JPS6034128Y2 - 磁気記録テ−プ走行装置のリ−ル軸機構 - Google Patents

磁気記録テ−プ走行装置のリ−ル軸機構

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JPS6034128Y2
JPS6034128Y2 JP3699080U JP3699080U JPS6034128Y2 JP S6034128 Y2 JPS6034128 Y2 JP S6034128Y2 JP 3699080 U JP3699080 U JP 3699080U JP 3699080 U JP3699080 U JP 3699080U JP S6034128 Y2 JPS6034128 Y2 JP S6034128Y2
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recording tape
circumferential surface
reel
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晧 小山内
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、磁気記録テープ走行装置に設けられ磁気記
録テープが巻装されるリールハブが装着されシャーシに
設けられた回転力供給手段により駆動されて回転するリ
ール軸機構に関する。
従来磁気記録テープ走行装置、特にテープレコーダの大
部分は、回転力供給手段として直流電動機を使用してい
る。
そして直流電動機には、一方向にのみ回転する一方向性
直流電動機と、一方向および他方向に同じ特性で何等故
障を生ずることなく回転可能な両方向性直流電動機とが
ある。
しかし、従来磁気記録テープ走行装置に使用されて来た
のは、一方向性直流電動機が大部分である。
というのは、一方向性直流電動機の方が安価であり、ま
た従来の両方向性直流電動機においては、一方向への特
性と他方向への特性との間にわずかながらの違いが生じ
ており、上記わずかながらの特性の違いが、一方向およ
び他方向に同じ特性でキャプスタンやリール軸を回転さ
せることが要求されているテープレコーダの許容範囲外
であったからである。
従来の磁気記録テープ走行装置のうち、特に1対のリー
ル軸機構と少なくとも1本のキャプスタンを備えコンパ
クトを売りものとするテープレコーダにおいては、スペ
ースを節約する為、上記1対のリール軸機構と上記少な
くとも1本のキャプスタンを1個の一方向性直流電動機
によって駆動している。
従って、1個の一方向性直流電動機によって、上記1対
のリール軸機構および上記少なくとも1本のキャプスタ
ンの夫夫に、磁気記録テープの定速送り、早巻き、停止
等の各動作に対応した回転を行なわせる為、従来のテー
プレコーダは、上記1個の直流電動と上記1対のリール
軸機構および上記少なくとも1本のキャプスタンとの間
の回転力伝達を機械的な動作切換機構によって操作され
るアイドラにより行っている。
ところが、アイドラが機械的な動作切換機構によって操
作されるため、前述した各動作量の変化に比較的時間を
要するのみでなく比較的大きな力をも必要とするという
欠点がある。
また動作切換機構を設ける空間やアイドラが移動する為
の空間を確保しなければならないのでテープレコーダを
さらに小型化する上での障害となっている。
さらに、動作切換機構やアイドラを設けることによって
構造が複雑になり製造コストが上昇するという欠点もあ
る。
ところで近年の両方向性直流電動機は、性能が向上して
いるので、一方向への特性と他方向への特性との間の差
異が、はぼ解消されており、また上記差異が生じたとし
てもテープレコーダの許容範囲内に納まっている。
さらに一方向性直流電動機との価格の差も縮まって来て
いる。
従って、この両方向性直流電動機を磁気記録テープ走行
装置に採用することにより、アイドラおよび動作切換機
構を省くことができるので、上述した如き種々の障害や
欠点を無くすことができると考えられる。
この考案は上記事情に基づいてなされたものであり、両
方向性直流電動機に駆動されても、磁気記録テープの定
速送り、早巻き、停止等の各種動作を確実にすばやく行
うことができる簡易な構成の磁気記録テープ走行装置の
リール軸機構を提供することを目的としている。
