JPS60209355A - アンチスキツド制御装置 - Google Patents

アンチスキツド制御装置

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Publication number
JPS60209355A
JPS60209355A JP6721384A JP6721384A JPS60209355A JP S60209355 A JPS60209355 A JP S60209355A JP 6721384 A JP6721384 A JP 6721384A JP 6721384 A JP6721384 A JP 6721384A JP S60209355 A JPS60209355 A JP S60209355A
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JP
Japan
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pressure
control
speed
brake
brake fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP6721384A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutaka Kuwana
桑名 一隆
Koichi Kondo
孝一 近藤
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP6721384A priority Critical patent/JPS60209355A/ja
Publication of JPS60209355A publication Critical patent/JPS60209355A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/17Using electrical or electronic regulation means to control braking
    • B60T8/176Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS
    • B60T8/1761Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS responsive to wheel or brake dynamics, e.g. wheel slip, wheel acceleration or rate of change of brake fluid pressure
    • B60T8/17616Microprocessor-based systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、車両のブレーキ時に、車軸がロックしそうに
なるとホイールブレーキシリンダのブレーキ液圧を減圧
し、車軸のロックによるスキッドを防止するアンチスキ
ッド制御装置に関する。
〔従来技術〕
車両のアンチスキッド装置として、すでに様々な構成の
ものが知られているが、アンチスキッド装置の作動時の
ホイールシリンダにおけるブレーキ液圧変動がブレーキ
マスクシリンダに伝達しな一4= いことからブレーキペダル操作感が良好なものとして、
例えば特開昭58−450号公報および特開昭58−2
6658号公報に開示されたものがある。
これらの装置では、ホイールシリンダにおけるブレーキ
液圧をブレーキマスクシリンダで発生された液圧とは独
立に調整すべくホイールシリンダとマスクシリンダ間に
圧力制御弁装置を介挿している。圧力制御弁装置は、ブ
レーキ液圧により一方向に移動するピストンとこれによ
りマスクシリンダよりのブレーキ圧のホイールシリンダ
への流路を遮断する弁部材を備える。このピストンには
、ポンプにより発生されて電磁弁を通して与えられるパ
ワー液圧がブレーキ液圧と対抗するようにピストンに作
用し、このパワー液圧によりピストンがブレーキ液圧に
抗して他方向へ移動して弁部材を開く。
このような従来の装置では、圧力制御弁装置のピストン
にはブレーキ時のブレーキ液圧に対抗して弁部材を開位
置に保持するパワー液圧が常時作用しており、このパワ
ー液圧は、ポンプの出力をアキュムレータに蓄圧したり
、あるいはポンプの出力をブレーキ液圧応答絞り弁を介
してオープンにして絞り弁の前段で得たりしている。
また、パワー液圧欠損時に圧力制御弁装置のピストンが
ブレーキ液圧で移動して弁部材が開いてホイールシリン
ダ液圧が低下するのを防止するため、ホイールシリンダ
と圧力制御弁装置の間に、パワー液圧欠損時にはマスク
シリンダよりのブレーキ圧をホイールシリンダに直接に
与えるバイパス弁装置を介挿している(特開昭58−2
6658号公報)。
これらの従来装置あるいはその他の従来装置によるアン
チスキッド制御では、ブレーキ液圧ルが踏込まれて後所
定の条件が成立するとブレーキ液圧を増圧、減圧とする
が、車速が低速度のときにこのアンチスキッド制御が働
らいてもその効果は実質上なく、またアンチスキッド制
御の条件判定が不確実になりアンチスキッド制御が不安
定になるとか、かえって制動距離がのびて危険な場合が
ある。
また、仮に所定車速を境界としてそれ以上ではアンチス
キッド制御をし、それ未満ではアンチスキッド制御をカ
ットするようにすると、境界値より高い車速でアンチス
キッド制御を開始した場合に、境界値でそれが解除され
てそこで車両運転感覚が大きく違って運転が不安定にな
るおそれがある。
したがって、低速域でのアンチスキッド制御の安定性が
望まれている。
他方上述の従来装置では、パワー圧を一定の高い値に維
持するため常時ポンプを駆動したり、圧力制御弁装置の
パワー圧を電磁弁を通して抜くことによりホイールシリ
ンダへのブレーキ圧を低下させるので、たとえば特願昭
57−078630号に開示したようにアンチスキッド
制御を正確かつ円滑にするため電磁弁のパワー圧印加、
解除を頻煩にすると、パワー圧の消費が激しく、パワー
圧源装置の容量を大きくするか、ポンプ駆動を速くする
など、パワー圧を高容量で一定に維持する大きな機構と
大きい動力を必要とするなどの問題があった。
そこで本出願人は、パワー圧源装置のポンプを駆動する
電気モータを、ブレーキ時のみでしかも車7− 輪の回転状態が電磁弁の最初の作動を行なう状態に近く
なったことを探知して作動させ、電気モータ停止後にパ
ワー圧源の圧液をリザーバに放出させるアンチスキッド
制御装置を提供した(特願昭58−212831号)。
これによれば、車両の全運転時間中、ブレーキをかけて
いる時間とブレーキをかけていない時間とを比べるとブ
レーキをかけていない時間の方がはるかに長く、ブレー
キをかけていない時は電気モータが作動せず、従ってパ
ワー液圧は発生しない。また、ブレーキをかけている時
でも車軸がロックしそうになければ電気モータが作動さ
れない。したがって、パワー液圧の発生している時間は
従来のものに比べて大幅に短かくなる。ブレーキをかけ
ていない時は、パワー液圧が発生していないので、ブレ
ーキをかけた時は、圧力制御弁装置がホイールシリンダ
とマスクシリンダとを連通させている。したがってブレ
ーキをかけた当初からマスクシリンダからホイールシリ
ンダにブレーキ液圧が作用する。
以上の結果、ブレーキの作用を損なわずに、パワ8− 一源装置の機構が小さくなり、その動力は小さくて済み
、また動力消費も小さく、このように機構を小さくシシ
かも動力消費を小さくすること、好ましくは更に動力消
費を小さくすることが望まれている。
〔発明の目的〕
本発明は、低速域でのアンチスキッド制御の安定性を高
くし車両運転の安定性を高くすることを第1の目的とす
る。
本発明の第2の目的は、圧力制御弁装置およびバイパス
弁装置にパワー液圧を与えるパワー液圧源装置のポンプ
駆動電気モータの安全かつ高効率の稼動を行なうことで
あり、第3の目的は、該電気モータに要求されるパワー
容量を低減し小形電気モータの使用を可能とすることで
ある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するために本発明においては、ブレーキ
マスクシリンダからブレーキホイールシリンダへのブレ
ーキ液圧供給ラインに介挿されたブレーキ液圧制御弁装
置;ブレーキ液圧制御井装置の状態を制御する弁装置操
作手段;車軸の回転速度を検出する速度検出手段;ブレ
ーキ液圧ルの踏込を検出するブレーキ踏込検出手段;お
よび、速度検出手段およびブレーキ踏込検出手段の状態
を監視し状況に応じてブレーキ液圧の増圧、減圧要否を
判定し判定結果に基づいて弁装置操作手段に、ブレーキ
液圧制御弁装置を増圧、減圧状態に設定する指示を与え
る制御手段を備えるアンチスキッド制御装置において: 制御手段は、回転速度より車両の推定速度を演算し、ブ
レーキ踏込状態で、推定速度2回転速度および回転速度
の加減速度に基づいてブレーキ液圧の増圧、減圧要否を
判定し、推定車速が所定の第1の値(たとえば20Km
/h)以上で判定結果に基づいて弁装置操作手段に、ブ
レーキ液圧制御弁装置を増圧、減圧状態に設定する指示
を与え、一度この指示を与えるとブレーキ踏込状態の継
続中は推定車速が第1の値よりも対さい第2の値(たと
えば8Km/h)以下となるまで判定結果に基づいて弁
装置操作手段にブレーキ液圧制御弁装置を増圧。
減圧状態に設定する指示を与えるものとする。
これによれば、車速が第1の値(アンチスキッド制御の
効果がある上限低速度)よりも低いときにはアンチスキ
ッド制御が開始されず、また、第1の値以上でアンチス
キッド制御を開始すると第1の値よりも低い第2の値(
アンチスキッド制御に入ってからその制御が不要となる
極低速度)まで継続してアンチスキッド制御を行なうの
で、低速での車両運転の安定性が高くなり、格別に制動
距離を長くすることがなくなる。特に、第1の値以上の
速度でアンチスキッド制御に入ると、当初の条件判定の
確実性が高く、しかも一度アンチスキッド制御に入ると
、アンチスキッド制御でもたらされる状況変化をフォロ
ーして状況変化に応じて制御を進めるので、第1の値以
下に入ってもアンチスキッド制御の安定性が高く、安定
性が高いアンチスキッド制御もも早必要がない第2の値
でそれが終了される。ドライバに与える制動感覚が安定
し、運転性が高くなる。
本発明の好ましい実施例では、ブレーキ液圧制=11= 御弁装置は、ブレーキマスクシリンダからのブレーキ液
圧を受けるブレーキ液圧ボート、ホイールシリンダにブ
レーキ液圧を与える制御出力ポート。
制御入力ボート、パワー液圧ポート、出力ポートと制御
入力ポートの間を開、閉する弁部材、この弁部材を閉方
向に強制するばね手段、および、弁部材を開駆動する方
向にパワー液圧ポートの圧力を受けるピストン、を備え
るバイパス弁装置;および、ブレーキマスクシリンダか
らのブレーキ液圧を受けるブレーキ液圧ポート、上記制
御入力ポートと連通ずる液圧制御室、パワー液圧ボート
液圧制御室とブレーキ液圧ポートの間を開、閉する弁部
材、この弁部材を閉方向に強制するばね手段、および、
弁部材を開駆動する方向にパワー液圧ポートの圧力を受
けその方向の移動で液圧制御室の容積を小さくし逆方向
の移動で液圧制御室の容積を大きくし、パワー液圧ポー
トの圧力に対抗する方向に液圧制御室の圧力を受けるピ
ストン。
を備える液圧制御弁装置;でなるものとし、弁装置操作
手段は、電気モータ、該電気モータで12− 駆動される液加圧ポンプ、液加圧ポンプの吐出圧を受け
るアキュムレータ、およびアキュムレータ圧を検出する
圧力検出手段を備え上記バイパス弁装置のパワー液圧ポ
ートにアキュムレータ圧を与えるパワー液圧源;および
、パワー液圧源のアキュムレータ圧出力ポートおよびド
レイン圧ボートと液圧制御弁装置のパワー液圧ポートの
間に介挿され、通電付勢に応じて液圧制御弁装置のパワ
ー液圧ポートをアキュムレータ圧出力ポートとドレイン
圧ボートに選択的に接続する電磁切換弁装置;でなり、
この電磁切換弁装置は、通電電流値に応じて少なくとも
液圧制御弁装置のパワー液圧ポートをアキュムレータ圧
出力ポートに接続する増圧状態、該パワー液圧ポートを
閉とするホールド状態および該パワー液圧ポートをドレ
イン圧ポートに接続する減圧状態となる多位置切換え電
磁弁装置とし、 制御手段は、アキュムレータ圧に応じて電気モータの付
勢および消勢を制御し、電気モータの付勢中所定のアッ
プ率で数値をカウントアツプし、電気モータの非付勢中
所定のダウン率で数値をカウントダウンし、カウント値
が所定値に達っすると電気モータの付勢を停止し;ブレ
ーキ踏込状態で、推定速度2回転速度および回転速度の
加減速度に基づいてブレーキ液圧の増圧、ホールドおよ
び減圧の要否を判定し電磁切換弁装置の上記状態を時系
列で制御し;しかも、増圧状態の継続時間とホールド状
態の継続時間の組合せでホイールシリンダへのブレーキ
液圧の増圧速度を定め、減圧状態とホールド状態の継続
時間の組合せでホイールシリンダへのブレーキ液圧の減
圧速度を定める;ものとする。
これによれば、アンチスキッド制御をしていないときに
アキュムレータの蓄圧が所定値に保持されている。アン
チスキッド制御を行なっていないときには、アキュムレ
ータ圧の消費がほとんどないので、電気モータの付勢は
少なく、動力消費が少ない。アンチスキッド制御時に必
