JPS60207376A - 高速静電誘導サイリスタおよびその製造方法 - Google Patents

高速静電誘導サイリスタおよびその製造方法

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JPS60207376A
JPS60207376A JP59064419A JP6441984A JPS60207376A JP S60207376 A JPS60207376 A JP S60207376A JP 59064419 A JP59064419 A JP 59064419A JP 6441984 A JP6441984 A JP 6441984A JP S60207376 A JPS60207376 A JP S60207376A
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JP
Japan
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region
impurity density
anode
cathode
charge carrier
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JP59064419A
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Yoshio Nakamura
中村 佳夫
Hiroshi Tadano
博 只野
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Publication date
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Publication of JPS60207376A publication Critical patent/JPS60207376A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P34/00Irradiation with electromagnetic or particle radiation of wafers, substrates or parts of devices
    • H10P34/40Irradiation with electromagnetic or particle radiation of wafers, substrates or parts of devices with high-energy radiation
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D62/00Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
    • H10D62/50Physical imperfections
    • H10D62/53Physical imperfections the imperfections being within the semiconductor body 
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D62/00Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
    • H10D62/80Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials
    • H10D62/83Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials being Group IV materials, e.g. B-doped Si or undoped Ge
    • H10D62/834Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials being Group IV materials, e.g. B-doped Si or undoped Ge further characterised by the dopants