以下この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示すのは、この考案の一実施例によるリール軸
機構を備えた磁気記録テープ走行装置、この実施例の場
合テープレコーダの主要部である。
上記主要部のシャーシ10には、第1図に示す如く想像
線で示すテープカセット12のリールハブが装着される
1対のリール軸機構14.16と、2本のキャプスタン
18.20と、3本のテープカセット位置制定ピン22
,24,26とが突出している。
また、シャーシ10には、第1図に示す如く、1対のリ
ール軸機構14.16にリールハブが装着されたテープ
カセット12の図示しない誤消却防止突起と当接するこ
とによって、テープカセット12内に格納されている磁
気記録テープ28に既に記録されている情報の誤消却を
防止する誤消却防止スイッチ30が設けられている。
さらに、図示しない録音釦あるいはプレイ釦が録音モー
ドあるいはプレイモードに設定された時、電気式プラン
ジャ31によって磁気記録テープ28と当接させられる
第1の位置に移動され、図示しない録音釦あるいはプレ
イ釦が録音モードおよびプレイモードを解除された時、
電気式プランジャ31によって第1図に示す如く磁気記
録テープ28から離間する第2の位置に移動される1対
の磁気ヘッド32,33およびl対のピンチローラ34
,36が設けられている。
そして1対のピンチローラ34,36は、第2の位置に
おいて1対のキャプスタン18.20と協働して磁気記
録テープ28を挾持する。
■対のキャプスタン18.20は、第2図に示す如く、
シャーシ10に回転自在に設けられており、シャーシ1
0の下方において、プーリ兼用のフライホイル38.4
0が同心的に固定されている。
シャーシ10の下方には、第2図に示す如く、回転力供
給手段であり一方向および他方向に同じ特性で何等の故
障を生じることなく回転可能な両方向性直流電動機42
(以下直流電動機という)が設けられている。
直流電動機42は、図示しないプレイ釦あるいは録音釦
がプレイモードあるいは録音モードに設定された時、一
定の速度で一方向および他方向に回転し、図示しない早
送り釦がファストフォワードモードあるいはリワインド
モードに設定されると上記一定の速度よりも速に速度で
一方向および他方向に回転する。
直流電動機42の出力軸には、第2図に示す如く、フラ
イホイル38.40と同一平面に配置された第1のプー
リ44と、第1のプーリ44の上面に第1のプーリ44
と同心的に形成された第2のプーリ46とが固定されて
いる。
第1のプーリ44と1対のフライホイル38.40の外
周面に形成されているプーリとして作用する為の溝とに
は、第2図に示す如く、第1の駆動ベルト48が掛止さ
れている。
リール軸機構14は、第3図に示す如く、シャーシ10
に下端を固着された中心軸50を備えている。
中心軸50の上端部には、第3図に示す如く、図示しな
いリールハブと中心軸50の円周方向に係合する係合手
段52を備えたリールハブ係合部材54が配置されてい
る。
リーブバブ係合部材54は、図示しないリールハブの装
着を容易にする為略截頭円錐台形状に外表面が成形され
た上部構成部材56を備えている。
上部構成部材56は、中心軸50に同心的に回転自在に
設けられており、シャーシ10に対して中心軸50の円
周方向に回転自在となっている。
そして上部構成部材56の上記外表面に係合手段52が
形成されており、係合手段52は、この実施例の場合中
心軸50の中心線に沿った方向に延出した翼である。
上部構成部材56の下端面には、第3図に示す如く、中
心軸50に対して同心的な円環形状の溝58が形成され
ている。
またリールハブ係合部材54は、第3図に示す如く、上
部構成部材56の下端面から中心軸50の周面に沿って
下方に延出した略円筒形状の下部構成部材60を備えて
いる。
下部構成部材60は、中心軸50に同心的に回転自在に
設けられており、シャーシ10に対して中心軸50の円
周方向に回転自在となっている。
下部構成部材60の上端は、例えば螺合等の手段によっ
て上部構成部材60に結合されており、下部構成部材6
0の下端は、上部構成部材56の下方で中心軸50に同
心的に回転自在に設けられた円筒形状のスリーブ62の
上端面近傍に位置している。
スリーブ62の下端面は、第3図に示す如く、シャーシ
10の上面に当接しており、シャーシ10の上面に対し
