JPS6028230B2 - ヒステリシスモ−タ - Google Patents
ヒステリシスモ−タInfo
- Publication number
- JPS6028230B2 JPS6028230B2 JP49128282A JP12828274A JPS6028230B2 JP S6028230 B2 JPS6028230 B2 JP S6028230B2 JP 49128282 A JP49128282 A JP 49128282A JP 12828274 A JP12828274 A JP 12828274A JP S6028230 B2 JPS6028230 B2 JP S6028230B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hysteresis
- ring
- curve
- coercive force
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Synchronous Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、時計などの駆動源として使用されるヒステリ
シスモータに関するものである。
シスモータに関するものである。
従来より、時計などの駆動源として使用されるモータの
一つとしてヒステリシスモータが知られている。
一つとしてヒステリシスモータが知られている。
このヒステリシスモータは、そのロータに圧入されてい
るヒステリシスリングの磁気特性、すなわち保磁力Hc
と残留磁気Brによってモータの性能が左右される。モ
ータの性能の善し悪し‘ま、主として起動特性と同期特
性によって判定されるが、この起動特性と同期特性に最
も鋭敏に影響するのは保磁力Hcであって、起動特性に
とっては保磁力Hcが小さい方が望ましいが、同期特性
にとっては保磁力Hcが大きい方が望ましい。また、残
留磁気Brも保磁力Hc程ではないが起動特性と同期特
性に関係しており、通常は大きい方が望ましい。さらに
は、ヒステリシスリングのヒステリシスループの面積が
大きいことも必要とされる。従釆において、ヒステリシ
スモータのヒステリシスリングとして実用に供されてい
る材料は、Fe−Mm系、Fe−Cr系、Fe−Ni系
、Cr−Vicalloy系の合金など、比較的材料が
限られ、かつ単一磁性材料の形で使用されていた。そし
て、これらの材料に熱処理を施こして、できるだけ望ま
しいヒステリシスループが得られるように調整している
。この熱処理によってヒステリシスループは以下のよう
に変化する。第4図において、或る焼戻し温度でヒステ
リシスループaを示す材料は、焼戻し温度をそれよりも
低くするとヒステリシスループbを示すように変化し、
また焼戻し温度をそれよりも高くするとヒステリシスル
ープcを示すように変化する。したがってヒステリシス
リングとして実に使用できる材料が限られる状況下では
、上記のような熱処理による調整方法によれば、残留磁
気Prを高めようとすると保磁力Hcが低下し、逆に保
磁力Hcを高めようとすると残留磁気山rが不足するな
ど、保磁力Hcと残留磁気Brの両方を共に望ましいも
のとすることが難かしいのが実情であった。このために
、モータの性能を決定する起動特性と同期特性との中で
は、同期特性の方が重要であることもあって、従来はヒ
ステリシスリングの磁気特性が起動特性を多少犠牲にし
てし、でも同期特性を最優先に決められていた。このた
めに従来のヒステリシスモー外ま起動特性が悪い欠点が
あった。そこで本発明は、ヒステリシスモータにおいて
、同期特性を損うことなく起動特性を高めることを目的
とするものである。
るヒステリシスリングの磁気特性、すなわち保磁力Hc
と残留磁気Brによってモータの性能が左右される。モ
ータの性能の善し悪し‘ま、主として起動特性と同期特
性によって判定されるが、この起動特性と同期特性に最
も鋭敏に影響するのは保磁力Hcであって、起動特性に
とっては保磁力Hcが小さい方が望ましいが、同期特性
にとっては保磁力Hcが大きい方が望ましい。また、残
留磁気Brも保磁力Hc程ではないが起動特性と同期特
性に関係しており、通常は大きい方が望ましい。さらに
は、ヒステリシスリングのヒステリシスループの面積が
大きいことも必要とされる。従釆において、ヒステリシ
スモータのヒステリシスリングとして実用に供されてい
る材料は、Fe−Mm系、Fe−Cr系、Fe−Ni系
、Cr−Vicalloy系の合金など、比較的材料が
限られ、かつ単一磁性材料の形で使用されていた。そし
て、これらの材料に熱処理を施こして、できるだけ望ま
しいヒステリシスループが得られるように調整している
。この熱処理によってヒステリシスループは以下のよう
に変化する。第4図において、或る焼戻し温度でヒステ
リシスループaを示す材料は、焼戻し温度をそれよりも
低くするとヒステリシスループbを示すように変化し、
また焼戻し温度をそれよりも高くするとヒステリシスル
ープcを示すように変化する。したがってヒステリシス
リングとして実に使用できる材料が限られる状況下では
、上記のような熱処理による調整方法によれば、残留磁
気Prを高めようとすると保磁力Hcが低下し、逆に保
磁力Hcを高めようとすると残留磁気山rが不足するな
ど、保磁力Hcと残留磁気Brの両方を共に望ましいも
のとすることが難かしいのが実情であった。このために
