JPS6027732B2 - コラプス強度のすぐれた油井用鋼管の製造方法 - Google Patents
コラプス強度のすぐれた油井用鋼管の製造方法Info
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- JPS6027732B2 JPS6027732B2 JP11371879A JP11371879A JPS6027732B2 JP S6027732 B2 JPS6027732 B2 JP S6027732B2 JP 11371879 A JP11371879 A JP 11371879A JP 11371879 A JP11371879 A JP 11371879A JP S6027732 B2 JPS6027732 B2 JP S6027732B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/08—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for tubular bodies or pipes
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコラフ。
ス強度のすぐれた油井用鋼管の製造方法に関するもので
ある。近年由井は、ますます深井戸化される頬向にあり
、一部には深さ1万メートルを越える井戸すら掘られる
ようになってきた。
ある。近年由井は、ますます深井戸化される頬向にあり
、一部には深さ1万メートルを越える井戸すら掘られる
ようになってきた。
こうした深井戸に使用される鋼管には、その全体の重量
を吊り支えるだけの高張力とともに、特に深井部に使用
されるケーシングパィプは周囲からかかる大きな外圧に
耐えられるようなハィコラプス強度が要求されている。
を吊り支えるだけの高張力とともに、特に深井部に使用
されるケーシングパィプは周囲からかかる大きな外圧に
耐えられるようなハィコラプス強度が要求されている。
コラプス強度とは鋼管の真円度、偏肉および降伏応力に
関係のある外圧に対する強度を表し次式で提示される。
P=−15590十317250(D/t)−1−11
05ムー23ど十950yここにP:コラプス強度(p
si) D:鋼管の外径(インチ) t:鋼管の肉厚(インチ) u:真円度(%) ご:偏肉(%) oy:降伏応力(psi) 特に最近このハィコラブス強度を有する鋼管に対する要
求が高まっており、AP1(アメリカ石油協会)でもハ
イコラフ。
関係のある外圧に対する強度を表し次式で提示される。
P=−15590十317250(D/t)−1−11
05ムー23ど十950yここにP:コラプス強度(p
si) D:鋼管の外径(インチ) t:鋼管の肉厚(インチ) u:真円度(%) ご:偏肉(%) oy:降伏応力(psi) 特に最近このハィコラブス強度を有する鋼管に対する要
求が高まっており、AP1(アメリカ石油協会)でもハ
イコラフ。
スケーシングについて規格化されようとしている。通常
高張力油井用鋼管は、所定の強度を得るため何らかの熱
処理を施されるが、一般的には焼入れ、焼戻しが主流で
ある。
高張力油井用鋼管は、所定の強度を得るため何らかの熱
処理を施されるが、一般的には焼入れ、焼戻しが主流で
ある。
しかしながら焼入れ、焼戻し熱処理には加熱、冷却中に
発生する熱歪、変態歪により管の真円度および曲りの悪
化が伴い通常そのまま製品として出荷することはできな
い。
発生する熱歪、変態歪により管の真円度および曲りの悪
化が伴い通常そのまま製品として出荷することはできな
い。
鋼管の外律真円度は、上記の如くコラプス強度と強い相
関があり、真円度の悪い鋼管は、コラプス強度が低下し
、また管端にネジ加工を施すときのトラブル要因にもな
っている。
関があり、真円度の悪い鋼管は、コラプス強度が低下し
、また管端にネジ加工を施すときのトラブル要因にもな
っている。
このため従来の通常焼戻し後温間または袷間で定蓬加工
を行い真円度の改善を図っている。曲り‘こついてはそ
の用途の特殊性、継手ねじ部のねじこけ防止、搬送上の