て中心軸50の円周方向に摺動自在となっている。
スリーブ62の外周面には、中心軸50に同心的に配置
された円板形状のプーリ64が嵌合されており、プーリ
64はスリーブ62とともに、シャーシ10に対して中
心軸50の円周方向に回転する第2の回転部材66を構
成している。
プーリ64の外周面には、プーリとして作用する為の溝
67が形成されており、溝67は直流電動機42の第2
のプーリ46と同一平面内に配置されている。
下部構成部材60の下端には、第3図に示す如く、中心
軸50の半径方向に張出した第1のフランジ68が形成
されており、この第1のフランジ68の下面は、この下
面に当接した物体が摺動自在となるよう滑らかに仕上げ
られスリーブ62の上端に当接されている。
第1のフランジ68の下面には、中心軸50に対して同
心的に配置された円環形状のりング70の上端面が固着
されている。
リング70の下端は、第3図に示す如く、プーリ64の
上面近傍に位置しており、上記下端にはプーリ64の上
面に沿って中心軸50の半径方向外方に張り出した第2
のフランジ72が形成されている。
第2のフランジ72の上面は、この上面に当接した物体
が摺動自在となるように滑らかに仕上げられている。
下部構成部材60の周面には、第3図に示す如く、中心
軸50の半径方向に突出した複数の翼74が形成されて
おり、翼74は、中心軸50に沿って延出している。
第1のフランジ68の上面と上部構成部材56の下端面
とは中心軸50の長手方向に離間しており、上記下端面
と上記上面との間には、リールハブ係合部材54の一構
成部材である中間部構成部材76が中心軸50に対して
同心的に配置されている。
中間部構成部材76は中心軸50の半径方向に張り出し
たフランジ形状をしており、下部構成部材60の外周面
に沿って中心軸50の長手方向に摺動自在となっている
。
また中間部構成部材76は、中心軸50の円周方向に対
して翼74と係合し、翼74によって下部構成部材60
とともに上記円周方向に回転するようになっている。
中間部構成部材76の上面と上部構成部材56の溝58
との間には、第3図に示す如く、中心軸50に対して同
心的に配置された圧縮コイルばね80が設けられている
。
圧縮コイルばね80の上端および下端は、溝58の底面
および中間部構成部材76の上面に圧縮された状態で当
接されているので、中間部構成部材76は圧縮コイルば
ね80の付勢力によって、第3図における下方、即ち第
1のフランジ68と近づく方向へ移動するよう付勢され
ている。
中間部構成部材76の外周縁は、第1のフランジ68の
外周縁よりも外方に張り出しており、中間部構成部材7
6の外周縁の下面と第2のフランジ72の上面との間に
は、第3図に示す如く、中心軸50に対して同心的に配
置された略円板形状の第1の回転部材81が設けられて
いる。
第1の回転部材81の中心には、下部構成部材60のリ
ング70の外周面の半径よりも大きく、シかし第2のフ
ランジ72の外周面の半径よりは小さな半径を備えた円
形孔82が形成されている。
そして、円形孔82によって、第1の回転部材81は、
下部構成部材60のリング70に対して、即ち中心軸5
0に対して偏心自在にかつシャーシ10に対して円周方
向に回転自在となっている。
中間部構成部材76の外周縁の下面と第1の回転部材8
1の上面との間には、可変回転伝達手段84が設けられ
ている。
可変回転伝達手段84は、この実施例の場合フェルトで
形成され円環形状をした圧着パッドであり、中心軸50
に対して同心的に配置され上記外周縁の下面に接着剤等
の周知手段により固着されている。
そして、中間部構成部材76が前述した如く圧縮コイル
ばね80の付勢力によって第3図に示す下方に付勢され
ているので、可変回転伝達手段84は、第1の回転部材
81の上面に当接され、第1の回転部材81の下面は、
円形孔82の近傍部位で第2のフランジ72の上面に当
接している。
従って、上記下面の上記近傍部位は、リールハブ係合部
材54と中心軸50の長手方向に当接しかつ円周方向に
摺接する摺接表面86となっている。
第1の回転部材81の下面には、第3図に示す如く、下
方に向って突出した突出部88が形成されている。
突出部88は、中心軸50に対して同心的な円環形状を
している。
第2の回転部材66のプーリ64の上面には、第1の回
転部材81の突出部88の外周面よりも半径方向外方位
置から上方に向って突起した突起部90が形成されてい