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、大電流の高速スイッチングが可能で、かつ高
阻止電圧および低順方向電圧降下の特徴を有する静電誘
導サイリスタおよびその製造方法に関し、特にスイッチ
ング速度を向上させる構造およびその形成方法に関する
静電誘導サイリスタ(以下sI’rhyと称す)は、n
チャネル型の場合、基本的にはpnn ダイオード或い
はp+n n n+ダイオードのカソードとなる討領域
の近傍にp+のゲート頭切をメツシー状或いはストライ
プ状に設けた構造を有する。従来のsi’rhyの断面
構造の例を1ユニット分だけ第1図に示す。
第1図(、)は、表面ダート構造のsi’rhyの比較
的n一層14の厚いものの代表例の断面図である。第1
図(b)は、表面ダート構造の5IThyの比較的n一
層】4が薄く、かつp+アノード領域12に隣接してn
層15が薄く設けられたものの代表例の断面図である。
同じ作用をする領域は同じ記号を用いである。n−領域
14におけるp ゲート13とp ゲート13、の間を
チャネルと称し、5IThyの導通時においては、該チ
ャネルを荷電担体が流れ、遮断時においては、該チャネ
ル内に誘起されたポテンシャル障壁が荷電担体の流れを
阻止する。遮断時において、デート13とカソード11
間に逆バイアス電圧を印加してチャネル内にポテンシャ
ル障壁を誘起させ、荷電担体の流れを阻止するようにな
されたものをノーマリイ・オン型5IThyと称する。
言い換えれば、ケゝ−ト13とカソード11間のバイア
ス電圧を零にしたときに導通状態になるものをノーマリ
イ・オン型sr’rhyと言う。これに対し、ゲート1
3とカソード11間のバイアス電圧が零であっても、チ
ャネル内にダート拡散によりビルトインポテンシャルに
よる障壁が誘起されていて、電流の遮断が可能なように
なされたものをノーマリイ・オフ型5IThyと云う。
ノーマリイ・オフ型sI’rhyを導通状態に導くため
には、デートとカソード間に順バイアスを印加すれば良
い。ノーマリイ・オン型およびノーマリイ・オフ型いず
れの5IThyも、ケ中−トかカソード間のバイアス電
圧を変化させるだけでアノード電流の導通および遮断を
制御するこ(5) とが可能である。即ち、ケ8−トターンオフ動作が可能
であることが大きな特徴である。更に、5IThyは従
来のpnpn四層構造で構成されるケ9−トターンサイ
リスタ(以下GTOと称す)に比較して、順方向電圧降
下が低い、スイッチング速度が速い、dI/dtおよび
av/dt耐量が大きい等の特徴を有している。このよ
うに大電力を扱えるスイッチングデバイスとしての従来
の5IThyはGTOに較べて幾つかの勝れた特徴を有
しているが、スイッチング速度、とりわけターンオフ過
程における電流降下時間がGTOよりも格段に速いもの
の2〜5μ8ee程度であり、高速のスイッチング速度
が要求される・ぐルス幅変調方式による電動機の制御や
スイッチング電源への応用には速度的に不十分であった
スイッチング速度があまり速くないと制御周波数を高く
した場合、スイッチング損失が大きくなり、装置の放熱
設計が複雑かつ大型化してしまうことになる。装置を簡
単かつ小型にしようとすれば制御周波数を低くせざるを
得す、該周波数が人間の可聴周波数に止まれば装置の出
す騒音が作業者に(6) に不快感を与え、また防音の処置を施こそうとすれば結
局大型化を招くと云う矛盾を生むことになる。更に、ト
ランス等インダクタンス機器はその重畳が周波数の自乗
に反比例する°と言われており、周波数を高くすること
の利点は多大なものであるが、低損失の高速スイッチン
グデバイスの提供ができ彦い状況にあるため、そのよう
に周波数を高くするとスイッチング損失が大きくなり、
小形軽量、無損失の高効率の装置を得ることができなか
った。
そこで、先ず従来の5IThyのtfが何故そんなに速
くならないかを第2図を用いて説明する。第2図は従来
の代表的な表面ゲート型5IThyの断面構造を示す図
(第1図(b)と同じ)に、等価回路図を重ねて示した
ものである。5ITbyが導通状態にある時は、バイポ
ーラモード静電誘導トランジスタ(以下BSITと称す
)]+ 、pnp )ランノスタQ2およびQ3は全部
導通状態になっている。今、5IThyをターン・オフ
