JPS6026302Y2 - 自然対流形熱交換器 - Google Patents
自然対流形熱交換器Info
- Publication number
- JPS6026302Y2 JPS6026302Y2 JP11214182U JP11214182U JPS6026302Y2 JP S6026302 Y2 JPS6026302 Y2 JP S6026302Y2 JP 11214182 U JP11214182 U JP 11214182U JP 11214182 U JP11214182 U JP 11214182U JP S6026302 Y2 JPS6026302 Y2 JP S6026302Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fins
- natural convection
- heat exchanger
- fin
- convection heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は、放熱効果を高めるように改良された自然対流
形熱交換器に関するものである。
形熱交換器に関するものである。
(従来技術)
従来、自然対流形熱交換器は、第1図に示したように構
成されている。
成されている。
第1図において、1は熱媒体を通す管、2は放熱用フィ
ンで、管1にろう付けされている。
ンで、管1にろう付けされている。
管1に熱媒体が通るとフィン2を通して放熱され、周囲
の空気を暖めるため、矢印Pのごとき上昇気流が発生す
る。
の空気を暖めるため、矢印Pのごとき上昇気流が発生す
る。
放熱量を大きくするには、一般に、フィンの総面積を広
くする。
くする。
この場合、各フィン2の面積を広くするために高さHを
大きくしたり、フィン2の数を増したりする。
大きくしたり、フィン2の数を増したりする。
しかし、フィンの高さHと熱伝達率αとの間には第2図
に示したような周知の関係があり、高さHの増加に伴っ
て効率は低下する。
に示したような周知の関係があり、高さHの増加に伴っ
て効率は低下する。
同時にフィン表面の温度境界層が発達して広がり、フィ
ンの熱伝達率が小さくなって、例えば、フィン面積を2
0%増加しても放熱量は約1.3%しか増えない。
ンの熱伝達率が小さくなって、例えば、フィン面積を2
0%増加しても放熱量は約1.3%しか増えない。
また、フィンの数を増してフィン間隔を狭くするのは、
隣接フィンの互いに対向する高温度の面が近づき過ぎて
互いの温度境界層が接し、放熱効率が低下する。
隣接フィンの互いに対向する高温度の面が近づき過ぎて
互いの温度境界層が接し、放熱効率が低下する。
さらに、フィンの数を増し、かつ、フィン間隔を広くと
るのは、熱交換器の形状が太きくなってスペースファク
タの極めて悪いものとなる。
るのは、熱交換器の形状が太きくなってスペースファク
タの極めて悪いものとなる。
要するに、従来の自然対流形熱交換器は、大きさの割に
は放熱量が小さいという欠点があった。
は放熱量が小さいという欠点があった。
(考案の目的)
本考案は、上記従来例の欠点を改善し、小形で、放熱量
の大きい自然対流形熱交換器を提供するものである。
の大きい自然対流形熱交換器を提供するものである。
本考案は、以下に示す原理に基づいてなされたものであ
る。
る。
即ち、従来の自然対流形熱交換器では、温度境界層の干
渉をきらうあまり、第1図のような各フィン2の間隔を
それに必要なだけ広く(一般には8〜10斜程度)とっ
ていた。
渉をきらうあまり、第1図のような各フィン2の間隔を
それに必要なだけ広く(一般には8〜10斜程度)とっ
ていた。
ところで、いま第3図に示したように、高さhの小さい
フィン3a、3bを上、下に、かつ横方向には一定間隔
ずらせて配置した場合、その横方向の間隔を第3図Aの
ように広くとって、各フィン3a、3bから上昇する上
昇気流によって形成される点線のごとき速度境界層を完
全に分離するよりも、第3図Bのようにフィン間隔を適
度に接近させて、下位のフィン(で形成される速度境界
層が上位のフィン3bで形成される速度境界層に一部S
で重なるようにする方が、上位のフィン3b周辺におけ
る対流が加速されるために、熱伝達率が向上する、とい
うことが判明した。
フィン3a、3bを上、下に、かつ横方向には一定間隔
ずらせて配置した場合、その横方向の間隔を第3図Aの
ように広くとって、各フィン3a、3bから上昇する上
昇気流によって形成される点線のごとき速度境界層を完
全に分離するよりも、第3図Bのようにフィン間隔を適
度に接近させて、下位のフィン(で形成される速度境界
層が上位のフィン3bで形成される速度境界層に一部S
で重なるようにする方が、上位のフィン3b周辺におけ
る対流が加速されるために、熱伝達率が向上する、とい
