JPS60224201A - 希土類コバルト磁石の製法 - Google Patents
希土類コバルト磁石の製法Info
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- JPS60224201A JPS60224201A JP59080395A JP8039584A JPS60224201A JP S60224201 A JPS60224201 A JP S60224201A JP 59080395 A JP59080395 A JP 59080395A JP 8039584 A JP8039584 A JP 8039584A JP S60224201 A JPS60224201 A JP S60224201A
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- earth cobalt
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
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- H01F1/04—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys
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- H01F1/053—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals
- H01F1/055—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、希土類コバルト磁石の製法に関する。
希土類コバルト磁石は、永久磁石の中でも優れた特性を
有している。すなわち、結晶磁気異方性定数が極めて大
きく、保磁力、最大エネルギー積も非常に大きく、かつ
、リコイルエネルギー積も大きいので動的特性にも優れ
ているのである。そして、希土類コバルト磁石には、希
土類コバルト磁石材料の微粉末に結着剤を添加して磁界
中で圧縮成形し、粒子を配向させた加工性磁石と、この
微粉末を焼結して密度と強度を向上させた液相焼結磁石
がある。前者の加工性磁石としては、通常、結着剤とし
て樹脂を用いた樹脂結合型磁石がよく用いられる。
有している。すなわち、結晶磁気異方性定数が極めて大
きく、保磁力、最大エネルギー積も非常に大きく、かつ
、リコイルエネルギー積も大きいので動的特性にも優れ
ているのである。そして、希土類コバルト磁石には、希
土類コバルト磁石材料の微粉末に結着剤を添加して磁界
中で圧縮成形し、粒子を配向させた加工性磁石と、この
微粉末を焼結して密度と強度を向上させた液相焼結磁石
がある。前者の加工性磁石としては、通常、結着剤とし
て樹脂を用いた樹脂結合型磁石がよく用いられる。
加工性磁石は、液相焼結磁石と比べて、加工性。
製品の均質性1機械的強度の点において優れるとともに
、低コスト、低比重でもある。しかし、一方において、
磁性粉以外のもの(前記結着剤)を少くとも8容積係は
含むため、従来の製法によれば1.磁気性能は液相焼結
磁石と比べると半分程度になってしまうという欠点があ
った。しかし、この欠点は磁場成形前に着磁を行なうと
いう方法(特開昭58−157118号公報記載)によ
って大幅に改善された。また、希土類コバルト磁石は、
フェライト磁石やアルニコ磁石に比べて非常に高性能で
ある。したがって、加工性磁石型の希土類コバルト磁石
がますます汎・用されるようになってき九〇 一般に、希土類コバルト磁石を製造するには、Ce (
セリウム)、Y(イツトリウム) 、 Sm (サブリ
ウム) 、 ’MM (ミツシュメタル)等の希土類金
属(以下、Rとする。)を2モルと、Co (コバルト
)を主体とした遷移金属(以下、1とする。)17モル
とを化合して、金属間化合物(RzTMt t )を、
まず製造する。仁うしてできた金属間化合物(Ih″T
M17)は、大きな結晶磁気異方性を持ち、微粒子にし
て用いると非常に高い保磁力を有するのである。
、低コスト、低比重でもある。しかし、一方において、