させようとする時、r−)とカソード間に逆バイアスを
印加する。ダートに逆バイアスが印加されると、チャネ
ル内のホールはダートに高速に流れ込み、チャネル内に
ポテンシャル障壁が誘起されてカソードからの電子の注
入がなくなり、BSITQ、はカットオフする。その結
果、カソード電流■□はきわめて高速に遮断できるが、
一方、アノード電流■いは次に述べる理由でそんなに高
速にはカットオフしない。アノード電流■□がそんなに
高速でないのは、第2図に示すpnpトランジスタQ2
およびQ3が高速に遮断されずp+アノード領域からホ
ールの注入がある時間続き、このホールはダート電流■
。とじてダートに抜けるためである。pnp )ランノ
スタQ2およびQ3が高速に遮断されない理由は、pn
p )ランジスタのペースになるn一層のポテンシャル
がpnp )ランノスタのエミッタとなるp+アノード
領域からホールを注入させるのに十分な値をある時間保
つことによる。ターンオフ過程において、p+アノード
領域からホールが注入し続ける時間は、導通時にn−領
域にカソードから注入されていた電子が、p+アノード
前面にどれくらいの量残り続けるかに依存する。即ち、
同じ厚さのn一層を持つsr’rhyでは荷電担体の寿
命が長い程、前記のホールの注入は長い時間続く。また
、荷電担体の寿命が同じn一層を持つ5IThyでは、
n一層の厚さが薄い程、前記のホールの注入は長い時間
続く。
第3図は、従来のsI’rhyのターンオフ過程の上記
説明を実証する一つの実験結果を示すグラフである。第
3図(a)はダート電流■。、アノード電流■いおよび
カソード電流■kを各々独立に観測したもの、第3図(
b)はオシロスコープ上でケ゛−ト電流I。とアノード
電流IAを加算して表示させた波形である。
第3図から明白なようにターンオフ過程において、Ik
がきわめて高速に切れ、■□−〇となった後、Io十I
A−〇が観測されている。即ち、−I o=I Aとな
っておりカットオフに移行する過程でのアノード電流■
6はそのままケ8−ト電流■。とじて流れ出ていること
を示している。第4図は、従来のsI’rhyのターン
オフ過程の上記説明を実証する他のもう一つの実験結果
を示すグラフである。
第4図(a)は、n一層の厚さが400μm、不純物書
(9) 度が2X10 cm のsI’rhyのスイッチング波
形、第4図(b)はn一層の厚さが同じく400μm、
但しn一層の不純物密度が5X10 cm の5ITh
yのスイッチング波形である。第4図の(a)と(b)
を比較するとn一層の厚さは同じであるがアノード電流
■。
の降下時間tfは(b)の方が長いことが分る。通常、
担体寿命は不純物密度の低い方が長い訳であるから、前
述の説明の正当性をこれらのグラフは示している。更に
第4図(c)は、n一層の厚さが50μm1n一層の不
純物密度が2 X 10”cm−3のsI’rhyのス
イッチング波形である。
第4図の(、)と(c)を比較すると、n一層の不純物
密度は同じであっても、電流降下時間1fは(C)の方
が非常に長いことが分る。担体寿命が同程度であっても
、n一層の厚みの薄い方が、p+アノード領域前面の電
子密度が高くp+アノード領域からのホールの注入を引
起していることをこれらは示している。
以上の解釈から、n一層の不純物密度をできるだけ高く
、n一層の厚さをできるだけ厚くすると電流降下時間t
fは速くなる筈であるがアノード電流IAの(10) 立上り時間t が非常に遅くなるし、またS■Thyと
r して動作させ得ること、およびsI’rhyの特徴を有
すことを保証しようとすると、n一層の不純物密度およ
び厚さの可能な範囲は限定せざるを得ない。
即ち、p+ダートとiケ゛−トとの間のチャネルに、ケ
9−トとカソード間のバイアス電圧のみで電流を遮断し
得るポテンシャル障壁を誘起し得ること、およびn一層
の不純物密度の範囲、或いは電流阻止時には、数100
V乃至数1.000Vのアノード電圧を阻止し、導通時
には09SV程度から数v程度迄の順方向電圧降下が実
現可能なn一層の不純物密度と厚さに制限される。これ
らの制限内でのn一層の不純物密度と厚さの選択では、
電流降下時間1fを1μ9ee以下にすること、それも
01μ8ee程度かそれ以下にすることはきわめて困難
である。
本発明の目的は、上記の事情に鑑み高速スイッチングを