トラブル防止等の見地から鋼管lm当たり約1柳以内に
押える必要がある。
を行い真円度の改善を図っている。曲り‘こついてはそ
の用途の特殊性、継手ねじ部のねじこけ防止、搬送上の
トラブル防止等の見地から鋼管lm当たり約1柳以内に
押える必要がある。
このため焼入れ焼戻し後温間または冷間で矯正加工を行
うが、温間矯正加工では鋼管の籾性低下を引き起こし、
冷間矯正加工では加工時の残留応力の影響で降伏強度が
低下し同時にコラプス強度も低下する。
うが、温間矯正加工では鋼管の籾性低下を引き起こし、
冷間矯正加工では加工時の残留応力の影響で降伏強度が
低下し同時にコラプス強度も低下する。
特に/・ィコラプス強度を要求される鋼管については、
この残留応力を除去するために応力除去焼鈍(以下SR
と称する)等の熱処理を施すが、SR時に再度曲がりが
発生するケースがあり、これらは矯正、SRを繰返すこ
とになるため製造工程の混乱を引き起こすとともに品質
管理上も問題である。またSRを行っても鋼管に発生し
た残留応力は完全に除去されないため、矯正を行わない
ものと比較すると機械的性質が若干低下するのは避けら
れない。本発明の目的は上記問題点を解消しコラプス強
度の優れた鋼管を製造する効果的な方法を提供すること
にある。
この残留応力を除去するために応力除去焼鈍(以下SR
と称する)等の熱処理を施すが、SR時に再度曲がりが
発生するケースがあり、これらは矯正、SRを繰返すこ
とになるため製造工程の混乱を引き起こすとともに品質
管理上も問題である。またSRを行っても鋼管に発生し
た残留応力は完全に除去されないため、矯正を行わない
ものと比較すると機械的性質が若干低下するのは避けら
れない。本発明の目的は上記問題点を解消しコラプス強
度の優れた鋼管を製造する効果的な方法を提供すること
にある。
すなわち誘導加熱による鋼管の焼入れ、焼戻し処理時に
おいて、管の搬送速度を一定に保ち、かつ管断面の真円
度を維持しつつ管を圧縮加工することにより、コラプス
強度のすぐれた油井用鋼管を製造することである。本発
明の要旨とするところは次の如くである。
おいて、管の搬送速度を一定に保ち、かつ管断面の真円
度を維持しつつ管を圧縮加工することにより、コラプス
強度のすぐれた油井用鋼管を製造することである。本発
明の要旨とするところは次の如くである。
すなわち誘導加熱により鋼管の焼入れ、焼戻し熱処理を
施す油井用鋼管の製造方法において、前記熱処理時の鋼
管を自重キャンセル型ピンチロールによって拘束し該拘
束時の加熱温度と自重キャンセル型ピンチロールの圧下
力との関係を添附第3図のABCD領域内に調整保持す
ることを特徴とするコラプス強度のすぐれた油井用鋼管
の製造方法である。一般に鋼管材を連続的に搬送する搬
送装置において、搬送中に加熱冷却等の熱処理を施す場
合加熱温度の不均一により管の曲がりを発生するのでこ
の曲がりを防止するため鋼管材の搬送速度を一定に保持
する。
施す油井用鋼管の製造方法において、前記熱処理時の鋼
管を自重キャンセル型ピンチロールによって拘束し該拘
束時の加熱温度と自重キャンセル型ピンチロールの圧下
力との関係を添附第3図のABCD領域内に調整保持す
ることを特徴とするコラプス強度のすぐれた油井用鋼管
の製造方法である。一般に鋼管材を連続的に搬送する搬
送装置において、搬送中に加熱冷却等の熱処理を施す場
合加熱温度の不均一により管の曲がりを発生するのでこ
の曲がりを防止するため鋼管材の搬送速度を一定に保持
する。
この目的のために通常長尺鋼管材を拘束ロールで拘束す
る手段が採用されている。これらの方法を第1図を参照
して説明する。すなわち、鋼管の搬送ライン中に焼入れ
の加熱装置として複数個の譲導加熱装置Aを設置し、更
にこれを焼入れする冷却装置Bが設置され、次に暁房工
程にも複数個の譲導加熱装置Cが蓮設されている。この
場合、加熱装置AおよびBの外側および中央部複数個所
に最尺鋼管材Dを拘束する拘束ロールEが設けられ一定
速度を保持しながら搬送されるようになっている。本発
明はまず鋼管の加熱に誘導加熱を採用することにより短