うことが判明した。
実施例
以下、図面により実施例を詳細に説明する。
第4図は、本考案の一実施例を示したもので、11は熱
媒体を通す偏平管であり、断面における長径が上下方向
に向くようにして、短径方向に適当な間隔L、例えば5
0rIrIILで複数平行に配置されている。
媒体を通す偏平管であり、断面における長径が上下方向
に向くようにして、短径方向に適当な間隔L、例えば5
0rIrIILで複数平行に配置されている。
12は偏平管11の長径より若干幅広のフィンであり、
偏平管11に直交するようにして、複数のフィン12が
一定間隔W1例えば10TIcnで配置され、各偏平管
11にそれぞれ嵌合、ろう付けされている。
偏平管11に直交するようにして、複数のフィン12が
一定間隔W1例えば10TIcnで配置され、各偏平管
11にそれぞれ嵌合、ろう付けされている。
このフィン12は、従来のフィンの高さに比べれば小さ
い幅かを有し、各偏平管11の間において幅の略中央部
で2分され、その上側部分12bと下側部分12aとが
互いに反対方向に張り出して一定幅w1例えば2咽スト
リツト13が形成されている。
い幅かを有し、各偏平管11の間において幅の略中央部
で2分され、その上側部分12bと下側部分12aとが
互いに反対方向に張り出して一定幅w1例えば2咽スト
リツト13が形成されている。
このスリット13の幅Wは、第3図Bにおいて説明した
原理に基づいて決められるものである。
原理に基づいて決められるものである。
−即ち、下側部分12aから自然対流によって暖気が上
昇する上昇気流と、上側部分12bの上昇気流とが一部
で交わるごとき寸法にし、大体2〜57rmである。
昇する上昇気流と、上側部分12bの上昇気流とが一部
で交わるごとき寸法にし、大体2〜57rmである。
以上のように構成されたものを段ユニット14とする。
段ユニット14は、必要に応じて、第5図に示したよう
に、複数段重ねられる。
に、複数段重ねられる。
この場合、下段ユニットのフィンの上側部分12bの上
昇気流が上段ユニットのフィンの下側部分12aの上昇
気流と一部で交わるごとき寸法で、各段のフィンの位置
を順次ずらせるようにする。
昇気流が上段ユニットのフィンの下側部分12aの上昇
気流と一部で交わるごとき寸法で、各段のフィンの位置
を順次ずらせるようにする。
実施例では、スリット13の幅W=2mと同じ2Nのず
れを、下段ユニットの上側部分と上段ユニットの下側部
分との間に設けている。
れを、下段ユニットの上側部分と上段ユニットの下側部
分との間に設けている。
以上のように構成された本実施例では、小さい高さhを
有するフィンが2rrrmずつずれて上下方向に連なっ
て配置されることになり、下位のフィンから自然対流に
よって暖気が上昇し、その勢のついた上昇気流が一段上
のフィンの上昇気流と一部で合流し、その結果、上位の
フィンの周辺における対流が加速され、フィン表面の熱
伝達率は下位のそれよりも大きくなる。
有するフィンが2rrrmずつずれて上下方向に連なっ
て配置されることになり、下位のフィンから自然対流に
よって暖気が上昇し、その勢のついた上昇気流が一段上
のフィンの上昇気流と一部で合流し、その結果、上位の
フィンの周辺における対流が加速され、フィン表面の熱
伝達率は下位のそれよりも大きくなる。
なお、互いに隣接するフィン間隔を8rrVItとし、
スリット幅wを4TrrInとすると、フィンの互いに
隣接する2つの下側部分の丁度中間に上側部分が位置し
、また、その互いに隣接する2つの上側部分の丁度中間
に上段ユニットの下側部分が位置するように配置すれば
、最も効果的に自然対流を起こすことができる。
スリット幅wを4TrrInとすると、フィンの互いに
隣接する2つの下側部分の丁度中間に上側部分が位置し
、また、その互いに隣接する2つの上側部分の丁度中間
に上段ユニットの下側部分が位置するように配置すれば
、最も効果的に自然対流を起こすことができる。
(効果)
以上説明したように、本考案によれば、フィンの高さを
小さくして熱伝達率を上げるとともに、自然対流を促進
する構造になっているから、極めて効率よく熱放散を行
なうことができ。
小さくして熱伝達率を上げるとともに、自然対流を促進
する構造になっているから、極めて効率よく熱放散を行
なうことができ。
自然対流形熱交換器として、上面の面積が従来のものと
同程度で約15〜25%の放熱量の増加、同体積で20
〜30%の増加を得ることができた。
同程度で約15〜25%の放熱量の増加、同体積で20
〜30%の増加を得ることができた。
さらに本考案の場合、従来の比較的肉厚のアルミ押出フ
ィンに比較して、肉薄アルミ板、その他の材料のブレス
成形蓋を使用することができるから、重量にして従来の
約1/2にすることができ、特に、小形軽量化を目指す