る。
突起部90は、中心軸50に対して同心的な円環形状を
している。
第1の回転部材81の突出部88の外周面92と第2の
回転部材66の突起部90の内周面94とは半径方向に
離間して対向している。
そして、突出部88の外周面92と突起部90の内周面
94との間には、第2図に特に詳細に示す如く、内周面
94の高さよりもわずかに小さな直径を備えた球形状の
転り部材96が3個円周方向に等間隔で回転自在に配置
されている。
3個の転り部材96は、第3図に示す如く、第2の回転
部材66のプーリ64の上面と当接しており、上記上面
によって中心軸50の中心線に沿った方向の下方へは移
動しないようになっている。
そして上記上面と当接している3個の転り部材96の中
心は、第1の回転部材81の摺接表面86と同一平面内
に配置されている。
第1の回転部材81の外周面92には、第2の回転部材
66の矢印Aで示す一方向への回転時、3個の転り部材
96を押圧し第2の回転部材66の内周面94と摩擦係
合して第1の回転部材81を第2の回転部材66ととも
に回転させ、第2の回転部材66の矢印Aで示すのとは
逆方向である他方向への回転時3個の転り部材96への
押圧を解除して上記摩擦係合を解除するカム部材98が
形成されている。
カム部材98は、3個の転り部材96に対応して3つの
部分から樹皮されており、これら3つの部分は夫々同一
の形状になっている。
上記3つの部分の夫々は、第2図に詳細に示す如く、中
心軸50の中心を中心と仮定し、その中心から右回りに
回転しつつ外方に広がっていく螺線の一部の形状をして
いる。
螺線の一部の形状をしている上記3つの部分の夫々の寸
法は次のように決められている。
第2図に示す如く、中心軸50の中心から最も離間した
地点の半径R1は、第1の回転部材81が、中心軸50
に対して半径R1を示す矢印と正反対の方向に最も偏心
した時、即ち第1の回転部材81の円形孔82を規定す
る内周面のうち半径R□を示す矢印上に位置する部位を
下部構成部材60のリング70の外周面に当接させた場
合でも、半径R1を有した地点と第2の回転部材66の
内周面94との間の半径方向の隙間の距離が転り部材9
6の直径よりも小さくなるような寸法に定められている
。
また中心軸50の中心に最も近づいた地点の半径R2は
、第1の回転部材81が、中心軸50に対して半径R2
を示す矢印の方向に最も偏心した時、即ち第1の回転部
材81の円形孔82を規定する内周面のうち半径R2を
示す矢印と正反対の方向に向う直線上に位置する部位を
下部構成部材60のリング70の外周面に当接させた場
合でも、半径R2を有した地点と第2の回転部材66の
内周面94との間の半径方向の隙間の距離が転り部材9
6の直径よりも大きくなるような寸法に定められている
。
従って第2の回転部材66を第2図に示す矢印Aの方向
に回転した場合、転り部材96は、第2の回転部材66
の内周面94と摺接することによって時計回り方向に自
転しながら矢印Aの方向に移動され、第1の回転部材8
1が中心軸50に対して半径R1を示す矢印と逆の方向
に最も偏心している時であっても半径R1を有した地点
に到る以前に、カム部材9Bの螺線の一部の形状をした
部分によって摺接表面86と同一の平面内で内周面94
に押圧され、カム部材9Bの螺線の一部の形状をした部
分と内周面94とで挟持される。
そして、カム部材98の螺線の一部の形状をした部分と
転り部材96との間の摩擦係合および転り部材96と内
周面94との間の摩擦係合によって、第1の回転部材8
1を第2の回転部材66とともに矢印Aで示す方向に回
転させる。
また第2の回転部材66を第2図に示す矢印Aと逆の方
向に回転させた場合、転り部材96は、第2の回転部材
66の内周面94と摺接することにより反時計回り方向
に自転しながら矢印Aと逆の方向に移動されて内周面9
4への押圧を解除され、従って上記摩擦係合を解消し、
第1の回転部材81が中心軸50に対して半径R2を示
す矢印の方向に最も偏心している時であっても、半径R
2を有した地点と第2の回転部材66の内周面94との
間で自転自在に保持される。
この実施例の場合、第2の回転部材66の内周面94は
、3個の転り部材96の中心軸50の中心線に沿った第
3図における上方への移動を阻止する移動阻止手段10
0ともなっている。
即ち、内周面94は、中心軸50の中心線に対して、第
