JPS60250357A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JPS60250357A JPS60250357A JP10567284A JP10567284A JPS60250357A JP S60250357 A JPS60250357 A JP S60250357A JP 10567284 A JP10567284 A JP 10567284A JP 10567284 A JP10567284 A JP 10567284A JP S60250357 A JPS60250357 A JP S60250357A
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- selenium
- halogen
- melting
- photoreceptor
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording-members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat or to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/08—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、導電性支持体上に、キャリア発生層とキャリ
ア輸送層とを組合せてなる感光層を設けてなる電子写真
感光体に関するものである。
ア輸送層とを組合せてなる感光層を設けてなる電子写真
感光体に関するものである。
現在までに、可視光を吸収して荷電キャリア(以下単に
「キャリア」という。)を発生するキャリア発生物質(
以下rCGMJともいう。)を含有して成るキャリア発
生層(以下r CGL Jともいう。)と、このCGL
において発生した正又は負のキャリアの何れか一方又は
両方を輸送するキャリア輸送物質(以下rCTMJとも
いう。)を含有して成るキャリア輸送層(以下rcTL
Jともいう、)とを組合せることにより、電子写真感光
体の感光層を構成せしめることが提案されている。この
ように、キャリアの発生と、その輸送という感光層にお
いて必要な2つの基礎的機能を、別個の層に分担せしめ
ることにより、感光層の構成に用い得る物質の選択範囲
が広範となる上、各機能を最適に果す物質又は物質系を
独立に選択することが可能となり、又そうすることによ
り、電子写真プロセスにおいて要求される緒特性、例え
ば帯電せしめたときの表面電位が高く、電荷保持性が大
きく、光感度が高く、又反復使用における安定性が大き
い等の優れた特性を有する電子写真感光体を構成ゼしめ
ることが可能となる。
「キャリア」という。)を発生するキャリア発生物質(
以下rCGMJともいう。)を含有して成るキャリア発
生層(以下r CGL Jともいう。)と、このCGL
において発生した正又は負のキャリアの何れか一方又は
両方を輸送するキャリア輸送物質(以下rCTMJとも
いう。)を含有して成るキャリア輸送層(以下rcTL
Jともいう、)とを組合せることにより、電子写真感光
体の感光層を構成せしめることが提案されている。この
ように、キャリアの発生と、その輸送という感光層にお
いて必要な2つの基礎的機能を、別個の層に分担せしめ
ることにより、感光層の構成に用い得る物質の選択範囲
が広範となる上、各機能を最適に果す物質又は物質系を
独立に選択することが可能となり、又そうすることによ
り、電子写真プロセスにおいて要求される緒特性、例え
ば帯電せしめたときの表面電位が高く、電荷保持性が大
きく、光感度が高く、又反復使用における安定性が大き
い等の優れた特性を有する電子写真感光体を構成ゼしめ
ることが可能となる。
従来このような感光層としては、セレンまたはセレンを
主成分とするセレン合金よりなる、いわゆるセレン系C
GLとセレン系CTI、とを積層せしめたものが広く実
用化されている。特に可視領域における分光感度を高く
するためには、ヒ素に比べて毒性の小さいテルルをセレ
ンに添加することが有効であり、このテルルの含有割合
が12〜35重量%の場合には光導電性が高い特長を有
しておりこの点からCGLとして有用であり、一方テル
ルの含有割合が12重量%未満の場合には暗減衰が小さ
くて電荷保持性が大きい特長を有しておりこの点からC
TLとして有用である。そしてこのようなセレン系CG
L及びセレン系CTLに微量のハロゲンを含有せしめた
場合には更に一層高い光導電性が得られ、特にこのハロ
ゲン含有効果は、CTLのハロゲン含有割合がCGLの
それよりも大きい場合に顕著であり、このようなCGL
とCTLとを組合せて形成した感光層は、電子写真プロ
セスに繰り返し供したときにも残留電位が小さくて望ま
しいものである。
主成分とするセレン合金よりなる、いわゆるセレン系C
GLとセレン系CTI、とを積層せしめたものが広く実
用化されている。特に可視領域における分光感度を高く
するためには、ヒ素に比べて毒性の小さいテルルをセレ
ンに添加することが有効であり、このテルルの含有割合
が12〜35重量%の場合には光導電性が高い特長を有
しておりこの点からCGLとして有用であり、一方テル
ルの含有割合が12重量%未満の場合には暗減衰が小さ
くて電荷保持性が大きい特長を有しておりこの点からC
TLとして有用である。そしてこのようなセレン系CG
L及びセレン系CTLに微量のハロゲンを含有せしめた
場合には更に一層高い光導電性が得られ、特にこのハロ
ゲン含有効果は、CTLのハロゲン含有割合がCGLの
