JPS6033381B2 - 精1−アミノアントラキノンの製造方法 - Google Patents

精1−アミノアントラキノンの製造方法

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JPS6033381B2
JPS6033381B2 JP9953178A JP9953178A JPS6033381B2 JP S6033381 B2 JPS6033381 B2 JP S6033381B2 JP 9953178 A JP9953178 A JP 9953178A JP 9953178 A JP9953178 A JP 9953178A JP S6033381 B2 JPS6033381 B2 JP S6033381B2
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aminoanthraquinone
nitroanthraquinone
hydrogenation
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catalyst
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英俊 森
通雄 川上
孝一 吉浦
志郎 藤井
勝治 中村
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は精1一アミノアントラキノンの製造方法に関す
る。
さらに詳しくはジニトロアントラキノン類を含む1一ニ
トロアントラキノンまたはジアミノアントラキノン類を
含む1−アミノアントラキノンを、水または水と有機溶
媒との混合溶媒中で、水素化触媒を用い、塩基の存在下
に水素化を行ない、1−アミ/−およびジアミノーアン
トラヒドロキノンに還元し、風水素化反応液から触媒を
分離し、ついで反応液に1−アミノアントラキノンを加
えてかきまぜたのち、不落物を除去するか、または、(
B)水素化反応液に1一アミノアントラキノンを加えて
かきまぜたのち不溶物を除去し、さらに酸化することに
よって、精1−アミノアントラキノンを製造する方法に
関する。1一アミノアントラキノンは1−ニトロアント
ラキノンを通常の方法で還元すると得られる。
しかし1一ニトロアントラキノンをアントラキノンのニ
トロ化で製造しようとする場合は、1−ニトロアントラ
キノンの他に、2一ニトロアントラキノンおよび種々の
ジニトロアントラキノン化合物が生成し、これから1−
ニトロアントラキノンを純粋に取り出すことはきわめて
困難である。アントラキノンの硫酸中でのニトロ化では
通常60〜75%の1−ニトロアントラキノンを含有す
るにすぎない生成物が得られる。この生成物をアミノア
ントラキノンに還元しても、染料合成の中間体としてそ
のまま使用できない。したがってニトロアントラキノン
またはアミノアントラキノンでの精製が必要であるが、
多くニトロアントラキノンでの精製方法が種々試みられ
てきた。たとえば亜硫酸塩での処理、有機溶媒処理(ジ
メチルホルムアミド等)、あるいは塩基での処理等があ
げられる。しかしこれらの精製方法によっても高純度の
1−ニトロアントラキノンを得るのは、困難であるか、
または1−ニトロアントラキノンの精製収率が低い。
本出願人は先にジニトロアントラキノンを含む1一ニト
ロアントラキノンまたはジアミノアントラキノンを含む
1一アミノアントラキノンを塩基の共存下相応するアミ
ノアントラヒドロキノンに還元し、ついで空気またはそ
の他の一般的酸化剤で部分酸化し、不溶物を分離したの
ちさらに炉液を酸化することによって高純度の1−アミ
ノアントラキノンが得られることを見出した(特開昭5
1−92828)。さらに前記方法を検討した結果、部
分酸化工程において1−アミノアントラキノンを使用す
ればさらに有利であることを見出し本発明に到達した。
すなわちアミノアントラヒドロキノンの部分酸化に1一
アミノアントラキノンを使用することによって前記発明
の場合の如き酸化剤の使用が不要となり、添加される1
−アミ/アントラキノンは部分酸化剤として作用するの
みならず自身は精製回収される。また水素化反応を水と
有機溶媒との混合溶媒を使用して行なう場合、水素化触
媒の存在下での一般的酸化剤による酸化反応は安全性の
点で問題がある。すなわち触媒の存在下、有機溶媒を含
む水中の空気または過酸化水素等の酸化剤を導入するこ
とは火災や爆発をまねく危険性がある。しかしながら本
発明方法によればかかる危険性は除かれる。次に本発明
方法についてさらに説明する。
ジニトロアントラキノン類を含む1−ニトロアントラキ
ノンまたはジアミノアントラキノン類を含む1−アミノ
アントラキノンを、水または有機溶媒と水の混合溶媒中
塩基の存在下に、水素化触媒を用いて水素化し、相応す
るアミノーおよびジアミノーアントラヒドロキノンにま
で還元する。
その後、■水素化反応液から触媒を分離し、ついで、反
応液に1一アミノアントラキノンを加えて可溶性のジア