可能ならしめる構造のsI’rhyおよびその製造方法
を提供することにある。更に具体的に言えば、ターンオ
フ過程における電流降下時間tfが容易に1μSee以
下になるようなS IThyおよびその製造方法を実現
することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、低不純物密度領
域と、その低不純物密度領域と反対導電型の高不純物密
度のアノード領域と、前記低不純物密度領域を挾んで前
記アノード領域に対向しそのアノード領域と反対導電型
の高不純物密度のカソード領域と、そのカソード領域の
近傍に形成されたカソード領域と反対導電型のケ゛−1
領域を有する静電誘導サイリスタにおいて、前記低不純
物密度領域の中の特定部分に陽子線を照射することによ
多形成された荷電担体寿命を減少させる領域を設けたこ
とを特徴とするものである。
また、本発明の一態様によれば、前記アノード領域に隣
接して、前記アノード領域とは反対導電型の比較的不純
物密度の高い薄層領域が設けられたことを特徴とする。
また、本発明による前記sr’rhyを製造する方法は
、従来と同様の静電誘導サイリスクの構造の半導体装置
を形成する工程と、その半導体装置に放射線を照射し、
前記低不純物密度領域の中の特定部分に荷電担体寿命を
減少させる領域を形成する工程と、前記照射によって形
成された前記荷電担体寿命を減少させる領域v外の比較
的欠陥密度の低い領域の半導体結晶格子の損傷を回復さ
せる工程とを有している。
その製造方法の一態様によれば、前記低不純物密度領域
の中に荷電担体寿命を減少させる領域を形成する工程に
おいて照射する陽子線としてはIMeV乃至10 Me
Vのエネルギーを持つ陽子線を用いる。また、その照射
量としては約1012乃至1014陽子粒/crn2ま
での放射線量とするのが良い。
また、本発明の製造方法の一態様においては、前記照射
によって形成された前記荷電担体寿命を減少させる領域
以外の比較的欠陥密度の低い領域の半導体結晶格子の損
傷を回復させる工程が、300乃至450℃の温度で3
0乃至60分までアニールするアニール工程として構成
される。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
(13) 第5図は、本発明の構造と効果を説明するだめの、表面
ケ8〜ト構造のnチャネル5IThyの実施例の断面構
造の図である。第5図(a)はn一層54が比較的厚く
、アノード電流阻止時に、アノードに印加されている最
大阻止電圧によってp ケゝ−ト53とp+アノード5
2との間の電界分布かp ケ゛−ト53とn一層54の
接合付近で最大電界と々る三角状をなし、p+アノード
52の前面のn一層54に中性領域が残ることによる電
界が零となる領域を持たせた構造の5IThyである。
第5図(b)は、n一層が比較的薄く、p アノード5
2の前面に隣接して比較的不純物密度の高いn層の薄層
領域55を設けたものでアノード電流阻止時に、アノー
ドに印加されている最大阻止電圧によって、p+ゲート
53とp+アノード52との間の電界分布か、p ゲー
ト53とn一層54との接合付近で最大電界となる四辺
形状をなし、比較的不純物密度の高い1層55が中性領
域として残っているようにした構造の8IThyである
。第5図の(a)および(b)には同じ作用を持つ領域
には同じ記号を用いである。第5図(、)(14) の構造の5IThyのアノード側の接合は、■×101
2乃至2X10 cm の不純物密度を有するn形シリ
コン基板にボロンを拡散して容易に得られる。
第5図(b)の構造の5IThyのアノード側の接合は
、1×10 乃至lXl0 cm の不純物密度を有す
るp形シリコン基板に不純物密度を制御した連続気相エ
ピタキシャル成長を行って容易に得られる。第5図(a
)および(b)のいずれの場合もp+アノード52と対
向する面に形成されるn+カソード領域51およびp″
−ケ゛−ト領域53は、層カソード領域51に対しては
リン或いはヒ素、p+ダート領域53に対してはボロン
を選択拡散して得られる。
第5図(a)および(b)のいずれの構造においても本
発明による特徴はn一層54の中に、陽子線を照射する
ことによって形成した荷電坦体寿命を減少させた領域5