要な液圧量を与える容量よりも小さい容量のポンプおよ
び電気モータで、非制御時にアキュムレータの蓄圧を行
なえばよいので、ポンプおよび電気モータは小形のもの
を使用できる。
小型のポンプおよび電気モータを使用しても、電気モー
タ通電中には数値をカウントアツプし、非通電中にはカ
ウントダウンしてモータ温度推定数値を得て、この数値
が所定値になると電気モータの通電を止めるので、電気
モータの過熱が防止され、長時間通電によるモータの焼
損等の異常が未然に回避される。仮にこのような異常防
止のために上述のように電気モータを停止しても、アキ
ュムレータの蓄圧があることと、最悪でもマスクシリン
ダよりのブレーキ液圧を直接にホイールシリンダに与え
るバイパス弁装置が備わっているので、ブレーキ作用は
損なわれない。
従来のように増圧および減圧(パワー液圧の消費)のみ
の組合せ(パワー圧印加とパワー圧のりザーバへの解放
の交互切換え)でホイールシリンダへのブレーキ液圧を
制御する場合と比較して、ホールド時にはパワー圧の消
費がないので、増圧してホールドおよび減圧してホール
ドの態様でブレーキ液圧を制御し、パワー液圧の消費を
大幅に低減15− できる。この低減によりポンプおよび電気モータの一層
の小形化を計ることができる。のみならず、所定時間の
増圧と任意長のホールド時間の組合およびその繰り返し
で増圧速度を調整することができ、同様に所定時間の減
圧と任意長のホールド時間の組合せおよびその繰り返し
で増圧速度を調整することができ、より正確かつ円滑な
アンチスキッド制御が可能となる。
本発明の他の目的および特徴は図面を参照する以下の実
施例の説明で明らかになろう。
〔実施例〕
第1a図に本発明の一実施例の、システム構成を示す。
この実施例は、前右車輪FRおよび前左車軸FLのアン
チスキッド制御をそれぞれ独立に行ない、後右車軸RR
および後右車軸RLは一括してアンチスキッド制御を行
なうものである。そこで、前右車輪FR。
前左車軸FLおよび後輪RR,RLの回転速度を検出す
る速度センサ10.11および12が備わっている。こ
れらのセンサはいずれも、車軸又は変速機出力軸=16
− に結合させた磁性体ギアと、ギアに対向して固定された
永久磁石コアおよびこのコアに巻回されておりギアの回
転に対応した周波数の電圧を発生する電気コイルで構成
されている。これらのセンサ10〜12の発生電圧81
〜S3は電子制御装置14に印加される。
ブレーキペタル1が踏込まれると、踏込がない状態で開
のブレーキ操作検出スイッチBSVが閉となる。スイッ
チBSWの開閉を示す状態信号は電子制御装置14に与
えられる。
ブレーキマスクシリンダ2よりブレーキ液圧がブレーキ
液圧制御弁ユニット3,4および5のブレーキ液圧ボー
ト(3a)に与えられる。ブレーキ液圧制御弁ユニット
3,4および5の制御出力ポート(3b)の液圧は、そ
れぞれ前右車輪FRのブレーキホイールシリンダ7、前
左車輪FLのブレーキホイールシリンダ6、および、後
車軸RR,RLのブレーキホイールシリンダ8に印加さ
れる。
ブレーキ液圧制御弁ユニット3,4および5の、バイパ
ス弁装置のパワー液圧ポート(3d)には、パワー液圧
源装置PPSの出力圧すなわちアキュムレータ17の蓄
圧が印加される。ブレーキ液圧制御弁ユニット3,4お
よび5の、液圧制御弁装置のパワー液圧ボート(3k)
には、それぞれ電磁切換弁装置5OLI。
5QL2および5OL3の出力ポートの圧力が印加され
る。
ブレーキ液圧制御弁ユニット3,4および5は、すべて
同じ構成である。第1b図に制御弁ユニット3の構成を
示す。制御弁ユニット3は、バイパス弁装置(3a〜3
h)および液圧制御弁装置(3i〜3k)で構成されて
いる。
バスパス制御弁装置は、ブレーキ液圧ポート3aに連通
し、圧縮コイルスプリング3fを収納したコイル収納空
間、この空間に連続し制御出力ポート3bが連通しボー
ル弁(弁部材)3eを収納した弁作動室。
この室と制御入力ポート3cに連通しピストン3hに一
体の操作子が通る操作子作動空間、および、ピストン3
hを収納しパワー液圧ポート3dに連通したピストン作
動空間、を有する。
液圧制御弁装置は、ブレーキ液圧ボート3iに連通し圧
縮コイルスプリング3[11とボール弁3Qを収納した
弁作動室、この室と制御入力ポート3Cに連通しピスト
ン3nに一体の操作子が通る液圧制御室3j。
および、ピストン3nを収納しパワー液圧ポート3kに
連通したピストン作動空間、を有する。
所定のパワー液圧がボー1−3dに印加されているとき
(正常時)にはピストン3hが図示状態よりも右方に移
動し、ボール弁3eはスプリング3fの力に抗して右に
移動しており、制御出力ポート3bが制御入力ポート3
cに連通している。また、アンチスキッド制御を実質上
行なっていない状態(電磁切換弁5OL1が第1状態(
非通電)で第1a図に示す状態)では、ボート3kにパ
ワー液圧が加わっており、ピストン3nが第1b図状態
よりも右に移動しており、ボール弁3Qが右に移動して
おり、ブレーキ液圧ポート3a 、 3i−圧力制御室
33−制御入力ボート3C−作動室3g−制御出力ポー
ト3b−ホイールシリンダ6の経路でマスクシリンダ2
にホイールシリンダ6が連通している。
スキッド防止制御をしていないときには、ブレーキが踏
込まれてブレーキ液が上昇したときもこの19− 経路でホイールシリンダ6にブレーキ液圧が加わる。こ
の状態でも、後述するように、スキッドを生ずる可能性
があるか否かが監視され、概略で言うと、可能性が高く
なると電磁切換弁5OLIに所定の通電パターンで減圧
通電が行なわれる。減圧通電のときには、電磁切換弁5
OLIの出力ポート、すなわち液圧制御弁装置のパワー
液圧ポート3kがドレイン圧となり、ピストン3nが左
方に移動し、これによりボール弁3Qがブレーキ液圧ポ
ート31と液圧制御室3Jの間を遮断し、液圧制御室3
jの容積が大きくなり、その圧力が低下し、これが制御
入力ポー1〜3c−制御出力ポート3bを通してホイー
ルシリンダ6に及び、ホイールシリンダ6のブレーキ液
圧が低下し、ブレーキ力が弱まる。
パワー液圧源装置PPSの出力パワー液圧が低下したと
き(異常時)には、バイパス弁装置のピストン3hが左
方に移動し、ボール弁3eが左方に移動して第1b図に
示すように制御出力ポート3bと制御入力ポート3cの
間を遮断し、ブレーキ液圧ポート3aと制御出力ポート
3bを連通(バイパス)させる。こ20− の状態では、マスクシリンダ2よりのブレーキ液圧が直
接にホイールシリンダ6に加わる。
ブレーキ液圧制御弁ユニット4および5もユニット3と
全く同じ構成であり、また電磁開閉弁5QL2゜5OL
3も5OLIと全く同じ構成である。したがって、ホイ
ールシリンダ7へのブレーキ液圧の印加と、ホイールシ
リンダ8,9へのブレーキ液圧の印加も、上述のホイー
ルシリンダ6へのブレーキ液圧の印加と同様な態様とな
る。
しかし、アンチスキッド制御によるホイールシリンダへ
のブレーキ液圧の減圧、増圧、ホールド等の制御は、両
君車軸FRのホイールシリンダ7、前左車軸FLのホイ
ールシリンダ6、ならびに後車軸RR,RLのホイール
シリンダ8,9の3者それぞれ独立に行なわれる。
再び第1a図を参照する。パワー液圧源装置ppsは、
リザーバnsv 、ポンプ16.アキュムレータ17お
よび電気モータ15を主体としており、この装置PPS
の出力ポート17oにユニット3〜5のバイパス弁のパ
ワー液圧ポート(3d)と電磁切換弁装置SQLI〜5
OL3の高圧入力ポートHinが接続されており、また
装置PPSのドレインポート17dに電磁切換弁装置5
OLI〜Sol、3の低圧ポートLoutが接続されて
いる。
アキュムレータ17の液圧が所定圧よりも低いと圧力検
出スイッチpsが開で電子制御装置14に高レベル信号
が与えられ、高いと閉で低レベルL信号が与えられる。
概略で言うと、電子制御装置14は、スイッチPSが開
(低圧)であるとモータ付勢リレーRL’/を付勢して
モータ15に通電してポンプ16を駆動し、スイッチP
Sが閉(高圧)になるとリレーRLYを消勢してモータ
15の通電を遮断しポンプ16を停止させる。なお、短
周期のモータオン、オフを防止するため。
後述のモータ付勢制御で、圧力検出スイッチpsが開(
低圧)から閉(高圧)に切換わった後にも3秒間モータ
15の付勢を継続して、モータ15はスイッチPSが閉
となる圧力よりも高い圧力で停止させるようにしている
電磁切換弁装置5QLI〜5QL3は、流路切換ピスト
ン又はプランジャの位置を通電電流値で線形制御し得る
ものであり、非通電で高液圧入力ポートHinを出カポ
−1−(3k)に接続しく増圧接続)、最高通電電流値
Imaxで低圧ポー1〜Loutに出力ポート(3k)
に接続しく減圧接続)、非通電とImaxの中間値では
出カポ−1−(3k)を高波圧入カポートHin、低圧
ボー1〜Loutのいずれとも遮断(ホールド)するも
のである。
@磁切換弁装置5OL1〜5OL3の流路切換えプラン
ジャの位置が通電電流値に対応してリニアであるので、
後述するアンチスキッド制御では、5OLI。
5QL2の制御は、第1状態(増圧接続)はImaxに
対して通電電流値を078とし、第2状態(ホールド)
はImaxに対して通電電流値を278とし、第3状態
(減圧接続)はImaxに対して通電電流値を7/8と
している。
Sol、3の制御は、第1状態(増圧接続)はImax
に対して通電電流値を0/4とし、第2状態(ホールド
)はImaxに対して通電電流値を1/4とし、第3状
態(減圧接続)はIn+axに対して通電電流値を3/
4としている。
23− なお、5OLIと5QL2の制御で8を分母としている
のは、5OLI、5QL2の通電電流値指定コードに3
ビット割り当てているからである。分子は3ビツトデー
タで表わす値(10進数)を示す。5OL3の制御で4
を分母としているのは5OL3の通電電流値指定コード
に2ビツトを割り当てているからである。分子は2ビツ
トデータで表わす値(10進数)を示す。
このような通電電流値を指定するコードは電子制御装置
14のマイクロプロセッサ13が出力し、電子制御装置
14において、A/D変換器で該コードがアナログ信号
に変換され、アナログ信号が線形増幅器で増幅されて電
磁切換弁装置5QLI〜5OL3にアナログ信号レベル
に対応したレベルの通電が行なわれる。
線形増幅器(リニアアンプ)にはパワー電圧として、メ
インリレーMR”/を通して電源電圧が印加される。
メインリレーMRVが開であるときには、マイクロプロ
セッサ13の出力コードにもかかわらず、線形増幅器の
出力は零(非通電)である。
電子制御装置14のマイクロプロセッサ13は、割=2
4− 込みポート81〜S3を有し、車輪速度検出電圧を整形
したパルスが到来する毎に、割込みを実行して到来パル
スのカウントアツプと時間経過判定をして、車輪速度を
演算するための基礎データを作成する。また、割込み以
外では、車輪速度の演算。
アンチスキッド制御基礎データの作成、コンプレッサモ
ータ15の付勢制御と温度推定および保護制御。
連続長時間減圧の監視と保護制御、アンチスキッド制御
(電磁切換弁5OLI〜5OL3の通電制御)等を行な
う。
アンチスキッド制御時の5QLI〜5OL3の通電付勢
パターンを第2図に示す。第2図を参照すると、制御開
始前には電磁切換弁装置5QLI〜5OL3には通電し
ていない(増圧状態に同じ:0/8出力付勢、o/4出
力付勢)。
このときには、たとえばユニット3(第1b図)を参照
すると、マスクシリンダ2−ブレーキ液圧ポート31−
液圧制御室3j−制御入力ポート3c−作動室3g−制
御出力ボート3b−ホイールシリンダ6の経路でマスク
シリンダ2にホイールシリンダ6が連通しており、通常
のブレーキ液圧ループ(アンチスキッド制御なしのルー
プ)が形成されており、ピストン3hおよび3nは可能
な最右端に位置する。
アンチスキッド制御に入った状態での増圧付勢パターン
は、第2図の第2欄に示す通電パターンであり、5OL
Iおよび5OL2の増圧通電パターンは左列に示すよう
に、24m5ec間078通電(非通電と同じ:増圧)
1次の6IIIsec間ホールド状態への移行を速くす
るための378通電(ホールド方向への過通型)および
その次の42m5ec間278通電(ホールド)の、7
2IllSeCを一単位とするものである。
第3欄の連続増圧は連続非通電によってもたらされるも
のである。5OLIおよび5OL2のホールド通電パタ
ーンは第49左列に示すように、278通電の継続であ
り、継続時間は不定で、後述するアンチスキッド制御に
おける状態読取りおよび演算の結果、つまりは時々の状
況、に応じて定まる。
5OLIおよび5QL2の減圧通電パターンは第5欄左
列に示すように、48m5ec間の778通電(減圧)
およびその次の72m5ec間の2/8通電(ホールド
)を一単位 97− とするものである。
第69の連続減圧は連続778通電によってもたらされ
るものである。
5QL3の、増圧、ホールド、減圧等の通電パターンも
上述のものと同様であるが、前輪と後輪のブレーキ特性
の相違に対応させて、また通電指示コードのビット数の
相違に対応して少しパターンが異なっている。5QL3
の通電パターンは第2図の右列を参照されたい。
上述の通電パターンの各種組合せで所望の増圧パターン
および減圧パターンを得ることができる。
たとえば、一単位の増圧パターン(72msec又は5
