JPS6025416B2 - 9,10−セコデヒドロアビエチン酸の製造方法 - Google Patents
9,10−セコデヒドロアビエチン酸の製造方法Info
- Publication number
- JPS6025416B2 JPS6025416B2 JP51104774A JP10477476A JPS6025416B2 JP S6025416 B2 JPS6025416 B2 JP S6025416B2 JP 51104774 A JP51104774 A JP 51104774A JP 10477476 A JP10477476 A JP 10477476A JP S6025416 B2 JPS6025416 B2 JP S6025416B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- secodehydroabietic
- rosin
- producing
- abietic
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- Expired
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式(1)
式(1)
で示される9・10−セコデヒドロアピェチン酸の製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
9・10−セコデヒドロアビェチン酸はその構造が特異
であり、アビェチン酸と同じ分子量を有するに拘らず酸
化に対してはアビェチン酸よりも安定であり、そのアル
カリ塩の界面活性は他の樹脂酸のアルカリ塩と相違しな
いが、水に対する溶解性において優れているから、界面
活性剤として特異な用途が期待でき、またその構造から
して可塑剤、潤滑剤などへの用途も期待できるものであ
るが、本発明はこの9・10−セコデヒドロアビェチン
酸を容易な操作で、しかも好収率で製造し得る方法を提
供せんとするものである。
であり、アビェチン酸と同じ分子量を有するに拘らず酸
化に対してはアビェチン酸よりも安定であり、そのアル
カリ塩の界面活性は他の樹脂酸のアルカリ塩と相違しな
いが、水に対する溶解性において優れているから、界面
活性剤として特異な用途が期待でき、またその構造から
して可塑剤、潤滑剤などへの用途も期待できるものであ
るが、本発明はこの9・10−セコデヒドロアビェチン
酸を容易な操作で、しかも好収率で製造し得る方法を提
供せんとするものである。
また、本発明は9・10−セコデヒドロアビェチン酸の
経済的な精製方法を提供せんとするものである。
経済的な精製方法を提供せんとするものである。
一般に天然物として存在するロジンは樹脂酸と呼ばれる
水素化フェナンスレンのカルボン酸の譲導体を主成分と
するものであるが、このロジンには生松脂より得られる
ガムロジン、パルプ廃液中から得られるトール油中の樹
脂酸分を蒸留により分離することにより得られるトール
油ロジン、或は松板中より抽出することにより得られる
ウッドロジンなどがある。
水素化フェナンスレンのカルボン酸の譲導体を主成分と
するものであるが、このロジンには生松脂より得られる
ガムロジン、パルプ廃液中から得られるトール油中の樹
脂酸分を蒸留により分離することにより得られるトール
油ロジン、或は松板中より抽出することにより得られる
ウッドロジンなどがある。
そしてロジンの主成分である樹脂酸はその構造からして
アビェチン酸系、ピマール酸系、ィソピマール酸系など
に分類されるが、アビェチン酸系樹脂酸にはァビェチン
酸とアビェチン酸の異性体であるパラストリン酸、ネオ
アピェチン酸、レボピマール酸などがある。しかし乍ら
ロジン中には式(1) で示される9・10−セコデヒドロアピェチン酸のよう
にシクロヘキサン環にカルボキシル基のついた構造を有
するシクロヘキサンカルボン酸の誘導体は殆んど含有さ
れていない。
アビェチン酸系、ピマール酸系、ィソピマール酸系など
に分類されるが、アビェチン酸系樹脂酸にはァビェチン
酸とアビェチン酸の異性体であるパラストリン酸、ネオ
アピェチン酸、レボピマール酸などがある。しかし乍ら
ロジン中には式(1) で示される9・10−セコデヒドロアピェチン酸のよう
にシクロヘキサン環にカルボキシル基のついた構造を有
するシクロヘキサンカルボン酸の誘導体は殆んど含有さ
れていない。
一方、上記のシクロヘキサンカルボン酸の誘導体は石油
化学製品又は他の化学物質より有機合成反応により製造