ミノアントラヒドロキノン類を部分的に酸化して不溶性
のジアミノアントラキノン類となし、不溶物を除去する
か、または、‘Bー水素化反応液に1−アミノアントラ
キノンを加えて可溶性のジァミノアントラヒドロキノン
類を部分的に酸化して不溶性のジアミノァントラキノン
類とし触媒とともに除去するかして、1ーアミノアント
ラヒドロキノン反応液を得る。
こうして得られた1−アミノアントラヒドロキノン反応
液を通常の如く酸化すると高純度の1一アミノアントラ
キノンが得られることを見し、出した。本発明は1一ア
ミノアントラキノンによって可溶性のジアミノアントラ
ヒドロキノンが不溶性のジアミノアントラキノンに酸化
され、かつ添加した1一アミノアントラキノン自体は可
溶性の1ーアミノアントラヒドロキノンに還元すること
を利用したものである。
すなわち1−アミノアントラキノンとそのヒドロキノン
体及びジアミノアントラキノンとそのヒドロキノン体の
酸化還元電位の差を利用したものである。本発明で除去
できるジアミノアントラキノンは1・5一、1・8一、
1・6一、1・7ージアミノアントラキノンであるが、
1・5−ジアミノアントラキノンの除去が特に容易であ
る。このようにして、本発明によれば部分酸化に−般的
酸化剤を使用する必要がなく、また触媒存在下で、有機
溶媒と水からなる反応媒体中に酸化剤を導入することに
よる危険性を避けることができ、安全面で大いに改良さ
れる。
さらに部分酸化剤として添加した1−アミノアントラキ
ノンは精製品とともに回収され損失はない。本発明で使
用するジニトロアントラキノン類を含む1一ニトロアン
トラキノンまたはジアミノアントラキノン類を含む1一
アミノアントラキノンは種々の公知の方法で合成するこ
とができる。
本発明の水素化は、常圧ないし加圧下に通常の方法によ
って実施できる。たとえばかきまぜ機および水素吹き込
み管付き反応器に、粗1一ニトロアントラキノンまたは
粗1ーアミノアントラキノン、水または水と有機溶媒と
の混合溶媒、無機あるいは有機の塩基および触媒を仕込
み、所定の温度でかさまぜながら、水素を吹き込んで反
応させる常圧法はもちろんのこと、耐圧容器にこれ等の
原料を仕込み、水素を庄入してかきまぜあるいは振りま
ぜなどの方法で反応させる加圧法も採用できる。本発明
に使用される塩基は、無機および有機のいずれでもよく
、もちろん混合物でもよい。
1ーアミノアントラヒドロキノンを水または有機溶媒と
水の混合溶媒に可溶にするもので、本質的に不活性なも
のならばどんな塩基でも利用できる。
有機塩基とは、ジェチルアミ/、モルホリン、.ピベリ
ジン、エタノールアミン等が適当であるが、工業的に有
利なものとしては、無機塩基であるアルカリ金属または
アルカリ士類金属の水酸化物、酸化物、炭酸塩、酢酸塩
あるし、はりん酸塩があげられる。粗1一ニトロアント
ラキノンまたは粗1−アミノアントラキノンに対し、水
酸化物では2/nモル比以上(nはアルカリ金属あるい
はアルカリ土類金属の原子価)を使用することが好まし
い。なかでも水酸化物あるいは酸化物が特に有利である
。塩基の添加時期は、部分酸化反応の前ならどの過程で
もよいが、還元反応開始時から存在させるのが最も好ま
しい。溶媒の使用量は粗1−ニトロアントラキノンまた
は粗1−アミノアントラキノンに対し、5〜100倍が
適当である。水とともに用いられる有機溶媒としては、
水素化反応中に不活性なものならなんでもよいが、メタ
ノール、エタノール、n−フ。。/ぐ/ール、イソプロ
/ゞノール、ブタノール、ジオキサン、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、エチレングリコ一ルモノ
メチルエーテル、エチレングリコ−ルモノェチルェーテ
ルなどのような水によく溶解するものが好ましい。また
水素化に悪い影響をおよぼごなし・界面活性剤を添加す
ることもできるが、通常はその必要曲まない。本発明に
用いられる水素化触媒としては、キノンを接触水素化て
して、ヒドロキノンにするのに通常用いられる水素化触
媒を使用できる。
たとえば、パラジウム、白金、ルテニウム、ロジウム、
ニッケル、コバルト、銅、鉄などの金属あるいはその混
合物を有効成分とする触媒が使用できる。特に炭素、ア
ルミナシリカゲルなどに担持された貴金属触媒、貴金属
触媒と周期律表の第8族第5周期の金属の酸化物、炭酸
塩、及び水酸化物よりなる群から選択した金属化合物の
1種ないし数種の混合物を不活性支持体上に沈着せしめ
た触媒を使用する。触媒の使用量は反応条件および触媒
の種類によって異なるが、たとえば担体付パラジウム触
媒を用いて反応を行なう場合、粗1−ニトロアントラキ
ノンまたは粗1ーアミノアントラキノン10拍部‘こ対
してパラジウム金属として0.01なし、し1.の邦が
適当である。反応条件としては反応温度oo ないし1
60qo、好ましくは1oo ないし8000、反応圧
力は常圧ないし100kg/地の範囲が好ましいが、本
反応は室温、常圧の条件下でも進行する。
反応温度が高すぎると、好ましくない副反応物が生じや