4m5ec)を連続して繰り返すと、第3図に示すup
cのように、速い速度で増圧がもたらされる。
一単位の増圧パターンの次に少しのホールド期間をとる
と、第3図のUP旧のようにやや遅い速度の増圧がもた
らされ、更には、一単位の増圧パターンの次にやや長い
ホールド期間をとると、第3図のUPI+2のように遅
い速度の増圧がもたらされる。
減圧の場合にも同様に、一単位の減圧にホールド期間を
更に加え、このホールド期間の長さを種々にすることに
より、所望の立下り速度の減圧パターンが得られる。増
、減圧速度設定の考え方は上述の通りであるが、この実
施例では、ホールド時間(第2図の第2欄および第5欄
参照)を一定として、増圧通電、減圧通電の時間を状況
に応じて長、短に変更して所望の増、減圧速度を得る。
なお、一単位の増圧、減圧パターンを実行しているとき
でも、またホールド状態のときでも、状態読取り、演算
等で他の制御モードへの移行が必要と判断したときには
、そこでそのパターンの実行が停止され、次に必要なパ
ターンの実行に移る。
ブレーキペタル1が踏込まれてスイッチB51ilが閉
じると、第4a図に示す条件区分でアンチスキッド制御
を開始する。第4a図において、増圧ホールドと記した
領域は、増圧設定状態(0/8通電:アンチスキッド制
御なしの状態)をそのままホールド(2/8通電)とす
ることであり、太い左下り傾線で示す領域がブレーキ圧
不足と見なして連続増圧(制御開始前の増圧:第2図参
照)する領域でz8− ある。
第4a図に示す領域区分でアンチスキッド制御(増圧ホ
ールド)に入った後は、第4b図(増圧又は増圧ホール
ド状態)に示す条件区分で各種の制御モードに進む。第
4b図において、太い右下り傾線は連続減圧に進む条件
領域を、細い右下り傾線は減圧に進む領域を、細い左下
り傾線は増圧に進む領域を、太い左下り傾線は連続増圧
に進む領域を、また白はホールドに進む領域を示す。
減圧又は減圧ホールドに進んだ時は、第4c図に示す条
件区分で各種の制御モードに進む。第40図中の傾線等
は第4b図のものと同様な領域を示す。
減圧又は減圧ホールドで次に進む領域(第4c図)が増
圧又は増幅ホールドで次に進む領域(第4b図)よりも
右上寄りにシフトしているのは、増圧−減圧の間のひん
ばんな制御切換わりを防止するようにヒステリシスをも
たせるためである。
次に、マイクロプロセッサ13によるアンチスキッド制
御の概要を第5図を参照して説明すると、マイクロプロ
セッサ13は、車輪速度(51〜S3)より基準車速v
s′ を推定演算する。基準車速Vg’ は、前輪の車
輪速度の平均と後軸の車軸速度の内、高い方とする。ブ
レーキペタル1が踏込まれていないときは、制御基準車
速Vsを基準車速Vs’ に一致させる。また、基準車
速Vs’ が低下するときは制御基準車速Vsを1.3
Gの減速度で低下させた演算値と基準車速Vg’ の内
、高い方を制御基準車速Vgとし、1.3Gで減速演算
した値を制御基準車速Vsとする時間が96m5ecに
達っするとそれからは0.15Gの減速度で低下させた
演算値と基準車速Vg’ の内、高い方を制御基準車速
Vgとする。
しかして各車輪の加減速度Dvと、車軸速度と制御基準
車速Vsとの偏差ΔVsに基づいて、第4b図(現在の
制御が増圧モード又は増圧ホールドモードの状態にある
とき)又は第4c図(現在の制御が減圧モード又は減圧
ホールドモードにあるとき)に示す条件区分で増圧、減
圧、ホールドの制御を行なう。
第4b図および第4c図に示すように、偏差ΔVsがΔ
v2−ΔVs/2以上のとき(制御基準車速Vgに対す
る車輪速度Vaの偏差ΔVsが大きいとき:車軸が空転
が大きいとき)には、車軸加減速度Dvにかかわりなく
、連続減圧とする。つまり偏差ΔVsによる次の制御モ
ードの判定を優先し、ブレーキ圧を高速で低くする。
制御基準車速が8Km/hより小さくなると金輪のアン
チスキッド制御が不要であるので、5QLI〜5OL3
の通電を遮断する。8Km/h以上であるが10Km/
h未満であると、前輪のアンチスキッド制御が不要であ
るので、また車両の方向安定性を確保するため、5OL
I、5QL2の通電を遮断し、前軸のみのアンチスキッ
ド制御を停止する。
アキュムレータ17の液圧が所定圧以上であるように、
低圧になるとスイッチPSの開に応じてモータ15を付
勢し、高圧になるとスイッチPsの閉に応じてモータ1
5を停止とするが、モータ付勢中には後述する所定のパ
ターンでモータ温度推定値をカウントアツプし、モータ
停止中にはカウントダウンし、モータ温度推定値が所定
の高値になるとモー 、jl − 一夕を停止する。その後はモータ温度推定値をカウント
ダウンし、モータ温度推定値が所定の低値になると、モ
ータ付勢要状態であるとモータ付勢を行なう。
上述のアンチスキッド制御は、前輪FR、FLの車輪速
度Vaが共に20km/hを越えているときにのみ行な
うようにしている。これは、低速でアンチスキッド制御
でブレーキ圧を変更しても格別な効果がなく、しかもか
えって制動距離が伸びて危険な場合があるので、このよ
うにしている。20Km/hを越える車軸速度でアンチ
スキッド制御に入ったときには、上述のように制御基準
車速が8にm/h未満(車輪速度で推定5Km/h)で
前後輪共にアンチスキッド制御を停止し、10km/h
未満(車軸速度で推定7Km/h)で前輪のみのアンチ
スキッド制御を停止するのは、20Km/h以上の速度
でのアンチスキッド制御のための状況判定が正確であっ
てその後の誤判定が少なくなりアンチスキッド制御の安
全性が高く、また、一度アンチスキッド制御に進行する
と、はとんど車が停止するまで継続する方が車の運転安
定性と32− ブレーキのきき感覚が円滑であることによる。たとえば
20Km/hでアンチスキッド制御が停止すると、そこ
で運転操作に対する車の反応が異なったものとなり、運
転しにくくなる。
前輪と後輪でアンチスキッド制御を停止する速度をそれ
ぞれ10Km/hおよび8Km/hとして前輪で少し高
い車速としているのは、本運転の方向安定性を高くする
ためであり、このようにすることにより、アンチスキッ
ド制御に入って車が減速すると、まず後輪のブレーキの
ききが高くなり、次いで前輪のブレーキのききが高くな
るので、ハンドル操作が楽であると共に、車の尻振りを
生じない。
アクセルを踏込んでブレーキ踏込をしたときなどの加速
スリップ時には、アンチスキッド制御をそのまま実施す
ると減圧制御となってノーブレーキとなるおそれがある
。そこで上述のアンチスキッド制御において、マイクロ
プロセッサ13は、後輪(エンジンで駆動される車輪)
と前輪(エンジンでは駆動されない車軸)の車軸速度を
比較して加速スリップのあるなしを判定し、加速スリッ
プのときにはアンチスキッド制御をしない。
また上述のアンチスキッド制御においてマイクロプロセ
ッサ13は、減圧モードの継続時間を監視し、減圧モー
ドの継続時間が長い場合(摩擦係数μが低い道路(以下
低μ路と称する)のブレーキ走行)には、ブレーキ圧を
復帰させる増圧の速度を遅くして車輪速度の復帰を待つ
。低μ路で増圧速度が高いと早期ロックを起しやすいの
で、これを回避するためである。
マイクロプロセッサ13は、上述のアンチスキッド制御
において、減圧モードの継続時間が所定時間を越えた場
合には、車軸速度Vaを参照して、それが復帰(上昇)
しているときには異常とみなさず、制御上予定した減圧
モードを継続する。車輪速度Vaが復帰していないとき
には、異常であるとして所定時間で減圧モードを停止す
る。
上述のアンチスキッド制御において、ブレーキ液圧の増
圧と減圧の繰り返しによる制動力の振動が、車両のばね
下振動と同期又は共振しないように、アンチスキッド制
御の増圧、減圧繰り返し周期をばね下振動の周期よりも
大きくなるようにしている。
次に、マイクロプロセッサ13による制御の詳細を図面
に示すフローチャートを参照して説明する。
電源が投入されるとマイクロプロセッサ13は、第7a
図に示すメインルーチンを実行し、そこで割込みマスク
を解除する。なお、このマイクロプロセッサ13は3個
の割込ポート31〜S3を有し、その内ボート51と8
3は割込マスク制御により割込実行の可否を設定しうる
ちのであるが、ポートS2はマスク制御が出来ないポー
トであり、電源オンから、このポートへの信号に割込を
開始させる信号変化が表われると、割込み処理を実行す
る。
まず、第6a図を参照してポートS1における割込み処
理動作を説明する。ポートS1の割込みマスクが解除さ
れている状態で、信号SL(前右車輪FR)の速度セン
サ10の発生電圧を2値化処理した速度パルス)が高レ
ベル■から低レベルLに立下がったときにポートS1の
フリップフロップがセットされ、第6a図に示す割込み
処理が実行される。すなわち、まず該フリップフロップ
を次の信号変化01からL)を待つためにリセットしく
ステップ1:以下単に番号のみを記す。以下カッコ内の
数字はステップ番号を示す)、次にパルス数カウンタN
’ を1カウントアツプしく2)、次に現在時刻丁0よ
り前回時刻T1を減算した値To−丁1すなわち前回時
刻よりの経過時間を6111secと比較する(3)。
経過時間が6m5ecに満たない場合には、今回割込に
入る前のステップに復帰する。経過時間が6m5ec以
上であると、経過時間ro−Tiをタイムインターバル
レジスタTにメモリしく4)、現在時刻を前回時刻レジ
スタT1に更新メモリしく5)、パルス数カウンタN’
 の値N’ をパルス数レジスタNにメモリしく6)、
パルス数カウンタN’ を初期化する(7)。そして前
回より6m5ec以上の時間が経過したことを示すFR
6msec終了フラグをセットしく8)、割込み前のス
テップに復帰する。
なお、マイクロプロセッサ13の内部には、クロックパ
ルスを常時カウントし6m5ecをカウントすると6+
n5ec経過を示すフラグOCFをセットし初期状態3
6− (カウント時刻0)に戻りまた同じくカウントアツプす
る6m5ec周期の内部カウンタと、クロックパルスを
常時カウントし64m5ecをカウントすると64m5
ec経過を示すフラグTOFをセットし初期状態(カウ
ント時刻0)に戻りまた同じくカウントアツプする64
m5ec周期の内部カウンタがあり、現在時刻Toはこ
の64m5ec周期のカウンタのカウント値で得ている
したがってT、−TIが負になることがあるが、負の場
合にはT o +64m5ec −T IをTo−Ti
とする。
以上に説明した割込制御により、FR6msec終了フ
ラグがセットされた状態では、タイムインターバルレジ
スタTにメモリした時間(6msec以上)の間にポー
トS1に到来したパルス数がパルス数レジスタNにメモ
リされており、前回時刻レジスタT1には、新たにパル
スカウントを開始した時刻がメモリされていることにな
る。
前車輪FRの回転速度(車輪速度)は、N/T1m定数
を乗算したものであり、レジスタTとNの内容より車輪
速度をめることが出来る。車輪速度は後述するメインル
ーチン(第7b図)でフラグを参照して、FR6mse
c終了フラグがセットされている場合に演算される。
割込みボートS3における割込み処理(第6C図)もボ
ートS1における割込処理(第6a図)と全く同じであ
るので、説明は省略する。
割込ボートS2の割込み処理を第6b図に示す。
この割込み処理では、まず初期化終了フラグのあり無し
を参照し、無いとメインルーチンに復帰する。あると、
第6a図のステップ2〜8と全く同じステップト16を
実行する。これにより、初期化が終っていないときには
この割込処理は実行されない。
以上に説明した割込み処理により、6m5ec以上の周
期で車軸速度演算用のデータがレジスタTおよびNに更
新メモリされることになる。なお、速度検出パルス(S
t〜S3)に変化があることを条件に割込みを実行する
ので、車両が停止しているときには割込みは実行されず
、また、車軸速度が極く低く、速度検出パルス周期が6
4m5ec以上のときには、レジスタTおよびNのデー
タに基づく速度演算値は信頼性が全くない。そこで、車
速センサ10゜11および12は、車両の予定した最低
速度で30m5ecより長< 50m5ec未満の周期
の電圧振動を生ずるものとされている。その結果、車両
がこの最低速度で走行しているときには、6m5ec終
了フラグがセットされていると、タイムインターバルレ
ジスタTのデータは30m5ecより長< 50m5e
cよりも短い値を示す。後述する制御フロー(第10a
図のステップ147〜158)で、レジスタTのデータ
T。−T1を参照し、それが30m5ecより長(50
m5ecよりも短い値であるときには、最低速度である
ので、検出車軸速度データを0にするため、レジスタN
に0をセットする(レジスタNクリア)。なお、この最
低速度は必らずしも車両速度0に相当しないが、アンチ
スキッド制御上は、この最低速度を0として演算、制御
しても問題はない。後述する如く、制御で参照する最低
車軸速度は7.7にm/hあるいはその前後であるので
、レジスタNに0をセットする車輪速度(最低速度)は
5Km/h以下程度であればよい。
39− 第7a図および第7b図に、マイクロプロセッサ13の
制御メインルーチンを示す。
このメインルーチンを説明すると、マイクロプロセッサ
13は、電源が投入されるとステップ17〜24で初期
化を行なう。
この初期化では、各種レジスタ、タイマ、カウンタ。
フラグ等をクリアし、入力ポートを信号待ち状態に設定
し、出力ポートに待期時の信号をセットしてメインリレ