時間で高温城まで加熱を行い、また被処理村の寸法及び
加熱温度を加味した適切な加熱周波数を選定することに
より鋼管の周方向及び肉厚方向の温度差を最小に押える
。
る手段が採用されている。これらの方法を第1図を参照
して説明する。すなわち、鋼管の搬送ライン中に焼入れ
の加熱装置として複数個の譲導加熱装置Aを設置し、更
にこれを焼入れする冷却装置Bが設置され、次に暁房工
程にも複数個の譲導加熱装置Cが蓮設されている。この
場合、加熱装置AおよびBの外側および中央部複数個所
に最尺鋼管材Dを拘束する拘束ロールEが設けられ一定
速度を保持しながら搬送されるようになっている。本発
明はまず鋼管の加熱に誘導加熱を採用することにより短
時間で高温城まで加熱を行い、また被処理村の寸法及び
加熱温度を加味した適切な加熱周波数を選定することに
より鋼管の周方向及び肉厚方向の温度差を最小に押える
。
ここで電磁誘導コイル内に磁性体である鋼管を無拘速状
態で通過させると電磁力の影響を受けてコイル方向への
引張りを受けるため搬送速度が変化し長手方向に温度差
が生じ曲がりの原因となる。
態で通過させると電磁力の影響を受けてコイル方向への
引張りを受けるため搬送速度が変化し長手方向に温度差
が生じ曲がりの原因となる。
そこで安定した加熱温度を得るたっには搬送中の鋼管を
拘束し送り速度を一定に保つ必要があるが、要求される
拘束力は電磁力が強くかつ変形抵抗の大きい低温領域で
は強い圧力下、また電磁力が弱く変形抵抗の小さい高温
領域では小さな圧下力になるよう調整することが必要で
ある。
拘束し送り速度を一定に保つ必要があるが、要求される
拘束力は電磁力が強くかつ変形抵抗の大きい低温領域で
は強い圧力下、また電磁力が弱く変形抵抗の小さい高温
領域では小さな圧下力になるよう調整することが必要で
ある。
また鋼管冷却中も冷操の接触圧力の影響を受けず安定し
た冷却速度を得るために少なくとも長手方向ーケ所以上
を拘束していることが望ましい。本発明者らは鋼管を有
効に拘束するための、ピンチロール圧下力の範囲が加熱
温度に応じて左右することを見出した。
た冷却速度を得るために少なくとも長手方向ーケ所以上
を拘束していることが望ましい。本発明者らは鋼管を有
効に拘束するための、ピンチロール圧下力の範囲が加熱
温度に応じて左右することを見出した。
そこで第2図の如き、実願昭54−102353に示さ
れている自重キャンセル型ピンチロールを使用して圧下
力を種々変え、これに伴って加熱温度を調整して多くの
実験を繰返しこれらの真円度、偏肉等を測定してコラフ
。
れている自重キャンセル型ピンチロールを使用して圧下
力を種々変え、これに伴って加熱温度を調整して多くの
実験を繰返しこれらの真円度、偏肉等を測定してコラフ
。
ス強度を算出した結果、第3図中ABCDにて示すピン
チロール圧下力(k9)と加熱温度(℃)との関係領域
内に調整すれば加熱中の鋼管の自重による熱間歪および
電磁力による搬送速度の変化を防止し均一な機械的性質
を得ると共に熱処理後に定型および矯正を行うことなく
寸法形状にすぐれ、従ってコラプス強度にすぐれた油井
用鋼管を製造することができることや判明した。本発明
の実施例を添附図面を参照して説明する。
チロール圧下力(k9)と加熱温度(℃)との関係領域
内に調整すれば加熱中の鋼管の自重による熱間歪および
電磁力による搬送速度の変化を防止し均一な機械的性質
を得ると共に熱処理後に定型および矯正を行うことなく
寸法形状にすぐれ、従ってコラプス強度にすぐれた油井
用鋼管を製造することができることや判明した。本発明
の実施例を添附図面を参照して説明する。
本発明においては第1図に示す如き鋼管Dを拘束するた
めの熱処理装置A,B,Cの外側両端および中央部複数
個所に自重キャンセル型ピンチロールEを使用する。こ
の自重キャンセル型ピンチロールBは、実額昭54−1
02353に示されているが、第2図に示す如く上部に
設けられた自重キャンセル用シリンダーーによって上ロ
ールの昇降フレーム3の自重を消去し鋼管4に昇降フレ
ーム3の自重がかからないようにする。