、モータの性能を決定する起動特性と同期特性との中で
は、同期特性の方が重要であることもあって、従来はヒ
ステリシスリングの磁気特性が起動特性を多少犠牲にし
てし、でも同期特性を最優先に決められていた。このた
めに従来のヒステリシスモー外ま起動特性が悪い欠点が
あった。そこで本発明は、ヒステリシスモータにおいて
、同期特性を損うことなく起動特性を高めることを目的
とするものである。
以下図面に基いて本発明の実施例について説明する。
第1図において、1は支持板であり、この支持坂上にス
テータ2が配設されている。
テータ2が配設されている。
このステータ2は、支持板1に垂直に固着した鉄心3、
ステータ板4、隅取り輪5、ボビン6に巻回した励磁コ
イル7とからなっている。そしてステータ板4はコイル
7の外周部にステータ磁極4aが屈成して形成されてい
る。8は鉄心3の中心部を回転自在に貫通するロータ軸
である。
ステータ板4、隅取り輪5、ボビン6に巻回した励磁コ
イル7とからなっている。そしてステータ板4はコイル
7の外周部にステータ磁極4aが屈成して形成されてい
る。8は鉄心3の中心部を回転自在に貫通するロータ軸
である。
9は非磁性材で形成すると共にロータ軸8と一体に回転
しステータ2を覆う椀状の部材である。
しステータ2を覆う椀状の部材である。
10はロー夕軸8に設けたカナであり、このカナの回転
は支持板1と11の間に配設されている減速論列(図示
せず。
は支持板1と11の間に配設されている減速論列(図示
せず。
)を介して歯車12、出力カナ13に伝達されている。
ところで本発明によるヒステリシスモータは非磁性部材
9のステータ磁極4aとの対向部に装着されるヒステリ
シスリング14に特徴がある。
ところで本発明によるヒステリシスモータは非磁性部材
9のステータ磁極4aとの対向部に装着されるヒステリ
シスリング14に特徴がある。
すなわちこのヒステリシスリング14は第2図示の如く
磁気特性を異にする二つのヒステリシス材料143”1
4bを互いに積層状態に接合させたものをリング状に成
形したものである。そこでヒステリシスリング14に用
いられるヒステリシス材料および製法について説明する
。
磁気特性を異にする二つのヒステリシス材料143”1
4bを互いに積層状態に接合させたものをリング状に成
形したものである。そこでヒステリシスリング14に用
いられるヒステリシス材料および製法について説明する
。
ヒステリシス材料としてはFe‐Mn系合金、Cr−V
icalloy系合金、Fe−Ni系合金の絹成け、同
一系合金にあってはその組成成分の異なるものを適宜組
合せて使用する。そして熱間、または冷間圧延により第
2図示のように2層の密着層させる。その後で塩格、真
空、あるいは不活性ガス雰囲中において温度550〜6
00q Cに1〜3時間保持して焼戻しする。ヒステリ
シス材料および熱処理条件を変えて実施し、その測定値
をまとめたのがつぎの表である。第3図は本実施例のヒ
ステリシスリング14の磁気特性図であり、この図にお
いて曲線Aは上記の表における実施例1にて得られたヒ
ステリシスリング14のヒステリシス曲線である。
icalloy系合金、Fe−Ni系合金の絹成け、同
一系合金にあってはその組成成分の異なるものを適宜組
合せて使用する。そして熱間、または冷間圧延により第
2図示のように2層の密着層させる。その後で塩格、真
空、あるいは不活性ガス雰囲中において温度550〜6
00q Cに1〜3時間保持して焼戻しする。ヒステリ
シス材料および熱処理条件を変えて実施し、その測定値
をまとめたのがつぎの表である。第3図は本実施例のヒ
ステリシスリング14の磁気特性図であり、この図にお
いて曲線Aは上記の表における実施例1にて得られたヒ
ステリシスリング14のヒステリシス曲線である。
なお曲線BはMn5重量%、Cu4重量%、残りFeか
らなるヒステリシス材料14bの単体でのヒステリシス
曲線、曲線CはMnlの重量%、Cu4重量%、残りF
eからなるヒステリシス材料14aの単体でのヒステリ
シス曲線である。すなわち曲線Aは曲線Bと曲線Cの異
なる磁気特性を持ったヒステリシス材料14a,14b
をね合わせることによりできたもので、曲線Aのくぼみ
はその接合面で両者の保磁力Hcが不連続であるため現
われたものである。第3図からわかるように曲線Bの磁
気特性を持ったヒステリシス材料14bは保磁力Hcが
小さく、曲線Cの磁気特性を持たヒステリシス材料14
aは保磁力Hcが大きい。曲線Aには、第3図第2象限
と第4象限に上記した理由によりくぼみが出限しており
、このくぼみの存在によって保磁力Hcが殆んど減少す
ることないこ、残留磁束密度Brは増大せしめられてい
る。このことによって同期特性を殆んど損うことないこ
起動特性を向上できるのである。本発明によるヒステリ
シスモータの起動トルク、同期トルクは上記の表にも示
したように、従来のヒステリシスモータ(ヒステリシス
リングの厚みが240ムm、保磁力Hcが約150〜1
60ェルステッド、残留磁気Brが約5000〜600
0ガウス)が起動トルク約0.3g−Cm、同期トルク
約2.腿−Cmであったのと比較すると、起動トルクが
約4〜5倍向上している。
らなるヒステリシス材料14bの単体でのヒステリシス
曲線、曲線CはMnlの重量%、Cu4重量%、残りF
eからなるヒステリシス材料14aの単体でのヒステリ