それよりも大きい場合に顕著であり、このようなCGL
とCTLとを組合せて形成した感光層は、電子写真プロ
セスに繰り返し供したときにも残留電位が小さくて望ま
しいものである。
然るに斯かるセレン系の感光層を有する電子写真感光体
においては、当該感光層の高温耐久性が小さく、このた
めに高温雰囲気下においては劣化が速くて早期にその優
れた特性が失われるようになる欠点がある。
においては、当該感光層の高温耐久性が小さく、このた
めに高温雰囲気下においては劣化が速くて早期にその優
れた特性が失われるようになる欠点がある。
セレン系感光層を有する電子写真感光体は、通常、所要
組成のセレン物質を蒸発源として用い、例えばアルミニ
ウム等の金属ドラムよりなる導電性支持体の表面にセレ
ン物質を蒸着せしめることによって製作される。そして
蒸発源とされるセレン物質は、通常その原料を一旦溶融
する工程を含む方法によって製造されるが、このセレン
物質の製造における条件は、最終的に形成される電子写
真感光体の感光層の特性に相当の影響を及ぼすものであ
る。
組成のセレン物質を蒸発源として用い、例えばアルミニ
ウム等の金属ドラムよりなる導電性支持体の表面にセレ
ン物質を蒸着せしめることによって製作される。そして
蒸発源とされるセレン物質は、通常その原料を一旦溶融
する工程を含む方法によって製造されるが、このセレン
物質の製造における条件は、最終的に形成される電子写
真感光体の感光層の特性に相当の影響を及ぼすものであ
る。
本発明は以上の如き事情に着目し、種々の研究を重ねた
結果完成されたものであって、その目的は、セレン系の
キャリア発生層とセレン系のキャリア輸送層とを組合せ
てなる感光層を具え、高温下においても結晶化が確実に
抑制され、優れた感光特性を長期に亘って安定して得る
ことができる電子写真感光体を提供することにある。
結果完成されたものであって、その目的は、セレン系の
キャリア発生層とセレン系のキャリア輸送層とを組合せ
てなる感光層を具え、高温下においても結晶化が確実に
抑制され、優れた感光特性を長期に亘って安定して得る
ことができる電子写真感光体を提供することにある。
以上の目的は、キャリア発生層とキャリア輸送層とを組
合せてなる感光層を導電性支持体上に設けてなる電子写
真感光体において、 前記キャリア輸送層が、セレン原料を370〜430℃
の範囲内の温度で加熱溶融し、次いで加熱温度よりも低
い温度に一定時間以上保持し、その後冷却固化せしめて
得られた、テルルの含有割合が12重量%未満でかつハ
ロゲンを含有する第1の感光体用材料より形成され、前
記キャリア発生層が、セレン原料を380〜450“C
の範囲内の温度で加熱溶融し、次いで加熱温度よりも低
い温度に一定時間以上保持し、その後冷却固化せしめて
得られた、テルルの含有割合が12〜35重量%でかつ
前記第1の感光体用材料におけるよりも小さい割合のハ
ロゲンを含有す)或いは含有しない第2の感光体用材料
より形成されることを特徴とする電子写真感光体によっ
て達成される。
合せてなる感光層を導電性支持体上に設けてなる電子写
真感光体において、 前記キャリア輸送層が、セレン原料を370〜430℃
の範囲内の温度で加熱溶融し、次いで加熱温度よりも低
い温度に一定時間以上保持し、その後冷却固化せしめて
得られた、テルルの含有割合が12重量%未満でかつハ
ロゲンを含有する第1の感光体用材料より形成され、前
記キャリア発生層が、セレン原料を380〜450“C
の範囲内の温度で加熱溶融し、次いで加熱温度よりも低
い温度に一定時間以上保持し、その後冷却固化せしめて
得られた、テルルの含有割合が12〜35重量%でかつ
前記第1の感光体用材料におけるよりも小さい割合のハ
ロゲンを含有す)或いは含有しない第2の感光体用材料
より形成されることを特徴とする電子写真感光体によっ
て達成される。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明においては、その詳細は後述する方法により製造
されたテルルの含有割合が12重重量未満でかつハロゲ
ンを含有する第1の感光体用材料をCTI、用材料とし
て用いてCTLを形成し、その詳細は後述する方法によ
り製造されたテルルの含有割合が12〜35重量%でか
つ前記第1の感光体用材料におけるよりも小さい割合の
ハロゲンを含有する或いは含有しない第2の感光体用材
料をCGL用材料として用いてCGLを形成し、これら
のCGLとCTLとを組合せることにより、キャリアの
発生と輸送とをそれぞれ別個の物質で行なういわゆる機
能分離型感光体の感光層を構成する。
されたテルルの含有割合が12重重量未満でかつハロゲ
ンを含有する第1の感光体用材料をCTI、用材料とし
て用いてCTLを形成し、その詳細は後述する方法によ
り製造されたテルルの含有割合が12〜35重量%でか
つ前記第1の感光体用材料におけるよりも小さい割合の
ハロゲンを含有する或いは含有しない第2の感光体用材
料をCGL用材料として用いてCGLを形成し、これら
のCGLとCTLとを組合せることにより、キャリアの
発生と輸送とをそれぞれ別個の物質で行なういわゆる機
能分離型感光体の感光層を構成する。
本発明においてCTL用材料として用いるテルルの含有
割合が12重量%未満でかつハロゲンを含有する第1の
感光体用材料は次のようにして製造する。
割合が12重量%未満でかつハロゲンを含有する第1の
感光体用材料は次のようにして製造する。
即ち、セレンにテルルと、セレンのハロゲン化物及び/
またはテルルのハロゲン化物とを所要の割合で加えてな
るセレン原料を用意する。このセレンi jF4 ヲm
成するセレン、テルル、セレンのハロゲン化物及びテル