6を設けたことである。更に、該領域56は陽子線のエ
ネルギーを制御することによりn一層54内の所望の位
置に設けることが可能であり、荷電担体寿命の減少の程
度は、陽子線の照射量と照射後のアニール工程によって
選択することが可能である。このような荷電担体寿命を
減少させた領域56を所望の位置に設けた最大の効果の
一つは、前述の従来のsI’rhyのターンオフ過程の
説明における第2図の等価回路のpnp)ランノスタQ
2およびQ3のベース(n″′層)に蓄積されている荷
電担体の消滅を促進し、Q2およびQ3が高速にカット
オフすることである。即ち、5IThyの電流降下時間
t、がきわめて高速になることである。
更に、本発明の効果の一つは、該領域56 f n一層
54の成る位置に局在させることにより、n″−カソー
ド領域51およびp+ケゝ−ト領域53の近傍は元の荷
電担体寿命が保存されており、デバイスの動作および特
性に支障を来たさないことである。
陽子線をカソードおよびケ゛−トが構成される表面から
照射することによって引起されるn カソード領域51
およびp″−ケ゛−ト領域53の近傍の結晶格子の損傷
は、アニール工程で簡単に回復し得る。
陽子線の照射は、必要に応じて、カソード側表面からか
、まだはアノード側表面からかのどちらからでも行える
。該照射はシリコンウェーハ上に従来の5IThyを形
成する全ての工程が完了してからでも良いし、アルミニ
ウム等の電極配線を施す前であっても良い。後者の場合
は、後述するが、照射量およびアニール工程に成る条件
が付与される。
荷電担体寿命を減少させる従来技術としては、金捷たは
同様な重金属を拡散することが行われているが、金の拡
散処理には困難な問題が存在する。
それは、シリコン中の金が非常に速い速度で拡散し、金
を拡散した領域を任意の場所に限定することが困難であ
り、大概はシリコンウェーッ・全域に及ぶことである。
金が層カソード領域およびp+ゲート領域の近傍に及べ
ば、該近傍の荷電担体寿命を減じることとなシ、デバイ
スの順方向電圧降下の増大、およびケ゛−ト感度の低下
を招く。更には、静電誘導サイリスタとしての必要条件
を満さなくなる。即ち、n カソード領域およびp ダ
ート領域近傍で構成されているBS ITのケゝ−ト接
地電流増幅率αBSITの低下を招き、αBSITとp
+アノード、n一層およびp ゲートで構成されるpn
p トランジスタのペース接地電流増幅率α、n、との
和(17) aBSIT+α が1より小さくなりラッチアップnp しなくなる。αBSIT+αpnp〈1の条件下でも高
速スイッチングは可能であるが、順方向電圧降下は増大
するし、またこのようなデバイスを導通状態に保つため
にはダート電流をかなり流し込1なくてはならない。本
発明の5IThyは、荷電担体寿命の減少した傾城が電
流降下時間t、の改善に有効々位置にのみ局在化できる
ためケ゛−ト感度が高く、順方向電圧降下の増加も必要
最小限に抑えることができ、低損失かつ高効率の高速ス
イッチングデバイスとなる。
次に、本発明による実施例の5IThyについて、陽子
線の照射およびアニールの条件と電気的特性の改善の関
係を述べる。先ず、第2図(b)に示すような従来型の
S r’rhyを製作した。不純物密度が約5×101
8crn−3、厚さが350μmのp形基板(これはp
+アノードとなる)に最初約2 X 1016cm−3
のn形層を約15μmエピタキシャル成長させ、次に連
続して約1×10 cm のn一層を約50μmエピタ
キシャル成長させる。このようにして得られた(18) シリコンウェーハに、n一層側表面から選択拡散を重ね
、拡散深さ3.5μmのpゲート領域および拡散深さ0
.5μmのn カソード領域を形成した。その後、厚さ
5μmのアルミニウム電極配線を施した。p+ダートと
′p+ダートの間のチャネルは、その幅が1、5μmに
なっている。尚、チップサイズは7×10鴫2である。
このように製作した従来型の5IThyの特性は第6図
のようであった。第6図(a)は、縦軸がアノード電流
■え、および横軸がアノード、カソード電圧■AKを示
すところのS ITh)’の静特性である。ダート、カ
ソード間電圧V。Kが零のとき、S I’rhyはOF
’F’ s vGKが約0.8VC7)とき(ゲートに
電流を流し込んだとき)ONであシ、典型的なノーマリ