ーMRYをオンにし、ボートS1と83の割込マスクを
解除し、初期化終了フラグをセットし、現在時刻(64
msec内部カウンタのカウント値)をレジスタT1に
セットし、タイムインターバルレジスタTには、速度計
算値N/T(実際にはそれに定数を乗じた値)が実質上
0と見なされる値32IIISeCをセットする。
この初期化により1割込ポート81〜S3の割込み処理
動作が可能となる。
次にマイクロプロセッサ13は、6m5ec内部カウン
タのカウントオーバを示すフラグOCFの存否を参照し
く25)、それがあるとサブルーチンOCFMAi(4
0− アンチスキッド制御:以下、実際のブレーキ圧制御のみ
ならず、ブレーキ圧制御に入るまでの状態読取、演算、
状態判定等の制御をも含む。第10a図〜第11c図に
詳細を示す。)(26)を実行し、これを抜けると、あ
るいはOCFがないと、ステップ27に進んで64m5
ec内部カウンタのカウントオーバを示すフラグTOF
の存否を参照する。
TOFがあるとサブルーチンTOFMAi (モータ付
勢制御。
第9a図および第9b図に詳細を示す。)(2g)を実
行し、それを抜けると、あるいはTOFがなかったとき
には、ウオーニングフラグ(異常と判定したときにセッ
トされるフラグ:後述)の存否を参照して(29)、ウ
オーニングフラグがないと、電磁切撲滅装置5QLI〜
5OL3それぞれの付勢状態を参照し、減圧通電にない
と、5OLI、5OL2および5OL3それぞれの減圧
付勢時間監視用のカウントレジスタ5QL1オンカウン
タ、5QL2オンカウンタおよび5QL3オンカウンタ
のそれぞれをクリアする(35)。5OLI、5QL2
.5OL3のいずれかが減圧通電中であると、カウント
値を参照しく31.32)、5秒以上の継続時間である
とブレーキ液圧低下が長時間継続しているので、ステッ
プ33aで車輪の加減速度Dvを所定値−0,2Gと比
較する。−0,2Gより大きいと減圧により車輪速度V
aが回復しており(減速が停まっており)正常と見なし
得るので、ステップ36に進むが、Dvが一〇、2G以
下であると、減圧が長くしかも車軸速度の復帰が異常に
遅いので、ノーブレーキを回避するために、異常フラグ
WRNFLGをセットしく33)、メインリレーMR’
/をオフとして電磁切換弁装置5OLI。
5OL2,5OL3のすべてを非通電(増圧)とし、モ
ータリレーRLVをオフにしてモータ15の付勢を停止
する(34)。
ウオーニングフラグがあったとき(29) 、オンカウ
ンタをクリアしたとき(35)又はメインリレーMRY
とモータリレーRLYをオフにしたとき(34)には、
ボートBSの入力(ブレーキペタル1踏込か否か)を読
取り(36)、読取った状態をBSレジスタのメモリ内
容と比較する(37)。なお電源オン直後には、このB
Sレジスタには前述の初期化で初期状態(ブレーキペタ
ルlの踏込なし)がセットされている。
比較結果が不一致であると、ブレーキペタル1が踏込な
しから踏込ありに、あるいはその逆に変化したことにな
る。そこでBS変化カウンタを1カウントアツプしく3
8)、カウント値が5以上であるが否かを見て(39)
、5以上でないと次のステップ42に進み、それ以降の
制御ステップを経てまたステップ36−37と経る。こ
のようにして、5回不一致をみるとカウント値が5にな
っており(5回参照した所、5回共に同じ状態であった
ので)ステップ4oで読取った状態をBSレジスタに更
新セットしくブレーキペタルlの新たな状態をメモリし
)、次の読取判断のためにBS変化カウンタをクリアし
く41)、次のステップ42に進む。なお、不一致を検
出してから5回同じ読取りとならなかったときには、ブ
レーキの踏込みまたは戻しが十分でなかったが、あるい
は単なるスイッチのチャタリングなどとみなしてステッ
プ37から41に進んでBSカウンタをクリアし、BS
レジスタの内容は読取った状態には変更しない。このよ
うな状態読取とメモリ更新により、ブレーキペタル1が
踏込なしから確かに踏込あり45− に、又はその逆に変わったときのみBSレジスタに変わ
った状態がメモリされることになる。
次のステップ42,43.44および45は、それぞれ
前述のステップ25,26.27および28のそれぞれ
と同じであるのでここでの説明は省略する。
さてステップ45を抜けてステップ46,47に進むと
そこで優先カウンタの内容を参照して、優先カウンタの
内容が1であると第7b図のステップ48に、2である
と第7b図のステップ51に、また1でも2でもないと
第7c図のステップ54に進む。ステップ46から66
までは、割込み処理(第6a図〜第6c図)によって得
られた速度パルス数カウント値Nおよびタイムインター
バルTに基づいて車輪速度を算出するものである。
なお、割込処理で6m5ecJ4了フラグがセットされ
ていないときには、速度演算データが整っていないので
6m5eC終了フラグがセットされている場合のみ車輪
速度を演算する。
両君車軸FR,前左車軸FLおよび後両輪の車軸速度の
演算を全部するとすると、演算に比較的に時44− 間がかかり、制御遅れ、特に6m5ec内部カウンタの
タイムオーバ毎に実行するアンチスキッド制御OCFM
Aiおよび64m5ec内部カウンタのタイムオーバ毎
に実行するモータ付勢制御TOFMAiが遅れるおそれ
があるので、ステップ46以降の車輪速度の演算では、
−回それに入ったときは最高で(つまり6m5ec終了
フラグがセットされていることを条件に)−車輪の速度
のみを演算するようにしている。
これにおいて両君車軸FR,前左車軸FLおよび後両輪
の車軸速度の演算類を固定しておくと、演算に入る確率
が各輪で異なることになる。
そこで優先カウンタ(レジスタ)を用いて、−同速度演
算フロー(ステップ46〜64)を経るとステップ64
で優先カウンタを1インクレメントして、所定カウント
値を越えると初期化(1をセット)するようにしている
。しかして、優先カウンタが1のときにはステップ48
に進んでFL6msec終了フラグの存否を参照し、そ
れがあるとFL(前左車軸)の速度計算に進み、それを
終えると優先カウンタを1カウントアツプする(64)
。FL6msec終了フラグがなかったときには、リヤ
6m5ec終了フラグの存否を参照しく49)、それが
あるとリヤ(後軸)の速度計算に進み、それを終えると
優先カウンタを1カウントアツプする(64)。リヤ6
m5ec終了フラグもなかったときには、FR6mse
c終了フラグを参照しく50)、それがあるとFR(前
右車軸)の速度計算(57〜63)に進み、それを終え
ると優先カウンタを1カウントアツプする(64)。
このように、ステップ46.47に進入したときに優先
カウンタが1であると、前述のように、FL6msec
終了フラグの参照(4B)、リヤ6IIlsec終了フ
ラグの参照(49)およびFR6msec終了フラグの
参照(50)と進むので、優先カウンタが1のときには
、演算優先順はFL、リヤ、FRとなっている。
しかし優先カウンタの内容が2のときには、リヤ6m5
ec終了フラグの参照(51) 、FR6msec終了
フラグの参照(52)およびFL6msec終了フラグ
の参照(53)と進むので、優先カウンタが2のときに
は、演算優先順はリヤ、 FR、FLとなっている。
また、優先カウンタが3のときには、FR6msec終
了フラグの参照(54) 、FL6msec終了フラグ
の参照(55)およびリヤ6IIISeC終了フラグの
参照(56)と進むので、優先カウンタが3のときには
、演算優先順はFR、FL 、リヤとな1ている。
以上の優先順位シフトにより各輪の速度を演算する順位
は同列となる。いずれにしても、FL6msec終了フ
ラグがあるとFLの速度計算に進み、リヤ6m5ec終
了フラグがあるとリヤの速度計算に進み、FR6mse
c終了フラグがあるとステップ57〜63のFRの速度
計算に進む。
FRの速度計算においては、割込み処理(第6a図)で
セットした6m5ec終了フラグを次のデータ処理のた
めにクリアしく57)、パルス数カウンタNのデータN
を次の計算のためにアキュムレータレジスタにセットす
る(58)。
次にステップ59で車輪速度= AN/Tの定数乗算A
XNを行なうサブルーチン(MυLVIN)を実行する
第8a図に、定数乗算MULVnのサブルーチンを示す
。これにおいては、パルス数Nを10と比較しく70)
、10を越えていないとNをそのままとし、越47− えていると最高速度対応値よりも大きいのでパルス数N
を10にセットする(71)。そしてAXNを演算する
(72)。Aは定数である。次にAN値をメモリしく7
3)、ステップ25〜45と同じ内容のステップ74〜
77を実行し、元にリターンしてステップ60のタイム
インターバルTのアキュムレータレジスタへのセットを
実行する。
次に、ステップ61テAN/T割算サブルーチン(Di
VVV)を実行する。
第8b図にサブルーチンDiVVWを示す。これにおい
ては、Vw=AN/Tを演算して演算値VwをFR車輪
速度としてメモリしく78.79)、ステップ25〜2
8と同じ内容のステップ80〜83を実行し、元にリタ
ーンしてステップ62でアキュムレータレジスタにVw
をセットする。次にステップ63で平均値(平滑値)演
算サブルーチンDiGFiLを実行する。
第8c図に平均値演算サブルーチンDiGFiLを示す
。これにおいては、平滑値 Va=(Vw−2+2 Vw −t +Vw) / 4
を演算しく84)、ついで平滑値Vaの加減速度48− Dv= (Va −Va −1)/ Tを演算する(8
5)。なお、V W −1は前回の演算値、V W −
2は前々回の演算値、Va−1は前回の演算値である。
以下においては、Vaを車軸速度と呼び、Dvを加減速
度と呼ぶ。
次にVaをva−1レジスタに更新メモリしく86)、
ステップ25〜28と同じ内容のステップ87〜90を
実行し、元にリターンしてステップ64で前述の通り優
先カウンタを1カウントアツプしく64)、カウント値
が4になっているか否かを参照して(65)、4になっ
ていないとそのまま、また4になっているとカウント値
を1に更新しく66)、次にFRとRL(フロント)の
平均速度(FRのVa + FRのVa)/2をめてこ
れとリヤの速度Vaとを比較する(67)。
フロントの平均速度がリヤの速度よりも大きいとフロン
トの平均車速を基準車速Vsにセットしく69)、フロ
ントの平均速度がリヤの速度以下であるときには、リヤ
速度を基準車速Vgにセットしく68)、次にはステッ
プ25に再び戻り、前述のステップ25以下を実行する
。以下これを繰り返す。
以上に説明した制御メインフローにおいて、ステップ2
5,42.14,80.87のそれぞれで仮にフラグO
CFがあると、次のステップでアンチスキッド制御を行
なうサブルーチンOCFMiを実行し、ステップ27,
44,76.82.89のそれぞれで仮にフラグTOF
があると次のステップでモータ付勢制御を行なうザブル
ーチンTOFMAiを実行する。
すでに説明したように、OCFは6m5ec内部カウン
タがタイムオーバしたときにセットされ、TOFは64
m5ec内部カウンタがタイムオーバしたときにセット
される。そして前述の通り多くのステップでこれらのフ
ラグのありなしが参照され、あるとそれに応じてアンチ
スキッド制御又はモータ付勢制御が開始されるので、ア
ンチスキッド制御OCFMAiは実質上6m5ec周期
で実行することになり、モータ付勢制御は実質上64i
sec周期で実行することになる。
まずモータ付勢制御TOFMAiを第9a図および第9
b図に示すフローチャートを参照して説明する。
モータ付勢制御に進むと、マイクロプロセッサ13は、
まずTOFフラグをクリアし、ウオーニングフラグの存
否を参照する(91)。このフラグは後述する異常検出
時にセットされるものである。
ウオーニングフラグがないと、点滅用カウンタをクリア
してステップ106のモータリレーRLVのオン。
オフ参照に進むが、ウオーニングフラグがあると、第7
a図のステップ33でセットする減圧異常継続フラグW
RNFLGの存否を参照しく93a)、また、センサウ
オーニングフラグを参照する(93b)。
WRNFLGがあると、レジスタに3回点滅パターンデ
ータをセットしく94)、センサウオーニングフラグが
あるとレジスタに2回点滅パターンデータをセットしく
93c)、メインリレーMRY、モータリレーRLYお
よび電磁切換弁装置5QLI〜5OL3を非通電とする
(95)。つまり、アンチスキッド制御(ブレーキ液圧
制御)をしない状態(異常時安全状態)に設定する。そ
してステップ96〜105で、その後のステップも経過
しながら、0.5秒間はウオーニングランプWLを点灯
し、次の0.5秒間は消灯し、次の0.5秒間は点灯す
るパターンでウオーニングランプWLの 91一 点滅制御を行なう。この点滅を5秒間行なうと消灯とす
る。しかし、5秒間後もWRNFLGがあると、前述と
同様に点滅制御が行なわれるので、結果VRNFLGが
ある間はウオーニングランプが5秒間に1秒周期で3回
点滅する。vRNFLGがクリアされるとこの点滅が停
止する。センサウオーニングフラグがある場合は、2回
点滅する。
この点滅制御をしないとき、ならびにしているとき(点
滅制御中)のいずれにおいても、モータリレーRLY 
(71オン、オフを参照しく106;なお、WRNFL
Gがセットされているときにはステップ95でオフにさ
れている)、オフ(モータ停止)のときには推定温度レ