磁性粉以外のもの(前記結着剤)を少くとも8容積係は
含むため、従来の製法によれば1.磁気性能は液相焼結
磁石と比べると半分程度になってしまうという欠点があ
った。しかし、この欠点は磁場成形前に着磁を行なうと
いう方法(特開昭58−157118号公報記載)によ
って大幅に改善された。また、希土類コバルト磁石は、
フェライト磁石やアルニコ磁石に比べて非常に高性能で
ある。したがって、加工性磁石型の希土類コバルト磁石
がますます汎・用されるようになってき九〇 一般に、希土類コバルト磁石を製造するには、Ce (
セリウム)、Y(イツトリウム) 、 Sm (サブリ
ウム) 、 ’MM (ミツシュメタル)等の希土類金
属(以下、Rとする。)を2モルと、Co (コバルト
)を主体とした遷移金属(以下、1とする。)17モル
とを化合して、金属間化合物(RzTMt t )を、
まず製造する。仁うしてできた金属間化合物(Ih″T
M17)は、大きな結晶磁気異方性を持ち、微粒子にし
て用いると非常に高い保磁力を有するのである。
したがって、この金属間化合物(R2TM17 )を微
粒子にして、それに前記結着剤(樹脂等)を添加して、
磁界中で圧縮成形後、粒子を配向させて前記の加工性磁
石型の希土類コバルト磁石(R2TM17系)ができあ
がるのである。
粒子にして、それに前記結着剤(樹脂等)を添加して、
磁界中で圧縮成形後、粒子を配向させて前記の加工性磁
石型の希土類コバルト磁石(R2TM17系)ができあ
がるのである。
このR2TM17系の希土類コバルト磁石の中でも。
R(希土類金属)に%を使用したものが工業的に量産さ
れており、R2TM17系のほとんどを占めている。そ
の理由は、飽和磁化4□I8が高いのみならず、室温で
の一軸異方性が大きく、かつ異方性エネルギーもR2T
M17系内で大きいからである。
れており、R2TM17系のほとんどを占めている。そ
の理由は、飽和磁化4□I8が高いのみならず、室温で
の一軸異方性が大きく、かつ異方性エネルギーもR2T
M17系内で大きいからである。
とのR2TM17系の希土類コバルト磁石の遷移金属T
Mとして、CO以外にCuを加えることにより、R2T
M17系の希土類コパル7ト磁石の保磁力の根幹となる
RTMs系化合物が得られる。すなわち、RTMs系化
合物の存在により、Coが豊富である2対17相の周囲
に、Coが乏しい1対5相で包まれたセル状組織が形成
され、両相の磁壁エネルギーの差によって、相境界が磁
壁のピンニングサイトとなり、磁壁移動を阻止すること
によす1保磁力が発生するのである。
Mとして、CO以外にCuを加えることにより、R2T
M17系の希土類コパル7ト磁石の保磁力の根幹となる
RTMs系化合物が得られる。すなわち、RTMs系化
合物の存在により、Coが豊富である2対17相の周囲
に、Coが乏しい1対5相で包まれたセル状組織が形成
され、両相の磁壁エネルギーの差によって、相境界が磁
壁のピンニングサイトとなり、磁壁移動を阻止すること
によす1保磁力が発生するのである。
しかし、Cuは非磁性体であるので、飽和磁力4πIs
の減少を招いていた。そ几ゆえ、それを防止するために
Feを遷移金属刊として加えて、飽和磁束密度を上昇さ
せていた。最近、遷移金属TMのCOの一部をZr 、
Hf 、 Ti + Nb等で置換してやれば、添加
、されるFeの量を多くし、それに伴いCuの添加量を
少くしても、保磁力の十分に高いものが得られることが
判明したので、ます−ますR2TM17系の希土類コバ
ルト磁石の需要が高まっているのである。
の減少を招いていた。そ几ゆえ、それを防止するために
Feを遷移金属刊として加えて、飽和磁束密度を上昇さ
せていた。最近、遷移金属TMのCOの一部をZr 、
Hf 、 Ti + Nb等で置換してやれば、添加
、されるFeの量を多くし、それに伴いCuの添加量を
少くしても、保磁力の十分に高いものが得られることが
判明したので、ます−ますR2TM17系の希土類コバ
ルト磁石の需要が高まっているのである。
しかし、この需要に十分に答えることのできる希土類コ
バルト磁石は、まだ存在しなかった。
バルト磁石は、まだ存在しなかった。