イ・オフ型sI’rhyのスイッチ特性を示している。
アノード電流■いが5OAのとき、順方向電圧降下は約
1■であることが分る。また、該sx’rhyの最大順
方向阻止電圧は600vであった。
第6図(b)は、縦軸がゲート電流■。およびアノード
電流■Aヲ示し、横軸が時間を示すところの従来の5I
Thyのスイッチング波形である。ダート電流I、を、
5IThyをターンオンさせたいタイミングにケゝ−ト
にパルス的に流し込み、ターンオフさせたいタイミング
に・ぐルス的にケ8−トから引抜くようにして測定した
。典型的なラッチアップ動作がこの図に示されている訳
である。アノード電流XAの立上り時間t は20 n
5ecと超高速であるが、降下時間t、は5μ8eeと
遅いことが分る。更に、ターンオフ過程に1μsecの
ストレーノ時間tstgも観察されている。
このような特性を有する従来型の5IThyのアルミニ
ウム電極形成後のウェー・・に対してカソードを形成し
た方の面から陽子線を2 MeVのエネルギーで約1×
10 陽子粒/crn2の照射量だけ照射し、第5図(
b)に示したような本発明の構造のsI’rhyを製作
した。2 MeVのエネルギーを持つ陽子線はウェーハ
表面から約45μmの深さまで透過する。放射線の照射
による結晶格子への損傷の度合は、放射線の透過深度近
傍が通過経路の領域よシ甚しく大きい。従って、荷電担
体寿命を減少させた領域は本実施例の場合、表面より約
45μmの深さの近傍に局在していることになる。陽子
線の照射後アニールを施さない状態では、該照射によっ
てカソード領域およびダート領域の近傍に、比較的少な
いが、結晶格子の損傷があるため、該近傍で構成されて
いるBS ITの特性が著しく劣下しており、5ITh
y特性は得られない。
次に、カソード領域およびケ゛−ト領域近傍の、陽子線
の照射によって導入された比較的小さい結晶格子の損傷
を回復させるべく前記の構成の5IThyにアニールを
施した本発明の構造のsI’rhyの特性を示す。第7
図、第8図、第9図および第10図は、各々アニール条
件を3ec℃で60分、350℃で60分、400℃で
60分、および450℃で30分としてアニールしたも
のの特性の図である。各番号の図において、(a)はア
ノード電流工□対アノード、カソード間電圧vAKの、
ダート電流Ioを・々ラメータとした静特性であり、(
b)はダート電流■。とアノード電流降下時間のスイッ
チング波形である。第7図乃至第10図のいずれも(a
)の静特性を見ると、ゲート電流■。の幾つかの・ぐラ
メ(21) りに対してもブレークオーバし、サイリスタ動作をして
いることが分る。即ち、前記アニール条件で基本的なs
I’rhy動作が可能までに、n カソード領域および
p ゲート領域近傍の結晶格子の損傷が回復しているこ
とが示されている訳である。但し、順方向電圧降下はア
ニール条件に依存し、第7図乃至第10図の各々(&)
の静特性から、了ノード電流IAが5OAのとき、各/
F3V、2V、1.IVおよび1vと読み取ることがで
きる。400℃で60分および450℃で30分のアニ
ール条件では、順方向電圧降下に関する限シ殆んど従来
型のsx’rhyと同様な低い値になっていることが分
る。
第7図乃至第10図の各々(b)のスイッチング波形を
見ると、本発明の効果が、とりわけターンオフ過程にお
いて顕著に見えれる。即ち、各々の電流降下時間tfが
、50 n5ec 、 120nsec 、 300n
secおよび600 n5ecになっている。これらの
値は従来型の5ITh>’の電流降下時間tfO値の、
約100倍から約10倍の速度が達成されていることを
表わしている。特に、蓄積時間tstgに関しては、(
22) 450℃で30分(第10図(b))のアニール条件の
5IThy (tstg = 100 n5ec )を
除いて殆んど読み取れない程度の小さな値となっている
し、立上り時間t は、若干遅くはなるものの最も遅い
300℃で60分のアニール条件の5IThyでさえ1
00nsecと超高速である。前記順方向電圧降下vo
n(■□=5OAのとき)および降下時間t、とアニー
ル条件の関係をグラフにして示しだものが、第11図で
ある。第11図の中に従来型のst’rhyO値も示し
であるが、該図に見られるように本発明の効果は歴然で
ある。更に第11図は、陽子線照射によって導入した荷