シス曲線である。すなわち曲線Aは曲線Bと曲線Cの異
なる磁気特性を持ったヒステリシス材料14a,14b
をね合わせることによりできたもので、曲線Aのくぼみ
はその接合面で両者の保磁力Hcが不連続であるため現
われたものである。第3図からわかるように曲線Bの磁
気特性を持ったヒステリシス材料14bは保磁力Hcが
小さく、曲線Cの磁気特性を持たヒステリシス材料14
aは保磁力Hcが大きい。曲線Aには、第3図第2象限
と第4象限に上記した理由によりくぼみが出限しており
、このくぼみの存在によって保磁力Hcが殆んど減少す
ることないこ、残留磁束密度Brは増大せしめられてい
る。このことによって同期特性を殆んど損うことないこ
起動特性を向上できるのである。本発明によるヒステリ
シスモータの起動トルク、同期トルクは上記の表にも示
したように、従来のヒステリシスモータ(ヒステリシス
リングの厚みが240ムm、保磁力Hcが約150〜1
60ェルステッド、残留磁気Brが約5000〜600
0ガウス)が起動トルク約0.3g−Cm、同期トルク
約2.腿−Cmであったのと比較すると、起動トルクが
約4〜5倍向上している。
また同期トルクは従来のものより若干低下しているが、
使用上全く問題とならない値である。なお上記実施例お
いて、2枚のヒステリシス材料を層状に接合するのを圧
延により行なったが、これに限定されるものではなく、
所定の熱処理の後援着剤などを用いて接合してもよい。
使用上全く問題とならない値である。なお上記実施例お
いて、2枚のヒステリシス材料を層状に接合するのを圧
延により行なったが、これに限定されるものではなく、
所定の熱処理の後援着剤などを用いて接合してもよい。
本発明は以上のようにヒステリシスリングとして異なる
磁気特性を持つヒステリシス材料を少なくとも2層に積
層したものを用いることにより、同期特性を損うことな
く起動特性を大幅に向上させることができる。
磁気特性を持つヒステリシス材料を少なくとも2層に積
層したものを用いることにより、同期特性を損うことな
く起動特性を大幅に向上させることができる。
第1図は本発明の一実施例のヒステリシスモータの一部
省略した縦断面図、第2図はヒステリシスリングの拡大
縦断面図、第3図はその磁気特性図、第4図は従来のヒ
ステリシスリングの磁気特性図である。 4a・…・・ステータ磁極、9・・・・・・非磁性部材
、14……ヒステリシスリング、14a,14b……ヒ
ステリシス材料。 第1図 第2図 第3図 第4図
省略した縦断面図、第2図はヒステリシスリングの拡大
縦断面図、第3図はその磁気特性図、第4図は従来のヒ
ステリシスリングの磁気特性図である。 4a・…・・ステータ磁極、9・・・・・・非磁性部材
、14……ヒステリシスリング、14a,14b……ヒ
ステリシス材料。 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 ステータ磁極との協働により回転駆動されるロータ
が、非磁性部材およびこの非磁性部材の上記ステータ磁
極との対向面に装着されたヒステリシスリングとで構成
され、 上記ヒステリシスリングは、異なるヒステリシ
スループを描く2つのヒステリシス材料が2層に積層し
てあり、 一方のヒステリシス材料は、他方のヒステリ
シス材料の保磁力よりも高い保磁力を有しかつ他方のヒ
ステリシス材料の残留磁気よりも小さい残留磁気を有し
ていることを特徴とするヒステリシスモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49128282A JPS6028230B2 (ja) | 1974-11-07 | 1974-11-07 | ヒステリシスモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49128282A JPS6028230B2 (ja) | 1974-11-07 | 1974-11-07 | ヒステリシスモ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5154212A JPS5154212A (ja) | 1976-05-13 |
| JPS6028230B2 true JPS6028230B2 (ja) | 1985-07-03 |
Family
ID=14980957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49128282A Expired JPS6028230B2 (ja) | 1974-11-07 | 1974-11-07 | ヒステリシスモ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028230B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0248846Y2 (ja) * | 1987-10-27 | 1990-12-21 |
-
1974
- 1974-11-07 JP JP49128282A patent/JPS6028230B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5154212A (ja) | 1976-05-13 |
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