以上の事情に鑑みて、この発明は、従来の希土\
類コバルト磁石では得ることのできなか、つた、保磁力
等優れた磁気特性を有する希土類コバルト磁石の製法を
提供することを、その目的とする。
等優れた磁気特性を有する希土類コバルト磁石の製法を
提供することを、その目的とする。
上記目的を達成すべく、発明者らは鋭意検討を重ねた。
その結果、ここにこの発明を完成した。
この発明は、希土類コバルト磁石を製造するに当たり、
多磁区構造からなる大粒子群の間隙に、単磁区構造から
なる微粒子を埋めこむようにして希土類コバルト磁石を
形成するようにしている希土類コバルト磁石の製法をそ
の要旨とする。以下、この発明を、その実施例に基づい
て詳しく説明する。
多磁区構造からなる大粒子群の間隙に、単磁区構造から
なる微粒子を埋めこむようにして希土類コバルト磁石を
形成するようにしている希土類コバルト磁石の製法をそ
の要旨とする。以下、この発明を、その実施例に基づい
て詳しく説明する。
発明者らは、加工性磁石、特に樹脂を結着剤として用い
た樹脂結合型磁石のR27M17系の希土類コバルト磁
石について、保磁力等磁気特性の向上を因るためにどの
ようにしたらよいかを検討し、樹脂結合型磁石の粒子構
成にまず着目した。
た樹脂結合型磁石のR27M17系の希土類コバルト磁
石について、保磁力等磁気特性の向上を因るためにどの
ようにしたらよいかを検討し、樹脂結合型磁石の粒子構
成にまず着目した。
樹脂結合型磁石においては、大粒子が第1図のように不
規則に並んで磁石を構成している。磁石特性の向上のた
めには、この粒子の充填率の上昇を達成すれば飽和磁化
4πIsが増加することに発明者らは気づき、そのため
にはこの大粒子の間隙を小粒子で埋めてやれば良いこと
を見いだした。
規則に並んで磁石を構成している。磁石特性の向上のた
めには、この粒子の充填率の上昇を達成すれば飽和磁化
4πIsが増加することに発明者らは気づき、そのため
にはこの大粒子の間隙を小粒子で埋めてやれば良いこと
を見いだした。
すなわち、R2TNh y系の樹脂結合型希土類コバル
ト磁石は、前記したように磁壁のピンニングにより保磁
力を得ているので、粒子の粒径が異なっても、それぞれ
の粉末は等しい磁気性能を有す°る。
ト磁石は、前記したように磁壁のピンニングにより保磁
力を得ているので、粒子の粒径が異なっても、それぞれ
の粉末は等しい磁気性能を有す°る。
したがって、磁石特性は粒子の粒径に全く依存せず、粒
子の充填率を上昇させればさせる程、飽和磁化4πIs
は増加するのである。
子の充填率を上昇させればさせる程、飽和磁化4πIs
は増加するのである。
ところが、RTMs系の樹脂結合型希土類コバルト磁石
では、このようなことは起きないのである。
では、このようなことは起きないのである。
なぜならば、保磁力発生機構が核発生抑止型のいわゆる
磁化回転モート°に基づくため、保磁力の増大のために
は、各粒子の粒径を、単磁区粒子の径である(2〜3μ
m)Vc均一に揃えなければならないからである。それ
ゆえ、R2TM17系のように大粒子の間隙に小粒子を
埋めていくことはできないのである。参考までに、RT
Ms系においては、密度は約6.4 g/cm3、充填
率は764が限界である。
磁化回転モート°に基づくため、保磁力の増大のために
は、各粒子の粒径を、単磁区粒子の径である(2〜3μ
m)Vc均一に揃えなければならないからである。それ
ゆえ、R2TM17系のように大粒子の間隙に小粒子を
埋めていくことはできないのである。参考までに、RT
Ms系においては、密度は約6.4 g/cm3、充填
率は764が限界である。
発明者らは、上述したように粒子の充填率の向上が飽和
磁化4πIsを増加させ、磁気特性を良くすることに気
づくとともに、粒子の配向性を高めてやれば残留磁束密
度Brが向上し、磁気特性を良くすることができること
にも気づいた。そして、発明者らは、充填率を上昇させ
た上でしかも配向性を向上させるために、大きな粒子の
間隙に、単磁区構造からなる小さな粒子を埋めてやれば
、良いことを見いだし、この発明として完成させたので
ある。
磁化4πIsを増加させ、磁気特性を良くすることに気
