JPS603344B2 - スチリル系化合物、その製法およびそれを用いる染色法 - Google Patents

スチリル系化合物、その製法およびそれを用いる染色法

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JPS603344B2
JPS603344B2 JP54070368A JP7036879A JPS603344B2 JP S603344 B2 JPS603344 B2 JP S603344B2 JP 54070368 A JP54070368 A JP 54070368A JP 7036879 A JP7036879 A JP 7036879A JP S603344 B2 JPS603344 B2 JP S603344B2
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道雄 山崎
清輝 小島
純三郎 情野
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【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式(1) (式中、X,はハロゲン原子、低級アルキル基または低
級アルコキシ基、X2は水素原子、ハロゲン原子、低級
アルキル基または低級アルコキシ基、Y.、Y2はそれ
ぞれ水素原子または低級アルコキシ基、R,、R3はそ
れぞれハロゲン原子、低級アルコキシ基、シアノ基、ア
シルオキシ基もしくはフェニル基で置換されていること
もあるアルキル基、R2は炭素数3一8のアルキレン基
を表わす。
)で示されるスチリル系化合物、その製法、およびそれ
を用いることを特徴とする疎水性繊維の染色法である。
スチリル系染料は、一般に耐光堅牢度の優れた鮮明な緑
味黄色染料であるが、昇華堅牢度が低い欠点およびpH
感性、すなわち染色時における斑の変化に対する耐分解
性において劣る欠点を有している。
これらの欠点のうち、昇華堅牢度については極性基を導
入したりあるいは染料分子を大きくすることである程度
は改良されている。しかし、pH感性については未だ改
良されていないために実際の染色においてすぐれた再現
性が得られないことから、スチリル系染料はキノフタロ
ン系染料と同程度にモル吸光度が高く、しかも鮮明であ
るにもかかわらず広く用いられるに至っていない。本発
明者らは、pH感性のすぐれたスチリル系分散染料につ
いて鋭意研究、検討の結果、上記一般式(1)で示され
るスチリル系染料が上述の欠点を解決でき、しかも耐昇
華性、耐光性にすぐれ、水堅牢度その他の堅牢度もすぐ
れた黄色分散染料であることを見出し、本発明を完成し
た。本発明の一般式(1)の染料は、一般式(0)(式
中、R,、R2、R3、X,、X2、Y,、Y2は前記
と同じ意味を表わす。
)で示されるジアルデヒド化合物とマロンニトリル*を
反応させることにより得ることができる。
一般式(ロ)の化合物としてはたとえば次のような化合
物があげられる。本発明のスチリル染料の製造は通常次
のようにして実施することができる。
まず一般式(m)(式中、R,、R2、R3、X,、X
2、Y,、Y2は前記と同じ意味を表わす)で示される
化合物を、ビルスマィャー反応によりホルミル化してジ
アルデヒド(ロ)とする。
このジアルデヒド(ロ)をマロンニトリルと塩基性触媒
、たとえばアンモニア、ジメチルアミン、ジェチルアミ
ン、ピベリジン、酢酸ピベリジン、ナトリウムアルコラ
ートまたはカリウムアルコラートの存在下、必要であれ
ば溶剤たとえばメタノール、エタノール、ベンゼン、ト
ルエン、ギシレン、クロロホルム、四塩化炭素等を使用
し好ましくは熱を加えて反応させて−般式(1)の染料
を得る。以下、本発明の特徴を従釆技術との関連におい
て詳述する。
公知のスチリル系染料として、特公昭36一11432
号公報、侍公昭41−279針号公報、持公昭48−2
714号公報に記載の染料があげられるが、これらの染
料に対して本発明の染料は染着性、pH感性(耐分解性
)、耐昇華性、耐光性、水堅牢度などの性能において総
合的にすぐれている。以下に比較試験の結果の一部を示
す。袴公昭36−11432号の染料(比較例1)特公
昭41一2799号の染料(比較例2)特公昭48−2
714号の染料(比較例3)第1(注)pH感性(分解
率) 分解率(燐=・−K/S値(pH7における)XI。
〇K/S値(pH5におすナる)染色条件:130qo
×60分 0.5% o.w.f. 裕比 1:30 染料組成: 染料コンクケーキ 2部(1碇
