JPS6022405Y2 - フライボ−ル式ガバナ装置 - Google Patents
フライボ−ル式ガバナ装置Info
- Publication number
- JPS6022405Y2 JPS6022405Y2 JP4543175U JP4543175U JPS6022405Y2 JP S6022405 Y2 JPS6022405 Y2 JP S6022405Y2 JP 4543175 U JP4543175 U JP 4543175U JP 4543175 U JP4543175 U JP 4543175U JP S6022405 Y2 JPS6022405 Y2 JP S6022405Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission body
- guide
- sleeves
- guide groove
- force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はフライボール式ガバナ装置に関する。
従来の技術
周知のように内燃機関のガバナ装置等には、フライボー
ル式のガバナ装置が広く実用に供されており、部品点数
の少ないことと構造が簡単で故障の少ないことが特長で
ある。
ル式のガバナ装置が広く実用に供されており、部品点数
の少ないことと構造が簡単で故障の少ないことが特長で
ある。
ところで、上記ガバナ装置では、鋼球から威るフライボ
ールを公転させるのであるが、従来においては、半径方
向の直線的案内溝により、フライボールを案内するよう
にしていた。
ールを公転させるのであるが、従来においては、半径方
向の直線的案内溝により、フライボールを案内するよう
にしていた。
考案が解決しようとする問題点
このため、上記従来のガバナ装置では、フライボールは
、公転のための回転方向の力を受けながら、遠心力によ
る半径方向の運動をしなければならず、やや応答性が悪
いという欠点があり、敏感な性能を要求されるガバナ装
置には不向きであった。
、公転のための回転方向の力を受けながら、遠心力によ
る半径方向の運動をしなければならず、やや応答性が悪
いという欠点があり、敏感な性能を要求されるガバナ装
置には不向きであった。
本考案は応答性のすぐれたフライボール式ガバナ装置を
提供することを目的とする。
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記目的を遠戚するために、本考案の特徴とする処は、
各案内溝7.7’を、外周部側端部に向かうに従って伝
動体の回転方向後方側へ移行するように、伝動体の半径
方向に対して傾斜させた点にある。
各案内溝7.7’を、外周部側端部に向かうに従って伝
動体の回転方向後方側へ移行するように、伝動体の半径
方向に対して傾斜させた点にある。
実施例
以下、本考案の第1実施例を第1図、第2図及び第6図
の図面に基づき説明すれば、1は回転軸で、エンジンの
適宜の回転軸が該当する。
の図面に基づき説明すれば、1は回転軸で、エンジンの
適宜の回転軸が該当する。
2はギヤーで、前記回転軸1の駆動ギヤーである。
尚、回転軸1がクランク軸の場合は、ギヤー2は当然ク
ランクギヤーとなり、他の回転軸を駆動するためのもの
である。
ランクギヤーとなり、他の回転軸を駆動するためのもの
である。
3はスリーブで、椀状をなして回転軸1上に軸心方向に
摺動自在に外嵌され、その椀状凹所がギヤー2の一側面
と対向している。
摺動自在に外嵌され、その椀状凹所がギヤー2の一側面
と対向している。
4はフライボールで、ギヤー2とスリーブ3の椀状凹所
の間に適数個介装されており、自然公転自在に案内具5
で拘束されている。
の間に適数個介装されており、自然公転自在に案内具5
で拘束されている。
案内具5は鋲6等でギヤー2に同行回転するように固着
され、ギヤー2と案内具5等により伝動体が構成されて
いる。
され、ギヤー2と案内具5等により伝動体が構成されて
いる。
案内具5には、フライボール4を案内するための案内溝
7がフライボール4と同数だけ放射状に開設されている
。
7がフライボール4と同数だけ放射状に開設されている
。
案内溝7は、案内具5の中心部側から外周にまで延びる
もので、案内具5の軸心方向に貫通形式されると共に、
案内具5の外周でも径方向外方側に開口している。
もので、案内具5の軸心方向に貫通形式されると共に、
案内具5の外周でも径方向外方側に開口している。
案内溝7は、外周側端部に向かうに従って案内具5の回
転方向後方側へ移行するように、伝動体の半径方向に対
して傾斜せしめられている。
転方向後方側へ移行するように、伝動体の半径方向に対
して傾斜せしめられている。
そして、例えば、第2図の仮想線で示すように、案内具
5に、半径方向の従来の案内溝10を仮想して、この案
内溝10と案内溝7の中心部側端部を一致させた場合に
は、従来の案内溝10の溝中心線X−X線に対し、案内
溝7の溝中心線はθの角度をなす。
5に、半径方向の従来の案内溝10を仮想して、この案
内溝10と案内溝7の中心部側端部を一致させた場合に
は、従来の案内溝10の溝中心線X−X線に対し、案内
溝7の溝中心線はθの角度をなす。
ここで第1図及び第2図に示す第1実施例の作動状態を
第6図によって解析する前に、従来実施されていた径方
向の直線溝型式について若干説明しておくと、従来型式
は第5図に示すようにギヤー2の加速回転に伴ってF力