3図においては、上記中心線に対して平行な直線Bに対
して角αで交差する傾斜周面となっている。
そして上記傾斜周面の上端部位は、第3図に示す如く、
3個の転り部材96の中心軸50の中心線に沿った方向
への移動軌跡内に延出している。
また、この実施例においては、第1の回転部材81の外
周面92は、第3図に示す如く移動阻止手段100の傾
斜周面よりも小さな角βで中心軸50の中心線と、第3
図においては直線Bと交差している副傾斜周面ともなっ
ている。
リール軸機構16は、第2図に示す如く、カム部材9B
を構成する3つの部分の形状がリール軸機構14と異な
る他は、リール軸機構14と全く同じ構造である。
従ってリール軸機構16の構造については、リール軸機
構14と異なる点についてのみ説明をする。
そして、説明を容易にする為、リール軸機構16の構成
部材にはリール軸機構14の対応する構成部材に100
を加えた参照符号を付けることにし、これら参照符号が
付された構成部材については、詳細な説明を省略する。
第2図に示す第1の回転部材181の外周面192には
、第2の回転部材166の矢印Bで示すニ一方向への回
転時、3個の転り部材196を押圧し第2の回転部材1
66の内周面194と摩擦係合して第1の回転部材18
1を第2の回転部材166とともに回転させ、第2の回
転部材166の矢印Bで示すのとは逆方向である他方向
への回転)時3個の転り部材196への押圧を解除して
上記摩擦係合を解除するカム部材19Bが形成されてい
る。
カム部材198は、3個の転り部材196に対応して3
つの部分から構成されており、これら3つの部分は夫々
同一の形状になっている。
上記3つの部分の夫々は、第2図に詳細に示す如く、中
心軸50の中心を中心と仮定し、その中心から左回りに
回転しつつ外方に広がっていく螺線の一部の形状をして
いる。
螺線の一部の形状をしている上記3つの部分の夫々の寸
法は、リール軸機構14において半径R1およびR2で
示したのと同じ寸法であり同じ半径の対応部位には同じ
符号を付して詳細な説明は省略する。
従って第2の回転部材166を第2図に示す矢印B方向
に回転させた場合、転り部材196は、第2の回転部材
166の内周面194と摺接することにより時計回り方
向に自転しながら矢印Bの方向に移動され、第1の回転
部材181が中心軸150に対して半径R2を示す矢印
の方向に最も偏心している時であっても、半径R2を有
した地点と第2の回転部材166の内周面194との間
で自転自在に保持される。
また第2の回転部材166を第2図に示す矢印Bと逆の
方向に回転させた場合、転り部材196は、第2の回転
部材166の内周面194と摺接することによって反時
計回り方向に自転しながら矢印Bと逆の方向に移動され
、第1の回転部材181が中心軸150に対して半径R
1を示す矢印と逆の方向に最も偏心している時であって
も半径R1を有した地点に到る以前に、カム部材198
の螺線の一部の形状をした部分によって摺接表面86と
同一の平面内で内周面194に押圧され、カム部材19
8の螺線の一部の形状をした部分と内周面194とで挾
持される。
そして、カム部材198の螺線の一部の形状をした部分
と転り部材196との間の摩擦係合および転り部材19
6と内周面194との間の摩擦係合によって、第1の回
転部材181を第2の回転部材166とともに矢印Bと
逆の方向に回転させる。
そして、前述した如き構成のリール軸機構14の第2の
回転部材66のプーリ64の周面の溝67と前述した如
き構成のリール軸機構16の第2の回転部材166のプ
ーリ164の周面の図示されない溝と直流電動機42の
第2のプーリ46との間には、第2図に示す如く、第2
の駆動ベルト102が掛止されている。
次にリール軸機構14および16の動作について説明す
る。
説明を容易にする為に、第1図に破線で示す如く、テー
プカセット12の図示しないリールハブが1対のリール
軸機構14.16と係合していると仮定する。
そして、リール軸機構14に係合している図示しないリ
ールハブには、図示しない磁気記録テープ28の一端が
固定されているだけであり、またリール軸機構16に係
合している図示しないリールハブには磁気記録テープ2
8の他端が固定されかつ磁気記録テープ28が巻装され
ていると仮定する。
図示しないプレイ釦がプレイモードに設定されると、■
対のピンチローラ34,36と1対の磁気ヘッド32.