ジスタTmの内容を40(推定温度40’C)と比較し
、40を越えているときには(周囲との温度差が大きく
温度低下が速いので)、推定温度レジスタTl11の内
容を、現在値より3を減算した値に更新する(10g)
推定温度レジスタTmの内容が40以下であるときには
、それを20(推定温度20℃)と比較する(109)
20より高いときには推定温度レジスタT+nの内容を
、52− 現在値より2を減算した値に更新する(110)。
推定温度レジスタTII+の内容が20以下のときには
、推定温度レジスタTl11の内容より1を減算した値
を推定温度レジスタTl11に更新メモリしく111)
する。
更新メモリ値が0より小さいと推定温度レジスタの内容
をOに更新(クリア)する(112,113)。
このように更新すると次には更新した推定温度レジスタ
Tmの内容を20と比較しく114)、20より小さい
とモータ温度推定値が80以上で過熱のおそれがあるの
で、モータ付勢を停止した場合にセットされる、モータ
付勢の禁止を示すモータオン禁止フラグをクリアする。
これは、推定温度値80でモータ付勢を禁止し、この禁
止は推定温度値が20未満になったときに解除すること
を意味する。このようにモータ付勢の禁止とその解除に
大きなヒステリシスを持たせているのは、制御の安定性
と車両運転者のブレーキ感覚を考慮したからである。高
温でモータ付勢制御禁止を解除するようにしていると、
またすぐに禁正温度に上昇する可能性が高く、禁止と解
除の繰り返しが多くなり、自動制御が不安定になるばか
りでなく、運転者のブレーキ感覚が区々に変わりトラブ
ルを生じる可能性が高くなるからである。
さて、次にはステップ124のウオーニングフラグの参
照に進む。先に説明したステップ106でモータリレー
RLVがオンであると、モータ付勢中であるので、推定
温度レジスタTmの内容を40と比較しく116)、4
0を越えているとモータ温度が比較的に高く熱放散が大
きくて温度上昇速度は小さいので、推定温度レジスタT
mの内容に2を加えた値を推定温度レジスタガに更新メ
モリする(117)。推定温度レジスタTmの内容が4
0未満であったときには、推定温度レジスタTl11の
内容を20と比較しく118)、20を越えていると推
定温度レジスタTmの内容に3を加えた値を推定温度レ
ジスタTmに更新メモリする(119)。推定温度レジ
スタT+++の内容が20以下であると推定温度レジス
タTheの内容に4を加えた値を推定温度レジスタTm
に更新メモリする(120)。
次には、推定温度レジスタTmに更新メモリした値を8
0と比較し、80を越えていると推定温度レジスタTm
の内容を80に更新メモリしく122)、モータ15が
過熱していると見なして、モータの安全を計るために、
モータオン禁止フラグをセットしく123)、ステップ
124でウオーニングフラグのありなしを参照する。
ステップ124でウオーニングフラグがあると。
モータリレーRL’/をオフにしく130)、延長3s
ecタイマをクリアしてステップ133に進むが、ウオ
ーニングフラグがないと、モータオン禁止フラグのあり
なしを参照して(125)、あると同様にモータリレー
RLYをオフにしく130)、延長3secタイマをク
リアしてステップ133に進むが、モータオン禁止フラ
グがないと圧力スイッチPSの開閉状態を読み、低圧状
態か高圧状態かを参照しく126)、低圧であるとモー
タリレーRLYをオンとしく132)ステップ133に
進む。高圧状態であると、モータリレーRLYのオン、
オフを参照しく127)、オンでないと(それで良いの
で)ステップ133に進む。オンであるとオフとすべき
であるが、延長タイマがセットされていなければセット
する。セットされていると延長タイマを1 (64ms
ec)インクレメントしく12g)、その値が3秒以上
(3000/64以上)であるか否かを参照しく129
)否であると、そのままりレーオンを継続するように、
ステップ133に進む。3秒以上になっていると、モー
タリレーRLvをオフとしく130)、延長タイマをク
リアする。このように、低圧状態(スイッチPS開)で
モータ15を付勢し、圧力が上昇してスイッチPSが閉
になった後も3秒間モータ付勢を続けるのは、モータ付
勢、停止にヒステリシスを持たせるためである。この3
秒間をなしにすると、アキュムレータの圧力がわずかに
下ると即座にモータ15が付勢され、それかられずかに
上ると即座にモータ15が停止されて、干−夕15のオ
ン。
オフ回数が多くなり過ぎるので、これを防止するためで
ある。
ステップ133に進むと、マイクロプロセッサ13はそ
の出力ポート5OL3に出力セットしているコードを参
照して、それが減圧通電を示すものであるか否かを参照
する。そして減圧通電を示すもので一56= ないと5QL3オンカウンタをクリアして(134)ス
テップ137に進む。減圧通電を示すものであったとき
には、リヤ圧力ダウンストップフラグの有無を参照しく
135)、それがあるとステップ137に進む。そわが
ないと、減圧通電中(ブレーキ液圧減圧中)であるので
5OL3オンカウンタを1カウントアツプ(64mse
c) Llで(136)ステップ137に進む。
ステップ137に進むと、マイクロプロセッサ13はそ
の出力ポート5OLIに出力セットしているコードを参
照して、それが減圧通電を示すものであるが否かを参照
する。そして減圧通電を示すものでないと5QL1オン
カウンタをクリアして(138)ステップ141に進む
。減圧通電を示すものであったときには、FL圧圧入ス
トツブフラグ有無を参照しく139)、それがあるとス
テップ141に進む。それがないと、減圧通電中(ブレ
ーキ液圧減圧中)であるので5QLIオンカウンタを1
カウントアツプ(64msec) して(140)ステ
ップ141に進む。
ステップ141に進むと、マイクロプロセッサ13はそ
の出力ポート5QL2に出力セットしているコードを参
照して、それが減圧通電を示すものであるか否かを参照
する。そして減圧通電を示すものでないと5OL2オン
カウンタをクリアして(142)、モータ付勢制御に入
った元のルーチンに戻る(リターン)。減圧通電を示す
ものであったときには、FR圧圧入ストツブフラグ有無
を参照しく143)、それがあると、モータ付勢制御に
入った元のルーチンに戻る(リターン)。それがないと
、減圧通電中(ブレーキ液圧減圧中)であるので5QL
2オンカウンタを1カウントアツプ(64msec) 
シて(136)、モータ付勢制御に入った元のルーチン
に戻る(リターン)。
以上に説明したモータ付勢制御TOFMAiにより、ア
キュムレータ圧が所定圧より低くなるとモータ15が付
勢され、アキュムレータ圧が所定圧になって3秒後にモ
ータ15が停止される。モータ15付勢中は、モータ温
度推定値を、推定値の属する範囲に対応付けた速度で高
くし、モータ15停止中は推定値の属する範囲に対応付
けた速度で低くする。
そしてモータ温度推定値が所定値80を越えると、モー
タオン禁止フラグをセットしてモータ15の付59− 勢を停止し、該フラグをセットした後は、モータ温度推
定値が20未満となると該フラグをクリアしてモータ付
勢を可とする。また、ブレーキ液圧減圧中であると減圧
継続時間監視用の5OLI〜5QL3オンカウンタのう
ち、減圧通電中の電磁切換弁装置5QLI〜5OL3に
対応するものをカウントアツプする。
前述のメインルーチンでこれらの5OLI〜5QL3オ
ンカウンタの内容が参照され、5秒以上になっていると
異常継続であるので減圧異常継続を示すフラグWR,N
FLGをセットする。これがセットされていると、モー
タ付勢制御では、ウオーニングランプWLの点滅制御を
し、異常保護のために、メインリレーMRY、モータリ
レーRLYおよび電磁切換弁装置SQL 1〜5OL3
をすべてオフとする。
次に、第10a図から第11c図を参照して、アンチス
キッド制御OCFMAiを説明する。
マイクロプロセッサ13は、前述の如く実質上6 m5
ec周期でアンチスキッド制御OCFMAiに進む。こ
のアンチスキッド制御OCFMAiに進むと、6 m5
ec内部カウンタのタイムオーバを示すフラグOCFを
クリアしく145)、6 m5ec内部カウンタを再セ
ットしく146)、割込み処理で説明した、リヤに割り
当てた前回時刻レジスタT1の内容をメモリしく147
)、割込み処理で説明したリヤのタイムインターバルT
を30m5ecおよび5゜1Ilsecと比較する(1
48)。Tがそれらの間にあると、車輪速度が0である
として、それ以後の車輪速度計算(第7b図)の演算を
簡単にするためにパルス数レジスタNの内容を0(クリ
ア)にする。そしてリヤ6m5ec終了フラグをセット
する(150)。FRおよびFLについても同様に、ス
テップ151〜154および155〜158で車軸速度
Oの判定をして、0の場合にはNを0とし、6m5ec
終了フラグをセットする。
次にマイクロプロセッサ13は、BSレジスタ(第7a
図のブレーキスイッチBSの変化読取で読取った状態を
メモリしている)のデータを参照しく1.59)、それ
がL(ブレーキ踏込なし)であると、増圧モードカウン
タに3をセットし、減圧力ウンタをクリアし、低μフラ
グをクリアする(160) 、すなわち、ブレーキペタ
ル1が踏込まれているとき(H)のアンチスキッド制御
のための状態レジスタを初期化する。
次に基準車速Vg(第7b図のステップ67〜69参照
)をリヤ車輪速度Vaと比較する(161)。リヤ車軸
速度Vaと異なっているときには、基準速度Vsはフロ
ント車輪の平均車軸速度(フロント車輪速度の方がリヤ
車軸速度よりも高い)であるはずであるので、ステップ
174に進むが、基準車速Vsがリヤ車軸速度Vaと等
しいときには、リヤ車軸速度の方がフロント車輪速度よ
りも高いので(加速スリップの可能性があるので)、F
R速度と0.875Vq(Vs=リヤVa)と比較しく
162)、FR速度が0.875Vsより小さいと加速
スリップの可能性が更に高いのでFL速度と0.875
Vs(Vs=リヤVa)と比較する(163)。FL速
度が0.875V5より小さいと加速スリップであると
見なして加速スリップフラグをセットする(164)。
FR速度が0.875Vg以上であるか、あるいはFL
速度が0.875Vs以上であると、加速スリップはな
いとしてステップ171に進んで加速スリップフラグを
りリアする。
前述のステップ161で基準車速Vs(第7b図のステ
ップ67〜69参照)をリヤ車軸速度Vaと比較し、リ
ヤ車軸速度Vaと異なっていると基準速度Vsはフロン
ト車輪の平均車軸速度(フロント車輪速度の方がリヤ車
軸速度よりも高い)であるはずであるので、ステップ1
74に進むが、そこで基準速度Vsとフロント車軸の平
均速度とを比較する(1.74)。ここで基準速度Vs
とフロント平均速度とが合致していないと、加速スリッ
プ判定ができない(まだデータが揃っていない)ので、
加速スリップフラグをクリアする(171)。合致して
いる(フロント平均速度がリヤ速度より高い)と、基準
速度Vsを30 K n+ / hと比較する(175
)。
ブレーキオフでリヤ速度よりもフロント速度が高い状態
で30Km/h以上の車速では、リヤ速度と0.75V
gとを比較しく176)、リヤ速度が0.75Vs以上
であると、車速センサ10〜12の少なくとも1つが異
常であるとし、てセンサウオーニングフラグをセラ)−
L (170)加速スリップフラグをクリアする(17
1)。
リヤ速度が0.75Vs未満であるとFR速度と1 、
25Vsおよび0.75Vgとを比較しく177.17
11)、FR速度が1 、25Vsよりも大きいと、あ
るいは0.75Vsよりも小さいと、車速センサ10〜
12の少なくとも1つが異常であるとしてセンサウオー
ニングフラグをセットしく170)加速スリップフラグ
をクリアする(171)。
FR速度が1.25Vsから0.75Vsの範囲にある
と、正常とみなされ加速スリップも生じていないとみな
されるので加速スリップフラグをクリアする(171)
基準速度Vs’ が30に+a/h未満であったとき(
175)には、基準速度Vs’ を20Km/hと比較
する(179)。
基準速度が20Km/h未満であると加速スリップフラ
グをクリアする(171)。
20に+n/h以上であったときには、リヤ速度、FR
速度およびFL速度をそれぞれ5Km/hと比較し、5
Km/h以下であると、ここまでに進んだ条件がブレー
キオフ、フロント平均速度がリア速度より大で20Km
/h以上であり、車軸速度がこれに比較して異常に低い
ので、車速センサ10〜12の少なくとも1つが異常で
あるとしてセンサウオーニングフラグを63− セットしく170)加速スリップフラグをクリアする(
171)。
さて、加速スリップがあると判定して加速スリップフラ
グをセットする(164)と、FR速度とFL速度をそ
れぞれ20Km/hと比較しく165,166)、20
Km/hを越える速度ではFR、FLの速度差は小さい
ので、FR速度とFL速度を比較しく167、168)
、両者の差が大き過ぎると車速センサ10〜12の少な
くとも1つが異常であるとしてセンサウオーニングフラ
グをセットしく170)加速スリップフラグをクリアす
る(171)。
両者の差が小さいと、センサが正常で、状態判定が正し
いものとして、ブレーキオン時のアンチスキッド制御の
開始時の制御基準車速をセットする(169)。これは
制御基準車速レジスタに基準車速Vgをセットすること