づくとともに、粒子の配向性を高めてやれば残留磁束密
度Brが向上し、磁気特性を良くすることができること
にも気づいた。そして、発明者らは、充填率を上昇させ
た上でしかも配向性を向上させるために、大きな粒子の
間隙に、単磁区構造からなる小さな粒子を埋めてやれば
、良いことを見いだし、この発明として完成させたので
ある。
樹脂結合型のR2TM17系の希土類コバルト磁石にお
いて、多磁区構造からなる大きい粒子の間隙に、容積比
lO〜60憾で単磁区構造からなる小さい粒子を埋めて
やるのが、最も効果的に、磁気特性を良くすることがで
きる。
いて、多磁区構造からなる大きい粒子の間隙に、容積比
lO〜60憾で単磁区構造からなる小さい粒子を埋めて
やるのが、最も効果的に、磁気特性を良くすることがで
きる。
次に、どうして単磁区構造および多磁区構造が粒子の粒
径により選択されるのかを説明する。粒径が小さくなる
と、磁壁エネルギーと静磁エネルギーの兼ね合いで、あ
る臨界寸法以下では静磁エネルギーの寄与が磁壁エネル
ギーに比べて、絶対的に小さくなり、単磁区構造を採る
のがエネルギー的に最も安定的なのである。また、逆に
粒径が大きくなると、今度は磁壁エネルギーが静磁エネ
ルギーに比べて絶対的に大きくなり、磁壁を設けて多磁
区構造を採るのが、エネルギー的に最も安定的なのであ
る。
径により選択されるのかを説明する。粒径が小さくなる
と、磁壁エネルギーと静磁エネルギーの兼ね合いで、あ
る臨界寸法以下では静磁エネルギーの寄与が磁壁エネル
ギーに比べて、絶対的に小さくなり、単磁区構造を採る
のがエネルギー的に最も安定的なのである。また、逆に
粒径が大きくなると、今度は磁壁エネルギーが静磁エネ
ルギーに比べて絶対的に大きくなり、磁壁を設けて多磁
区構造を採るのが、エネルギー的に最も安定的なのであ
る。
次に、単磁区構造の粒子と多磁区構造の粒子の配向性が
、外部磁場(Hm)によってどのように変化するもので
あるかを、説明する。外部磁場(Hm)がゼロの場合に
は、第2図にみるように、単磁区構造からなる粒子(a
)の磁気モーメントは、既に一定方向に揃っている。こ
れに対し、多磁区構造からなる粒子(b)は、18o0
の磁壁1が存在するために、この磁壁1を挾んで正逆方
向に磁気モーメントが形成されている。
、外部磁場(Hm)によってどのように変化するもので
あるかを、説明する。外部磁場(Hm)がゼロの場合に
は、第2図にみるように、単磁区構造からなる粒子(a
)の磁気モーメントは、既に一定方向に揃っている。こ
れに対し、多磁区構造からなる粒子(b)は、18o0
の磁壁1が存在するために、この磁壁1を挾んで正逆方
向に磁気モーメントが形成されている。
この状態で外部磁場(Hm)が生じると、外2部磁場(
Hm)が粒子の保磁力(iHc)より小さい時(Hm/
iHc )には、第3図にみるように、単磁区構造から
なる粒子(a)の磁気モーメントは、外部磁場(Hm)
の方向(図中白ヌキ矢印の向き)にただちに揃ってしま
う。しかし、多磁区構造からなる粒子(b)は、磁al
が徐々に移動するの与であり、しかもこの磁壁lはある
位置までしかこの強さの外部磁場(1m)のもとでは移
動しない。そして、磁気モーメントは、外部磁場(Hm
)がゼロの時と同じで、磁壁lを挾んで正逆方向に形成
されていて、外部磁場(Hm)の方向(図中白ヌキ矢印
の向き)とは全く無関係である。
Hm)が粒子の保磁力(iHc)より小さい時(Hm/
iHc )には、第3図にみるように、単磁区構造から
なる粒子(a)の磁気モーメントは、外部磁場(Hm)
の方向(図中白ヌキ矢印の向き)にただちに揃ってしま
う。しかし、多磁区構造からなる粒子(b)は、磁al
が徐々に移動するの与であり、しかもこの磁壁lはある
位置までしかこの強さの外部磁場(1m)のもとでは移
動しない。そして、磁気モーメントは、外部磁場(Hm
)がゼロの時と同じで、磁壁lを挾んで正逆方向に形成
されていて、外部磁場(Hm)の方向(図中白ヌキ矢印
の向き)とは全く無関係である。
外部磁場(Hm)が強まって、粒子の保磁力(1f(c
)とほぼ同じぐらいになる( HmニiHc )と、
第4図にみるように、単磁区構造からなる粒子(a)は