33とは電気式プランジャ31によって第1図に示す第
1の位置から上方へとシャーシ10の上面に沿って移動
し図示しない第2の位置に配置される。
第2の位置において、1対のピンチローラ34,36は
1対のキャプスタン18.20と協働して磁気記録テー
プ28を挾持し、1対の磁気ヘッド32.33は磁気記
録テープ28に押圧される。
そして同時に、直流電動機42は、矢印Cの方向に一定
の速度で回転する。
すると、第1の駆動ベルト4Bにより1対のキャプスタ
ン18.20が、矢印りの方向に相互に同じ一定の速度
で回転する。
また、第2の駆動ベルト102によって、リール軸機構
14の第2の回転部材66は矢印Aの方向に一定の速度
で回転し、リール軸機構16の第2の回転部材166は
矢印Bの方向にリール軸機構16の第2の回転部材66
と同じ一定の速度で回転する。
従って、前述した如く、リール軸機構14の第1の回転
部材81はカム部材98の作用によって第2の回転部材
66とともに矢印Aの方向に回転する。
この時リールハブ係合部材54は、可変回転伝達手段8
4が第1の回転部材81と摩擦係合していることによっ
て、第1の回転部材81とともに回転する。
また、リール軸機構16の第1の回転部材181は、カ
ム部材198の作用によって第2の回転部材166とと
もには回転しない。
この時磁気記録テープ28がl対のキャプスタン18.
20とl対のピンチローラ34.36とによって挾持さ
れているので、磁気記録テープ28は1対のキャプスタ
ン18.20によってリール軸機構16側からリール軸
機構14側へと一定の速度で送出される。
キャプスタン18から送出されて来た磁気記録テープ2
8は、リール軸機構14のリールハブ係合部材54に係
合されている図示しないリールハブに巻き取られていく
。
この巻き取られて行く磁気記録テープ28の直径が大き
くなるにつれて、リールノ)ブ係合部材54の角速度が
キャプスタン18の角速度よりも遅くなるのでリールハ
ブ係合部材54に作用するトルクが増大し、可変回転伝
達手段84は上記トルクの増大に比例して第1の回転部
材81とリールハブ係合部材54との間の回転伝達効率
を減少させる。
するとリールハブ係合部材54は、可変回転伝達手段8
4を第1の回転部材81の上面で滑らせながら第1の回
転部材81よりも遅い速度で矢印Aの方向に回転しなが
ら、磁気記録テープ28を巻き取っていく。
また、リール軸機構16側においては、磁気記録テープ
28がキャプスタン20によって、リール軸機構16に
装着された図示しないリールハブから引き出されて行く
。
この時、リール軸機構16の第1の回転部材181は、
カム部材198の作用によって第2の回転部材166の
回転から独立して矢印Bの方向に回転することができる
ので、リール軸機構16に装着された図示しないリール
ハブに巻装された磁気記録テープ28の直径が小さくな
るに従って、角速度を速めていくことができる。
次に図示しない早送り釦が磁気記録テープ走行装置にリ
ワインド動作を行なわせる為のリワインドモード設定位
置に配置された時には、直流電動機42は、第2図に示
す矢印Cとは逆の方向にプレイ時よりも早い速度で回転
する。
すると第2の駆動ベルト102によって、リール軸機構
14の第2の回転部材66は矢印Aと逆の方向に回転し
、またリール軸機構16の第2の回転部材166は矢印
Bと逆の方向に回転する。
またこの時1対のピンチローラ34,36は、第1図に
示す如く、1対のキャプスタン18.20に当接されて
おらず、磁気記録テープ28は1対のキャプスタン18
.20によっては駆動されない。
リール軸機構14は、カム部材98の作用によりプレイ
動作時のリール軸機構16の如く作用して磁気記録テー
プ28の送出を可能としている。
またリール軸機構16は、カム部材198の作用により
プレイ動作時のリール軸機構14の如く作用してリール
軸機構14側から磁気記録テープ28を巻き取っていく
。
この時、リール軸機構16に装着された図示しないリー
ルハブに巻き取られていく磁気記録テープ28の直径が
大きくなってきても、磁気記録テープ28がキャプスタ
ン20によって駆動されていないので、リール軸機構1
6のリールハブ係合部材154に作用するトルクは増大
しない。
従ってリール軸機構16の図示しない可変回転伝達手段
は、リール軸機構16の第1の回転部材181とリール
ハブ係合部材154との間の回転伝達効率を略100%
に保持したままとなるので、リール軸機構16のリール
ハブ係合部材154は、第1の回転部材181や第2の
回転部材166と供に同じ角速度で回転し、磁気記録テ
ープ28を巻き取っていく。
次にテープレコーダ10が、第1図で示した姿勢から水
平になったり、あるいはさらに水平状態のままさかさま
になったりした姿勢で使用されたと仮定する。
この時には、リール軸機構16の転り部材96やリール
軸機構18の転り部材196が、カム部材98や198
