JPS6023589B2 - 直流電気機器 - Google Patents
直流電気機器Info
- Publication number
- JPS6023589B2 JPS6023589B2 JP10368378A JP10368378A JPS6023589B2 JP S6023589 B2 JPS6023589 B2 JP S6023589B2 JP 10368378 A JP10368378 A JP 10368378A JP 10368378 A JP10368378 A JP 10368378A JP S6023589 B2 JPS6023589 B2 JP S6023589B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- insulation
- coil
- insulating
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rectifiers (AREA)
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は直流電気機器に係り、特に直流高電圧の印加さ
れる高圧リード線口出し部の絶縁構造を改良したものに
関する。
れる高圧リード線口出し部の絶縁構造を改良したものに
関する。
近年、直流送電の実用化に伴い高電圧、大容量の変換器
用変圧器、平滑用リアクトルを必要とするようになって
きた。
用変圧器、平滑用リアクトルを必要とするようになって
きた。
ところで、直流高電圧の印加されるこれら直流電気機器
の絶縁は、従釆の交流絶縁構成では多くの場合、不都合
な場合が多い。特に沿面絶縁構成となる部分が不都合で
ある。すなわち、コイルからプツシングへつながる高圧
リード線口出し部において、交流電圧のみ印加される電
気機器は、例えば第1図に示される絶縁構成とされる。
の絶縁は、従釆の交流絶縁構成では多くの場合、不都合
な場合が多い。特に沿面絶縁構成となる部分が不都合で
ある。すなわち、コイルからプツシングへつながる高圧
リード線口出し部において、交流電圧のみ印加される電
気機器は、例えば第1図に示される絶縁構成とされる。
同筒形のコイル1を包み込むように、内側絶縁筒2と外
側絶縁筒3が同じ状に配置され、コイル1の上下には近
接してシールド4および5が取り付けられる。これらシ
ールド4,5の外側にはアングルリング6,7および8
,9が複数取り付けられる。コイル1下部は支持台10
を介して接地タンク11に固定される。これら本体は油
12の中に収納して密封される。コイル1は一部から電
気を導くため高圧リード線13が絶縁筒3を貫通して引
出される。この高圧リード線13は油浸紙による絶縁物
13aによって心線13bを絶縁して構成される。第2
図は第1図におけるコイル引出し部“A”を拡大し、詳
細に示したもので、第1図と同一部分には同一符号を付
した。第2図において、13cはコィルーと高圧リード
線13の心線bとの接続部、3a,3b,3cは接地側
より示した外側絶縁筒を示す。ところで、このような従
来の交流絶縁方式の高庄リード線13口出し部に直流電
圧が印加されると、電位分布の機構が全く異なることか
ら不都合が生じる。
側絶縁筒3が同じ状に配置され、コイル1の上下には近
接してシールド4および5が取り付けられる。これらシ
ールド4,5の外側にはアングルリング6,7および8
,9が複数取り付けられる。コイル1下部は支持台10
を介して接地タンク11に固定される。これら本体は油
12の中に収納して密封される。コイル1は一部から電
気を導くため高圧リード線13が絶縁筒3を貫通して引
出される。この高圧リード線13は油浸紙による絶縁物
13aによって心線13bを絶縁して構成される。第2
図は第1図におけるコイル引出し部“A”を拡大し、詳
細に示したもので、第1図と同一部分には同一符号を付
した。第2図において、13cはコィルーと高圧リード
線13の心線bとの接続部、3a,3b,3cは接地側
より示した外側絶縁筒を示す。ところで、このような従
来の交流絶縁方式の高庄リード線13口出し部に直流電
圧が印加されると、電位分布の機構が全く異なることか
ら不都合が生じる。
すなわち、光流電圧は誘導率に従って分布するのに対し
て直流電圧は抵抗率に従って分布すること、および油と
油浸紙の誘電率比が1:1.48と小さいのに対して油
と油浸紙の抵抗率比が1:50〜1:100と極めて大
きいことによって「不都合が生じる。このことを簡単な
モデルを示した第3図によって説明する。第3図はコイ
ル】に直流電圧100%が印加されたときの等電位線を
モデル的に示したものである。尚〜第1図あるいは第2
図と同一部分には同一符号を付した。この図から等電位
線は油と油浸紙の抵抗率比が大きいことから油浸紙部に
集中する額向を示す。特に高圧リード線13がコイル1
と接続される部分13c及び絶縁蘭3を貫通する部分に
多く集中する。ところで、このような油と油浸紙の境界
部分に電位が集中すると、以下の理由で直流電圧印加の