前と同様に、ただちに外部磁場(Hm)の方向に磁気モ
ーメントは揃う。そして、多磁区構造からなる粒子(b
)も、磁壁1がさらに移動するとともに、優勢である方
の磁気モーメントが外部磁場(Hm)の方向に揃い始め
る。
)とほぼ同じぐらいになる( HmニiHc )と、
第4図にみるように、単磁区構造からなる粒子(a)は
前と同様に、ただちに外部磁場(Hm)の方向に磁気モ
ーメントは揃う。そして、多磁区構造からなる粒子(b
)も、磁壁1がさらに移動するとともに、優勢である方
の磁気モーメントが外部磁場(Hm)の方向に揃い始め
る。
さらに、外部磁場(Hm)が強まって、粒子の保磁力(
iHc )を凌駕してしまうと、第5図にみるように、
単磁区構造からなる粒子(a)のみならず、多磁区構造
からなる粒子(b)も磁壁が消滅して、単磁区構造に変
化してしまう。したがって磁気モーメント4.外部磁場
(Hm)の方向に揃ってしまうようになる。
iHc )を凌駕してしまうと、第5図にみるように、
単磁区構造からなる粒子(a)のみならず、多磁区構造
からなる粒子(b)も磁壁が消滅して、単磁区構造に変
化してしまう。したがって磁気モーメント4.外部磁場
(Hm)の方向に揃ってしまうようになる。
以上述べたように、多磁区構造からなる粒子の磁気モー
メントを外部磁場の方向に揃えるためには、粒子の保磁
力以上の強さの外部磁場が必要となる。それに引き換え
、単磁区構造からなる粒子の磁気モーメントは、非常に
小さい強さの外部磁場においても、極めて容易にその外
部磁場の方向に揃えられる。したがって、この発明にお
いて、大きな粒子の間隙に単磁区構造からなる小さな粒
子を埋めこんでいるので、粒子の配向性は容易に高める
ことができ、それゆえ磁気特性は艮くなるのである。
メントを外部磁場の方向に揃えるためには、粒子の保磁
力以上の強さの外部磁場が必要となる。それに引き換え
、単磁区構造からなる粒子の磁気モーメントは、非常に
小さい強さの外部磁場においても、極めて容易にその外
部磁場の方向に揃えられる。したがって、この発明にお
いて、大きな粒子の間隙に単磁区構造からなる小さな粒
子を埋めこんでいるので、粒子の配向性は容易に高める
ことができ、それゆえ磁気特性は艮くなるのである。
次に、この発明の実施例について詳しく説明する。
(実施例1)
原子比による成分組成が、Sm(Coo、t l Cu
o、x 。
o、x 。
Feo、xt Zro、oz )7.2である合金を、
高周波溶解により、Arガス雰囲気中で溶解した。この
溶解された合金を金型に注入して、塊状のインゴットを
得た。
高周波溶解により、Arガス雰囲気中で溶解した。この
溶解された合金を金型に注入して、塊状のインゴットを
得た。
この得られたインゴットに対し、1100〜1200℃
の温度範囲で1ないし2時間熱処理を施したのち、室温
まで超急冷した。こののち、温度400〜900℃で2
ないし20時間、Arガス雰囲気中で時効処理を施して
、磁気的に硬化した。
の温度範囲で1ないし2時間熱処理を施したのち、室温
まで超急冷した。こののち、温度400〜900℃で2
ないし20時間、Arガス雰囲気中で時効処理を施して
、磁気的に硬化した。
このようにして得られた磁性合金を粗粉砕したのちジェ
ットミル粉砕して、多磁区構造からなる粒径150〜2
00μmの比較的大きい粒子と、多磁区構造からなる粒
径lO〜20μmの小さな粒子および単磁区構造からな
る粒径l〜3μmの微粒子を得た。こののち、前記粒径
150〜200μmの大粒子群に、前記多磁区構造から
なる粒径10〜20pmの小粒子群を容積比で0−10
0係混合する(混合物A)。同じく、前記粒径150〜
200μmの大粒子群に、前記単磁区構造からなる粒径
1〜3μmの微粒子群を容積比で0〜100係混合する
(混合物B)。
ットミル粉砕して、多磁区構造からなる粒径150〜2
00μmの比較的大きい粒子と、多磁区構造からなる粒
径lO〜20μmの小さな粒子および単磁区構造からな
る粒径l〜3μmの微粒子を得た。こののち、前記粒径
150〜200μmの大粒子群に、前記多磁区構造から
なる粒径10〜20pmの小粒子群を容積比で0−10
0係混合する(混合物A)。同じく、前記粒径150〜