めの熱処理装置A,B,Cの外側両端および中央部複数
個所に自重キャンセル型ピンチロールEを使用する。こ
の自重キャンセル型ピンチロールBは、実額昭54−1
02353に示されているが、第2図に示す如く上部に
設けられた自重キャンセル用シリンダーーによって上ロ
ールの昇降フレーム3の自重を消去し鋼管4に昇降フレ
ーム3の自重がかからないようにする。
ピンチロールBの固定フレーム8上に取付けられた鋼管
搬送ローラ5Aは駆動モーター6によって駆動される。
鋼管4の上部には対向する搬送ローラー5Bがその軸を
昇降フレーム3の下端に取付けられ上下に移動自在に取
付けられており、これら2個の搬送ローラ5A,5Bに
はさまれて鋼管4が搬送される。昇降フレーム3の上部
には搬送ローラー5Bを上下に移動させ鋼管4に対する
圧下力を任意に調整自在な昇降用シリンダー2が設けら
れている。本発明者らは、前記自重キャンセル型ピンチ
ロールを使用して熱処理時の加熱温度とピンチo−ルの
圧下力がコラプス強度に及ぼす影響を調査した結果、す
ぐれたコラプス強度を得るための加熱温度(℃)とピン
チロール圧下力(k9)との間にAB曲線で示される上
限と、DC曲線にて示される下限があり、これを100
〜1000qoの間の好適な加熱範囲に限定し、かつ第
3図でABCDにて示される範囲内に加熱温度とピンチ
ロール圧下力を調整すれば真円度にすぐれ、偏肉、へこ
み癖等の皆無の油井用鋼管、従ってコラプス強度のすぐ
れた油井用鋼管を得ることができることを見出した。
搬送ローラ5Aは駆動モーター6によって駆動される。
鋼管4の上部には対向する搬送ローラー5Bがその軸を
昇降フレーム3の下端に取付けられ上下に移動自在に取
付けられており、これら2個の搬送ローラ5A,5Bに
はさまれて鋼管4が搬送される。昇降フレーム3の上部
には搬送ローラー5Bを上下に移動させ鋼管4に対する
圧下力を任意に調整自在な昇降用シリンダー2が設けら
れている。本発明者らは、前記自重キャンセル型ピンチ
ロールを使用して熱処理時の加熱温度とピンチo−ルの
圧下力がコラプス強度に及ぼす影響を調査した結果、す
ぐれたコラプス強度を得るための加熱温度(℃)とピン
チロール圧下力(k9)との間にAB曲線で示される上
限と、DC曲線にて示される下限があり、これを100
〜1000qoの間の好適な加熱範囲に限定し、かつ第
3図でABCDにて示される範囲内に加熱温度とピンチ
ロール圧下力を調整すれば真円度にすぐれ、偏肉、へこ
み癖等の皆無の油井用鋼管、従ってコラプス強度のすぐ
れた油井用鋼管を得ることができることを見出した。
第3図は外径114.3側め〜406.4肌◇、肉厚5
.0側〜松.仇岬の範囲の通常使用される大部分の油井
鋼管サイズを包む多くの供誠材により実験的に得られた
ものである。これらの実験に用いられた油井鋼管サイズ
を第1表に示す。第1表 加熱温度を100〜1000qoの範囲に決めた理由は
、加熱温度が10030以下であると加熱による効果が
弱く、また加熱温度が1000q0を越えると結晶粒の
粗大化が生じ好ましくないことによる。
.0側〜松.仇岬の範囲の通常使用される大部分の油井
鋼管サイズを包む多くの供誠材により実験的に得られた
ものである。これらの実験に用いられた油井鋼管サイズ
を第1表に示す。第1表 加熱温度を100〜1000qoの範囲に決めた理由は
、加熱温度が10030以下であると加熱による効果が
弱く、また加熱温度が1000q0を越えると結晶粒の
粗大化が生じ好ましくないことによる。
この図で上限ABラインを定めた理由は、これを越えて
圧下力をかけると第6図に示すように真円度が悪化する
かまたはへこみ庇が発生することによる。
圧下力をかけると第6図に示すように真円度が悪化する
かまたはへこみ庇が発生することによる。
また下限CDラインは磁力の強さと管重量および機織的
に昇降動作が円滑に行われなくなる圧下力により決定さ
れたものである。すなわち、CDラインを下廻った圧下
力では搬送速度を一定に保つことができなくなることに
よる。第4図、第5図はそれぞれ本発明によって製造さ
れた鋼管の真円度と曲がりの状態を示す。これは139