ときは不都合である。油と油浸紙の耐圧は約1:ioの
割合で油浸紙の方が良い。油と油浸紙の境界においては
境界部分に空間電荷が蓄積されやすいため、油よりも低
い耐圧となるのが通常である。特に絶縁距離が長い時〜
これらの煩向は著しい。このことから、従来の交流絶縁
方式は直流耐圧という観点からは極めて不都合な構造で
ある。本発明は上述の点を考慮したもので、油と油浸紙
の境界部、いわゆる沿面構造の絶縁耐力を向上させるこ
とのできる直流電気機器を得ることを目的とする。
て直流電圧は抵抗率に従って分布すること、および油と
油浸紙の誘電率比が1:1.48と小さいのに対して油
と油浸紙の抵抗率比が1:50〜1:100と極めて大
きいことによって「不都合が生じる。このことを簡単な
モデルを示した第3図によって説明する。第3図はコイ
ル】に直流電圧100%が印加されたときの等電位線を
モデル的に示したものである。尚〜第1図あるいは第2
図と同一部分には同一符号を付した。この図から等電位
線は油と油浸紙の抵抗率比が大きいことから油浸紙部に
集中する額向を示す。特に高圧リード線13がコイル1
と接続される部分13c及び絶縁蘭3を貫通する部分に
多く集中する。ところで、このような油と油浸紙の境界
部分に電位が集中すると、以下の理由で直流電圧印加の
ときは不都合である。油と油浸紙の耐圧は約1:ioの
割合で油浸紙の方が良い。油と油浸紙の境界においては
境界部分に空間電荷が蓄積されやすいため、油よりも低
い耐圧となるのが通常である。特に絶縁距離が長い時〜
これらの煩向は著しい。このことから、従来の交流絶縁
方式は直流耐圧という観点からは極めて不都合な構造で
ある。本発明は上述の点を考慮したもので、油と油浸紙
の境界部、いわゆる沿面構造の絶縁耐力を向上させるこ
とのできる直流電気機器を得ることを目的とする。
以下本発明の−実施例を図面を参照して説明する。
第2図と同一部分には同一符号を付した第母図において
円板状の油浸紙バリア23a,23bが高圧リード線1
3の絶縁物13a上に夫々取り付けられ、かっこの油浸
紙バリア23a,23bを前記複数の外側絶縁筒3a,
3b,3cの間にこれと同0状に、また貫通方向には相
互に油ギャップを介するように配置して取り付けられる
。他の部分は従来技術を示す第2図と全く同じである。
第5図は本発明の作用を説明するためのモデルで、外側
絶縁筒3a,3b間に油浸紙バリア23が付加されてい
る。
円板状の油浸紙バリア23a,23bが高圧リード線1
3の絶縁物13a上に夫々取り付けられ、かっこの油浸
紙バリア23a,23bを前記複数の外側絶縁筒3a,
3b,3cの間にこれと同0状に、また貫通方向には相
互に油ギャップを介するように配置して取り付けられる
。他の部分は従来技術を示す第2図と全く同じである。
第5図は本発明の作用を説明するためのモデルで、外側
絶縁筒3a,3b間に油浸紙バリア23が付加されてい
る。
このように構成された絶縁構成において、直流電圧が印
加されると、油と油浸紙の抵抗率の比によって直流電位
分布が決定されるが、油浸紙バリア23によって抵抗値
の低い電流通路である高圧リード線13の絶縁13a表
面近くが阻止されるため〜電流は高圧リード線13の絶
縁13aの表面、油浸紙/ゞliア23の表面へ沿って
流れる。等電位線は電流の流れる方向に対して直角にな
るため、図中に破線で示す等電位線が表かれることは自
明である。このように電流通路が長くなったこと、すな
わち沿面絶縁距離が長くなったことと、油と油浸紙の境
界おける等電位線間かくが均一になることの二つの理由
から、油浸紙バリア23がこのような絶縁構造の耐電圧
を向上させるということは明らかである。発明者の実験
によると、第6図に示すように油浸紙バリアの数と耐圧
の関係を得ている。以上の説明からこのような絶縁構成
が直流耐圧上極めて有効であることが判る。尚t以上説
明した絶縁構成は油絶縁に限らず、SFガス絶縁等気体
絶縁においてもじ、同様の効果があることはいうまでも
ない。
加されると、油と油浸紙の抵抗率の比によって直流電位
分布が決定されるが、油浸紙バリア23によって抵抗値
の低い電流通路である高圧リード線13の絶縁13a表
面近くが阻止されるため〜電流は高圧リード線13の絶
縁13aの表面、油浸紙/ゞliア23の表面へ沿って
流れる。等電位線は電流の流れる方向に対して直角にな
るため、図中に破線で示す等電位線が表かれることは自
明である。このように電流通路が長くなったこと、すな
わち沿面絶縁距離が長くなったことと、油と油浸紙の境
界おける等電位線間かくが均一になることの二つの理由
から、油浸紙バリア23がこのような絶縁構造の耐電圧
を向上させるということは明らかである。発明者の実験
によると、第6図に示すように油浸紙バリアの数と耐圧
の関係を得ている。以上の説明からこのような絶縁構成
が直流耐圧上極めて有効であることが判る。尚t以上説
明した絶縁構成は油絶縁に限らず、SFガス絶縁等気体
絶縁においてもじ、同様の効果があることはいうまでも
ない。
この場合気体が油に「ェポキシポリェチレン等の固体絶