により行なう。ブレーキオンになると第5図に示すよう
に、まず減速領域Iから制御がスタートするので、その
待期準備状態として、減速領域Iを示すフラグをセット
し、リヤ。
FL、PRのOCR(アンチスキッド要フラグ)をクリ
アし、モードカウンタ、制御カウンタ、高μフラグ、ス
リン64− プカウンタ、減速領域カウンタ等をクリアする(172
)。なお、高μフラグをクリアした状態が低μフラグを
セットした状態である。すなわち、加速スリップフラグ
をセットする(164)と、低μフラグをセットする(
172)。次に電磁切換弁装置5QLI〜5OL3を非
通電として(173)、このアンチスキッド制御OCF
MAiに進入する前の制御ステップに復帰(リターン)
する。
アンチスキッド制御OCFMAiに進入し、ステップ1
59でBS=8であったとき(ブレーキ踏込みあり)に
は、第10b図のステップ183に進んで加速スリップ
フラグの有無を参照しく183)、それがないとステッ
プ188でアンチスキッド制御要フラグOCRの有無を
参照する。
加速スリップフラグがあったときには、後輪がスリップ
しているのでフロントFR,FLの平均車輪速度を基準
車速vS′ にセットしく184)、この基準車速Vs
をリヤ車輪速度と比較する(185)。リヤ速度がVs
“ よりも小さいと加速スリップ状態ではなくなってい
るので、加速スリップフラグをクリアし(187)、ア
ンチスキッド制御要フラグOCRの存否を参照する(1
88)。
リヤ速度がVs’ 以上であると加速スリップ中である
可能性があるが、ブレーキオン(BS=H)が300m
5ec以上経過しているか否かを参照しく186)経過
していると、加速スリップよりもむしろ前輪の制動でリ
ヤ速度が基準速度Vs’ (フロント平均速度)よりも
高くなっている可能性が高いので、加速スリップフラグ
をクリアしく187)、アンチスキッド制御要フラグO
CRの存否を参照する(188)。
さてステップ188でアンチスキッド制御要フラグOC
R(これはFL 、 FRおよびリヤのそれぞれに1個
づつ割り当てられている)の存否を参照して、それが存
在しないと第10c図のアンチスキッド要否判定に進み
、少なくとも1個のOCRがあると第10b図のステッ
プ189以下のブレーキ液圧制御に進む。
まずアンチスキッド制御要否判定を第10c図を参照し
て説明する。まず増圧モードカウンタを3にセットしく
22g)、制御基準車速Vsを20Km/hと比67− 較する(229)。
制御基準車速Vsが20Km/h以下ではアンチスキッ
ド制御を開始する必要がないので、第10a図のステッ
プ169に進んで、制御基準車速Vsを更新する。
これにおいては、そのときの基準車速vs′ を制御基
準車速レジスタに更新メモリする。
制御基準車速Vgが20Km/hを越えていると、状況
に応じてアンチスキッド制御(ブレーキ液圧制御)を行
なう必要があるので、ステップ230〜231で制御基
準車速をブレーキ時のものに更新する。すなわち、仮に
1.3Gの減速度で制御基準車速を演算減速した演算値
と実際の基準車速Vs” とを比較して、高い方を制御
基準車速Vgとする(これは第5図に示す領域lである
)。次にステップ233〜238で、第4a図に示すブ
レーキオン開始時のアンチスキッド制御条件区分のいず
れにあるかを判定し、第4a図に増圧ホールドと記した
領域にあるときには、ステップ239〜244で増圧ホ
ールドモードフラグFLUPH,FRUPH又はRRU
P)lをセットし、アンチスキッド制御要フラグOCR
をセットして、第10b図に6R− 示す前右車軸のアンチスキッド制御(FRCONT) 
、前左車軸のアンチスキッド制御(FLCONT)又は
リヤ車軸のアンチスキッド制御(RRCONT)に進む
なお、第4a図に示す連続増圧領域にあったとき、この
時点では電磁切換弁装置5QLI〜5OL3が増圧(非
通電)状態にあるので、何もすることはなく、そのまま
、アンチスキッド制御OCFMAiに進入する前の制御
ステップに戻る(リターン)。したがって、ブレーキオ
ンになっても、第4a図に示す連続増圧の領域にあると
、電磁切換弁装置5QLI〜5OL3は非通電のままと
され、これによりマスタシリンダ2のブレーキ液圧がホ
イールシリンダに与えられ、ブレーキ液圧がマスクシリ
ンダ2の出力液圧の上昇に伴なって上昇し、制動力が増
加し、いずれ第4a図に示す増圧ホールド領域に進み、
そこでステップ233〜244を経て増圧ホールドモー
ドフラグFLUPH、FRUPH又はRRUPHがセッ
トされ、アンチスキッド制御要フラグOCRがセットさ
れる。
さて、増圧ホールドフラグFLUPH,FRUPH又は
RRllPHをセットし、アンチスキッド制御要フラグ
FLOCR、FROCR又はRROCRをセットしてア
ンチスキッド制御FLCONT、FRCONT又はRR
CONTに進み、これを経てアンチスキッド制御OCF
MAiに入る前の制御ステップに復帰しくリターン)ま
たアンチスキッド制御OCFMAiに進んでステップ1
88まで制御を実行したとすると、この時点にはアンチ
スキッド制御要フラグOCRがセットされている(一度
以上アンチスキッド制御FLCONT 、 FRCON
T又はRRCONTを実行している)ので、ステップ1
88からステップ189に進み、減速度領域■にあるか
否かを見る。減速度領域I(第5図参照)にあると1.
3Gの減速度で制御基準速度を減速演算した値と実基準
速度とを比較しく190)、実基準速度が演算した値よ
り大きいと実基準車速を制御基準速度としてレジスタに
更新メモリしく191)、ステップ196に進んで領域
■制御カウンタをクリアする。演算速度が実基準車速よ
りも大きいと領域1制御カウンタを1カウントアツプ(
6msec) シ(193)、領域Iカウンタの内容を
96m5ecと比較する(194)。
領域I制御カウンタの内容が96m5ec以上であると
、今度は0.15Gの減速度で減速演算するために領域
■制御フラグをセットし、領域I制御カウンタをクリア
しく195)、領域I制御カウンタをクリアする(19
6)。96m5ec以上でないと、まだ1.3Gで減速
演算するために、領域制御フラグを変更しない。
次にステップ197で、電磁切換弁装置5QLI〜5O
L3への通電量指定コードを参照しく197.199,
201)、減圧通電(7/8通電付勢又は3/4通電付
勢)のときには、減圧力ウンタを1カウントアツプ(6
msec)する(198,200,202)。減圧通電
していないとき、ならびに減圧通電中であるので減圧力
ウンタを1カウントアツプしたときには、制御基準車速
を8Km/hと比較しく203)、8Km/h未満であ
ると、全車軸のアンチスキッド制御を終了するためにア
ンチスキッド要制御フラグOCRをクリアし、減圧スト
ップフラグをセットし、制御カウンタをクリアしく21
0)、電磁切換弁装置5QLI〜5QL3すべてを非通
電とし、アンチスキッド制御OCFMAiに入る前の制
御ステップに復帰する(リターン)。
制御基準車速が8Km/h以上であるときには、制御基
準車速を10Km/hと比較する(204)。制御基準
車速が10Km/h未満であると、フロント車輪のアン
チスキッド制御のみを終了するため、FR、FLのアン
チスキッド制御要フラグOCRをクリアし、 FR,F
Lの減圧ストップフラグをセットし制御カウンタをクリ
アする(20B)。そして電磁切換弁装置5OLIと5
QL2を非通電とし、リヤのアンチスキッド制御要フラ
グRROCRが存在することを条件にリヤのアンチスキ
ッド制御RRCONTに進む。
さて、ステップ189で減速度領域Iでないと(つまり
領域■であると)、減速演算を0.14Gの減速度でし
た演算値と実基準速度とを比較しく212)、演算値が
実基準速度より大きいと制御基準速度に演算値をセット
しく216)、領域■制御カウンタ髪1カウントアツプ
(6msec) シ(217)、低μフラグの存否を参
照しく21B)それがないとスリップが少ないのでブレ
ーキオンより200m5ecが経過しているかを参照し
く219)経過していると制動が作用しているはずであ
るので、制御基準速度を7.7Km/hと比較−71= して7.7Km/hよりも小さいとステップ214に進
んで領域■制御フラグをセットし、領域■制御フラグを
クリアしく214)、領域■制御カウンタをクリアする
(215)。そしてステップ197に戻る。
低μフラグがあったとき、ブレーキオンより200m5
ecが経過していないとき、又は制御基準車速が7 、
7Km/h以上であったときには、ブレーキオンより3
00m5ecが経過しているか否かを参照して(220
)、経過していると低μフラグをセットし、高μフラグ
をクリアしく222)、経過していないとこのステップ
222をスキップして、領域■制御カウンタの内容より
領域■の経過時間を参照する(223,224)。
経過時間が100 、200 、300 、450 、
600 、750 、900又は1200m5ecのと
きには、低μフラグの存否を参照して(225)、低μ
フラグがあるときには全車軸速度Vaを制御基準速度と
比較して、差がすべてβ以内か否かを、また低μフラグ
がないときには差がすべてγ以上か否かを参照する(2
26,227)。そしてすべてβ以内又はγ以内のとき
にはステップ214に進み領域制御フラグを領域Iにセ
ットし、領域=72− ■制御フラグをクリアする(215)。差がβ以内でな
かったり、γ以内でなかったりすると、領域制御フラグ
を変更しないでステップ197に戻る。経過時間が15
00111secのときには領域■に変更する。
その他の経過時間では、ステップ197に進み、時間経
過を待つ。
以上に説明したステップ189から227の「制御基準
車速の設定」は、OCRがセットされている場合のみに
実行され、ブレーキオンからの経過時間。
各領域の経過時間、低μフラグの有無(スリップの有無
)、基準車速Vgおよび所定減速度の演算速度等の相関
で、時系列の制御基準車速、ならびに速度領域I又は■
、を定める。
しかして、領域Iのとき、つまり第5図に示すように基
準車速(推定車速)が低下しているときには、ステップ
190から195で領域■への移行条件が満たされるか
否かを判定する。
領域■のとき、つまり第5図に示すように基準速度(推
定車両速度)Vsが回復しているときには、ステップ2
12〜227−ステップ197で領域Iへの戻り条件が
満されるか否かを判定する。
以上に説明した制御基準車速の設定(189〜227)
により、アンチスキッド制御中、制御基準車速が設定お
よび更新され、また、減圧中であると減圧継続時間がカ
ウントされる。
第10b図のステップ205〜207の前古車軸FRの
アンチスキッド制御(ブレーキ液圧制御) FRCON
T 。
前左車軸FLのアンチスキッド制御(ブレーキ液圧制御
)FLCONTおよびリヤ車輪RRのアンチスキッド制
御(ブレーキ液圧制御(RRCONT)は実質上同じも
のであり、フロントFR、FLとリヤRRとは定数値が
異なるのみである。
そこでアンチスキッド制御(ブレーキ液圧制御)フロー
は、前左車軸のものFLCONTのみを第11a図〜第
11c図に示す。次にこのアンチスキッド制御FLCO
NTを説明する。
FLCONTに進むとマイクロプロセッサ13は、電磁
切換弁装置5OLIのコントロール番地をセットしく2
45)、コントロールカウンタを1カウントアツプしく
246)、制御基準車速Vsに対するFL車軸速度Va
の差ΔVs = Vs −Vaを演算して、ΔVsが0
未満か否か(車軸速度Vaが制御基準車速Vsよりも高
いか否か)を見る(247)。ΔVsが0より小さい(
車軸速度が制御基準車速よりも高い)と、アンチスキッ
ド制御要フラグOCR(FLOCR)の存否を参照し、
それがないとアンチスキッド制御(ブレーキ液圧制御)
の必要がないので電磁切換弁装置5OLIを非通電(0
/8通電出力)にセットし、後述するステップ267に
進む。
制御要フラグFLOCRがあると、低μフラグの存否を
参照しく258)、低μフラグが無いと車軸速度の加減
速度Dv(正で加速度、負で減速度)を12Gと比較し
く259)、12Gよりも大きいと、第4b図および第
4c図に示すように、ΔVsが0未満で加減速度が12
Gを越えるときには、現在のブレーキ液圧制御モードが
いずれであっても連続増圧(この状態ではアンチスキッ
ド制御が不要な通常のブレーキ=SOLI連続非通電)
)でよいので、増圧モードカウンタをクリアしく260
)、後述のステップ262に進む。
低μフラグがあったときあるいは加減速度Dvが12G
以下であったときには、第4b図および第一/D− 40図のいずれを参照しても増圧領域にあるので、増圧
モード(第2図の第2欄に示す増圧(制御時)の通電パ
ターン制御をする必要があるので、すでにこの増圧モー
ドに入っているが否かをフラグを参照して判定する(2
61)。
増圧モードがセットされていないとここで増圧モードフ
ラグFLIIPSをセットしく262)、電磁切換弁装
置5OLIを0/8出カ付勢にセットする(263 :
第2図第2欄左列のパターンを参照のこと)。
次に減圧ストップフラグをセットしく264)、増圧モ
ードカウンタをセットする(265)。これにおいては
、増圧モードカウンタの値が0のときにはそ九を1に、
■のときはそれを2に、また3のときには3のままとす
る。始めてこの制御に入ったときには、前のステップ2
28(第10c図)で増圧モードカウンタには3がセッ