が発生し、このFの方向性は、Xを中心としフライボー
ル4の接点を通る円周上の接線方向に対応する。
第6図によって解析する前に、従来実施されていた径方
向の直線溝型式について若干説明しておくと、従来型式
は第5図に示すようにギヤー2の加速回転に伴ってF力
が発生し、このFの方向性は、Xを中心としフライボー
ル4の接点を通る円周上の接線方向に対応する。
このFはギヤー2がフライボール4を加速的に押しやろ
うとする力の総力であり、従ってこの総力Fによってフ
ライボール4側には逆方向の受力−Fが生じこの絶対値
がフライボール4に実質的に作用することとなり、この
際のボール4への偶力はこの際無視し、また遠心力につ
いても加速が瞬時的なることとここでは応答性を問題と
する故に考慮はされていない。
うとする力の総力であり、従ってこの総力Fによってフ
ライボール4側には逆方向の受力−Fが生じこの絶対値
がフライボール4に実質的に作用することとなり、この
際のボール4への偶力はこの際無視し、また遠心力につ
いても加速が瞬時的なることとここでは応答性を問題と
する故に考慮はされていない。
こうして瞬間的加速状態で−F力が作用したもとでは、
フライボール4の動きは、図示した成分力にて左右され
ることとなる。
フライボール4の動きは、図示した成分力にて左右され
ることとなる。
つまり−Fは、FXとFyとに分けられた形となり、こ
の場合Fxは案内溝7の長手に直交する力、Fyは溝長
手方向の力を夫々示しているが前記案内溝7は径方向に
沿うことにより実質的にフライボール4に作用する力は
Fyとなる。
の場合Fxは案内溝7の長手に直交する力、Fyは溝長
手方向の力を夫々示しているが前記案内溝7は径方向に
沿うことにより実質的にフライボール4に作用する力は
Fyとなる。
この際のFyは方向性が溝の基端向きであることから、
加速に際してはフライボール4を外径方向に積極的に押
しやる力としては作用せず、むしろ逆に作用するから遠
心力が充分作用する時点でボール4が初めて応動するこ
ととなる。
加速に際してはフライボール4を外径方向に積極的に押
しやる力としては作用せず、むしろ逆に作用するから遠
心力が充分作用する時点でボール4が初めて応動するこ
ととなる。
よってフライボール4の瞬間的な応動性能は今一つであ
り、ガバナ性能を充分に活かすには不充分なものとなる
。
り、ガバナ性能を充分に活かすには不充分なものとなる
。
またここで案内溝7はスリーブ3の円錐斜面を中心Xを
通る径方向の直線に沿って応動することからその抵抗も
大きくなり勝ちとなり、上記応動性を損なう原因ともな
っていた。
通る径方向の直線に沿って応動することからその抵抗も
大きくなり勝ちとなり、上記応動性を損なう原因ともな
っていた。
これに対し第1実施例に示した所謂傾斜案内溝7によれ
ば第6図の解析図のように特異な作用を生ずる。
ば第6図の解析図のように特異な作用を生ずる。
つまり押しやる力の総力方向性としては従来と同じであ
ることは勿論であるが、この総力Fによりフライボール
4に作用するカーFが傾斜案内溝7によりその成分力の
方向性を変えることが著しく相違する点である。
ることは勿論であるが、この総力Fによりフライボール
4に作用するカーFが傾斜案内溝7によりその成分力の
方向性を変えることが著しく相違する点である。
即ち、第6図に簡明に示す如<−Fの総力はGxとGy
によって表され、GXは案内溝7に垂直なる故にボール
4には前記同様に作用しないが、Gyの方が案内溝7に
沿ってフライボール4を押し出す力として作用する。
によって表され、GXは案内溝7に垂直なる故にボール
4には前記同様に作用しないが、Gyの方が案内溝7に
沿ってフライボール4を押し出す力として作用する。
このGy力によってフライボール4が応答良く押し出さ
れることによってスリーブ3が円錐面のカム作用により
軸方向に応動する訳である。
れることによってスリーブ3が円錐面のカム作用により
軸方向に応動する訳である。
この関係は上記力関係に基づけば減速時においても全く
同様の応答性能を発揮する。
同様の応答性能を発揮する。
この場合ayは溝の基端方向の力として表われる。
しかも本実施例のように案内溝7を傾斜させておくと、
この溝中心とスリーブ3の径方向線とは斜めの関係とな
るから、上記した従来例のような抵抗性は少なくフライ
ボール4はスリーブ3の径方向線に対し斜め揚りの作動
とするから一層応答性を良くすることとなる。
この溝中心とスリーブ3の径方向線とは斜めの関係とな
るから、上記した従来例のような抵抗性は少なくフライ
ボール4はスリーブ3の径方向線に対し斜め揚りの作動
とするから一層応答性を良くすることとなる。
こうした応答ののちに遠心力が実質的に作用するのであ
る。
る。
尚、案内溝7が、外周部側端部に向かうに従って伝動体
(ギヤー2と案内具5)の回転方向後方側へ移行するよ
うに、伝動体の半径方向に対して傾斜さえしていれば、
その傾斜角度の大小に関係なく、上記作用効果を奏する
。
(ギヤー2と案内具5)の回転方向後方側へ移行するよ
うに、伝動体の半径方向に対して傾斜さえしていれば、
その傾斜角度の大小に関係なく、上記作用効果を奏する
。
尚、第1実施例では、伝動体を、ギヤー2と案内具5と
から構成したが、ギヤーを用いずに、伝動体を、案内具
5と、案内具5を回転駆動する部材とから構成してもよ
い。
から構成したが、ギヤーを用いずに、伝動体を、案内具
