JPS6027670B2 - 4−(4′−アルコキシベンゾイルオキシ)−アニリン誘導体、その製造方法及びその用途 - Google Patents

4−(4′−アルコキシベンゾイルオキシ)−アニリン誘導体、その製造方法及びその用途

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JPS6027670B2
JPS6027670B2 JP21299281A JP21299281A JPS6027670B2 JP S6027670 B2 JPS6027670 B2 JP S6027670B2 JP 21299281 A JP21299281 A JP 21299281A JP 21299281 A JP21299281 A JP 21299281A JP S6027670 B2 JPS6027670 B2 JP S6027670B2
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公洋 足立
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な4ーピリジルメチンー(4′ーアルコキ
シベンゾイルオキシ)−アニリン誘導体、その製造方法
及びその用途に関するものである。
さらに詳しくいえば、本発明は一般式(式中のRは炭素
数1〜7の直鎖状アルキル基である)で表わされる新規
化合物及びその製造方法及びこの化合物からなるネマチ
ック液晶素子に関するものである。
ネマチック液晶は、表示素子として用いたときの消費電
力が数wW′地ないし数百仏W/地と、発光ダイオード
の0.1〜lOW/地に比べて著しく小さく、また動作
電圧も数十Vで十分なことから各種表示装置に広く用い
られている。
一般に、ネマチック化合物は細長い分子で、鷺気的、磁
気的、光学的異方性を有している。
そして、分子の長藤に平行な誘電率をご,、それに直交
する誘電率をど2としたときご,−ご2の値が正のもの
を、正の誘電率をもつネマチツク液晶(Np型液晶)と
いい、その値が負のものを負の誘電率をもつネマチック
液晶(Nn型液晶)といつoNn型液晶は、動的散乱モ
ード(DSMと略す)を利用した表示装置に使用される
これは、2枚の透明電極の間に、Nn型液晶の液膜を形
成させ、所定の直流又は交流電圧を印加したときに、白
濁する現象を応用したものである。他方、Np型液晶は
、電界効果(EF効果と略す)を利用した表示装置に使
用される。
これは、2枚の透明電極と2個の偏光板を用い、Np型
液晶の分子に2枚の透明電極間で振れた配向を起させ、
印加電圧により偏光の透過、遮断の制御を行なうもので
ある。本発明は、このようなネマチック液晶として好適
に利用しうる新規な化合物、すなわち前記一般式(1)
で表わされる化合物を提供するものである。
前記一般式(1)で表わされる本発明の化合物4−ピリ
ジルメチン−4−(4″−n−ァルコキシベンゾィルオ
キシ)アニリンはNp型液晶特性を有する。これらの化
合物は、例えば一般式 (式中のMはアルカリ金属である) で表わされる4ーピリジルメチンー4′ーアミノフェノ
ールのアルカリ金属塩と、一般式(式中のRは前記と同
じ意味をもち、×はハロゲン原子である)で表わされる
4−n−アルコキシ安息香酸ハラィドとを反応させるこ
とによって製造することができる。
前記一般式(0)中のMの例としては、ナトリウム、カ
リウム、リチウムなどをあげることができる。また、一
般式(m)中のRの例としてはメチル基、エチル基、n
−プロピル基、n−ブチル基、nーベンチル基、nーヘ
キシル基及びnーヘプチル基を、Xの例としては塩素、
臭素、ヨウ素をあげることができる。この反応を好適に
実施するには、一般式(ロ)の化合物を、活性水素を含
まない有機溶剤、例えばジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、アニゾール、ベンゼン、トルェ
ン、脂肪族炭化水素類などの中に懸濁させ、次に一般式
(m)の化合物を加えて反応させる。
この反応は、常温でも進行するが、反応速度を大きくす
る目的で還流温度まで加熱することもできる。このェス
テル化反応は非常に高い収率を示し、またアゾメチンの
加水分解が起らないため精製が容易であるという利点が
ある。反応終了後、反応混合物からろ過、溶剤抽出、再
結晶などの操作を施こすことにより、容易に目的化合物
を分離することができる。前記一般式(1)の化合物は
、また一般式(式中のRは前記と同じ意味をもつ) で表わされる4一(4−アルコキシベンゾィルオキシ)
アニリンと式で表わされる4ーピリジンアルデヒドとを
縮合反応させることによって製造することもできる。
この反応は無水アルコール中で行うのが好ましい。反応
温度としては、室温でも十分あるが、所望ならば加熱す
ることもできる。この反応混合物中から目的生成物を純
粋な形で分離することは、ろ過、溶剤抽出、再結晶など
慣用されている精製手段を組み合せることによって行な
うことができる。
前記−蝿史式(1)で表わされる本発明の化合物は、い
ずれもNp型ネマチック液晶であり、ネマチック液晶表
示素子として各種の用途に供することができる。次に実
施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例 1 金属ナトリウム存在下で蒸留し精製したテトラヒドロフ
ラン300の‘‘こ、金属ナトリウム1.1夕を懸濁さ
せ、この中に4ーピリジルメチン−4′ーオキシアニリ
ン10.2夕(0.051モル)を加えて加熱還流させ
る。
この間に金属ナトリウムが反応し、粉末状に沈殿が生じ
る。金属ナトリウムが消失したならば、反応混合物を冷
却し、次いでこの中に4−n−へキシルオキシベンゾイ
ルクロリド12.3夕(0.051モル)を滴下したの
ち、室温で3日間かきまぜる。反応混合物から不溶物を
ろ去し、次に溶剤を留夫したのち、残留物をエタノール