されることは知られているが、この方法によれば多段の
反応経路を必要とし経済的に不利益である。
化学製品又は他の化学物質より有機合成反応により製造
されることは知られているが、この方法によれば多段の
反応経路を必要とし経済的に不利益である。
ところが、アビェチン酸又はロジンに0.1〜10重量
%の1・1′−ジチオージ−2−ナフトールを添加して
加熱することを特徴とする本発明の方法によれば、上記
したシクロヘキサンカルボン酸構造の式(1)で示され
る9・10−セコデヒドロアビェチン酸を比較的簡単な
操作により一段反応で好収率で製造することができる。
%の1・1′−ジチオージ−2−ナフトールを添加して
加熱することを特徴とする本発明の方法によれば、上記
したシクロヘキサンカルボン酸構造の式(1)で示され
る9・10−セコデヒドロアビェチン酸を比較的簡単な
操作により一段反応で好収率で製造することができる。
本発明において使用するアピヱチン酸又はロジンは周知
のとおり天然物として容易に入手しうるものである。触
媒として使用する1・1′ージチオージー2−ナフトー
ルは独特許611144号による方法を用いて、Na2
S、S、NaOH及び8ナフトールを原料として容易に
合成できる。
のとおり天然物として容易に入手しうるものである。触
媒として使用する1・1′ージチオージー2−ナフトー
ルは独特許611144号による方法を用いて、Na2
S、S、NaOH及び8ナフトールを原料として容易に
合成できる。
本発明における反応は操作としては容易であり、0.1
〜10重量%の上記1・1′−ジチオージ−2−ナフト
ールをアビヱチン酸又はロジンに添加し、25000以
下好ましくは200q○付近の温度で加熱することによ
り、アビェチン酸に対し50〜55wt%の9・10−
セコデヒドロアビェチン酸が生成する。
〜10重量%の上記1・1′−ジチオージ−2−ナフト
ールをアビヱチン酸又はロジンに添加し、25000以
下好ましくは200q○付近の温度で加熱することによ
り、アビェチン酸に対し50〜55wt%の9・10−
セコデヒドロアビェチン酸が生成する。
アビェチン酸が消失する時点において9・10ーセコデ
ヒドロアビェチン酸の他にデヒドロアビェチン酸力20
〜25wt%、デイソプロピルデヒドロアビェチン酸が
10〜15M%生成する。なお、1・1′−ジチオージ
ー2ーナフトールの添加量は実験結果に基き0.1〜1
の重量%とした。これらの混合物は種々の方法により精
製することができるが本発明においては最も経済的な方
法として蒸留する方法を採用した。すなわち減圧蒸留で
分留することにより、比較的沸点の低い蟹分は除去され
、9・10ーセコデヒドロアビェチン酸が15〜2仇の
%のデイソプロピルデヒドロアビヱチン酸との混合物と
して得られた。すなわち9・10−セコデヒドロァピェ
チン酸が75〜80%の純度まで精製された。蒸留精製
する前の9・10−セコデヒドロアビェチン酸、デヒド
ロアビェチン酸及びディソプロピルデヒドロアビェチン
酸の混合物は室温において幾分かの流動性を示す程度の
ものであるが、蒸留精製によって得られた9・10ーセ
コデヒドロアビェチン酸とディソプロピルデヒドロアビ
ヱチン酸の混合物は粘椀な液状物となる。
ヒドロアビェチン酸の他にデヒドロアビェチン酸力20
〜25wt%、デイソプロピルデヒドロアビェチン酸が
10〜15M%生成する。なお、1・1′−ジチオージ
ー2ーナフトールの添加量は実験結果に基き0.1〜1
の重量%とした。これらの混合物は種々の方法により精
製することができるが本発明においては最も経済的な方
法として蒸留する方法を採用した。すなわち減圧蒸留で
分留することにより、比較的沸点の低い蟹分は除去され
、9・10ーセコデヒドロアビェチン酸が15〜2仇の
%のデイソプロピルデヒドロアビヱチン酸との混合物と
して得られた。すなわち9・10−セコデヒドロァピェ
チン酸が75〜80%の純度まで精製された。蒸留精製
する前の9・10−セコデヒドロアビェチン酸、デヒド
ロアビェチン酸及びディソプロピルデヒドロアビェチン
酸の混合物は室温において幾分かの流動性を示す程度の
ものであるが、蒸留精製によって得られた9・10ーセ
コデヒドロアビェチン酸とディソプロピルデヒドロアビ
ヱチン酸の混合物は粘椀な液状物となる。
この9・10−セコデヒドロアビヱチン酸は本明細書の
冒頭で述べたように界面活性剤として特異な用途が期待
される外、可塑剤、潤滑剤への用途も期待される有用な
物質である。
