JPS60212400A - 金箔貼着方法 - Google Patents

金箔貼着方法

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JPS60212400A
JPS60212400A JP6968084A JP6968084A JPS60212400A JP S60212400 A JPS60212400 A JP S60212400A JP 6968084 A JP6968084 A JP 6968084A JP 6968084 A JP6968084 A JP 6968084A JP S60212400 A JPS60212400 A JP S60212400A
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浦野 芳裕
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金箔貼着方法に関し、より具体的には、墓石
等の碑銘内に金箔を貼着する方法に関する。
我々は、近親者の死に際し、葬儀を執り行って死者を送
り、死者を葬った地に墓石を建立して永(死者に対する
敬愛、感謝の念を表するのであるが、この建立する墓石
の程度、大きさは、当然ながらその時点での収入、予算
の制約を受けざるを得す、その結果、甚だ不満足な規模
に止まることも多い。かかる場合、後年に至ってより壮
麗な墓石を建立し直し度く願うことも多々あるのである
が、我々の社会には一旦建立した墓石を建立し直すこと
を禁する不文律が存するため、それもままならなかった
。そこで、近時、かかる不文律に抵触することなく墓石
を壮麗化する方法として、\、 墓石の碑銘(刻設文字)内に金箔を貼着することが行わ
れつつある。
この近時より始まった金箔貼着方法は、碑銘内に漆等の
接着剤を塗布したる後、筆の穂先を作業者の唾液等で或
いは息を吹き掛ける等して少量湿らせて金箔を付け、貼
着位置に運んで貼り付けるものである。金は、金属類の
中で最も展延性に冨み、金箔の厚さも最小1 / 10
’000mmにも至るため極めて薄くかつ脆弱になって
いるが、従来の方法においては水分による吸着力を利用
して筆の穂先に金箔を付けるため、付けた時点で金箔に
シワを生じさせ易かった結果、そのシワが貼着後も残っ
て、体裁が良くなかった。又、この金箔は通常10cm
角大で消灯紙で裏打ちされた状態で市販されているが、
従来は、この金箔を裁断するのが困難であったため、貼
着個所の形状に合わせて予め裁断しておくことなく、そ
のまま筆に付けて貼着個所に運んで貼り付け、余った部
分を筆で千切って隣接貼着個所に貼り付けていたため金
箔のロスが多く、金箔が高価な材料である点を考慮する
と、かかるロスは無視し難いものであった。更には、予
め裁断しておくことなく筆でもって千切りつつ貼着形状
に応じて貼り付けていくため、金箔の表面を何度も筆で
摩擦せざるを得ず、その結果金箔表面の粒子が破壊され
て全本来の光沢を失わしめることになり、仕上がり結果
も精々金粉を塗った程度に止まり、美観的にも優れたも
のではなかった。更には、全作業工程が1本の筆でもっ
て行われるため、筆の穂先に接着剤が糊着し易く、その
結果金箔を損壊してロスを生ぜしめる等の不都合があり
、それを避けようとすれば筆を多数本取り揃えて頻繁に
交換せざるを得ず、作業が面倒で能率が悪かった。
本発明は、従来技術の如上の欠点に着目してなされたも
ので、金箔のロスが少なく、仕上がりも美しく、かつ作
業能率が向上した金箔貼着方法を提供せんとするもので
ある。
かかる目的は、本発明による、金箔を貼着すべき個所の
形状に合わせて金箔をファイン・セラミック製カッタを
もって予め裁断し、貼着個所に接着剤を塗布し、摩擦電
気(静電気)による吸引力によって裁断金箔片を貼着個
所に案内して定置せしめ、その上から羽毛刷毛をもって
軽く押圧し、然る後に筆をもって形を整える工程からな
る金箔貼着方法によって達成されるものである。
以下添付図面に即して本発明の詳細な説明する。
本発明による金箔貼着方法は、以下の工程よりなるもの
である。
イ、清掃工程 まず、貼着作業に先立ち、第1図に示す如く、金箔を貼
着すべき墓石1を十分清掃し、碑銘内からゴミ、汚泥等
を完全に除去する。墓石は、軽量であれば台より取り外
し屋内に搬入して作業するが、重量大で取外しが困難で
あれば、テント等で遮断し、外風の影響を受けないよう
にすると共に作業時塵等が接着剤塗布個所に付着しない
ようにする。
ロ、金箔片裁断工程 金箔は、通常10cm角大で消灯紙で裏打ちされて市販
されており、その厚さに応じて一枚半掛、三枚掛、四枚
掛等種々あるが、本発明にかかる貼着方法の場合三枚掛
程度が最適である。
第1図に示す如く、この金箔10を箔打紙11共々、碑
銘を構成する刻設文字の巾、深さ等の形状に合わせてフ