200μmの大粒子群に、前記単磁区構造からなる粒径
1〜3μmの微粒子群を容積比で0〜100係混合する
(混合物B)。
この混合物Aおよび混合物Bを、それぞれ、乳鉢を用い
て粘度250 cpsの二液性熱硬化型エポキシ樹脂を
、重量比で2.01加えて、2種類の磁性粉末を得た。
て粘度250 cpsの二液性熱硬化型エポキシ樹脂を
、重量比で2.01加えて、2種類の磁性粉末を得た。
得られた2種類の磁性粉末それぞれを、20 KOeの
磁場中で、最終6 torv’dlまで加圧成形した。
磁場中で、最終6 torv’dlまで加圧成形した。
こののち、N2雰囲気中で、温度130℃で1時間加熱
して、バインターの作用を行なう前記エポキシ樹脂のキ
ュア処理を行なった。なお、この時に磁場方向は加圧方
向に対して直角とした。
して、バインターの作用を行なう前記エポキシ樹脂のキ
ュア処理を行なった。なお、この時に磁場方向は加圧方
向に対して直角とした。
以上の工程を経て得られた2種類の樹脂結合型希土類コ
バルト磁石は、第6図にみるように、いずれもたて15
厘、横10 a+、厚み8朋であ゛つた。
バルト磁石は、第6図にみるように、いずれもたて15
厘、横10 a+、厚み8朋であ゛つた。
こうして得られた2種類の樹脂結合型希土類コバルト磁
石において、前記混合物Aにおける添加される多磁区構
造からなる粒径lO〜20μmの小粒子群の容積混合率
および前記混合物Bにおける添加される単磁区構造から
なる粒径l〜3μmの微粒子群の容積混合率と、得られ
た樹脂結合型希土類コバルト磁石の密度および磁気特性
(残留磁束密度(Br)および保磁力(BH)との相関
々係をあられしたのが、第7図および第8図である。
石において、前記混合物Aにおける添加される多磁区構
造からなる粒径lO〜20μmの小粒子群の容積混合率
および前記混合物Bにおける添加される単磁区構造から
なる粒径l〜3μmの微粒子群の容積混合率と、得られ
た樹脂結合型希土類コバルト磁石の密度および磁気特性
(残留磁束密度(Br)および保磁力(BH)との相関
々係をあられしたのが、第7図および第8図である。
@7図は、多磁区構造からなる粒径10〜20pmの小
粒子群が、添加されて作られた、混合物Aより得られた
樹脂結合型希土類コバルト磁石の前記相関々係をあられ
しており、第8図は、単磁区構造からなる粒径l〜3μ
mの微粒子群が添加されて作られた、混合物Bより得ら
れた樹脂結合型希土類コバルト磁石の前記相関々係をあ
られしている。
粒子群が、添加されて作られた、混合物Aより得られた
樹脂結合型希土類コバルト磁石の前記相関々係をあられ
しており、第8図は、単磁区構造からなる粒径l〜3μ
mの微粒子群が添加されて作られた、混合物Bより得ら
れた樹脂結合型希土類コバルト磁石の前記相関々係をあ
られしている。
第7.8両図より明らかなように、単磁区構造からなる
粒径1〜3μmの微粒子群を添加して作られた樹脂結合
型希土類コバルト磁石の方が、磁気特性(残留磁束密度
(Br)および保磁力(BH))が優れている。しかし
、この発明により作られた樹脂結合型希土類コバルト磁
石の特徴を十分にだすためには、前記添加される微粒子
群の容積混合率は、10〜60悌でなければならない。
粒径1〜3μmの微粒子群を添加して作られた樹脂結合
型希土類コバルト磁石の方が、磁気特性(残留磁束密度
(Br)および保磁力(BH))が優れている。しかし
、この発明により作られた樹脂結合型希土類コバルト磁
石の特徴を十分にだすためには、前記添加される微粒子
群の容積混合率は、10〜60悌でなければならない。
好まし〈は、20〜40係の範囲内であり、3oチ前後
において最も磁気特性の優れた樹脂結合型希土類コバル
ト磁石が得られる。
において最も磁気特性の優れた樹脂結合型希土類コバル
ト磁石が得られる。
(実施例2)
原子比による成分組成が、Sm(Coo、72Cuo、
osFeo、2o Zro、ozh、x である合金?
、実施例1と同様に、溶解したのち金型成形し、塊状の
インゴットを得、このインゴットを、熱処理後超急冷し
たのち、時効処理を施し、磁気的に硬化させた。
osFeo、2o Zro、ozh、x である合金?