.7◇、177.80、244.50、斑9.70の管
を任意にサンプリングし、測定したもので真円度および
曲がりがきわめてすぐれている。第6図は加熱温度(9
0000)におけるピンチロールの圧下力と熱処理後の
真円度との関係ならびに、真円度がコラブス強度に与え
る影響を示す。
に昇降動作が円滑に行われなくなる圧下力により決定さ
れたものである。すなわち、CDラインを下廻った圧下
力では搬送速度を一定に保つことができなくなることに
よる。第4図、第5図はそれぞれ本発明によって製造さ
れた鋼管の真円度と曲がりの状態を示す。これは139
.7◇、177.80、244.50、斑9.70の管
を任意にサンプリングし、測定したもので真円度および
曲がりがきわめてすぐれている。第6図は加熱温度(9
0000)におけるピンチロールの圧下力と熱処理後の
真円度との関係ならびに、真円度がコラブス強度に与え
る影響を示す。
試験材は244.5側J×11.9劫吻で現在APIが
規格化を検討しているHC−95グレードの最小コラプ
ス強度508倣siを満足するためには、図に示すよう
に真円度を0.91%以下にする必要があり、そのため
には圧下力を140k9以下にしなければならない。第
7図ABCD範囲の鋼管は本発明により製造された外径
244.5側◇のハィコラプス強度を有するケーシング
鋼管でAPIのHC−95グレードよりはるかにすぐれ
たコラプス強度を有していることがわかる。
規格化を検討しているHC−95グレードの最小コラプ
ス強度508倣siを満足するためには、図に示すよう
に真円度を0.91%以下にする必要があり、そのため
には圧下力を140k9以下にしなければならない。第
7図ABCD範囲の鋼管は本発明により製造された外径
244.5側◇のハィコラプス強度を有するケーシング
鋼管でAPIのHC−95グレードよりはるかにすぐれ
たコラプス強度を有していることがわかる。
ここでは、対比のために、APITentative
HIGH COLLAPSE HC−95のクリヤすべ
きコラプス強度のMin値(API規格)を示した。
HIGH COLLAPSE HC−95のクリヤすべ
きコラプス強度のMin値(API規格)を示した。
なお、従来は、APIC−95相当品までしか製造でき
なかった。
なかった。
第7図上の数値を第2表に示す。第2表
この場合における圧下力、温度は第3図に示す。
この第3図において、鋼管は譲導加熱によって、入側か
ら進行につれて昇溢していく。庄下力については、その
時点の温度に見合った最適な圧下力がかけられる。した
がって、圧下力、温度は各外蓬肉厚毎に一つの曲線で示
される。なお、第4〜7図にて示した本発明による実施
例における鋼管の真円度および曲がりはそれぞれ次によ
り定義されるものである。
ら進行につれて昇溢していく。庄下力については、その
時点の温度に見合った最適な圧下力がかけられる。した
がって、圧下力、温度は各外蓬肉厚毎に一つの曲線で示
される。なお、第4〜7図にて示した本発明による実施
例における鋼管の真円度および曲がりはそれぞれ次によ
り定義されるものである。
真円度とは鋼管の円周方向の任意の8点をマイクロメー
ターで測定し、鋼管外蓬Dに対し次の如く定義される。
ターで測定し、鋼管外蓬Dに対し次の如く定義される。
真円度=最大外径−最4・外径×IO。(%) ま平均
外径た、鋼管の曲がりは次の如く定義される。
外径た、鋼管の曲がりは次の如く定義される。
鋼管の全長夕とし、該鋼管の両端を結ぶ線と、それらの
中間の任意の点との最大垂直距離をxとすれば、曲がり
=x/〆(帆/m)なお、本発明の実施にあたって以下
の点に注意し、十分な管理を行うことが望ましい。
中間の任意の点との最大垂直距離をxとすれば、曲がり
=x/〆(帆/m)なお、本発明の実施にあたって以下
の点に注意し、十分な管理を行うことが望ましい。
{ィー 本発明では熱間定型を行わないので焼入、焼房
の熱処理加熱時の外径膨張率を見込んだ目標外径で原管
を製造すると共に本発明による加熱温度とピンチロール
圧下力との管理を行なう。