ルのハロゲン化物は、インゴットを破砕したもの、粒状
のもの、粉末状のものなど種々の形態の何れであっても
よいが、簡単に溶融できる点から粒状のもの或いは粉末
状のものが好適であり、その粒度は例えば直径で0.5
〜5龍が望ましい。セレンのハロゲン化物またはテルル
のハロゲン化物を形成するハロゲン元素としては、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素早げることができ、セレン原料
中に2種以上のハロゲン化物が含まれていてもよい。
またはテルルのハロゲン化物とを所要の割合で加えてな
るセレン原料を用意する。このセレンi jF4 ヲm
成するセレン、テルル、セレンのハロゲン化物及びテル
ルのハロゲン化物は、インゴットを破砕したもの、粒状
のもの、粉末状のものなど種々の形態の何れであっても
よいが、簡単に溶融できる点から粒状のもの或いは粉末
状のものが好適であり、その粒度は例えば直径で0.5
〜5龍が望ましい。セレンのハロゲン化物またはテルル
のハロゲン化物を形成するハロゲン元素としては、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素早げることができ、セレン原料
中に2種以上のハロゲン化物が含まれていてもよい。
このようなセレン原料を加熱して溶融する。例えばルツ
ボ内にセレン原料を入れ、真空雰囲気下またはヘリウム
、アルゴン、窒素などの不活性ガス雰囲気下において、
電気オーブンなどを用いて室温から急速に若しくは段階
的に370〜430°Cの範囲内の温度にまで昇温せし
めて加熱溶融し、この溶融物をその加熱温度に一定に保
ちながら通常30〜240分間好ましくは60〜180
分間に亘りセレン原料をスクリュー攪拌器などにより攪
拌し続けて当該溶融物の組成を十分に均一化する。セレ
ン原料を溶融せしめるための上記加熱温度は、当該セレ
ン原料が溶融する温度であってかつテルルの融点(45
0℃)以下の温度であり、その範囲は370〜430℃
とする。この加熱温度が430°Cを越える場合には、
得られる第1の感光体用材料より形成したCTLの中に
は高温時に結晶化し易いものも存在することがあり、高
温時の結晶化抑制が確実なものとはならない。またこの
加熱温度はテルルの含有割合が小さいほど低いものとす
ることができるが、370℃未満の場合には溶融が不十
分となって得られる第1の感光体用材料にテルルの偏析
が発生し易く、このため形成したCTLが均質性の劣っ
たものとなり、所期の特性が得られないことがある。
ボ内にセレン原料を入れ、真空雰囲気下またはヘリウム
、アルゴン、窒素などの不活性ガス雰囲気下において、
電気オーブンなどを用いて室温から急速に若しくは段階
的に370〜430°Cの範囲内の温度にまで昇温せし
めて加熱溶融し、この溶融物をその加熱温度に一定に保
ちながら通常30〜240分間好ましくは60〜180
分間に亘りセレン原料をスクリュー攪拌器などにより攪
拌し続けて当該溶融物の組成を十分に均一化する。セレ
ン原料を溶融せしめるための上記加熱温度は、当該セレ
ン原料が溶融する温度であってかつテルルの融点(45
0℃)以下の温度であり、その範囲は370〜430℃
とする。この加熱温度が430°Cを越える場合には、
得られる第1の感光体用材料より形成したCTLの中に
は高温時に結晶化し易いものも存在することがあり、高
温時の結晶化抑制が確実なものとはならない。またこの
加熱温度はテルルの含有割合が小さいほど低いものとす
ることができるが、370℃未満の場合には溶融が不十
分となって得られる第1の感光体用材料にテルルの偏析
が発生し易く、このため形成したCTLが均質性の劣っ
たものとなり、所期の特性が得られないことがある。
このような加熱溶融に続いて、セレン原料の溶融物を加
熱溶融時の加熱温度よりも低い温度でかつひき続き溶融
状態が維持される保持温度、例えば240〜360℃、
好ましくは260〜320℃の範囲内の温度に低下せし
めて、当該溶融物を攪拌して組成の均一性を保ちながら
当該保持温度に一定時間例えば30分間以上保持する。
熱溶融時の加熱温度よりも低い温度でかつひき続き溶融
状態が維持される保持温度、例えば240〜360℃、
好ましくは260〜320℃の範囲内の温度に低下せし
めて、当該溶融物を攪拌して組成の均一性を保ちながら
当該保持温度に一定時間例えば30分間以上保持する。
この加熱温度から保持温度への温度低下は急速に行なう
のが好ましい。保持温度があまり低いと溶融物が固化す
るようになるので好ましくない。そして保持温度に保持
する時間は30分間以上であれば十分であるが、実用上
は30〜120分間の範囲内であることが好ましい。
のが好ましい。保持温度があまり低いと溶融物が固化す
るようになるので好ましくない。そして保持温度に保持
する時間は30分間以上であれば十分であるが、実用上
は30〜120分間の範囲内であることが好ましい。
このように保持温度に一定時間保持した後、溶融物を例
えば水中に投入してほぼ常温にまで急速に冷却して固化
せしめ、この固化物を回収して以てテルルの含有割合が
12重量%未満でかつハロゲンを含有する第1の感光体
用材料を得る。
えば水中に投入してほぼ常温にまで急速に冷却して固化
せしめ、この固化物を回収して以てテルルの含有割合が
12重量%未満でかつハロゲンを含有する第1の感光体
用材料を得る。
この第1の感光体用材料におけるハロゲンの含有割合は
、実用上5〜100重量ppmの範囲内であることが好
ましい。
、実用上5〜100重量ppmの範囲内であることが好
ましい。
本発明においてCGL用材料として用いるテルルの含有
