JPS6026841B2 - 溶融紡糸方法 - Google Patents
溶融紡糸方法Info
- Publication number
- JPS6026841B2 JPS6026841B2 JP20909481A JP20909481A JPS6026841B2 JP S6026841 B2 JPS6026841 B2 JP S6026841B2 JP 20909481 A JP20909481 A JP 20909481A JP 20909481 A JP20909481 A JP 20909481A JP S6026841 B2 JPS6026841 B2 JP S6026841B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water vapor
- yarn
- inert gas
- temperature
- spinneret
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は紙糸口金面への炭化物の発生を防止する方法に
関するものであり、さらに詳しくは筋糸口金面直下を水
蒸気と、常温で気体であり、かつ該水蒸気温度よりも高
い温度に加熱された不活性ガスとでシールすることによ
り中空繊維紡糸口金面への炭化物の発生及びモノマーの
付着を防止する方法に関するものである。
関するものであり、さらに詳しくは筋糸口金面直下を水
蒸気と、常温で気体であり、かつ該水蒸気温度よりも高
い温度に加熱された不活性ガスとでシールすることによ
り中空繊維紡糸口金面への炭化物の発生及びモノマーの
付着を防止する方法に関するものである。
一般に重合平衝時に数%以上のモノマーを含むポリマー
(たとえばナイロン6)を溶融抜糸する際、口金面から
防止されたポリマーに伴ない大気中に気化するモノマー
の蒸気は高温の口金面に触れて炭化物となって蓄積し、
特に口金孔周辺に生成した炭化物はある大きさに成長す
ると紡出された糸条に接触付着し、異状形状の糸条とな
って工程上品質上に支障をきたす。
(たとえばナイロン6)を溶融抜糸する際、口金面から
防止されたポリマーに伴ない大気中に気化するモノマー
の蒸気は高温の口金面に触れて炭化物となって蓄積し、
特に口金孔周辺に生成した炭化物はある大きさに成長す
ると紡出された糸条に接触付着し、異状形状の糸条とな
って工程上品質上に支障をきたす。
従来、上記口金面周辺の炭化物成長を防止する方法とし
て種々の方法が試みられているが、これらの方法のうち
口金面を水蒸気、窒素等の不活性ガスでシールする方法
(持公昭斑−12365および特公昭44一2116飴
等)が所期の目的を達する上から効果的で、特に不活性
ガスとして水蒸気を使用する方法がよく使われている。
て種々の方法が試みられているが、これらの方法のうち
口金面を水蒸気、窒素等の不活性ガスでシールする方法
(持公昭斑−12365および特公昭44一2116飴
等)が所期の目的を達する上から効果的で、特に不活性
ガスとして水蒸気を使用する方法がよく使われている。
しかしながら、水蒸気を吹込む方法では次のような欠点
がある。すなわち、近年、繊維の嵩高性を上げるとか、
染色後の光沢を変える等の目的で中空繊維が多く用いら
れる額向にあるが、この中空繊維を生産する際口金面を
水蒸気でシールすると、繊維内部に浸透した水蒸気が糸
条の冷却固化に相伴つて凝縮し、全く中空率を確保でき
ないという問題を有しており、中空繊維の生産に対して
水蒸気の使用は決定的欠点となっている。
がある。すなわち、近年、繊維の嵩高性を上げるとか、
染色後の光沢を変える等の目的で中空繊維が多く用いら
れる額向にあるが、この中空繊維を生産する際口金面を
水蒸気でシールすると、繊維内部に浸透した水蒸気が糸
条の冷却固化に相伴つて凝縮し、全く中空率を確保でき
ないという問題を有しており、中空繊維の生産に対して
水蒸気の使用は決定的欠点となっている。
いっぽう、中空率を確保する為、水蒸気の代りに窒素を
吹込む方法もいまいま用いられているが、この場合でも
種々の欠点が生じてくる。
吹込む方法もいまいま用いられているが、この場合でも
種々の欠点が生じてくる。
すなわち、連続した多くの紡糸錘で多くの窒素を使用す
ると個々の薮糸節から漏れ出た窒素が室内に充満し、酸
素欠乏状態となって回りの作業員が中毒あるいは樹患の
場合、死亡事故を起すといった安全管理上非常に大きな
問題が発生してくる。この為、窒素を使用する際は室内