車載用装置の熱交換器として大きなメリットを有するも
のである。
ィンに比較して、肉薄アルミ板、その他の材料のブレス
成形蓋を使用することができるから、重量にして従来の
約1/2にすることができ、特に、小形軽量化を目指す
車載用装置の熱交換器として大きなメリットを有するも
のである。
第1図は、従来例の構成を示したもので、第1図Aは斜
視図、第1図Bは側面図、第2図は、フイン高さHと熱
伝達率αとの関係を示す図、第3図は、本考案の原理を
説明する図、第4図は、本考案の一実施例の段ユニット
の斜視図、第5図は、段ユニットを複数段重ねたものの
構成図である。 11・・・・・・偏平管、12・・・・・・フィン、1
2a・・・・・・下側部分、12b・・・・・・上側部
分、13・・・・・・スリット、14・・・・・・段ユ
ニット。
視図、第1図Bは側面図、第2図は、フイン高さHと熱
伝達率αとの関係を示す図、第3図は、本考案の原理を
説明する図、第4図は、本考案の一実施例の段ユニット
の斜視図、第5図は、段ユニットを複数段重ねたものの
構成図である。 11・・・・・・偏平管、12・・・・・・フィン、1
2a・・・・・・下側部分、12b・・・・・・上側部
分、13・・・・・・スリット、14・・・・・・段ユ
ニット。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (↓) 熱媒体を通す複数の偏平管が、その断面におけ
る長径が上下方向に向くようにして短径方向に適当な間
隔て平行に配置され、前記偏平管の長径より若干幅広の
複数のフィンが、それぞれ前記偏平管に直交するように
一定間隔で配置されて嵌合、ろう付けされ、 前記フィンは、前記各偏平管の間において幅の略中央部
で2分され、その上側部分と下側部分とが互いに反対方
向に張り出して一定幅のスリットが形成され、このスリ
ット幅は、前記下側部分から自然対流によって暖気が上
昇する上昇気流と、前記上側部分の上昇気流とが一部で
交わるごとき寸法として、それを段ユニットとし、該段
ユニットの1段または複数段からなることを特徴とする
自然対流形熱交換器。 (2)前記フィンのうち互いに隣接するフィンは、一方
のフィンの前記下側部分の上昇気流が他方のフィンの前
記上側部分の上昇気流と一部で交わるごとき間隔を有す
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項
記載の自然対流形熱交換器。 (3)前記段ユニットが複数段の場合、下段ユニットの
前記上側部分の上昇気流が上段ユニットの前記下側部分
の上昇気流と一部で交わるごとき寸法で、各段のフィン
の位置を順次ずらせてなることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第(1)項記載の自然対流形熱交換器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11214182U JPS6026302Y2 (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 自然対流形熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11214182U JPS6026302Y2 (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 自然対流形熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5918180U JPS5918180U (ja) | 1984-02-03 |
| JPS6026302Y2 true JPS6026302Y2 (ja) | 1985-08-07 |
Family
ID=30260082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11214182U Expired JPS6026302Y2 (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 自然対流形熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6026302Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-07-26 JP JP11214182U patent/JPS6026302Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5918180U (ja) | 1984-02-03 |
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