割合が12〜35重量%でかつ前記第1の感光体用材料
におけるよりも小さい割合のハロゲンを含有する或いは
含有しない第2の感光体用材料は次のようにして製造す
る。
割合が12〜35重量%でかつ前記第1の感光体用材料
におけるよりも小さい割合のハロゲンを含有する或いは
含有しない第2の感光体用材料は次のようにして製造す
る。
即ち、セレンにテルルと、セレンのハロゲン化物及び/
またはテルルのハロゲン化物とを所要の割合で加えてな
るセレン原料を用意する。このセレン原料を組成するセ
レン、テルル、セレンのハロゲン化物及びテルルのハロ
ゲン化物は、インゴットを破砕したもの、粒状のもの、
粉末状のものなど種々の形態の何れであってもよいが、
簡単に溶融できる点から粒状のもの或いは粉末状のもの
が好適であり、その粒度は例えば直径で0.5〜5顛が
望ましい。セレンのハロゲン化物またはテルルのハロゲ
ン化物を形成するハロゲン元素としては、フッ素、塩素
、臭素、ヨウ素を挙げることができ、セレン原料中に2
種以上のハロゲン化物が含まれていてもよい。またこの
セレン原料には、特性改良剤として、例えば銅、白金、
金などが例えば1〜100重量ppmの割合で含有され
ていてもよい。
またはテルルのハロゲン化物とを所要の割合で加えてな
るセレン原料を用意する。このセレン原料を組成するセ
レン、テルル、セレンのハロゲン化物及びテルルのハロ
ゲン化物は、インゴットを破砕したもの、粒状のもの、
粉末状のものなど種々の形態の何れであってもよいが、
簡単に溶融できる点から粒状のもの或いは粉末状のもの
が好適であり、その粒度は例えば直径で0.5〜5顛が
望ましい。セレンのハロゲン化物またはテルルのハロゲ
ン化物を形成するハロゲン元素としては、フッ素、塩素
、臭素、ヨウ素を挙げることができ、セレン原料中に2
種以上のハロゲン化物が含まれていてもよい。またこの
セレン原料には、特性改良剤として、例えば銅、白金、
金などが例えば1〜100重量ppmの割合で含有され
ていてもよい。
このようなセレン原料を加熱して溶融する。例えばルツ
ボ内にセレン原料を入れ、真空雰囲気下またはヘリウム
、アルゴン、窒素などの不活性ガス雰囲気下において、
電気オーブンなどを用いて室温から急速に若しくは段階
的に380〜450℃の範囲内の温度にまで昇温せしめ
て加熱溶融し、この溶融物をその加熱温度に一定に保ち
ながら通常30〜240分間好ましくは60〜180分
間に亘りセレン原料をスクリュー攪拌器などにより攪拌
し続けて当該溶融物の組成を十分に均一化する。セレン
原料を溶融せしめるための上記加熱温度は、当該セレン
原料が溶融する温度であってかつテルルの融点(450
℃)以下の温度であり、その範囲は380〜450℃と
する。この加熱温度が450℃を越える場合には、得ら
れる第2の感光体用材料より形成したCGLの中には高
温時に結晶化し易いものも存在することがあり、高温時
の結晶化抑制が確実なものとはならない。またこの加熱
温度はテルルの含有割合が小さいほど低いものとするこ
とができるが、380℃未満の場合には溶融が不十分と
なって得られる第2の感光体用材料にテルルの偏析が発
生し易く、このため形成したCGLが均質性の劣ったも
のとなり、所期の特性が得られないことがある。
ボ内にセレン原料を入れ、真空雰囲気下またはヘリウム
、アルゴン、窒素などの不活性ガス雰囲気下において、
電気オーブンなどを用いて室温から急速に若しくは段階
的に380〜450℃の範囲内の温度にまで昇温せしめ
て加熱溶融し、この溶融物をその加熱温度に一定に保ち
ながら通常30〜240分間好ましくは60〜180分
間に亘りセレン原料をスクリュー攪拌器などにより攪拌
し続けて当該溶融物の組成を十分に均一化する。セレン
原料を溶融せしめるための上記加熱温度は、当該セレン
原料が溶融する温度であってかつテルルの融点(450
℃)以下の温度であり、その範囲は380〜450℃と
する。この加熱温度が450℃を越える場合には、得ら
れる第2の感光体用材料より形成したCGLの中には高
温時に結晶化し易いものも存在することがあり、高温時
の結晶化抑制が確実なものとはならない。またこの加熱
温度はテルルの含有割合が小さいほど低いものとするこ
とができるが、380℃未満の場合には溶融が不十分と
なって得られる第2の感光体用材料にテルルの偏析が発
生し易く、このため形成したCGLが均質性の劣ったも
のとなり、所期の特性が得られないことがある。
このような加熱溶融に続いて、セレン原料の溶融物を加
熱溶融時の加熱温度よりも低い温度でかつひき続き溶融
状態が維持される保持温度、例えば250〜420℃、
好ましくは260〜360℃の範囲内の温度に低下ゼし
めて、当該溶融物を攪拌して組成の均一性を保ちながら
当該保持温度に一定時間例えば30分間以上保持する。
熱溶融時の加熱温度よりも低い温度でかつひき続き溶融
状態が維持される保持温度、例えば250〜420℃、
好ましくは260〜360℃の範囲内の温度に低下ゼし
めて、当該溶融物を攪拌して組成の均一性を保ちながら
当該保持温度に一定時間例えば30分間以上保持する。
この加熱温度から保持温度への温度低下は急速に行なう
のが好ましい。保持温度があまり低いと溶融物が固化す
るようになるので好ましくない。そして保持温度に保持
する時間は30分間以上であれば十分であるが、実用上
は30〜180分間の範囲内であることが好ましい。
のが好ましい。保持温度があまり低いと溶融物が固化す
るようになるので好ましくない。そして保持温度に保持
する時間は30分間以上であれば十分であるが、実用上
は30〜180分間の範囲内であることが好ましい。
