JPS6024080B2 - 結晶の製造法 - Google Patents

結晶の製造法

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JPS6024080B2
JPS6024080B2 JP6520977A JP6520977A JPS6024080B2 JP S6024080 B2 JPS6024080 B2 JP S6024080B2 JP 6520977 A JP6520977 A JP 6520977A JP 6520977 A JP6520977 A JP 6520977A JP S6024080 B2 JPS6024080 B2 JP S6024080B2
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JP
Japan
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temperature
compound
aqueous solution
drying
crystals
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Expired
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JP6520977A
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JPS542311A (en
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憲三 石塚
弥三郎 赤木
博 藤澤
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱安定性および溶解性のよい結晶の製造法に関
する。
医薬の主成分となりうる化学物質は、溶液中では不安定
なものが多く、したがってこれらを長期間安定に保った
めには結晶として保存することが好ましい。
これらの化合物の結晶化方法としては、たとえば、水に
易溶性の物質であれば、その水溶液に貧溶媒を添加して
結晶を析出させる方法がある。しかしながらこの方法で
得られる結晶は貧溶媒である有機溶媒の混入がさげられ
ず、医薬として用いるには好ましくない。一方、結晶性
物質の水溶液を凍結乾燥することも行なわれているが、
この方法においては共晶温度以下の温度で乾燥が行なわ
れるため、得られる凍結乾燥物は無晶形で、その物質の
熱に対する安定性は十分ではない。本発明者らは、従釆
法のこれらの欠点に鑑み種々検討した結果、従来の凍結
乾燥法を改良して、■結晶性物質の水溶液として共晶組
成物中の該化合物の含有割合よりも低い濃度のものを用
い、■談溶液の共晶温度より高い温度で、減圧乾燥する
ことにより、熱安定性のよいしかも通常の凍結乾燥物と
同様に溶解性のすぐれた結晶を得ることに成功した。
すなわち本発明は、結晶として存在しうる化合物(結晶
性物質)を該化合物と水との共晶組成物中の該化合物の
含有割合以下の濃度になるように水に溶かし、これを溶
液から氷が析出してくる温0度と溶液の共晶温度との間
の温度で減圧乾燥することを特徴とする該化合物の結晶
の製造法である。
本発明において用いられる化合物(結晶性物質)は、結
晶として存在しうる化合物であればし、5かなるもので
もよいが、なかでもその非晶物が不安定なものである場
合にはより効果的である。
このような化合物としては、たとえばセフアロリジン,
ブフシリンナトリウム,78−〔2一(2ーイミノー4
ーチアゾリン−4−イル)アセタミ0ド〕−3一〔1一
{N,Nージメチルアミノ)エチル}一IH−テトラゾ
ールー5ーイル〕チオメチルー3ーセフヱムー4ーカル
ボン酸ジ塩酸塩(以下TTCと略称する)等のセフアロ
スポリン系抗生物質、カルボクロメン、コ・カルボキシ
ラーゼ、ビタミンB塩酸塩等のビタミン類、ィノシトー
ル等の糖類などがあげられる。結晶性物質と水との共晶
組成物中の該結晶性物質の含有割合は結晶性物質の種類
によって異なった値を有する。その例を示せばつぎのと
おりである。セフアロリジン(約15%),TTC(約
20%),カルボクロメン(約15%),コ・カルボキ
シラ−ゼ(約15%)、イノシトール(約10%)。
本発明において使用される結晶性物質の水溶液は、上記
の共晶組成物中の結晶性物質の含有割合以下の濃度に調
製される。水溶液の濃度が低くなるほど得られる結晶の
水に対する溶解性がよくなるが結晶化に要する時間が長
くなり、逆に水溶液の濃度が高いと結晶化の時間が短か
くてよいが得られる結晶の水に対する溶解性が悪くなる
傾向がある。これらの理由により結晶性化合物の水溶液
は上記共晶組成物中の結晶性物質の含有割合の好ましく
は30〜90%,さらに好ましくは50〜80%の範囲
内に調製される。結晶性物質の水溶液から氷が析出して
くる温度とは、該溶液を徐々に冷却していくとき氷が析
出しCまじめる温度をいい、それは結晶性物質の種類お
よび濃度によって異なる。
以下溶液から氷が析出する温度を例示する。10%セフ
アロリジン水溶液(一0.23oo),15%TTC(
一1.390C),5%カルボクロメン水溶液(一0.
47q0),5%コ・カルボキシラーゼ水溶液(一0.
3900),5%ィノシトール水溶液(一0.5100
)結晶性物質の水溶液の共晶温度は溶液を徐々に冷却し
ていくとき被結晶物質と水との共晶物ができはじめる温
度をいい、それは結晶性物質の種類によって固有のもの
である。
以下にこれを例示する。セフアロリジン(約一12℃)
,TTC(約一12℃),カルボクロメン(約一15o
○),コ・カルボキシラーゼ(約一2〆0),ィノシト
ール(約一100〇)本発明においては結晶性物質の水
溶液から氷が析出してくる温度より低く、共晶温度より
高い温度の範囲内で減圧乾燥が行なわれる。
減圧度は強い方が乾燥時間が短か〈て好ましいが、最初
からあまり強すぎると水の気化熱,氷の昇華熱が急に多
量奪われることになり、温度が共晶温度以下に下りその
結果、共晶物が生成する。この状態では物質は乾燥後、
無晶形となり好ましくない。減圧度は、通常最初は5肌