、実施例1と同様に、溶解したのち金型成形し、塊状の
インゴットを得、このインゴットを、熱処理後超急冷し
たのち、時効処理を施し、磁気的に硬化させた。
こうして得られた磁性合金を、ジェットミル粉砕により
、粒子の平均粒径が多磁区構造からなる5 0 pmの
大粒子群と、単磁区構造よすなる1〜3μmの微粒子群
を得た。こののち、前記大粒子群に容積比30%で前記
微粒子群を添加し、乳鉢中で、粘度250 cpsの二
液性熱硬化型エポキシ樹脂を、′N量比で2.0係添加
して、磁性粉末を得たO この磁性粉末を実施例1と同様に、磁場中成形を行ない
、次いでキュア処理を施し、樹脂結合型希土類コバルト
磁石を得た。この磁石と、比較例として前記粒径50μ
mの大粒子群のみで構成した、樹脂結合型希土類コバル
ト磁石の磁気特性を比較した。それを、第1表に示す。
、粒子の平均粒径が多磁区構造からなる5 0 pmの
大粒子群と、単磁区構造よすなる1〜3μmの微粒子群
を得た。こののち、前記大粒子群に容積比30%で前記
微粒子群を添加し、乳鉢中で、粘度250 cpsの二
液性熱硬化型エポキシ樹脂を、′N量比で2.0係添加
して、磁性粉末を得たO この磁性粉末を実施例1と同様に、磁場中成形を行ない
、次いでキュア処理を施し、樹脂結合型希土類コバルト
磁石を得た。この磁石と、比較例として前記粒径50μ
mの大粒子群のみで構成した、樹脂結合型希土類コバル
ト磁石の磁気特性を比較した。それを、第1表に示す。
この表からも明らかなように、この発明により得られた
樹脂結合屋希土類コバルト磁石は、従来の磁石である比
較例より磁気特性が優れている。
樹脂結合屋希土類コバルト磁石は、従来の磁石である比
較例より磁気特性が優れている。
以上+7)!りIc、この発明にかかる希土類コバルト
磁石は、希土類コバルト磁石を製造するに当たり、多磁
区構造からなる大粒子群の間隙に、単磁区構造からなる
微粒子を埋めこむようにして希土類コバルト磁石を形成
するようにしているので、磁場中成形の際に、磁石を構
成している磁性粒子の配向性を高めることができ、磁気
特性の非常に優れた磁石を得ることができる。また、多
磁区構造からなる大粒子群の間隙に、単磁区構造からな
る微粒子群を埋めこむようにして磁石を形成しているの
で、従来の磁石とほぼ同じ大きさで、より優れた磁気特
性を得ることができる。
磁石は、希土類コバルト磁石を製造するに当たり、多磁
区構造からなる大粒子群の間隙に、単磁区構造からなる
微粒子を埋めこむようにして希土類コバルト磁石を形成
するようにしているので、磁場中成形の際に、磁石を構
成している磁性粒子の配向性を高めることができ、磁気
特性の非常に優れた磁石を得ることができる。また、多
磁区構造からなる大粒子群の間隙に、単磁区構造からな
る微粒子群を埋めこむようにして磁石を形成しているの
で、従来の磁石とほぼ同じ大きさで、より優れた磁気特
性を得ることができる。
第1図は、従来の樹脂結合型希土類コバルト磁石の構造
をあられした説明図、第2図ないし第5図は、多磁区構
造からなる大粒子と単磁区構造からなる微粒子の配向性
を説明している説明図、第6図は、この発明の1実施例
の斜視図、第7図および@8図は、この発明の1実施例
およびその比較例の磁気特性をあられすグラフである。 l・・・磁壁 代理人 弁理士 松 本 武 彦 11図 第2図 第3図 第4図 第5図 jI6図 第7図 0 50 100 容積混合率(O/。) 第8図 0 50 To。 容頴浬含率(’/、) 年1奈六穿甫ヱE書(自発) 昭和59年10月 5日 8召セロ59り「牛¥言午バ頃多@0 8 0 3 9
5号2、発明の名称 希土類コバルト磁石の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 柱 所 大阪府門真市大字門真1048番地名 称(5
83)松下電工株式会社 代表者 イ懐wr役小林 郁 4、代理人 な し 6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 (1) 明細書第3頁第4行、第8行、および、第13
行に「液相」とあるを削除する。 (2)明細書第4頁第9行に「持ち、」とあるを、「持
つ。」と訂正する。 (3) 明細書第4頁第9行ないし第1θ行に「微粒子
にして・・・のである。」とあるを削除する(4)明細
書第6頁第5行ないし第6行、および第20行に「保磁
力」とあるを、「高配向度」と訂正する。 (5)明細書第9頁第9行に「大きく」とあるを、「小
さく」と訂正する。 (6)明細書第9頁第18行に「工80°の磁壁」とあ
るを、「180°磁壁」と訂正する。 (7)明細書第10頁第2行ないし第3行にrHm/1
HcJとあるを、rHm < iHc Jと訂正する。 (8)明細書第14頁第3行に「保磁力(B H)」と
あるを、「最大エネルギー積(BH)maに)」と訂正
する。 (9)明細書第14頁第16行に「保磁力(BH)」と
あるを、「最大エネルギー積(BH)max」と訂正す
る。
をあられした説明図、第2図ないし第5図は、多磁区構
造からなる大粒子と単磁区構造からなる微粒子の配向性
を説明している説明図、第6図は、この発明の1実施例
の斜視図、第7図および@8図は、この発明の1実施例