このように保持温度に一定時間保持した後、溶融物を例
えば水中に投入してほぼ常温にまで急速に冷却して固化
せしめ、この固化物を回収して以てテルルの含有割合が
12〜35重量%でかつ前記第1の感光体用材料におけ
るよりも小さい割合のハロゲンを含有する或いは含有し
ない第2の感光体用材料を得る。
えば水中に投入してほぼ常温にまで急速に冷却して固化
せしめ、この固化物を回収して以てテルルの含有割合が
12〜35重量%でかつ前記第1の感光体用材料におけ
るよりも小さい割合のハロゲンを含有する或いは含有し
ない第2の感光体用材料を得る。
この第2の感光体用材料におけるハロゲンの含有割合は
第1の感光体用材料におけるよりも小さければよいが、
実用上5重量ρpm未満であることが好ましく、場合に
よっては0重M p p m即ちハロゲンが含有されな
くてもよい。また第2の感光体用材料におけるハロゲン
の含有割合が第1の感光体用材料におけるそれよりも大
きい場合には、ハロゲンの添加効果が無意味なものとな
る。
第1の感光体用材料におけるよりも小さければよいが、
実用上5重量ρpm未満であることが好ましく、場合に
よっては0重M p p m即ちハロゲンが含有されな
くてもよい。また第2の感光体用材料におけるハロゲン
の含有割合が第1の感光体用材料におけるそれよりも大
きい場合には、ハロゲンの添加効果が無意味なものとな
る。
以上CTL用材料として用いる第1の感光体用材料及び
CGL用材料として用いる第2の感光体用材料の製造例
について説明したが、このようにして得られる第1及び
第2の感光体用材料を用いてそれぞれCTLおよびCG
Lを形成するための手段としては、例えば蒸着法を好ま
しいものとして挙げることができる。具体的には、例え
ば第1図に示すように、導電性支持体1上に既述の第1
の感光体用材料の蒸着膜を設けてCTL3を形成し、こ
のCTL a上に既述の第2の感光体用材料の蒸着膜を
設けてCGL 2を形成し、これらのCGL 2とCT
L 3とにより感光層4を構成する。
CGL用材料として用いる第2の感光体用材料の製造例
について説明したが、このようにして得られる第1及び
第2の感光体用材料を用いてそれぞれCTLおよびCG
Lを形成するための手段としては、例えば蒸着法を好ま
しいものとして挙げることができる。具体的には、例え
ば第1図に示すように、導電性支持体1上に既述の第1
の感光体用材料の蒸着膜を設けてCTL3を形成し、こ
のCTL a上に既述の第2の感光体用材料の蒸着膜を
設けてCGL 2を形成し、これらのCGL 2とCT
L 3とにより感光層4を構成する。
ここに前記導電性支持体1の材質としては、例えばアル
ミニウム、ニッケル、銅、亜鉛、パラジウム、銀、イン
ジウム、錫、白金、金、ステンレス鋼、真鍮等の金属の
シートを用いることができる。
ミニウム、ニッケル、銅、亜鉛、パラジウム、銀、イン
ジウム、錫、白金、金、ステンレス鋼、真鍮等の金属の
シートを用いることができる。
前記CGL 2の厚さは、通常1〜10ミクロン、好ま
しくは2〜5ミクロンである。また前記CTL3の厚さ
は、通常30〜100ミクロン、好ましくは50〜60
ミクロンである。
しくは2〜5ミクロンである。また前記CTL3の厚さ
は、通常30〜100ミクロン、好ましくは50〜60
ミクロンである。
本発明電子写真感光体は以上のような構成であるから、
後述する実施例の説明からも理解されるように、感光層
の高温下での結晶化が確実に抑止され、このため高温下
にさらされる場合があっても、感光層は依然として十分
な暗抵抗を有し、しかも光感度が十分に高くて良好な光
導電性を示し、結局電子写真プロセスを多数回に亘り繰
り返したときにも残留電位の上昇が大幅に抑制され、環
境温度の影響を受けることなく電子写真プロセスを長期
間安定して多数回に亘り繰り返して行なうことができる
。このような効果が得られる理由は厳密には解明されて
いないが、感光層のCTL及びCGLを形成する第1及
び第2の感光体用材料の製造において、セレン原料をテ
ルルの融点以下の特定範囲内の加熱温度で加熱溶融し、
次いで溶融物を一気に冷却せずに加熱温度よりは若干低
い温度で依然として溶融状態を維持できる保持温度に一
定時間以上保持するため、これにより得られるセレン物
質が確実に結晶化しにくい特性を有するものとなり、こ
の特性がそのままCTL及びCGLとなったときにおい
ても引き継がれ、この結果テルルを含有する場合であっ
てもCTL及びCGLにおける高温時の結晶化が確実に
抑制されるようになるものと考えられる。
後述する実施例の説明からも理解されるように、感光層
の高温下での結晶化が確実に抑止され、このため高温下
にさらされる場合があっても、感光層は依然として十分
な暗抵抗を有し、しかも光感度が十分に高くて良好な光
導電性を示し、結局電子写真プロセスを多数回に亘り繰
り返したときにも残留電位の上昇が大幅に抑制され、環
境温度の影響を受けることなく電子写真プロセスを長期
間安定して多数回に亘り繰り返して行なうことができる
。このような効果が得られる理由は厳密には解明されて
いないが、感光層のCTL及びCGLを形成する第1及
び第2の感光体用材料の製造において、セレン原料をテ
ルルの融点以下の特定範囲内の加熱温度で加熱溶融し、
次いで溶融物を一気に冷却せずに加熱温度よりは若干低
い温度で依然として溶融状態を維持できる保持温度に一
定時間以上保持するため、これにより得られるセレン物
質が確実に結晶化しにくい特性を有するものとなり、こ
の特性がそのままCTL及びCGLとなったときにおい
ても引き継がれ、この結果テルルを含有する場合であっ