から再結晶することにより、融点111q0の4ーピリ
ジルメチン−4′−(4″一n−へキシルオキシベンゾ
イルオキシ)アニリンを得る。収率97%。このものの
ネマチック一等方液体相転移温度(TN‐,)は145
つ○である。
この例で原料化合物として用いた4ーピリジルメチン−
4′−オキシアニリンはp−アミノフエ/ールと4−ピ
リジンアルデヒドとをエタニール中で縮合させることに
よって製造することができる。
また、4一nーヘキシルオキシベンゾイルクロリドは、
4一n−へキシルオキシ安息香酸に塩化チオニルを反応
させることによって得られる。実施例 2金属マグネシ
ウムの存在下で蒸溜し、精製したエタノール50の上に
、4一(4′ーヘキシルオキシベンゾイルオキシ)アニ
リン0.94夕(0.003モル)を加え、次いでかき
まぜながら、4ーピリジルアルデヒド0.32夕(0.
003モル)加える。
かきまぜを続行すると白色沈殿が形成してくるから、3
0分後にこれをろ刻し、エタノールから再結晶すること
により、融点11roの4−ピリジルメチンー4′−(
4″一nーヘキシルオキシベンゾイルオキシ)アニリン
を得る。収率95%。この例で原料化合物として用いた
4一(4′ーヘキシルオキシベンゾイルオキシ)アニリ
ンは4一へキシルオキシベンゾイルクロイドと4−ニト
ロフェノールを直接反応させて4−ニトロ−(4′ーヘ
キシルオキシベンゾィルオキシ)ベンゼンを製造し、こ
れをジオキサン中ラネーニッケルの存在下加圧下で水素
添加することにより得ることができる。
応用例 1 第1図に示すように、スべ−サ1,1により所定間隔に
へだてられた2枚のネサガラス2,2を中心に透孔を有
するホットプレート3上に配置し、さらに偏光子4及び
検光子5を備えた装置を用い、実施例1で得た化合物の
液晶特性を測定する。
すなわち、ネサガラスをよく洗浄して乾燥後、おのおの
の導電面を一方向に脱脂綿で擦り、その方向が直交する
ように2枚を向い合わせ、その間にスベーサーを挟みそ
の間に生じた空間に4ーピリジルメチンー4′一(4″
−nーヘキシルオキシ)アニリンを袋入し、ホットプレ
ート上で130℃に加熱して、この化合物を液晶状態に
維持する。
この状態で電圧が0のとき、偏光子と検光子を直交させ
ても視野は明るく保たれるが、IVの直流電圧を印加す
ると視野は暗くなり、印加を停止すると元の明るし、視
野に戻る。この場合、ホットプレートの温度は1300
0に限る必要はなく、ネマチック液晶状態が保たれる1
11℃から1450までの温度であれば、どのような温
度を選んでもよい。また、電源としては、直流及び交流
のどちらでも使用することができる。この試験法は、N
p型液晶表示素子としてのものであり、この方法で作動
する化合物はNp型液晶であることを示す。
これは末端の4−ピリジル基の双極子能率が大きく、分
子軸と平行方向にあり、誘電率ごが正になるためである
。また、他の4ーピリジルメチン−4′一(4″ーアル
コキシベンゾィルオキシ)アニリン類も、同じ装直によ
りNp型液晶特性が測定された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明化合物の液晶特性を測定するための装
置の断面略解図であり、図中2はネサガ‐ラス、3はホ
ットプレート、4は偏光子、5は検光子である。 」第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のRは炭素数1〜7の直鎖状アルキル基である)
    で表わされる化合物。 2 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のMはアルカリ金属である) で表わされる化合物と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のRは炭素数1〜7の直鎖状アルキル基、Xはハ
    ロゲン原子である)で表わされる化合物とを反応させる
    ことを特徴とする一般式▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ (式中のRは前記と同じ意味をもつ)で表わされる化合
    物の製造方法。 3 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のRは炭素数1〜7の直鎖状アルキル基である)
    で表わされる化合物と、式▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ で表わされる4−ピリジルアルデヒドとを反応させるこ
    とを特徴とする一般式▲数式、化学式、表等があります
    ▼ (式中のRは前記と同じ意味をもつ) で表わされる化合物の製造方法。 4 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のRは炭素数1〜7の直鎖状アルキル基である)
    で表わされる化合物からなるネマチツク液晶表示素子。
JP21299281A 1981-12-25 1981-12-25 4−(4′−アルコキシベンゾイルオキシ)−アニリン誘導体、その製造方法及びその用途 Expired JPS6027670B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6230570U (ja) * 1985-08-09 1987-02-24
JPH023259U (ja) * 1988-06-18 1990-01-10

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JPS6230570U (ja) * 1985-08-09 1987-02-24
JPH023259U (ja) * 1988-06-18 1990-01-10

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