すい。粗1−ニトロアントラキノンまたは粗1−アミノ
アントラキノンの水添還元反応は1−アミノアントラヒ
ドロキノンおよびジアミノアントラヒドロキノンが完全
に生成するまで行なう必要はない。
本発明に用いられる粗1−ニトロアントラキノンはジニ
トロアントラキノンのほかに2一ニトロアントラキノン
、アントラキノンを含んでいてもよいし、粗1−アミノ
アントラキノンは、ジアミノアントラキノン類のほか、
アントラキノン、2−アミノアントラキノンを含んでい
てもよい。
この場合はさらに適当な精製法を本発明の後に併用すれ
ばよい。水素化反応液に加える1−アミノァントラキノ
ンは精製品の必要はなく、その使用量は原料中の粗1−
ニトロアントラキノンまたは粗1−アミノアントラキノ
ン中のジニトロアントラキノンまたはジアミノアントラ
キノンの含有量によっても変わるが、添加する1一アミ
ノアントラキノンの量が少なければ精製が不完全になり
、多すぎれば過剰分だけ不溶物として除去される。
勿論これは回収可能である。通常混入するジアミノァン
トラヒドロキノンに対して1一アミノアントラキノン0
.1〜5倍、好ましくは0.5〜2倍モル比を使用する
。水素化反応液中のジアミノアントラヒドロキノンを1
一アミノアントラキノンによって部分酸化したのち不溶
物を除去した1−アミノアントラヒドロキノン反応液は
空気あるいは過酸化火素などのような通常の酸化剤によ
って1−アミノアントラキノンに容易に酸化される。
本発明によって得られる1一アミノアントラキノンは品
質、収率とも良く、染料中間体として十分価値がある。
本発明の特長は極めて簡単にしかも安全に1−アミノア
ントラキノンを精製できる点にあり、工業的にも実施が
容易である。以下、実施例によって本発明を具体的に説
明する。
実施例 1 内容300の‘のガラス製反応器に、粗1−アミノアン
トラキノン5.00夕(純度92%、1・5ージアミノ
アントラキノン5%、1・8ージアミノアントラキノン
2%含有)、50%インプロピルアルコール水100夕
、カセイソーダ1.66夕および5%パラジウム炭素0
.209を入れ、系内を水素で置換したのち、30oo
でかきまぜながら水素化を行なった。
水素が0.0221モル吸収したところで反応を停止し
、反応器内の水素を窒素で置換した。窒素通気下で1−
アミノアントラキノン0.33夕を加え、30qoで1
時間かきまぜ、析出した沈殿物を触媒とともに炉別した
。炉液を空気で酸化し、析出した結晶を炉過、水洗、乾
燥して1一アミノアントラキノン4.80夕を得た。こ
のものは純度98%であり、徴量の1・5−ジアミノア
ントラキノンおよび1・8ージアミノアントラキノンを
含んでいた。純度換算収率(ジアミノアントラキノンの
除去のために使用した1一アミノアントラキノンも含む
、以下同じ)は95.4%であった。実施例 2 内容300の【のガラス製反応器に、粗1一ニトロァン
トラキノン(純度94%、1・5ージニトロアントラキ
ノン5%、1・8ージニトロアントラキノン1%含有)
5.00夕、50%メタノール水100夕、カセィソー
ダ2.00夕および5%パラジウム炭素0.50夕を入
れ、系内を水素で置換したのち20qoでかきまぜなが
ら水素化を行なった。
水素が0.0814モル吸収したところで反応を停止し
、反応器内の水素を窒素で置換した。窒素通気下で1−
アミノアントラキノン0.23夕を加え、30qoで1
時間かきまぜ、析出した沈殿物を触媒とともに炉別した
。炉液を空気で酸化し、析出し結晶を炉過、水洗、乾燥
して1一アミノアントラキノン4.22夕(純度98%
)を得た。1一アミノアントラキノン収率は94.6%
であった。
実施例 3実施例1と同様にして1−アミノアントラキ
ノン5.00夕(純度97.5%、1・5−ジアミノア
ントラキノン1.5%、1・8−ジアミノアントラキノ
ン1.0%)を使用して水素化を行なった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ジニトロアントラキノン類を含む1−ニトロアント
    ラキノンまたはジアミノアントラキノン類を含む1−ア
    ミノアントラキノンを水または水と有機溶媒との混合溶
    媒中で水素化触媒を用いて、塩基の存在下に水素化を行
    ない、1−アミノ−およびジアミノ−アントラヒドロキ
    ノンまで還元し、(A) 水素化反応液から触媒を分離
    し、ついで反応液に1−アミノアントラキノンを加えて
    かきまぜたのち不溶物を除去するか、または(B) 水
    素化反応液に1−アミノアントラキノンを加えてかきま
    ぜたのち不溶物を除去し。 さらに酸化することを特徴とする精1−アミノアントラ
    キノンの製造方法。
JP9953178A 1978-08-17 1978-08-17 精1−アミノアントラキノンの製造方法 Expired JPS6033381B2 (ja)

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