Hg〜0.5肋日額屋度が好ましく、氷がある程度昇華
して昇華熱をそれほど奪わなくなった時点で0.1側H
g以下にするのがよい。また溶液を外部から加熱して共
晶温度以上に保ちながら減圧度を強くしてもよい。減圧
乾燥時間は最初に用いる結晶性物質の水溶液の濃度およ
び量,昇華有効表面積,減圧度などにより異なるが、た
とえば0.5〜5泌の水溶液を注射用アンプルに充填し
1柳日製〆下の減圧度で行なう場合は通常10〜2独時
間程度で充分である。
なお本発明を実施するにあたっては結晶性物質の水溶液
を−旦共館点以下に下げて完全に凍結したのち、温度を
氷が析出してくる温度と共鼠温度の間に上昇せしめて共
晶物と氷の一部を溶かし、この温度範囲で減圧乾燥して
結晶化する方が微細な結晶が得られる。本発明の方法に
よれば結晶化率が極めて高く、また得られる結晶はX線
回折により明白な結晶形のパターンを示しており、長期
間保存しても通常の結晶化法によって得られる結晶と同
様に安定であり、有機溶媒等の不純物を全く含まず、さ
らに結晶の比表面積が大きく、通常の結晶に比べて水に
対する溶解時間が短いという利点を有する。
本発明の方法は、たとえば注射剤などのような用時溶解
の剤形として用いられるものに好ましく適用される。こ
のような化合物の注射剤を製造する場合は、たとえば所
定濃度の主薬を含有する水溶液を細菌炉過し、これを所
定量アンプルまたはバィアルに充填し、本発明の方法に
従って結晶化し、このまま容器を密封する。
このような方法をとることにより主薬の量を正確に個々
の容器に小分けでき、無菌性,無塵性がすぐれ、残存溶
媒を全く含まない安定な結晶として注射剤に供すること
ができる。このようにして製造された注射剤は使用時に
たとえば生理食塩液,注射用蒸留水などの熔解液で溶解
して使用される。
以下に実施例を記載して本発明をより具体的に説明する
実施例 1 セフアロリジンを蒸留水に溶解して10%水溶液をつく
り細菌源過後、バィアルに2.5の‘充填する。
1時間−40q Cに保って凍結させたのち、一100
0まで温度を上昇させ減圧度0.8肋Hgに24時間乾
操する。
続いて0.1肋Hg以下の減圧にして1初時間乾燥を行
う。このようにして得られた粉末は安定な結晶性粉末で
ある。そのX線回折図を第1図に示す。実施例 2 コ・カルボキシラーゼを蒸留水に溶解して5%水溶液を
つくり細菌炉過後アンプルに1の‘充填する。
1時間−40qoに保って凍結させたのち−20℃まで
温度を上昇させる。
減圧度0.5側Hgにて4時間乾燥後、減圧度を0.1
肋Hg以下にして1$時間乾燥を行う。このようにして
得られたコ・カルボキシラーゼ結晶の熱安定性を示す。
50℃,60℃に保存した際の コーヵルボキシラーゼの残存率 実施例 3 カルボクロメンを蒸留水に溶解して5%水溶液を作成し
、細菌炉適する。
これをバィアルに1の‘充填し、1時間−40qoに保
って凍結させたのち−1〆0まで温度を上昇させる。減
圧度を1柳Hgに保って4時間乾燥後減圧度を0.1肋
Hg以下に保って1凪時間で乾燥を終了させる。このよ
うにして得られたカルボクロメンは結晶性粉末である。
その粉末X線回折図を第2図に示す。実施例 4TTC
を蒸留水に溶解して15%溶液をつくり細菌炉過する。
これをバイアルに2泌充填し1時間−40℃に保って凍
結後、温度を−1び0に上昇させる。減圧度を0.8側
Hgに保って3時間乾燥したのち減圧度を0.1側Hg
以下にして15時間乾燥を行う。このようにして得られ
たTTC結晶の熱安定性を示す。60℃,50℃に保存
した際の TTOの残存率 実施例 5 ィノシトールを蒸留水に溶解して5%水溶液をつくり細
菌炉過する。
これをトレーに充填して層厚5側とし、1時間一40℃
に保って凍結乾燥する。温度を−800まで上昇させ、
減圧度2吻凪gに保って4時間乾燥後、0.1側Hg以
下にして10時間乾燥を行う。このようにして得られた
ィノシトールは結晶性粉末である。そのX線回折図を第
3図に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図および第3図はそれぞれセフアロリジン
結晶,カルボクロメン結晶およびイノシトール結晶の粉
末X線回折図を示す。 多l図 多2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 結晶として存在しうる化合物を該化合物と水との共
    晶組成物中の該化合物の含有割合以下の濃度になるよう
    に水に溶かし、これを溶液から水が析出してくる温度と
    溶液の共晶温度との間の温度で減圧乾燥することを特徴
    とする該化合物の結晶の製造法。
JP6520977A 1977-06-01 1977-06-01 結晶の製造法 Expired JPS6024080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6520977A JPS6024080B2 (ja) 1977-06-01 1977-06-01 結晶の製造法

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JP6520977A JPS6024080B2 (ja) 1977-06-01 1977-06-01 結晶の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS542311A JPS542311A (en) 1979-01-09
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ID=13280286

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TW264475B (ja) * 1991-09-20 1995-12-01 Takeda Pharm Industry Co Ltd

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JPS542311A (en) 1979-01-09

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