の螺線の一部の形状をした部分と第2の回転部材66や
166の内周面94や194との間から中心軸50に沿
って第3図の上方に移動し、上記螺線の一部の形状をし
た部分と内周面94や194との間から抜は落ちようと
する。
しかし上記抜は落ちは、リール軸機構14の傾斜表面で
構成された移動阻止手段100やリール軸機構16の図
示しない移動阻止手段によって防止される。
従って、リール軸機構14や16は、磁気記録テープ走
行装置がどのような姿勢で使用されたとしても、磁気記
録テープの定速送り、早巻き、停止等の各種動作を確実
にすばやく行うことができる。
また同時に、第1の回転部材81が自重によって第3図
に示す上方に移動し、可変回転伝達手段84の第1の回
転部材81に対する当接圧力を変化させたり、あるいは
中心軸50の中心線に対して上面を傾斜させ円形孔82
を規定する内周面をリールハブ係合部材54のリング7
0の外周面に当接させてリールハブ係合部材54に回転
むらを生じさせようとする。
しかし第1の回転部材81の上方への移動や上面の傾斜
は、第1の回転部材81の外周面92が前述した如き副
傾斜面に形成されることにより、転り部材96を第2の
回転部材66の内周面94と斜め上方に挾持するように
なるので、防止される。
以上詳述した如く、この考案は磁気記録テープ走行装置
のリール軸機構は、シャーシに設けられた中心軸と、上
記中心軸に同心的に設けられ、上記リールハブと上記中
心軸の円周方向に係合する係合手段を有し、上記シャー
シに対して上記円周方向に回転するリールハブ係合部材
と、上記中心軸に設けられ、上記シャーシに対して上記
円周方向に回転する第1の回転部材と、上記リールノ)
ブ係合部材と上記第1の回転部材との間に設けられ、上
記リールハブ係合部材に作用するトルクの強さに略反比
例して上記リールノ)ブ係合部材と上記第1の回転部材
との間の回転伝達効率を増大する可変回転伝達手段と、
上記中心軸に設けられ、上記第1の回転部材の局面と対
向した局面を有し、上記回転力供給手段から供給される
回転力により上記シャーシに対して上記円周方向に回転
する第2の回転部材と、上記第1の回転部材の上記局面
と上記第2の回転部材の上記周面との間に自転自在にか
つ上記中心軸の上記中心線に沿った方向に移動自在に設
けられた複数個の転り部材と、上記第1の回転部材の上
記周面あるいは上記第2の回転部材の上記周面のどちら
か一方に設けられ、上記第2の回転部材の一方向への回
転時上記複数個の転り部材を押圧し上記第1の回転部材
の上記周面あるいは上記第2の回転部材の上記周面のど
ちらか他方と摩擦係合して上記第1の回転部材を上記第
2の回転部材とともに回転させ上記第2の回転部材の他
方向への回転時上記複数個の転り部材への上記押圧を解
除して上記摩擦係合を解消するカム部材と、上記カム部
材あるいは上記周面の上記どちらか他方のどちらか一方
に設けられ上記複数個の転り部材の上記中心線に沿った
方向への移動軌跡内に延出し上記中心軸の中心線と交差
する傾斜周面を備え、上記傾斜局面により上記複数個の
転り部材の上記中心線に沿った方向への移動を阻止する
移動阻止手段とを具備した構成となっているので、両方
向性直流電動機に駆動されて、またどのような姿勢で使
用されても、磁気記録テープの定速送り、早巻き、停止
等の各種動作を確実にかつすばやく行うことができる。
上述した実施例はこの考案を説明するためのものであり
、この考案を何等限定するものでなく、この考案の技術
範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの考案に
包含されることはいうまでもない。
例えば可変回転伝達手段84は、リールハブ係合部材5
4の中間部構成部材76の外周縁の下面に磁力線と反応
する物質、例えば鉄板を固着し、この鉄板を第1の回転
部材81の上面に設置した電磁石の磁力によって吸引す
るものであってもよい。
また、転り部材96および196の数は3個に限られる
ものではなく、2個あるいは4個または5個以上であっ
てもよい。
また、転り部材96は球形状に限られるものではなく、
円柱形状あるいは円筒形状であっても良い。
また、第1の回転部材81の外周面92は、副傾斜周面
でなくとも良く、第4図に示す如き中心軸50の中心線
に対して同心的な円形状の外周面であっても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるリール軸機構を装備
した磁気記録テープ走行装置の主要部のシャーシを示す
平面図、第2図は第3図の線n−■に沿った断面でカム
部材を示したリール軸機構と回転力供給手段である直流
電動機との接続関係を示す平面図、第3図はリール軸機
構の縦断面図、第4図はこの考案の変形例を部分的に示
す断面図である。 10・・・・・・シャーシ、14,16・・・・・・リ
ール軸機構、42・・・・・・両方向性直流電動機、5