トされているので、この場合には増圧モードカウンタの
内容をステップ265では変更しないことになる。
次にアンチスキッド制御要フラグOCR(FLOCR)
をセットしく266)コントロールカウンタをクリアし
く267)、=76− 次の制御ステップ207に進む(リターン)。
増圧モードがセットされていると、すてに増圧モードに
進入していることになるので、ステップ261から26
8に進み、増圧モードに入ってからの経過時間を参照し
く268)、経過時間が6m5ec (増圧モードをセ
ット(262,263) してから次の一周期(6ms
ec)後にOCFMAiに入った〕であると、ステップ
269および271で減圧力ウンタの内容を参照し、減
圧力ウンタの内容が500m5ec以上であると、スリ
ップが大きくて、それまでに長期間ブレーキ液圧の減圧
をしていることになるので、低μフラグをセットし、ま
た増圧速度を小さくする(増圧モードの078通電時間
を短くする)ために、まずコントロールカウンタを1カ
ウントアツプ(6msec経過を加算) L (270
)、減圧力ウンタの内容より48+n5ecを減算した
値を減圧力ウンタに更新セットする。
次に更に2カウントアツプ(12msec経過を加算)
する(273)。減圧力ウンタの内容が500m5ec
未満48m5ec以上であると、低μフラグをセットし
、コントロールカウンタを2カウントアツプ(12ms
ec経過)する(273)。そして減圧力ウンタの内容
より48m5ecを減算した値(増圧によって差し引き
した残り減圧分)を減圧力ウンタに更新セットする(2
74)。
減圧力ウンタの内容が48m5ecより小さかったとき
には、コントロールカウンタをカウントアツプせず、減
圧力ウンタをクリアする(272)。この場合には、6
m5ecの増圧分を減圧力ウンタをクリアすることによ
り減圧分より相殺したことになる。
以上のコントロールカウンタのカウントアツプ処理によ
り、増圧をセット(262,263) してから6m5
ecを過ぎたときには、それまでの減圧状態(道路の摩
擦係数)に応じて、減圧状態が長かったとき(低μ)で
は低μフラグをセットすると共に、増圧(078通電:
非通電)の経過時間を、実際の経過時間よりも長くカウ
ント(コントロールカウンタ)し、増圧付勢(0/8通
電:第2図の第2欄左列のパターンを参照)の実質時間
を短くする(増圧の立上りを遅くする)。つまりμに応
じて増圧時間を設定する。
ステップ268で611Isecでないときには、ステ
ップ275、277、279および282で増圧モード
に入ってからの経過時間を参照し、24m5ec(4カ
ウント)であると電磁切換弁装置5OLIの通電指示コ
ードを378通電レベルを指示するものに変更し、30
m5ec(5カウント)であると通電指示コードを27
8通電レベルを指示するものに変更し、72m5ec以
上(12カウント以上)であるとステップ262〜26
7に進んで増圧モードフラグFLUPSを再セットして
通電指示コードを0/8通電レベル(非通電)にセット
するなどもう一度増圧モードの制御(第2図の第211
左列)を再セットする。
72m5ec(12カウント)未満のときには、更にΔ
Vsを0と比較しく276)、0より小さいと次のステ
ップ(207)に進む(リターン)が、0以上であると
この時点では増圧モードを設定しているので、第4b図
(増圧モード、増圧ホールドモードで参照する条件区分
)に示す移行すべき制御モードを判定するために、第1
1b図に示す増圧モード・増圧ホール、ドモードでの次
制御モードの判定に進む。
なお、ΔV s < Oでこの次制御モードの判定に進
まないのは、ΔV s < Oでは減圧モード・減圧ホ
ールド79− モードでの次制御モード区分条件(第4C図)と増圧モ
ード・増圧ホールドモードでの次制御モード区分条件(
第4b図)が全く同じであるので、ステップ247〜2
59でΔVs<Oでの次制御モードの判定と移行を行な
うようにして、ΔVs≧0でのみ前述のように増圧モー
ド・増圧ホールドモードでのみ第4b図(増圧モード、
増圧ホールドモードで参照する条件区分)に示す移行す
べき制御モードを判定するために、第11b図に示す増
圧モード・増圧ホールドモードでの次制御モードの判定
に進む。
ステップ247でΔVsとOとを比較した結果、ΔVs
≧0であると、ΔVsを1/2Vs(基準車速)と比較
しく248)、ΔVsがそれより大きいと、現在の制御
モードにかかわりなく次制御モードが連続減圧であるの
で、減圧モードフラグFLDPSをセットしく249)
、5OLIを778通電にセラ1〜しく250)、増圧
モードカウンタをクリアしく251)、ステップ266
に進む。
ΔVsが1/2Vs (基準車速)以下であると、Dv
を20Gと比較しく252)、Dvが20Gより大きい
と(次制御モードが連続増圧であるので)基準速度vs
を30Km/hと80− 比較しVsが大きいと高μフラグをセットし低μフラグ
をクリアして(254)増圧モードカウンタをクリアし
く255)ステップ262に進む。Vsが30Km/h
より小さいとμフラグをそのままとしてステップ255
に進む。
Dvが20Gよりも小さいと、ステップ299(第11
c図)に進む。
第11b図に示す、増圧モード・増圧ホールドモードで
の次制御モードの判定に進むと、車軸加減速度Dvを一
4Gと比較しく282)、−4Gよりも小さいとステッ
プ288に進んでΔVs = Vs −Vaを8に+n
/hと比較し、ΔVsがそれ以上であると減圧モードフ
ラグFLDPSをセットしく249)、電磁切換弁装置
5OLIを7/8通電にセットしく250)、増圧モー
ドカウンタをクリアしく251)、ステップ266に進
む。ΔVsが8Km/hより小さいと、増圧モードカウ
ンタの内容を参照しく289.290)それが1(一度
以上減圧モードを実行してから1回目の増圧モードに入
っている)であると、そのまま増圧を継続してもよいの
でリターン(ステップ207への移行)する。増圧モー
ドカウンタの内容が2(一度以上減圧モードを実行して
から2回目の増圧モード制御に入っている)であると、
5OLIが通電中(増圧0/8を終えてホールド通電中
:第2図の第2欄左列参照)か否かを参照しく291)
、通電中であるとそのまま増圧を継続する(1サイクル
の増圧通電を終了する)ためにリターンする。通電中で
ないと所要の増圧を終了していることになるので、減圧
モード制御をするためステップ249に進む。増圧モー
ドカウンタの内容が3であったときには、ブレーキオン
後初めての増圧モードの実行中であるので(これはステ
ップ228で増圧モードカウンタに3をセットし、ステ
ップ265でその内容が3であると3のままとすること
に原因する)、また次制御の判定が減圧モードである(
第4b図参照)であるのでステップ249以下の減圧モ
ード制御に進む。
このようにブレーキオン後初めての増圧モード制御では
、次の制御モードの判定が減圧モードであると判定後た
だちに減圧モード制御に進むのは、増圧のしすぎ(車輪
ロック)を防ぐためである。その後一度でも減圧モード
制御を実行したとき(これにより増圧モードカウンタは
クリアされる)には、その後の増圧では前述のように最
低2回の増圧モード制御を繰り返すのは、増圧時間を長
くし、これにより減圧があるときには必然的に減圧時間
が長くなり、ブレーキ液圧の上昇、下降の周期を長くす
るためである。このように長くしていることにより、ブ
レーキ液圧の上下動による制動力の振動周期が車両のば
ね下振動の周期よりも大幅に長くなり、共振、同期等に
よるばね下振動の増幅が起らない。つまり、一度域圧を
した後には増圧モード制御(第2図第2欄左列)を連続
2回繰り返してばね下振動との共振を防止するようにし
ている。
この2回連続の増圧モード制御でも、その前の減圧でブ
レーキ液圧が一度は下げられているので増圧しすぎ(車
輪ロック)のおそれがない。
再び第11b図のステップ282を参照する。ステップ
282で車軸加減速度Dvが一4G以上であったときに
は、Dvを一2Gと比較する(283)。Dvが一2G
より小さいとΔVsをαと比較しく292)、α以上で
ある83− と次制御モードは連続減圧又は減圧で、いずれにしても
減圧モードを実行すべきであるので、ステップ288に
進み前述のステップ288以降の条件判定と同様にして
増圧継続又は減圧モード制御に進む。
α未満であるときには、次制御モードがホールド(現在
が増圧モードであるので、増圧ホールド:増圧後のホー
ルドであり、ブレーキ液圧を増圧した状態にホールドす
る)であるので、ステップ293を経て増圧ホールドモ
ードを示スフラグをセットしく294)SOLIを2/
8通電にセットしく295)ステップ266に進む。な
お、次の6m5ec後にステップ293に進んだときに
は、増圧ホールドモードがセットされているので、ステ
ップ293からリターンする。つまり増圧ホールドモー
ドに入ると、第4b図の条件区分を参照してホールドモ
ード以外の条件となるまでは、ホールドを継続する。
再びステップ283を参照する。ステップ283でDv
が一2G以上であったときには、ΔVsをαと比較しく
284)、αより小さいと次制御モードは増圧であるの
で、現在が増圧モードか増圧ホールドモード84− かを参照して(297,298)、増圧モードであると
そのままリターンし、増圧ホールドモードであると、増
圧モードをセットするためステップ262に進む。
ステップ284でΔVsがα以上であるとΔVsをβと
比較する(285)。ΔVsがβよりも小さいと、ホー
ルドモードとすべきか増圧モードとすべきかを判定する
ため、Dvを−1,3Gと比較する(296)。Dvが
−1,3Gよりも小さいとホールドモード(増圧ホール
ドモード)とすべきであるので、ステップ293以下で
、現在のモードを参照して現在のモードが増圧モードで
あると増圧ホールドモードをセットしく294)、5O
L1を278通電にセットしく295)、ステップ26
6に進む。現在のモードが増圧ホールドモードであると
、変更を要しないのでリターンする。
Dvが−1,3G以上であると、増圧モードとする必要
があり、現在の制御モードを参照し、それが増圧モード
であるとそのままリターンし、増圧ホールドモードであ
るとステップ262に進む(297,298)。
再度ステップ285を参照する。ステップ285でΔV
sがβ以上であると、ΔVsをγと比較しく286)、
ΔVsがγより大きいと次制御モードは減圧モードであ
るのでステップ288に進む。
ΔVsがγ以下であるとDvを6Gと比較しく287)
、Dvが6G以下であると次制御モードが減圧モードで
あるのでステップ288に進む。
Dvが6Gを越えていると次制御モードは増圧モードで
あるので、ステップ297に進む。
次に、第11c図のステップ309以下の、減圧モード
・減圧ホールドモードでの次制御モードの判定を説明す
る。
現在のモードを参照して(309)、それが減圧モード
であると減圧力ウンタの内容より減圧モードの継続時間
を読み120m5ecと比較する(323)。
120m5ec以上経過していると一周期の減圧制御(
第2図の第5欄左列)を終了していることになるので、
ステップ245に進む。120m5ec未満のときには
、減圧力ウンタの内容を48m5ec(減圧通電時間:
第2図の第5欄左列)と比較しく324)、48m5e
cであると5OLIを278通電(ホールド)にセット
しく325) L、ステップ313へ進む。48IIl
secを越えているときにはステップ313に進む。ス
テップ313でDvを−1,3Gと比較し、Dvが−1
,3G以下であるとステップ327でDvを一12Gと
比較し、Dvが一12G以上であるとステップ330に
進む。Dvが一12Gより小さいと高μフラグを参照し
それがあるとステップ328に進み、ないとステップ2
49に進む。
さて、ステップ309で減圧モードでないときには減圧
ホールドモードであるか否かを参照しく310)、減圧
ホールドモードではないと(これは有り得ないことであ
るので)リターンする。減圧ホールドモードであると、
コントロールカウンタの内容を参照してそれ(減圧ホー
ルド時間)を150+r+ecと比較しく312)、1
.50m5ec以上であると減圧不足と見なしてステッ
プ249に進んで減圧モードをセットする。150m5
ec未満であると、Dvを−1,3Gと比較しく313
)、Dvが−1,3G以下であると減圧又は連続減圧で
あるのでステップ327に進む。−1,3Gを越えてい
たときには、Δ’Jsをαと比較しく314)ΔVsが
αよりも小さいと次制御モードは増圧モードであるので
ステップ262以下の増圧セラ1−に進む。
ΔVsがα以上であるとDvを−0,6Gと比較しく3
15)、Dvが−0,6G以下であると次制御モードは
減圧モード又は連続減圧モードであるのでステップ33
0に進んで減圧モードをセットする。Dvが−0,6G
を越えていると、ステップ316でΔVaをβと比較し
、ΔVsがβより小さいとステップ262以下の増圧モ
ードのセットに進む。八Vsがβ以上であるとステップ
317でDvを0.6Gと比較し、 Dvが0.6G以
下であるとステップ330に進むが、Dvが0.6Gを
越えているとDvを6Gと比較しく31B)、Dvが6
Gを越えていると八Vsをγと比較しく329)、γ以
上であると次制御モードは減圧ホールドモードであるの
でステップ320に進む。γ未満であると増圧であるの
でステップ262の増圧モードのセットに進む。