の熱処理加熱時の外径膨張率を見込んだ目標外径で原管
を製造すると共に本発明による加熱温度とピンチロール
圧下力との管理を行なう。
‘o} 熱処理時に均一加熱、均一急冷の一助とするた
め加熱、急冷時は常に鋼管に回転を与える。し一 誘導
加熱による鋼管の肉厚方向、長手方向および両管端の温
度のばらつきを防止するためAc2点以下の加熱時には
低周波電源を適用し、管端を接合したままで加熱するこ
とが好ましい。〇 磁力、競入水圧力などによる搬送速
度の変動を防止するため本発明により管理するほか、鋼
管の外径/肉厚の比によってピンチロールの圧下力を調
節する必要がある。
め加熱、急冷時は常に鋼管に回転を与える。し一 誘導
加熱による鋼管の肉厚方向、長手方向および両管端の温
度のばらつきを防止するためAc2点以下の加熱時には
低周波電源を適用し、管端を接合したままで加熱するこ
とが好ましい。〇 磁力、競入水圧力などによる搬送速
度の変動を防止するため本発明により管理するほか、鋼
管の外径/肉厚の比によってピンチロールの圧下力を調
節する必要がある。
的 鋼管とピンチロールの接触点は同一断面、対向位置
を避けて第2図に示す如く上下のロールが一定角度を保
持することが好ましい。
を避けて第2図に示す如く上下のロールが一定角度を保
持することが好ましい。
通常鋼管の長手方向に対して搬送ローラ5A,5Bはい
ずれも30〜45度が好ましい。N 管内残留暁入水を
完全に除去するため傾斜式ドレーン装置を設置すること
が好ましい。
ずれも30〜45度が好ましい。N 管内残留暁入水を
完全に除去するため傾斜式ドレーン装置を設置すること
が好ましい。
(ト)暁房後の冷却ベッド‘こおいても鋼管にできるだ
け多く回転を与えることが望ましいのでフオワードおよ
びリバース運動をさせることが好ましい。
け多く回転を与えることが望ましいのでフオワードおよ
びリバース運動をさせることが好ましい。
本発明と上記注意による十分な管理と相換って従釆の如
き熱間定型および袷間または温間の曲がり矯正を行うこ
となく、コラプス強度のきわめてすぐれた油井用ケーシ
ング鋼管を製造することができた。
き熱間定型および袷間または温間の曲がり矯正を行うこ
となく、コラプス強度のきわめてすぐれた油井用ケーシ
ング鋼管を製造することができた。
かくの如く本発明は従来の定型および矯正工程を省略す
ることができたので工程の簡素化と設備投資の節減を可
能とし、低コストによるすぐれたコラプス強度を有する
油井用鋼管の製造が可能となった。
ることができたので工程の簡素化と設備投資の節減を可
能とし、低コストによるすぐれたコラプス強度を有する
油井用鋼管の製造が可能となった。
第1図は本発明の対象とする鋼管の熱処理ラインを示す
図、第2図は自重キャンセル型ピンチロールの正面図、
第3図は本発明によるピンチロール圧下力(k9)と加
熱温度(00)の関係図、第4図は本発明により製造さ
れた鋼管の真円度(%)と肉厚t/外蓬Dの関係図、第
5図は本発明により製造された鋼管の抜取り本数と管の
曲がり(柵/m)の分布図、第6図は外径ず/8″◇、
加熱温度900qoにおける圧下力(k9)、真円度(
%)およびコラプス強度(psi)の関係図、第7図は
外径ず/8″)、L/D(長さ/外径)=4.班の鍵管
のコラプス強度(psi)と肉厚(in)の関係図であ
る。 1……自重キャンセル用シリンダー、2……昇降用シリ
ンダー、3・…・・昇降フレーム、4・・・…鋼管、5
(5A,5B)・・・・・・搬送ローラ、E・・・・・
・ピンチロール、D・・・・・・鋼管。 第1図 第3図 第2図 第4図 第5図 第6図 第7図
図、第2図は自重キャンセル型ピンチロールの正面図、
第3図は本発明によるピンチロール圧下力(k9)と加
熱温度(00)の関係図、第4図は本発明により製造さ
れた鋼管の真円度(%)と肉厚t/外蓬Dの関係図、第
5図は本発明により製造された鋼管の抜取り本数と管の
曲がり(柵/m)の分布図、第6図は外径ず/8″◇、
加熱温度900qoにおける圧下力(k9)、真円度(
%)およびコラプス強度(psi)の関係図、第7図は