各所に酸素濃度の自動測定警報装置、窒素吹出し自動制
御袋贋等種々の安全設備を導入しているが、これらも安
全なものではなく、また、これらの設備投資額は非常に
高額なものとなる。これに加えて窒素そのものの価額も
高い為、多量の窒素を常時吹付け使用するとランニング
コストも非常に大きくなってくる。本発明者は、かかる
従釆の問題点を解消すべく鋭意検討を重ねた結果、紡糸
口金面と水蒸気層との間に不活性ガスを介在させればよ
いことを見出し本発明に到達した。即ち、本発明は、合
成重合体の溶融織糸において、紡糸口金下方を水蒸気で
シールするに際し、筋糸口金面と水蒸気層の間に、常温
において気体であり、かつ水蒸気温度よりも高い温度に
加熱された不活性ガスを介在させることを特徴とする溶
融鮫糸方法である。
ると個々の薮糸節から漏れ出た窒素が室内に充満し、酸
素欠乏状態となって回りの作業員が中毒あるいは樹患の
場合、死亡事故を起すといった安全管理上非常に大きな
問題が発生してくる。この為、窒素を使用する際は室内
各所に酸素濃度の自動測定警報装置、窒素吹出し自動制
御袋贋等種々の安全設備を導入しているが、これらも安
全なものではなく、また、これらの設備投資額は非常に
高額なものとなる。これに加えて窒素そのものの価額も
高い為、多量の窒素を常時吹付け使用するとランニング
コストも非常に大きくなってくる。本発明者は、かかる
従釆の問題点を解消すべく鋭意検討を重ねた結果、紡糸
口金面と水蒸気層との間に不活性ガスを介在させればよ
いことを見出し本発明に到達した。即ち、本発明は、合
成重合体の溶融織糸において、紡糸口金下方を水蒸気で
シールするに際し、筋糸口金面と水蒸気層の間に、常温
において気体であり、かつ水蒸気温度よりも高い温度に
加熱された不活性ガスを介在させることを特徴とする溶
融鮫糸方法である。
本発明方法において用いられる合成重合体としては、ポ
リエステル、ポリアミド等の溶融級糸可能な合成重合体
をあげることができるが、特にポリアミドの場合にその
効果が顕著である。
リエステル、ポリアミド等の溶融級糸可能な合成重合体
をあげることができるが、特にポリアミドの場合にその
効果が顕著である。
図は、本発明の一実施態様を説明するものであり、筋糸
口金1から紙出された糸条2は、紡糸筒3において冷却
風等により冷却固化された後引取られるが、鉄糸口金1
と釣糸筒3との間に、不活性ガス吹出スリット4及び水
蒸気吹出金網管5が上からこの順に設けられている。
口金1から紙出された糸条2は、紡糸筒3において冷却
風等により冷却固化された後引取られるが、鉄糸口金1
と釣糸筒3との間に、不活性ガス吹出スリット4及び水
蒸気吹出金網管5が上からこの順に設けられている。
不3舌性ガス吹出スリット4からは、水蒸気温度よりも
高い温度に力慣熟、された常温で気体の不3舌性ガスが
筋糸口金1の表面に吹出し、口金面を被覆する。6は不
3舌性ガス供g溝導管7は不活性ガスを均一に整流する
ためのパンチングプレートである。
高い温度に力慣熟、された常温で気体の不3舌性ガスが
筋糸口金1の表面に吹出し、口金面を被覆する。6は不
3舌性ガス供g溝導管7は不活性ガスを均一に整流する
ためのパンチングプレートである。
不活性ガス吹出スリット4は、紡糸口金1から紙出され
た糸条2に対して不活性ガスが垂直にかつ整流されて吹
出すように設計され、吹出スリット4の幅は2〜30肌
、その設置位置は紙糸口金1の表面から10〜50肌下
方で紡出糸条2にできるだけ近いところが好ましい。一
方、水蒸気は110〜150q0に過熱されて、水蒸気
供給導管8から水黍気吹出金網管5を経て、紡糸口金1
の下方に供V給され、紙糸口金1をシールする。
た糸条2に対して不活性ガスが垂直にかつ整流されて吹
出すように設計され、吹出スリット4の幅は2〜30肌
、その設置位置は紙糸口金1の表面から10〜50肌下
方で紡出糸条2にできるだけ近いところが好ましい。一
方、水蒸気は110〜150q0に過熱されて、水蒸気
供給導管8から水黍気吹出金網管5を経て、紡糸口金1
の下方に供V給され、紙糸口金1をシールする。
ここで、不活性ガス吹出スリット4から吹出される不活
性ガスは常温で気体であり、かつ水蒸気よりも高温に加
熱されていなければならない。不活性ガスの温度を水蒸
気温度よりも高くすることによって、不活性ガスが水蒸
気よりも低密度となり口金面に滞留して水蒸気が紡糸口
金面に接触するのを防止し、水蒸気シールの欠点を排除