縁物が油浸紙に相当する。以上説明したように、本発明
によればコイルから絶縁筒を貫通して引出される高圧リ
ード線の絶縁物上に円板状の絶縁バリアを設け「この絶
縁バIJアをコイル外周側に同D状に設けられた複数の
絶縁筒の間にこれと同0状に、また貫通方向には絶縁媒
体のギャップを介するように配置したので、沿面距離を
長くすると同時に電位分布を均一に制御するため、直流
耐電圧を飛躍的に増大させた絶縁構造を有する直流電気
機器を得ることができる。
縁物が油浸紙に相当する。以上説明したように、本発明
によればコイルから絶縁筒を貫通して引出される高圧リ
ード線の絶縁物上に円板状の絶縁バリアを設け「この絶
縁バIJアをコイル外周側に同D状に設けられた複数の
絶縁筒の間にこれと同0状に、また貫通方向には絶縁媒
体のギャップを介するように配置したので、沿面距離を
長くすると同時に電位分布を均一に制御するため、直流
耐電圧を飛躍的に増大させた絶縁構造を有する直流電気
機器を得ることができる。
図面の簡単な説明第1図は従来の交流電気機器の高圧リ
ード線口出し部を示す縦断面図〜第2図は第1図におけ
るリード線口出し部“A”部を詳細に示す縦断面図、第
3図は従来の絶縁構造に直流電圧を印加したときの等電
位線を示す図、第4図は本発明のによる直流電気機器の
高圧リード線口出し部の構成を示す縦断面図、第5図は
本発明における絶縁構成の電位分布を示す図、第6図は
本発明のバリアの数による耐電圧を示す曲線図である。
ード線口出し部を示す縦断面図〜第2図は第1図におけ
るリード線口出し部“A”部を詳細に示す縦断面図、第
3図は従来の絶縁構造に直流電圧を印加したときの等電
位線を示す図、第4図は本発明のによる直流電気機器の
高圧リード線口出し部の構成を示す縦断面図、第5図は
本発明における絶縁構成の電位分布を示す図、第6図は
本発明のバリアの数による耐電圧を示す曲線図である。
3a,3b,3c・・・・・・外側絶縁筒、11・・・
・・・接地タンク、12…・・・油、13・・・・・・
高圧リード線、13a・・・・・・絶縁物、13b…・
・・心線、23a.23b…・・・油浸紙バリア。
・・・接地タンク、12…・・・油、13・・・・・・
高圧リード線、13a・・・・・・絶縁物、13b…・
・・心線、23a.23b…・・・油浸紙バリア。
第1図
第2図
第3図
第4図
第5図
第6図
Claims (1)
- 1 タンク内にコイルとともに絶縁媒体を収納し、上記
コイルの外側に同心状に配設された複数の絶縁筒を貫通
して上記コイルから、絶縁物により心線を絶縁してなる
高圧リード線を取り出した直流電気機器において、前記
高圧リード線の絶縁物上に円板状の絶縁バリアを取り付
け、この絶縁バリアを前記各絶縁筒の間にこれと同心状
に、また貫通方向には絶縁媒体のギヤツプを介するよう
に配置したことを特徴とする直流電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10368378A JPS6023589B2 (ja) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | 直流電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10368378A JPS6023589B2 (ja) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | 直流電気機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5532435A JPS5532435A (en) | 1980-03-07 |
| JPS6023589B2 true JPS6023589B2 (ja) | 1985-06-08 |
Family
ID=14360574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10368378A Expired JPS6023589B2 (ja) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | 直流電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023589B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS605300A (ja) * | 1983-06-22 | 1985-01-11 | Ebara Infilco Co Ltd | 汚泥の脱水方法 |
-
1978
- 1978-08-25 JP JP10368378A patent/JPS6023589B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5532435A (en) | 1980-03-07 |
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