てもCTL及びCGLにおける高温時の結晶化が確実に
抑制されるようになるものと考えられる。
そしてCGLは、既述のCGL用の第2の感光体用材料
を蒸着して形成することにより、テルルの含有割合が1
2〜35重量%のものとなるので光導電性が高くて優れ
たキャリア発生機能を有し、一方CTLは、既述のCT
L用の第1の感光体用材料を蒸着して形成することによ
り、テルルの含有割合が12重量%未満のものとなるの
で暗減衰が小さくて電荷保持性が高く優れたキャリア輸
送機能を有するものとなる。
を蒸着して形成することにより、テルルの含有割合が1
2〜35重量%のものとなるので光導電性が高くて優れ
たキャリア発生機能を有し、一方CTLは、既述のCT
L用の第1の感光体用材料を蒸着して形成することによ
り、テルルの含有割合が12重量%未満のものとなるの
で暗減衰が小さくて電荷保持性が高く優れたキャリア輸
送機能を有するものとなる。
又ハロゲンは第1及び第2の感光体用材料中に各々均一
に含有されることとなるので、その結果としてこれらの
感光体用材料を蒸着して形成したCTL及びCGLにお
いてもハロゲンが所要の割合で均一に分散された状態で
含有されるようになるので、ハロゲンの添加効果がCT
L及びCGLの各々においてそれぞれ固有の態様でしか
も感光層全体に均等に得られ、結局感光特性が一定化し
た特性むらのない感光層を得ることができる。
に含有されることとなるので、その結果としてこれらの
感光体用材料を蒸着して形成したCTL及びCGLにお
いてもハロゲンが所要の割合で均一に分散された状態で
含有されるようになるので、ハロゲンの添加効果がCT
L及びCGLの各々においてそれぞれ固有の態様でしか
も感光層全体に均等に得られ、結局感光特性が一定化し
た特性むらのない感光層を得ることができる。
またCGL及びCTLの2層構成の感光層の形成におい
ては、蒸着源を変えて蒸着を繰り返し“0行なうことと
なるが、2回目の蒸着時に1回目に蒸着した蒸着膜を加
熱しながら蒸着を行なうようにしても、1回目に蒸着し
た蒸着膜の結晶化が発生せず、従って感光特性の劣化を
招くことなく良好な蒸着を行なうことができ、この結果
得られる感光層は良好な感光特性を有するものとなる。
ては、蒸着源を変えて蒸着を繰り返し“0行なうことと
なるが、2回目の蒸着時に1回目に蒸着した蒸着膜を加
熱しながら蒸着を行なうようにしても、1回目に蒸着し
た蒸着膜の結晶化が発生せず、従って感光特性の劣化を
招くことなく良好な蒸着を行なうことができ、この結果
得られる感光層は良好な感光特性を有するものとなる。
以下本発明の実施例を詳細に説明するが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。
らの実施例に限定されるものではない。
実施例1
(CGL用材粉材料造)
ルツボ中に入れた、約78重量%の粒状セレン(純度9
9.999%)、約22重量%の粒状テルル(純度99
.999%)及び2重量ppmの粒状塩化セレン(純度
99.999%)よりなるセレン原料を、窒素ガス雰囲
気とした電気炉内において室温から390℃の加熱温度
にまで急激に昇温せしめて溶融し、溶融物をスクリュー
攪拌器により攪拌しながらその加熱温度に60分間に亘
り保った。続いて溶融物を依然として溶融状態が保たれ
る保持温度300℃にまで急激に降下せしめ、溶融物を
スクリュー攪拌器により攪拌しながら、当該保持温度に
30分間に亘り保持した。この保持に続いてルツボ中の
溶融物を温度20℃の水中に石英製の直径2重量のノズ
ルを通して投入して急激に冷却して固化せしめた。次い
で水中から固化物を回収して約22重量%のテルルとハ
ロゲンとを含有するセレン物質よりなる第2の感光体用
材料を得た。
9.999%)、約22重量%の粒状テルル(純度99
.999%)及び2重量ppmの粒状塩化セレン(純度
99.999%)よりなるセレン原料を、窒素ガス雰囲
気とした電気炉内において室温から390℃の加熱温度
にまで急激に昇温せしめて溶融し、溶融物をスクリュー
攪拌器により攪拌しながらその加熱温度に60分間に亘
り保った。続いて溶融物を依然として溶融状態が保たれ
る保持温度300℃にまで急激に降下せしめ、溶融物を
スクリュー攪拌器により攪拌しながら、当該保持温度に
30分間に亘り保持した。この保持に続いてルツボ中の
溶融物を温度20℃の水中に石英製の直径2重量のノズ
ルを通して投入して急激に冷却して固化せしめた。次い
で水中から固化物を回収して約22重量%のテルルとハ
ロゲンとを含有するセレン物質よりなる第2の感光体用
材料を得た。
(CTL用材料の製造)
ルツボ中に入れた、約95重量%の粒状セレン(純度9
9.999%)、約5重量%の粒状テルル(純度99.
999%)及び30重量ppmの粒状塩化セレン(純度
99.999%)よりなるセレン原料を、窒素ガス雰囲
気とした電気炉内において室温から380℃の加熱温度
にまで急激に昇温せしめて溶融し、溶融物をスクリュー
攪拌器により攪拌しながらその加熱温度に60分間に亘
り保った6続いて溶融物を依然として溶融状態が保たれ
る保持温度300℃にまで急激に降下せしめ、溶融物を
スクリュー攪拌器により攪拌しながら、当該保持温度に
30分間に亘り保持した。この保持に続いてルツボ中の
溶融物を温度20℃の水中に石英製の直径211のノス
ルを通して投入して急激に冷却して固化せしめた。次い
で水中から固化物を回収して約5重量%のテルルと第2
の感光体用材料におけるよりも含有割合の大きいハロゲ
ンとを含有するセレン物質よりなる第1の感光体用材料
を得た。
9.999%)、約5重量%の粒状テルル(純度99.