部中) ナフタリンスルホン酸系分散剤5部リグニンス
ルホン酸系分散剤3部第1表から実施例1、2、3の染
料は、スチリル系染料の最大の欠点とされているpH感
性(耐分解性)において比較例1、2、3の染料に比べ
著しくすぐれ、柵7までは実用的に殆んど問題のない程
度に改善されていることがわかる。
本発明の方法によれば、合成および半合成繊維等の疎水
性繊維、たとえばセルロースアセテート繊維、特にポリ
エステル繊維を染着性、pH感性(耐分解性)、耐昇華
性及び耐光性にすぐれ、かつ再現性よく鮮明な黄色に染
色又は捺染することができる。
また本発明の染料は、最近増大しつつあるポリエステル
繊維のファインデニールおよび人工皮革の染料に対し、
従来のスチリル染料に比べて特にすぐれた染着性を示す
。更に本発明の染料は、pH感性にすぐれている一方で
pH7を越えて斑9以上になると容易に分解するため、
T/C混の染色における綿汚染をアルカリ洗浄により、
容易に除去することができるという利点も有してい*る
。また捺染においてはアルカリ防梁も可能である。本発
明において、R2がC5日,。
またはC6日,2である染料は特にすぐれており工業的
にも好ましく用いられる。また一般式(1)の染料は一
種または二種以上を用いることができる。特に二種以上
を混合して使用すると、ビルドアップ性のすぐれた染色
物を得ることができる。本発明の実施に当っては、一般
式(1)で示される染料の一種または二種以上を、適当
な分散剤と共に水性媒体中で微細な粒子に粉砕し、分散
化する。
分散化した染料はペースト状で使用するかあるいはスプ
レー乾燥等によって粉末状として用いられる。このよう
にして得られた染料組成物を用いて疎水性繊維を水性媒
体中に浸潰して、加圧下10yo以上、好ましくは11
0〜140ooで染色する。また、oーフエニルフエノ
ールやトリクロルベンゼン等のキャリャ−の存在下で比
較的高温、例えば水の沸騰状態で染色することもできる
。また、染料分散液を布に印捺し、150〜230oo
、30〜6現酸間の乾熱処理をするいわゆるサーモゾル
染色も可能である。一方捺染の場合は、染料分散液を適
当な糊剤と共に練り合せ、これを布に印捺し、スチーミ
ングまたはサーモゾル処理して染色を行なう。またトリ
クロロエチレンやパークロロェチレン等の有機溶剤を染
色媒体とした溶剤染色法も可能である。
以下、実施例をあげて本発明を更に詳細に説明するが本
発明はこれらに限定されるものではない。
文中、部は重量部を表わす。実施例 1 〔染料の製造〕 Nーェチル−m−トルィジン16.6部、1・6−ジプ
ロムヘキサン1礎部およびソーダ灰6.5部を120℃
で5時間反応させる。
過剰のNーヱチル−mートルィジンを水蒸気蒸留で留去
した後、オイル層を分離すると下式で示される化合物1
$部を得る。
この化合物1礎部とジメチルホルムアミド1礎部の混合
物を、オキシ塩化燐15部とジメチルホルムアミド1碇
郡の混合物の中へ20℃以下で滴下し、85〜90qo
で6時間反応させる。
氷水にジスチヤージ*し、苛性ソーダで中和し、オイル
層を分離すると下式で示されるジアルデヒド8部を得る
次に上式で示されるジアルデヒド4.6部とマロンニト
リル1.5部を、メタノール30部とピベリジン0.1
部の中で1時間煮沸還流する。
これを冷却し、炉過、水洗して、下式{1}の染料4部
を得た。これをピリジンーェタノールで再結晶すると融
点186〜188q0の黄色結晶が得られた。^B単宅
:454n仇〔染 色〕 式{1}の染料2部を、ナフタリン−3−スルホン酸の
ホルマリン縮合物5部、リグニンスルホン酸ソーダ−3
部および水2碇部と混合し、ボールミル内で2餌時間摩
砕して得た分散液をスプレー乾燥し染剤1畔部を得る。
この様にして得た梁剤1部を水300$部内にポリエス
テルスパン糸10碇部と共に加え、加圧下130qoで
60分間染色する。染色後、湯洗し、更に還元洗浄し乾
燥してカラーバリューのすぐれた鮮明かつ、堅牢な黄色
の染色物が得られた。実施例 2 実施例1におけるジアルデヒドの代わりに下式で示され
るジアルデヒドを使用して同様に反応させると式{2)
の化合物を得た。
(融点 178〜180oo、^昇蛾45別れ)この染
料を用い、実施例1と同様に染格を調製し染色を行なっ
たところ、濃度の高い鮮明かつ堅牢な黄色の染色物が得
られた。
実施例 3 実施例1におけるジアルデヒドの代わりに下式で示され
るジアルデヒドを使用して式【3’の化合物を得た。
(融点 197〜200qo、入忌嬢45仇肌)式‘3