冒頭で述べたように界面活性剤として特異な用途が期待
される外、可塑剤、潤滑剤への用途も期待される有用な
物質である。
以下本発明の具体例を例示する。
実施例 1
アビェチン酸10碇邦‘こ対し、1・1′−ジチオ−ジ
ー2−ナフトールを1部加えて20000に昇温後各時
間における反応物の組成を追跡した。
ー2−ナフトールを1部加えて20000に昇温後各時
間における反応物の組成を追跡した。
組成分析にはガスクロマトグラフィ一を使用した。分析
結果を表−1に示す。セコデヒドロアビェチン酸は二つ
の異性体として、ガスクロマトグラフィ一にあらわれて
おり、表−1には二つの異性体の総和として示されてい
る。‐表 ‐ 【 (総て数値はガスクロマトグラフイ‐での面積努で示さ
れている。
結果を表−1に示す。セコデヒドロアビェチン酸は二つ
の異性体として、ガスクロマトグラフィ一にあらわれて
おり、表−1には二つの異性体の総和として示されてい
る。‐表 ‐ 【 (総て数値はガスクロマトグラフイ‐での面積努で示さ
れている。
)実施例 2実施例1において得られた反応混合物50
0夕を充填物をつめた内径4仇駁し高さ400側の糟蟹
塔を使用し減圧蒸留した。
0夕を充填物をつめた内径4仇駁し高さ400側の糟蟹
塔を使用し減圧蒸留した。
結果を表−川こ示す。さらに第1回目の留分中9・10
−セコデヒドロアビェチン酸の多い留分(■、■)の混
合物を再度精留した。結果を表−mに示す。表−U ■+■ 39.7wt※(収率) 表‐m 収率は表‐0の蜜分■,■の混合物を100衆とした時
の値で示す。
−セコデヒドロアビェチン酸の多い留分(■、■)の混
合物を再度精留した。結果を表−mに示す。表−U ■+■ 39.7wt※(収率) 表‐m 収率は表‐0の蜜分■,■の混合物を100衆とした時
の値で示す。
Claims (1)
- 1 アビエチン酸又はロジンに0.1〜110重量%の
1・1′−ジチオ−ジ−2−ナフトーールを添加して加
熱することを特徴とする9・10−セコデヒドロアビエ
チン酸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51104774A JPS6025416B2 (ja) | 1976-08-31 | 1976-08-31 | 9,10−セコデヒドロアビエチン酸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51104774A JPS6025416B2 (ja) | 1976-08-31 | 1976-08-31 | 9,10−セコデヒドロアビエチン酸の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5331650A JPS5331650A (en) | 1978-03-25 |
| JPS6025416B2 true JPS6025416B2 (ja) | 1985-06-18 |
Family
ID=14389815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51104774A Expired JPS6025416B2 (ja) | 1976-08-31 | 1976-08-31 | 9,10−セコデヒドロアビエチン酸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025416B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01164812U (ja) * | 1988-05-10 | 1989-11-17 | ||
| JPH0495718U (ja) * | 1991-01-17 | 1992-08-19 |
-
1976
- 1976-08-31 JP JP51104774A patent/JPS6025416B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01164812U (ja) * | 1988-05-10 | 1989-11-17 | ||
| JPH0495718U (ja) * | 1991-01-17 | 1992-08-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5331650A (en) | 1978-03-25 |
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