999%)及び30重量ppmの粒状塩化セレン(純度
99.999%)よりなるセレン原料を、窒素ガス雰囲
気とした電気炉内において室温から380℃の加熱温度
にまで急激に昇温せしめて溶融し、溶融物をスクリュー
攪拌器により攪拌しながらその加熱温度に60分間に亘
り保った6続いて溶融物を依然として溶融状態が保たれ
る保持温度300℃にまで急激に降下せしめ、溶融物を
スクリュー攪拌器により攪拌しながら、当該保持温度に
30分間に亘り保持した。この保持に続いてルツボ中の
溶融物を温度20℃の水中に石英製の直径211のノス
ルを通して投入して急激に冷却して固化せしめた。次い
で水中から固化物を回収して約5重量%のテルルと第2
の感光体用材料におけるよりも含有割合の大きいハロゲ
ンとを含有するセレン物質よりなる第1の感光体用材料
を得た。
以上のようにして得られた第1の感光体用材料を蒸発源
として用い、真空蒸着法により温度280℃で加熱蒸発
せしめて、アルミニウムよりなり、厚さ4鶴の円筒状の
導電性支持体上に膜W−60ミクロンのCTLを形成し
た。このCTL上に、上述のようにして得られた第2の
感光体用材料を蒸発源として用い、真空蒸着法により温
度280℃で加熱蒸発せしめて、膜厚5ミクロンのCG
Lを形成し、もって第1図に示した構成と同様の電子写
真感光体を得た。これを「試料1」とする。
として用い、真空蒸着法により温度280℃で加熱蒸発
せしめて、アルミニウムよりなり、厚さ4鶴の円筒状の
導電性支持体上に膜W−60ミクロンのCTLを形成し
た。このCTL上に、上述のようにして得られた第2の
感光体用材料を蒸発源として用い、真空蒸着法により温
度280℃で加熱蒸発せしめて、膜厚5ミクロンのCG
Lを形成し、もって第1図に示した構成と同様の電子写
真感光体を得た。これを「試料1」とする。
実施例2〜5及び比較例1〜4
CGL用またはCTL用の感光体用材料の製造条件を下
記第1表に示す通りとした他は実施例1と同様にして電
子写真感光体を得た。これらをそれぞれ「試料2」〜「
試料5」及び「比較試料1」〜「比較試料4」とする。
記第1表に示す通りとした他は実施例1と同様にして電
子写真感光体を得た。これらをそれぞれ「試料2」〜「
試料5」及び「比較試料1」〜「比較試料4」とする。
尚第2図〜第16図は各々感光体用材料の製造時におけ
る温度と時間との関係の概略を示す線図であり、上記の
実施例及び比較例の各々におけるCGL用材用材型造及
びCTL用材料の製造では、第2図〜第16図にそれぞ
れ示した曲線a −oの何れかひとつに従って処理され
ており、その対応関係は第1表中1図の符号」の欄にa
−oの符号を何して示した。
る温度と時間との関係の概略を示す線図であり、上記の
実施例及び比較例の各々におけるCGL用材用材型造及
びCTL用材料の製造では、第2図〜第16図にそれぞ
れ示した曲線a −oの何れかひとつに従って処理され
ており、その対応関係は第1表中1図の符号」の欄にa
−oの符号を何して示した。
以上のようにして得られた試料及び比較試料の各々を電
子写真複写機rU −Bix 1600J (小西六写
真工業社製)に装着し、温度20℃で相対湿度65%の
環境下において帯電及び露光試験を行ない、帯電電位及
び残留電位について調べた。帯電電位は、6.OKV、
200μへの帯電条件で、現像部位置に配置した表面電
位計プローブで測定される表面電位で評価した。また残
留電位については、帯電器により感光ドラムの表面を1
00OVに帯電せしめた後、露光量が 201ux−s
ecとなるようハロゲン光を露光するプロセスを100
0回繰り返した後において感光ドラムの表面に蓄積され
た電位を測定し、これを残留電位とした。
子写真複写機rU −Bix 1600J (小西六写
真工業社製)に装着し、温度20℃で相対湿度65%の
環境下において帯電及び露光試験を行ない、帯電電位及
び残留電位について調べた。帯電電位は、6.OKV、
200μへの帯電条件で、現像部位置に配置した表面電
位計プローブで測定される表面電位で評価した。また残
留電位については、帯電器により感光ドラムの表面を1
00OVに帯電せしめた後、露光量が 201ux−s
ecとなるようハロゲン光を露光するプロセスを100
0回繰り返した後において感光ドラムの表面に蓄積され
た電位を測定し、これを残留電位とした。
次に上記試料及び比較試料を取り外してこれらを温度6
0℃、相対湿度50%の環境下に3日間放置することに
より強制的な劣化処理を施し、その後再び同様にして試
験を行ない帯電電位及び残留電位について調べた。
0℃、相対湿度50%の環境下に3日間放置することに
より強制的な劣化処理を施し、その後再び同様にして試
験を行ない帯電電位及び残留電位について調べた。
また既述と同様にして作製した試料及び比較試料の各々
を温度65℃、相対湿度50%に維持された恒温槽内に
放置して感光層の熱劣化を強制的に生ぜしめ感光層の表
面が白化し始めるまでの時間を調べた。感光層の表面が
白化するのは熱によってアモルファス状の構造が変化し
て結晶化が進行するからであり、この時間が大きいもの
ほど高温耐久性の優れたものである。
を温度65℃、相対湿度50%に維持された恒温槽内に
放置して感光層の熱劣化を強制的に生ぜしめ感光層の表
面が白化し始めるまでの時間を調べた。感光層の表面が
白化するのは熱によってアモルファス状の構造が変化し
て結晶化が進行するからであり、この時間が大きいもの
ほど高温耐久性の優れたものである。
以上の試験の結果を第1表に併せて示す。
この第1表の結果から理解されるように、本発明の電子
写真感光体である試料1〜5によれば、感光層が高温耐
久性に優れていて、高温下にさらされた場合にも依然と
して高い帯電電位を保持ししかも残留電位が小さく、電
子写真プロセスを多数回に亘り安定に繰り返して実行す
ることができた。これに対して比較試料1及び2は、C
TL及びCGLを形成するための第1及び第2の感光体
用材料が、その製造時において、保持温度に保持する過
程を経ずに一気に冷却して製造されるため、これを用い
て作製した感光層は高温耐久性が著しく低く、高温下に
さらされた場合には帯電電位が相当に低下し、かつ残留
電位が大幅に上昇し早期に実用に供することができなく
なるものであった。
写真感光体である試料1〜5によれば、感光層が高温耐