およびその比較例の磁気特性をあられすグラフである。 l・・・磁壁 代理人 弁理士 松 本 武 彦 11図 第2図 第3図 第4図 第5図 jI6図 第7図 0 50 100 容積混合率(O/。) 第8図 0 50 To。 容頴浬含率(’/、) 年1奈六穿甫ヱE書(自発) 昭和59年10月 5日 8召セロ59り「牛¥言午バ頃多@0 8 0 3 9
5号2、発明の名称 希土類コバルト磁石の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 柱 所 大阪府門真市大字門真1048番地名 称(5
83)松下電工株式会社 代表者 イ懐wr役小林 郁 4、代理人 な し 6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 (1) 明細書第3頁第4行、第8行、および、第13
行に「液相」とあるを削除する。 (2)明細書第4頁第9行に「持ち、」とあるを、「持
つ。」と訂正する。 (3) 明細書第4頁第9行ないし第1θ行に「微粒子
にして・・・のである。」とあるを削除する(4)明細
書第6頁第5行ないし第6行、および第20行に「保磁
力」とあるを、「高配向度」と訂正する。 (5)明細書第9頁第9行に「大きく」とあるを、「小
さく」と訂正する。 (6)明細書第9頁第18行に「工80°の磁壁」とあ
るを、「180°磁壁」と訂正する。 (7)明細書第10頁第2行ないし第3行にrHm/1
HcJとあるを、rHm < iHc Jと訂正する。 (8)明細書第14頁第3行に「保磁力(B H)」と
あるを、「最大エネルギー積(BH)maに)」と訂正
する。 (9)明細書第14頁第16行に「保磁力(BH)」と
あるを、「最大エネルギー積(BH)max」と訂正す
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)希土類コバルト磁石を製造するに当たり、多磁区
構造からなる大粒子群の間隙に、単磁区構造からなる微
粒子を埋めこむようにして希土類コバルト磁石を形成す
ることを特徴とする希土類コバルト磁石の製法。 (:2)希土類コバルト磁石が、希土類金属をRとし、
コバルトを主体とした遷移金属をTMとしたとき、R2
TM17系の希土類コバルト磁石である特許請求の範囲
第1項記載の希土類コバルト磁石の製法・ (3) RとしてSmを用いる特許請求の範囲第2項記
載の希土類コバルト磁石の製法。 (4)単磁区構造からなる微粒子の粒径を1〜3μmに
して行なう特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
かに記載の希土類コバルト磁石の製法。 (5) 多磁区構造からなる大粒子に対し、単磁区構造
からなる微粒子を容積比で10〜60憾配合する特許請
求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の希土類
コバルト磁石の一法。 (6) 多硫°区構造からなる大粒子粉末に単磁区構造
からなる微粒子粉末を混合するとともに、これらと有機
物樹脂結合剤をも混合し、磁場中で加圧成形したのち、
結合剤を加熱固化させる特許請求の範囲第1項ないし第
5項のいずれかに記載の希土類コバルト磁石の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59080395A JPS60224201A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 希土類コバルト磁石の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59080395A JPS60224201A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 希土類コバルト磁石の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60224201A true JPS60224201A (ja) | 1985-11-08 |
Family
ID=13717098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59080395A Pending JPS60224201A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 希土類コバルト磁石の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60224201A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6426348A (en) * | 1987-06-16 | 1989-01-27 | Kinetoron Bv | Multipole rotor |
-
1984
- 1984-04-20 JP JP59080395A patent/JPS60224201A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6426348A (en) * | 1987-06-16 | 1989-01-27 | Kinetoron Bv | Multipole rotor |
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