ステップ318でDvが6G以下であったときには、Δ
Vsをγと比較しく319)、γ以上であると次制御モ
ードは減圧モードであるのでステップ330に進む。γ
未満であると減圧ホールドモードであるのでステップ3
20以下の減圧ホールドモードのセットに進む。
88− 以上説明したように、ブレーキペタル1が踏込れてから
、推定車速が第1の値である20KIa/h以上である
ことを条件にアンチスキッド制御(ブレーキ液圧制御)
に入り、20Km/h未満ではアンチスキッド制御には
入らない。
これは、ブレーキペタル1の踏込みがあるとステップ1
59からステップ183に進み、それからステップ18
4〜187を経てステップ188でアンチスキッド要フ
ラグOCRの存否を参照して、それがない(まだアンチ
スキッド制御に入っていない)とステップ228に進ん
で次にステップ229に進み、そこで制御基準車速が2
0Km/hを越えていないとステップ169に戻ってア
ンチスキッド制御には入らず、20Km/hを越えてい
ることを条件にアンチスキッド要否を判定しくステップ
233〜244)アンチスキッド要であるとそれを示す
フラグOCRをステップ240,242又は244でセ
ットし、アンチスキッド制御(ブレーキ液圧制御)20
5,206又は207に進むようにしているからである
一度アンチスキッド制御に入り、ブレーキペタル1が継
続して踏込まれていると(アンチスキッド要フラグOC
Rをセットしていると)、ステップ203で制御基準車
速を8Km/h (後輪のアンチスキッド制御に関する
終了速度:第2の値)と比較し、ステップ204で制御
基準車速を10/Km(前輪のアンチスキッド制御に関
する終了速度:第2の値)と比較して、制御基準車速が
10/Km未漢になると前軸のアンチスキッド制御を終
了するためにフラグOCRをクリアし電磁切換弁装置5
OLI、5OL2を非通電とし、制御基準車速が8Km
/h未満になると前輪および後軸のアンチスキッド制御
を終了するためにフラグOCRをクリアし電磁切換弁装
置5OLI、5QL2および5OL3を非通電とするよ
うにしているので、20Km/h以上の速度で一層アン
チスキッド制御(ブレーキ液圧制御)に進むと、前輪は
推定速度が10Km/h未満になるまで、また後軸は推
定速度が8Km/h未満になるまでアンチスキッド制御
を継続する。このアンチスキッド制御は、20Km/h
以上で開始したものであるので、制御当初の状態検出が
正確であり、しかも連続して所定のロジックで継続する
ものであるので連続性、安定性が高いので、運転者に異
常感を与えることがなく、また格別に制動距離を長くす
ることはない。20Km/h以下の速度でブレーキペタ
ル1が踏込まれたときにはアンチスキッド制御を開始し
ないが、速度が低いので車軸ロックを生ずる可能性は低
く、ドライバのブレーキ操作で十分に状況に対応するこ
とができると共に、仮に車軸ロックを生じても低速であ
るので、アンチスキッド制御を20Km/h以下の速度
でも作用させる場合よりも運転の操作性および安定性が
高い。
〔発明の効果〕
以上に説明した通り、本発明では、低速域でのアンチス
キッド制御の安定性が高くなり、また車両運転の安定性
が高くなる。
上述の本発明の好ましい実施例では、アンチスキッド制
御をしていないときにアキュムレータの蓄圧が所定値に
保持されている。アンチスキッド制御を行なっていない
ときには、アキュムレータ圧の消費がほとんどないので
、電気モータの付勢は少なく、動力消費が少ない。アン
チスキッド制御時に必要な液圧量を与える容量よりも小
さい容量のポンプおよび電気モータで、非制御時にアキ
ュムレータの蓄圧を行なえばよいので、ポンプおよび電
気モータは小形のものを使用できる。
小型のポンプおよび電気モータを使用しても、電気モー
タ通電中には数値をカウントアツプし、非通電中にはカ
ウントダウンしてモータ温度推定数値を得て、この数値
が所定値になると電気モータの通電を止めるので、電気
モータの過熱が防止され、長時間通電によるモータの焼
損等の異常が未然に回避される。仮にこのような異常防
止のために上述のように電気モータを停止しても、アキ
ュムレータの蓄圧があることと、最悪でもマスクシリン
ダよりのブレーキ液圧を直接にホイールシリンダに与え
るバイパス弁装置が備わっているので、ブレーキ作用は
損なわれない。
また、従来のように増圧および減圧(パワー液圧の消費
)のみの組合せ(パワー圧印加とパワー圧のりザーバへ
の解放の交互切換え)でホイールシリンダへのブレーキ
液圧を制御する場合と比較し92− て、ホールド時にはパワー圧の消費がないので、増圧し
てホールドおよび減圧してホールドの態様でブレーキ液
圧を制御し、パワー液圧の消費を大幅に低減できる。こ
の低減によりポンプおよび電気モータの一層の小形化を
計ることができる。のみならず、所定時間の増圧と任意
長のホールド時間の組合およびその繰り返しで増圧速度
を調整することができ、同様に所定時間の減圧と任意長
のホールド時間の組合せおよびその繰り返しで増圧速度
を調整することができ、より正確かつ円滑なアンチスキ
ッド制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明の1実施例のシステム構成を示すブロ
ック図、第1b図は第1a図に示す液圧制御弁ユニット
3の構成詳細を示す断面図である。 第2図は該実施例のブレーキ液圧制御でマイクロプロセ
ッサ13が電磁切換弁装置5QLI〜5OL3を通電付
勢する通電パターンを示す平面図、第3図は各種通電パ
ターンの組合せで得られるブレーキ液圧の増、減態様を
示すグラフ、第4a図はアンチスキッド制御に入るとき
の、車両走行状態と制御モードとの関係を示すグラフ、
第4b図は増圧モード又は増圧ホールドモードでアンチ
スキッド制御中のときに、車両走行状態に照らして次に
進む制御モードを示すグラフ、第4c図は減圧モード又
は減圧ホールドモードでアンチスキッド制御中に、車両
走行状態に照らして次に進む制御モードを示すグラフで
あり、第5図はアンチスキッド制御中の車輪速度、基準
車速、制御基準車速、ホイールシリンダ液圧等の関係を
示すタイムチャートである。 第6a図、第6b図および第6c図は、マイクロプロセ
ッサ13の割込み処理動作を示すフローチャート、第7
a図および第7b図はマイクロプロセッサ13のアンチ
スキッド制御関連の主制御動作(メインルーチン)を示
すフローチャート、第8a図、第8b図および第8c図
は車軸速度演算を行なうサブルーチンを示すフローチャ
ート、第9a図および第9b図はモータ付勢制御(サブ
ルーチン)を示すフローチャート、第10a図。 95− 第10b図および第10c図はアンチスキッド制御(サ
ブルーチン)を示すフローチャート、第11a図、第1
1b図および第11c図はアンチスキッド制御(第10
a図、第10b図および第10c図)中の、実際にブレ
ーキ液圧を制御するアンチスキッド制御(電磁切換弁装
置通電制御:サブルーチン)を示すフローチャートであ
る。 1:ブレーキペタ用2ニブレーキマスクシリンダ3.4
,5 :液圧制御弁ユニット 3a〜3h:バイパス弁装置 31〜3n:液圧制御弁装置 6.7,8,9 ニブレーキホイールシリンダ10.1
1,12 :速度センサ 13:マイクロプロセッサ1
4:電子制御装置 15:電気モータ16:ポンプ 1
7:アキュムレータ pps ニブレーキ液圧源装置 RLY : モータリL/−MR’/lインリレーvL
:ウオーニングランプ BSI+I ニブレーキ操作検出メイッチPS:圧力検
出スイッチ R5V :リザーバ96− 第6a図 第6b図 [I口] [I=コ 特開昭GO−209355(28) 兜60図 [I嗣] 特開昭GO−209355(29) 第8a図 第8b図 [−マ] 「曹嬰■ 特開昭GO−209355(31) 第8c図 [四回] 第9a因 「研ヅ■

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブレーキマスクシリンダからブレーキホイールシ
    リンダへのブレーキ液圧供給ラインに介挿されたブレー
    キ液圧制御弁装置; ブレーキ液圧制御弁装置の状態を制御する弁装置操作手
    段; 車軸の回転速度を検出する速度検出手段;ブレーキ液圧
    ルの踏込を検出するブレーキ踏込検出手段iおよび、 速度検出手段およびブレーキ踏込検出手段の状態を監視
    し、回転速度より車両の推定速度を演算し、ブレーキ踏
    込状態で、推定速度2回転速度および回転速度の加減速
    度に基づいてブレーキ液圧の増圧、減圧要否を判定し、
    推定車速が所定の第1の値以上で判定結果に基づいて弁
    装置操作手段に、ブレーキ液圧制御弁装置を増圧、減圧
    状態に設定する指示を与え、一度この指示を与えるとブ
    レーキ踏込状態の継続中は推定車速が第1の値よりも小
    さい第2の値以下となるまで判定結果に基づいて弁装置
    操作手段にブレーキ液圧制御弁装置を増圧、減圧状態に
    設定する指示を与える制御手段1 を備えるアンチスキッド制御装置。
  2. (2)ブレーキ液圧制御弁装置は、ブレーキマスクシリ
    ンダからのブレーキ液圧を受けるブレーキ液圧ボート、
    ホイールシリンダにブレーキ液圧を与える制御出力ボー
    ト、制御入力ポート、パワー液圧ボート、出力ポートと
    制御入力ポートの間を開。 閉する弁部材、この弁部材を閉方向に強制するばね手段
    、および、弁部材を開駆動する方向にパワー液圧ポート
    の圧力を受けるピストン、を備えるバイパス弁装置;お
    よび、ブレーキマスクシリンダからのブレーキ液圧を受
    けるブレーキ液圧ポート、上記制御入力ポートと連通ず
    る液圧制御室。 パワー液圧ポート、液圧制御室とブレーキ液圧ポートの
    間を開、閉する弁部材、この弁部材を閉方向に強制する
    ばね手段、および、弁部材を開駆動する方向にパワー液
    圧ポートの圧力を受けその方向の移動で液圧制御室の容
    積を小さくし逆方向の移動で液圧制御室の容積を大きく
    し、パワー液圧ボートの圧力に対抗する方向に液圧制御
    室の圧力を受けるピストン、を備える液圧制御弁装置;
    でなり、 弁装置操作手段は、上記バイパス弁装置のパワー液圧ポ
    ートにアキュムレータ圧を与えるパワー液圧源;および
    、パワー液圧源のアキュムレータ圧出力ボートおよびド
    レイン圧ボートと液圧制御弁装置のパワー液圧ポートの
    間に介挿され、通電付勢に応じて液圧制御弁装置のパワ
    ー液圧ポートをアキュムレータ圧出力ボートとドレイン
    圧ポートに選択的に接続する電磁切換弁装置;でなる、
    前記特許請求の範囲第(1)項記載のアンチスキッド制
    御装置。
  3. (3)パワー液圧源は、電気モータ、該電気モータで駆
    動される液加圧ポンプ、および、液加圧ポンプの吐出圧
    を受けるアキュムレータを備え、上記バイパス弁装置の
    パワー液圧ポートにアキュムレータ圧を与える、前記特
    許請求の範囲第(2)項記載のアンチスキッド制御装置
  4. (4)パワー液圧源はアキュムレータ圧を検出する圧力
    検出手段を含み;制御手段はアキュムレータ圧に応じて
    電気モータの付勢および消勢を制御し、電気モータの付
    勢中所定のアップ率で数値をカウントアツプし、電気モ
    ータの非付勢中所定のダウン率で数値をカウントダウン
    し、カウント値が所定値に達っすると電気モータの付勢
    を停止する;前記特許請求の範囲第(3)項記載のアン
    チスキッド制御装置。
  5. (5)電磁切換弁装置は、通電電流値に応じて少なくと
    も液圧制御弁装置のパワー液圧ポートをアキュムレータ
    圧出力ボートに接続する増圧状態、該パワー液圧ポート
    を閉とするホールド状態および該パワー液圧ポートをド
    レイン圧ポートに接続する減圧状態となる多位置切換え
    電磁弁装置であり;制御手段は、ブレーキ踏込状態で、
    推定速度9回転速度および回転速度の加減速度に基づい
    てブレーキ液圧の増圧、ホールドおよび減圧の要否を判
    定し電磁切換弁装置の上記状態を時系列で制御するもの
    とした;前記特許請求の範囲第(3)項記載のアンチス
    キッド制御装置。
  6. (6)制御手段は、増圧状態の継続時間とホールド状態
    の継続時間の組合せでホイル−シリンダへのブレーキ液
    圧の増圧速度を定め、減圧状態とホールド状態の継続時
    間の組合せでホイールシリンダへのブレーキ液圧の減圧
    速度を定める前記特許請求の範囲第(5)項記載のアン
    チスキッド制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01148648A (ja) * 1987-12-04 1989-06-12 Akebono Brake Ind Co Ltd アンチロックブレーキ制御装置
JPH02503179A (ja) * 1987-04-01 1990-10-04 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング アンチロツク制御装置

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