電担体寿命を減少させた領域の結晶格子の損傷がアニー
ル温度を上げることにより次第に回復してくることを示
している。
450℃で30分アニールしたsI’rhyの場合は、
前記スイッチング特性を測定したアノード電流IAより
も、更にアノード電流IAヲ大きくした場合、例えば1
00Aでスイッチング特性を測定すると蓄積時間tst
gは約2μsec程度にまで増加する。
このことは、450℃で30分のアニールで、陽子線の
照射によって得られた荷電担体寿命を減少させた領域の
結晶格子の損傷が大分回復していることを示している訳
である。他のより低いアニール温度でアニールをした場
合も、更に例えば100Aよりアノード電流工Aヲ相当
大きくすれば蓄積時間tstgは増加する。結晶格子の
損傷領域で荷電担体が再結合する割合よりも、かなり多
くの荷電担体がn一層に注入されてくれば、当然荷電担
体が蓄積される割合が大きくなることの結果である。蓄
積時間tstg kできるだけ小さく抑えたいとすれば
sI’rhyに流す電流を成る程度まで制限すれば良い
第11図のグラフと前記説明から次のことが言える。即
ち、順方向電圧降下が比較的高くとも、超高速スイッチ
ングが行なえて、かつ大きなアノード電流IAを流した
いと言うような要求に対しては300℃乃至350℃程
度の比較的低温のアニールを、一方順方向電圧降下が従
来のsi’rhy並みに低くて、従来のsx’rhyよ
りも高速で、かつアノード電流IAを成る程度制限して
も良いと言えるよう々要求に対しては350℃乃至45
0℃程度の温度でアニールを行えば良い。更に言えば本
発明のS IThyは使用者の性能に対する要求に合せ
て製作(25) これまで本発明の構成とそれによる効果を説明するのに
好適な実施例について述べたが、陽子線のエネルギー、
照射量およびアニール条件は、前記実施例における値に
限らないことは勿論である。
例えば、順方向阻止電圧が高くなるように設計、製作さ
れるsi’rhyは低不純物密度層< n−層)が、数
100μm程度になる。このような5IThyのp+ア
ノード領域近くに荷電担体寿命の減少した領域をカソー
ドの形成される表面から陽子線を照射して形成する場合
には、前記実施例よシ相当高いエネルギーが必要である
。また、アノード側表面から陽子線を照射する場合は、
p+アノード領域の厚さを勘案して照射エネルギーを設
定する。所望の位置に荷電担体寿命の減少した領域を形
成するだめの陽子線のエネルギーの設定は、例えば19
77年Pergamon Press社発行のH,H,
AndersenおよびJ、F、Ziegler著の[
HYDROGEN stopping Powersa
nd Ranges in All Elements
 Jの中のr RANGEOF HYDROGEN l
0NS IN SI[14’:] Jおよびr RAN
GEOF HYDROGEN l0NS IN AL[
13’ll Jのグラフを参照C96) することにより決定できる。本発明の構造のS X’r
hyに適用する適当な陽子線の照射量は、厳密にはS’
IThyの構造、と9わけ低不純物密度領域の厚さ、不
純物密度等や、得よう1するsI’rhyの電気的特性
に依存するが、本発明において実施した例では1×10
12乃至I X 1014陽子粒/ cm2 の範囲で
照射したものに対して、アニール条件を300℃乃至4
50℃の範囲の温度で、また30分乃至60分の範囲の
時間で変化させアニールすることで、殆んど所望の効果
を得ることができた。
得ようとするS IThyの特性を勘案してアルミニウ
ム電極のシンターと同時にアニールをすると言う工程を
設定すれば、良いし、アルミニウム電極のシンター後に
照射を行う工程を設定すれば、アニール温度がアルミニ
ウム電極のシンタ一温度よシ低くなされなければならな
いので、その条件で行なえば良い。
以上、本発明の構成とそれによる効果を幾つかの実施例
によシ具体的に説明したが、本発明の主旨および範囲か
ら逸脱することなく、細部において種々の変更をなし得
ることは言うまでもない。
例えば、説明に用いた実施例は表面ケ゛−ト構造のnチ
ャネル型sI’rhyであるが、埋込ゲート構造にも、
またpチャネル型の5IThyにも適用できるのは勿論
である。
本発明によシ、低損失で高速に大電流のスイッチングが