}で示される化合物1の部を水300碇都の中に適量の
分散剤を用いて分散させた。
更に3部のアルギン酸ソーダを加えたのちポリエステル
/綿(65ノ35)平織物を浸簿し、マングルで60%
重量増となるまで絞り、熱風式乾燥機を用いて中間乾燥
したあと200℃で9栃酸、間乾燥処理を行なった。サ
ーモゾル発色の終った布を還元洗浄および水洗して乾燥
した。この様にして得た染色物は綿側汚染が少なく、ポ
リエステル側は鮮明な黄色を示し、諸堅牢度がすぐれて
いた。
実施例 4実施例1におけるジアルデヒドの代わりに下
式で示されるジアルデヒドを使用して式【4}で示され
る化合物を得た。
(融点 145〜150℃、^8舷441n肌)式‘4
1で示される化合物2部を用いて実施例1と同様にして
梁剤1峠都を得、この染剤0.5部を水100の都中に
オルトフェニルフェノール4部、酢酸2部、ポリエステ
ルスパン糸2庇邦と共に加え、10000で9晩ご間染
色する。
得られた染色物を湯洗および還元洗浄し、乾燥して各種
堅牢度のすぐれた鮮明な黄色の染色物を得た。実施例
5〜10実施例1から4における染料の代わりに、次表
に示す染料を用いて同様にポリエステル繊維を染色ある
いは捺染すると右欄に示す色相の堅牢な染色物が得られ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X_1はハロゲン原子、低級アルキル基または
    低級アルコキシ基、X_2は水素原子、ハロゲン原子、
    低級アルキル基または低級アルコキシ基、Y_1、Y_
    2はそれぞれ水素原子、または低級アルコキシ基、R_
    1、R_3はそれぞれハロゲン原子、低級アルコキシ基
    、シアノ基、アシルオキシ基もしくはフエニル基で置換
    されていることもあるアルキル基、R_2は炭素数3〜
    8のアルキレン基を表わす)で示されるスチリル系化合
    物。 2 一般式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X_1ハロゲン原子、低級アルキル基または低
    級アルコキシ基、X_2は水素原子、ハロゲン原子、低
    級アルキル基または低級アルコキシ基、Y_1、Y_2
    はそれぞれ水素原子または低級アルコキシ基、R_1、
    R_3はそれぞれハロゲン原子、低級アルコキシ基、シ
    アノ基、アシルオキシ基もしくはフエニル基で置換され
    ていることもあるアルキル基、R_2は炭素数3〜8の
    アルキレン基を表わす。 )で示されるスチリル系化合物を使用することを特徴と
    する疎水性繊維の染色法。 3 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X_1はハロゲン原子、低級アルキル基または
    低級アルコキシ基、X_2は水素原子、ハロゲン原子、
    低級アルキル基または低級アルコキシ基、Y_1、Y_
    2はそれぞれ水素原子または低級アルコキシ基、R_1
    、R_3はそれぞれハロゲン原子、低級アルコキシ基、
    シアノ基、アシルオキシ基もしくはフエニル基で置換さ
    れていることもあるアルキル基、R_2は炭素数3〜8
    のアルキレン基を表わす。 )で示される化合物と、マロンニトリルを反応させるこ
    とを特徴とする一般式(I)▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ (式中、X_1、X_2、Y_1、Y_2、R_1、R
    _2、R_3は前記と同一の意味を表わす。 )で示されるスチリル系化合物の製法。
JP54070368A 1979-06-04 1979-06-04 スチリル系化合物、その製法およびそれを用いる染色法 Expired JPS603344B2 (ja)

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DE19803020473 DE3020473A1 (de) 1979-06-04 1980-05-29 Styrylverbindungen, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung derselben als farbe bzw. zum anfaerben und bedrucken hydrophober fasern
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