することができるのであって、不活性ガスの温度が水蒸
気温度よりも低くなると本発明の効果を奏することがで
きなくなる。また、この不活性ガスは溶融ポリマー温度
よりも低い温度で通常用いられる。不活性ガスの流量は
10〜3側め/時間が好ましい。尚、本発明においては
、水蒸気を不活性ガスにより完全に紙糸口金から遮断す
る必要はなく、本発明の効果を損じない範囲内で、水蒸
気が級糸口金面を被覆する不活性ガス中に混入しても差
支えない。
性ガスは常温で気体であり、かつ水蒸気よりも高温に加
熱されていなければならない。不活性ガスの温度を水蒸
気温度よりも高くすることによって、不活性ガスが水蒸
気よりも低密度となり口金面に滞留して水蒸気が紡糸口
金面に接触するのを防止し、水蒸気シールの欠点を排除
することができるのであって、不活性ガスの温度が水蒸
気温度よりも低くなると本発明の効果を奏することがで
きなくなる。また、この不活性ガスは溶融ポリマー温度
よりも低い温度で通常用いられる。不活性ガスの流量は
10〜3側め/時間が好ましい。尚、本発明においては
、水蒸気を不活性ガスにより完全に紙糸口金から遮断す
る必要はなく、本発明の効果を損じない範囲内で、水蒸
気が級糸口金面を被覆する不活性ガス中に混入しても差
支えない。
また、本発明で用いられる常温で気体の不3舌性ガスと
しては、窒素、ヘリウム、炭酸ガス等をあげることがで
きる。
しては、窒素、ヘリウム、炭酸ガス等をあげることがで
きる。
このように、本発明によれば、紙糸口金面が不活性ガス
及び水蒸気により常にシールされているため、紡糸口金
面への炭化物発生及びモノマーの付着を防止することが
でき、更に、[面と水蒸気層の間に不活性ガスを介在さ
せたから、水蒸気が直接口金面に接触して織止糸条の中
空部へ浸入し中空率を低下させるようなことがなく、水
蒸気と不活性ガスを併用し、不活性ガスを室内へ洩れる
のを水蒸気でシールすることになるから窒素等の不活性
ガスのみの蓮続吹出し‘こよる室内酸素欠乏等の安全上
の問題も解消され、設備投資額及びランニングコストも
大幅に縮小できる。
及び水蒸気により常にシールされているため、紡糸口金
面への炭化物発生及びモノマーの付着を防止することが
でき、更に、[面と水蒸気層の間に不活性ガスを介在さ
せたから、水蒸気が直接口金面に接触して織止糸条の中
空部へ浸入し中空率を低下させるようなことがなく、水
蒸気と不活性ガスを併用し、不活性ガスを室内へ洩れる
のを水蒸気でシールすることになるから窒素等の不活性
ガスのみの蓮続吹出し‘こよる室内酸素欠乏等の安全上
の問題も解消され、設備投資額及びランニングコストも
大幅に縮小できる。
以下実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例 1〜4、比較例 1〜2
横断面形状が正三角形であり、その中に3コの中空部を
有するナイロン6中空繊維を斑個のノズルを有する紙糸
口金が250q○の級糸温度で紡糸するに際し、図に示
す装置により紡糸口金面のシールを行いつつ薮糸した。
有するナイロン6中空繊維を斑個のノズルを有する紙糸
口金が250q○の級糸温度で紡糸するに際し、図に示
す装置により紡糸口金面のシールを行いつつ薮糸した。
即ち、抜糸口金面の3仇岬下に幅5肌の不活性ガス吹出
スリット4を設け、該スリット4から窒素ガスを薮出糸
条2に対して直角方向に吹出させた。更にスリット4の
下に設けた水蒸気吹出金網管5から130℃に過熱した
水蒸気を100そ/分で吹出させ、さらにその下に設け
られた級止節6より冷却風を吹出させ、吐出糸条を固化
した後50仇hノminの引取速度で捲取り、その後、
3.4倍に延伸して1300デニールの延伸糸を得た。
スリット4を設け、該スリット4から窒素ガスを薮出糸
条2に対して直角方向に吹出させた。更にスリット4の
下に設けた水蒸気吹出金網管5から130℃に過熱した
水蒸気を100そ/分で吹出させ、さらにその下に設け
られた級止節6より冷却風を吹出させ、吐出糸条を固化
した後50仇hノminの引取速度で捲取り、その後、
3.4倍に延伸して1300デニールの延伸糸を得た。
その際、窒素ガス量及び窒素ガス温度を変化させて、抜
糸口金面の汚れ具合、紡出糸条の断面形状を観察し、そ
の結果を次表に示す。※ 紡糸口金汚れ時間とは、糸糸
口金面に炭化物又はモノマーが付着して紡糸工程で断糸
が発生するかあるいはその紡出糸条を延伸した際に断糸
が発生するに至るまでの時間(日)を意味する。