ァイン・セラミック製カッタ12をもって予め細片14
に裁断する。金箔の厚さは、最小1/10000mmに
も達する極薄であるため、通常の金属製のカッタを使用
すると、摩擦電気が生じて金箔がカッタにまとわりつい
て作業が難渋するが、ファイン・セラミック製のもので
あると摩擦電気が生ぜず、作業が容易である。
ハ、接着剤塗布工程 続いて、第2図に示す如く、接着剤15を漆刷毛16を
もって刻設文字の溝の底面及び壁面に塗布する。従来は
、接着剤として漆等が良く用いられているが、発明者は
、合成樹脂塗料を用いると極めて良好なる結果が得られ
ることを発見した。かかる合成樹脂塗料としては、「カ
シュー樹脂塗料」 (登録商標、カシュー株式会社製)
が適しており、この塗料に、「カシュー・シンナー」 
(登録商標、同社製)を適宜混入して使用する。混合割
合は、発明者が実験した限りでは、周囲温度がO′Cの
場合には塗料97部:シンナー3部程度の容量比が望ま
しく、周囲温度25°Cの場合には殆どシンナーを混入
する必要がないものであった。
この接着剤は、極めて粘着力が強いため、漆刷毛をもっ
て良く攪拌したる後、溝の底面、壁面に刷り込む。その
場合、厚く塗布すると乾燥収縮して貼着した金箔片に後
日シワを生じることになるので、出来るだけ薄く延峡し
て塗布するのが望ましい。
乾燥については発明者の実験した限りでは、周囲温度2
5°Cの場合、塗布後15分乃至30分程度放置して乾
燥させれば次段の貼付は工程に進んで良く、それ以上乾
燥させると接着度が悪化する傾向が見受けられた。
二、貼付は工程 続いて、予め裁断しおいた細片14を接着剤塗布個所に
貼付ける工程に移るのであるが、本発明に係る方法の場
合、かかる細片14を塗布個所に移動案内する手段とし
て、第3図乃至第4図に示す如き、特殊の把持具を使用
する。
第3図はその平面図、第4図はその側面図であるが、こ
の把持具20は、大略コンパス状を呈し、本体22、そ
の本体一端に装着された羽毛刷毛部24及びその他端に
装着された把持部26゜26よりなる。本体22は、そ
の中央付近で二股に分岐させられており、その各分岐枝
先端に把持部26,26が取り付けられる構成となって
いる。この分岐点付近には、止め具28が嵌装されてい
る。本体20の素材としては、帯電序列において摩擦電
気(静電気)を生じさせ難く、かつ形状の復元性に優れ
た素材、例えば竹材を使用すると、作業者の身体、衣服
等に接触しても摩擦電気を起こして箔片を吸引すること
がなく、便宜である。摩擦電気の程度、大きさは、摩擦
し合う相手方物質によって相違してくる相対的なもので
あるが、その接触相手方物質は作業者の衣服、作業者の
手、その表面上の汗等の水分等と予測されるので、帯電
序列においてそれらと摩擦し合っても摩擦電気を殆ど生
じないか或いは生じても微量程度であるような素材、例
えば竹を本体20に使用するものである。更には、竹材
は、復元性にも優れているので、止め具28を第3図に
おいて左右に移動することによって分岐枝の開脚度を把
持すべき細片14の大きさに応じて適宜変えることが出
来、好都合である。この止め具28の素材も、摩擦電気
を生じさせ難い素材、例えば木綿糸、水系等を使用する
。分岐枝両端に装着される把持部26は、逆に帯電序列
において、摩擦し合う相手方を適宜選択し、それに対し
て摩擦電気を起こし易い、即ち静電吸着力の強そうな素
材、例えば、後述の如く摩擦相手として乾燥した布を使
用する場合、釣糸を寸断したもの等を使用すると便宜で
ある。第7図に示す如く、この把持部を断面円形状にし
ておくと、金箔片を吸引した場合接触面積が小さく、従
って取り外し易く、便利である。尚、羽毛刷毛は、羽毛
で製作する。
本発明による方法は、裁断した金箔細片を貼着位置に運
ぶ手段として、かかる把持具を使用するものであるが、
貼付けに際しては、第5図に示す如く、この把持具20
の把持部を摩擦材30で摩擦して摩擦電気を生せしめる
。その結果、第6図に示す如く、その把持部26を金箔
細片14に近づけると金箔細片14は箔打紙11を離れ
て把持部に吸着するので、第8図に示す如く、そのまま
把持して接着剤塗布個所に運び、軽く押しつけて定置さ
せるものである。金箔は、文字溝の底面部のみならずそ
の両側壁面に貼着するため、その全面に亘って接着剤を
塗布しておき、細片を貼付けるものである(第11図)
。尚、前記の摩擦材30は、乾燥した木綿布等、把持部
26と摩擦し合った場合に摩擦電気を生じるものであれ
ば、どのような素材を用いても良いものである。
続いて、第9図に示す如く、前記把持具の羽毛刷毛部2
4をもって、その上から細片14を押圧して接着せしめ
る。前述の如く、金N番、よ極薄となっており表面粒子
も脆弱化しているため、従来の方法の如く、筆をもって
押圧すると該表面粒子を損壊して削ぎ落とし、全本来の
光沢を失わしめる結果を来していたのであるが、本発明