外径ず/8″)、L/D(長さ/外径)=4.班の鍵管
のコラプス強度(psi)と肉厚(in)の関係図であ
る。 1……自重キャンセル用シリンダー、2……昇降用シリ
ンダー、3・…・・昇降フレーム、4・・・…鋼管、5
(5A,5B)・・・・・・搬送ローラ、E・・・・・
・ピンチロール、D・・・・・・鋼管。 第1図 第3図 第2図 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (1)
- 1 誘導加熱により鋼管の焼入、焼戻の熱処理を施す油
井用鋼管の製造方法において、前記熱処理時の鋼管を自
重キヤンセル型ピンチロールによつて拘束し、該拘束時
の加熱温度と該ピンチロールの圧下力との関係を添付第
3図に示す如く、鋼管外径406.4mmφ、肉厚22
.0mmにおいてA点(100℃、763kg)とB点
(1000℃、124kg)とを中間のE点(500℃
、273kg)を通る曲線で結んだ曲線ABとして、こ
れを上限とし、また鋼管外径114.3mmφ、肉厚5
.0mmにおいてD点(100℃、208kg)とC点
(1000℃、45kg)とを中間のF点(500℃、
45kg)を通る折れ線(直線DFとFCからなる)D
Cとして、これを下限とし前記二つの鋼管外径、肉厚範
囲内の外径、肉厚に従つて、ABCD領域内に調整保持
することを特徴とするコラプス強度のすぐれた油井用鋼
管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11371879A JPS6027732B2 (ja) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | コラプス強度のすぐれた油井用鋼管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11371879A JPS6027732B2 (ja) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | コラプス強度のすぐれた油井用鋼管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5638421A JPS5638421A (en) | 1981-04-13 |
| JPS6027732B2 true JPS6027732B2 (ja) | 1985-07-01 |
Family
ID=14619376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11371879A Expired JPS6027732B2 (ja) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | コラプス強度のすぐれた油井用鋼管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027732B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0228629U (ja) * | 1988-08-17 | 1990-02-23 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4858284B2 (ja) * | 2007-04-19 | 2012-01-18 | 株式会社デンソー | 電磁アクチュエータ |
-
1979
- 1979-09-05 JP JP11371879A patent/JPS6027732B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0228629U (ja) * | 1988-08-17 | 1990-02-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5638421A (en) | 1981-04-13 |
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