糸口金面の汚れ具合、紡出糸条の断面形状を観察し、そ
の結果を次表に示す。※ 紡糸口金汚れ時間とは、糸糸
口金面に炭化物又はモノマーが付着して紡糸工程で断糸
が発生するかあるいはその紡出糸条を延伸した際に断糸
が発生するに至るまでの時間(日)を意味する。
表からも明らかなように、級糸口金面を直接水蒸気でシ
ールした比較例1では、糸条中空率が低く、中空部の変
形も大きかったが、口金面と水蒸気層間に窒素ガスを介
在させた実施例1〜4は糸条中空率が大きく、中空部変
形も小さかった。また、窒素ガス温度が水蒸気温く13
0℃)よりも低い比較例2では、水蒸気遮断効果がなく
、糸条中空率が低く、中空部の変形も大きかった。
ールした比較例1では、糸条中空率が低く、中空部の変
形も大きかったが、口金面と水蒸気層間に窒素ガスを介
在させた実施例1〜4は糸条中空率が大きく、中空部変
形も小さかった。また、窒素ガス温度が水蒸気温く13
0℃)よりも低い比較例2では、水蒸気遮断効果がなく
、糸条中空率が低く、中空部の変形も大きかった。
図は本発明の実施態様を説明するための概略図である。
Claims (1)
- 1 合成重合体の溶融紡糸において、紡糸口金下方を水
蒸気でシールするに際し、紡糸口金面と水蒸気層の間に
、常温において気体であり、かつ水蒸気温度よりも高い
温度に加熱された不活性ガスを介在させることを特徴と
する溶融紡糸方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20909481A JPS6026841B2 (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 溶融紡糸方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20909481A JPS6026841B2 (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 溶融紡糸方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58115112A JPS58115112A (ja) | 1983-07-08 |
| JPS6026841B2 true JPS6026841B2 (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=16567180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20909481A Expired JPS6026841B2 (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 溶融紡糸方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6026841B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS638938U (ja) * | 1986-07-04 | 1988-01-21 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59157309A (ja) * | 1983-02-24 | 1984-09-06 | Toa Nenryo Kogyo Kk | 溶融紡糸方法及び装置 |
| EP0726338B1 (de) * | 1995-02-10 | 2001-11-28 | B a r m a g AG | Verfahren zur Herstellung eines multifilen Fadens |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP20909481A patent/JPS6026841B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS638938U (ja) * | 1986-07-04 | 1988-01-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58115112A (ja) | 1983-07-08 |
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