5と、案内具5を回転駆動する部材とから構成してもよ
い。
第3図及び第4図は本考案の第2実施例を示すもので、
伝動体は、案内具を構成部材としておらず、ギヤー2′
のみから構成されている。
伝動体は、案内具を構成部材としておらず、ギヤー2′
のみから構成されている。
そして、ギヤー2′に案内溝7′が穿設され、又、スリ
ーブ3の形態は単純化されているが、フライボール4の
動き自体は第1実施例と全く同一であって、第1実施例
同様の作用効果を奏する。
ーブ3の形態は単純化されているが、フライボール4の
動き自体は第1実施例と全く同一であって、第1実施例
同様の作用効果を奏する。
尚、10′は仮想した従来の案内溝であり、又、この第
2実施例の場合のX−X線も前記と同様に従来の直線的
案内溝の溝中心を示したものである。
2実施例の場合のX−X線も前記と同様に従来の直線的
案内溝の溝中心を示したものである。
考案の効果
以上詳述したように、本考案は、各案内溝を外周部側端
部に向かうに従って伝動体の回転方向後方側へ移行する
ように、伝動体の半径方向に対して傾斜させたので、フ
ライボールの質量、回転半径及び公転速度が同じである
従来タイプのガバナ装置と比較して、応答性を改善でき
、負荷変動の激しい用途の場合や、速度変動率を厳しく
要求されるものにおいてち著効を奏し、かつコストは従
来タイプのものと何等変わるところがないため実用性は
高く、安価で安定性、応答性のすぐれたガバナ装置が得
られ実益大である。
部に向かうに従って伝動体の回転方向後方側へ移行する
ように、伝動体の半径方向に対して傾斜させたので、フ
ライボールの質量、回転半径及び公転速度が同じである
従来タイプのガバナ装置と比較して、応答性を改善でき
、負荷変動の激しい用途の場合や、速度変動率を厳しく
要求されるものにおいてち著効を奏し、かつコストは従
来タイプのものと何等変わるところがないため実用性は
高く、安価で安定性、応答性のすぐれたガバナ装置が得
られ実益大である。
第1図は本考案第1実施例による断面図で、第2図は第
1図の要部断面図である。 第3図は本考案による第2実施例による断面図であり、
第4図は第3図の要部断面図、第5図は従来例の解析図
、第6図は第1実施例における解析図である。 1・・・・・・回転軸、2,2′・・・・・・ギヤー
3,3′・・・・・・スリーブ、4・・・・・・フライ
ボール、5・・・・・・案内具、7,7′・・・・・・
案内溝。
1図の要部断面図である。 第3図は本考案による第2実施例による断面図であり、
第4図は第3図の要部断面図、第5図は従来例の解析図
、第6図は第1実施例における解析図である。 1・・・・・・回転軸、2,2′・・・・・・ギヤー
3,3′・・・・・・スリーブ、4・・・・・・フライ
ボール、5・・・・・・案内具、7,7′・・・・・・
案内溝。
Claims (1)
- 回転軸1に伝動体2.2’、5を固設すると共に、この
伝動体2.2’、5の一側に対向するスリーブ3,3′
を軸心方向に摺動自在となるように回転軸1に外嵌し、
伝動体2.2’、5の前記スリーブ3,3′と対向する
部分に、スリーブ3.3′側に開口し且つ伝動体の中心
部側から外周部側に延びる案内溝7,7′を放射状に複
数形威し、各案内17.7’にスリーブ3,3′と接当
して伝動体の回転数の増減によってスリーブ3゜3′を
軸心方向に摺動させるフライボール4を回転自在に備え
たフライボール式ガバナ装置において、各案内R7,7
’を、外周部側端部に向かうに従って伝動体の回転方向
後方側へ移行するように、伝動体の半径方向に対して傾
斜させたことを特徴とするフライボール式ガバナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4543175U JPS6022405Y2 (ja) | 1975-04-03 | 1975-04-03 | フライボ−ル式ガバナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4543175U JPS6022405Y2 (ja) | 1975-04-03 | 1975-04-03 | フライボ−ル式ガバナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51123485U JPS51123485U (ja) | 1976-10-06 |
| JPS6022405Y2 true JPS6022405Y2 (ja) | 1985-07-03 |
Family
ID=28180092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4543175U Expired JPS6022405Y2 (ja) | 1975-04-03 | 1975-04-03 | フライボ−ル式ガバナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6022405Y2 (ja) |
-
1975
- 1975-04-03 JP JP4543175U patent/JPS6022405Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51123485U (ja) | 1976-10-06 |
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