった。実施例 3 実施例2で回収されたバリウムジテトラフルオロボレー
ト49.5夕のアセトン−酢酸混合溶媒(アセトンモル
分率30%)100私をオートクレープ中で130℃に
加熱しておき、これにシクロヘキサノンオキシム4.0
夕のアセトンー酢酸混合溶媒(アセトンモル分率30%
)50の‘を130〜150qoで7分間で圧入した。
反応終了後、反応生成液から王にアセトンを留去した後
、キシレン300の‘を加え、バリウムジテトラフルオ
ロボレートを沈殿として析出させ、炉別した。この結晶
は49.0夕であり回収率は99%であった。一方の炉
液を減圧蒸留してご−カプロラクタム3.4夕を得た。
この収率は85%であった。実施例 4 バリウムジテトラフルオロボレート4.0夕のアセトン
ー酢酸混合溶媒150机をオートクレープ中で130o
oに加熱しておき、これにシクロヘキサノンオキシム1
.0夕とバリウムジテトラフルオロボレート10夕のア
セトンー酢酸混合溶媒50叫を13o〜150qoで7
分間で圧入した。
このときの反応液のアセトンモル分率は26%であった
。反応終了後、実施例1と同様に後処理して、バリウム
ジテトラフルオロポレート13.8夕(回収率98.5
%)およびz−カプロラクタム0.85夕(収率85%
)を得た。実施例 5 チンクジテトラフルオロボレート39夕のアセトンー酢
酸混合溶媒(アセトンモル分率30%)150の上とシ
クロヘキサノンオキシム4.0夕のアセトン−酢酸混合
溶媒(ァセトンモル分率30%)とを実施例1と同様に
反応させた。
反応終了後、実施例1と同機に後処理して、チンクジテ
トラフルオロポレート38.6夕(回収率99%)およ
びご−カプロラクタム3.5夕(収率87.5%)を得
た。比較例 1バリウムジテトラフルオロボレート25
夕の酢酸溶媒100のZとシクロヘキサノンオキシム3
.0夕の酢酸溶媒50の‘とを実施例1と同様に反応さ
せた。
反応終了後、反応生成液を蒸留してご−カプロラクタム
1.8夕(収率60%)を得た。比較例 2 バリウムジテトラフルオロポレート50夕のアセトン溶
媒150机とシクロヘキサノンオキシム4.0夕のアセ
トン溶媒50の‘とを実施例1と同様に反応させた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シクロアルカノンオキシムをバリウムジテトラフル
    オロボレートまたはチンクジテトラフルオロボレートに
    より、アセトン−酢酸混合溶媒中でベツクマン転位させ
    ることを特徴とするラクタムの製法。
JP7185274A 1974-06-25 1974-06-25 ラクタムの製法 Expired JPS6020375B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7185274A JPS6020375B2 (ja) 1974-06-25 1974-06-25 ラクタムの製法

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JP7185274A JPS6020375B2 (ja) 1974-06-25 1974-06-25 ラクタムの製法

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JPS514163A JPS514163A (en) 1976-01-14
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