可能な5IThyが、簡単な工程で、かつ低コストで実
現できることになり、その工業的価値はきわめて大きい
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の表面ダート構造sI’rhyの1ユニッ
ト分の断面構造を示す図である。 第2図はS t’rhyの1ユニット分の断面構造を示
す図に、等価回路図を重ねて示した図である。 第3図は、従来の5IThyのスイッチング特性を示す
図であり、(a)は、I、iI□およびIKの個々の波
形、11))は■。と工えを加算した波形を示す。 第4図は従来のsI’rhyのIAスイッチング特性を
示す図である。 第5図は本発明の5IThyの構造の実施例を示す図で
ある。 第6図は従来の5IThyの電気的特性を示す図であり
、(a)は■い対VAK特性、(b)はI。および■い
のスイッチング波形である。 第7図乃至第10図は本発明の実施例のsI’rhyの
電気的特性を示す図であり、各々の(a)は工え対vA
K特性、(b)は■。および■□のスイッチング波形を
示す。 第11図は本発明の実施例の5IThyの降下時間tf
および順方向電圧降下V。nをアニール条件に対してプ
ロットした図である。 11.21.51・・・n+カソード領域、12..2
2゜52・・・p+アノード領域、13,23.53・
・・p+ダート領域、14,24,54・;・低不純物
密度n−領域、56・・・荷電担体寿命を減少させた領
域。 (29) 第1図 第2図 第3図 国世耳E oYII ′?!P9トー (V) マI 第4図 (C) 第5図 (V)マエ (V) Vl’el

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 低不純物密度領域と、その低不純物密度領域と
    反対導電型の高不純物密度のアノード領域と、前記低不
    純物密度領域を挾んで前記アノード領域に対向しそのア
    ノード領域と反対導電型の高不純物密度のカソード領域
    と、そのカソード領域の近傍に形成されたカソード領域
    と反対導電型のケ゛−ト領域と、陽子線を照射すること
    により前記低不純物密度領域の中の特定部分に形成され
    た荷電担体寿命を減少させる領域とを有することを特徴
    とする高速静電誘導サイリスタ。
  2. (2)前記アノード領域に隣接して、前記アノード領域
    とは反対導電型の比較的不純物密度の高い薄層領域が設
    けられたことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
    載の高速静電誘導サイリスタ。
  3. (3) カソード領域およびアノード領域が互いに反対
    導電型高不純物密度領域により構成され、この両頭域は
    互いに低不純物密度領域をはさんで対向して構成され、
    かつ前記アノード領域と同導電型のダートが前記カソー
    ド領域近傍に設けられた構造の半導体装置を形成する工
    程と、 前記半導体装置に陽子線を照射し、前記低不純物密度領
    域の中の特定部分に荷電担体寿命を減少させる領域を形
    成する工程と、 前記照射によって形成された前記荷電担体寿命を減少さ
    せる領域以外の比較的欠陥密度の低い領域の半導体結晶
    格子の損傷を回復させる工程とを有することを特徴とす
    る高速静電誘導サイリスタの製造方法。
  4. (4) 前記低不純物密度領域の中に荷電担体寿命を減
    少させる領域を形成する工程が、IMe■乃至l Q 
    MeVのエネルギーを持つ陽子線を照射することからな
    る、特許請求の範囲第(3)項記載の方法。
  5. (5)前記照射が、約1012乃至1014陽子粒/C
    rn2の放射線量まで照射することからなる特許請求の
    範囲第(4)項記載の方法。
  6. (6)前記照射によって形成された前記荷電担体寿命を
    減少させる領域以外の比較的欠陥密度の低い領域の半導
    体結晶格子の損傷を回復させる工程が、300乃至45
    0℃の温度で30乃至60分までアニールすることから
    なる、特許請求の範囲
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