0・・・・・・中心軸、52・・・・・・係合手段、5
4・・・・・・リールハブ係合部材、66・・・・・・
第2の回転部材、81・・・・・・第1の回転部材、8
4・・・・・・可変回転伝達手段、92・・・・・・外
周面、94・・・・・・内周面、96・・・・・・転り
部材、98・・・・・・カム部材、100・・・・・・
移動阻止手段。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)磁気記録テープが巻装されるリールハブが装着さ
    れたシャーシに設けられた回転力供給手段により駆動さ
    れて回転する磁気記録テープ走行装置のリール軸機構に
    おいて、 上記シャーシに設けられた中心軸と; 上記中心軸に同心的に設けられ、上記リールハブと上記
    中心軸の円周方向に係合する係合手段を有し、上記シャ
    ーシに対して上記円周方向に回転するリールハブ係合部
    材と; 上記中心軸に設けられ、上記シャーシに対して上記円周
    方向に回転する第1の回転部材と;上記リールハブ係合
    部材と上記第1の回転部材との間に設けられ、上記リー
    ルハブ係合部材に作用するトルクの強さに略反比例して
    上記リールハブ係合部材と上記第1の回転部材との間の
    回転伝達効率を増大する可変回転伝達手段と; 上記中心軸に設けられ、上記第1の回転部材の周面と対
    向した周面を有し、上記回転力供給手段から供給される
    回転力により上記シャーシに対して上記円周方向に回転
    する第2の回転部材と; 上記第1の回転部材の上記周面と上記第2の回転部材の
    上記周面との間に自転自在にかつ上記中心軸の上記中心
    線に沿った方向に移動自在に設けられた複数個の転り部
    材と; 上記第1の回転部材の上記周面あるいは上記第2の回転
    部材の上記局面のどちらか一方に設けられ、上記第2の
    回転部材の一方向への回転時上記複数個の転り部材を押
    圧し上記第1の回転部材の上記局面あるいは上記第2の
    回転部材の上記局面のどちらか他方と摩擦係合して上記
    第1の回転部材を上記第2の回転部材とともに回転させ
    上記第2の回転部材の他方向への回転時上記複数個の転
    り部材への上記押圧を解除して上記摩擦係合を解消する
    カム部材と; 上記カム部材あるいは上記周面の上記どちらか他方のど
    ちらか一方に設けられ上記複数個の転り部材の上記中心
    線に沿った方向への移動軌跡内に延出し上記中心軸の中
    心線と交差する傾斜局面を備え、上記傾斜周面により上
    記複数個の転り部材の上記中心線に沿った方向への移動
    を阻止する移動阻止手段と; を具備したことを特徴とする磁気記録テープ走行装置の
    リール軸機構。
  2. (2)前記カム部材あるいは前記周面の前記どちらか他
    方のどちらか他方に前記傾斜周面よりも小さな交差角度
    で前記中心線と交差し前記複数個の転り部材と接触する
    副傾斜局面が設けられていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の磁気記録テープ走行装置の
    リール軸機構。
JP3699080U 1980-03-21 1980-03-21 磁気記録テ−プ走行装置のリ−ル軸機構 Expired JPS6034128Y2 (ja)

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US06/243,602 US4391416A (en) 1980-03-21 1981-03-13 Reel shaft device of a magnetic recording tape running apparatus
EP81101897A EP0036589B1 (en) 1980-03-21 1981-03-14 A reel shaft device of a magnetic recording tape running apparatus
DE8181101897T DE3165915D1 (en) 1980-03-21 1981-03-14 A reel shaft device of a magnetic recording tape running apparatus
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CA000373405A CA1160340A (en) 1980-03-21 1981-03-19 Reel shaft device of a magnetic recording tape running apparatus

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