久性に優れていて、高温下にさらされた場合にも依然と
して高い帯電電位を保持ししかも残留電位が小さく、電
子写真プロセスを多数回に亘り安定に繰り返して実行す
ることができた。これに対して比較試料1及び2は、C
TL及びCGLを形成するための第1及び第2の感光体
用材料が、その製造時において、保持温度に保持する過
程を経ずに一気に冷却して製造されるため、これを用い
て作製した感光層は高温耐久性が著しく低く、高温下に
さらされた場合には帯電電位が相当に低下し、かつ残留
電位が大幅に上昇し早期に実用に供することができなく
なるものであった。
また比較試料3及び4は、CTL及びCGLを形成する
ための第1及び第2の感光体用材料が、その製造時にお
いて、保持温度に一定時間以上保持する過程を経るもの
の加熱温度がそれぞれ370〜430℃及び380〜4
50℃の範囲外であるため、これらの感光体用材料を用
いて作製した感光層は高温耐久性が若干劣り、高温下に
おける結晶化を確実に防止することのできないものであ
った。又比較試料4はハロゲンを全く含有していないた
め残留電位が高いものであった。
ための第1及び第2の感光体用材料が、その製造時にお
いて、保持温度に一定時間以上保持する過程を経るもの
の加熱温度がそれぞれ370〜430℃及び380〜4
50℃の範囲外であるため、これらの感光体用材料を用
いて作製した感光層は高温耐久性が若干劣り、高温下に
おける結晶化を確実に防止することのできないものであ
った。又比較試料4はハロゲンを全く含有していないた
め残留電位が高いものであった。
また蒸発源の加熱温度を変えた以外は上述と同様にして
感光体を作製し、同様の試験を1うなったところ、上記
と同様の傾向の結果が得られた。
感光体を作製し、同様の試験を1うなったところ、上記
と同様の傾向の結果が得られた。
第1図は本発明電子写真感光体の構成例を示す説明用断
面図、第2図〜第16図は各々CGL用またはCTL用
の感光体用材料の製造時における温度と時間との関係の
概略を示す線図である。 1・・・・導電性支持体 2・・・・キャリア発生層(ceL) 3・・・・キャリア輸送層(CTL) 4・・・・感光層 第1図 第2図 第6図 第4図 第5、図 υ buソU 分 0 6090 修 築6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第14図 第16図 0 6090 分 第13図 第15図
面図、第2図〜第16図は各々CGL用またはCTL用
の感光体用材料の製造時における温度と時間との関係の
概略を示す線図である。 1・・・・導電性支持体 2・・・・キャリア発生層(ceL) 3・・・・キャリア輸送層(CTL) 4・・・・感光層 第1図 第2図 第6図 第4図 第5、図 υ buソU 分 0 6090 修 築6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第14図 第16図 0 6090 分 第13図 第15図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)キャリア発生層とキャリア輸送層とを組合せてなる
感光層を導電性支持体上に設けてなる電子写真感光体に
おいて、 前記キャリア輸送層が、セレン原料を370〜430℃
の範囲内の温度で加熱溶融し、次いで加熱温度よりも低
い温度に一定時間以上保持し、その後冷却固化せしめて
得られた、テルルの含有割合が12重量%未満でかつハ
ロゲンを含有する第1の感光体用材料より形成され、前
記キャリア発生層が、セレン原料を380〜450℃の
範囲内の温度で加熱溶融し、次いで加熱温度よりも低い
温度に一定時間以上保持し、その後冷却固化せしめて得
られた、テルルの含有割合力月2〜35重量%でかつ前
記第1の感光体用材料におけるよりも小さい割合のハロ
ゲンを含有する或いは含有しない第2の感光体用材料よ
り形成されることを特徴とする電子写真感光体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10567284A JPS60250357A (ja) | 1984-05-26 | 1984-05-26 | 電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10567284A JPS60250357A (ja) | 1984-05-26 | 1984-05-26 | 電子写真感光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60250357A true JPS60250357A (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=14413926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10567284A Pending JPS60250357A (ja) | 1984-05-26 | 1984-05-26 | 電子写真感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60250357A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0431869A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-04 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 電子写真用セレンテルル感光体 |
-
1984
- 1984-05-26 JP JP10567284A patent/JPS60250357A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0431869A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-04 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 電子写真用セレンテルル感光体 |
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