の場合、筆に比し格段に柔らかい羽毛刷毛を使用するの
であり、しかも従来の如く貼り付けつつ千切る工程がな
く、予め貼着位置の形状に合わせて裁断しである細片を
貼付ければ良いため、羽毛刷毛が箔片に接触する頻度が
格段に少なく、その分だけ表面粒子を損壊する度合が少
なく、金の光沢を喪失させる度合が極めて少ないもので
ある。
ホ、仕上げ工程 続いて、第10図に示す如く、筆40を金箔細片14同
士が重複して貼付けられている部位等から箔片を払い落
とすと共に、文字の隅の狭隘部等細片を貼付は難かった
部位に前記の払い落とした金粉を付着せしめて、全体と
して金箔が付着していない個所がないように形を整える
ものである。このように、仕上げ時に初めて筆を使用し
て払い落として金箔(金粉)を採集し、狭隘部に使用し
、それでも余るときは別途貯蔵しておけば良いように構
成したので、その点でもロスが少ないものである。又、
筆を接触させる個所は、金箔片が重合している個所及び
狭隘部に限られ、それ以外の通當に金箔が貼着されてい
る個所には筆を接触させないので、従来方法に比し、筆
が接触する面積は格段に減少し、因って金箔の表面を損
壊する度合も格段に減少するものである。
以上の工程により、最終的には、第11図に示す如く、
墓石1の刻設文字の溝内の底面及び両側面のすべてに亘
って接着剤15上に金箔1oを貼着して完成するもので
あり、完成後は、そのまま放置して自然乾燥させれば良
いものである。
本発明に係る貼着方法は、上記の如く、刻設文字の形状
に合わせて金箔を予め裁断しておき、摩擦電気による吸
引力を利用した把持具を介して裁断片を貼着位置に運び
、羽毛刷毛で押し付けると共に筆で整える構成したもの
である。その結果、従来の方法に比し、金箔のロスが少
なく、仕上がり結果も全本来の光沢を存分に生かした美
観にあふれた体裁の良い仕上がりとなるものである。
更には、作業時間も短縮されると共に作業能率も著しく
向上する利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は貼着方法の中金箔裁断工程の説明図、第2図は
接着剤塗布工程の説明図、第3図は金箔把持具の平面図
、第4図はその側面図、第5図及び第6図は貼付は工程
の説明図、第7図は第6図の■−■線断面図、第8図、
第9図及び第10図は貼付は及び仕上げ工程の説明図、
第11図は第10図のXI−XI線断面図、である。 10・・・金箔、20・・・把持具、 第2図 第3N

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金箔を貼着すべき個所の形状に合わせて金箔をファイン
    ・セラミック製カッタをもって予め裁断し、貼着個所に
    接着剤を塗布し、摩擦電気による吸引力によって裁断金
    箔片を貼着個所に案内して定置せしめ、その上から羽毛
    刷毛をもって軽く押圧し、然る後に筆をもって形を整え
    る工程からなることを特徴とする金箔貼着方法。
JP6968084A 1984-04-07 1984-04-07 金箔貼着方法 Granted JPS60212400A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6968084A JPS60212400A (ja) 1984-04-07 1984-04-07 金箔貼着方法

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JP6968084A JPS60212400A (ja) 1984-04-07 1984-04-07 金箔貼着方法

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Publication Number Publication Date
JPS60212400A true JPS60212400A (ja) 1985-10-24
JPH0226879B2 JPH0226879B2 (ja) 1990-06-13

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ID=13409813

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018103609A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 明俊 町田 金箔装飾法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937008U (ja) * 1972-06-30 1974-04-02

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